JP2002283668A - プリンタおよびこのプリンタを用いた印刷方法 - Google Patents

プリンタおよびこのプリンタを用いた印刷方法

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JP2002283668A
JP2002283668A JP2001085699A JP2001085699A JP2002283668A JP 2002283668 A JP2002283668 A JP 2002283668A JP 2001085699 A JP2001085699 A JP 2001085699A JP 2001085699 A JP2001085699 A JP 2001085699A JP 2002283668 A JP2002283668 A JP 2002283668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ユーザの個々の要求に柔軟
に対応できる機能拡張性に優れたプリンタおよびこのプ
リンタを用いた印刷方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、ユーザの要求にしたがって、その都度、プリンタに
付加的な機能が外部から組み込まれ、これにより、当該
付加的な機能が利用可能になるというものである。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタおよびこ
のプリンタとホスト装置によって構成されるプリントシ
ステム並びに該ホスト装置に実装されるプリンタドライ
バに関する。
【0002】
【従来技術】ユーザは、ホスト装置上の電子的なアプリ
ケーションデータをプリンタに印刷させることにより、
印刷物を得ることができる。すなわち、ユーザにより印
刷の指示が与えられたホスト装置は、ワードプロセッサ
等のアプリケーションプログラムにおけるアプリケーシ
ョンデータをプリンタドライバに引き渡してプリントジ
ョブデータに変換した後、これをプリンタに送信する。
プリンタは、ホスト装置から送信されるプリントジョブ
データを解釈して、ラスタ形式のイメージデータを生成
し、この生成したイメージデータを一旦イメージメモリ
に保持する。その後、プリンタは、展開したイメージデ
ータをプリントエンジンに供給し、印刷媒体にインクな
どの記録材料を定着させて、印刷を実現する。
【0003】近年では、さまざまな機能を実装した高機
能プリンタも登場している。例えば、プリントジョブデ
ータの記述言語(プリンタ言語)として知られる"ESC/P
age"や"Postscript"等のそれぞれの言語をサポートする
ために複数の言語解釈機能を実装したプリンタや、デジ
タルスチルカメラで得られた写真画像をより高品質に印
刷するための自動補正機能を実装したプリンタがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリンタにどのような
機能が実装されるか、つまりプリンタの仕様は、開発段
階において決定される。つまり、従前のプリンタは、仕
様にしたがって予め実装された機能のみを提供すること
ができのであって、実装されていない機能を提供するこ
とはできなかった。したがって、ある機能を実装してい
ないプリンタに当該機能を追加的に実装しようとする場
合には、仕様の変更に伴う新たなプリンタとして開発す
る必要があり、拡張性・柔軟性に乏しかった。また、実
際に追加のため仕様の変更をするとなると、そのための
膨大な開発コストがかかるという問題があった。一方、
このような仕様の変更を避けるため、当初からあらゆる
機能をプリンタに実装させようとすると、かえってコス
ト高につながるため、現実的ではなかった。
【0005】そこで、本発明は、ユーザの個々の要求に
柔軟に対応できる機能拡張性に優れたプリンタおよびこ
のプリンタを用いた印刷方法を提供することを課題とし
ている。
【0006】より具体的には、本発明は、ユーザの要求
にしたがって、その都度、機能拡張が行われるプリンタ
およびこのプリンタを用いた印刷方法を提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ユーザ
の要求にしたがって、その都度、プリンタに付加的な機
能が外部から組み込まれ、これにより、当該付加的な機
能が利用可能になるというものである。したがって、本
発明によれば、拡張性・柔軟性に優れたプリンタおよび
このプリンタを用いた印刷方法が提供されることにな
る。
【0008】本発明は、付加機能モジュールおよびプリ
ントコマンドデータを含むプリントジョブデータを受け
付ける受付手段と、前記受け付けたプリントジョブデー
タに含まれる付加機能モジュールを解釈し、所定の処理
を実行する第1の解釈手段と、前記受け付けたプリント
ジョブデータに含まれるプリントコマンドデータを解釈
し、イメージデータを生成する第2の解釈手段と、前記
生成されたイメージデータに基づいて、印刷媒体に対す
る印刷を実行する印刷実行手段と、を備えたことを特徴
とするプリンタである。なお、前記第2の解釈手段その
ものが付加機能モジュールを解釈する前記第1の解釈手
段によって実現されてもよい。
【0009】また、前記付加機能モジュールは親展印刷
機能モジュールであってもよい。この場合には、前記第
1の解釈手段は、前記親展印刷機能モジュールを解釈す
ることにより、ユーザ認証のための所定の入力をユーザ
に促す入力手段と、前記ユーザによる入力に基づいてユ
ーザ認証を行う認証手段と、を実現する。
【0010】さらに、前記第1の解釈手段は、前記親展
印刷機能モジュールを解釈することにより、実現した認
証手段が、前記ユーザによる入力が妥当であると判断し
た場合に、前記受け付けたプリントジョブデータのう
ち、前記ユーザに関するプリントジョブデータを提示す
る提示手段を実現する。
【0011】また、本発明は、ホスト装置側に実装され
るプリンタドライバとしても把握される。すなわち、本
発明は、プリンタに設けられた所定の解釈手段によって
解釈され、前記プリンタに所定の機能を実現させる付加
機能モジュールからなる付加機能モジュールライブラリ
と、ホスト装置に、所定の印刷対象データに基づいてプ
リントコマンドデータを生成させる第1の生成手段と、
前記ホスト装置に、前記付加機能モジュールライブラリ
のうちの特定の付加機能モジュールを記憶と前記プリン
トコマンドデータとに基づいてプリントジョブデータを
生成させる第2の生成手段と、を備えたことを特徴とす
るプリンタドライバおよびこのプリンタドライバを記録
した記録媒体である。前記付加機能モジュールライブラ
リは、例えば、前記ホスト装置のハードディスクにイン
ストールされ、そこに保持される。
【0012】前記プリンタドライバは、付加機能モジュ
ールを選択させるためにユーザに入力を促すように前記
ホスト装置を機能させる手段をさらに備えてもよい。
【0013】さらに、本発明は、プリンタに印刷処理を
実現させるプリントジョブデータであって、前記プリン
トジョブデータは、前記プリンタが受け付けたプリント
ジョブデータに含まれる付加機能モジュールを解釈し、
所定の処理を実行する第1の解釈手段と、前記受け付け
たプリントジョブデータに含まれるプリントコマンドデ
ータを解釈し、イメージデータを生成する第2の解釈手
段と、前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷
媒体に対する印刷を実行する印刷実行手段として、前記
プリンタを機能させることを特徴とするプリントジョブ
データである。
【0014】さらにまた、本発明は、ホスト装置とプリ
ンタとから構成されるプリントシステムにおいて、前記
ホスト装置には、プリンタに設けられた所定の解釈手段
によって解釈され、前記プリンタに所定の機能を実現さ
せる付加機能モジュールからなる付加機能モジュールラ
イブラリと、所定の印刷対象データに基づいてプリント
コマンドデータを生成させる第1の生成手段と、前記付
加機能モジュールライブラリのうちの特定の付加機能モ
ジュールを記憶と前記プリントコマンドデータとに基づ
いてプリントジョブデータを生成させる第2の生成手段
と、を備えたプリンタドライバが実装され、前記プリン
タは、前記付加機能モジュールおよび前記プリントコマ
ンドデータを含むプリントジョブデータを受け付ける受
付手段と、前記受け付けたプリントジョブデータに含ま
れる付加機能モジュールを解釈し、所定の処理を実行す
る第1の解釈手段と、前記受け付けたプリントジョブデ
ータに含まれるプリントコマンドデータを解釈し、イメ
ージデータを生成する第2の解釈手段と、前記生成され
たイメージデータに基づいて、印刷媒体に対する印刷を
実行する印刷実行手段と、を備える。
【0015】また、上記の発明は、方法の発明として把
握することができる。すなわち、本発明は、ホスト装置
からプリンタを用いて印刷物を出力させる印刷方法にお
いて、前記ホスト装置が、所定の付加機能モジュールを
ユーザに選択させる段階と、前記ホスト装置が、前記選
択された付加機能モジュールと印刷対象データとを含む
プリントジョブデータを生成し、前記プリンタに対して
前記プリントジョブデータを送る段階と、前記プリンタ
が、前記プリントジョブデータを受け付ける段階と、前
記受け付けたプリントジョブデータに含まれる付加機能
モジュールを解釈し、所定の処理を実行する段階と、前
記受け付けたプリントジョブデータに含まれるプリント
コマンドデータを解釈し、イメージデータを生成する段
階と、前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷
媒体に対する印刷を実行する段階と、からなることを特
徴とする印刷方法である。
【0016】なお、本明細書において、手段とは、単に
物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する
機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。ま
た、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段に
より実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理
的手段により実現されても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0018】[第1の実施形態]本実施形態は、ユーザ
がプリンタで印刷物を得ようとする場合に、自身のホス
ト装置からプリンタに付加的な機能を送り込み、送り込
まれたプリンタでは付加的な機能が実現されるようにし
たことを特徴としている。付加的な機能は、好ましく
は、プリントコマンドデータとともにプリントジョブデ
ータとして送り込まれる。
【0019】図1は、本実施形態に係るプリンタ1のハ
ードウェア構成の一例を示す図である。同図において、
プロセッサ11は、オペレーティングシステムの制御の
下、ROM12やRAM13に記憶された各種のプログ
ラムを実行する。つまり、各種プログラムがプロセッサ
11に実行されることにより、他のハードウェアと共働
して、プリンタに所定の機能を実現させる。本実施形態
では、プリントジョブ受付機能や、イメージ生成機能、
印刷制御機能、ネットワークプログラム解釈機能が実現
され、さらにこのネットワークプログラム解釈機能が解
釈するネットワークプログラムにより所定の機能が実現
される。ここでいうネットワークプログラムとは、ハー
ドウェアやオペレーティングシステム等のプラットフォ
ームに依存しない、プラットフォームニュートラルな中
間コードであることが好ましく、あるデバイスにこのよ
うな中間コードを解釈しうる解釈機能が実装されていれ
ば、ネットワークを介して自由に配送され、リアルタイ
ムに実行することが可能になるというものである。
【0020】ネットワークインターフェース回路14
は、図示しないネットワークNに接続され、ホスト装置
2との間でネットワーク通信を可能にする。イメージメ
モリ15は、プリントコマンドデータに基づいて生成さ
れたプリントイメージデータ(以下「イメージデータ」
という。)を記憶する。エンジンコントローラ16は、
プリントエンジン17の動作を制御しながら、イメージ
メモリ15に展開されたイメージデータを読み出して、
プリントエンジン17に供給する。エンジンコントロー
ラ16は、例えば、イメージメモリ15に所定のバンド
幅のイメージデータが展開された時点でプロセッサ11
から送られる印刷実行命令をトリガとして起動される。
プリントエンジン17は、例えば、紙送り機構やプリン
トヘッドなどによって構成され、紙などの印刷記録媒体
に印刷を行うものである。プリントエンジン17は、レ
ーザプリンタやシリアルプリンタといったプリンタ1の
種類に応じたものを用いることができる。
【0021】ユーザインターフェース回路28は、典型
的には、ディスプレイやキーボード、マウス等が相当
し、プロセッサ11により実行されるこれらのデバイス
ドライバにより、ユーザインターフェース機能を実現す
る。
【0022】上述したプリンタ1は、ネットワークNを
介してホスト装置2と接続され、プリントシステムを構
成する。図2は、本実施形態に係るプリントシステムを
説明するためのブロックダイアグラムである。なお、同
図ではネットワークNに接続された複数のプリンタ1お
よびホスト装置2のうち、それぞれ代表する1台をそれ
ぞれ示している。
【0023】アプリケーションプログラム201は、例
えば、文書を作成・編集するためのワードプロセッサ、
図形を作成・編集するグラフィックエディタ、Webシ
ステムを実現するWebクライアントプログラム(We
bブラウザ)などである。今、ユーザからユーザインタ
フェース202を介して印刷コマンドが与えられると、
アプリケーションプログラム201は、図示しないオペ
レーティングシステムの制御の下、プリンタドライバ2
03を呼び出す。
【0024】プリンタドライバ203は、ユーザインタ
ーフェース202を介してプリントダイアログボックス
を表示し、ユーザに所定の印刷設定項目などの入力を促
す。このとき、ユーザは、出力先のプリンタ1に送り込
むべき付加的な機能を選択することができる。付加的な
機能とは、出力先のプリンタ1に本来備わっている機能
に付加ないし追加される機能である。したがって、全く
別個の機能の場合もあれば、ある機能そのものを拡張す
る場合もある。
【0025】次に、ユーザからユーザインターフェース
202を介して印刷実行指示(例えば「OK」ボタンの
選択)が与えられると、プリンタドライバ203は、ア
プリケーションプログラム201から印刷対象であるそ
のアプリケーションデータ(印刷対象データ)を受け取
って、プリントコマンドデータに変換する。プリントコ
マンドデータとは、プリンタ2によって解釈されるコマ
ンド列およびデータであり、プリンタ2は、このプリン
トデータを解釈することによりイメージデータを生成す
る。プリンタドライバ203はまた、付加機能モジュー
ルライブラリ204を参照し、ネットワークプログラム
に必要な付加機能モジュールを追加して、このネットワ
ークプログラムとプリントコマンドデータとによってプ
リントジョブデータを生成する。プリンタドライバ20
3は、生成したプリントジョブデータをネットワークイ
ンターフェース205に出力する。
【0026】ネットワークインターフェース205は、
プリンタドライバ203から送られたプリントジョブデ
ータを物理的/論理的に変換してネットワークN上に送
出する。つまり、ネットワークインタフェース部205
は、ネットワーク階層モデルでいうところの下位層プロ
トコルに位置付けられる通信サービスを実現する。
【0027】プリンタ2に設けられたネットワークイン
タフェース部205’は、自身宛に送信されるデータを
受け取り、これを物理的/論理的に変換してプリントジ
ョブデータに復元し、プリントジョブ受付部206に引
き渡す。
【0028】プリントジョブデータ受付部206は、プ
リントジョブデータに含まれるネットワークプログラム
を解釈し、付加機能モジュールが組み込まれていれば、
これを実行する。これにより、プリンタ2は、他のハー
ドウェアと協働して所定の付加機能を実現することにな
る。これは、同図中、付加機能実現部207として示さ
れている。付加機能実現部207としては、例えば、ア
プリケーションデータの印刷に際してパスワードの入力
を要求する親展印刷機能であれば、パスワードの入力を
受け付ける機能と、入力されたパスワードについて認証
チェックを行って、認証された場合に印刷を許可する機
能がプリンタ2に実現されることになる。
【0029】プリントジョブ受付部206はまた、ネッ
トワークプログラムの解釈、実行により、プリントコマ
ンドデータをプリントジョブ解釈部208に引き渡す。
プリントジョブ解釈部208は、プリントコマンドデー
タを解釈してイメージデータを生成し、イメージメモリ
15に展開する。プリントジョブ解釈部209は、その
プリントジョブデータを解釈して、所定バンド幅分のイ
メージデータの生成が完了すると、印刷実行部209に
印刷実行指示を送る。
【0030】印刷実行部209は、上述したエンジンコ
ントローラ16およびプリントエンジン17によって実
現され、印刷媒体に対する印刷を行う。印刷実行部20
9によってイメージデータが読み出されてその分の印刷
が完了すると、プリントジョブ解釈部208は、引き続
きイメージデータの生成を行って印刷実行部209に印
刷実行指示を送る。これは、プリントコマンドデータを
すべて解釈し終えるまで、繰り返される。
【0031】図3は、本実施形態に係るプリントジョブ
受付部106におけるプログラムスタック構造を説明す
るための図である。同図に示すように、上述したプロセ
ッサ11やネットワークインターフェース回路14等か
ら構成されたプリンタハードウェア31上にはオペレー
ティングシステム32が実装されている。さらに、この
オペレーティングシステム32上には、ネットワークプ
ログラムインタプリタ33、Webサーバプログラム3
4、プリンタデーモンプログラム(LPD)35および
ネットワークドライバ36が実装されている。なお、ネ
ットワークプログラムインタプリタ33としては、サン
マイクロシステムズ社が提案したJava Virtual Machine
を、ネットワークプログラムとしてJavaアプレットを適
用することができる。
【0032】例えば、プリントジョブ受付部106が、
ネットワークドライバ36を介して、httpスキームによ
るプリントジョブデータを受け付けると、このプリント
ジョブデータはWebサーバプログラム34に引き渡さ
れ、さらにここでネットワークプログラムインタプリタ
33が呼び出されて、ネットワークプログラムが解釈、
実行される。ネットワークプログラムインタプリタ33
は、ネットワークプログラムの解釈結果にしたがってプ
リンタ1に所定の機能を実現させ、最終的に、プリント
コマンドデータをオペレーティングシステム32上の図
示しない印刷処理プログラム(プリントモジュール)に
引き渡す。印刷処理プログラムとは、イメージ生成プロ
グラムや印刷制御プログラム等の実際の印刷処理に携わ
るプログラムである。つまり、印刷処理プログラムは、
オペレーティングシステム32の制御の下、プリントコ
マンドデータが引き渡されると、これを解釈してイメー
ジデータに変換し、エンジンコントローラ26に印刷実
行命令を送る。
【0033】また、プリンタデーモンプログラム35
は、コンベンショナルなネットワークプリンタで知られ
ているlpコマンドによるプリントジョブデータを受け
付けるためのものである。このように、プリンタデーモ
ンプログラム35も実装しておくことにより、lpコマ
ンドによるプリントジョブデータも受け付けることがで
き、互換性を維持することができる。
【0034】以上のように、本実施形態によれば、プリ
ンタ1には、ネットワークプログラムを解釈可能なネッ
トワークプログラムインタプリタ33が実装され、ネッ
トワークプログラムを含むプリントジョブデータを受け
付けた場合には、ネットワークインタプリタ33により
ネットワークプログラムが解釈、実行されるように構成
されているので、ユーザがプリンタ1に印刷させる際
に、自身のホスト装置2からプリンタに付加的な機能を
実現するネットワークプログラムを含むプリントジョブ
データを送り込むことにより、送り込まれたプリンタ1
ではネットワークプログラムによる付加的な機能が実現
されるようになる。
【0035】次に、本実施形態に係るプリンタに送り込
まれるべき付加的な機能として、親展印刷機能を例にし
て説明する。
【0036】親展印刷機能とは、印刷要求を行ったユー
ザ自身が印刷物を直接受け取ることができるようにする
ための機能である。つまり、ユーザがプリンタを用いて
印刷物を得ようとする場合に、他のユーザにその印刷物
が渡らないように、自身の目の前で印刷されるようにす
る機能である。これは、例えば、多数のユーザが、ネッ
トワークプリンタのような、ネットワーク上の複数のホ
スト装置から印刷要求を受け付けるプリンタを利用する
環境では、秘密性の高い文書を印刷するときに有効な機
能である。親展印刷機能により親展印刷モードが指定さ
れたプリンタは、プリントジョブとしてのプリントジョ
ブデータを受け付けても、直ちに印刷処理を開始するの
ではなく、一旦、自身のユーザインターフェース上でパ
スワードの入力を受け付けてユーザ認証を行った後、印
刷処理を開始する。
【0037】ここでは、プリンタ1にはデフォルトでこ
の親展印刷機能が実装されておらず、外部のホスト装置
1からこの親展印刷機能が利用の都度与えられるものと
する。
【0038】図4は、本実施形態に係るホスト装置1に
おける印刷指示画面(プリントダイアログボックス)の
一例を示す図である。このような印刷指示画面は、例え
ば、ユーザがアプリケーションプログラム201上で印
刷実行指示を与えると、プリンタドライバ203のプリ
ントユーティリティ機能が呼び出されて提示され、ユー
ザの入力を待ち受ける。このプリントダイアログボック
スには、出力先のプリンタを指定する領域41と、印刷
設定条件を指定する領域42とが設けられている。本例
では、プリンタ名フィールド43には"CenterPrinter"
が指定され、ユーザ名フィールド44には"SHIMA"が入
力されている。ユーザ名フィールド44に対する入力
は、本例では、ユーザ名とパスワードとの組み合わせに
よってユーザ認証チェックを行うため、親展印刷機能を
利用する場合には必須となる。また、印刷ページは全ペ
ージ、部数は1部が指定されている。さらに、親展印刷
チェックボックス45がチェックされ、親展印刷モード
による印刷が指定されている。ユーザが親展印刷機能を
利用する場合には、パスワードフィールド46への入力
が有効になり、所定のパスワードが入力される。ユーザ
がこれらの必要な項目を入力し終えて、「OK」ボタン
47を選択すると、印刷対象となっているアプリケーシ
ョンデータがプリンタドライバ203に引き渡され、プ
リントジョブデータが生成され、出力先のプリンタ1に
送信される。
【0039】図5は、本実施形態に係るプリンタドライ
バ203の処理を説明するためのフローチャートであ
る。プリンタドライバ203は、印刷要求が与えられる
と(「OK」ボタン47の選択)、オペレーティングシ
ステム32の描画ルーチンを用いて、アプリケーション
データをプリントコマンドデータに変換する(STEP
501)。次に、プリンタドライバ203は、印刷要求
に付加機能の指定があるか否かを判断する(STEP5
02)。本実施形態では、付加機能として親展印刷機能
のみが用意されているので、これが指定されているか否
かを判断するが、複数の付加機能が用意されている場合
には、それぞれの付加機能ごとに指定されているか否か
を判断する。もし、親展印刷機能が指定されていない場
合には、デフォルトのネットワークプログラムに先に生
成したプリントコマンドデータを追加して(STEP5
03)、これをプリントジョブデータとして出力先のプ
リンタ1に送信する(STEP504)。ここでいうデ
フォルトのネットワークプログラムとは、プリンタ1を
初期化して、プリントコマンドデータを印刷処理プログ
ラムに引き渡す等の必要最小限の処理を行うものであ
る。
【0040】一方、もし、親展印刷機能が指定されてい
る場合には、プリンタドライバ203は、パスワードフ
ィールド46に入力されたパスワードを暗号化し(ST
EP505)、付加機能モジュールライブラリ204か
ら親展印刷モジュールを読み出し、デフォルトのネット
ワークプログラムに暗号化したパスワードとともに追加
して、これを新たなネットワークプログラムとする(S
TEP505)。そして、プリンタドライバ203は、
この新たなネットワークプログラムにプリントコマンド
データを追加して(STEP503)、出力先のプリン
タ1に送信する(STEP504)。
【0041】図6は、本実施形態に係るプリントジョブ
データの構造の一例を説明するための図である。同図に
示すように、プリントジョブデータは、ネットワークプ
ログラム61とプリントコマンドデータ62とによって
構成されている。ネットワークプログラム61には、親
展印刷機能等の付加機能モジュール63がある場合には
それが組み込まれる。プリントコマンドデータ62は、
上述したように、プリンタ1のプリントジョブ解釈部2
08により解釈されるコマンドおよびデータである。こ
のプリントコマンドデータ62は、ネットワークプログ
ラム61からみれば、データ部分とみなすことができ
る。
【0042】次に、プリンタ1におけるネットワークプ
ログラムインタプリタ33の処理について説明する。図
7は、本実施形態に係るネットワークプログラムインタ
プリタ33の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0043】Webサーバプログラム34からネットワ
ークプログラム62が引き渡されたネットワークプログ
ラムインタプリタ33は、初期化のための処理を行う
(STEP701)。次に、組み込まれている付加機能
モジュール63を順次に実行していく(STEP70
2)。本例では、親展印刷モジュールが実行され、これ
により、プリンタ1には、親展印刷機能が実現されるこ
とになる。ネットワークプログラムインタプリタ33
は、すべての付加機能モジュール63を実行し終える
と、プリントコマンドデータ62を印刷処理プログラム
に引き渡して(STEP703)、ネットワークプログ
ラム62の消滅させて、RAM13の占有領域を解放す
るなどの終了処理を行う(STEP703)。このよう
に1回の印刷要求におけるネットワークプログラムは、
その実行終了により消滅させられるので、他のユーザに
利用されるといったセキュリティ上の問題もない。ま
た、この実行をユーザごとにカウントするようにすれ
ば、そのユーザに対する課金ということもできるように
なる。
【0044】図8は、本実施形態に係る親展印刷モジュ
ールの処理を説明するためのフローチャートである。上
述したように、この親展印刷モジュールは、ネットワー
クプログラムインタプリタ33によって解釈、実行され
る。
【0045】親展印刷モジュールの解釈、実行により、
プリンタ1は、ユーザインターフェース202を介し
て、ユーザ名およびパスワードの入力を受け付ける(S
TEP801)。図9は、本実施形態に係るプリンタ1
のユーザインターフェースの一例を示す図である。同図
に示すように、プリンタ1のユーザインターフェースに
は、液晶パネル等の表示部91と、矢印キーやテンキー
等の入力キーからなる入力部92とが構成されている。
ユーザは、表示部91に表示されるガイダンスメッセー
ジにしたがって、入力部92を操作して所定の情報を入
力していく。すなわち、ユーザは、ユーザ名フィールド
93に、ホスト装置1上で指定したユーザ名を入力した
後、下矢印キーを選択して、カーソルをパスワードフィ
ールド94に移動させ、同様に、ホスト装置1上で指定
したパスワードを入力する。なお、本実施形態では、ユ
ーザインターフェースとして矢印キーおよびテンキーし
か示されていないが、数字や文字等の入力に際しては、
例えば、携帯電話機で知られているようなキーレイアウ
トによる入力方式を採用することで、アルファベットや
日本語を入力することができる。ユーザが、ユーザ名お
よびパスワードを入力した段階で、決定ボタン95を選
択する。
【0046】図8に戻り、プリンタ1は、決定ボタン9
5を受け付けると、入力されたユーザ名およびパスワー
ドと、プリントジョブデータに含まれるユーザ名および
パスワードとに基づいて認証チェックを行う(STEP
802)。その結果、認証が認められれば(STEP8
03のYes)、親展印刷モジュールは、そのユーザの
プリントジョブを表示して、印刷実行指示を待ち受ける
(STEP804)。図10は、このときのユーザイン
ターフェース202の一例を示す図である。同図では、
ユーザ"SHIMA"により3つのプリントジョブ、つまり"BU
NSHO","HYOU"および"HYOUSHI"がすでに送り込まれ、そ
れらが表示されている状態を示している。ユーザは、矢
印キーを操作して、これから印刷したいプリントジョブ
を選択する。これにより、親展印刷モジュールは、選択
されたプリントジョブに対応するプリントコマンドデー
タを印刷処理モジュールに引き渡して(STEP80
5)、処理を終了する。一方、認証が認められない場合
には、例えば、強制的にその印刷要求に対する処理を強
制終了する(STEP806)。
【0047】以上のように、ユーザが親展印刷機能を利
用して印刷する場合には、ホスト装置2からその親展印
刷機能がプリンタ1に与えられ、プリンタ1で実現され
ることになる。したがって、プリンタ1に親展印刷機能
が実装されていない場合であっても、必要に応じて動的
に組み込まれることになり、機能拡張性に富んだプリン
タ1が得られることとなる。
【0048】例えば、上述のような親展印刷機能につい
ていえば、次のような利用方法を提案することができ
る。すなわち、ユーザがモバイルコンピュータ(ホスト
装置2に相当する。)を持ち運び、あるホテルに宿泊し
たとする。ホテルには、ネットワークが構築されてお
り、ホテル内のビジネスセンターには本実施形態に係る
プリンタ1が設けられている。ユーザは、ホテルへのチ
ェックインの際に、ネットワーク利用の申し込みを行っ
てホテル内ネットワークへのアカウントを取得する。こ
こでいうアカウントとは、ユーザ名およびパスワードで
あり、例えばユーザ名をルームナンバーに割り当てても
よい。アカウントを取得したユーザは、自身のモバイル
コンピュータにあるドキュメントを印刷する際に、ビジ
ネスセンターに設置してあるプリンタ1に対して親展印
刷を依頼する。その後、ユーザは、好きなときにビジネ
スセンターに行き、そこでアカウントを入力すること
で、印刷物を得ることができる。なお、ホテル側は、入
力されたアカウントにしたがって、このような印刷サー
ビスに対するチャージを徴収するようにしてもよい。
【0049】[第2の実施形態]本実施形態は、プリン
タ1に送り込むべき付加的な機能を実現するモジュール
(付加機能モジュール)をホスト装置2が予めライブラ
リとして有していない場合に、ネットワーク上のサーバ
コンピュータからこのような付加機能モジュールを取得
した後、これをプリンタ1に送り込むことを特徴として
いる。これにより、ホスト装置2が付加機能モジュール
を予め有していないとしても、新たに付加機能モジュー
ルを自由に入手して、プリンタ1に実行させることがで
きるようになる。
【0050】図1は、本実施形態に係るプリントシステ
ムの構成を示す図である。同図に示すように、ネットワ
ークN上には、プリンタ1A,1B、ホスト装置2に加
え、サーバコンピュータ3が設けられている。ユーザが
アプリケーションプログラム上で印刷実行指示を与えた
とすると、プリンタドライバ203のユーティリティ機
能は、まず、サーバコンピュータ3が提供可能な付加機
能モジュールの一覧情報を取得し、プリントダイアログ
ボックス内に表示する(図中(1))。これに対してユー
ザが付加機能を選択して印刷実行指示を与えた場合に
は、ホスト装置2は、アプリケーションデータに基づい
てプリントコマンドデータを生成するとともに(図中
(2))、指定された付加機能モジュールをサーバコンピ
ュータ3から取得して(図中(3))、これをネットワー
クプログラムの一部とし、最終的にプリントジョブデー
タを生成する(図中(4))。そして、ホスト装置1は、
このプリントジョブデータをプリンタ1に対して送信す
る(図中(5))。なお、それ以降の処理は、上述した実
施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0051】また、サーバコンピュータ3が、当該ネッ
トワーク上で使用可能なプリンタ1の一覧をホスト装置
1に提供するようにしてもよい。例えば、プリンタ1A
は、本実施形態に係る付加機能モジュールを実行可能な
プリンタであり、プリンタ1Bは従前のプリンタである
とする場合に、サーバコンピュータ3は付加機能モジュ
ールの一覧情報とともに、ネットワーク上で付加機能に
対応したプリンタの一覧も提供する。これにより、例え
ば、モバイルコンピュータのようなホスト装置がネット
ワーク上に新たにログインしたとしても、ユーザは、出
力先のプリンタ1に迷うことなく、すぐに印刷サービス
を受けることができるようになる。
【0052】[その他の実施形態]上記各実施形態は、
本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの
実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その
要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施すること
ができる。例えば、上記機能実現手段の動作をシーケン
シャルに説明したが、特にこれにこだわるものではな
い。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の順序を
入れ替えまたは並行動作するように構成しても良い。
【0053】また、上記実施形態では、付加機能として
親展印刷機能を説明したが、これのみにこだわるもので
はない。付加機能として、イメージ生成機能そのものを
プリンタに送り込むようにしてもよい。すなわち、"ESC
/PAGE"や"Postscript"のプリンタ言語を解釈するジョブ
解釈プログラム(モジュール)をプリントコマンドデー
タとともに送り込み、プリンタ側では、このモジュール
を解釈して、イメージ生成機能を実現させて、プリント
コマンドデータを解釈し、印刷を実行する。これによ
り、プリンタがプリント言語のそれぞれを解釈するため
の解釈プログラムをすべて実装する必要がなくなり、拡
張性、柔軟性に富むプリンタが得られることになる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの要求にしたが
って、その都度、機能拡張が行われる、拡張性・柔軟性
に優れたプリンタおよびこのプリンタを用いた印刷方法
が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプリンタ1のハードウェア構
成の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係るプリントシステムを説明する
ためのブロックダイアグラムである。
【図3】本実施形態に係るプリントジョブ受付部106
におけるプログラムスタック構造を説明するための図で
ある。
【図4】本実施形態に係るホスト装置1における印刷指
示画面(プリントダイアログボックス)の一例を示す図
である。
【図5】本実施形態に係るプリンタドライバ203の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施形態に係るプリントジョブデータの構造
の一例を説明するための図である。
【図7】本実施形態に係るネットワークプログラムイン
タプリタ33の処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図8】本実施形態に係る親展印刷モジュールの処理を
説明するためのフローチャートである。
【図9】本実施形態に係るパスワード入力画面の一例を
示す図である。
【図10】本実施形態に係るプリントジョブ選択画面の
一例を示す図である。
【図11】本実施形態に係るプリントシステムの構成を
示す図である。
【符号の説明】 1…プリンタ 2…ホスト装置 3…サーバ N…ネットワーク 201…アプリケーションプログラム 202…ユーザインターフェース 203…プリンタドライバ 204…付加機能モジュールライブラリ 205…ネットワークインターフェース 206…プリントジョブ受付部 207…付加機能実現部 208…プリントジョブ解釈部 209…印刷実行部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】付加機能モジュールおよびプリントコマン
    ドデータを含むプリントジョブデータを受け付ける受付
    手段と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれる付加機
    能モジュールを解釈し、所定の処理を実行する第1の解
    釈手段と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれるプリン
    トコマンドデータを解釈し、イメージデータを生成する
    第2の解釈手段と、 前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷媒体に
    対する印刷を実行する印刷実行手段と、を備えたことを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】前記付加機能モジュールは親展印刷機能モ
    ジュールであり、 前記第1の解釈手段は、前記親展印刷機能モジュールを
    解釈することにより、 ユーザ認証のための所定の入力をユーザに促す入力手段
    と、 前記ユーザによる入力に基づいてユーザ認証を行う認証
    手段と、を実現することを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】前記第1の解釈手段は、前記親展印刷機能
    モジュールを解釈することにより実現した認証手段が、
    前記ユーザによる入力が妥当であると判断した場合に、
    前記受け付けたプリントジョブデータのうち、前記ユー
    ザに関するプリントジョブデータを提示する提示手段を
    実現することを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】プリンタに設けられた所定の解釈手段によ
    って解釈され、前記プリンタに所定の機能を実現させる
    付加機能モジュールからなる付加機能モジュールライブ
    ラリと、 ホスト装置に、所定の印刷対象データに基づいてプリン
    トコマンドデータを生成させる第1の生成手段と、 前記ホスト装置に、前記付加機能モジュールライブラリ
    のうちの特定の付加機能モジュールを記憶と前記プリン
    トコマンドデータとに基づいてプリントジョブデータを
    生成させる第2の生成手段と、を備えたことを特徴とす
    るプリンタドライバ。
  5. 【請求項5】前記プリンタドライバは、付加機能モジュ
    ールを選択させるためにユーザに入力を促すように前記
    ホスト装置を機能させる手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項4記載のプリンタドライバ。
  6. 【請求項6】プリンタに印刷処理を実現させるプリント
    ジョブデータであって、 前記プリントジョブデータは、 前記プリンタが受け付けたプリントジョブデータに含ま
    れる付加機能モジュールを解釈し、所定の処理を実行す
    る第1の解釈手段と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれるプリン
    トコマンドデータを解釈し、イメージデータを生成する
    第2の解釈手段と、 前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷媒体に
    対する印刷を実行する印刷実行手段として、前記プリン
    タを機能させることを特徴とするプリントジョブデー
    タ。
  7. 【請求項7】ホスト装置とプリンタとから構成されるプ
    リントシステムにおいて、 前記ホスト装置には、 プリンタに設けられた所定の解釈手段によって解釈さ
    れ、前記プリンタに所定の機能を実現させる付加機能モ
    ジュールからなる付加機能モジュールライブラリと、 所定の印刷対象データに基づいてプリントコマンドデー
    タを生成させる第1の生成手段と、 前記付加機能モジュールライブラリのうちの特定の付加
    機能モジュールを記憶と前記プリントコマンドデータと
    に基づいてプリントジョブデータを生成させる第2の生
    成手段と、を備えたプリンタドライバが実装され、 前記プリンタは、 前記付加機能モジュールおよび前記プリントコマンドデ
    ータを含むプリントジョブデータを受け付ける受付手段
    と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれる付加機
    能モジュールを解釈し、所定の処理を実行する第1の解
    釈手段と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれるプリン
    トコマンドデータを解釈し、イメージデータを生成する
    第2の解釈手段と、 前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷媒体に
    対する印刷を実行する印刷実行手段と、を備えたことを
    特徴とするプリントシステム。
  8. 【請求項8】ホスト装置からプリンタを用いて印刷物を
    出力させる印刷方法において、 前記ホスト装置が、所定の付加機能モジュールをユーザ
    に選択させる段階と、前記ホスト装置が、前記選択され
    た付加機能モジュールと印刷対象データとを含むプリン
    トジョブデータを生成し、前記プリンタに対して前記プ
    リントジョブデータを送る段階と、 前記プリンタが、 前記プリントジョブデータを受け付ける段階と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれる付加機
    能モジュールを解釈し、所定の処理を実行する段階と、 前記受け付けたプリントジョブデータに含まれるプリン
    トコマンドデータを解釈し、イメージデータを生成する
    段階と、 前記生成されたイメージデータに基づいて、印刷媒体に
    対する印刷を実行する段階と、からなることを特徴とす
    る印刷方法。
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