JP2002282942A - 形状矯正設備、及び、形状矯正方法 - Google Patents

形状矯正設備、及び、形状矯正方法

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JP2002282942A
JP2002282942A JP2001081056A JP2001081056A JP2002282942A JP 2002282942 A JP2002282942 A JP 2002282942A JP 2001081056 A JP2001081056 A JP 2001081056A JP 2001081056 A JP2001081056 A JP 2001081056A JP 2002282942 A JP2002282942 A JP 2002282942A
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JP2001081056A
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Koji Morimura
浩司 森村
Masashi Yoshikawa
雅司 吉川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材の加工中に精度よく形状矯正の効果を評
価し、板材から形状不良を効果的に除去することを目的
とする。 【解決手段】 形状矯正設備5を構成するテンションレ
ベラ10の入口側には、それぞれ板材Sの板厚方向にお
ける平均応力を計測する入側応力計24が板材Sの幅方
向に複数並設されている。テンションレベラ10の出口
側には、それぞれ板材Sの板厚方向における平均応力を
計測する出側応力計25が板材Sの幅方向に複数並設さ
れている。各応力計24,25の計測値は制御装置50
に送られる。制御装置50は、各応力計24,25の計
測値から、テンションレベラ10の入口側における板材
Sの幅方向応力分布の平坦度fiと、出口側における板
材Sの幅方向応力分布の平坦度foを求め、これら平坦
度fi,foに基づいてテンションレベラ10等を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンションレベラ
やローラレベラ等のレベラを備える形状矯正設備、及
び、テンションレベラやローラレベラ等のレベラを用い
て板材の形状を矯正する形状矯正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、板材を圧延する圧延設備には、
圧延された板材の形状不良を改善するために、テンショ
ンレベラ、ローラレベラ、若しくは、両者を含む形状矯
正設備が組み込まれている。圧延設備の圧延機によって
圧延された板材は、形状矯正設備を構成するテンション
レベラやローラレベラに搬送される。そして、形状矯正
設備において、板材には、テンションレベラやローラレ
ベラのワークロールによって、繰り返し、曲げ加工が施
される。これにより、圧延時に生じた、いわゆる耳波、
中伸びといった板材の形状不良が矯正される。
【0003】一方、このような形状矯正設備による処理
を施したとしても、板材の形状不良を完全に解消するこ
とは困難である。このような事情から、従来、形状矯正
の効果を少しでも向上させるために、矯正済みの板材に
おける耳波や中伸びといった形状不良がどの程度改善さ
れているのを評価し、評価結果を用いて形状矯正設備の
各種運転条件を定めていた。ここで、従来の板材の形状
評価は、次のような手順に従って行なわれている。この
場合、まず、形状矯正加工後の板材からサンプル片を切
り出し、当該サンプル片を定盤の上に載置する。そし
て、サンプル片に生じている波の高さとピッチを測定し
た上で、サンプル片の変形量をレベラ等の運転条件に換
算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような形状評価手法をラインの稼働中に実施すること
は不可能である。従って、得られた評価結果に基づい
て、板材に加える張力やインタメッシュ量といった形状
矯正設備の運転条件を定めても、形状評価の結果は形状
矯正設備の運転条件に対してタイムリーに反映されない
ことになる。また、上述した形状評価手法は、きわめて
手間と時間とを要するものであり、評価を頻繁に行うこ
とにも制約がある。これらの要因から、従来は、歩留ま
りの悪化を招いてしまっていた。
【0005】そこで、本発明は、板材の加工中に精度よ
く形状を評価し、板材から形状不良を効果的に除去する
ことを可能とする形状矯正設備、及び、形状矯正方法の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による形状矯正設備は、板材の形状を矯正するレベラを
含む形状矯正設備において、レベラの入口側および出口
側とのうちの少なくとも何れか一方に、板材の幅方向に
並設され、それぞれ板材の板厚方向における平均応力を
計測する複数の応力計測手段と、各応力計測手段の計測
値から、板材の幅方向応力分布の平坦度を求め、当該平
坦度に基づいてレベラを制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】この形状矯正設備は、テンションレベラや
ローラレベラといったレベラを含むものであり、圧延さ
れた板材等の形状を矯正するために用いられるが、この
種の形状矯正設備に対しては、形状矯正による効果をよ
り向上させることが常に求められている。このため、本
発明者らは、板材の加工中に精度よく形状矯正の効果を
評価することにより、板材から形状不良を効果的に除去
することを目的として鋭意研究を重ね、研究過程におい
て、次のような事実に着目した。
【0008】すなわち、例えば、いわゆる耳波が両端に
生じている板材は、両端側が圧縮となり、板幅方向の中
央部付近が引張となる応力分布を有する。また、いわゆ
る中伸びが生じている板材は、両端側が引張となり、板
幅方向の中央部付近が圧縮となる応力分布を有する。つ
まり、板材に生じている形状不良が大きければ、板材の
幅方向の複数箇所に生じている応力間の偏差が大きくな
り、板材の幅方向における応力分布の平坦度が悪化する
(山谷が大きくなる)。従って、板材の幅方向応力分布
を把握すれば、板材にどのような形状不良が生じている
のかを評価することが可能である。
【0009】このような研究結果を踏まえ、この形状矯
正設備では、レベラの入口側と出口側とのうち、少なく
とも何れか一方に、複数の応力計測手段が配置される。
各応力計測手段は、板材の幅方向に並設させられ、それ
ぞれ、板材の例えば全層における板厚方向の平均応力を
計測する。そして、各応力計測手段は、それぞれの計測
値を示す信号を制御手段に送出する。これにより、制御
手段には、レベラの入口側と出口側とのうち、少なくと
も何れか一方における板材の幅方向応力分布に関する情
報が与えられることになる。
【0010】制御手段は、各応力計測手段の計測値か
ら、板材の幅方向応力分布の平坦度を求める。ここで、
「板材の幅方向応力分布の平坦度」とは、板材の幅方向
応力分布における山谷の度合いを意味し、例えば、各応
力計測手段の計測値の最大値と最小値との差をとること
によって求めることができる。そして、制御手段は、板
材の幅方向応力分布の平坦度を求めると、当該平坦度に
基づいて、インタメッシュ量、ロールクラウンの調整
量、ブライドルロールから板材に加えられる張力といっ
たレベラの各種運転条件を制御する。例えば、各応力計
測手段がレベラの入口側に配置されている場合、制御手
段は、板材の幅方向応力分布の平坦度に基づいて、レベ
ラをフィードフォワード制御する。また、各応力計測手
段がレベラの出口側に配置されている場合、制御手段
は、板材の幅方向応力分布の平坦度に基づいて、レベラ
をフィードバック制御する。
【0011】この結果、この形状矯正設備では、形状評
価の結果をレベラ側にタイムリーに反映させて、耳波や
中伸びといった板材の形状不良を効果的に除去すること
が可能となる。従って、この形状矯正設備によれば、き
わめて高品質の板材を製造可能となる。また、この形状
矯正設備によれば、板材の加工中に精度よく形状を評価
することが可能となる。すなわち、必要に応じ、所望の
頻度で形状を評価可能となり、従来の手間の掛かる評価
作業を省略できる。従って、板材の製造工程における生
産性を向上させると共に、形状矯正作業の省力化を図る
ことができる。
【0012】また、応力計測手段として、レベラの入口
側に複数配設された入側応力計と、レベラの出口側に複
数配設された出側応力計とを備え、制御手段は、各入側
応力計の計測値に基づいて、レベラの入口側における板
材の幅方向応力分布の平坦度を求めると共に、出側応力
計の計測値に基づいて、レベラの出口側における板材の
幅方向応力分布の平坦度を求め、レベラの入口側と出口
側との間における幅方向応力分布の平坦度の変動量を求
めた上で、当該変動量と予め定められた閾値との偏差に
基づいてレベラを制御すると好ましい。
【0013】このように、矯正加工前における幅方向応
力分布の平坦度(山谷が大きい)と、矯正加工後におけ
る幅方向応力分布の平坦度(山谷が小さい)とを求めた
上で、矯正加工前後間における幅方向応力分布の平坦度
の変動量を把握すれば、レベラによって十分な形状矯正
が行なわれているか否かを判断することができる。従っ
て、当該変動量が常に所定の閾値を上回るようにレベラ
等を制御することにより、耳波や中伸びといった板材の
形状不良を極めて効果的に除去することが可能となる。
【0014】更に、レベラは、テンションレベラである
と好ましく、ローラレベラであってもよい。
【0015】すなわち、板材の幅方向応力分布の平坦度
に基づいた制御は、耳波や中伸びといった部分的な形状
不良を改善するために適用されるテンションレベラに適
用すると好適である。また、ローラレベラも、部分的な
形状不良を改善する作用を有することから、ローラレベ
ラに対して、板材の幅方向応力分布の平坦度に基づいた
制御を適用しても有効である。
【0016】また、制御手段は、板材の幅方向応力分布
の平坦度に基づいて、板材に加えられる張力を制御する
と好ましい。
【0017】すなわち、この形状矯正設備を組み込む対
象となる圧延設備(圧延ライン)には、入側と出側と
に、板材に張力を加えるためのブライドルロールが配置
されているのが一般的である。従って、板材の幅方向応
力分布の平坦度に基づいて圧延設備のブライドルロール
を制御し、板材に加えられる張力を調整してもよい。こ
れにより、形状評価の結果を圧延設備側にタイムリーに
反映させて、耳波や中伸びといった板材の形状不良を効
果的に除去することが可能となる。
【0018】請求項6に記載の本発明による形状矯正方
法は、レベラを用いて板材を形状矯正する形状矯正方法
において、レベラの入口側および出口側とのうちの少な
くとも何れか一方で、板材の幅方向における複数箇所に
ついて、板材の板厚方向における平均応力を計測し、複
数箇所についての計測値から、板材の幅方向応力分布の
平坦度を求め、当該平坦度に基づいてレベラを制御する
ものである。
【0019】この場合、レベラの入口側で、板材の幅方
向における複数箇所について、板材の板厚方向における
平均応力を計測すると共に、レベラの出口側で、板材の
幅方向における複数箇所について、板材の板厚方向にお
ける平均応力を計測し、レベラの入口側における複数箇
所についての計測値から、レベラの入口側における板材
の幅方向応力分布の平坦度を求めると共に、レベラの出
口側における複数箇所についての計測値から、レベラの
出口側における板材の幅方向応力分布の平坦度を求め、
レベラの入口側と出口側との間における幅方向応力分布
の平坦度の変動量を求めた上で、当該変動量と予め定め
られた閾値との偏差に基づいてレベラを制御すると好ま
しい。
【0020】更に、レベラとして、テンションレベラを
用いると好ましく、レベラとして、ローラレベラを用い
てもよい。
【0021】また、板材の幅方向応力分布の平坦度に基
づいて、板材に加えられる張力を制御すると好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による形
状矯正設備、及び、形状矯正方法の好適な実施形態につ
いて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明による形状矯正設備を示す
ブロック構成図である。同図に示す形状矯正設備5は、
板材Sを圧延する圧延設備1の最終出側に組み込まれる
ものである。圧延設備1は、入側のブライドルロール2
と出側のブライドルロール3との間に、図示しない圧延
機を有する。この圧延機によって圧延された板材Sは、
形状矯正設備5まで搬送されて形状矯正加工を受けるこ
とになる。形状矯正設備5には、板材Sの形状を矯正す
るテンションレベラ10と、ローラレベラ20とが含ま
れている。
【0024】テンションレベラ10は、複数のワークロ
ールからなるワークロール群11を有するレベリングユ
ニット12と、入側ブライドルロール14aおよび出側
ブライドルロール14bとを備える。テンションレベラ
10を通過する板材Sには、ブライドルロール14a,
14bによって耐力のおよそ20〜50%相当の単位張
力が与えられる。そして、ワークロール群11を構成す
る各ワークロールは、ウォームジャッキ等からなるイン
タメッシュ調整機構15によって板材Sに対して上下か
ら突き上げ、又は、押し下げられる。これにより、各ワ
ークロールから板材Sに繰り返し、引張曲げが与えられ
る。また、テンションレベラ10には、各ワークロール
のクラウン形状を変化させるためのロールクラウン調整
機構16が備えられている。入側および出側のブライド
ルロール14a,14b、インタメッシュ調整機構1
5、及び、ロールクラウン調整機構16は、いずれも制
御装置50によって制御される。
【0025】また、ローラレベラ20は、テンションレ
ベラ10の後段側に配置されている。ローラレベラ20
は、千鳥状に配列させられた複数のロールからなるロー
ル群21を有する。テンションレベラ10を通過する板
材Sには、ロール群21によって連続的かつ交互に曲げ
が与えられ、これにより、板材Sの各部における変形状
態の均一化が図られ、その形状が矯正される。ローラレ
ベラ20にも、ウォームジャッキ等からなるインタメッ
シュ調整機構22と、各ロールのクラウン形状を変化さ
せるためのロールクラウン調整機構23とが備えられて
いる。これらインタメッシュ調整機構22、及び、ロー
ルクラウン調整機構23も、それぞれ制御装置50によ
って制御される。
【0026】図1及び図2に示すように、テンションレ
ベラ10の入口近傍には、板材Sの上方に位置するよう
に、複数(本実施形態では、5体ずつ)の入側応力計2
4(応力計測手段)が配設されている。各入側応力計2
4は、板材Sの幅方向に所定の間隔を隔てて並設されて
いる。各入側応力計24は、テンションレベラ10の入
口において、それぞれ、移動する板材Sの全層(全厚
さ)における板厚方向の平均応力を計測する。
【0027】また、図1及び図2に示すように、テンシ
ョンレベラ10の出口近傍には、出側応力計25(応力
計測手段)が、板材Sの上方に位置すると共に、テンシ
ョンレベラ10の入口側に配設されている各入側応力計
24に対応するように、それぞれ板材Sの幅方向に複数
(本実施形態では、5体ずつ)並設されている。各出側
応力計25は、テンションレベラ10の出口において、
移動する板材Sの全層(全厚さ)における板厚方向の平
均応力を計測する。
【0028】入側応力計24、及び、入側応力計25と
しては、何れも同様の構成を有する磁歪計30が採用さ
れる。すなわち、磁歪計30は、図3に示すように、そ
れぞれ略コの字状を呈する励磁用コア31と、検出用コ
ア32とを備える。励磁用コア31の中央部には、励磁
用コイル33が巻回されている。励磁用コイル33に
は、交流電源35から所定周波数の交流電圧が印加され
る。また、検出用コア32の中央部には、検出用コイル
34が巻回されている。検出用コイル34は、同期整流
回路36に接続されている。同期整流回路36は、交流
電源35によって駆動される。
【0029】磁歪計30の励磁用コア31は、励磁用コ
イル33の長手方向が板材Sの搬送方向と平行となり、
かつ、2つの遊端部が板材Sの一方の面(本実施形態で
は、上面)と所定間隔を隔てて対向するように配置され
る。一方、検出用コア32は、検出用コイル34と励磁
用コイル33とのなす角が90°となって、ねじれの関
係をなし、かつ、2つの遊端部が板材Sの一方の面(本
実施形態では、上面)と所定間隔を隔てて対向するよう
に配置される。
【0030】これにより、交流電源35から各励磁用コ
イル33に交流電圧を印加すると、板材Sの内部に渦電
流が発生する。そして、板材Sの内部に応力が発生して
いると、渦電流によって生じた磁力線が変化し、その変
化に伴って検出用コイル34に電流が流れることにな
る。各入側応力計24、及び、各出側応力計25の励磁
用コイル33には、板材Sの全層における平均応力を計
測できるように、交流電源35から所定周波数の交流電
源が印加される。各入側応力計24、及び、各出側応力
計25の検出信号は、同期整流回路36によって直流電
圧信号に変換された後、制御装置50に送出される。入
側応力計24、及び、出側応力計25として、上述した
ように構成された磁歪計30を用いれば、搬送される板
材Sに振動(ばたつき)が発生したとしても、板材Sの
一方の側(本実施形態では、上面側)から、内部応力を
精度よく計測することが可能となる。
【0031】制御装置50は、図1に示すように、CP
U51、ROM52、及び、RAM53を有する。CP
U51は、マイクロプロセッサ等からなり、各種演算処
理を行う。また、ROM52には、制御・演算処理のた
めのプログラムが予め記憶されている。RAM53は、
制御・演算処理の際に各種データを読み書きするために
用いられる。更に、制御装置50は、CPU51と接続
された入出力ポート54を有する。
【0032】この入出力ポート54には、同期整流回路
36および信号ラインを介して、各入側応力計24、及
び、各入側応力計25が接続される。また、入出力ポー
ト54には、テンションレベラ10のブライドルロール
14a,14b、インタメッシュ調整機構15、及び、
ロールクラウン調整機構16、ローラレベラ20のイン
タメッシュ調整機構22、及び、ロールクラウン調整機
構23、圧延設備1のブライドルロール2,3も接続さ
れる。そして、CPU51には、入出力ポート54を介
して、記憶装置55が接続されている。記憶装置55に
は、後述する手順に従って、テンションレベラ10およ
びローラレベラ20等を制御するための制御プログラム
が記憶されている。
【0033】次に、図4を参照しながら、本発明による
形状矯正設備5の動作について説明する。まず、圧延設
備1の圧延機によって圧延された板材Sが形状矯正設備
5によって形状矯正される際には、テンションレベラ1
0の入口において、各入側応力計24により、板材Sの
幅方向の複数箇所について、板材全層における板厚方向
の平均応力(入側応力)σij(j=1,2…)が計測
される(S10a)。また、テンションレベラ10の出
口において、各出側応力計25により、板材Sの幅方向
の複数箇所について、板材全層における板厚方向の平均
応力(出側応力)σoj(j=1,2…)が計測される
(S10a)
【0034】これら各入側応力計24、及び、各出側応
力計25の検出信号は、同期整流回路36を介して制御
装置50に送出される。これにより、制御装置50に
は、テンションレベラ10の入口側における板材Sの幅
方向応力分布に関する情報と、テンションレベラ10の
出口側における板材Sの幅方向応力分布に関する情報と
が与えられることになる。
【0035】ここで、例えば、いわゆる耳波が両端に生
じている板材Sは、両端側が圧縮となり、図5に示すよ
うに、板幅方向の中央部付近が引張となる応力分布を有
する。また、いわゆる中伸びが生じている板材は、図6
に示すように、両端側が引張となり、板幅方向の中央部
付近が圧縮となる応力分布を有する。つまり、板材Sに
生じている形状不良が大きければ、板材Sの幅方向の複
数箇所に生じている応力間の偏差が大きくなり、板材S
の幅方向における応力分布の平坦度が悪化する(山谷が
大きくなる)。従って、板材Sの幅方向応力分布(平坦
度)を把握すれば、板材Sにどのような形状不良が生じ
ているのかを評価可能となる。
【0036】このため、制御装置50のCPU51は、
各応力計24,25から信号を受け取ると、各入側応力
計24の計測値から、テンションレベラ10の入口側に
おける板材Sの幅方向応力分布の平坦度fiを求める
(S12a)。同時に、制御装置50のCPU51は、
各出側応力計25の計測値から、テンションレベラ10
の入口側における板材Sの幅方向応力分布の平坦度fo
を求める(S12b)。ここで、「板材Sの幅方向応力
分布の平坦度」とは、板材の幅方向応力分布における山
谷の度合いを意味し、本実施形態では、テンションレベ
ラ10の入口側および出口側の平坦度fi,foは、各
入側応力計24又は各出側応力計25の計測値の最大値
と最小値との差をとることによって求められる。
【0037】すなわち、CPU51は、S12aにおい
て、各入側応力計24から受け取った信号に示されてい
る入側応力σijから、最大値σimaxと最小値σimin
とを抽出し、テンションレベラ10の入口側における平
坦度fiを、 fi=σimax−σimin として求める。同様に、CPU51は、S12bにおい
て、各出側応力計25から受け取った信号に示されてい
る出側応力σojから、最大値σomaxと最小値σomin
とを抽出し、テンションレベラ10の出口側における平
坦度foを、 fo=σomax−σomin として求める。そして、CPU51は、S12a,S1
2bにおいて算出したテンションレベラ10の入口側に
おける平坦度fiと、出口側における平坦度foとを図
示しないモニタに表示させる(S14)。
【0038】なお、板材Sの幅方向応力分布の平坦度を
算出する手法は、各入側応力計24又は各出側応力計2
5の計測値の最大値と最小値との差をとる手法に限られ
るものではなく、各種手法を採用することが可能であ
る。例えば、各入側応力計24又は各出側応力計25の
計測値の平均値を取った上で、各計測値と当該平均値と
の差の最大値または最小値を、板材Sの幅方向応力分布
の平坦度fi,foとして採用してもよい。
【0039】このようにして、テンションレベラ10の
入口側および出口側における幅方向応力分布の平坦度f
i,foを求めると、制御装置50のCPU51は、テ
ンションレベラ10の入口側と出口側との間における幅
方向応力分布の平坦度の変動量δを、 δ=fi−fo として算出し(S16)、当該変動量δを図示しないモ
ニタに表示させる(S14)。
【0040】次に、制御装置50のCPU51は、S1
6で算出したテンションレベラ10の入口側と出口側と
の間における幅方向応力分布の平坦度の変動量δと、予
め記憶装置55に記憶されている所定の閾値δCとを比
較する(S20)。ここで、テンションレベラ10の入
口側、つまり、矯正加工前における板材Sの幅方向応力
分布は、山谷が大きく、平坦度が悪化している状態にあ
る。一方、テンションレベラ10の出口側、つまり、矯
正加工後における板材Sの幅方向応力分布は、山谷が小
さく、平坦度が改善された状態にある。
【0041】従って、入口側と出口側との間における平
坦度の変動量δが予め定められた閾値δCよりも大きい
場合、テンションレベラ10によって形状不良が十分に
改善されていることになる。従って、この場合、テンシ
ョンレベラ10及びローラレベラ20のインタメッシュ
量、ロールクラウンの調整量等、また、ブライドルロー
ル2,3,14a,14bから板材Sに加えられる張力
といった各種パラメータは、そのままに維持される。
【0042】一方、入口側と出口側との間における平坦
度の変動量δが予め定められた閾値δCを下回っている
場合、制御装置50のCPU51は、閾値δCと変動量
δとの偏差を求めると共に、当該偏差をテンションレベ
ラ10及びローラレベラ20のインタメッシュ量、ロー
ルクラウンの調整量等、また、ブライドルロール2,
3,14a,14bから板材Sに加えられる張力といっ
た各種パラメータに換算する(S20a,S20b,S
20c)。そして、CPU51は、予め記憶装置55に
記憶されている制御テーブル等に基づいて、テンション
レベラ10のインタメッシュ調整機構15、ロールクラ
ウン調整機構16、ローラレベラ20のインタメッシュ
調整機構22、ロールクラウン調整機構23、及び、各
ブライドルロール2,3,14a,14bに対する制御
信号を生成し、各機器に送出する(S22a,S22
b,S22c)。
【0043】このように、テンションレベラ10による
矯正加工の前後間における幅方向応力分布の平坦度の変
動量δを把握することにより、テンションレベラ10に
よって十分な形状矯正が行なわれているか否かを判断す
ることができる。従って、当該変動量δが予め定められ
ている閾値δCを常に上回るようにテンションレベラ1
0等を制御することにより、形状評価の結果をテンショ
ンレベラ10等にタイムリーに反映させて、耳波や中伸
びといった板材の形状不良を極めて効果的に除去するこ
とが可能となる。
【0044】従って、形状矯正設備5によれば、きわめ
て高品質の板材Sを製造可能となる。また、形状矯正設
備5によれば、板材Sの加工中に精度よく形状を評価す
ることが可能となる。すなわち、必要に応じ、所望の頻
度で板材Sの形状を評価可能となり、従来の手間の掛か
る評価作業を省略できる。従って、板材Sの製造工程に
おける生産性を向上させると共に、形状矯正作業の省力
化を図ることが可能となる。
【0045】図7及び図8に、本発明による形状矯正設
備の変形例における制御手順を示す。図7に示すフロー
チャートは、図1に示した形状矯正設備5から、レベラ
出口側の出側応力計25を省略した形状矯正設備におけ
る制御手順を示すものである。また、図8に示すフロー
チャートは、図1に示した形状矯正設備5から、レベラ
入口側の入側応力計24を省略した形状矯正設備におけ
る制御手順を示すものである。
【0046】レベラ出口側の出側応力計25を省略した
場合は、図7に示すように、S30の処理を経て、S3
2にて、テンションレベラ10の入口側における板材S
の幅方向応力分布の平坦度fiを求めたならば、入口側
の平坦度fiから、所定のモデル式等に従い、平坦度f
iに示されている幅方向応力分布の山谷を低減させるた
め補正量φを算出する(S36)。更に、S38で求め
られた補正量φを、テンションレベラ10及びローラレ
ベラ20のインタメッシュ量、ロールクラウンの調整量
等、また、ブライドルロール2,3,14a,14bか
ら板材Sに加えられる張力といった各種パラメータに換
算する(S38a,S38b,S38c)。そして、テ
ンションレベラ10やローラレベラ20、ブライドルロ
ール2,3に対する制御信号を生成し、各制御信号によ
って、各機器をフィードフォワード制御すればよい(S
40a,S40b,S4おc)。
【0047】レベラ入口側の入側応力計24を省略した
場合は、図8に示すように、S50の処理を経て、S5
2にて、テンションレベラ10の出口側における板材S
の幅方向応力分布の平坦度foを求めたならば、出口側
の平坦度foと予め定められた許容最大平坦度fmax
とを比較する(S56)。この際、出口側の平坦度fo
が予め定められた許容最大平坦度fmaxを下回ってい
る場合には、許容最大平坦度fmaxと出口側の平坦度
foとの偏差を求め、当該偏差をテンションレベラ10
及びローラレベラ20のインタメッシュ量、ロールクラ
ウンの調整量等、ブライドルロール2,3,14a,1
4bから板材Sに加えられる張力といった各種パラメー
タに換算する(S58a,S58b,S58c)。そし
て、テンションレベラ10やローラレベラ20、ブライ
ドルロール2,3に対する制御信号を生成し、各制御信
号によって、各機器をフィードバック制御すればよい
(S60a,S60b,S60c)。
【0048】なお、上述した形状矯正設備5では、板材
Sの幅方向応力分布の平坦度を求め、当該平坦度に基づ
いて、テンションレベラ10及びローラレベラ20のイ
ンタメッシュ量、ロールクラウンの調整量等、また、ブ
ライドルロール2,3,14a,14bから板材Sに加
えられる張力といった各種パラメータを制御している
が、これに限られるものではない。すなわち、板材Sの
幅方向応力分布の平坦度に基づいて、テンションレベラ
10(インタメッシュ調整機構15、ロールクラウン調
整機構16、ブライドルロール14a,14b)のみを
制御してもよい。
【0049】また、以上説明した板材Sの幅方向応力分
布の平坦度に基づく制御は、耳波や中伸びといった部分
的な形状不良を改善するために適用されるテンションレ
ベラ10に適用すると好適であるが、図9に示すよう
に、ローラレベラ20に対して適用することも可能であ
る。すなわち、ローラレベラ20も、部分的な形状不良
を改善する作用を有することから、ローラレベラ20に
対して、板材の幅方向応力分布の平坦度に基づいた制御
を適用しても有効である。もちろん、形状矯正設備5の
ように、テンションレベラ10とローラレベラ20との
双方を備える場合には、双方について、板材Sの幅方向
応力分布の平坦度を求め、当該平坦度に基づいて、テン
ションレベラ10とローラレベラ20との双方を個別に
制御してもよい。また、本発明は、テンションレベラ1
0とローラレベラ20との何れか一方のみを備える形状
矯正設備に対しても適用可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明による形状矯正設備は、レベラの
入口側および出口側とのうちの少なくとも何れか一方
に、板材の幅方向に並設されて、それぞれ板材の板厚方
向における平均応力を計測する複数の応力計測手段と、
各応力計測手段の計測値から、板材の幅方向応力分布の
平坦度を求め、当該平坦度に基づいてレベラを制御する
制御手段とを備える。そして、本発明による形状矯正方
法は、レベラの入口側および出口側とのうちの少なくと
も何れか一方で、板材の幅方向における複数箇所につい
て、板材の板厚方向における平均応力を計測し、複数箇
所についての計測値から、板材の幅方向応力分布の平坦
度を求め、当該平坦度に基づいてレベラを制御するもの
である。これにより、板材の加工中に精度よく形状を評
価し、板材から形状不良を効果的に除去することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による形状矯正設備を示すブロック構成
図である。
【図2】図1の形状矯正設備に備えられた応力計の配置
状態を示す模式図である。
【図3】図1の形状矯正設備に備えられた応力計の構成
を説明するための概略構成図である。
【図4】図1の形状矯正設備の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】形状不良が生じている板材の幅方向応力分布を
示す模式図である。
【図6】形状不良が生じている板材の幅方向応力分布を
示す模式図である。
【図7】本発明による形状矯正設備の第1の変形例を説
明するためのフローチャートである。
【図8】本発明による形状矯正設備の第2の変形例を説
明するためのフローチャートである。
【図9】本発明による形状矯正設備の第3の変形例を示
すブロック構成図である。
【符号の説明】
1…圧延設備、2,3…ブライドルロール、5…形状矯
正設備、10…テンションレベラ、11…ワークロール
群、12…レベリングユニット、14a…入側ブライド
ルロール、14b…出側ブライドルロール、15,22
…インタメッシュ調整機構、16…ロールクラウン調整
機構、20…ローラレベラ、21…ロール群、23…ロ
ールクラウン調整機構、24…入側応力計、25…出側
応力計、30…磁歪計、31…励磁用コア、32…検出
用コア、33…励磁用コイル、34…検出用コイル、3
5…交流電源、36…同期整流回路、50…制御装置、
S…板材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E003 AA02 BA22 BA23 BA24 BA31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の形状を矯正するレベラを含む形状
    矯正設備において、 前記レベラの入口側および出口側とのうちの少なくとも
    何れか一方に、前記板材の幅方向に並設され、それぞれ
    前記板材の板厚方向における平均応力を計測する複数の
    応力計測手段と、 前記各応力計測手段の計測値から、前記板材の幅方向応
    力分布の平坦度を求め、当該平坦度に基づいて前記レベ
    ラを制御する制御手段とを備えることを特徴とする形状
    矯正設備。
  2. 【請求項2】 前記応力計測手段として、前記レベラの
    入口側に複数配設された入側応力計と、前記レベラの出
    口側に複数配設された出側応力計とを備え、前記制御手
    段は、前記各入側応力計の計測値に基づいて、前記レベ
    ラの入口側における前記板材の幅方向応力分布の平坦度
    を求めると共に、前記出側応力計の計測値に基づいて、
    前記レベラの出口側における前記板材の幅方向応力分布
    の平坦度を求め、前記レベラの入口側と出口側との間に
    おける幅方向応力分布の平坦度の変動量を求めた上で、
    当該変動量と予め定められた閾値との偏差に基づいて前
    記レベラを制御することを特徴とする請求項1に記載の
    形状矯正設備。
  3. 【請求項3】 前記レベラは、テンションレベラである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の形状矯正設
    備。
  4. 【請求項4】 前記レベラは、ローラレベラであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の形状矯正設備。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記板材の幅方向応力
    分布の平坦度に基づいて、前記板材に加えられる張力を
    制御することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の形状矯正設備。
  6. 【請求項6】 レベラを用いて板材を形状矯正する形状
    矯正方法において、前記レベラの入口側および出口側と
    のうちの少なくとも何れか一方で、前記板材の幅方向に
    おける複数箇所について、前記板材の板厚方向における
    平均応力を計測し、前記複数箇所についての計測値か
    ら、前記板材の幅方向応力分布の平坦度を求め、当該平
    坦度に基づいて前記レベラを制御することを特徴とする
    形状矯正方法。
  7. 【請求項7】 前記レベラの入口側で、前記板材の幅方
    向における複数箇所について、前記板材の板厚方向にお
    ける平均応力を計測すると共に、前記レベラの出口側
    で、前記板材の幅方向における複数箇所について、前記
    板材の板厚方向における平均応力を計測し、前記レベラ
    の入口側における前記複数箇所についての計測値から、
    前記レベラの入口側における前記板材の幅方向応力分布
    の平坦度を求めると共に、前記レベラの出口側における
    前記複数箇所についての計測値から、前記レベラの出口
    側における前記板材の幅方向応力分布の平坦度を求め、
    前記レベラの入口側と出口側との間における幅方向応力
    分布の平坦度の変動量を求めた上で、当該変動量と予め
    定められた閾値との偏差に基づいて前記レベラを制御す
    ることを特徴とする請求項6に記載の形状矯正方法。
  8. 【請求項8】 前記レベラとして、テンションレベラを
    用いることを特徴とする請求項6又は7に記載の形状矯
    正方法。
  9. 【請求項9】 前記レベラとして、ローラレベラを用い
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載の形状矯正方
    法。
  10. 【請求項10】 前記板材の幅方向応力分布の平坦度に
    基づいて、前記板材に加えられる張力を制御することを
    特徴とする請求項6〜9の何れかに記載の形状矯正方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8211293B2 (en) 2009-06-16 2012-07-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of correcting NOx sensor and NOx-sensing device

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