JP2002284331A - リニアフィーダ - Google Patents

リニアフィーダ

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JP2002284331A
JP2002284331A JP2001086505A JP2001086505A JP2002284331A JP 2002284331 A JP2002284331 A JP 2002284331A JP 2001086505 A JP2001086505 A JP 2001086505A JP 2001086505 A JP2001086505 A JP 2001086505A JP 2002284331 A JP2002284331 A JP 2002284331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リニアフィーダにおいて、可動台の振動によっ
て発生する振動反力を、効果的に吸収することである。 【解決手段】リニアフィーダA1 を構成する固定台C1
と基台D1 を連結する防振用板ばね3を横方向に配置
し、該防振用板ばね3を、水平面に対してその取付角θ
だけ傾斜した基準面Sでのみ撓み振動させることによ
り、可動台B1 の振動により発生する振動反力を吸収す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラフを取付けた
可動台と、振動反力を受ける固定台とが複数の駆動用板
ばねで連結されていると共に、前記固定台と基台とが複
数の防振用板ばねで連結された構成のリニアフィーダに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアフィーダA’について説明
する。ここで、リニアフィーダA’の前後方向(部品の
搬送方向P)における両側面部の構成は、ほとんど同一
であるため、ここでは一方側(部品の出口側)の構成に
ついてのみ説明する。図18及び図19に示されるよう
に、部品(図示せず)を振動搬送させるためのトラフ7
1が取付けられた可動台72と、前記可動台72を支持
するための固定台73とが、前記可動台72の前後方向
の両端部において、縦方向(垂直方向)に配置された駆
動用板ばね74によって連結されている。ここで、「縦
方向に配置された」とは、可動台72及び固定台73に
対する駆動用板ばね74の各連結部が、縦方向(垂直方
向)に、所定間隔W’をおいて配置されていることを意
味する。即ち、前記駆動用板ばね74の上下端部が、2
本の上側固定ボルト75及び2本の下側固定ボルト76
により、各座金77を介して、可動台72と固定台73
に連結されている。そして、可動台72と固定台73と
の間には、前記トラフ71が揺動振動したとき、両者が
干渉することを防止するために、高さ方向に僅かな隙間
が設けられている。
【0003】ここで、可動台72及び固定台73におけ
る駆動用板ばね74の板ばね取付面72a,73a は、ト
ラフ71に振動角αを付与させるために、僅かに傾斜状
態を呈している。即ち、駆動用板ばね74は、取付角θ
だけ後方に傾斜した状態で連結されている。ここで、振
動角αとは、振動中のトラフ71の底板部71aと、固
定台73の板ばね取付面73aに直交する方向gとの成
す角度をいう。
【0004】そして、前記固定台73は、上記した駆動
用板ばね74と同様に、縦方向(垂直方向)に、所定の
間隔W”をおいて配置された防振用板ばね78を介し
て、基台79と一体に取付けられている。即ち、前記防
振用板ばね78の上下端部が、2本の上側固定ボルト8
1及び2本の下側固定ボルト82により、各座金77を
介して、固定台73と基台79に連結されている。そし
て、固定台73と基台79との間には、前記可動台72
が揺動振動したとき、両者が干渉することを防止するた
めに、高さ方向に僅かな隙間が設けられている。この防
振用板ばね78は、前記駆動用板ばね74を介して固定
台73に伝達される可動台72の振動反力を吸収して、
該振動反力が、地上側の部材(設置台F)に悪影響を及
ぼすことを防止するという機能を有している。
【0005】前記駆動用板ばね74は、電磁石83等の
加振手段により、所定の振幅と振動数でもって撓み振動
され、可動台72を前後方向に振動させる。それに伴
い、トラフ71内の部品が、前方に振動搬送される。な
お、図18において、84は、可動コアであり、85
は、前記電磁石83を支持するための支持板である。
【0006】ここで、トラフ71、可動台72等の可動
部材の全荷重は、その重心G1 に作用し、固定台73、
電磁石83等の固定部材が受ける振動反力は、その重心
2に作用する。各重心G1,G2 を結ぶ線分Kの方向
が、前記直交方向gと合致する場合には、電磁石83か
ら発生したエネルギーのほとんどが、トラフ71を前記
直交方向gを含む面内、即ち、基準面S(図5参照)内
で振動させるために費やされるので、前記トラフ71
は、その振動方向aを前記直交方向gに沿わせた理想的
な直線振動をする。ここで、「直線振動」とは、振動の
1サイクルのトラフ71の軌跡が「往復直線運動」であ
ることをいう。このために、固定台73の後部に、重心
調整用ブロック(図示せず)を付加させることが、よく
行われている。
【0007】ところが、現実的には、トラフ71の前後
に接続される各装置との干渉回避等の制限があって、前
記各重心G1,G2 を結ぶ線分Kが、前記直交方向gと合
致することは少ない(第1理由)。しかも、図18及び
図19に示されるように、駆動用板ばね74が縦方向
(垂直方向)に配置されているために、トラフ71は垂
直面内において振動する(第2理由)。上記した各理由
により、トラフ71は、駆動用板ばね74の振幅の前後
端において、その振動角を僅かに変化させながら振動す
る。例えば、駆動用板ばね74の振幅の前端でほぼ水平
姿勢であったトラフ71は、その後端において後傾姿勢
となる。即ち、前記トラフ71は、垂直面内において揺
動振動をする。ここで「揺動振動」とは、振動の1サイ
クルのトラフ71の軌跡が「往復曲線運動」であること
をいう。このため、振動中のトラフ71の振動角は、そ
の部位によって異なり、トラフ71の各部位における部
品の搬送速度が異なる。
【0008】しかも、防振用板ばね78は縦方向に配置
されているため、該防振用板ばね78も、可動台72の
振動反力を受けて、垂直面内で振動する。すると、前記
可動台72の振動反力を吸収する防振用板ばね78の撓
みが、前記トラフ71を更に揺動振動させることとな
り、該トラフ71内の部品の搬送が、円滑に成されな
い。
【0009】そして、前記防振用板ばね78の振動吸収
作用を効果的に奏させるためには、そのばね定数を、前
記駆動用板ばね74のそれよりも小さくする必要があ
る。すると、防振用板ばねの垂直面内での振動が、更に
大きくなり、上記した不具合が顕著になる。
【0010】また、トラフ71が垂直面内で揺動振動す
ることにより、固定台73には、該トラフ71の振動反
力が、トラフ71及び可動台72等の自重と相乗して作
用する。この振動反力は、更に固定台73の自重と相乗
して基台79に作用するため、前記振動反力が大きい
と、設置台Fに悪影響を及ぼす。これを防止するために
は、基台79、或いは設置台Fを大きく、強固なものに
しなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、可動台が振動されることによって固定台が
受ける振動反力に起因する前記固定台の振動が、防振用
板ばねにより、効果的に吸収されるようにすることを課
題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、トラフを取付けた可動台
と、振動反力を受ける固定台とが複数の駆動用板ばねで
連結されていると共に、前記固定台と基台とが複数の防
振用板ばねで連結されて、加振手段により前記駆動用板
ばねを撓み振動させて、前記トラフ内の部品を振動搬送
させると共に、前記振動反力に起因する前記固定台の振
動を前記防振用板ばねで吸収する構成のリニアフィーダ
において、前記防振用板ばねを横方向に配置して、その
横方向の一端部を前記基台に連結すると共に、同じく他
端部を前記固定台に連結したことを特徴としている。
【0013】リニアフィーダを構成する加振手段を作動
させると、可動台が振動され、トラフ内の部品が、前後
方向に振動搬送される。このとき、前記可動台の振動反
力が固定台に作用して、該固定台を振動させる。この振
動は、前記駆動用板ばねよりもはるかに小さいばね定数
を有し、前記固定台と基台とを連結する防振用板ばねに
よって吸収される。請求項1に記載の発明の場合、前記
防振用板ばねが、横方向に配置されていて、該防振用板
ばねは、水平面内、或いは水平面から防振用板ばねの取
付角だけ傾斜した面(基準面)内でのみ撓み振動するこ
とによって、可動台からの振動反力を吸収する。これ
は、固定台が、水平面内、或いは基準面内でのみ直線振
動されることを意味する。この結果、前記固定台の振動
が、トラフに及ぼす影響が小さくなり、前記トラフ内の
部品が一様に振動搬送される。
【0014】また、前記防振用板ばねには、これよりも
上方に配置されているトラフ、可動台、固定台等の各部
材の荷重が直接に作用するが、防振用板ばねが横配置さ
れているため、前記荷重は、単に単純荷重として作用す
るのみであって、前記防振用板ばねの撓みを増幅させる
ようには作用しない。この結果、固定台の振動の反力
が、基台を支持するための設置台に及ぼす影響を小さく
することができ、前記設置台の強度を、それ程高めなく
ても済む。これは、設置台の強度に関係なく、トラフ内
の部品が一様に搬送されることを意味する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明を前提として、相前後する各防振用板ばねの固定
台及び基台に対する連結位置が、相互に逆の関係になっ
ていることを特徴としている。固定台が振動することに
よって、その前後の部分で発生する曲げモーメントは、
同一の大きさであり、しかも、その作用方向が逆であ
る。このため、前記曲げモーメントは、ほぼ相殺され
る。この結果、前記固定台に対する可動台の支持状態が
安定し、トラフ内の部品は一様に搬送される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明を前提として、前記固定台の下面及び前記
基台の上面における部品の搬送方向に沿った両端部であ
って、しかも該搬送方向と直交する方向に沿って互いに
干渉しない位置に、それぞれ固定台側及び基台側の各ば
ね連結部が下方及び上方に向けて突設されて、可動台側
及び固定台側の各ばね連結部に防振用板ばねが連結され
ていることを特徴としている。この発明の場合、簡単な
構成でもって、防振用板ばねを横方向に配置することが
できる。しかも、固定台に発生する曲げモーメントを、
ほぼ相殺させることができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、トラフを取付け
た可動台と、振動反力を受ける固定台とが複数の駆動用
板ばねで連結されていると共に、前記固定台と基台とが
複数の防振用板ばねで連結されて、加振手段により前記
駆動用板ばねを撓み振動させて、前記トラフ内の部品を
振動搬送させると共に、前記振動反力に起因する前記固
定台の振動を前記防振用板ばねで吸収する構成のリニア
フィーダにおいて、前記防振用板ばねを横方向に配置し
て、その横方向の中央部を前記基台に連結すると共に、
同じく両端部を前記固定台に連結したことを特徴として
いる。この発明の場合、請求項1に記載の発明と同様
に、防振用板ばねが水平面内、或いは基準面内でのみ撓
み振動することによって、可動台からの振動反力を吸収
する。しかも、固定台が振動することによって、同一の
大きさで、しかも、作用方向が逆の各曲げモーメント
が、前記固定台の前後の部分で、それぞれ発生する。こ
のため、各曲げモーメントは完全に相殺される。この結
果、前記固定台に対する可動台の支持状態が安定し、ト
ラフ内の部品は一様に搬送される。また、前記固定台を
支持する基台が設置される設置台の強度を、それ程高く
しなくても済む。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明を前提として、前記固定台の下面における部品の
搬送方向に沿った両端部であって、しかも該搬送方向と
直交する方向の両端部に一対の固定台側ばね連結部が下
方に向けて突設されていると共に、前記基台の上面にお
ける部品の搬送方向に沿った両端部であって、しかも該
搬送方向と直交する方向の中央部に基台側ばね連結部が
上方に向けて突設され、前記一対の固定台側ばね連結部
の間に、前記基台側ばね連結部が挿入されて、各ばね連
結部に防振用板ばねが連結されていることを特徴として
いる。この発明の場合、簡単な構成でもって、防振用板
ばねを横方向に配置することができる。しかも、固定台
に発生する曲げモーメントを、完全に相殺させることが
できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明を前提として、前記駆動用板
ばねが横方向に配置されて、その横方向の一端部が前記
可動台に連結されていると共に、その他端部が前記固定
台に連結されていることを特徴としている。この発明の
場合、防振用板ばねだけでなく、駆動用板ばねも横方向
に配置されている。このため、駆動用板ばねと防振用板
ばねの双方が、水平面内、或いは基準面内でのみ撓み振
動され、垂直面内で振動されることはない。即ち、前記
防振用板ばねの振動位相は、駆動用板ばねのそれよりも
180°ずれていて、前記駆動用板ばねと反対の方向に
大きく撓まされることによって、固定台の振動が吸収さ
れる。これは、可動台からの振動反力と、前記振動反力
が固定台に作用することにより、基台、或いは設置台に
作用する反力とによって、トラフ内の部品と設置台に及
ぼす影響を、極めて少なくすることができることを意味
する。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の発明を前提として、前記固定台側
ばね連結部と前記基台側ばね連結部との間隔を広くし
て、前記防振用板ばねの撓み振動の振幅を大きくしたこ
とを特徴としている。こうすることにより、リニアフィ
ーダの高さを高くすることなく、部品の搬送能力を大き
くすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。最初に、第1実施例のリニアフィ
ーダA1 について説明する。図1は本発明の第1実施例
のリニアフィーダA1 の全体斜視図、図2は同じく正面
図、図3は同じく左側面図、図4は同じく分解斜視図で
ある。「従来の技術」と同様に、リニアフィーダA1
一方側(部品の出口側)の構成についてのみ説明する。
図1ないし図4に示されるように、断面が略U字状のト
ラフ1が上面に取付けられた可動台B1 の下方に、「横
方向に配置された」(後述)駆動用板ばね2を介して可
動台B1 を支持するための固定台C1 が配置されてい
る。そして、前記固定台C1 の下方には、横方向に配置
された防振用板ばね3を介して固定台C1 を支持するた
めの基台D1 が配置されている。最初に、可動台B1
固定台C1 の構成、及び両者の連結状態について説明
し、次に、基台D1 の構成、及び固定台C1 との連結状
態について説明する。なお、図1において、可動台B1
と固定台C1 との接続部、及び固定台C 1 と基台D1
の接続部を表示するため、駆動用板ばね2、防振用板ば
ね3及び固定ボルト18,19,31,32を一点鎖線
で示している。
【0022】第1実施例のリニアフィーダA1 を構成す
る可動台B1 は、平板状の可動台本体部4の下面で、平
面視における対角線位置に、各脚部5が垂下された構成
である。前記本体部4の上面に、トラフ1が取付けられ
る。そして、固定台C1 は、平板状の固定台本体部6の
前後方向の両端部で、前記可動台B1 の各脚部5と干渉
しない対角線位置に、各ブロック体7が立設された構成
である。各ブロック体7における高さ方向のほぼ中央部
には、各側板部8が、それぞれ手前側及び奥側に張り出
している。前記各ブロック体7において、前記各側板部
8よりも上方の部分には、駆動用板ばね2を介して前記
可動台B1 を支持するための各支持部9が形成されてい
て、同じく下方の部分には、防振用板ばね3を介して基
台D1 (後述)に支持される各台座部11が形成されて
いる。前記可動台B1 と前記固定台C1 は、それらの前
後方向の両端部が、垂直方向に対して所定の角度(駆動
用板ばね2の取付角θ)で切除されていて、それらの板
ばね取付面5a,9a に前記取付角θで連結された各駆動
用板ばね2によって、一体に取付けられている。このと
き、それらの脚部5と支持部9とが相対向する部分に、
所定の間隔の隙間が形成される。こうすることによっ
て、駆動用板ばね2が撓み振動したときに、両者が干渉
することが防止される。
【0023】次に、基台D1 の構成について説明する。
この基台D1 は、平板状の基台本体部12の上面で、上
記した固定台C1 の各台座部11と干渉しない対角線位
置に、前記固定台C1 を支持するための各支持部13が
立設されている。そして、可動台B1 及び固定台C1
同様に、前後方向の両端部が、垂直方向に対して、防振
用板ばね3の取付角θで切除されている。そして、固定
台C1 と基台D1 は、前記固定台C1 の台座部11の板
ばね取付面11aと、前記基台D1 の支持部13の板ば
ね取付面13aに取付角θで連結された防振用板ばね3
によって、一体に取付けられている。このとき、それら
の台座部11と支持部13とが相対向する部分に、所定
の間隔の隙間が形成されているのは、可動台B1 と固定
台C1 の場合と全く同様である。
【0024】次に、駆動用板ばね2について説明する。
この駆動用板ばね2は、所定の厚さを有する長方形状
で、その幅(横方向の長さ)は、可動台B1 及び固定台
1 の幅とほぼ同一である。そして、その横方向(幅方
向)の一端部(手前側の端部)には、可動台B1 の脚部
5に、高さ方向に所定の間隔をおいて設けられた2本の
雌ねじ14に対応するボルト孔15が設けられていて、
同じく、他端部(奥側の端部)には、固定台C1 の支持
部9に、同一の間隔をおいて設けられた2本の雌ねじ1
6に対応するボルト孔17が設けられている。駆動用板
ばね2の各ボルト孔15,17に、各固定ボルト18,
19が挿通され、前記各固定ボルト18,19が各座金
21を介して、対応する各雌ねじ14,16に螺合され
る。こうすることによって、可動台B1 と固定台C1
一体にして取付けられる。このとき、図2に示されるよ
うに、正面視における可動台B1 の脚部5における板ば
ね取付面5aと、固定台C1 の支持部9における板ばね
取付面9aとは合致する。
【0025】また、正面視において、可動台B1 の前後
の脚部5どうし、及び固定台C1 の前後の支持部9どう
しの間には空間部が形成されていて、該空間部に、電磁
石22と可動コア23が配設されている。なお、図4に
おいて、24は、前記電磁石22を支持するための支持
板であり、25は、前記可動コア23を固定するための
固定ボルトである。
【0026】次に、防振用板ばね3について説明する。
図1ないし図4に示されるように、この防振用板ばね3
は、前述した駆動用板ばね2と同様に、所定の厚さを有
する長方形状で、その幅(横方向の長さ)は、可動台B
1 及び固定台C1 の幅とほぼ同一である。この防振用板
ばね3は、前記駆動用板ばね2が撓み振動することによ
って発生する固定台C1 の振動を吸収するためのもので
ある。そのため、該防振用板ばね3のばね定数は、前述
した駆動用板ばね2のそれよりもはるかに小さい。そし
て、その横方向(幅方向)の一端部(手前側の端部)に
は、基台D1 の支持部13に、高さ方向に所定の間隔を
おいて設けられた2本の雌ねじ26に対応するボルト孔
27が設けられていて、同じく、他端部(奥側の端部)
には、固定台C1 の台座部11に、同一の間隔で設けら
れた2本の雌ねじ28に対応するボルト孔29が設けら
れている。防振用板ばね3の各ボルト孔27,29に、
各固定ボルト31,32が挿通され、前記各固定ボルト
31,32が各座金21を介して、対応する各雌ねじ2
6,28に螺合される。こうすることによって、固定台
1 と基台D1 が、一体にして取付けられる。このと
き、正面視における固定台C1 の台座部11における板
ばね取付面11aと、基台D1 の支持部13における板
ばね取付面13aとは合致する。
【0027】上記したように、駆動用板ばね2と防振用
板ばね3は、可動台B1 、固定台C 1 及び基台D1 に対
して、横方向に配置された状態で連結されている。ここ
で、「横方向に配置された」とは、可動台B1 と固定台
1 、或いは固定台C1 と基台D1 の各ばね連結部が、
横方向(水平方向)に、所定間隔W1,W2 をおいて配置
されていることを意味する。
【0028】この状態で、前記電磁石22に交流電圧を
印加させると、該電磁石22に交流磁気吸引力が発生
し、可動コア23の吸引・離反が繰り返される。前記可
動コア23は、可動台B1 の下面に取付けられているた
め、可動コア23の吸引・離反に伴い、可動台B1 が前
後に往復移動する。前記可動台B1 は、駆動用板ばね2
により、固定台C1 と一体にして取付けられているた
め、駆動用板ばね2が、自身の弾性復元力に抗して撓み
振動される。この結果、可動台B1 に取付けられたトラ
フ1が、前後に振動する。
【0029】次に、このときの駆動用板ばね2と防振用
板ばね3の作用について、図5ないし図7を参照しなが
ら、詳細に説明する。図5ないし図7は、トラフ1と駆
動用板ばね2及び防振用板ばね3の作用を説明するため
に、不要な部材を省略した模式図である。図5及び図6
に示されるように、駆動用板ばね2は、可動台B1 及び
固定台C1 に対して、それらの横方向(水平方向)に配
置されている。該駆動用板ばね2は、可動台B1 の脚部
5の連結部Q1 と、固定台C1 の支持部9の連結部Q2
との間に、所定間隔W1 をおいて連結されている。ま
た、図5及び図7に示されるように、防振用板ばね3
も、可動台B1 及び固定台C1 に対して、それらの横方
向(水平方向)に配置されている。該防振用板ばね3
は、可動台B1の台座部11の連結部Q3 と、基台D1
の支持部13の連結部Q4 の間に、所定間隔W2 をおい
て連結されている。
【0030】電磁石22に交流電圧が印加されると、可
動コア23が、前記電磁石22に吸引・離反される。す
ると、図5及び図6に示されるように、駆動用板ばね2
は、前記連結部Q2 を支点として、水平面に対して、駆
動用板ばね2の取付角θだけ傾斜した面(基準面S)内
で、撓み振動される。図5において、駆動用板ばね2が
撓んで、前方に移動した状態のトラフ1を一点鎖線で示
す。このように、駆動用板ばね2の撓み振動中、その取
付角θは、ほぼ一定に保持される。この結果、可動台B
1 に一体に取付けられたトラフ1は、基準面S内で、振
動方向aに沿って振動するという、理想的な直線振動を
行う。しかも、駆動用板ばね2の撓み振動中、前記トラ
フ1の振動角αは、ほぼ一定に保持される。なお、図5
において、トラフ1が前方に移動するときの振動方向
a,a’を実線で示し、後方に移動するときの振動方向
a,a’を破線で示す。
【0031】しかも、前後の駆動用板ばね2は、固定台
1 の支持部9との連結部Q2 を支点として、それぞれ
反対方向に撓み振動される。このため、可動台B1 の前
後端部には、基準面S内で、作用方向が逆の各曲げモー
メントM1 が作用する。これらの曲げモーメントM1
大きさはほぼ同一なので、両者は、ほぼ相殺される。こ
の結果、可動台B1 は殆ど変形されず、トラフ1内の部
品は、安定した状態で、しかも一様に振動搬送される。
【0032】このとき、固定台C1 は、可動台B1 から
の振動反力を受け、可動台B1 の振動方向aと逆方向
a’に振動する。このため、防振用板ばね3の振動位相
は、駆動用板ばね2のそれと180°ずれている。しか
も、防振用板ばね3も、前記駆動用板ばね2と同様に横
方向に配置されているため、前記固定台C1 は、前記可
動台B1 と同様に、基準面Sに沿った面内で直線振動
し、垂直面内で揺動振動することはない。
【0033】しかも、前後の防振用板ばね3は、上記し
た駆動用板ばね2と同様に、基台D 1 の支持部13との
連結部Q4 を支点として、それぞれ反対方向に撓み振動
される。このため、固定台C1 の前後端部には、基準面
Sに沿った面内で、作用方向が逆の各曲げモーメントM
2 が作用する。これらの曲げモーメントM2 の大きさは
ほぼ同一なので、両者は、ほぼ相殺される。即ち、固定
台C1 も殆ど変形されることはないため、該固定台C1
に対する可動台B1 の支持状態が安定する。また、前記
固定台C1 の振動が、トラフ1に対する影響は、該トラ
フ1を基準面Sに沿った面内で揺動させることはあって
も、垂直面内で揺動させることはない。換言すれば、防
振用板ばね3の撓み振動が原因となって、前記トラフ1
を垂直面内で揺動させることはないので、トラフ1内の
部品は、更に安定した状態で、一様に搬送される。
【0034】前記防振用板ばね3には、これよりも上方
に配置されているトラフ1、可動台B1 、固定台C1
の各部材の荷重が直接に作用するが、該防振用板ばね3
が横方向に配置されているため、前記荷重は、単に単純
荷重として作用するのみであって、前記防振用板ばね3
の撓みを増幅させるようには作用しない。これに対し
て、従来のリニアフィーダA’の場合、防振用板ばね7
8が、縦方向に配置されているため、トラフ1、可動台
1 、固定台C1 等の各部材の荷重は、前記防振用板ば
ね78に直接に作用して、その撓み振動を増幅させる。
これは、前記防振用板ばね78が垂直面内で撓み振動す
ることにより、地上側の部材(設置台F)に大きな反力
が作用することを意味している。しかし、本発明に係る
リニアフィーダA1 の場合、防振用板ばね3が横方向に
配置されていて、該防振用板ばね3は、その横方向の一
端で連結されている固定台C1 に作用する振動反力のみ
によって撓まされるために、固定台C1 の振動が効果的
に吸収される。この結果、固定台C1 の振動の反力が、
設置台Fに及ぼす影響を小さくすることができ、前記固
定台C1 を小さくできるのみならず、前記設置台Fの強
度を、それ程高めなくても済む。また、防振用板ばね3
のばね定数が小さいことの影響も、ほとんど生じない。
【0035】次に、第2実施例のリニアフィーダA2
ついて説明する。以降、第1実施例のリニアフィーダA
1 と同一の部材には、同一の符号を付し、各実施例の特
徴部分についてのみ説明する。また、以降の実施例のリ
ニアフィーダの分解斜視図では、一方側の固定ボルトと
すべての座金を省略して図示する。図8は、第2実施例
のリニアフィーダA2 の全体斜視図、図9は、後側の固
定ボルト18,19,31,32と、すべての座金21
を省略した分解斜視図である。この実施例のリニアフィ
ーダA2 は、図8及び図9に示されるように、可動台B
2 の前後の脚部5が、平面視における可動台本体部4の
手前側に設けられていると共に、前記脚部5に対応する
固定台C2 の前後の支持部9及び台座部11が、平面視
における固定台本体部6の奥側に設けられている場合で
ある。そして、それに対応して、基台D2 の支持部13
が、基台本体部12の手前側に立設されている。
【0036】この実施例のリニアフィーダA2 の場合、
第1実施例のリニアフィーダA1 と同様に、駆動用板ば
ね2及び防振用板ばね3は、横方向に配置されている。
このため、可動台B2 、固定台C2 及び基台D2 の構成
が簡単になるという利点がある。また、可動台B2 及び
固定台C2 は、それぞれ基準面S内で直線振動し、垂直
面内で揺動振動することはない。そして、図10及び図
11に示されるように、可動台B2 及び固定台C2
は、それぞれ同一方向の曲げモーメントM1,M2が作用
する。しかし、これらの曲げモーメントM1,M2 は、基
準面S内で作用するため、該曲げモーメントM1,M2
トラフ1内の部品の搬送、或いは設置台Fに及ぼす影響
は僅かである。この結果、第2実施例のリニアフィーダ
2 には、第1実施例のリニアフィーダA1 とほぼ同一
の効果が奏される。
【0037】次に、第3実施例のリニアフィーダA3
ついて説明する。この実施例のリニアフィーダA3 は、
図12ないし図15に示されるように、平面視における
可動台B3 を構成する可動台本体部33の下面の四隅部
分に、各脚部34が、それぞれ設けられている場合であ
る。そして、固定台C3 の各支持部35は、固定台本体
部36の幅方向のほぼ中央部に、前記各脚部34どうし
の間に入り込む形態で設けられている。前記各脚部34
には、駆動用板ばね37を連結するための雌ねじ38
が、それぞれ同一の高さ位置に設けられていると共に、
前記支持部35には、高さ方向に所定間隔をおいて、同
じく2本の雌ねじ39が設けられている。そして、駆動
用板ばね37には、各雌ねじ38,39に対応するボル
ト孔41,42が設けられている。駆動用板ばね37に
おける幅方向の両端の各ボルト孔41に、可動台B3
の各固定ボルト43が挿通され、可動台B3 の各脚部3
4の雌ねじ38に螺合される。同様にして、駆動用板ば
ね37における幅方向の中央部の各ボルト孔42に、固
定台C3 側の各固定ボルト44が挿通され、固定台C 3
の各支持部35の雌ねじ39に螺合される。このように
して、可動台B3 と固定台C3 が一体にして取付けられ
る。
【0038】前記固定台C3 の各支持部35の下方に
は、各台座部45が設けられている。また、基台D3
構成する基台本体部46の幅方向のほぼ中央部には、各
支持部47が立設されている。上記した駆動用板ばね3
7の場合と同様に、固定台C3と基台D3 が、防振用板
ばね48を介して一体に取付けられる。即ち、該防振用
板ばね48における幅方向の両端部の各ボルト孔49に
挿通された固定台C3 側の各固定ボルト51が、固定台
3 の台座部45に設けられた雌ねじ52に螺合され
る。また、該防振用板ばね48における幅方向の中央部
の各ボルト孔53に挿通された基台D3 側の各固定ボル
ト54が、基台D3 の支持部47に設けられた雌ねじ5
5に螺合される。このようにして、固定台C3 と基台D
3 が一体にして取付けられる。
【0039】このように、駆動用板ばね37と防振用板
ばね48は、それぞれ横方向に配置されている。そし
て、図14に示されるように、平面視において、駆動用
板ばね37における固定台C3 の支持部35との連結部
5 から、可動台B3 の各脚部34との連結部Q6 まで
の間隔W3 は、同一である。また、図15に示されるよ
うに、平面視において、防振用板ばね48における基台
3 の支持部47との連結部Q7 から、可動台B3 の各
台座部45との連結部Q8 までの間隔W4 は、同一であ
る。
【0040】第1実施例の場合と同様に、電磁石22に
交流電圧を印加させると、可動台B 3 が、基準面S内で
直線振動する。このとき、図14に示されるように、駆
動用板ばね37は、固定台C3 の支持部35との連結部
5 を支点として、その両端部が、相互に逆方向に、し
かも、同一変位量だけ、バタフライ状に撓み振動され
る。このため、可動台B3 の前後端部には、基準面S内
で、作用方向が逆で、しかも、大きさが同一の各曲げモ
ーメントM3,M4 が作用する。そして、これらの曲げモ
ーメントM3,M4 は、可動台B3 の前後端部において完
全に相殺される。この結果、可動台B3 は、全く変形さ
れず、トラフ1内の部品は、安定した状態で、しかも一
様に振動搬送される。
【0041】そして、第1実施例の場合と同様に、固定
台C3 には、可動台B3 の振動反力が作用する。この振
動反力の位相は、前記可動台B3 の振動の位相と180
°ずれているため、図15に示されるように、防振用板
ばね48は、基台D3 の支持部47との連結部Q7 を支
点として、駆動用板ばね37と反対の方向に、バタフラ
イ状に撓み振動される。このため、固定台C3 の前後端
部には、基準面S内で、作用方向が逆で、しかも、大き
さが同一の各曲げモーメントM5,M6 が作用するが、こ
れらの曲げモーメントM5,M6 は完全に相殺される。こ
の結果、固定台C3 は全く変形されず、トラフ1内の部
品は、より安定した状態で、しかも一様に振動搬送され
る。
【0042】また、前記駆動用板ばね37及び防振用板
ばね48は、基準面S内でのみ撓み振動されるため、第
1実施例の場合と同様に、固定台C3 の振動反力による
反力が、設置台Fに及ぼす影響を小さくできる。
【0043】次に、第4実施例のリニアフィーダA4
ついて説明する。図16及び図17に示されるように、
この実施例のリニアフィーダA4 を構成する基台及び防
振用板ばねは、第2実施例の基台D2 及び防振用板ばね
3と同一である。そして、可動台B4 と固定台C4 とを
連結する駆動用板ばね56が縦方向に配置されていて、
前記防振用板ばね3が横方向に配置されている場合であ
る。即ち、前記駆動用板ばね56の上端部が、2本の可
動台B4 側の固定ボルト57により、可動台B 4 の前後
方向の両端部に連結されていると共に、その下端部が、
固定台C4 側の固定ボルト58により、固定台C4 の前
後方向の両端部に連結されている。
【0044】この状態で、電磁石22に交流電圧を印加
させると、可動台B4 が垂直面内で揺動振動する。そし
て、その振動反力が、固定台C4 に作用する。しかし、
固定台C4 と基台D2 とを連結する防振用板ばね3は、
横方向に配置されているため、前記防振用板ばね3は、
基準面S内でのみ撓み振動され、垂直面内で撓み振動さ
れることはない。この結果、前記振動反力が、いかなる
方向に作用しようとも、基台D2 及び設置台Fに悪影響
を及ぼすことはない。
【0045】上記した各実施例のリニアフィーダA1
4 において、横方向に配置された各駆動用板ばね2,
37、或いは各防振用板ばね3,48の振幅を大きくし
たい場合、各連結部Q1 〜Q8 の間隔W1 〜W4 をより
広くすればよい。こうすることにより、リニアフィーダ
1 〜A4 の高さを高くすることなく、部品の搬送能力
を大きくすることができる。
【0046】上記した各実施例のリニアフィーダA1
4 では、防振用板ばね3,48が連結される部分に取
付角θが設けられている場合である。しかし、前記取付
角θが零の場合、即ち、防振用板ばね3の連結部分が垂
直面であっても構わない。また、各実施例における加振
手段は電磁石22であるが、これ以外のもの、例えば、
超音波モータを使用したもの、エアを使用したもの等で
あっても構わない。
【0047】そして、各実施例のリニアフィーダA1
4 における可動台B1 〜B4 と固定台C1 〜C4 、及
び固定台C1 〜C4 と基台D1 〜D3 のそれぞれの組み
合わせは、本明細書で説明した構成以外のものであって
も構わない。即ち、本発明に係るリニアフィーダは、可
動台B1 〜B4 のうちのいかなる可動台と、固定台C 1
〜C4 のうちのいかなる固定台との組み合わせ、或い
は、固定台C1 〜C4 のうちのいかなる固定台と基台D
1 〜D3 のうちのいかなる基台との組み合わせから成る
ものであっても構わない。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るリニアフィーダは、固定台
と基台を連結するための防振用板ばねを、横方向に配置
することにより、可動台からの振動反力に起因する固定
台の振動を、水平面に対して所定の角度だけ傾斜した基
準面内で行わせる、換言すれば防振用板ばねを、水平面
内、或いは基準面内で撓み振動させることにより、可動
台の振動反力を吸収する構成である。即ち、前記防振用
板ばねが、垂直面内で撓み振動することがないため、固
定台は、水平面内、或いは基準面内で直線振動する。こ
の結果、前記固定台の振動がトラフに及ぶことはなく、
トラフ内の部品は、一様に搬送される。また、前記固定
台が直線振動することによる反力が、設置台に及ぼす影
響を小さくすることができ、該設置台の強度を、それ程
高めなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のリニアフィーダA1 の全
体斜視図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく左側面図である。
【図4】同じく分解斜視図である。
【図5】リニアフィーダA1 の作用を説明するための正
面模式図である。
【図6】可動台B1 及び固定台C1 と駆動用板ばね2と
の連結状態を示す平面模式図である。
【図7】固定台C1 及び基台D1 と防振用板ばね3との
連結状態を示す平面模式図である。
【図8】第2実施例のリニアフィーダA2 の全体斜視図
である。
【図9】後側の固定ボルト18,19,31,32と、
すべての座金21を省略した分解斜視図である。
【図10】可動台B2 及び固定台C2 と駆動用板ばね2
との連結状態を示す平面模式図である。
【図11】固定台C2 及び基台D2 と防振用板ばね3と
の連結状態を示す平面模式図である。
【図12】第3実施例のリニアフィーダA3 の全体斜視
図である。
【図13】後側の固定ボルト43,44,51,54
と、すべての座金21を省略した分解斜視図である。
【図14】可動台B3 及び固定台C3 と駆動用板ばね3
7との連結状態を示す平面模式図である。
【図15】固定台C3 及び基台D3 と防振用板ばね48
との連結状態を示す平面模式図である。
【図16】第4実施例のリニアフィーダA4 の全体斜視
図である。
【図17】後側の固定ボルト31,32,57,58
と、すべての座金21を省略した分解斜視図である。
【図18】従来のリニアフィーダA’の正面図である。
【図19】同じく左側面図である。
【符号の説明】
1 〜A4 :リニアフィーダ B1 〜B4 :可動台 C1 〜C4 :固定台 D1 〜D3 :基台 g:直交方向 P:搬送方向 W1 〜W4 :間隔 1:トラフ 2,37,56:駆動用板ばね 3,48:防振用板ばね 5,34:脚部(可動台側ばね連結部) 9,35:支持部(固定台側ばね連結部) 11,45:台座部(固定台側ばね連結部) 13,47:支持部(基台側ばね連結部) 22:電磁石(加振手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラフを取付けた可動台と、振動反力を
    受ける固定台とが複数の駆動用板ばねで連結されている
    と共に、前記固定台と基台とが複数の防振用板ばねで連
    結されて、加振手段により前記駆動用板ばねを撓み振動
    させて、前記トラフ内の部品を振動搬送させると共に、
    前記振動反力に起因する前記固定台の振動を前記防振用
    板ばねで吸収する構成のリニアフィーダにおいて、 前記防振用板ばねを横方向に配置して、その横方向の一
    端部を前記基台に連結すると共に、同じく他端部を前記
    固定台に連結したことを特徴とするリニアフィーダ。
  2. 【請求項2】 相前後する各防振用板ばねの固定台及び
    基台に対する連結位置が、相互に逆の関係になっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記固定台の下面及び前記基台の上面に
    おける部品の搬送方向に沿った両端部であって、しかも
    該搬送方向と直交する方向に沿って互いに干渉しない位
    置に、それぞれ固定台側及び基台側の各ばね連結部が下
    方及び上方に向けて突設されて、可動台側及び固定台側
    の各ばね連結部に防振用板ばねが連結されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のリニアフィーダ。
  4. 【請求項4】 トラフを取付けた可動台と、振動反力を
    受ける固定台とが複数の駆動用板ばねで連結されている
    と共に、前記固定台と基台とが複数の防振用板ばねで連
    結されて、加振手段により前記駆動用板ばねを撓み振動
    させて、前記トラフ内の部品を振動搬送させると共に、
    前記振動反力に起因する前記固定台の振動を前記防振用
    板ばねで吸収する構成のリニアフィーダにおいて、 前記防振用板ばねを横方向に配置して、その横方向の中
    央部を前記基台に連結すると共に、同じく両端部を前記
    固定台に連結したことを特徴とするリニアフィーダ。
  5. 【請求項5】 前記固定台の下面における部品の搬送方
    向に沿った両端部であって、しかも該搬送方向と直交す
    る方向の両端部に一対の固定台側ばね連結部が下方に向
    けて突設されていると共に、前記基台の上面における部
    品の搬送方向に沿った両端部であって、しかも該搬送方
    向と直交する方向の中央部に基台側ばね連結部が上方に
    向けて突設され、 前記一対の固定台側ばね連結部の間に、前記基台側ばね
    連結部が挿入されて、各ばね連結部に防振用板ばねが連
    結されていることを特徴とする請求項4に記載のリニア
    フィーダ。
  6. 【請求項6】 前記駆動用板ばねが横方向に配置され
    て、その横方向の一端部が前記可動台に連結されている
    と共に、その他端部が前記固定台に連結されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のリニ
    アフィーダ。
  7. 【請求項7】 前記固定台側ばね連結部と前記基台側ば
    ね連結部との間隔を広くして、前記防振用板ばねの撓み
    振動の振幅を大きくしたことを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載のリニアフィーダ。
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