JP2002283278A - 包装用フィルム切断機 - Google Patents
包装用フィルム切断機Info
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- JP2002283278A JP2002283278A JP2001083005A JP2001083005A JP2002283278A JP 2002283278 A JP2002283278 A JP 2002283278A JP 2001083005 A JP2001083005 A JP 2001083005A JP 2001083005 A JP2001083005 A JP 2001083005A JP 2002283278 A JP2002283278 A JP 2002283278A
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- Pending
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Abstract
装する際に、ロール巻きの長尺フィルムであって厚みの
あるものを容易かつ確実に切断することによって包装作
業の効率を向上するようにした。 【解決手段】筺体1内に設けられたロール状フィルム2
をモータ駆動による送りローラ10によって筺体の開口
部8の方向へ送り出す一方、開口部付近には送り出され
たフィルム2を切断するための幅広のカッタ9が設けら
れている包装用フィルム切断機において、カッタ9には
電熱線22が内蔵されると共に該カッタ2の先端がナイ
フエッジ状の刃部9aを有することによってカッタ9の
フィルム2に対する接触部位で熱溶融と刃部による切断
を行うようにした。
Description
の果物等を合成樹脂容器に収容して、該容器の上方開放
部をフィルムで包装する際に、ロール状の長尺フィルム
を所定長さで自動的に切断するようにした包装用フィル
ム切断機に関するものである。
の果物を出荷する際、収穫したこれらの果物を合成樹脂
容器に収納し、該容器の上方開放部をフィルムで包装す
ることが行われている。
予めロール巻きされた長尺フィルムを所定長さに切断し
て用いるものであり、図7に示すように、フィルム2の
裏側には両端付近に沿って予め接着剤2b、2bが施さ
れ、作業者は果物を収容した合成樹脂容器Dの上方開放
部を切断したフィルム2cで覆って、接着剤2b、2b
が設けられた部分を容器Dの両側面に付着する。
が要求されるが、長尺のフィルムを所定の長さに切断す
る作業は面倒であり、この作業をカッターで行うと切断
部分から余計な切り裂きが発生することが多く、またカ
ッターは迅速な作業にとって危険なものであり、さらに
カッターによる作業は切断時に切りカスが生じてフィル
ム面に付着するという問題もあった。
市販されており、切断位置を所定ピッチでマーキングし
ているものもあるが、農家の作業場等の暗がりで年配者
が作業する際に、このマーキングが見ずらいという不都
合があった。
ッターを用いて行う場合、フィルムに厚みがあると、熱
溶融によるカッターでは切断し難く、作業の途中で完全
に切断できない事態が生じ、作業効率が大幅に低下する
ものである。
に鑑みて成されたものであり、ぶどう、いちご等の果物
等を合成樹脂容器に収容してフィルムで包装する際に、
ロール巻きの長尺フィルムを所定長さで自動的に切断す
る装置を簡単な構造で構成し、しかも厚みのあるフィル
ムを容易かつ確実に切断することによって作業効率を向
上するようにした包装用フィルム切断機に関するもので
ある。
めに、本発明の請求項1の包装用フィルム切断機は、筺
体内に設けられたロール状フィルムをモータ駆動による
送りローラによって前記筺体の開口部の方向へ送り出す
一方、前記開口部付近には前記送り出されたフィルムを
切断するための幅広のカッタが設けられている包装用フ
ィルム切断機において、前記カッタには電熱線が内蔵さ
れると共に該カッタの先端がナイフエッジ状の刃部を有
することによって前記カッタの前記フィルムに対する接
触部位で熱溶融と刃部による切断を行うようにしたこと
を特徴とする。
切断機は、請求項1において、前記カッタと前記送りロ
ーラとの間に回動自在に設けられたウェイトプレートが
自重で垂下されると共に前記開口部の方向に引き出され
た前記フィルムの押圧によって上方へ回動したことを感
知する信号により前記モータが駆動される一方、前記フ
ィルムに設けられたマーキングの読取信号によって前記
モータの停止タイミングを図るようにしたことを特徴と
する。
切断機は、請求項1または請求項2において、前記カッ
タの刃部を形成する金属板の凸部形成内に電熱線を内蔵
したことを特徴とする。
ム切断機は、請求項1または請求項2において、前記カ
ッタの刃部を形成する金属板面に電熱線を接触したこと
を特徴とする。
面を参照しながら説明する。
れると共に蝶番3aで開閉自在に設けられた蓋3が取り
付けられている。また、筺体1の上端には蓋3の開閉に
よってON・OFFされる安全スイッチ4が設けられて
いる。この安全スイッチ4は蓋3を開けたときにOFF
にされてモータ6等の電源を切断する安全装置として機
能する。また、蓋3を閉じたとき、安全スイッチ4がO
Nされてモータ6等が通電状態となる。
部付近にはフィルム2のロールRを回動自在に支持する
2本のフィルムローラ5a、5bが互いに平行に設けら
れ、少なくとも一本のローラ(図面においてはフィルム
ローラ5a)の外周にはロールRを両側から挟む位置に
ゴム製のリング7、7を可動自在に挿着してあり、ロー
ルRの設置位置を固定するようにしている。
し方向には開口部8が設けられ、この開口部8とフィル
ムローラ5a、5bとの間にはモータ6によって回転駆
動される送りローラ10が設けられている。
ラ10の一方の軸端10aは筺体1の開口部8付近の内
側面に固設されたギア収納用ボックス11内に収納され
た減速ギア12を介して筺体1の底部付近に固設された
モータ6の回転軸に接続され、送りローラ10の他方の
軸端10bはギアボックス11の反対側に固設されたロ
ーラ受板13に回動自在に軸支されている。
2に密着する複数のゴム輪14、14…が挿着され、送
り出されるフィルム2の滑りを防止するようにしてい
る。
ラ18が設けられている。この押えローラ18は、ボッ
クス11とローラ受板13に切開された縦溝15に両端
の支軸18a、18bを落とし込んで着脱自在にすると
共に、送りローラ10のゴム輪14の外周に当接した状
態で回動自在としている。この押えローラ18によって
送りローラ10の複数のゴム輪14、14…にフィルム
2を押圧してゴム輪14、14…との密着性を向上し、
フィルム2の平面を保った状態で滑りを防止して確実に
送り出すようにしている。
0の外周から筺体1の開口部8の下方にフィルム2の巻
き込みを防止する巻込み防止板16が設けられている。
この巻込み防止板16は上方に形成された凸面16a、
16a…がゴム輪14、14…の間に介挿された状態で
送りローラ10の外周に取り付けられている。
0との間には、フィルム2に施されたマーキング2aを
読み取ってモータ6に停止信号を送るセンサ17が設け
られている。このセンサ17には光センサの発信部17
aと受信部17bとが設けられ、発信部17aから発せ
られた光の進行がフィルム2のマーキング2aで妨げら
れたとき、マーキング2aの通過を検知してモータ6に
停止信号を送る。
が送られたとき、直ちにモータ6を停止して、フィルム
2の送出しを停止する。このとき、上記のセンサ17を
フィルム2の送り方向に沿って移動及び所望位置での固
定を自在とすることにより、モータ6の停止タイミング
を可変にすることができ、フィルム2の切断長さを調整
可能とすることができる。このため、筺体1のセンサ1
7を取り付ける面にはフィルム2の送り方向に沿った傾
斜を有する長孔23が設けられ、センサ17の支持板1
7cが長孔23に沿って蝶ネジ20で固定された構成と
してある。
によってフィルム2のマーキング2aを読取った時から
不図示のタイマーによって所定時間後にモータ6を停止
するようにしてもよい。この場合、タイマーの設定によ
って、モータ6の停止タイミングを可変にすることがで
きるため、上記のようにセンサ17を移動し得る構成と
しなくてもフィルム2の切断長さを調整可能にすること
ができる。
口部8の上端付近には電熱線22を内蔵したカッタ9が
下方突出に向けて固設されている。このカッタ9は、筺
体1の開口部8の上方側面にネジ8bで固定された支持
プレート24を開口部8の傾斜部8aに沿って変形した
下端部にネジ24aで固定され、カッタ9の先端が開口
部8の傾斜部8aから突出した状態に取り付けられてい
る。
断面構造を示す図6(a) において、カッタ9の先端に沿
ってナイフエッジ状の刃部9aを形成してある金属板3
4の途中を長手方向に沿って凸部35に形成してあり、
この凸部35の溝内に電熱線22を内蔵し、この電熱線
22を覆う面にカバー36を固設したものである。
(b) に示すように、カッタ9の刃部9aを形成した金属
板37の板面に伝熱性に優れた薄板38を介して電熱線
22を接触すると共に該電熱線22を覆うカバー39を
被せて薄板38に固定した構造としてもよい。なお、こ
のような構造において、金属板37の板面に薄板38を
設けることなく電熱線22を金属板37に直接接触して
カバー39を固定するようにしてもよい。
方向の幅はフィルム2の幅よりも広くすることにより、
フィルム2を一括に熱切断することが可能である。この
ようなカッタ9による切断は、フィルム2に接触した切
断線に沿って材料を溶融すると共にナイフエッジ状の刃
部9aによって切断することができるため、幅が狭く長
さが長いフィルムは勿論のこと、熱溶融によるカッター
では切断し難い厚みのあるフィルムをシャープに切断す
ることが可能となる。従って、カッターだけで切断した
ときのような切り裂き部分が生じ難く、またナイフエッ
ジ状の刃部9aによる切断を可能とする分、切断時の温
度を低く押えることができ、必要な電気量を低減して切
断作業のコストを低減することができ、さらには切断時
の切りカスの付着が少なくなるという利点を有するもの
である。
送りローラ10との間にはウェイトプレート19が設け
られている。このウェイトプレート19は、図3に示す
ように凹形を横長にした形状であってフィルム2の幅よ
りも広い形状を有し、このウェイトプレート19の両端
の上部突出片19a、19aが押えローラ18の両側支
軸18a、18bに回動自在に係止され、図2に示すよ
うに通常は自重で垂下状態にされている。なお、ウェイ
トプレート19は、図5に示すようにその垂下状態の下
端部が送りローラ10のゴム輪14の外周とカッタ9の
下端部とを結ぶ線Lよりもやや下方に突出する位置に設
けられている。
19の上方回動側にはスイッチ21のスイッチ片21a
が設けられている。
にフィルム2をセッティングするには、図1に示すよう
に、蓋3を開けて安全スイッチ4をOFFの状態にし、
図2に示すように、フィルムローラ5a、5b間に載置
したフィルム2のロールRからフィルム2を引き出し、
フィルムロール5aの下方からセンサ17の発信部17
aと受信部17bとの間を通過させた後、送りローラ1
0のゴム輪の外周に掛けて開口部8からフィルム2の端
部を出しておく。
ことにより、カッタ9の電熱線22に電流が流される
と、カッタ9が昇温され、また、モータ6が駆動されて
送りローラ10が回転されることでフィルム2が送出し
を開始する。そして、センサ17がフィルム2のマーキ
ング2aを読み取った時点でモータ6が停止されると、
フィルム2が開口部8から所定長さだけ送り出された状
態で停止する。
手で持って、図4に示すように、カッタ9に接触するよ
うに引き出すと、フィルム2の面でウェイトプレート1
9が上方へ押し上げられて回動することにより、ウェイ
トプレート19の上方回動側に設けられたスイッチ21
のスイッチ片21aが押されて該スイッチ21がONさ
れ、モータ6に駆動信号が送られ、再びフィルム2が送
り出される。
触したフィルム2が該接触箇所で熱溶融と刃部9aの切
断によって切り離されることにより、フィルム2の所定
形状が作業者の包装作業に提供される。
際、フィルム2の端部は熱溶着によってカッタ9に付着
するおそれがあるが、図4に示すように、フィルム2が
切断された後、上方に回動したウェイトプレート19が
自重及びスイッチ片21aのバネ復帰力によって垂下方
向に復帰してカッタ9に付着したフィルム2を叩くよう
に押圧してカッタ9の刃部9aから離脱させることがで
きる。
とによって、連続的に所定長さに切断されたフィルム2
cを得ることができる。
ィルム切断機は、ロール巻きフィルムをモータによって
駆動することにより自動的に送り出し、この送り出され
たフィルムをカッタの接触部位で切断する際、カッタに
は電熱線が内蔵されると共に該カッタの先端にはナイフ
エッジ状の刃部が設けられ、フィルムに対するカッタの
接触部位で熱溶融と刃部による切断によって切り離され
るため、幅が狭く長さが長いフィルムは勿論のこと、熱
溶融によるカッターでは切断し難い厚みのあるフィルム
をシャープに切断することが可能となる。
ような切り裂き部分が生じ難く、ナイフエッジ状の刃部
による切断を可能とする分、切断時の温度を低く押える
ことができ、必要な電気量を低減して切断作業のコスト
を低減することができ、さらには切断時の切りカスの付
着が少なくなるという効果を有するものである。
ンサで読取ることにより、フィルムの送出しを停止する
と共に、この停止位置で作業者が開口部から出されたフ
ィルムをカッタに当てることにより、電熱線を内蔵した
カッタで熱的にフィルムを切断し、同時にウェイトプレ
ートの回動によってONされたスイッチの起動によって
モータが自動的に作動され、次の切断作業の待機状態に
することができるため、作業者が開口部の付近にフィル
ム包装すべき容器を設置し、必要に応じて作業者がフィ
ルムをカッターに当てるだけで、連続的に切断されたフ
ィルムを得て容器の包装作業に供することができる。
した状態の内部を示す全体斜視図である。
方図である。
の内部を示す側方図である。
フィルムをカッタに当てた状態を示す部分側方図であ
る。
フィルムが切断された直後の状態を示す部分側方図であ
る。
機のカッタの構造を示す縦断面図である。
ている状況を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】筺体内に設けられたロール状フィルムをモ
ータ駆動による送りローラによって前記筺体の開口部の
方向へ送り出す一方、前記開口部付近には前記送り出さ
れたフィルムを切断するための幅広のカッタが設けられ
ている包装用フィルム切断機において、前記カッタには
電熱線が内蔵されると共に該カッタの先端がナイフエッ
ジ状の刃部を有することによって前記カッタの前記フィ
ルムに対する接触部位で熱溶融と刃部による切断を行う
ようにしたことを特徴とする包装用フィルム切断機。 - 【請求項2】前記カッタと前記送りローラとの間に回動
自在に設けられたウェイトプレートが自重で垂下される
と共に前記開口部の方向に引き出された前記フィルムの
押圧によって上方へ回動したことを感知する信号により
前記モータが駆動される一方、前記フィルムに設けられ
たマーキングの読取信号によって前記モータの停止タイ
ミングを図るようにしたことを特徴とする請求項1記載
の包装用フィルム切断機。 - 【請求項3】前記カッタの刃部を形成する金属板の凸部
形成内に電熱線を内蔵したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の包装用フィルム切断機。 - 【請求項4】前記カッタの刃部を形成する金属板面に電
熱線を接触したことを特徴とする請求項1または請求項
2記載の包装用フィルム切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083005A JP2002283278A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 包装用フィルム切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083005A JP2002283278A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 包装用フィルム切断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283278A true JP2002283278A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18938879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001083005A Pending JP2002283278A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 包装用フィルム切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283278A (ja) |
-
2001
- 2001-03-22 JP JP2001083005A patent/JP2002283278A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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