JP2002284442A - 用紙折り装置 - Google Patents

用紙折り装置

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JP2002284442A
JP2002284442A JP2001090004A JP2001090004A JP2002284442A JP 2002284442 A JP2002284442 A JP 2002284442A JP 2001090004 A JP2001090004 A JP 2001090004A JP 2001090004 A JP2001090004 A JP 2001090004A JP 2002284442 A JP2002284442 A JP 2002284442A
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政信 河野
Hideyo Ohashi
秀世 大橋
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和儀 淤見
Masaru Goto
優 後藤
Tomotaka Nagaoka
友貴 長岡
Kazuaki Fukuda
和晃 福田
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原動機や電源を大型化することなく、折り目
線形成の過程のみトルク増量の処置をとり、強力で安定
した折り目線を付け、簡単確実な構成で生産性を落とす
ことなく効率的で取り扱いやすいコンパクトな用紙折り
装置の提供。 【解決手段】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折りローラ
の駆動手段としての直流モータの駆動電流を一時的に増
加する制御手段を設けたことを特徴とする用紙折り装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置の画像形成された用紙をZ折り等紙折りする場合の
折り機構における折りローラが用紙を折り込み中に増大
する負荷に対応させて動力を制御するようにした用紙折
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙をZ折り等紙折りする場合の
折り機構では特開昭61−248861号に開示されて
いるように、1段目のローラ対と2段目のローラ対とに
よりZ折りタイプの2回折りが行われているが、それら
のローラ対だけでは折りが弱いので2段目のローラ対の
一方のローラに増し折りローラを圧着させて折り状態が
くっきり確実に付けられるようにしてある。それは1段
目のローラ対と2段目のローラ対だけでは各ローラの圧
着力を駆動動力の上で強くできないので各紙折り線が弱
く実用に達しないこともあり、それを補うために増し折
りローラの機構を付加してあるが装置が大型化して好ま
しくない。
【0003】また、特開昭61−248863号ではロ
ーラ対を形成する2つの折りローラの間を用紙が搬送さ
れながら紙折りが進行するとき折りローラを正転逆転さ
せて折り目を付ける経路を複数回繰り返させて折り目を
きつく付けるようにしてある。
【0004】更に、特開昭62−16987号でもロー
ラ対による紙折りが一応終った後にも増し折り機構を設
けて折りの弱さや不完全さを補完するようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、増し折
りローラ等の増し折り機構を付加したり、紙折りを行う
ローラ対のところで往復動等の繰り返し操作をさせる機
構を設けることは、それだけ装置が複雑で大型になり好
ましくない。また、往復動等の繰り返し操作をさせると
紙折りに掛かる1サイクルの所要時間が延び、効率が低
下し生産性が悪くなるという欠点が生ずる。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を排除
し、小型で折り目が正確にきちんと付けられ安定した効
率の良い用紙折り装置を提供することを課題目的にす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(5)項の何れかによって達成される。
【0008】(1) 画像形成された用紙を搬送する用
紙搬送手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の
先端を当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動
の可能な停止部材と、該停止部材によって形成される用
紙の撓みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟
み込んで折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙
が前記ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折り
ローラの回転速度を一時的に減ずる制御手段を設けたこ
とを特徴とする用紙折り装置。
【0009】(2) 画像形成された用紙を搬送する用
紙搬送手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の
先端を当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動
の可能な停止部材と、該停止部材によって形成される用
紙の撓みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟
み込んで折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙
が前記ローラ対に挟み込まれるタイミングでモータ回転
数を一定にしたままモータに直結した減速機構をクラッ
チで切り換えて前記各折りローラの回転速度を一時的に
減ずる制御手段を設けたことを特徴とする用紙折り装
置。
【0010】(3) 画像形成された用紙を搬送する用
紙搬送手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の
先端を当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動
の可能な停止部材と、該停止部材によって形成される用
紙の撓みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟
み込んで折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙
が前記ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折り
ローラの駆動手段としての直流モータの駆動電流を一時
的に増加する制御手段を設けたことを特徴とする用紙折
り装置。
【0011】(4) 画像形成された用紙を搬送する用
紙搬送手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の
先端を当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動
の可能な停止部材と、該停止部材によって形成される用
紙の撓みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟
み込んで折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙
が前記ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折り
ローラの駆動手段としてのパルスモータのパルスレート
を一時的に増加する制御手段を設けたことを特徴とする
用紙折り装置。
【0012】(5) 画像形成された用紙を搬送する用
紙搬送手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の
先端を当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動
の可能な停止部材と、該停止部材によって形成される用
紙の撓みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟
み込んで折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙
が前記ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折り
ローラの駆動手段の駆動電力を定常値からそれよりも高
い定常値に一時的に変化させる制御手段を設けたことを
特徴とする用紙折り装置。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙折り装置と、
それによる用紙折り後の用紙後処理装置及びそれ等を連
結した画像形成装置本体を添付図面に基づいて説明す
る。
【0014】図1は画像形成装置本体A、用紙Z折り装
置B、用紙後処理装置FS及び自動原稿送り装置DFを
備えた画像形成装置の全体構成図である。
【0015】図示の画像形成装置本体Aは、画像読み取
り部1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部
4、カセット給紙部5、大容量給紙部(LCT)6、定
着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)
9を備えている。
【0016】画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿
送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体Aの
図示の左側面の排紙部8側には、用紙Z折り装置Bと用
紙後処理装置FSが連結されている。
【0017】自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置さ
れた原稿dは矢印方向に搬送され画像読み取り部1の光
学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、C
CDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
【0018】CCDイメージセンサ1Aにより光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0019】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラムに照射さ
れ、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、
露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行わ
れ、カセット給紙部5又は大容量給紙部6から搬送され
た用紙Sに画像が転写される。画像を担持した用紙S
は、定着装置7により定着され、排紙部8から用紙Z折
り装置B又は用紙後処理装置FSに直接送り込まれる。
或いは搬送路切り替え板8Aにより自動両面コピー給紙
部9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画
像形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から用
紙Z折り装置Bに送り込まれる。
【0020】用紙Z折り装置Bは、複数の折りローラに
より、用紙Sを二度折りしてつづら状のZ字型に折り畳
み、図2に示すように形成する。
【0021】図2(a)は、Z折り処理される前の用紙
Sの平面図である。破線で示すa,bは折り目線であ
る。
【0022】図2(b)は、Z折り処理された用紙Sの
平面図である。用紙Z折り装置Bの複数の折りローラに
よりZ折り処理した用紙Sには、折り目線a,bが形成
され折り畳まれる。
【0023】図2(c)は、Z折り処理され更に綴じ処
理する状態を示す用紙束の斜視図である。Z折り処理さ
れた用紙Sは、後述の用紙後処理装置FS内に搬送さ
れ、綴じ手段50により綴じ針SPが打針され、端綴じ
処理された冊子に形成されるときの状態を示している。
【0024】図1に示す用紙後処理装置FSには、図示
の上段から、用紙Z折り装置Bで紙折り処理されず、本
発明の用紙Z折り装置Bの下部の切り換え通路を通って
集積されたり、用紙Z折り装置BでZ折りされたままの
状態即ち編集して綴じられたりすることのない状態のま
ま集積される固定排紙皿81、冊子として編集される場
合に用いる表紙給紙手段40、シフト処理搬送部(大容
量排紙搬送部)20、第1積載部30、綴じ手段50、
二つ折り手段60が、ほぼ垂直方向に縦列配置されてい
る。
【0025】用紙後処理装置FSの図示右方には入口搬
送部10が配置されている。また、用紙後処理装置FS
の図示左側面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙を
積載する昇降排紙皿82と、中綴じ及び二つ折り処理済
みの用紙を積載する固定排紙皿83とが配置されてい
る。
【0026】図3は、本発明の用紙折り装置の実施の形
態の一例を表す用紙Z折り装置Bの用紙搬送経路を示す
断面図である。
【0027】画像形成装置本体Aの排紙部8から排出さ
れた画像形成処理済みの用紙Sは、紙折り操作を行わな
い場合は、入口部101に導入され、用紙搬送路102
を通過して、搬送ローラ103,104により搬送さ
れ、用紙Z折り装置B外の用紙後処理装置FSに排出さ
れる。
【0028】この用紙搬送過程では、切り替え手段10
5はソレノイドSD10オフの状態で、図示の破線で示
す位置に保持され、用紙搬送路106を開放し、用紙搬
送路107を閉止状態にして、用紙Sが用紙搬送路10
8を経て、用紙後処理装置FSに排出可能である。
【0029】用紙Z折り処理モードに設定されると、ソ
レノイドSD10の駆動により切り替え手段105が揺
動され、図示の実線で示す位置に保持され、用紙搬送路
106を閉止し、用紙搬送路107を開放状態にして、
用紙SをZ折りする折りローラ113,114で構成さ
れるローラ対へ搬送可能にする。
【0030】用紙搬送路107を通過した用紙Sは、搬
送ローラ110により搬送され、用紙搬送路111に案
内されて上昇し、用紙先端部が第1の停止部材112に
当接して進行が遮られるが、それを図4の回路図にも示
すように、第1の停止部材112の近傍に設けた用紙先
端検出器142によって検出し、搬送を継続する用紙S
の中間部は、折り形成ガイド111Aが図示の破線で示
される位置から、支点111A1の回りに実線で示され
る位置に回動して紙折りし易いように撓みを形成した
後、圧接して駆動回転する一対の折りローラ113,1
14に挟持され、折り目線bが形成される。
【0031】折り目線bにより折り処理された用紙S
は、用紙搬送路115,116,117を通過し、用紙
Sの折り目線bが先頭になり用紙の先端部として、第2
の停止部材としての停止部材118に当接して進行が遮
られるが、搬送を継続する用紙Sの中央部は撓みを形成
した後、圧接して駆動回転する一対の折りローラ11
4,120に挟持され、中央の折り目線aが形成され
る。
【0032】なお、用紙先端部の当接する前記停止部材
112や最初の用紙折れ部bで形成される先端部の当接
する前記停止部材118は、用紙Sの搬送方向長さに対
応して移動可能であり、所望の折り目線a,bを形成す
る。
【0033】折り目線a,bを形成しZ折り処理された
用紙Sは、折りローラ120とその従動ローラ121に
挟持されて搬送され、用紙搬送路122を経て再び用紙
搬送路117に入る。前記停止部材118は用紙搬送路
117から退避状態にあるため、用紙Sは前記停止部材
118のあった位置を通過し、搬送ローラ123により
搬送され、用紙搬送路124から装置外に排出される。
【0034】本発明の実施の形態では、前述の用紙後処
理装置FSに排出されるようにしてある。
【0035】前記停止部材112,118はそれぞれプ
ーリ112C,118Cに掛けられて駆動される無端の
タイミングベルト112B,118Bにアタッチメント
として取り付けられていて、図4の回路図にも示すよう
に、用紙サイズの入力手段143によって停止位置の調
節ができるようにしてあり、そのような機能の他に、特
に前記停止部材118はそれが退避して用紙Sが通過し
なければならないときにはプーリ118Cが大きく回動
して停止部材118が搬送路から外れ搬送路を開放する
ようにしてある。
【0036】そしてこのような停止部材118の退避や
所定位置への移動は、図4の回路図に示すようにプーリ
118Cに掛けられたタイミングベルト118Bの近く
の用紙搬送路117に対向して置かれた用紙検知センサ
141によって用紙先端(折り目線b)の位置が前進又
は後退するのを検知する検知信号で作動させる制御手段
140によって行われる。
【0037】ここで、用紙折り装置における起動からの
紙折りサイクル中のトルク負荷の変化状況を示す線図で
ある図5に見られるように、第1の折り及び第2の折り
時における各ローラ対を通過時のトルクは、紙折りされ
ない低負荷時のトルクの3.5〜4.0倍(起動時のト
ルクの2.4〜2.8倍)になっていることが分かる。
紙折り時の上記各ローラ対には第1折り時には2枚の紙
が重なり、第2折り時には3枚の紙が重なって送られる
ため前述の大きな負荷が生ずることになる。
【0038】このような負荷の変化に対応するために前
記各ローラ対の駆動モータの容量を大きくして対処する
ことが可能である。しかし前述の従来技術のような処置
と同じように電源やモータが大型になることにより装置
全体の大型化に繋がり好ましくない。
【0039】本発明ではこのような実状に対処するため
次のような幾つかの具体的な手段を試みた。
【0040】第1の手段は、用紙Z折り装置Bを電源1
55と定常の定格電流電圧のモータ156で一定の定格
回転数で運転しておき、折りローラ113,114で形
成されるローラ対による第1の折りで折り目線bが形成
されてゆくとき、及び折りローラ114,120で形成
されるローラ対による第2の折りで折り目線aが形成さ
れてゆくとき、各折りローラの回転速度を定常時の回転
速度より減速させるようにしたものである。より具体的
には、例えば簡単な歯車列による切り換えが行われる減
速機構151が設けられている。そして前記ローラ対を
通過する時期を用紙検知センサ141,142によって
検出して、この検出信号のタイミングで前記減速機構1
51をクラッチ作動で切り換えて強力で安定した折り目
線a,bが得られるように制御する制御手段140Bが
図6の回路図に示すように設けられている。
【0041】そして第1の折りでは、1段目の減速変換
をし、第2の折りでは更に減速率の高い2段目の減速変
換をすることにより、各折りローラの所要トルクが起動
時の2.4〜2.8倍(定常時の3.5〜4.0倍)で
楽に達成可能になっている。
【0042】第2の手段では、電源155及び直流モー
タ157は通常の大きさのものを用い、用紙Z折り装置
Bを定常の定格電圧で運転しておく。折りローラ11
3,114で形成されるローラ対による第1の折りで折
り目線bが形成されてゆくとき、及び折りローラ11
4,120で形成されるローラ対による第2の折りで折
り目線aが形成されてゆくとき、図10の回転数−トル
ク線図及び電流−トルク線図に示すように、電流値を起
動時及びそれ以外の定常時のI1に対して、前記ローラ
対を通過する時期を用紙検知センサ141,142によ
って検出して、この検出信号のタイミングで直流モータ
の電流を電流加減手段152によってI1からI2のよ
うに増量させることにより最大トルク値をT1からT2
に上昇させ強力で安定した折り目が得られるように制御
する制御手段140Cが図7の回路図に示すように設け
られている。
【0043】第3の手段では、通常の大きさの電源15
5及びパルスモータ158を用い、用紙Z折り装置Bを
定常の定格電圧で運転しておく。このパルスモータの特
性を図11のパルスレート(回転数)−トルク線図に示
す。折りローラ113,114で形成されるローラ対に
よる第1の折りで折り目bが形成されてゆくとき、及び
折りローラ114,120で形成されるローラ対による
第2の折りで折り目線aが形成されてゆくとき、起動時
及びそれ以外の定常時に対して、前記ローラ対を通過す
る時期を用紙検知センサ141,142によって検出し
て、この検知信号のタイミングでパルスレート加減手段
153によりパルスモータ158への入力のパルスレー
トを減少させる。このようにトルク値を上げ強力で安定
した折り目が得られるように制御する制御手段140D
が図8の回路図に示すように設けられている。
【0044】また、第4の手段では、図9の回路図に示
すように、用紙が前記ローラ対に挟み込まれるタイミン
グで前記各折りローラの駆動手段としてのモータの駆動
電力を駆動電力変換手段154によって特定の定常値か
らそれよりも高い特定の定常値に一時的に変化させる制
御手段140Eを設けることによって、トルク値を上げ
強力で安定した折り目が得られるように制御することが
できる。
【0045】尚、図6,図7,図8,図9の各回路図は
図4の回路図に紙折り時のトルク増手段を加減するため
の制御を付加したものである。
【0046】また、紙折り操作を行わない場合、画像形
成装置本体Aの排紙部8から排出された画像形成処理済
みの用紙Sが長いときは、入口部101に導入され、用
紙搬送路102を通過して、搬送ローラ103,104
により搬送して、装置外の用紙後処理装置FSに排出す
るようにすると、次の用紙搬送に当たり用紙の先頭と後
尾が衝突して搬送の邪魔になるので、その場合は切り換
えゲート105を切り換えて搬送路110A、搬送ロー
ラ110、切り換えゲート111A、第1,第2の折り
ローラ113,114を通過させ、更に搬送路115,
116,117、搬送ローラ123と用紙搬送路124
を経て用紙搬送路108から用紙後処理装置FSへ送り
込むように制御している。
【0047】そして、用紙搬送路117,122の片側
を形成する案内板130は支点131で回動可能にして
あり、用紙搬送路110Aの片側を形成する案内板13
5は支点135Aで回動可能にしてあり、用紙搬送路1
12の片側を形成する案内板112Aは支点112A1
で回動可能にしてあり、紙詰まり等が起こっても前記各
案内板を回動させてジャム状の用紙を容易に取り出すこ
とが可能になる。しかし従来のように搬送路が三重に配
置されるような構成では中側に配置された搬送路に起き
た紙詰まり現象を解消するには少なくとも一方の外側の
搬送路を外した上でなければジャムになった用紙を取り
出して復元させることが非常に困難になるし、三重の搬
送路全てを開放可能にすると装置が大型化するという欠
点が生ずる。
【0048】
【発明の効果】本発明の用紙折り装置により、複写機等
の画像形成装置で形成される画像形成済みの用紙の折り
畳みは、原動機や電源を大型化することなく、折り目線
形成の過程のみトルク増量の処置をとり、強力で安定し
た折り目線を付けることができるようになり、しかも用
紙折り装置は、簡単確実な構成で生産性を落とすことな
く効率的で、取り扱いやすくコンパクトなものになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、用紙Z折り装置、用紙後処
理装置及び自動原稿送り装置を備えた画像形成装置の全
体構成図である。
【図2】Z折り処理される前の用紙の平面図、Z折り処
理された用紙の平面図、Z折り処理され更に綴じ処理す
る状態を示す用紙束の斜視図である。
【図3】本発明の用紙折り装置の実施の形態の一例であ
る用紙Z折り装置の用紙搬送経路を示す断面図である。
【図4】本発明の用紙折り装置における用紙折り長さや
用紙の搬送停止や搬送経路の切り換えを制御する制御手
段の回路図である。
【図5】用紙折り装置における起動から始まる紙折りサ
イクル中のトルク負荷の変化状況を示す線図である。
【図6】図4の制御手段に紙折り時の負荷を補完する制
御を付加した制御手段の回路図である。
【図7】図4の制御手段に紙折り時の負荷を補完する制
御を付加した別の制御手段の回路図である。
【図8】図4の制御手段に紙折り時の負荷を補完する制
御を付加した他の制御手段の回路図である。
【図9】図4の制御手段に紙折り時の負荷を補完する制
御を付加した更に他の制御手段の回路図である。
【図10】直流モータの回転数−トルク線図である。
【図11】パルスモータのパルスレート(回転数)−ト
ルク線図である。
【符号の説明】
10 入口搬送部 20 シフト処理搬送部(大容量排紙搬送部) 30 第1積載部 40 表紙給紙手段 50 綴じ手段 60 二つ折り手段 102,106,107,110A,111,115,
116,117,122,124 用紙搬送路 103,104,110,123 搬送ローラ 112,118 停止部材 112B,118B タイミングベルト 112C,118C プーリ 113,114,120 折りローラ 121 従動ローラ 130,135,112A 案内板 111A1,131,135A,112A1 支点 140,140B,140C,140D,140E 制
御手段 141,142 用紙検知センサ 151 減速機構 152 電流加減手段 153 パルスレート加減手段 154 駆動電力変換手段 155 電源 156 モータ 157 直流モータ 158 パルスモータ A 画像形成装置本体 B 用紙Z折り装置 FS 用紙後処理装置 S 用紙 a,b 折り目線
フロントページの続き (72)発明者 後藤 優 東京都練馬区富士見台3丁目30番16号 (72)発明者 長岡 友貴 東京都小平市天神町1丁目228番地の2 (72)発明者 福田 和晃 埼玉県川越市吉田新町3丁目10番地13 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB01 AC02 BA04 BA08 BB01 CB03 CC03 EA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
    手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
    当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
    な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
    みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
    で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
    ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折りローラ
    の回転速度を一時的に減ずる制御手段を設けたことを特
    徴とする用紙折り装置。
  2. 【請求項2】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
    手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
    当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
    な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
    みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
    で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
    ローラ対に挟み込まれるタイミングでモータ回転数を一
    定にしたままモータに直結した減速機構をクラッチで切
    り換えて前記各折りローラの回転速度を一時的に減ずる
    制御手段を設けたことを特徴とする用紙折り装置。
  3. 【請求項3】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
    手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
    当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
    な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
    みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
    で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
    ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折りローラ
    の駆動手段としての直流モータの駆動電流を一時的に増
    加する制御手段を設けたことを特徴とする用紙折り装
    置。
  4. 【請求項4】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
    手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
    当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
    な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
    みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
    で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
    ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折りローラ
    の駆動手段としてのパルスモータのパルスレートを一時
    的に増加する制御手段を設けたことを特徴とする用紙折
    り装置。
  5. 【請求項5】 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送
    手段と該用紙搬送手段によって搬送される用紙の先端を
    当接停止させるべく搬送路に設けた位置調節移動の可能
    な停止部材と、該停止部材によって形成される用紙の撓
    みを二つの折りローラで構成されるローラ対に挟み込ん
    で折り目を形成する用紙折り装置であって、用紙が前記
    ローラ対に挟み込まれるタイミングで前記各折りローラ
    の駆動手段の駆動電力を定常値からそれよりも高い定常
    値に一時的に変化させる制御手段を設けたことを特徴と
    する用紙折り装置。
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