JP2002280875A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波フィルタ

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JP2002280875A JP2001079708A JP2001079708A JP2002280875A JP 2002280875 A JP2002280875 A JP 2002280875A JP 2001079708 A JP2001079708 A JP 2001079708A JP 2001079708 A JP2001079708 A JP 2001079708A JP 2002280875 A JP2002280875 A JP 2002280875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次−3次縦結合二重モード表面波フィルタ
に表面波共振子を直列に接続して構成する有極特性のフ
ィルタにおいて、表面波共振子の定数の設定法を得る。 【解決手段】 圧電基板上に3個のIDT電極とその両
側にグレーティング反射器を配置した縦結合多重モード
表面波フィルタと、表面波共振子を直列接続した有極特
性のフィルタであって、規格化周波数Fに対し前記表面
波共振子のリアクタンスXを 0.983≦F≦1.017 Xα=1412×F−1366 Xβ=177×F−186 の直線で囲まれた値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性表面波フィルタ
に関し、特に縦結合多重モード表面波フィルタにおい
て、通過帯域近傍の高周波側に生じる減衰特性の劣化を
改善するために、フィルタに直列に接続する弾性表面波
共振子の電気的諸条件を明らかにした弾性表面波フィル
タに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、弾性表面波フィルタ(以下、SA
Wフィルタと称す)は通信分野で広く利用され、高性
能、小型、量産性等の優れた特徴を有することから特に
携帯電話機等に多く用いられている。図10は従来の1
次−3次縦結合二重モード表面波フィルタ(以下、二重
モードSAWフィルタと称す)の構成を示す平面図であ
って、圧電基板21上に表面波の伝搬方向に沿って3つ
のIDT電極22、23、24を近接配置すると共に、
これらのIDT電極の両側にグレーティング反射器(以
下、反射器と称す)25a、25bを配設する。3つの
IDT電極22、23、24はそれぞれ互いに間挿し合
う複数の電極指を有する一対のくし形電極から形成さ
れ、中央のIDT電極22の一方のくし形電極を入力端
子INに接続すると共に、他方のくし形電極を接地す
る。さらに、外側の2つのIDT電極23、24のそれ
ぞれ一方のくし形電極を接続して出力端子OUTに接続
すると共に、他方のくし形電極はそれぞれ接地して、二
重モードSAWフィルタを構成する。
【0003】図11は二重モードSAWフィルタの通過
域特性及び減衰域特性を重ね書きした図で、縦軸の左右
に減衰域及び通過域の減衰量を、横軸には中心周波数か
らの周波数を二重に記している。図11に示す二重モー
ドSAWフィルタの減衰特性から明らかなように、通過
域近傍の高域側にPで示す周波数領域の減衰特性が著し
く劣化している。この減衰特性の劣化は二重モードSA
Wフィルタに特有の現象であり、二重モードSAWフィ
ルタをRFフィルタとして使用する際に、要求規格を満
足しないことがしばしばある。
【0004】上記の劣化した減衰特性を改善するため
に、二重モードSAWフィルタにSAW共振子を直列に
接続する手法が知られている。即ち、図12に示すよう
に、圧電基板31上に表面波の伝搬方向に沿って3個の
IDT電極32、33、34を近接配置すると共に、そ
の両側に反射器35a、35bを配設して二重モードS
AWフィルタFを形成する。さらに、フィルタFと並行
してIDT電極36と、その両側に反射器37a、37
bを配置してSAW共振子Rを形成し、該共振子Rの一
方のくし形電極と、前記二重モードSAWフィルタFの
外側の2つのIDT電極33、34のそれぞれ一方のく
し形電極とを、同一圧電基板31上に形成したリード電
極にて接続し、SAW共振子Rの他方のくし形電極を出
力端子OUTに接続して、有極特性の二重モードSAW
フィルタを構成する。
【0005】図13は二重モードフィルタFのフィルタ
特性と、SAW共振子Rのリアクタンス特性Xとの周波
数関係を示した図であって、SAW共振子Rの共振周波
数fsを二重モードSAWフィルタFの中心周波数より
高域側に、反共振周波数faを二重モードSAWフィル
タFの減衰特性が劣化した周波数領域に設定することに
より、SAW共振子Rの反共振周波数faにより形成さ
れる減衰極が、二重モードSAWフィルタFの劣化した
減衰特性を改善するように作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
二重モードSAWフィルタに、SAW共振子を直列に接
続して構成する有極特性の弾性表面波フィルタにおいて
は、SAW共振子の反共振周波数の設定は明確であるも
のの、共振周波数あるいは共振子の等価定数をどのよう
に設定すべきかの設計手法が確立しておらず、定数値の
最適値をカットアンドトライで求めるために、工数と費
用が大幅にかかるという問題があった。本発明は上記問
題を解決するためになされたものであって、フィルタの
中心周波数、帯域幅等を設定すれば、最適となるSAW
共振子の定数値範囲を確定できる手法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る弾性表面波フィルタの請求項1記載の発
明は、圧電基板上に表面波の伝搬方向に沿って複数のI
DT電極とその両側にグレーティング反射器を配置して
なる縦結合多重モード表面波フィルタに、該フィルタに
並行してIDT電極とその両側にグレーティング反射器
を配設してなる表面波共振子複数個を直列接続した有極
特性のフィルタであって、規格化周波数0.983≦F
n≦1.017に対し、前記表面波共振子のリアクタン
スXを 177×Fn−186≦X≦1412×Fn−1366 の範囲の値としたことを特徴とする弾性表面波フィルタ
である。請求項2記載の発明は、前記多重モード表面波
フィルタを1次−3次縦結合2縦モード表面波フィルタ
としたことを特徴とする弾性表面波フィルタである。請
求項3記載の発明は、前記圧電基板に36°乃至42°
の回転Yカット、X伝搬のタンタル酸リチウムを用いた
ことを特徴とする請求項1または2記載の弾性表面波フ
ィルタである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示した実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1(a)は本発明に
係る有極特性の二重モードSAWフィルタの構成を示す
平面図であって、圧電基板1の表面波の伝搬方向に沿っ
て3つのIDT電極2、3、4を近接配置すると共に、
これらのIDT電極2、3、4の両側に反射器5a、5
bを配設して、二重モードSAWフィルタFを構成す
る。さらに、該フィルタFと並行してIDT電極6と、
その両側に反射器7a、7bを配置してSAW共振子R
を形成し、該共振子Rの一方のくし形電極と、前記二重
モードSAWフィルタFの外側の2つのIDT電極3、
4のそれぞれ一方のくし形電極とを、同一圧電基板1上
に形成したリード電極にて接続し、SAW共振子Rの他
方のくし形電極を出力端子OUTに接続して、有極特性
の二重モードSAWフィルタを構成する。なお、IDT
電極2、3、4及び6はそれぞれ互いに間挿し合う複数
の電極指を有する一対のくし形電極から形成される。二
重モードフィルタFの中央のIDT電極2の一方のくし
形電極を入力端子INに接続し、他方のくし形電極を接
地し、二重モードSAWフィルタFの外側の2つのID
T電極3、4の他方のくし形電極を接地する。
【0009】本発明の特徴は、二重モードSAWフィル
タの通過域の高周波側に生じる減衰特性の劣化を改善す
る手段として、二重モードSAWフィルタFにSAW共
振子Rを直列に接続する際に、フィルタFの通過域特性
を損なうことのないようにSAW共振子Rの定数値を設
定する手法にある。
【0010】図1(a)に示すSAW共振子Rを同図
(b)に示すように電気的にリアクタンスXで表し、該
リアクタンスXが二重モードSAWフィルタの通過域特
性にどのように影響するかシミュレーションによって調
べた。はじめに一例として、二重モードSAWフィルタ
Fに次の定数値を用いることにする。中心周波数f
906MHz、帯域幅を30MHzとし、圧電基板に3
6°Y-X LiTaO3、中央のIDT電極2を15.5対、外
側のIDT電極3、4をそれぞれ10.5対、反射器5
a、5bをそれぞれ200本、交叉長を60λ(λはI
DT電極2の電極周期)、電極膜厚を8%λとして、シ
ミュレーションによって求めたフィルタ特性が、図11
に示したフィルタ特性である。図11に示すパスバンド
両端(f±15MHz)おける挿入損失をそれぞれAs
1(dB)、As2(dB)とし、これらの値を基準挿入損
失として用いる。
【0011】図2(a)は、リアクタンスXとして8nH
のインダクタンスを二重モードSAWフィルタFに接続
した場合のフィルタ特性である。このとき、パスバンド
の両端(f±15MHz)における挿入損失A1(d
B)、A2(dB)を求める。同様に誘導性リアクタンス
Xを変化させて、パスバンドの両端における挿入損失
A1、A2をそれぞれ求め、リアクタンス素子Xを短絡した
ときのパスバンドの両端における挿入損失、即ち基準挿
入損失値As1,As2との差(A1− As1)、(A2− As2)を
それぞれプロットしたものが図3である。図に示すfL
は(A1− As1)を、fHは(A2− As2)をそれぞれ表し
ている。図2(b)は、リアクタンスXとして30pFの
容量を二重モードSAWフィルタFに接続した場合のフ
ィルタ特性である。このとき、パスバンドの両端(f
±15MHz)における挿入損失A1(dB)、A2(d
B)をそれぞれ求める。同様に容量性リアクタンス素子
Xを変化させて、パスバンドの両端における挿入損失
A1、A2を求め、基準損入損失値As1,As2との差(A1− A
s1)、(A2− As2)をそれぞれプロットしたものが図4
である。図に示すfLは(A1− As1)を、fHは(A2− A
s2)をそれぞれ表している。
【0012】図3から誘導性リアクタンスの場合、パス
バンドの高域端ではリアクタンス値が約70Ω以下、低
域端では約22Ω以下であれば、パスバンドの両端にお
いて挿入損失の劣化を0.2dB以下に抑えられること
が分かる。また、図4から容量性リアクタンスの場合、
パスバンドの高域端では約−6Ω以上、低域端では約−
12Ω以上であれば、挿入損失の劣化を0.2dB以下
に抑えられることがわかる。図5は図3及び4を書き換
えた図で、横軸を規格化周波数(周波数をフィルタの中
心周波数で除したもの)、縦軸をリアクタンス(Ω)と
し、パスバンドの両端(この例ではf±15MHz)
における挿入損失の劣化を0.2dB以下とするため
に、二重モードSAWフィルタFに直列接続するリアク
タンスXの取りうる範囲を示した図である。即ち、直線
α、βはそれぞれ誘導性リアクタンスのとり得る範囲の
最大値、容量性リアクタンスのとり得る最小値の範囲を
示している。即ち、直線α、βで囲まれた範囲にあれ
ば、二重モードSAWフィルタにリアクタンス素子を直
列に接続しても、通過域特性の劣化は0.2dB以下に
抑えられることになる。また、規格化周波数をFn、リ
アクタンスをX(Ω)とし、直線α、βで囲まれた範囲
を式で表せば、 0.983≦Fn≦1.017 (1) 177×Fn−186≦X≦1412×Fn−1366 (2) となる。中心周波数が800MHz以上の高周波帯で用
いるSAWフィルタの終端インピーダンスZは50Ωが
大半であり、式(1)、(2)を用いて表現できるが、
他のインピーダンスを用いる場合には、リアクタンスX
をフィルタのインピーダンスZ(50Ω)で規格化した
ものX’を用いて、式(3)のように表される。 3.54×Fn−3.72≦X’≦28.2×Fn−27.3 (3) 例えば、SAWフィルタの終端インピーダンスZが10
0Ωであれば、X’=X/100となるので、これが式
(3)を満足するようにリアクタンスXを決定すればよ
い。
【0013】一方、図6は二重モードSAWフィルタの
フィルタ特性と、SAW共振子のリアクタンス特性とを
横軸の周波数を同一として重ね書き下図である。例え
ば、二重モードSAWフィルタのフィルタ特性をFと
し、中心周波数をf、パスバンドの両端の周波数をf
L、fH、減衰特性の劣化領域(領域の中心周波数f
d)、SAW共振子R(リアクタンス曲線をX)の共振
周波数をfs、反共振周波数をfaとする。SAW共振
子Rの反共振周波数faを劣化領域の周波数fd近傍に、
共振周波数fsをフィルタの中心周波数fの高周波側
に設定する。パスバンド両端の周波数をfL、fHとSA
W共振子Rのリアクタンス曲線Xとの交点のリアクタン
スをXL、XHとし、これらの値が図5の2つの直線α、
βが囲む範囲内に含まれるように、SAW共振子の等価
インダクタンスLを決定すればよい。周知のように、
SAW共振子Rの共振周波数fs近傍におけるリアクタ
ンス曲線の傾斜は2πLで近似できるので、傾斜即
ち、等価インダクタンスを調整しながら、XL、XHの値
を図5直線α、βで囲まれた範囲の値に設定すればよ
い。
【0014】本発明に係る手法の適用例として、中心周
波数fを1747.5MHz、帯域幅を82MHzと
し、圧電基板に36°Y-X LiTaO3、中央のIDT電極2
を15.5対、外側のIDT電極3、4をそれぞれ1
0.5対、反射器5a、5bをそれぞれ200本、交叉
長を60λ(λはIDT電極2の電極周期)、電極膜厚
を8%λとして二重モードSAWフィルタを形成し、こ
の圧電基板上にフィルタに並行してSAW共振子を形成
して、有極構成の二重モードSAWフィルタを構成し
た。SAW共振子の素子値は上記の手法により求め、共
振周波数を1756MHz、インダクタンスLを40
nH、静電容量は3pFとした。この定数値を満たすために
IDT電極6の対数を200対、反射器7a、7bの本
数をそれぞれ100本、交叉長を20λ(λはIDT電
極6の電極周期)、電極膜厚を8%λとした。このとき
のSAW共振子のリアクタンス特性を求めた曲線が、図
7に示すリアクタンス曲線Xである。この図から0.2
dbの許容範囲を満たすように設定できることが分か
る。図8は上記の定数値を設定したときの通過域特性及
び減衰域特を示した図である。通過域特性を損なうこと
なく通過域近傍の高周波側の減衰量を改善することがで
きた。
【0015】図9は二重モードSAW共振子Fに直列に
2個のSAW共振子Rを接続した場合の通過域及び減衰
域の特性であり、通過域の特性を劣化させることなく通
過域近傍の高周波側の減衰特性を改善できることが分か
る。なお、この場合も2個のSAW共振子の合成リアク
タンスが図5の許容範囲にあることを確認した。
【0016】以上では本発明を二重モードSAWフィル
タを用いて説明したが、本発明は二重モードSAWフィ
ルタに限定することなく、1次−2次縦結合二重モード
SAwフィルタ、1次−2次−3次縦結合三重モードS
AWフィルタにも適用できることは説明するまでもな
い。また、圧電基板に36°Y-X LiTaO3を用いて説明し
たが、他の角度36°〜42°でもよく、また、他の圧
電基板例えば、ニオブ酸リチウム、ランガサイト、四硼
酸リチウム等の圧電基板に適用してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、請求項1に記載の発明は縦結合多重モードSAW
フィルタの通過域特性を損なうことなく、通過域近傍の
高周波側の減衰特性を改善できるという優れた効果を表
す。請求項2に記載の発明は最も実用的な1次−3次縦
結合二重モードフィルタの通過域特性を損なうことな
く、高周波側の減衰特性を改善できるという優れた効果
を表す。請求項3に記載の発明は圧電基板の種類とその
切断角度を具体的にしたことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る有極特性二重モードSA
Wフィルタの構成を示す平面図、(b)はSAW共振子
をリアクタンス回路で置換した図である。
【図2】(a)は二重モードSAWフィルタにインダク
タンス(8nH)を直列接続したときのフィルタ特性、
(b)は容量(30pF)を直列接続したときのフィルタ特
性である。
【図3】二重モードSAWフィルタにそれぞれ誘導性リ
アクタンスを直列接続したとき、パスバンド両端におけ
る元の挿入損失からの変化量(dB)を表す。
【図4】二重モードSAWフィルタにそれぞれ容量性リ
アクタンスを直列接続したとき、パスバンド両端におけ
る元の挿入損失からの変化量(dB)を表す。
【図5】直線α、βに囲まれたリアクタンス値は、パス
バンド内において挿入損失の変化量を0.2dBに抑えるこ
とを示している。
【図6】二重モードSAWフィルタとSAW共振子のリ
アクタンス曲線との関係を示す図である。
【図7】SAW共振子のリアクタンス曲線が図5の2つ
の直線α、βの範囲内にある例を示す図である。
【図8】本特許を用いて構成した1個のSAW共振子を
接続した有極特性二重モードSAWフィルタのフィルタ
特性を示す図である。
【図9】本特許を用いて構成した2個のSAW共振子を
接続した有極特性二重モードSAWフィルタのフィルタ
特性を示す図である。
【図10】従来の二重モードSAWフィルタの構成を示
す図である。
【図11】従来の二重モードSAWフィルタのフィルタ
特性を示すずである。
【図12】従来の有極特性二重モードSAWフィルタ構
成を示す図である。
【図13】有極特性二重モードSAWフィルタのフィル
タ特性とリアクタンス特性との関係を示す図である。
【符号の説明】
1・・圧電基板 2、3、4、6・・IDT電極 5a、5b・・グレーティング反射器 X・・リアクタンス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に表面波の伝搬方向に沿って
    複数のIDT電極とその両側にグレーティング反射器を
    配置してなる縦結合多重モード表面波フィルタに、該フ
    ィルタに並行してIDT電極とその両側にグレーティン
    グ反射器を配設してなる表面波共振子複数個を直列接続
    した有極特性のフィルタであって、 規格化周波数0.983≦Fn≦1.017に対し、前
    記表面波共振子のリアクタンスXを 177×Fn−186≦X≦1412×Fn−1366 の範囲の値としたことを特徴とする弾性表面波フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 前記多重モード表面波フィルタを1次−
    3次縦結合2縦モード表面波フィルタとしたことを特徴
    とする弾性表面波フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記圧電基板に36°乃至42°の回転
    Yカット、X伝搬のタンタル酸リチウムを用いたことを
    特徴とする請求項1または2記載の弾性表面波フィル
    タ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315931A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Murata Mfg Co Ltd Saw共振子、複合sawフィルタ及びsawフィルタ

Patent Citations (1)

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JP2000315931A (ja) * 1999-04-28 2000-11-14 Murata Mfg Co Ltd Saw共振子、複合sawフィルタ及びsawフィルタ

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