JP2002285617A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2002285617A
JP2002285617A JP2001086474A JP2001086474A JP2002285617A JP 2002285617 A JP2002285617 A JP 2002285617A JP 2001086474 A JP2001086474 A JP 2001086474A JP 2001086474 A JP2001086474 A JP 2001086474A JP 2002285617 A JP2002285617 A JP 2002285617A
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cleaning
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Koichi Hayashi
浩一 林
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダの先端部およびシリンダの下方の部
材の汚れの洗浄を可能にすること。 【解決手段】 人体の局部にシリンダ7から突出したノ
ズル4、5によって洗浄水を噴射して洗浄する人体局部
洗浄装置において、前記シリンダ7の先端部71の上下
面711、712の上流に相当する部位に穴部9(上面
の穴91、下面の穴92)が形成され、該穴部9(9
1、92)から前記洗浄水の一部を供給して、前記シリ
ンダ7の前記先端部71の上下面711、712および
本体カバー2の裏面、本体ベース2Bの上面の汚れを洗
浄するようにした人体局部洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の局部にシリ
ンダから突出したノズルによって洗浄水を噴射して洗浄
する人体局部洗浄装置において、前記シリンダの先端部
に前記洗浄水の一部を供給して、前記シリンダの先端部
および周辺部材の汚れを洗浄する自己洗浄機能を備えた
人体局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衛生洗浄装置(特開平5−790
85)は、図12に示されるようにノズルN周りの清潔
性を高める為に、使用前にノズルNからシリンダCより
突出させて形成した反射部材Rに洗浄水を噴射して跳ね
返った洗浄水によってノズルNの先端部のみを洗浄する
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際のノズル周
りの汚れる箇所はノズルの先端部だけではなく、肛門洗
浄時の飛び散った水により、ノズルNの収納部であるシ
リンダCの上面やシリンダCの下面およびシリンダCの
下方の部分も汚れ、上記従来の衛生洗浄装置は、ノズル
Nの先端部のみを洗浄するものであるため、上述した部
分の洗浄は出来ないという問題があった。
【0004】そこで本発明者は、上記従来の問題であっ
た突出したノズルが収納されるシリンダの先端部の汚れ
を洗浄する自己洗浄機能を人体局部洗浄装置に持たせる
ことに着目し、人体の局部にシリンダから突出したノズ
ルによって洗浄水を噴射して洗浄する人体局部洗浄装置
において、前記シリンダの先端部に前記洗浄水の一部を
供給して、前記シリンダの先端部および周辺部材の汚れ
を洗浄するようにするという本発明の技術的思想に着眼
し、更に研究開発を重ねた結果、シリンダの先端部およ
びシリンダの下方の部材の汚れの洗浄を可能にするとい
う目的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の人体局部洗浄装置は、人体の局部にシリ
ンダから突出したノズルによって洗浄水を噴射して洗浄
する人体局部洗浄装置において、前記シリンダの先端部
に前記洗浄水の一部を供給して、前記シリンダの先端部
および周辺部材の汚れを洗浄するようにしたものであ
る。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第1発明において、前記シリン
ダの先端部の上面に前記洗浄水の一部を供給して、前記
シリンダの先端部の上面の汚れを洗浄するようにしたも
のである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第1発明または第2発明におい
て、前記シリンダの先端部の下面に前記洗浄水の一部を
供給して、前記シリンダの先端部の下面の汚れを洗浄す
るようにしたものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第3発明において、前記シリン
ダの前記洗浄水が供給される前記先端部の上流に穴部が
形成され、該穴部から前記シリンダの前記先端部に前記
洗浄水が供給されるように構成されているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第4発明において、前記シリン
ダの前記洗浄水が供給される前記先端部と上流に形成さ
れた前記穴部との間に前記洗浄水をガイドするガイド溝
が形成され、前記穴部から供給された前記洗浄水が前記
ガイド溝によって前記シリンダの前記先端部とガイドさ
れるように構成されているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第5発明において、前記穴部を
開閉して前記洗浄水の供給タイミングを制御する開閉部
材を備えているものである。
【0011】本発明(請求項7に記載の第7発明)の人
体局部洗浄装置は、前記第6発明において、前記シリン
ダが、おしりシリンダおよびまたはビデシリンダである
ものである。
【0012】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
人体局部洗浄装置は、人体の局部にシリンダから突出し
たノズルによって洗浄水を噴射して洗浄する人体局部洗
浄装置において、前記シリンダの先端部に前記洗浄水の
一部を供給して、前記シリンダの先端部および周辺部材
の汚れを洗浄するので、シリンダの先端部および周辺部
材の洗浄を可能にするという効果を奏する。
【0013】上記構成より成る第2発明の人体局部洗浄
装置は、前記第1発明において、前記シリンダの先端部
の上面に前記洗浄水の一部を供給して、前記シリンダの
先端部の上面の汚れを洗浄するので、シリンダの先端部
の洗浄を可能にするという効果を奏する。
【0014】上記構成より成る第3発明の人体局部洗浄
装置は、前記第1発明または第2発明において、前記シ
リンダの先端部の下面に前記洗浄水の一部を供給して、
前記シリンダの先端部の汚れを洗浄するので、前記シリ
ンダの先端部およびシリンダの下方の部材の汚れの洗浄
を可能にするという効果を奏する。
【0015】上記構成より成る第4発明の人体局部洗浄
装置は、前記第3発明において、前記シリンダの前記洗
浄水が供給される前記先端部の上流に穴部が形成され、
該穴部から前記シリンダの前記先端部に前記洗浄水が供
給されるので、前記シリンダ内を供給された前記洗浄水
を利用して、前記ノズルによる前記局部の洗浄に同期さ
せて前記シリンダの先端部の汚れの洗浄を可能にすると
いう効果を奏する。
【0016】上記構成より成る第5発明の人体局部洗浄
装置は、前記第4発明において、前記シリンダの前記洗
浄水が供給される前記先端部と上流に形成された前記穴
部との間に前記洗浄水をガイドするガイド溝が形成さ
れ、前記穴部から供給された前記洗浄水が前記ガイド溝
によって前記シリンダの前記先端部にガイドされるの
で、前記穴部から供給された前記洗浄水を有効に前記シ
リンダの前記先端部に供給することが出来るという効果
を奏する。
【0017】上記構成より成る第6発明の人体局部洗浄
装置は、前記第5発明において、前記穴部を開閉して前
記洗浄水の供給タイミングを制御する開閉部材を備えて
いるので、前記シリンダ内を供給された前記洗浄水に圧
力が作用している時に任意のタイミングで洗浄を行うこ
とが出来るという効果を奏する。
【0018】上記構成より成る第7発明の人体局部洗浄
装置は、前記第6発明において、前記シリンダが、おし
りシリンダまたはビデシリンダであるので、前記おしり
シリンダおよびまたはビデシリンダの先端部の汚れの洗
浄を可能にするという効果を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0020】(第1実施形態)本第1実施形態の人体局
部洗浄装置は、図1ないし図4に示されるように人体の
局部にシリンダ7から突出したノズル4、5によって洗
浄水を噴射して洗浄する人体局部洗浄装置において、前
記シリンダ7の先端部71の上下面711、712の上
流に相当する部位に穴部9(上面の穴91、下面の穴9
2)が形成され、該穴部9(91、92)から前記洗浄
水の一部を供給して、前記シリンダ7の前記先端部71
の上下面711、712の汚れを洗浄するようにしたも
のである。
【0021】本第1実施形態の人体局部洗浄装置の全体
は、図2に示されるように便器本体10の上に揺動自在
に配設される便座3の側方に配設され温水タンクおよび
回路基板(図示せず)が内蔵された本体1と、前記便座
3の後方に配設された各構成要素を包囲する本体カバー
2と、前記便器本体10の後方上部に配設された便器タ
ンク100とから成る。
【0022】本第1実施形態の人体局部洗浄装置におけ
る水回路は、図3に示されるように便器タンク100に
連絡する分岐栓21と、接続配管22を介して前記分岐
栓21に連絡する電磁弁23と、該電磁弁23に連絡す
る調圧弁24と、該調圧弁24に連絡する温水タンク2
5と、該温水タンク25に連絡するステッピングモータ
26によって制御される水量および流量切替弁27と、
接続配管28を介して前記切替弁27に連絡しているお
しり用ノズル4と、接続配管29を介して前記切替弁2
7に連絡しているビデ用ノズル5とから成る。
【0023】前記おしり用ノズル4またはビデ用ノズル
5が突出および収納自在に配設された前記シリンダ7の
前記洗浄水が供給される前記先端部71の上面711お
よび下面712の上流に相当する部位に上下の穴部9
(91、92)が形成され、該穴部9(91、92)か
ら前記シリンダ7の前記先端部71の上面711および
下面712に前記洗浄水が供給されるように構成されて
いる。
【0024】前記各シリンダ7の前記先端部71の上面
711および下面712の上流に相当する部位に形成さ
れた上下の穴部91、92は、前記各シリンダ7の内壁
と前記ノズル4または5の外壁との間の通路に連通する
とともに、バイパス配管8およびバイパス穴81を介し
て前記おしり用ノズル4またはビデ用ノズル5に連絡し
た前記接続配管28および29に連絡しており、前記お
しり用ノズル4またはビデ用ノズル5に供給される洗浄
水の一部が供給されるように構成されている。
【0025】上記構成より成る本第1実施形態の人体局
部洗浄装置は、前記ステッピングモータ26により制御
される前記水量および流量切替弁27によって、前記温
水タンク25内に収容され所定温度に維持された洗浄水
としての温水が、前記接続配管28および29を介して
前記おしり用ノズル4および前記ビデ用ノズル5に供給
され、かかる洗浄水の一部が前記バイパス配管8および
バイパス穴81を介して前記各シリンダ7の内壁と前記
ノズル4または5の外壁との間の通路に導入される。
【0026】前記各シリンダ7の内壁と前記ノズル4ま
たは5の外壁との間の通路に導入された前記洗浄水は、
前記各シリンダ7の内壁と前記ノズル4または5の外壁
との間の通路を通って前記おしり用ノズル4またはビデ
用ノズル5の周囲を流れることにより、前記おしり用ノ
ズル4またはビデ用ノズル5の汚れを洗浄するものであ
る。
【0027】また前記各シリンダ7の内壁と前記ノズル
4または5の外壁との間の通路に導入された前記洗浄水
は、前記各シリンダ7の前記先端部71の上面711お
よび下面712の上流に相当する部位に形成された上下
の穴部91、92から、前記各シリンダ7の前記先端部
71の上面711および下面712ないし前記本体カバ
ー2および本体ベース2Bに供給され、前記各シリンダ
7の前記先端部71の上面711および下面712の汚
れを洗浄するとともに、前記本体カバー2の下面および
本体ベース2Bの上面の汚れを洗浄するものである。
【0028】上記作用を奏する本第1実施形態の人体局
部洗浄装置は、人体の局部に前記シリンダ7から突出し
た前記ノズル4、5によって洗浄水を噴射して洗浄する
人体局部洗浄装置において、前記シリンダ7の前記先端
部71に前記洗浄水の一部を供給して、前記シリンダ7
の前記先端部71の汚れを洗浄するので、前記シリンダ
7の前記先端部71の洗浄を可能にするという効果を奏
する。
【0029】また本第1実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の前記先端部の上面711および下
面712に前記洗浄水の一部を供給して、前記シリンダ
7の先端部71の前記上面711および前記下面712
の汚れを洗浄するので、前記シリンダ7の前記先端部7
1の前記上面711および前記下面712の洗浄を可能
にするという効果を奏する。
【0030】さらに本第1実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の前記洗浄水が供給される前記先端
部71の上流に形成された前記穴部91、92から前記
シリンダ7の前記先端部71に前記洗浄水が供給される
ので、前記シリンダ内に供給された前記洗浄水を利用し
て、前記ノズルによる前記局部の洗浄に同期させて前記
シリンダの先端部の汚れの洗浄を可能にするという効果
を奏する。
【0031】また本第1実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7が、前記おしり用ノズル4が挿入さ
れた前記おしり用シリンダ7および前記ビデ用ノズル5
が挿入されたビデ用シリンダ7であるので、前記おしり
用シリンダ7および前記ビデ用シリンダ7の前記先端部
71の汚れの洗浄を可能にするという効果を奏する。
【0032】(第2実施形態)本第2実施形態の人体局
部洗浄装置は、図5および図6に示されるようにシリン
ダ7の前記洗浄水が供給される前記先端部71の上流に
形成される穴部93、94を略V字状に開口面積が直線
的に増加するように構成した点が、前記第1実施形態と
の相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0033】前記V字状の穴部93、94の下流側の前
記シリンダ7の外周壁に前記穴部93、94のV字状に
沿ってV字状に前記洗浄水をガイドするガイド溝73、
74が形成され、前記穴部93、94から供給された前
記洗浄水が、前記ガイド溝73、74によって前記シリ
ンダ7の前記先端部71の全外周部に供給されるように
構成されている。
【0034】すなわち図5に示される様に、前記シリン
ダ7の前記先端部71の上面711と下面712にシリ
ンダ7の内部とつながっているV字状の穴93、94を
有し、その穴の周囲(穴の開口形状および穴の下流の部
位)は、洗浄水が汚れている部分の全体に向かうように
方向つける形状を有していることになる。
【0035】上記構成より成る本第2実施形態の人体局
部洗浄装置においては、洗浄水が前記シリンダ7に設け
られた前記シリンダバイパス管8により、おしり用およ
びビデ用のシリンダ7の内部へ送られ、それぞれのシリ
ンダ7に設けられたシリンダ上面穴93と下面穴94と
それそれれのシリンダ7の内壁とそれぞれのノズル4、
5の外壁とのすきまから放水される。
【0036】また本第2実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の前記洗浄水が供給される前記先端
部71の上流に形成された前記V字状の穴部93、94
から前記シリンダ7の前記先端部71に前記洗浄水が供
給されるので、前記シリンダ7内を供給された前記洗浄
水を利用して、前記ノズル4、5による前記局部の洗浄
に同期させて前記シリンダ7の前記先端部71の汚れの
洗浄を可能にするという効果を奏する。
【0037】すなわち本第2実施形態の人体局部洗浄装
置においては、ノズル4、5の先端以外に汚れやすい前
記それぞれのシリンダ7の前記先端部71の周囲へ洗浄
水を放水することが出来るため、汚れが洗浄でき清潔性
を確保することが出来る。
【0038】さらに本第2実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の前記洗浄水が供給される前記先端
部71の上流に形成された前記V字状の穴部93、94
との間に前記洗浄水をガイドする前記ガイド溝73、7
4が形成され、前記V字状の穴部93、94から供給さ
れた前記洗浄水が前記ガイド溝73、74によって前記
シリンダ7の前記先端部71の外周上に末広がりとなる
ようにガイドされるので、前記穴部V字状のから供給さ
れた前記洗浄水を有効に前記シリンダ7の前記先端部7
1の全外周に一様に供給することが出来るという効果を
奏する。
【0039】(第3実施形態)本第3実施形態の人体局
部洗浄装置は、図7および図8に示されるようにシリン
ダ7の先端部71の上流に形成された段付き肩部75、
76に穴部95、96を形成して、前記シリンダ7の前
記先端部71の外周壁に沿うように洗浄水を供給するよ
うに構成した点が、上述した実施形態との相違点であ
り、以下相違点を中心に説明する。
【0040】前記穴部95、96は、前記第2実施形態
に比べてV字状の広がり角が狭く、前記シリンダ7の前
記先端部71の外周上にわずかに末広がりとなるように
形成されている。
【0041】上記構成より成る本第3実施形態の人体局
部洗浄装置は、前記シリンダ7の前記洗浄水が供給され
る前記先端部71の上流の前記段付き肩部75、76に
形成された前記穴部95、96から前記シリンダ7の前
記先端部71に前記洗浄水が供給されるので、前記シリ
ンダ7内を供給された前記洗浄水を利用して、前記ノズ
ル4、5による前記局部の洗浄に同期させて前記シリン
ダ7の前記先端部71の汚れの洗浄を可能にするという
効果を奏する。
【0042】また本第3実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の前記先端部71の上流の前記段付
き肩部75、76に形成された前記穴部95、96から
前記シリンダ7の前記先端部71に前記洗浄水が供給さ
れるので、前記シリンダ7の前記先端部71の外周壁に
沿うように洗浄水を供給するとともに、前記穴部95、
96のV字状の広がり角が、前記第2実施形態に比べて
狭いため、前記シリンダ7の前記先端部71の端部まで
確実に前記洗浄水を到達させることが出来るという効果
を奏する。
【0043】(第4実施形態)本第4実施形態の人体局
部洗浄装置は、図9ないし図11に示されるようにシリ
ンダ7の先端部71の上面の上流に形成される穴部97
を開閉して前記洗浄水の供給タイミングを制御する開閉
部材98を備えている点が、上述した実施形態との相違
点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0044】前記開閉部材98は、一端をシャッター支
持部981に揺動自在に支持されたシャッター980に
よって構成される。
【0045】上記構成より成る本第4実施形態の人体局
部洗浄装置は、前記穴部97に配設された前記開閉部材
98が前記穴部97を開閉して前記洗浄水の供給タイミ
ングを制御するので、前記シリンダ7内に導入された前
記洗浄水に圧力が作用している時において、必要に応じ
て任意のタイミングで洗浄を行うことが出来るという効
果を奏する。
【0046】また本第4実施形態の人体局部洗浄装置
は、前記シリンダ7の先端部71を洗浄しない時におい
ては、前記開閉部材98が前記穴部97を閉じているの
で、汚れや異物がシリンダ7の内部に侵入することを阻
止するという効果を奏する。
【0047】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の人体局部洗浄装置の要
部を示す図4中A−A線に沿う部分拡大断面図である。
【図2】本第1実施形態の人体局部洗浄装置の全体を示
す斜視図である。
【図3】本第1実施形態の人体局部洗浄装置の水回路を
示す回路図である。
【図4】本第1実施形態の人体局部洗浄装置の要部を示
す一部欠截拡大斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態の人体局部洗浄装置の要
部を示す部分拡大斜視図である。
【図6】本第2実施形態の人体局部洗浄装置の要部を示
す部分拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の人体局部洗浄装置の要
部を示す部分拡大断面図である。
【図8】本第3実施形態の人体局部洗浄装置の要部を示
す部分拡大斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態の人体局部洗浄装置にお
ける洗浄時の要部を示す部分拡大断面図である。
【図10】本第4実施形態の人体局部洗浄装置における
非洗浄時の要部を示す部分拡大断面図である。
【図11】本第4実施形態の人体局部洗浄装置の要部を
示す部分拡大斜視図である。
【図12】従来の衛生洗浄装置におけるノズル先端の洗
浄時を示す部分拡大側面図である。
【符号の説明】
4、5 ノズル 7 シリンダ 9 穴部 71 先端部 711 上面 712 下面 91 上面の穴 92 下面の穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の局部にシリンダから突出したノズ
    ルによって洗浄水を噴射して洗浄する人体局部洗浄装置
    において、 前記シリンダの先端部に前記洗浄水の一部を供給して、
    前記シリンダの先端部および周辺部材の汚れを洗浄する
    ようにしたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記シリンダの先端部の上面に前記洗浄水の一部を供給
    して、前記シリンダの先端部の上面の汚れを洗浄するよ
    うにしたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記シリンダの先端部の下面に前記洗浄水の一部を供給
    して、前記シリンダの先端部の下面の汚れを洗浄するよ
    うにしたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記シリンダの前記洗浄水が供給される前記先端部の上
    流に穴部が形成され、該穴部から前記シリンダの前記先
    端部に前記洗浄水が供給されるように構成されているこ
    とを特徴とする人体局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記シリンダの前記洗浄水が供給される前記先端部と上
    流に形成された前記穴部との間に前記洗浄水をガイドす
    るガイド溝が形成され、前記穴部から供給された前記洗
    浄水が前記ガイド溝によって前記シリンダの前記先端部
    とガイドされるように構成されていることを特徴とする
    人体局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記穴部を開閉して前記洗浄水の供給タイミングを制御
    する開閉部材を備えていることを特徴とする人体局部洗
    浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記シリンダが、おしりシリンダおよびまたはビデシリ
    ンダであることを特徴とする人体局部洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227794A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Aisin Seiki Co Ltd 衛生洗浄装置
JP2019073895A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 アイシン精機株式会社 洗浄便座装置
JP2019094725A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 アイシン精機株式会社 洗浄便座装置

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