JP2002283771A - 腕巻型メモ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモ用紙、アドレス帳、予定表、手帳などの
書込をするものは衣服や鞄に収納して携帯するが、いず
れにしても書込する時は取り出して片手に持たなくては
ならない。片手に筆記具を持つと両手がふさがってしま
う。携帯電話など物を持ったままで書込できるメモ具お
よび記憶したい事柄を記入する事で、屋外、屋内にかか
わらず歩行中でも書込できて、反復して見る事のできる
携帯用メモ具を提供する。 【解決手段】 二重にした腕巻バンドの間にメモ用紙、
アドレス帳、予定表、手帳などを収納する事で、腕の周
囲を利用した省スペース型携帯用メモ具。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話などを
使用している時でも、携帯電話を握ったままでメモを書
けるようにした腕巻型メモ具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】イ、従来、携帯電話などを片手に物を持
っていると、メモ用紙を持つためには持っている物を手
から離さなければならなかった。 ロ、腕時計バンドの、時計前後に空いたバンド部分にメ
モ紙を巻いたり、盤をつけてメモ用紙を挿入したものが
あった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ、携帯電話を使用中、メモ用紙を持つためには携帯電
話を手から離し、会話を続けるためにメモ用紙を手から
離さなければならず、面倒であり、置く場所にも困る。 ロ、腕時計バンドの空いた部分では書込容量が少ない。 本発明は以上の欠点を解決するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】両端に接合具を設けた腕
巻バンド（ａ）に腕巻バンド（ｂ）の一方を接着固定
し、腕巻バンド（ａ）と腕巻バンド（ｂ）の間にメモ用
紙、アドレス帳、予定表などを収納する。腕巻バンド
（ｂ）の一方はマジックテープ（登録商標）などで腕巻
バンド（ａ）と接合する。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
説明する。腕巻バンド（ａ）にメモ用紙、アドレス帳、
予定表などをセットし、ズレ防止具で固定し、めくれ防
止具で押さえる。腕巻バンド（ａ）を腕に巻いて接合
し、腕巻バンド（ｂ）を接合する。書込使用する時は、
腕巻バンド（ｂ）の接合部を開けて、メモ用紙、アドレ
ス帳、予定表などを露出させて書込する。書込が済んだ
ら腕巻バンド（ｂ）を腕巻バンド（ａ）に接合する。な
お腕巻バンド（ｂ）に腕時計を装着する事で腕時計バン
ドと兼用できる。

【０００６】

【発明の効果】鞄や衣服に収納しないので収納場所に困
らず、取り出す面倒がなくて携帯に便利である。携帯電
話などを片手に持ったままで書込できるので歩行中でも
書き込める。接合具を除いた腕の周囲がメモ用紙、アド
レス帳、予定表などを収納できるので省スペースで書込
容量が大きい。数十枚収納でき、めくり方式なので記憶
したい事柄を書き込んでおけば、携帯中は常時反復して
見る事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の書込部分を開いた状態を示した斜視図
である。

【図２】本発明の巻いた状態を示した断面図である。

【符号の説明】

１ 腕巻バンド（ａ） ２ 腕巻バンド（ｂ） ３ 腕巻バンド（ａ）と腕巻バンド（ｂ）を接着固定す
る部分 ４ メモ用紙、アドレス帳、予定表などのズレ防止具 ５ メモ用紙、アドレス帳、予定表などの収納位置 ６ メモ用紙、アドレス帳、予定表などのめくれ防止具 ７ 接合具

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 二重にした腕巻バンドの間にメモ用
   紙、アドレス帳、予定表などを収納し、バンドに接合具
   を設けた腕巻型メモ具。
2. 【請求項２】 二重にした腕巻バンドの上側バンドを
   腕時計バンドにした請求項１の腕巻型メモ具。