JP2002281553A - 携帯端末システム - Google Patents

携帯端末システム

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JP2002281553A
JP2002281553A JP2001076264A JP2001076264A JP2002281553A JP 2002281553 A JP2002281553 A JP 2002281553A JP 2001076264 A JP2001076264 A JP 2001076264A JP 2001076264 A JP2001076264 A JP 2001076264A JP 2002281553 A JP2002281553 A JP 2002281553A
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JP
Japan
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base station
data
portable terminal
password
telephone directory
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Application number
JP2001076264A
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English (en)
Inventor
Masaru Niiguchi
勝 新口
Shogo Fujiwara
昭悟 藤原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 操作上の利便性と、保安上の安全性を向上し
た携帯端末システムを提供する。 【解決手段】 携帯端末システムでは、携帯電話機A1
は、暗証番号を記憶する暗証番号記憶部14、暗証番号
記憶部14に対し暗証番号を書込み/読み出しを行う暗
証番号記憶部制御手段15、電話帳データを含む所定デ
ータを記憶する電話帳記憶部16、電話帳記憶部16に
対し電話長データを書込み/読み出しを行う電話帳記憶
部制御手段17を備え、行方不明機である携帯電話機B
2のダイヤル番号及び暗証番号を入力して携帯電話機B
2に該暗証番号を送信し、該暗証番号が携帯電話機B2
に記憶されている暗証番号と一致したときに、携帯電話
機B2から転送されるデータを新規購入機の携帯電話機
A1の電話帳記憶部16に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
端末システムに関し、詳細には、特定の携帯端末や所属
の基地局に記憶された電話帳データや各種情報データを
読み込ませたり、消去することのできる携帯端末システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】セルラシステムの自動車電話、携帯電話
に代表される移動体通信は、近年普及の一途にあり、P
DA(Personal Digital Assistant)機能付き等の多機
能携帯電話機もますます普及するものと考えられる。
【0003】PDA等の携帯情報端末では、スケジュー
ル機能のほか、アドレス帳として宛名及び住所、電話番
号等からなるアドレス情報を一覧表示し、検索できるも
のがある。例えば、特開平5−145686号公報に
は、1つのアプリケーション、アドレス帳(FAX)デ
ータから必要なデータのみを検索するための絞り込み技
術として、登録した宛先名、電話番号を用途別の各種分
野で管理し、表示する装置について開示されている。
【0004】コンピュータの普及にあたって、個人が扱
うデータ量が飛躍的に伸びている。その中で、データの
内容の主要なものをインデックスとし、リスト表示する
ことによってデータの検索を行っていた。現在、自端末
に記憶された電話帳データや、他の情報データを、特定
の相手端末や、自端末の基地局に読み込ませる手段、及
び特定の相手端末に記憶された電話帳データや、各種情
報データを消去する手段を備えた携帯端末は存在しな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯端末にあっては、運悪く、手持ちの携帯
端末を紛失したり、あるいは、置き忘れたりして行方不
明となった場合、この携帯端末に登録された電話帳デー
タや、入力された各種データ情報を回復することも、消
去することもできなかった。
【0006】このような場合、新しく携帯端末を購入し
ても、無くした携帯端末に記憶されていた電話帳データ
やその他情報データを回復するためには、再登録や再入
力の煩わしい作業を伴うことになった。また、特定の携
帯端末に登録された電話帳データや、入力された情報デ
ータを消去できないということは、無くした携帯端末に
記憶されていたデータが悪用されたり、情報が漏洩する
おそれがあった。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、行方不明となった携帯端末に登録され
た電話帳データや、入力された各種情報データを、新規
購入等で入手した携帯端末に回復すること、及び行方不
明となった携帯端末から消去することを可能にすること
により、操作上の利便性と、保安上の安全性を向上した
携帯端末システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末システ
ムは、基地局と、前記基地局に無線接続される携帯端末
とを備え、前記基地局を介して携帯端末間で通信が可能
な携帯端末システムにおいて、前記携帯端末は、通信手
段と、ダイヤル番号及び暗証番号を入力する入力手段
と、暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段と、電話帳デ
ータを含む所定データを記憶するデータ記憶手段と、相
手側携帯端末のダイヤル番号及び暗証番号を入力して前
記相手側携帯端末に該暗証番号を送信し、該暗証番号が
前記相手側携帯端末に記憶されている暗証番号と一致し
たときに、該相手側携帯端末から送出されるデータを読
み込む制御手段とを備えることを特徴としている。
【0009】このように構成された本発明の携帯端末シ
ステムは、加入中の電話会社に接続し、行方不明の携帯
端末の電話番号及び暗証番号をキー入力し、相手端末側
に記憶されている暗証番号と一致すれば、行方不明の携
帯端末で呼出動作を行うことなく、行方不明の携帯端末
のメモリ内のデータを新たに入手したの携帯端末のメモ
リに転送する。これにより、行方不明の携帯端末のメモ
リ内のデータを短時間の間に、新たに入手した携帯端末
に転送・入力することができる。
【0010】本発明の携帯端末システムは、基地局と、
前記基地局に無線接続される携帯端末とを備え、前記基
地局を介して携帯端末間で通信が可能な携帯端末システ
ムにおいて、前記基地局は、前記携帯端末に記憶された
電話帳データを含む所定データを、予め暗証番号と共に
バックアップするバックアップ手段を備え、前記携帯端
末は、通信手段と、ダイヤル番号及び暗証番号を入力す
る入力手段と、電話帳データを含む所定データを記憶す
るデータ記憶手段と、前記基地局にバックアップされて
いるデータを取り出すためのダイヤル番号及び暗証番号
を入力して前記基地局に該暗証番号を送信し、該暗証番
号が前記基地局のバックアップ手段に記憶されている暗
証番号と一致したときに、該基地局から送出されるデー
タを読み込む制御手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0011】このように構成された本発明の携帯端末シ
ステムは、予め定期的に、又は意図的に加入中の電話会
社に接続し、携帯端末に記憶された電話帳や情報のデー
タを電話会社の基地局にバックアップしておいて、前記
携帯端末が行方不明となったときや、前記携帯端末のメ
モリ内のデータを誤って消去したときに、加入中の電話
会社に接続し、バックアップ時に登録しておいた暗証番
号を入力することにより、新たに入手した携帯端末や、
誤ってデータを消去した携帯端末に、前記基地局にバッ
クアップされているデータを転送する。これにより、行
方不明となった携帯端末や誤ってデータを消去した携帯
端末のメモリ内のデータを、短時間の間に回復又は、新
たに入手した携帯端末に転送・入力することができる。
【0012】本発明の携帯端末システムは、基地局と、
前記基地局に無線接続される携帯端末とを備え、前記基
地局を介して携帯端末間で通信が可能な携帯端末システ
ムにおいて、前記携帯端末は、通信手段と、暗証番号を
記憶する暗証番号記憶手段と、電話帳データを含む所定
データを記憶するデータ記憶手段と、前記暗証番号記憶
手段に記憶している暗証番号と同一の暗証番号を受信し
たときに、前記データ記憶手段に記憶しているデータを
消去する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0013】このように構成された本発明の携帯端末シ
ステムは、加入中の電話会社に接続し、特定の携帯端末
の電話番号と、暗証番号をキー入力し、特定端末側に記
憶されている暗証番号と一致するば、該特定携帯端末で
呼出動作を行うことなく、該特定携帯端末のメモリ内に
記憶されたデータ(電話会社に接続するためのデータを
含む)を消去する。これにより、行方不明となった携帯
端末のメモリ内のデータを消去することができ、もし他
人に拾得されたときに、メモリ内に記憶された個人デー
タ等の漏洩や悪用を防止することができ、電話会社への
接続が不可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な携帯端末の実施の形態について詳細に説明
する。 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯端末システム
に使用される携帯端末の構成を示す図、図2は、携帯端
末システムに使用される基地局の構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る携帯端末は、PHS(Pers
onal Handy-Phone System)/携帯電話機、PDA(Per
sonal Digital Assistant)等の携帯情報端末に適用し
た例である。本実施の形態の携帯端末システムは、図2
の基地局側と図1の端末側に分けられ、基地局側と端末
側は無線通信により通信を行うことができる。
【0015】図1及び図2において、1は端末として新
規に購入した携帯電話機A、2は行方不明となった携帯
電話機B、3は基地として携帯電話機A1の無線基地局
A3、4は携帯電話機B2の無線基地局Bである。図1
において、携帯電話機A1は、発着呼時の要求、応答や
電話番号などの入力やモード切替え等を行うボタン操作
部10(入力手段)、ボタン操作情報読込手段11、操
作のためのガイダンスや受信情報を表示する液晶パネル
等からなる表示部12、表示部12を制御する表示部制
御手段13、暗証番号を記憶する暗証番号記憶部14
(暗証番号記憶手段)、暗証番号記憶部14に対し暗証
番号を書込み/読み出しを行う暗証番号記憶部制御手段
15、電話長データを記憶する電話帳記憶部16(デー
タ記憶手段)、電話帳記憶部16に対し電話長データを
書込み/読み出しを行う電話帳記憶部制御手段17、電
波を送受信して無線通信を行うアンテナ送受信機18
(通信手段)、及びアンテナ送受信機情報管理手段19
から構成される。
【0016】また、携帯電話機B2は、発着呼時の要
求、応答や電話番号などの入力やモード切替え等を行う
ボタン操作部20(入力手段)、ボタン操作情報読込手
段21、操作のためのガイダンスや受信情報を表示する
液晶パネル等からなる表示部22、表示部22を制御す
る表示部制御手段23、暗証番号を記憶する暗証番号記
憶部24(暗証番号記憶手段)、暗証番号記憶部24に
対し暗証番号を書込み/読み出しを行う暗証番号記憶部
制御手段25、電話帳データを記憶する電話帳記憶部2
6(データ記憶手段)、電話帳記憶部26に対し電話長
データを書込み/読み出しを行う電話帳記憶部制御手段
27、電波を送受信して無線通信を行うアンテナ送受信
機28(通信手段)、無線電波を送受信するアンテナ2
8a及びアンテナ送受信機情報管理手段29から構成さ
れる。
【0017】また、図示は省略するが、携帯電話機A
1,B2は、マイクロコンピュータ等により構成され、
無線通信機の各機能を制御する主制御部(制御手段)、
音声信号をデジタル信号処理する音声信号処理部、音声
を入力するためのマイク、拡声用スピーカ、音声認識部
を備えて構成される。上記マイクロコンピュータは、R
OM、RAM及び電気的に書換可能な不揮発性メモリで
あるEEPROM(electrically erasable programmab
le ROM)を備え、主制御部のプログラム、通信制御デー
タ、さらに無線通信機A1,B2の識別コード、暗証番
号等の種々のデータを記憶する。
【0018】主制御部は、各制御手段を協調的に制御し
て、相手側携帯端末のダイヤル番号及び暗証番号を入力
して相手側携帯端末に該暗証番号を送信し、該暗証番号
が相手側携帯端末に記憶されている暗証番号と一致した
ときに、該相手側携帯端末から送出されるデータを読み
込む制御手段を構成する。ボタン操作部10,20は、
メンブレンキー(Membrane key)からなる入力装置であ
り、キー操作によりボタン操作情報読込手段11,21
を通してデータ入力、発呼、着信操作、各種モードを指
定が可能である。
【0019】表示部12,22は、ドットマトリクス構
成のLCDディスプレイ及び各ドライバ等で構成され
る。例えば、待機時には時刻が表示され、また通話時に
は通話相手の電話番号や通話時間が表示される。また、
必要に応じて表示用照明(バックライト)が点灯又は点
滅する。
【0020】アンテナ送受信機情報管理手段19,29
は、アンテナ送受信機18,28を管理するとともに、
受信信号及びマイクからの入力音声信号をデジタル信号
処理する。また、マイクからの入力音声信号は、必要に
応じて入力音声信号の増幅処理が行われ、デジタル信号
処理された受信信号は、スピーカによって音声出力され
る。
【0021】図2の基地局側において、3は携帯電話機
A1の無線基地局A3、4は携帯電話機B2の無線基地
局B、5は無線基地局A3の基地局制御装置A、6は無
線基地局B4の基地局制御装置、7は利用者データベー
ス、8は基地局制御装置A5の移動交換機A、9は基地
局制御装置B6の移動交換機Bである。
【0022】無線基地局A3は、アンテナ送受信機3
1、アンテナ31a、及び基地局制御装置接続手段32
から構成され、同様に、無線基地局B4は、アンテナ送
受信機34、アンテナ34a、及び基地局制御装置接続
手段35から構成される。基地局制御装置A5は、無線
基地局接続手段36、移動交換機接続手段37、データ
ベース接続手段38、及び電話帳取出専用コード判定手
段46から構成される。
【0023】基地局制御装置B6は、無線基地局接続手
段39、移動交換機接続手段40、及びデータベース接
続手段41から構成される。利用者データベース7は、
基地局制御装置接続手段42、利用者情報記憶部制御手
段43、及び利用者情報記憶部44から構成される。以
下、上述のように構成された携帯端末システムの動作を
説明する。まず、無線端末側の動作について述べる。
【0024】新規購入機の携帯電話機A1では、ボタン
操作部10によりキー入力された操作情報が、ボタン操
作情報読込手段11により読み取られる。各種表示情報
は、表示部制御手段13により制御され、表示部12に
表示される。暗証番号は、暗証番号記憶部14に記憶さ
れ、暗証番号記憶部制御手段15により、書き込み/読
み出しが行われる。
【0025】電話帳データは、電話帳記憶部16に記憶
され、電話帳記憶部制御手段17により、書き込み/読
み出しが行われる。無線基地局A3との無線送受信は、
アンテナ送受信機情報管理手段19により管理された送
受信情報が、アンテナ送受信機18、アンテナ18aを
介して送受信される。
【0026】一方、行方不明機である携帯電話機B2に
ついても、携帯電話機A1と同様に、ボタン操作部20
によりキー入力された操作情報が、ボタン操作情報読込
手段21により読み取られる。各種表示情報は、表示部
制御手段23により、表示部22に表示される。
【0027】暗証番号については、暗証番号記憶部24
に記憶され、暗証番号記憶部制御手段25により、書き
込み/読み出しが行われる。また、電話帳データも、電
話帳記憶部26に記憶され、電話帳記憶部制御手段27
により書き込み/読み出しが行われる。
【0028】無線基地局B4との無線送受信は、アンテ
ナ送受信機情報管理手段29により管理された送受信情
報が、アンテナ送受信機28、アンテナ28aを介して
送受信される。次に、基地局側の動作について述べる。
基地局側においては、まず、携帯電話機A1が無線接続
される無線基地局A3では、アンテナ31aにより送受
信される情報が、アンテナ送受信機31、基地局制御装
置接続手段32を介して基地局制御装置A5に対し送受
信される。
【0029】基地局制御装置A5は、無線基地局接続手
段36から送受信される情報のうち、利用者情報につい
てはデータベース接続手段38を介して利用者データベ
ース7と接続され、移動交換機A8に対しては移動交換
機接続手段37を介して接続される。
【0030】さらに、相手端末の電話帳データを取り出
す指令を確認するために、携帯電話機A1から通知され
る電話帳データ取出専用ダイヤルコードを認識する電話
帳取出専用コード判定手段46が設けられている。利用
者データベース7では、基地局制御装置A5及び基地局
制御装置B6を基地局制御装置接続手段42により接続
し、利用者情報記憶部制御手段43を介して利用者情報
記憶部44に記憶されたデータの読み出しを行う。
【0031】携帯電話機B2が無線接続される無線基地
局B4においては、無線基地局A3と同様に、アンテナ
34aにより送受信される情報は、アンテナ送受信機3
4、基地局制御装置接続手段35を介して基地局制御装
置B6に対し送受信される。基地局制御装置B6におい
ても、無線基地局接続手段39により送受信される情報
のうち、利用者情報についてはデータベース接続手段4
1を介して利用者データベース7と接続され、移動交換
機B9に対しては移動交換機接続手段40を介して接続
される。
【0032】図3は、本携帯端末システムの処理手順を
示すフローチャートである。図中、Sはフローの各ステ
ップを示す。まず、ステップS1で新規購入機である携
帯電話機A1のボタン操作部10により電話帳取出専用
ダイヤルコードをキー入力し、ステップS2で相手端末
の電話番号ダイヤルをダイヤルする。携帯電話機A1の
ボタン操作情報読込手段11は、ボタン操作部10によ
りキー入力された電話帳取出専用ダイヤルコード、及び
相手端末の電話番号ダイヤル情報を読み取り、読み取っ
た情報をアンテナ送受信機18及びアンテナ18aから
無線基地局A3に送信する。
【0033】携帯電話機A1から送信された情報は、無
線基地局A3のアンテナ31a及びアンテナ送受信機3
1により受信され、利用者情報として基地局制御装置接
続手段32を介して基地局制御装置A5に送られる。基
地局制御装置A5では、無線基地局接続手段36から送
られた利用者情報の照合のため、データベース接続手段
38により、利用者データベース7の利用者情報記憶部
44に格納されている利用者情報を、基地局制御装置接
続手段42、利用者情報記憶部制御手段43を介して、
呼び出して、一致するか否かを照合する(ステップS
3)。
【0034】ここで正しく照合された場合、ステップS
4で相手機と接続して電話帳取出指定情報送信処理を行
う。すなわち、利用者情報が一致した場合、電話帳取出
専用のダイヤルコードを電話帳取出専用コード判定手段
46により認識し、相手側の携帯電話機B2に記憶され
ている電話帳データを取得するために、まず基地局制御
装置A5内の移動交換機接続手段37により、移動交換
機A8と移動交換機B9間の接続を行う。次に相手側携
帯電話機B2が属する基地局制御装置B6において、移
動交換機接続手段40により受信した移動交換機A8か
らの情報を、無線基地局接続手段39を介して無線基地
局B4内の基地局制御装置接続手段35に送信する。そ
して、アンテナ送受信機34及びアンテナ34aを介
し、携帯電話機B2に対して電話帳取出し指定情報を送
出する。
【0035】ステップS5で携帯電話機A1のボタン操
作部10により暗証番号をキー入力し、上記利用者情報
と同様にして、携帯電話機B2に対し暗証番号を送出す
る。ステップS6では、携帯電話機B2において受信し
た暗証番号が、暗証番号記憶部24に事前に記憶されて
いた暗証番号と一致したか否かを判別し、一致しなけれ
ばステップS5に戻って再度暗証番号のキー入力を行
う。なお、暗証番号のキー入力を所定回数繰り返しても
暗証番号が一致しない場合、本フローを終了するように
してもよい。
【0036】携帯電話機B2において受信した暗証番号
が、暗証番号記憶部24に事前に記憶されていた暗証番
号と一致した場合、ステップS7で電話帳記憶部制御手
段27は電話帳記憶部26から電話帳データの読み出し
を行う。読み出された電話帳データは、携帯電話機A1
から送られてきた利用者情報と逆の経路により、携帯電
話機A1に対して送信される。
【0037】ステップS8では、携帯電話機A1は相手
機の電話帳データを受信し、受信した電話帳データを電
話帳記憶部制御手段15を介して電話帳記憶部16に格
納する。ステップS9で全てのデータ送出を終了したか
否かを判別し、全てのデータ送出を終了していなければ
ステップS7に戻って上記手順を繰り返し全てのデータ
送出を行う。全てのデータを受信し終わると、ステップ
S10で自動又は手動にて回線を切断して本フローを終
了する。
【0038】以上のように、本実施の形態の携帯端末シ
ステムでは、携帯電話機A1は、発着呼時の要求、応答
や電話番号などの入力やモード切替え等を行うボタン操
作部10、ボタン操作情報読込手段11,21、受信情
報を表示する表示部12、表示部12を制御する表示部
制御手段13、暗証番号を記憶する暗証番号記憶部1
4、暗証番号記憶部14に対し暗証番号を書込み/読み
出しを行う暗証番号記憶部制御手段15、電話帳データ
を含む所定データを記憶する電話帳記憶部16、電話帳
記憶部16に対し電話長データを書込み/読み出しを行
う電話帳記憶部制御手段17、電波を送受信して無線通
信を行うアンテナ送受信機18、及びアンテナ送受信機
情報管理手段19を備え、行方不明機である携帯電話機
B2のダイヤル番号及び暗証番号を入力して携帯電話機
B2に該暗証番号を送信し、該暗証番号が携帯電話機B
2に記憶されている暗証番号と一致したときに、携帯電
話機B2から転送されるデータを新規購入機の携帯電話
機A1の電話帳記憶部16に転送する構成としたので、
行方不明の携帯端末のメモリ内のデータを短時間の間
に、新たに入手した携帯端末に転送・入力することがで
きる。
【0039】第2の実施の形態 図4は、本発明の第2の実施の形態の携帯端末システム
に使用される基地局の構成を示すブロック図である。本
実施の形態の携帯端末システムは、図4の基地局側と前
記図1の端末側に分けられ、基地局側と端末側は無線通
信により通信を行うことができる。
【0040】携帯端末としての携帯電話機のハード的構
成は、図1に示した携帯電話機A1、携帯電話機B2と
同様である。本実施の形態では、携帯電話機A1は新規
購入機であり、携帯電話機B2は現行使用機とする。ま
た、図4において、3は基地として携帯電話機A1の無
線基地局A3、4は携帯電話機B2の無線基地局Bであ
る。図中、図2に示す構成要素と共通するものは、同じ
符号を付して、相違点のみを説明する。
【0041】利用者データベース7には、事前に、携帯
電話機B2から登録される電話帳データを記憶する電話
帳データ記憶部45と、携帯電話機B2から登録される
暗証番号を記憶する暗証番号記憶部49とが設けられ、
利用者情報記憶部制御手段43により制御される。この
利用者情報記憶部制御手段43は、利用者データベース
7とは別に設けてもよく、さらに利用者データベース7
とは別のデータベースによって管理する構成でもよい。
【0042】また、基地局制御装置A5には、現行使用
機の電話帳データが記憶されている利用者データベース
7内の電話帳データ記憶部45より、電話帳データを取
り出すか否かを指令する電話帳取出専用ダイヤルコード
を認識するための電話帳取出専用コード判定手段46を
設けている。
【0043】また、基地局制御装置B6には、現行使用
機に記憶されている電話帳データを、利用者データベー
ス7内の電話帳データ記憶部45に保管するか否かを決
定するために、携帯電話機B2から送信されてくる電話
帳保管専用ダイヤルコードを認識する電話帳保管専用コ
ード判定手段47を設けている。
【0044】上記基地局制御装置A5の電話帳取出専用
コード判定手段46、基地局制御装置B6の電話帳保管
専用コード判定手段47、利用者データベース7の電話
帳データ記憶部45及び暗証番号記憶部49は、全体と
して、携帯電話機B2に記憶された電話帳データを含む
所定データを、予め暗証番号と共にバックアップするバ
ックアップ手段を構成する。以下、上述のように構成さ
れた携帯端末システムの動作を説明する。
【0045】図5は、現行使用機である携帯電話機B2
による電話帳データの基地局側の利用者データベース7
への事前登録に関する主要動作を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS11で現行使用機である携帯電
話機B2のボタン操作部20により電話帳取出専用ダイ
ヤルコードをキー入力する。携帯電話機B2のボタン操
作情報読込手段21は、ボタン操作部20によりキー入
力された電話帳取出専用ダイヤルコードを読み取り、読
み取った情報をアンテナ送受信機28及びアンテナ28
aから無線基地局B4に送信する。
【0046】携帯電話機B2から送信された情報は、無
線基地局B4のアンテナ34a及びアンテナ送受信機3
4により受信され、利用者情報として基地局制御装置接
続手段35を介して基地局制御装置B6に送られる。基
地局制御装置B6では、無線基地局接続手段39から送
られた利用者情報の照合のため、データベース接続手段
41により、利用者データベース7の利用者情報記憶部
44に格納されている利用者情報を、基地局制御装置接
続手段42、利用者情報記憶部制御手段43を介して、
呼び出して、一致するか否かを照合する(ステップS1
2)。
【0047】ここで正しく照合された場合、ステップS
13で電話帳保管専用コード判定手段47が電話帳保管
専用のダイヤルコードを認識し、データベース接続手段
41により利用者データベース7との接続を行う。次い
で、ステップS14で携帯電話機B2のボタン操作部2
0により利用者データベース7内の電話帳データ記憶部
45に記憶する電話帳データを保管・呼出しをするため
の暗証番号を入力し、入力した暗証番号をアンテナ送受
信機28及びアンテナ28aを介して無線基地局B4に
送信する。
【0048】ステップS15では、基地局側からは受信
した暗証番号を確認のためにアンテナ送受信機34及び
アンテナ34aを介して携帯電話機B2に返信する。ス
テップS16では、受信した暗証番号が、暗証番号記憶
部24に事前に記憶されていた暗証番号と一致したか否
かを判別し、一致しなければステップS14に戻って再
度暗証番号のキー入力を行う。なお、暗証番号のキー入
力を所定回数繰り返しても暗証番号が一致しない場合、
本フローを終了するようにしてもよい。
【0049】携帯電話機B2において受信した暗証番号
が、暗証番号記憶部24に事前に記憶されていた暗証番
号と一致した場合、ステップS17で電話帳記憶部制御
手段27は電話帳記憶部26から電話帳データを取り出
し、アンテナ送受信機情報管理手段29、アンテナ送受
信機28、アンテナ28aを経て、無線基地局B4に対
し送信する。
【0050】ステップS18では、無線基地局B4は携
帯電話機B2からの電話帳データを受信し、ステップS
19で受信された電話帳データは、無線基地局B4内の
アンテナ送受信機34、基地局制御装置接続手段35か
ら、基地局制御装置B6内の無線基地局接続手段39、
データベース接続手段41を経て、利用者データベース
7内にある電話帳データ記憶部45に、基地局制御装置
接続手段42、利用者情報記憶部制御手段43を介して
保管される。
【0051】ステップS20で全てのデータ送出を終了
したか否かを判別し、全てのデータ送出を終了していな
ければステップS17に戻って上記手順を繰り返し全て
のデータ送出を行う。全てのデータを受信し終わると、
ステップS21で自動又は手動にて回線を切断して本フ
ローを終了する。
【0052】図6は、新規購入機である携帯電話機A1
による基地局側の利用者データベースに登録されている
電話帳データの読み出しに関する主要動作を示すフロー
チャートである。まず、ステップS31で新規購入機で
ある携帯電話機A1のボタン操作部10により電話帳取
出専用ダイヤルコードをキー入力する。携帯電話機A1
のボタン操作情報読込手段11は、ボタン操作部10に
よりキー入力された電話帳取出専用ダイヤルコードを読
み取り、読み取った情報をアンテナ送受信機18及びア
ンテナ18aから無線基地局A3に送信する。
【0053】携帯電話機A1から送信された情報は、無
線基地局A3のアンテナ31a及びアンテナ送受信機3
1により受信され、利用者情報として基地局制御装置接
続手段32を介して基地局制御装置A5に送られる。基
地局制御装置A5では、無線基地局接続手段36から送
られた利用者情報の照合のため、データベース接続手段
38により、利用者データベース7の利用者情報記憶部
44に格納されている利用者情報を、基地局制御装置接
続手段42、利用者情報記憶部制御手段43を介して、
呼び出して、一致するか否かを照合する(ステップS3
3)。
【0054】ここで正しく照合された場合、ステップS
34で電話帳呼出専用のダイヤルコードを電話帳呼出専
用コード判定手段46により認識し、データベース接続
手段38により利用者データベース7との接続を行う。
ステップS34で携帯電話機A1のボタン操作部10に
より暗証番号をキー入力し、利用者データベース7内の
電話帳データ記憶部45に記憶されている電話帳データ
の呼出しをするための暗証番号を入力し、アンテナ18
aから無線基地局A3に対し暗証番号を送出する。
【0055】ステップS35では、無線基地局A3にお
いて受信した暗証番号が、利用者データベース7に記憶
されている暗証番号と一致したか否かを判別し、一致し
なければステップS34に戻って再度暗証番号のキー入
力を行う。なお、暗証番号のキー入力を所定回数繰り返
しても暗証番号が一致しない場合、本フローを終了する
ようにしてもよい。
【0056】無線基地局A3において受信した暗証番号
が、利用者データベース7に記憶されている暗証番号と
一致した場合、ステップS36で利用者データベース7
内の利用者情報記憶部制御手段43は電話帳データ記憶
部45から電話帳データを読み出し、基地局制御装置A
5に送信する。
【0057】ステップS37では、基地局制御装置A5
は、この電話帳データをデータベース接続手段38から
無線基地局接続手段36を介し、無線基地局A3内の基
地局制御装置接続手段32、アンテナ送受信機31を経
由してアンテナ送受信機31及びアンテナ31aから携
帯電話機A1に送信する。
【0058】携帯電話機A1のアンテナ18a及びアン
テナ送受信機18により受信された電話帳データは、ア
ンテナ送受信機情報管理手段19を介して、電話帳記憶
部制御手段17により電話帳記憶部16に格納される。
【0059】ステップS38で全てのデータ送出を終了
したか否かを判別し、全てのデータ送出を終了していな
ければステップS36に戻って上記手順を繰り返し全て
のデータ送出を行う。全てのデータを受信し終わると、
ステップS390で自動又は手動にて回線を切断して本
フローを終了する。
【0060】以上のように、本実施の形態の携帯端末シ
ステムは、基地局側の利用者データベース7が、事前
に、携帯電話機B2から登録される電話帳データを記憶
する電話帳データ記憶部45と、携帯電話機B2から登
録される暗証番号を記憶する暗証番号記憶部49とを備
え、基地局制御装置A5が、現行使用機の電話帳データ
が記憶されている利用者データベース7内の電話帳デー
タ記憶部45より、電話帳データを取り出すか否かを指
令する電話帳取出専用ダイヤルコードを認識するための
電話帳取出専用コード判定手段46を備え、基地局制御
装置B6が、携帯電話機B2から送信されてくる電話帳
保管専用ダイヤルコードを認識する電話帳保管専用コー
ド判定手段47を備え、新規購入機である携帯電話機A
1は、基地局側にバックアップされている現行使用機で
ある携帯電話機B2のデータを取り出すためのダイヤル
番号及び暗証番号を入力して基地局側に該暗証番号を送
信し、該暗証番号が基地局側のバックアップ手段に記憶
されている暗証番号と一致したときに、該基地局側から
転送されるデータを読み込む構成としたので、新たに入
手した携帯端末や、誤ってデータを消去した携帯端末
に、前記基地局にバックアップされているデータを転送
する。これにより、行方不明となった携帯端末や誤って
データを消去した携帯端末のメモリ内のデータを、短時
間の間に回復又は、新たに入手した携帯電話機A1に転
送・入力することができる。
【0061】第3の実施の形態 図7は、本発明の第3の実施の形態の携帯端末システム
に使用される基地局の構成を示すブロック図である。本
実施の形態の携帯端末システムは、図7の基地局側と前
記図1の端末側に分けられ、基地局側と端末側は無線通
信により通信を行うことができる。
【0062】携帯端末としての携帯電話機のハード的構
成は、図1に示した携帯電話機A1、携帯電話機B2と
同様である。本実施の形態では、携帯電話機A1は新規
購入機であり、携帯電話機B2は行方不明機とする。ま
た、図7において、3は基地として携帯電話機A1の無
線基地局A3、4は携帯電話機B2の無線基地局Bであ
る。図中、図2に示す構成要素と共通するものは、同じ
符号を付して、相違点のみを説明する。
【0063】基地局制御装置A5に、携帯電話機A1
(新規購入機)から送信されてくる携帯電話機B2(行
方不明機)の電話帳データを消去するという電話帳消去
専用ダイヤルコードを認識するための電話帳消去専用コ
ード判定手段48を設けている。以下、上述のように構
成された携帯端末システムの動作を説明する。
【0064】図8は、新規購入機である携帯電話機A1
からの指令により行方不明機である携帯電話機B2の電
話帳データを消去する主要動作を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS41で新規購入機である携帯電
話機A1のボタン操作部10により電話帳取出専用ダイ
ヤルコードをキー入力し、ステップS42で相手端末の
電話番号ダイヤルをダイヤルする。携帯電話機A1のボ
タン操作情報読込手段11は、ボタン操作部10により
キー入力された電話帳取出専用ダイヤルコード、及び相
手端末の電話番号ダイヤル情報を読み取り、読み取った
情報をアンテナ送受信機18及びアンテナ18aから無
線基地局A3に送信する。
【0065】携帯電話機A1から送信された情報は、無
線基地局A3のアンテナ31a及びアンテナ送受信機3
1により受信され、利用者情報として基地局制御装置接
続手段32を介して基地局制御装置A5に送られる。基
地局制御装置A5では、無線基地局接続手段36から送
られた利用者情報の照合のため、データベース接続手段
38により、利用者データベース7の利用者情報記憶部
44に格納されている利用者情報を、基地局制御装置接
続手段42、利用者情報記憶部制御手段43を介して、
呼び出して、一致するか否かを照合する(ステップS4
3)。
【0066】ここで正しく照合された場合、ステップS
44で電話帳取出専用のダイヤルコードを電話帳消去専
用コード判定手段48により認識し、携帯電話機B2に
記憶されている電話帳データを取得するために、基地局
制御装置A5内の移動交換機接続手段37により、移動
交換機A8と移動交換機B9間の接続を行う。次に相手
側携帯電話機B2が属する基地局制御装置B6におい
て、移動交換機接続手段40により受信した移動交換機
A8からの情報を、無線基地局接続手段39を介して無
線基地局B4内の基地局制御装置接続手段35に送信す
る。そして、アンテナ送受信機34及びアンテナ34a
を介し、携帯電話機B2に対して電話帳消去指定情報を
送出する。
【0067】ステップS45で携帯電話機A1のボタン
操作部10により暗証番号をキー入力し、上記利用者情
報と同様にして、携帯電話機B2に対し暗証番号を送出
する。ステップS46では、携帯電話機B2において受
信した暗証番号が、暗証番号記憶部24に事前に記憶さ
れていた暗証番号と一致したか否かを判別し、一致しな
ければステップS5に戻って再度暗証番号のキー入力を
行う。なお、暗証番号のキー入力を所定回数繰り返して
も暗証番号が一致しない場合、本フローを終了するよう
にしてもよい。
【0068】携帯電話機B2において受信した暗証番号
が、暗証番号記憶部24に事前に記憶されていた暗証番
号と一致した場合、ステップS47で最終的に携帯電話
機B2の電話帳を消去してよいか否かを携帯電話機A1
のボタン操作部10により確認入力した上で、電話帳消
去許可の場合には、ステップS48で電話帳記憶部制御
手段27により電話帳記憶部26に記憶されている電話
帳データの消去を開始し、ステップS49で電話帳デー
タの消去を終了する。全てのデータを受信し終わると、
ステップS50で消去が完了し、ステップS51で自動
又は手動にて回線を切断して本フローを終了する。
【0069】以上のように、本実施の形態の携帯端末シ
ステムは、基地局制御装置A5が、携帯電話機A1(新
規購入機)から送信されてくる携帯電話機B2(行方不
明機)の電話帳データを消去するという電話帳消去専用
ダイヤルコードを認識するための電話帳消去専用コード
判定手段48を備え、携帯電話機B2は、暗証番号記憶
手段24に記憶している暗証番号と同一の暗証番号を受
信したときに、電話帳記憶手段26に記憶している電話
会社に接続するためのデータを含むデータを消去する構
成としたので、行方不明となった携帯電話機B2のメモ
リ内のデータを消去することができ、もし他人に拾得さ
れたときに、メモリ内に記憶された個人データ等の漏洩
や悪用を防止することができ、電話会社への接続が不可
能となる。
【0070】なお、上記各実施の形態では、携帯端末を
携帯電話機に適用した例であるが、送受信を行う無線通
信機であればどのような装置にも適用可能である。例え
ば、親機と複数の子機とが無線通信によって接続された
コードレス電話機や、無線通信機能を備えたPDAや小
型ノート型パソコンにも応用できる。また、上記携帯端
末を構成する各回路部、例えば表示部の種類、数及び接
続方法、通信方式などは前述した実施の形態に限られな
い。
【0071】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、行方不明となった携帯端末に登録された電話帳デー
タや、入力された各種情報データを、新規購入等で入手
した携帯端末に回復すること、及び行方不明となった携
帯端末から消去することを可能にすることにより、操作
上の利便性と、保安上の安全性を向上した携帯端末シス
テムを実現することができる。
【0072】請求項1及び4記載の発明によれば、行方
不明の携帯端末のメモリ内のデータを新たに入手したの
携帯端末に転送して入力することにより、再入力の手間
を省くことができ、利便性を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、行方不明や誤ってデータ
を消去した携帯端末のメモリ内のデータを、短時間の間
に回復させることができ、利便性を向上させることがで
きる。
【0073】請求項3及び5記載の発明によれば、行方
不明となった携帯端末のメモリ内のデータを消去するこ
とができ、もし他人に拾得されたときに、メモリ内に記
憶された個人データ等の漏洩や悪用を防止することが可
能となり、安全性を大幅に向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の携帯端末システム
に使用される携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の携帯端末システムに使用される
基地局の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の携帯端末システムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の携帯端末システム
に使用される基地局の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の携帯端末システムの現行使用機
である携帯電話機B2による電話帳データの基地局側の
利用者データベース7への事前登録に関する主要動作を
示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の携帯端末システムの新規購入機
である携帯電話機A1による基地局側の利用者データベ
ースに登録されている電話帳データの読み出しに関する
主要動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態の携帯端末システム
に使用される基地局の構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態の携帯端末システムの新規購入機
である携帯電話機A1からの指令により行方不明機であ
る携帯電話機B2の電話帳データを消去する主要動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 携帯電話機 3,4 無線基地局 5,6 基地局制御装置 7 利用者データベース 8,9 移動交換機 10,20 ボタン操作部(入力手段) 11,21 ボタン操作情報読込手段 12,22 表示部 13,23 表示部制御手段 14,24 暗証番号記憶部(暗証番号記憶手段) 15,25 暗証番号記憶部制御手段 16,26 電話帳記憶部(データ記憶手段) 17,27 電話帳記憶部制御手段 18,28 アンテナ送受信機 18a,28a アンテナ 19,29 アンテナ送受信機情報管理手段 31,34 アンテナ送受信機 31a,34a アンテナ 32,35 基地局制御装置接続手段 36,39 無線基地局接続手段 38,41 データベース接続手段 37,40 移動交換機接続手段 42 基地局制御装置接続手段 43 利用者情報記憶部制御手段 44 利用者情報記憶部 45 電話帳データ記憶部 46 電話帳取出専用コード判定手段 47 電話帳保管専用コード判定手段 48 電話帳消去専用コード判定手段 49 暗証番号記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 109S 109Q H04Q 7/04 D Fターム(参考) 5K027 AA11 HH08 HH24 5K036 AA07 BB18 DD11 DD33 DD40 DD42 DD48 EE01 KK09 5K067 BB04 BB21 DD13 DD16 DD17 EE02 EE10 EE25 FF02 FF07 GG01 GG11 HH05 HH17 HH22 HH23 HH24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と、前記基地局に無線接続される
    携帯端末とを備え、前記基地局を介して携帯端末間で通
    信が可能な携帯端末システムにおいて、 前記携帯端末は、 通信手段と、 ダイヤル番号及び暗証番号を入力する入力手段と、 暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段と、 電話帳データを含む所定データを記憶するデータ記憶手
    段と、 相手側携帯端末のダイヤル番号及び暗証番号を入力して
    前記相手側携帯端末に該暗証番号を送信し、該暗証番号
    が前記相手側携帯端末に記憶されている暗証番号と一致
    したときに、該相手側携帯端末から送出されるデータを
    読み込む制御手段とを備えることを特徴とする携帯端末
    システム。
  2. 【請求項2】 基地局と、前記基地局に無線接続される
    携帯端末とを備え、前記基地局を介して携帯端末間で通
    信が可能な携帯端末システムにおいて、 前記基地局は、 前記携帯端末に記憶された電話帳データを含む所定デー
    タを、予め暗証番号と共にバックアップするバックアッ
    プ手段を備え、 前記携帯端末は、 通信手段と、 ダイヤル番号及び暗証番号を入力する入力手段と、 電話帳データを含む所定データを記憶するデータ記憶手
    段と、 前記基地局にバックアップされているデータを取り出す
    ためのダイヤル番号及び暗証番号を入力して前記基地局
    に該暗証番号を送信し、該暗証番号が前記基地局のバッ
    クアップ手段に記憶されている暗証番号と一致したとき
    に、該基地局から送出されるデータを読み込む制御手段
    とを備えることを特徴とする携帯端末システム。
  3. 【請求項3】 基地局と、前記基地局に無線接続される
    携帯端末とを備え、前記基地局を介して携帯端末間で通
    信が可能な携帯端末システムにおいて、 前記携帯端末は、 通信手段と、 暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段と、 電話帳データを含む所定データを記憶するデータ記憶手
    段と、 前記暗証番号記憶手段に記憶している暗証番号と同一の
    暗証番号を受信したときに、前記データ記憶手段に記憶
    しているデータを消去する制御手段とを備えることを特
    徴とする携帯端末システム。
  4. 【請求項4】 前記相手側携帯端末は、行方不明の携帯
    端末であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末は、行方不明の携帯端末で
    あり、 前記制御手段により前記データ記憶手段から消去される
    データは、前記基地局に接続するためのデータを含むこ
    とを特徴とする請求項3記載の携帯端末システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506714A (ja) * 2002-11-18 2006-02-23 シェンジェンシランカカジヨウシャンゴンシ コマンドおよびデータを移動体記憶装置へ送信する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506714A (ja) * 2002-11-18 2006-02-23 シェンジェンシランカカジヨウシャンゴンシ コマンドおよびデータを移動体記憶装置へ送信する方法

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