JPH0230965B2 - - Google Patents

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JPH0230965B2
JPH0230965B2 JP61216836A JP21683686A JPH0230965B2 JP H0230965 B2 JPH0230965 B2 JP H0230965B2 JP 61216836 A JP61216836 A JP 61216836A JP 21683686 A JP21683686 A JP 21683686A JP H0230965 B2 JPH0230965 B2 JP H0230965B2
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JP
Japan
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fixed
troughs
drive spring
spring support
parts
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JP61216836A
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Takeyoshi Nonaka
Yoshiaki Ookura
Eiji Ooki
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は振動により部品を移送し後続の工程に
供給する振動部品供給装置に関する。
最近、リニアパーツフイーダと呼ばれる種々の
振動部品供給装置が開発されている。この代表的
な装置の原理を示せば第1図のようになるが、図
において部品返還用トラフ1は直線的に延び、矢
印で示す方向に部品を移送させるように振動す
る。また供給トラフ2は返還トラフ1とわずかな
間〓をおいて直線的に延び、矢印で示すように部
品を返還トラフ1とは逆方向に移送させるように
振動する。供給トラフ2の部品は一端部で返還ト
ラフ1に移行するが、この返還トラフ1に一体的
に設けられた部品整送部3により所望の姿勢に矯
正され、排出部4より一個宛、後続の工程に供給
される。矯正されなかつた部品及びオーバフロー
した部品は返還トラフ1から再び供給トラフ2に
戻される。このようにして部品は所望の姿勢に矯
正されるまで供給トラフ2及び返還トラフ1を循
環するのであるが、従来、このような装置を設備
する台への防振に問題があつた。
第2図は第1図の装置の側面図であるが、返還
トラフ1及び供給トラフ2はそれぞれ板ばね取付
板5,5′を介して前後一対の板ばね6及び7に
より、駆動ばね支持部8と結合されている。板ば
ね6及び7は図示するように相反する方向に傾斜
しており、図示しない電磁石駆動部により逆位相
の加振力を受け、供給トラフ2は矢印aで示す方
向に、返還トラフ1は矢印bで示す方向に振動す
る。この振動力はばね6,7を介してばね支持部
8に反力として矢印c及びdで示すように伝達さ
れる。もし、返還トラフ1と供給トラフ2の振巾
が同一であれば、ばね6により加えられる反力c
と、ばね7にり加えられる反力dとは水平成分に
おいて打ち消し合うが、垂直成分は相互に加算さ
れることになる。従つて、第2図に示すようにば
ね支持部8を載置させている設置台9にはこの垂
直成分反力が直接加わり、周囲に種々の厄介な問
題を引き起す。例えば、このようなリニアパーツ
フイーダは数台もしくは数十台を狭い間隔で並列
に同じ設置台9に配置することが多いが、以上の
ような反力が大きいと相互に隣のリニアパーツフ
イーダに振動力として伝達され、特に返還トラフ
1と一体的な部品整送部3における部品の流れに
乱れが生ずることになり部品整送効率を低下させ
ることになる。
以上のような問題を解決するために、従来は第
3図に示すような防振構造が取られている。な
お、第1図及び第2図に対応する部分については
同一の符号を付すものとする。すなわち、駆動ば
ね支持部8に更にウエイト10が固定され、装置
全体は防振用コイルスプリング11で設置台9上
に支持される。このような構造によつて確かに防
振効果は得られるが、装置全体の高さが大きくな
るという難点がある。防振理論から明らかなよう
に、防振効果、すなわち設置台9への上述の反力
の伝達率を小さくするためにはウエイト10の質
量をできるだけ大きくするか、コイルスプリング
11のばね常数をできるだけ小さくする必要があ
る。ウエイト10の質量を大きくするためには、
その高さを増すかわりに平面的に見た面積を大き
くすることも考えられるが、一般に設置台9の設
置面積は限られているので好ましくない。地方、
コイルスプリング11のばね常数を小さくするた
めには、その高さを大きくしなければならず、ま
た余りその高さを大きくすることは装置の支持の
安定性から好ましくない。
結局、第3図に示す従来の防振構造では装置全
体の高さが大きくなつて、全体として不安定であ
るばかりか、部品供給口、すなわち排出部4の排
出端の高さが大きくなつて、後続工程に種々の制
約を加えることになる。
本出願人は上述の点に鑑みて先に、装置全体の
高さを殆んど増すことなく充分な防振効果を発揮
することのできる振動部品供給装置を提案した。
この装置は少なくとも2つのトラフ;これら2つ
のトラフを逆位相で加振する加振部;駆動ばね支
持部;前記2つのトラフをそれぞれ前記駆動ばね
支持部に、前記2つのトラフが前記加振部の加振
力を受け、部品を相互に逆方向に移送するように
結合する駆動ばね;を備えた振動部品供給装置に
おいて、前記駆動ばね支持部を基台と板ばねによ
り結合したことを要旨とするものであり、上述の
効果は得られるものゝ各トラフの長さや上記板ば
ねの縦または横の長さによつては各トラフは第4
図に矢印で示すように(なお第4図及び第5図に
おいて第1〜第3図に対応する部分については同
一の符号を付すものとする。)その長手方向に揺
動するか、第5図に示すようにその横方向に揺動
する。
すなわち、ばね支持部8は一対の板ばね12に
より基台13に支持されているが、この板ばね1
2の横方向の曲げ運動が原因と思われる。このよ
うに揺動すると部品整送部における部品整送作用
が乱されるばかりか、移送速度も小さくなる場合
がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされ、装置全体の
高さを殆んど増すことなく充分な防振効果を発揮
することができ、常に上述のような長手方向また
は横方向の揺動が防止される振動部品供給装置を
提供することを目的とする。この目的は本発明に
よれば、少なくとも2つのトラフ;これら2つの
トラフを逆位相で加振する加振部;駆動ばね支持
部;前記2つのトラフをそれぞれ前記駆動ばね支
持部に前記2つのトラフが前記加振部の加振力を
受けて部品を相互に逆方向に移送するように結合
する駆動ばね;を備えた加振部品供給装置におい
て、前記駆動ばね支持部を、この下方に配設され
た基台と上下方向に相互に間隔をおいてほゞ水平
に配設された複数の板ばねにより結合したことを
特徴とする振動部品供給装置、によつて達成され
る。
以下、本発明の実施例による循環式の振動部品
供給装置もしくはリニアパーツフイーダについて
図面を参照にして説明する。
第6図及び第7図は本発明の第1実施例を示
し、図において振動部品供給装置は全体として2
0で示され、返還トラフ21及び供給トラフ22
はわずかな距離をおいて並列しており、返還トラ
フ21には一体的に部品整送部23が形成されて
いる。この部品整送部23には部品排出部24が
連設している。
返還トラフ21及び供給トラフ22の底部には
それぞれ第7図に示すように板ばね取付板30,
29が固定され、これらはそれぞれ前後一対の駆
動用板ばね32,31により共通の板ばね支持部
33に結合される。板ばね31,32は相反する
方向に傾斜して配設され、両端部がボルトにより
板ばね取付板29,30及び板ばね支持部33に
固定されている。
一方の板ばね取付板29にはボルトにより可動
コア34が固定され、同様に他方の板ばね取付板
30にもボルトにより可動コア35が固定されて
いる。そしてこれら可動コア34,35の間に位
置して電磁石コア36が取付部材39を介して板
ばね支持部33に固定されている。電磁石コア3
6の両側に形成されたヨーク部には互いに独立し
たコイル37,38が巻装され、図示せずともそ
れぞれ独立した制御手段、例えば可変抵抗を介し
て同一の交流電源で励磁される。従つて可動コア
34,35に対する交流吸引力の方向は相反する
方向にある。本実施例による加振部は以上のよう
に電磁石コア36、コイル37,38及び可動コ
ア34,35によつて構成され、このような加振
部及び図示するように配設された板ばね31,3
2により、両トラフ22,21は逆位相の、かつ
矢印A及びBで示すように互いに相反する方向に
傾斜した振動を行なう。
本実施例では、部品整装部23と排出部24を
含む返還トラフ21側可動部と供給トラフ22側
可動部とはほゞ同質量であつて、ばね支持部33
の質量は、ほゞこれらの和に等しく構成されてい
る。また板ばね31,32のばね常数も相等し
い。従つて、コイル37,38の通電量が同一で
あれば、理論的には返還トラフ2121及び供給
トラフ22はそれぞれ矢印B及びAの方向に同一
の振巾で振動するはずであるが、実際には板ばね
31,32を取付部29,30および支持部33
に固定させるためのボルトの締めつけ力によつて
も供給トラフ側と返還トラフ側とで共振周波数に
差が生じ、特に共振周波数の近くの周波数で駆動
する場合には、トラフ21と22とでは大きな振
巾差が生ずることになる。また実際に両トラフ側
重量を同一に構成することは難しい。更に両トラ
フ21,22に対する負荷を同一にすることも難
しい。然しながら本実施例によれば、コイル3
7,38にそれぞれ接続されている制御手段を調
節することによつて、両トラフ21,22の振巾
は正確に一致させることができる。このような振
巾を受けて、供給トラフ22内の部品mは矢印に
示す方向に移送され、傾斜した移送面を上昇して
平面部25に至る。こゝでガイド部28のガイド
作用を受けて、返還トラフ21側に移行する。返
還トラフ21の移送面は水平で、供給トラフ22
の図において左側端部と同一レベルにあり、返還
トラフ21に一体的に固定された部品整装部23
の移送面は供給トラフ22の平面部25とほゞ同
一のレベルにあるが、返還トラフ21側に向つて
若干下向きに傾斜している。従つて、部品整送部
23上では、部品mはその側壁部(23a)に図
示するように片寄つて矢印で示す方向に移送され
る。実際には部品整送部23には更に整送手段が
付加されているが、本発明には特に関係がないの
で省略する。部品整送部23で姿勢を矯正された
部品mは排出部24から一個宛排出される。姿勢
を矯正されなかつた部品又はオーバフローした部
品は返還トラフ21内又は供給トラフ22内に落
下し、更に返還トラフ21及び供給トラフ22を
循環する。
本発明によれば、更に上述のばね支持部33
が、その下方に配設された基台40に防振用板ば
ね43a,43b,44a,44bにより結合さ
れる。板ばね43a,43b,44a,44bは
両端部でそれぞれボルト45,46,47,48
によりばね支持部33及び基台40に固定されて
いる。基台40は設置台9に単に載置されるか、
又はボルトによりこれに固定してもよい。防振用
板ばね43aと43b、及び44aと44bとの
間にはスペーサ49,50及び51,52を介在
させており、これによりこれら上下板ばね間には
所定の距離が保たれる。このような板ばねの配置
によつて、板ばね43a,43b及び44a,4
4bの長手方向(図の左右方向)に対し、横方向
の曲げ剛性を充分に大きくとることができる。基
台40の両端部には貫通孔41,42が形成さ
れ、防振用板ばね43a,43b,44a,44
bの一端部をばね支持部33にボルト45,48
により固定する際に利用される。
また、本実施例では防振用板ばね43a,43
b,44a,44bの他端部はボルト46,47
を基台40に形成されたねじ孔(図示せず)に螺
合させることにより基台40に固定されている
が、これに代えて第11図に示す方法で固定され
てもよい。すなわち、第11図において、基台4
0に段付孔80が形成されており、板ばね44a
の他端部上に、ねじ孔82を形成させた取付板8
4が配設される。ボルト47は基台40の下方か
ら段付孔80、板ばね44a,44b、スペーサ
51の取付孔に挿通し、ねじ孔82に螺合させる
ことにより板ばね44a,44bの一端部は基台
40に対し固定される。このような方法による方
が、組立作業は容易である。なお、第11図では
一方の対の板ばね44a,44bについて図示し
たが、他方の対の板ばね43a,43bについて
も同様にして固定される。
電磁石コイル37,38励磁すると供給トラフ
22及び返還トラフ21は上述のように振動する
のであるが、これらの反力が駆動用板ばね31,
32を介してばね支持部33に加えられる。然る
に供給トラフ22及び返還トラフ21の振巾は同
一であるが、振動が逆位相であるので、水平成分
は打ち消し合い、垂直成分は相加算される。防振
用板ばね43a,43b,44a,44bはこの
ような垂直成分反力により、ボルト46,47に
よる固定端部を支点として曲げ運動を行なうが、
この曲げ方向のばね常数はその長さ、すなわち図
において左右方向の長さを大きくすることによつ
て、いくらでも小さくすることができる。従つ
て、装置全体20の高さを増加することなく、防
振用板ばね43a,43b,44a,44bの曲
げばね常数を小さくすることができる。すなわ
ち、反力を受けるばね支持部33の質量を増加せ
ずとも装置全体20の質量と防振用板ばね43
a,43b,44a,44bの曲げばね常数によ
つて定まる共振周波数は加振部34〜38の加振
周波数より充分に低くすることができる。従つ
て、基台40への反力伝達率は充分に小さくする
ことができる。すなわち、充分な防振効果が得ら
れる。しかも板ばね43aと43bとの間、及び
44aと44bとの間にはスペーサ49〜52に
より上下方向に所定の距離が設けられているの
で、横方向の曲げ剛性は充分に大きく、先に本出
願人が提案した装置で生じた第4図及び第5図で
示されるようなトラフ21,22の揺動運動は殆
んど生じなくなる。
また本実施例によれば、コイル37,38の通
電量を異ならせて、防振効果は多少減少するが、
最適の整送作用を得るように両トラフの振巾を変
えることができる。一般的に整送部分では余り移
送速度を高くすることは好ましくないが、この部
分には供給トラフから充分に部品を供給すること
が、供給効率を向上させる上で必要とされる。
第8図及び第9図は本発明の第2実施例による
循環式振動部品供給機もしくはリニアパーツフイ
ーダを全体として53で示すが、図において第1
実施例と対応する部分については同一の符号を付
し、それらの詳細な説明は省略する。すなわち本
実施例は第1実施例とは加振部の構成が異なる他
は全く同一の構成を有する。本実施例の加振部に
おいては、一個のコイルを巻装した電磁石コア5
4が板ばね取付板29を介して供給トラフ22に
固定され、これと対向するように可動コア55が
板ばね取付板30を介して返還トラフ21に取付
部材56により固定されている。可動コア55は
板ばね取付板29にある空〓をおいて横方向に延
びて電磁石コア54と対向している。このような
加振部によつても返還トラフ21及び供給トラフ
22は第1実施例と全く同様な振動を行ない、防
振用板ばね43a,43b,44a,44bの存
在によつて基台40、すなわち設置台9には殆ん
ど振動が伝わらない。しかも各トラフの長手方向
及び横方向における揺動運動はない。
第10図は本発明の第3実施例よる循環式振動
部品供給機もしくはリニアパーツフイーダを示す
が、図において第1実施例と対応する部分につい
ては同一の符号を付し、それらの詳細な説明は省
略する。すなわち、本実施例は第1実施例とは板
ばね43a,43b,44a,44bの配置構成
が異なる他は全く同一の構成を有する。
左右一対の防振用上側板ばね43a,44aは
その一端部で取付部材57,58を介してボルト
66,69により基台40に対して固定されてい
る。取付部材57,58はばね支持部33に形成
した貫通孔59,60を挿通しており、基台40
に一体的に植設されている。また上側板ばね43
a,44aの他端部は取付部材61,62を介し
てばね支持部33にボルト65,70により固定
されている。他方、左右一対の防振用下側板ばね
43b,44bはその一端部でボルト64,67
により基台40に対し固定されており、他端部で
ボルト63,68によりばね支持部33に固定さ
れている。
以上のような板ばね43a,43b,44a,
44bの配置構成により、供給機20全体の高さ
を何ら変えることなく上下の板ばねの間の距離は
第1実施例より更に大きくなるので、それだけ上
下一対の板ばね43a,43b及び44a,44
bの横方向の曲げ剛性が大きくなる。従つて、長
手方向、もしくは左右方向の曲げ剛性が第1実施
例と同一であるにもかゝわらず、横方向の曲げ剛
性ははるかに大きくなるので、問題のトラフの揺
動運動はより生じにくいものとなる。防振効果は
第1実施例と全く同様である。
なお、本実施例でも板ばね43b,44bの一
端部のボルト64,67による基台40への固定
を第11図に示す方法で行なつてもよい。
以上、本発明の各実施例について説明したが、
勿論、本発明はこれらに限定されることなく本発
明の技術的思想に基づいて、種々の変形が可能で
ある。
例えば以上の実施例では一つのばね支持部33
により板ばね31,32を介して2つのトラフ2
1,22を支持するようしたが、更にもう一つの
トラフを板ばねを介してばね支持部33に結合す
るようにしてもよい。この場合には一つのトラフ
の振巾が他の2つのトラフの振巾の2倍で、逆位
相で振動すれば上述の実施例と全く同一の効果が
得られる。更に4つのトラフが一つの支持部33
にそれぞれ板ばねを介して結合するようにしても
よい。この場合にはこのうちの2つが上述の返還
トラフ21と同じ運動を行ない、他の2つが供給
トラフ22と同じ運動を行なえば上述の実施例と
同じ効果が得られる。トラフが5つ以上について
も上述と同じ考えが適用される。
また以上の実施例では両トラフ21,22を近
接させて配置し循環式としたが、相離反させて独
立の移送作用を行なうようにしてもよい。
また以上の実施例では基台40を装置の設置台
9に載置するか、ボルトにより固定するものとし
たが、基台自体を設置台とすることも可能であ
る。
また防振用板ばね43a,43b,44a,4
4bの配置も図示したものに限ることなく、枚数
も左右2枚宛でなくてもよい。例えば、第8図に
おいて、更にスペーサを介してもう一枚の板ばね
を重ねるようにしてもよい。
また第1実施例ではコイル37,38を巻装さ
せている固定コア部分は一体化されているが、こ
れら部分は分離していてもよい。
以上延べたように本発明の振動部品供給機は、
少なくとも2つのトラフ;これら2つのトラフを
逆位相で加振する加振部;駆動ばね支持部;前記
2つのトラフをそれぞれ前記駆動ばね支持部に、
前記2つのトラフが前記加振部の加振力を受けて
部品を相互に逆方向に移送するように結合する駆
動ばね;を備え、前記駆動ばね支持部を、この下
方に配設された基台と上下方向に相互に間隔をお
いてほぼ水平に配設された複数の板ばねにより結
合したので、きわめて簡単構造で、かつ装置全体
の高さをそれほど大きくすることなく基台もしく
はこれを載置する設置台には殆んど振動を伝える
ことがない。しかも2つのトラフの長手方向及び
横方向における揺動運動は未然に防止されること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の循環式リニアパーツフイーダ
の原理を示す概略平面図、第2図は同概略側面図
第3図は他従来例の循環式リニアパーツフイーダ
の概略側面図、第4図は更に他従来例の循環式リ
ニアパーツフイーダの概略側面図、第5図は同正
面図、第6図は本発明の第1実施例による循環式
リニアパーツフイーダの平面図、第7図は同側面
図、第8図は本発明の第2実施例による循環式リ
ニアパーツフイーダの側面図、第9図は第8図に
おける−線方向部分底面図、第10図は本発
明の第3実施例による循環式リニアパーツフイー
ダの側面図、及び第11図は第1実施例における
防振用板ばねの固定方法の変形例を示す部分拡大
断面図である。 なお図において、20,53……循環式リニア
パーツフイーダ、21……返還トラフ、22……
供給トラフ、31,32……駆動用板ばね、33
……ばね支持部、34,35,55……可動コ
ア、36,54……電磁石コア、37,38……
コイル、40……基台、43a,43b,44
a,44b……防振用板ばね、49,50,5
1,52……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つのトラフ;これら2つのトラ
    フを逆位相で加振する加振部;駆動ばね支持部;
    前記2つのトラフをそれぞれ前記駆動ばね支持部
    に前記2つのトラフが前記加振部の加振力を受け
    て部品を相互に逆方向に移送するように結合する
    駆動ばね;を備えた振動部品供給装置において、
    前記駆動ばね支持部を、この下方に配設された基
    台と、上下方向に相互に間隔をおいてほゞ水平に
    配設された複数の防振用板ばねにより結合したこ
    とを特徴とする振動部品供給装置。 2 前記加振部は前記駆動ばね支持部に固定され
    た電磁石固定コア、この電磁石固定コアの相反す
    る方向に延びるヨーク部にそれぞれ巻装されたコ
    イル、前記ヨーク部に対向し前記両トラフにそれ
    ぞれ固定された可動コアから成り、前記両コイル
    の通電量はそれぞれ共通の交流電源に接続された
    独立した制御手段により個々に制御されることを
    特徴とする前記第1項に記載の振動部品供給装
    置。 3 前記複数の防振用板ばねのうち少なくとも最
    上段の板ばねの一端部は、前記基台に固定され前
    記駆動ばね支持部に形成された貫通孔を挿通して
    上方に延びる取付部材の上端部に固定され、前記
    最上段の板ばねの他端部は前記駆動ばね支持部の
    上面側で固定され、前記複数の板ばねのうち少な
    くとも最下段の板ばねの一端部は、前記基台に固
    定され、他端部は前記駆動ばね支持部の下面側で
    固定されることを特徴とする前記第1項に記載の
    振動部品供給装置。
JP21683686A 1986-09-12 1986-09-12 振動部品供給装置 Granted JPS62171814A (ja)

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JPS62171814A JPS62171814A (ja) 1987-07-28
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