JP2002280118A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002280118A
JP2002280118A JP2001073470A JP2001073470A JP2002280118A JP 2002280118 A JP2002280118 A JP 2002280118A JP 2001073470 A JP2001073470 A JP 2001073470A JP 2001073470 A JP2001073470 A JP 2001073470A JP 2002280118 A JP2002280118 A JP 2002280118A
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JP
Japan
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connector
slider
housing
terminal
fitting
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Application number
JP2001073470A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Kashiyama
誠久 樫山
Yoko Suzuki
陽子 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to DE60238158T priority patent/DE60238158D1/de
Priority to US10/096,829 priority patent/US6752648B2/en
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手コネクタとの干渉を防ぎ、安定したコネ
クタ嵌合が行えるようにする。 【解決手段】 合成樹脂製のコネクタハウジング7を有
し、そのコネクタハウジング7には、スライダ4をスラ
イド自在に収容するスライダ収容部6と、端子を収容す
る端子収容部5とを形成する。また、スライダ収容部6
と端子収容部5は、コネクタ嵌合側に所定の間隔をあけ
て積層されるように連成する。さらには、、スライダ収
容部6と端子収容部5とをつなぐように熱収縮規制壁1
9をコネクタハウジング7の一側部に一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダの動作状
態により機械的に嵌合検知がなされる半嵌合検知コネク
タのスライダを有する側のコネクタに関する。
【0002 】
【従来の技術】従来の半嵌合検知コネクタについて説明
する。図9は半嵌合検知コネクタの分解斜視図、図10
は図9の雄コネクタの縦断面図、図11は図10の横断
面図、図12は図9の雄コネクタの正面図、図13は図
9の雌コネクタの縦断面図、図14は図9の雌コネクタ
の正面図である。
【0003 】図9において、半嵌合検知コネクタ10
1は、雄コネクタ102と雌コネクタ103とを備えて
構成されている。また、その雄コネクタ102は、端子
収容部104及びスライダ収容部105を有する合成樹
脂製のコネクタハウジング106と、端子収容部104
に収容される複数の端子107(図10参照)と、スラ
イダ収容部105にスライド自在に収容される合成樹脂
製のスライダ108と、スライダ108を付勢する圧縮
バネ109、109とを備えて構成されている。
【0004 】半嵌合検知コネクタ101は、半嵌合状
態において、圧縮バネ109、109により付勢された
スライダ108の反発力によって雄コネクタ102と雌
コネクタ103とが離反するように構成されている。す
なわち、雄コネクタ102と雌コネクタ103との半嵌
合状態が防止されるように構成されている。
【0005 】図9ないし図12のいずれかを参照しな
がら、上記雄コネクタ102の各構成について説明す
る。
【0006 】端子収容部104には、複数の端子10
7を各々、収容係止する端子収容室110が複数形成さ
れている。また、端子収容部104の後端側の上部に
は、スライダ収容部105が積層されるように連成され
ている。端子収容部104とスライダ収容部105との
間には、所定の間隔を有する間隙111が形成されてい
る。すなわち、端子収容部104とスライダ収容部10
5は、コネクタ嵌合側に間隙111を有して積層される
ように連成されている。間隙111は、雌コネクタ10
3の後述するハウジング128を挿通させるための空間
として形成されている。
【0007 】スライダ収容部105は、上記スライダ
108を収容する部分であって、コネクタ嵌合方向に沿
って上方に開口する開口112を有している。スライダ
収容部105の両端部には、スライダ108の本体両側
部を案内するガイド溝113が設けられており、そのガ
イド溝113の後端には、筒状のバネ収容部114、1
14が形成されている。
【0008 】スライダ収容部105の中央には、コネ
クタ嵌合方向に沿って可撓性を有する片持ち状のロック
アーム115が一体的に設けられている。そのロックア
ーム115には、傾斜面を有する係止突起116が形成
されており、先端下部には、雌コネクタ103の後述す
るハウジング128に係止されるハウジングロック11
7が形成されている。
【0009 】また、そのハウジングロック117に対
峙した上部には、ロックアーム115自体の変位を防止
する変位防止突起118が形成されている。そして、ロ
ックアーム115の両側には、後述するスライダアーム
121の当接突起120を挿入するための側方空間11
9が形成されている。
【0010 】上記スライダ108には、前方下部の両
側端に一対の当接突起120を有する片持ち状の可撓性
を有するスライダアーム121が形成されている。その
スライダアーム121は、スライダ本体122内の略中
央に設けられている。また、スライダ108の上部後端
には、嵌合解除時に操作される押圧部123が形成され
ている。さらに、スライダアーム121と押圧部123
との間には、貫通するスライド溝124が形成されてお
り、下部後端の両側には、圧縮バネ109、109を保
持する一対のバネ受け部125が形成されている。スラ
イダ本体122の前端には、ロックアーム115の変位
を阻止するための変位防止部126が形成されている。
【0011 】一方、雌コネクタ103は、複数の端子
127(図13参照)と、その複数の端子127を各々
収容係止するための後述する複数の端子収容室134
(図13参照)を形成した合成樹脂製のハウジング12
8とを備えて構成されている。そのハウジング128に
は、前方に開口したハウジング挿入口129が形成され
ている。また、ハウジング128の上面には、コネクタ
嵌合時にスライダ108の当接突起120に当接する一
対のストッパ突起130、130と、そのストッパ突起
130、130間に位置しロックアーム115を撓ませ
る傾斜面を有する傾斜突起131と、傾斜突起131の
後端に位置しハウジングロック117を係合させる係合
溝132とが設けられている。
【0012 】上記構成において、スライダ収容部10
5内に圧縮バネ109、109を一対のバネ受け部12
5に保持させた状態でコネクタハウジング106の前方
からスライダ108を押し込むと、スライダ本体122
がガイド溝113内を後方へ移動する。この時、スライ
ダ108のスライダアーム121の両側下端に設けられ
た当接突起120がロックアーム115の両側に設けら
れた側方空間119内に配置される。そして、バネ収容
部114、114内に圧縮バネ109、109が収容さ
れるとともに、スライダ108のスライド溝124内に
ロックアーム115の係止突起116が嵌り込むことで
スライダ108が摺動可能な状態(スライド自在)に装
着される。
【0013 】コネクタ嵌合前の状態では、圧縮バネ1
09、109の反発力によってスライダ108が前方に
付勢されており、押圧部123の前端がスライド溝12
4内の係止突起116に係止される。また、ロックアー
ム115の先端の変位防止突起118がスライダ108
の前端下面の変位防止部126に当接し、ロックアーム
115の上方への変位が阻止される。そして、図10に
示されるように、電線W1の端部に圧着された複数の端
子107がコネクタハウジング106の後方から各々挿
入され、各端子収容室110内のハウジングランスによ
って係止される。また、二重係止用のホルダ134が装
着され、端子107が二重に係止される。
【0014 】図13及び図14において、ハウジング
128の後方から電線W2の端部に圧着された端子12
7が挿入され、端子収容室134内のハウジングランス
によって係止されるとともに、二重係止用のホルダ13
5が装着されて端子127が二重に係止される。また、
ハウジング128内の所定位置には、端子127を短絡
させる短絡バネ136が装着される。
【0015 】尚、雄コネクタ102と雌コネクタ10
3との嵌合操作に係る説明は省略する(特開平10−5
0408号公報参照)。
【0016 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記雄コネク
タ102にあっては、コネクタハウジング106の端子
収容部104とスライダ収容部105との間に、雌コネ
クタ103とのコネクタ嵌合のための間隙111を有し
ていることから、次のような懸念点があった。
【0017 】すなわち、コネクタハウジング106の
成形時に、その熱収縮によって、端子収容部104とス
ライダ収容部105とが互いに近接し合うようなコネク
タハウジング106の変形となる内垂れを引き起こし、
そのような状態で知らずにコネクタ嵌合を開始した場合
には、雌コネクタ103が干渉して挿入力が高くなって
しまうという恐れがあった。
【0018 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、相手コネクタとの干渉を防ぎ安定したコネク
タ嵌合が行われる半嵌合検知コネクタにおけるスライダ
を有する側のコネクタを提供することを課題とする。
【0019 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のコネクタは、スライダ
の動作状態により機械的に嵌合検知がなされる半嵌合検
知コネクタの前記スライダを有する側のコネクタであっ
て、合成樹脂製のコネクタハウジングを有し、該コネク
タハウジングには、前記スライダをスライド自在に収容
するスライダ収容部と、端子を収容する端子収容部と
を、コネクタ嵌合側に所定の間隔をあけて積層するよう
に連成し、且つ、前記コネクタハウジングの両側部のう
ちの少なくとも一側部には、前記スライダ収容部と前記
端子収容部とをつなぐ熱収縮規制壁を一体に形成したこ
とを特徴としている。
【0020 】請求項1に記載された本発明によれば、
半嵌合検知コネクタにおけるスライダを有する側のコネ
クタを構成するコネクタハウジングには、スライダ収容
部と端子収容部とをつなぐ熱収縮規制壁が形成される。
その熱収縮規制壁は、成形時の熱収縮によるスライダ収
容部と端子収容部との内垂れを防止するもので、コネク
タハウジングの両側部のうちの少なくとも一側部に一体
に形成される。また、熱収縮規制壁は、成形時の熱を逃
がす部分としても機能する。熱収縮規制壁をコネクタハ
ウジングの上記一側部のみに形成した場合には、少ない
スペースの中で上記内垂れが防止される。尚、熱収縮規
制壁は、コネクタハウジングの上記一側部のみで十分で
あるが、より確実に内垂れを防止するのであれば、コネ
クタハウジングの両側部にそれぞれ形成することを妨げ
ないものとする。
【0021 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のコネクタの一実施
の形態を示す半嵌合検知コネクタの分解斜視図である。
また、図2は図1の雄コネクタの分解斜視図、図3は図
1の雄コネクタの正面図、図4は図1の雄コネクタの側
面図、図5は図3のA−A線断面図、図6は図3のB−
B線断面図、図7は図3のC−C線断面図である。
【0022 】図1において、例えば、自動車のエアバ
ック等の配線系統に使用される半嵌合検知コネクタ1
は、雄コネクタ2(特許請求の範囲に記載したコネクタ
に相当)と、その雄コネクタ2にコネクタ嵌合する雌コ
ネクタ3とを備えて構成されており、雄コネクタ2に設
けられたスライダ4の動作状態によって機械的な嵌合検
知がなされるようになっている。
【0023 】すなわち、半嵌合検知コネクタ1は、雄
コネクタ2と雌コネクタ3とのコネクタ嵌合が半嵌合状
態にあると、バネ付勢されたスライダ4の反発力によっ
て、これら雄コネクタ2と雌コネクタ3とが離反するよ
うに構成されている。
【0024 】また、半嵌合検知コネクタ1は、雄コネ
クタ2と雌コネクタ3とのコネクタ嵌合がスムーズに行
えるように構成されている。
【0025 】図2ないし図7のいずれかにおいて、雄
コネクタ2は、端子収容部5及びスライダ収容部6を有
する合成樹脂製のコネクタハウジング7と、端子収容部
5に収容される複数の図示しない端子(図10の端子1
07と基本的に同一とする)と、スライダ収容部6にス
ライド自在に収容される合成樹脂製のスライダ4と、ス
ライダ4を付勢する圧縮バネ8、8と、上記図示しない
端子を二重に係止する二重係止用のホルダ9とを備えて
構成されている。
【0026 】端子収容部5には、複数の上記図示しな
い端子を各々、収容係止する端子収容室10が複数形成
されている。また、端子収容部5の後端側の上部には、
スライダ収容部6が積層されるように連成されている。
端子収容部5とスライダ収容部6との間には、所定の間
隔を有する間隙11(特許請求の範囲に記載した所定の
間隔に相当)が形成されている。すなわち、端子収容部
5とスライダ収容部6は、コネクタ嵌合側に間隙11を
有して積層されるように連成されている。間隙11は、
雌コネクタ3(図1参照)の後述するハウジング28
(図1参照)を挿通させるための空間として形成されて
いる。
【0027 】スライダ収容部6は、上記スライダ4を
収容する部分であって、コネクタ嵌合方向に沿って上方
に開口する開口12を有している。スライダ収容部6の
両端部には、スライダ4の本体両側部を案内するガイド
溝13が設けられており、そのガイド溝13の後端に
は、筒状のバネ収容部14、14が形成されている。
【0028 】スライダ収容部6の中央には、コネクタ
嵌合方向に沿って可撓性を有する片持ち状のロックアー
ム15が一体的に設けられている。そのロックアーム1
5には、傾斜面を有する係止突起16が形成されてお
り、先端下部には、雌コネクタ3(図1参照)の後述す
るハウジング28(図1参照)に係止されるハウジング
ロック17が形成されている。
【0029 】また、そのハウジングロック17に対峙
した上部には、ロックアーム15自体の変位を防止する
変位防止凸部18が形成されている。そして、ロックア
ーム15の両側には、後述するスライダアーム21の当
接突起20を挿入するための側方空間(不図示)が形成
されている。
【0030 】コネクタハウジング7の一側部には、略
三角形の板状の熱収縮規制壁19が形成されている。そ
の熱収縮規制壁19は、コネクタハウジング7の成形時
の熱収縮によるスライダ収容部6と端子収容部5との内
垂れを防止するもので、スライダ収容部6と端子収容部
5とをつなぐように上記一側部に一体に形成されてい
る。本形態において、熱収縮規制壁19は、スライダ収
容部6の前端側と、端子収容部5の後端側とをつなぐよ
うに形成されている。
【0031 】このような熱収縮規制壁19をコネクタ
ハウジング7に一体に形成することにより、上記内垂れ
が防止され、成形後のコネクタハウジング7の形状が安
定するようになる。従って、コネクタ嵌合時に雌コネク
タ3(図1参照)が雄コネクタ2に干渉してしまうこと
はなく、安定したコネクタ嵌合が行われるようになる。
【0032 】尚、熱収縮規制壁19は、コネクタハウ
ジング7の補強部材としても機能するようになってい
る。すなわち、何らかの要因で外力を受けたとしても破
損しにくい構造になっている。また、熱収縮規制壁19
は、成形時の熱を逃がす部分としても機能するようにな
っている。効果的な熱収縮が行われるようになってい
る。一方、熱収縮規制壁19をコネクタハウジング7の
上記一側部のみに形成しているので、少ないスペースの
中で上記内垂れが防止されるようになっている。
【0033 】上記スライダ4には、一対の当接突起2
0が形成されている。その当接突起20は、スライダ4
の前方であって下方に向けて突出するように形成されて
いる。また、スライダ4には、可撓性を有するスライダ
アーム21が形成されている。そのスライダアーム21
は、スライダ本体22内の略中央に設けられている。
【0034 】スライダ4の上部後端には、嵌合解除時
に操作される押圧部23が形成されている。また、スラ
イダアーム21と押圧部23との間には、一部貫通する
スライド溝24が形成されており、下部後端の両側に
は、圧縮バネ8、8を保持する一対のバネ受け部25が
形成されている。スライダ本体22の前端には、ロック
アーム15の変位を阻止するための変位防止部26が形
成されている。
【0035 】上記構成において、スライダ収容部6内
に圧縮バネ8、8を一対のバネ受け部25に保持させた
状態で、コネクタハウジング7の前方からスライダ4を
押し込むと、スライダ本体22がガイド溝13内を後方
へ移動する。この時、スライダ4の当接突起20がロッ
クアーム15の両側に設けられた図示しない側方空間内
に配置される。そして、バネ収容部14、14内に圧縮
バネ8、8が収容されるとともに、スライダ4のスライ
ド溝24内にロックアーム15の係止突起16が嵌り込
むことでスライダ4が摺動可能な状態(スライド自在)
に装着される。
【0036 】コネクタ嵌合前の状態では、圧縮バネ
8、8の反発力によってスライダ4が前方に付勢されて
おり、押圧部23の前端がスライド溝24内の係止突起
16に係止される。また、ロックアーム15の変位防止
凸部18がスライダ4の変位防止部26に当接し、ロッ
クアーム15の上方への変位が阻止される。
【0037 】図1に戻り、雌コネクタ3は、複数の図
示しない端子(図13の端子127と基本的に同一とす
る)と、その複数の図示しない端子を各々収容係止する
ための複数の図示しない端子収容室(図13の端子収容
室134と基本的に同一とする)を形成した合成樹脂製
のハウジング28とを備えて構成されている。
【0038 】そのハウジング28には、前方に開口し
たハウジング挿入口29が形成されている。また、ハウ
ジング28の上面には、コネクタ嵌合時にスライダ4の
当接突起20(図3参照)に当接する一対のストッパ突
起30、30と、そのストッパ突起30、30間に位置
しロックアーム15(図5参照)を撓ませる傾斜面を有
する傾斜突起31と、傾斜突起31の後端に位置しハウ
ジングロック17(図5参照)を係合させる係合溝32
とが形成されている。
【0039 】尚、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌
合操作に係る作用の説明については省略するものとする
(特開平10−50408号公報に開示された作用と基
本的に同じである)。
【0040 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、図8に示された雄コネクタ2′のように、コネクタ
ハウジング7′の両側部に熱収縮規制壁19、19をそ
れぞれ一体に形成してもよいものとする。コネクタハウ
ジング7′の両側部に熱収縮規制壁19、19を形成す
ることにより、確実に内垂れを防止することができる。
従って、コネクタ嵌合時に例えば雌コネクタ3(図1参
照)が雄コネクタ2′に干渉してしまうことはなく、安
定したコネクタ嵌合が行われるようになる。
【0041 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、コネクタハウジングに熱収縮規制
壁を一体に形成したことから、成形時の熱収縮によるス
ライダ収容部と端子収容部との内垂れを防止することが
できる。また、熱収縮規制壁は、成形時の熱を逃がし効
果的な熱収縮を行わせることができる。従って、コネク
タハウジングの形状を安定させることができる。また、
相手コネクタとの干渉を防ぎ、安定したコネクタ嵌合を
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタ(雄コネクタ)の一実施
の形態を示す半嵌合検知コネクタの分解斜視図である。
【図2】図1の雄コネクタの分解斜視図である。
【図3】図1の雄コネクタの正面図である。
【図4】図1の雄コネクタの側面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】図3のC−C線断面図である。
【図8】本発明によるコネクタ(雄コネクタ)の他の一
実施の形態を示す外観斜視図である。
【図9】半嵌合検知コネクタの分解斜視図である。
【図10】図9の雄コネクタの縦断面図である。
【図11】図10の横断面図である。
【図12】図9の雄コネクタの正面図である。
【図13】図9の雌コネクタの縦断面図である。
【図14】図9の雌コネクタの正面図である。
【符号の説明】
1 半嵌合検知コネクタ 2 雄コネクタ(コネクタ) 3 雌コネクタ 4 スライダ 5 端子収容部 6 スライダ収容部 7 コネクタハウジング 8 圧縮バネ 10 端子収容室 11 間隙(所定の間隔) 13 ガイド溝 15 ロックアーム 16 係止突起 17 ハウジングロック 18 変位防止凸部 19 熱収縮規制壁 20 当接突起 21 スライダアーム 24 スライド溝 26 変位防止部 28 ハウジング 30 ストッパ突起 31 傾斜突起 32 係合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダの動作状態により機械的に嵌合
    検知がなされる半嵌合検知コネクタの前記スライダを有
    する側のコネクタであって、 合成樹脂製のコネクタハウジングを有し、 該コネクタハウジングには、前記スライダをスライド自
    在に収容するスライダ収容部と、端子を収容する端子収
    容部とを、コネクタ嵌合側に所定の間隔をあけて積層す
    るように連成し、 且つ、前記コネクタハウジングの両側部のうちの少なく
    とも一側部には、前記スライダ収容部と前記端子収容部
    とをつなぐ熱収縮規制壁を一体に形成したことを特徴と
    するコネクタ。
JP2001073470A 2001-03-15 2001-03-15 コネクタ Abandoned JP2002280118A (ja)

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EP02251507A EP1241739B1 (en) 2001-03-15 2002-03-05 Electrical connector
DE60238158T DE60238158D1 (de) 2001-03-15 2002-03-05 Elektrischer Steckverbinder
US10/096,829 US6752648B2 (en) 2001-03-15 2002-03-14 Connector with slider detecting half-engagement

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