JP2002285522A - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JP2002285522A
JP2002285522A JP2001086981A JP2001086981A JP2002285522A JP 2002285522 A JP2002285522 A JP 2002285522A JP 2001086981 A JP2001086981 A JP 2001086981A JP 2001086981 A JP2001086981 A JP 2001086981A JP 2002285522 A JP2002285522 A JP 2002285522A
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snow melting
snow
melting
heat
panel
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JP2001086981A
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English (en)
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Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Masaki Yura
政樹 由良
Shinji Kondo
信二 近藤
Katsunori Zaizen
克徳 財前
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地の降雪特性に最適な融雪性能を発揮し
て、融雪時間の短縮と、節電による省エネルギーを図
り、設置時の作業を簡単にした融雪装置の提供を目的と
する。 【解決手段】 加熱手段13によって発熱する発熱プレ
ート14を有する融雪パネル45を備え、発熱プレート
14が、少なくとも融雪パネルの周辺部を構成する隣接
部を覆うように配置したもので、融雪パネル45に高荷
重がかかっても、発熱プレート14により加熱手段13
を保護できる。更に、複数の融雪パネル45の隣接部を
覆うように配置しているため、融け残りがなく、均一に
融雪をおこなえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として積雪の多
い寒冷地に用いられる融雪装置に係わり、特に一般家庭
や店舗の敷地内の雪を効率的に融雪するための構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、積雪の多い寒冷地においては、公
共の道路はもとより、一般家庭や店舗の敷地の、特に歩
道から一般家庭の玄関、車庫あるいは駐車スペースまで
のアプローチの除雪作業が、積雪期の日常生活における
大きな問題とされている。
【0003】これを解決するためのものとしては、発熱
体として電熱線や温水パイプ等を敷地内の地面に埋設し
て、路面の加熱を行うことで融雪を行う融雪装置があ
る。電熱線は通電することでジュール熱によって発熱す
るものであり、温水パイプは灯油ボイラーの燃焼で加熱
した温水(実際は不凍液)を熱媒として循環することで
発熱するものである。これらの加熱によって路面温度を
上昇させて、路面上の雪を融雪することが一般的であ
る。このような融雪装置は、ロードヒーティング装置、
あるいはロードヒーティングとも呼ばれる。
【0004】図11に示したように、発熱体としての電
熱線64は、路床部61の上面に金属メッシュとともに
敷設されて、コンクリート路盤部62、アスファルト舗
装部63にて埋設されている。もちろん、電熱線64の
位置に温水パイプを埋設したものもあるが、その埋設部
の基本的な構成は同様である。
【0005】このような融雪装置60は、降雪65を検
知するために、降雪センサー、気温センサー、地温セン
サー、水分センサー(センサー類の図示は省略)を備え
て、各センサーからの信号に応じて自動運転したり、あ
るいは使用者の判断で手動運転するための制御装置を備
えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成の融雪
装置60では、発熱体である電熱線64や温水パイプを
地表から約100mmの地中に埋設している。このた
め、降雪65をセンサーが検知して、ただちに自動運転
を開始、または手動による運転を開始しても、しばらく
の間は、発熱体である電熱線64はその上部の地面を加
熱して、融雪装置60全体の温度を上昇させるために、
運転時間と電気エネルギーを必要として、降雪65によ
って地表に堆積する雪をただちに融雪するには至らな
い。このように、融雪までに時間がかかる。温水パイプ
でも、この点では同様である。
【0007】また、降雪65は、通常24時間連続的に
発生することは少なくて、間欠的に降雪することが多
い。したがって、融雪装置60の運転も、間欠的である
ことが多くて、その都度、低温度の外気によって、融雪
装置60の温度は低下する。そこで次回の降雪時には、
一度冷却した路面全体を再度加温するために時間が必要
である。また、積雪期には、降雪に応じて、早急に融雪
を行うためにあらかじめ地面を予熱しておくことも多
い。このような原因によっても、電気あるいは灯油の消
費量が多くなるので、ランニングコストが高い。
【0008】このように、積雪期全体を通じて考える
と、融雪装置60自体の温度上昇のために使用されるエ
ネルギーの割合が大きくて、また間欠的な運転によるエ
ネルギーの損失も大きい。この点からみると、従来の融
雪装置はその融雪性能が不適切であって、エネルギーの
利用効率が低いと言える。
【0009】もちろん、土木工事によって、地中に発熱
体を埋設する融雪装置60であるから、その施工には長
時間の工期が必要で、そのための工事費も高い。
【0010】そこで、玄関先や階段といった、主として
人の通行が行われる場所には、単に置くだけでよいマッ
ト状の発熱体もある。これは一般には、加熱手段をその
内部に一体に成形したゴムシート状のものであって、降
雪時に通電すれば、比較的速やかに表面の雪を融雪でき
るものである。このようなものは融雪マットとも呼ばれ
る。
【0011】しかしながら、一般にはゴムシートの厚さ
が約10mm程度のものであって、自動車の重量に耐え
るだけの強度は有していないので、駐車スペースには適
していない。また、自動車の発進時、停止時、方向転換
時など、その反力により、ゴムシートがめくれたり、移
動することもある。また、傘やスコップの先端や、バイ
クのスタンド等鋭利な面に対する強度も、ゴムシートで
は十分とは言えない。
【0012】したがって、このような構成のものでは、
駐車スペースやそのアプローチとしての耐久強度に関し
て課題があるといえる。また、表面の傷や変色等によっ
て劣化した場合には、発熱体全体を交換する必要があっ
て、日常の維持管理には相当の作業と交換費用を要する
ので、メンテナンス性に優れているとは言えない。
【0013】すなわち、従来の融雪装置60や融雪マッ
トでは、敷地内の駐車スペースやアプローチに用いるに
は、その融雪性能あるいは耐久強度やメンテナンスに関
して課題を有する。
【0014】本発明は、以上のような従来の融雪装置が
有している課題を解決するために、必要な耐久強度を得
て、その維持管理が簡単な融雪装置であって、寒冷地の
降雪特性に最適な融雪性能を発揮することで、融雪時間
の短縮と、節電による省エネルギーを図った、融雪装置
を提供することを目的としているものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の融雪装置は、地
表面に設置可能な、融雪用エネルギーを供給する加熱手
段と、加熱手段によって発熱する発熱プレートから構成
される複数の融雪パネルを備えて、発熱プレートが、少
なくとも融雪パネルの隣接部を覆うように配置したもの
である。
【0016】この発明によれば、降雪時、加熱手段に通
電すれば、上部の発熱プレートに融雪用エネルギーが供
給される。発熱プレートの温度を速やかに上昇させて、
融雪効果を発揮するので、短時間に融雪が行える。すな
わち、複数の融雪パネルは、発熱プレートにより加熱手
段が保護され、地表面に設置できるため、発熱プレート
の温度を速やかに上昇させる事ができる。更に、複数の
融雪パネルの隣接部を覆うように配置しているため、融
雪パネルの隣接部での融け残りがなく、発熱プレート上
で均一に融雪をおこなうことができる。すなわち、少な
い消費電力量で、優れた融雪性能を実現する融雪装置で
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、融雪用エ
ネルギーを供給する加熱手段と、加熱手段によって発熱
する発熱プレートから構成される複数の融雪パネルを備
えて、発熱プレートが、少なくとも融雪パネルの周辺部
を構成する隣接部を覆うように配置したものである。
【0018】この発明によれば、降雪時に加熱手段に融
雪用エネルギーが供給される。融雪パネルは、地表面に
設置されており、温度が速やかに上昇し、融雪効果を発
揮するので、短時間に融雪が行える。また、自動車の通
過等、融雪パネルに高荷重がかかっても、発熱プレート
により加熱手段を保護できる。更に、複数の融雪パネル
の隣接部を覆うように配置しているため、融雪パネルの
隣接部での融け残りがなく、発熱プレート上で均一に融
雪をおこなうことができる。すなわち、少ない消費電力
量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久性にも
優れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪装置で
ある。
【0019】請求項2記載の発明は、複数の発熱プレー
トの周辺部を構成する隣接部に、融雪水を排水する溝を
形成したものである。
【0020】この発明によれば、加熱手段によって融か
された融雪水は、複数の発熱プレートの隣接部に設けら
れた融雪水を排水する溝に流れ込み、融雪パネル外へ排
水される。すなわち、発熱プレート上で凍結することも
なく、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現する
とともに、耐久性にも優れ、設置時における作業時間も
短縮できる融雪装置である。
【0021】請求項3記載の発明は、融雪水を排水する
溝に、熱供給手段を設けたものである。
【0022】この発明によれば、加熱手段によって融か
された融雪水は、複数の発熱プレートの隣接部に設けら
れた融雪水を排水する溝に流れ込み、融雪パネル外へ排
水される。溝部には、熱供給手段を設けているので、排
水時に、融雪水が溝部で凍結することはない。すなわ
ち、発熱プレート上で凍結することもなく、少ない消費
電力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久性
にも優れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪装
置である。
【0023】請求項4記載の発明は、加熱手段を保護す
る保護部材を設けたものである。
【0024】この発明によれば、降雪時に加熱手段によ
って、融雪パネルに融雪用エネルギーが供給される。融
雪パネルは、地表面に設置されているので、温度が速や
かに上昇し、融雪効果を発揮するので、短時間に融雪が
行える。また、地表面に、融雪パネルを設置する際、加
熱手段に、高荷重がかかっても、保護部材と発熱プレー
トにより保護できる。また、設置作業も地表面に設置す
るだけでよく、非常に簡単である。すなわち、少ない消
費電力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久
性にも優れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪
装置である。
【0025】請求項5記載の発明は、保護部材が、複数
の融雪パネルを連結するものである。
【0026】この発明によれば、保護部材が地表面に設
置された複数の融雪パネルを連結することで、加熱手段
に対する水平方向、垂直方向の荷重に耐えうる構成とな
っている。すなわち、少ない消費電力量で、優れた融雪
性能を実現するとともに、耐久性にも優れ、設置時にお
ける作業時間も短縮できる融雪装置である。
【0027】請求項6記載の発明は、発熱プレートが、
複数の融雪パネルを連結するものである。
【0028】この発明によれば、発熱プレートが地表面
に設置された複数の融雪パネルを連結することで、加熱
手段に対する水平方向、垂直方向の荷重に耐えうる構成
となっている。すなわち、少ない消費電力量で、優れた
融雪性能を実現するとともに、耐久性にも優れ、設置時
における作業時間も短縮できる融雪装置である。
【0029】請求項7記載の発明は、発熱プレートを連
結する連結部材を備えたものである。
【0030】この発明によれば、連結部材が、地表面に
設置された複数の融雪パネル上の発熱プレートを連結す
ることで、加熱手段に対する水平方向、垂直方向の荷重
に耐えうる構成となっている。すなわち、少ない消費電
力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久性に
も優れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪装置
である。
【0031】請求項8記載の発明は、連結部材が発熱す
るものである。
【0032】この発明によれば、連結部材が、地表面に
設置された複数の融雪パネル上の発熱プレートを連結す
ることで、加熱手段に対する水平方向、垂直方向の荷重
に耐えうる構成となっている。更に、連結部材が発熱す
ることで、連結部材上の積雪も融雪できる。すなわち、
少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現するととも
に、耐久性にも優れ、設置時における作業時間も短縮で
きる融雪装置である。
【0033】請求項9記載の発明は、融雪パネルを地中
に埋設させて、少なくとも上面を露出させたものであ
る。
【0034】この発明によれば、融雪パネルの上面が、
地表に露出しているので、温度が速やかに上昇し、融雪
効果を発揮するので、短時間に融雪が行える。さらに、
融雪パネル自身は、路盤に埋設されているので、加熱手
段に対する水平方向、垂直方向の荷重に耐えうる構成と
なっている。すなわち、少ない消費電力量で、優れた融
雪性能を実現するとともに、耐久性にも優れた融雪装置
である。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照しつつ説明する。
【0036】(実施例1)図1、2に示すように、融雪
装置1は、路盤部3上の舗装部2の上面に融雪パネル4
を複数枚設置して、降雪5を融雪するものであって、図
2のように歩道6から玄関7および駐車スペース8に至
るアプローチを含めた融雪装置敷設部を形成するもので
ある。
【0037】この融雪パネル4の内部の構成を図3に示
す。9は加熱手段であって、電気を通電することで発熱
する電熱線が所定の間隔で設けてある。11はこの加熱
手段9を有するケースであって、加熱手段9はケース1
1内に備えられている。10は発熱プレートで、少なく
とも融雪パネル4の隣接部を覆うように配置してある。
12は加熱手段に電気を供給する供給部である。なお、
この融雪装置1が、降雪5を検知する降雪センサー、気
温センサー、地温センサー(センサー類の図示は省略)
を備えて、センサーからの信号に応じて自動運転する、
あるいは使用者の判断で手動運転するための制御装置を
備えている点は、従来のものと同様である。
【0038】図1〜図3で示した融雪装置1の運転方法
について説明する。分かりやすくするために、使用者自
身で降雪5があることを判断して、運転を開始した場合
を想定する。制御装置は供給部12から加熱手段9に通
電を開始して、その融雪エネルギーで、発熱プレート1
0を加熱する。この発熱プレート10の熱容量は小さ
く、且つ舗装部2の表面に設置されているので、所定の
消費電力量にて、短時間で発熱プレート10上の表面温
度が上昇する。引き続いて供給される熱エネルギーは、
降雪5が発熱プレート10の表面に堆積するとすぐに、
これを融雪水にするための融解熱として使用されて、短
時間で融雪が行われる。
【0039】また、使用者は降雪5が停止したと判断す
れば、直ちに運転を停止すればよいものである。もちろ
ん、センサーの信号に基づいて自動運転もできる。いず
れにせよ、従来の融雪装置60に比べて、短時間で、し
たがって少ない消費電力量で融雪ができる。
【0040】また、実際の降雪5は、24時間連続的に
発生することは少なくて、夜間から早朝にかけて降っ
て、かつ日中は降らないといったように、間欠的に降雪
することが多い。すなわち、融雪装置1の運転も、間欠
的であることが多くなる。したがって、その都度、発熱
プレート10は一度冷却するものの、再度の加温には時
間が短時間で行える。そのためにも、融雪パネル4の消
費電力量が少なくてよく、融雪装置1のランニングコス
トも安価である。
【0041】以上の構成で、この実施例の特徴を以下に
示す。
【0042】複数の融雪パネル4の隣接部は、加熱手段
9を有していないが、発熱プレート10が、複数の融雪
パネル4の隣接部を覆うように配置しているため、加熱
手段9からの融雪用エネルギーにより発熱した発熱プレ
ート10は、熱伝導により、融雪パネル4の隣接部上に
おける発熱プレート10の積雪も融雪することができ
る。すなわち、融雪パネル4の設置場所には、融け残し
なく融雪を行うことができる。また、設置場所によっ
て、融雪パネル4間に隙間が生じても融け残しなく融雪
を行うことができるのは言うもでもない。
【0043】また、発熱プレート10を、自動車等の高
荷重や、傘やスコップの先端や、バイクのスタンド等鋭
利なもので突いた時の強度から保護する金属等の保護部
材とすることで、融雪パネル4は、地表面に設置するこ
とができ、発熱プレート10の温度を速やかに上昇させ
て、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現すると
ともに、設置時における作業時間を短縮できる融雪装置
1とすることができる。
【0044】なお、本実施例では、加熱手段9が、電熱
線、温水パイプによる場合、加熱手段9と発熱プレート
10は接触した状態である。伝熱性能の高い金属等の材
料を用いれば、加熱手段9からの融雪エネルギーを効果
的に発熱プレート10に伝えることができる。したがっ
て、融雪パネル4の隣接部も速やかに雪を融かすことが
できる。
【0045】また、ケース11は、断熱性のある樹脂や
ゴム等の材料を用いた方が、効率よく発熱プレート10
に熱を伝えることができる。
【0046】また、ケース11が溝を有する場合、加熱
手段9を溝部に合わせて装着でき、組み立て作業が簡単
になるものである。
【0047】更に、溝の深さを、電熱線や温水パイプ等
の加熱手段9の外形より僅かに浅くすることで、加熱手
段9が発熱プレート10に密着して固定することができ
るものである。この場合には、降雪時に加熱手段9に通
電すれば、その発熱が加熱手段9に密着した発熱プレー
ト10に供給されて、発熱プレート10の温度が直ちに
上昇する。したがって、より短時間に融雪が行えて、加
熱手段9の発熱が融雪用エネルギーとして複数の融雪パ
ネル4の設置場所全体にわたって、効率良く利用され
る。すなわち、さらに優れた融雪性能を実現する融雪装
置1とすることが可能である。
【0048】なおまた、加熱手段9に高周波電流を通電
して、表面が磁性体の金属の発熱プレート10を直接、
誘導加熱して発熱体としてもよい。金属の表面を直接、
誘導加熱で発熱させるので、きわめて高速に表面温度を
上昇させて、短時間で融雪することができるものであ
る。また、降雪5に対するレスポンスもよく、無駄な放
熱をしない。
【0049】もちろん、誘導加熱であるので、発熱プレ
ート10と加熱手段9の間に空隙部を設けてもよく、融
雪パネル4に荷重がかかっても、直接加熱手段9に、荷
重がかからず耐久強度が増すものである。
【0050】また、発熱プレート10の表面は耐久性、
耐候性等に優れた金属を用いている。
【0051】なおまた、図示は省略しているが、本実施
例の発熱プレート10とケース11との間に、水密性を
確保するためのシール部材として、ゴムのパッキングを
装着している。もちろん、融雪パネル4の外縁部に、接
着剤を充填してシール部を形成する等、その加工法は種
々可能であることは言うまでもない。
【0052】なおまた、発熱プレート10の表面に、微
細な凹凸を有する滑り止めの表面処理をおこなったり、
滑り止め効果を発揮する粒子状の混合物を含む塗料(こ
の不純物は、骨材とも呼ばれる)を塗布することで融雪
水や雨水で人や自動車が不用意に滑ることを防止できる
ものである。
【0053】なお、融雪パネル4間の電気的な接続、結
線手段は、ねじによる固定や、プラグによる差込み等で
おこない、結線部は、樹脂製のポッティング剤で保護す
れば耐水性も向上するものである。
【0054】したがって、融雪パネル4を地表面に設置
でき、雪の融け残しもなく、消費電力量が少なくて、融
雪装置1のランニングコストも安価になるものである。
【0055】(実施例2)本実施例は、融雪装置1とし
ての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につい
ての説明は省略する。この実施例2は、図4に示したよ
うに、融雪パネル45上で融かした融雪水が発熱プレー
ト14とケース15で構成した溝16から排水される構
成にしたもので、また、図5に示したように、溝20に
熱供給手段21を設けたことが、上記の実施例1とは異
なるものであり、この点を中心に説明する。
【0056】この実施例の特徴は、主として以下の2点
にある。
【0057】第1に、発熱プレート14上で融かされた
雪は、融雪水となって発熱プレート14上に残ると、手
動運転時、使用者が融雪装置1の電源を切った際、ま
た、自動運転時でも、降雪センサーが降雪の終わったこ
とを検知して、融雪装置1の電源を切った際、発熱プレ
ート14表面で凍ってしまい、人や車が融雪パネル45
上を通過する際、非常に危険である。したがって、融雪
水を発熱プレート14上から排水するために、融雪パネ
ル45を設置する際には、傾斜させて設置するとよい。
また、融雪パネル45自身が傾斜した構成になっていて
もよい。更にまた、発熱プレート14が傾斜した構成に
なってもよい。傾斜によって流動した融雪水は、発熱プ
レート14とケース15で構成された溝16に流れる。
【0058】その際、融雪水を排水する溝16が、発熱
プレート14で構成されているため、溝16を流れる融
雪水は、熱を受け、溝16で凍らず、融雪パネル45外
へ排水される。このため、発熱プレート14、溝部16
で融雪水が凍って、通行人等が滑る危険もなく、融雪パ
ネル45の発熱量を融雪水の温度上昇に使用せず、積雪
に対して効率よく伝熱することができる。
【0059】また、実施例1と同様に、発熱プレート1
4により加熱手段13が保護される構成とすることで、
融雪パネル45は高荷重に対する耐久強度を得ている。
【0060】したがって、融雪パネル45を地表面に設
置できるものである。
【0061】すなわち、融雪装置1は、地表面に設置す
ることができ、融雪パネル45の温度を速やかに上昇さ
せて、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現する
とともに、設置時における作業時間を短縮することがで
きる。
【0062】第2に、図5に示したように、融雪水を排
水する溝20に、熱供給手段21を設けたものである。
熱供給手段21は、電熱線でも温水パイプでもよく、溝
部20底面のケース19部に設けてある。熱供給手段2
1の上部には、電熱線や温水パイプを金属や樹脂ででき
た部材で保護する構成となっている。
【0063】したがって、溝20は、発熱プレート18
及び熱供給手段21の発熱により、積雪を融雪するとと
もに、発熱プレート18上から流れ込んだ融雪水を凍ら
せず、融雪パネル46外へ排水できる。
【0064】すなわち、融雪装置1は、地表面に設置す
ることができ、融雪パネル46の温度を速やかに上昇さ
せて、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現する
とともに、設置時における作業時間を短縮することがで
きる。
【0065】(実施例3)本実施例は、融雪装置1とし
ての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につい
ての説明は省略する。この実施例3は、図6に示したよ
うに、加熱手段22を保護する保護部材26を設けた構
成としたことで、上記の実施例1〜2とは異なるもので
あり、この点を中心に説明する。
【0066】この実施例の特徴を、以下に示す。
【0067】加熱手段22を、自動車等の高荷重や、傘
やスコップの先端や、バイクのスタンド等鋭利なもので
突いた時の強度から保護する保護部材26を備えた構成
としたことである。したがって、融雪パネル47は、地
表面に設置することができ、発熱プレート23の温度を
速やかに上昇させて、少ない消費電力量で、優れた融雪
性能を実現するとともに、設置時における作業時間を短
縮できる融雪装置1とすることができる。
【0068】なお、本実施例では、加熱手段22が、電
熱線、温水パイプによる場合、保護部材26は、加熱手
段22と発熱プレート23に接触した状態である。伝熱
性能の高い金属、樹脂、繊維等の材料を用いれば、加熱
手段22からの融雪エネルギーを効果的に発熱プレート
23に伝えることができる。
【0069】なおまた、加熱手段22に高周波電流を通
電して、表面が磁性体の金属の発熱プレート23を直
接、誘導加熱して発熱体としてもよい。金属の表面を直
接、誘導加熱で発熱させるので、きわめて高速に表面温
度を上昇させて、短時間で融雪することができるもので
ある。また、降雪5に対するレスポンスもよく、無駄な
放熱をしない。
【0070】もちろん、誘導加熱であるので、発熱プレ
ート23と加熱手段22の間に保護部材26が存在して
も、これらを金属材料、特に磁性材料で構成しなけれ
ば、融雪パネル47の表面を効果的に加熱できることは
言うまでもない。
【0071】なお、また、保護部材26が、断熱性を有
する材料であれば、発熱プレート23の表面で発熱した
熱は、融雪用エネルギーとして効率良く利用される。す
なわち、さらに優れた融雪性能を実現する融雪装置1と
することが可能であるしたがって、傘やスコップの先端
や、バイクのスタンド等鋭利なもので突いても耐えうる
構成となっているので、融雪パネル47を地表面に設置
でき、消費電力量が少なくてよく、融雪装置1のランニ
ングコストも安価である。
【0072】(実施例4)本実施例は、融雪装置1とし
ての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につい
ての説明は省略する。この実施例4は、複数の融雪パネ
ルや発熱プレートを連結する構成にしたものであること
が、上記の実施例1〜3とは異なるものであり、この点
を中心に説明する。
【0073】この実施例の特徴は主として、以下の4点
にある 。
【0074】第1に、図7に示したように、保護部材3
0が複数の融雪パネル48を連結する構成にしたことで
ある。融雪エネルギーを複数の融雪パネル48に伝える
ために、融雪パネル48間の差し渡し部に位置する供給
部49は、融雪パネル48に加わる垂直方向、水平方向
への荷重、振動などにより、負荷がかかる事が多く、耐
久強度に問題がある。したがって、保護部材30により
直接加熱手段27を保護するとともに、融雪パネル48
間を連結することで、固定し、融雪パネル48の位置関
係が移動しないようになっている。そのため、供給部4
9は耐久強度が増す。すなわち、融雪パネル48は、地
表面に設置することができ、発熱プレート28の温度を
速やかに上昇させて、少ない消費電力量で、優れた融雪
性能を実現するとともに、設置時における作業時間を短
縮することができる。
【0075】第2に、図8に示したように、発熱プレー
ト33が、複数の融雪パネル50を連結する構成にした
ことである。発熱プレート33は、複数の融雪パネル5
0間の隣接部を覆うように配置しているため、それぞれ
のケース34として、連結するものである。したがっ
て、保護部材により直接加熱手段32を保護するととも
に、発熱プレート33で融雪パネル50間を連結するこ
とで、固定し、融雪パネル50の位置関係が移動しない
ようになっている。そのため、供給部は耐久強度が増
す。すなわち、融雪パネル50は、地表面に設置するこ
とができ、発熱プレート33の温度を速やかに上昇させ
て、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現すると
ともに、設置時における作業時間を短縮することができ
る。
【0076】第3に、図9に示したように、発熱プレー
ト37を連結する連結部材39を備えた構成にしたこと
である。連結部材39はケース38を保護する機能も備
えている。そのため、融雪パネル51は耐久強度が増
す。
【0077】つまり、複数の融雪パネル51の間も、融
雪を行うことができるものである。すなわち、融雪パネ
ル51は、地表面に設置することができ、発熱プレート
37の温度を速やかに上昇させて、少ない消費電力量
で、優れた融雪性能を実現するとともに、設置時におけ
る作業時間を短縮することができる。
【0078】第4に、連結部材39が発熱することであ
る。
【0079】連結部材39が熱伝導性の良い部材であれ
ば、発熱プレート37から熱を受けることで、熱供給手
段となる。また、加熱手段36を設けて、連結部材39
を発熱させても良い。つまり、複数の融雪パネル51の
間も、融雪を行うことができるものである。すなわち、
融雪パネル51は、地表面に設置することができ、発熱
プレート37の温度を速やかに上昇させて、少ない消費
電力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、設置時
における作業時間を短縮することができる。
【0080】(実施例5)本実施例は、融雪装置1とし
ての基本構成は実施例1と同様であり、基本構成につい
ての説明は省略する。この実施例5は、融雪パネル52
を地中に埋設させて、少なくとも上面を露出させたもの
であることが、上記の実施例1〜4とは異なるものであ
り、この点を中心に説明する。この実施例の特徴を以下
に示す。
【0081】図10に示したように、既存路盤44に3
0mm程度、地面を掘り下げ融雪パネル52を設置す
る。その際、融雪パネル52の上面を地表に露出させて
融雪パネル52を地中に埋設する。
【0082】この発明によれば、融雪パネル52の上面
が地表に露出しているので、発熱プレート41の温度が
速やかに上昇し、融雪効果を発揮するので、短時間に融
雪が行える。さらに、既存路盤44に埋設されているの
で、加熱手段40及び融雪パネル52に対する水平方
向、垂直方向の荷重に耐えうる構成となっている。ま
た、複数の融雪パネル52間の融雪用エネルギーを供給
する供給部は、地中に埋設しているため、地上からの荷
重に耐えうる構成となっている。すなわち、融雪パネル
52の上面で、直接、積雪に融雪用エネルギーを与える
ことができ、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実
現するとともに、耐久性にも優れた融雪装置である。
【0083】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、降雪時に加熱手段に融雪用エネルギーが供給さ
れ、融雪パネルは、地表面に設置されており、温度が速
やかに上昇し、融雪効果を発揮するので、短時間に融雪
が行える。また、自動車の通過等、融雪パネルに高荷重
がかかっても、発熱プレートにより加熱手段を保護でき
る。更に、複数の融雪パネルの隣接部を覆うように配置
しているため、融雪パネルの隣接部での融け残りがな
く、発熱プレート上で均一に融雪をおこなうことができ
る。すなわち、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を
実現するとともに、耐久性にも優れ、設置時における作
業時間も短縮できる融雪装置を提供できる。
【0084】また、請求項2記載の発明によれば、特
に、複数の発熱プレートの周辺部を構成する隣接部に、
融雪水を排水する溝を形成したもので、加熱手段によっ
て融かされた融雪水は、複数の発熱プレートの隣接部に
設けられた融雪水を排水する溝に流れ込み、融雪パネル
外へ排水される。すなわち、発熱プレート上で凍結する
こともなく、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実
現するとともに、耐久性にも優れ、設置時における作業
時間も短縮できる融雪装置を提供できる。
【0085】また、請求項3記載の発明によれば、融雪
水を排水する溝に、熱供給手段を設けたもので、加熱手
段によって融かされた融雪水は、複数の発熱プレートの
隣接部に設けられた融雪水を排水する溝に流れ込み、融
雪パネル外へ排水される。溝部には、熱供給手段を設け
ているので、排水時に、融雪水が溝部で凍結することは
ない。すなわち、発熱プレート上で凍結することもな
く、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現すると
ともに、耐久性にも優れ、設置時における作業時間も短
縮できる融雪装置を提供できる。
【0086】また、請求項4記載の発明によれば、加熱
手段を保護する保護部材を設けたもので、降雪時に加熱
手段によって、融雪パネルに融雪用エネルギーが供給さ
れる。融雪パネルは、地表面に設置されているので、温
度が速やかに上昇し、融雪効果を発揮するので、短時間
に融雪が行える。また、地表面に、融雪パネルを設置す
る際、加熱手段に、高荷重がかかっても、保護部材と発
熱プレートにより保護できる。また、設置作業も地表面
に設置するだけでよく、非常に簡単である。すなわち、
少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現するととも
に、耐久性にも優れ、設置時における作業時間も短縮で
きる融雪装置を提供できる。
【0087】また、請求項5記載の発明によれば、保護
部材が、複数の融雪パネルを連結するもので、保護部材
が地表面に設置された複数の融雪パネルを連結すること
で、加熱手段に対する水平方向、垂直方向の荷重に耐え
うる構成となっている。すなわち、少ない消費電力量
で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久性にも優
れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪装置を提
供できる。
【0088】また、請求項6記載の発明によれば、発熱
プレートが、複数の融雪パネルを連結するもので、発熱
プレートが地表面に設置された複数の融雪パネルを連結
することで、加熱手段に対する水平方向、垂直方向の荷
重に耐えうる構成となっている。すなわち、少ない消費
電力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐久性
にも優れ、設置時における作業時間も短縮できる融雪装
置を提供できる。
【0089】また、請求項7記載の発明によれば、発熱
プレートを連結する連結部材を備えたもので、連結部材
が、地表面に設置された複数の融雪パネル上の発熱プレ
ートを連結することで、加熱手段に対する水平方向、垂
直方向の荷重に耐えうる構成となっている。すなわち、
少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現するととも
に、耐久性にも優れ、設置時における作業時間も短縮で
きる融雪装置を提供できる。
【0090】また、請求項8記載の発明によれば、連結
部材が発熱するもので、連結部材が、地表面に設置され
た複数の融雪パネル上の発熱プレートを連結すること
で、加熱手段に対する水平方向、垂直方向の荷重に耐え
うる構成となっている。更に、連結部材が発熱すること
で、連結部材上の積雪も融雪できる。すなわち、少ない
消費電力量で、優れた融雪性能を実現するとともに、耐
久性にも優れ、設置時における作業時間も短縮できる融
雪装置を提供できる。
【0091】また、請求項9記載の発明によれば、融雪
パネルを地中に埋設させて、少なくとも上面を露出させ
たもので、融雪パネルの上面が、地表に露出しているの
で、温度が速やかに上昇し、融雪効果を発揮するので、
短時間に融雪が行える。さらに、融雪パネル自身は、路
盤に埋設されているので、加熱手段に対する水平方向、
垂直方向の荷重に耐えうる構成となっている。すなわ
ち、少ない消費電力量で、優れた融雪性能を実現すると
ともに、耐久性にも優れた融雪装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における融雪パネルの設置構
造を示す要部断面図
【図2】同実施例1の融雪装置の設置場所を示す外観図
【図3】同実施例1の融雪パネルの斜視図
【図4】本発明の実施例2における融雪パネルの要部断
面図
【図5】同実施例2の融雪パネルの要部断面図
【図6】本発明の実施例3における融雪パネルの要部断
面図
【図7】本発明の実施例4における融雪パネルの要部断
面図
【図8】同実施例4における融雪パネルの要部断面図
【図9】同実施例4における融雪パネルの要部断面図
【図10】本発明の実施例5における融雪パネルの要部
断面図
【図11】従来の融雪装置の設置構造を示す要部断面図
【符号の説明】
1 融雪装置 2 舗装部 3 路盤部 4 融雪パネル 5 降雪 6 歩道 7 玄関 8 駐車スペース 9 加熱手段 10 発熱プレート 11 ケース 12 供給部 16 溝 21 熱供給手段 26 保護部材 39 連結部材 60 融雪装置 61 路床部 62 コンクリート路盤部 63 アスファルト舗装部 64 電熱線 65 降雪
フロントページの続き (72)発明者 近藤 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 財前 克徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D026 CL02 CL03 2D051 AA08 AC01 AG03 AG11 AH01 AH02 GA01 GB03 GB09 GC01 GC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融雪用エネルギーを供給する加熱手段
    と、加熱手段によって発熱する発熱プレートから構成さ
    れる複数の融雪パネルを備え、発熱プレートが、少なく
    とも、融雪パネルの周辺部を構成する隣接部を覆うよう
    に配置した融雪装置。
  2. 【請求項2】 複数の発熱プレートの周辺部を構成する
    隣接部に融雪水を排水する溝を形成した請求項1記載の
    融雪装置。
  3. 【請求項3】 融雪水を排水する溝に熱供給手段を設け
    た請求項2記載の融雪装置。
  4. 【請求項4】 加熱手段を保護する保護部材を設けた請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の融雪装置。
  5. 【請求項5】 保護部材が複数の融雪パネルを連結する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の融雪装置。
  6. 【請求項6】 発熱プレートが複数の融雪パネルを連結
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の融雪装置。
  7. 【請求項7】 発熱プレートを連結する連結部材を備え
    た請求項1〜6のいずれか1項に記載の融雪装置。
  8. 【請求項8】 連結部材が発熱する請求項7に記載の融
    雪装置。
  9. 【請求項9】 融雪パネルを地中に埋設させて、少なく
    とも上面を露出させた請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の融雪装置。
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