JP2002279656A - ディスク判別方法 - Google Patents

ディスク判別方法

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JP2002279656A
JP2002279656A JP2002011728A JP2002011728A JP2002279656A JP 2002279656 A JP2002279656 A JP 2002279656A JP 2002011728 A JP2002011728 A JP 2002011728A JP 2002011728 A JP2002011728 A JP 2002011728A JP 2002279656 A JP2002279656 A JP 2002279656A
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JP
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signal
circuit
optical disc
optical disk
sent
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JP2002011728A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tsutsui
敬一 筒井
Katsuji Igarashi
勝治 五十嵐
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常密度の光ディスクと高密度光ディスクと
を、光ピックアップ出力から容易に判別可能とする。 【解決手段】 光ディスクに記録された信号をピックア
ップ1で読み取って得られる再生信号より得られるトラ
ッキングエラー信号の振幅をピーク間電圧測定回路19
で測定し、ディスク判別回路20に送る。ディスク判別
回路20は、測定された振幅が光ディスクの記録密度の
違いによって変化することを利用して互いに記録密度の
異なる光ディスクを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を光ディスク
に照射して該光ディスクに記録されている情報信号を再
生する光ディスク再生装置における光ディスクの判別を
行うためのディスク判別方法に関する。
【0003】
【従来の技術】図6は、従来の光ディスク再生装置の概
略構成を示す図である。
【0004】図6で、ピックアップ61から送られる再
生信号は、RF信号アンプ64、コンパレータ65、同
期信号検出回路66、同期信号間隔測定回路68、スピ
ンドルサーボ回路70、スピンドルモータ駆動回路72
を介して、スピンドルモータ63にスピンドルモータ駆
動信号として送られる。また、ピックアップ61から送
られるトラッキングエラー信号は、トラッキングサーボ
回路74及びトラッキングコイル駆動回路75を介して
ピックアップ61のトラッキングコイルにトラッキング
コイル駆動信号として送られる。また、トラッキングコ
イル駆動回路75から送られるトラッキングコイル駆動
信号は、スライドサーボ回路76に送られ、スライドモ
ータ駆動回路78を介してピックアップ61のスライド
モータにスライドモータ駆動信号として送られる。ま
た、ピックアップ61から送られるフォーカスエラー信
号は、フォーカスサーボ回路79及びフォーカスコイル
駆動回路80を介してピックアップ61のフォーカスコ
イルにフォーカスコイル駆動信号として送られる。
【0005】ここで、図6によれば、光ディスク60の
再生起動時に、シーケンサ73は、スライド移動制御回
路77に制御信号を送り、スライドモータ駆動回路78
を動作させて、その結果ピックアップ61は、最内周検
知スイッチ62をオンにするまで光ディスク60の径方
向に移動する。最内周検知スイッチ62がオン状態にな
ると、シーケンサ73は切換スイッチ71に初期駆動制
御回路69とスピンドルモータ駆動回路72とが接続す
るように切換制御信号を送り、初期駆動制御回路69か
ら初期駆動信号がスピンドルモータ駆動回路72に送ら
れ、スピンドルモータ駆動信号が発生し、スピンドルモ
ータ63はこのスピンドルモータ駆動信号の入力に応じ
て回転駆動を開始する。
【0006】次に、ピックアップ61は、光ディスク6
0に、例えば780nmのレーザ光を照射して、反射光
を再生信号として検出する。この再生信号は、RF信号
アンプ64に送られ増幅処理された後、さらにコンパレ
ータ65に送られ、二値化される。この二値化された信
号は、8−14変調(eight to fourteen modulation:
以下、EFMという。)方式にて変調された信号であ
り、この信号は、1チャンネルビット当たり588ビッ
トのフレーム信号から成り、このフレーム内にフレーム
同期パターンが存在する。このフレーム同期パターンを
ク同期信号検出回路66にて検出し、ここで検出した同
期信号が同期信号間隔測定回路68に送られる。同期信
号間隔測定回路68は、OCR67から送られる基準ク
ロック信号に基づいて上記同期信号の間隔を測定し、こ
の測定結果をスピンドルサーボ回路70に送る。スピン
ドルサーボ回路70は、上記同期信号の間隔に基づいて
スピンドルサーボ信号を発生し、またこのスピンドルサ
ーボ信号がスピンドルモータ駆動回路72に送られるよ
うに、切換スイッチ71がシーケンサ73により切換操
作される。スピンドルモータ駆動回路72に送られたス
ピンドルサーボ信号は、スピンドルモータ駆動信号にな
り、スピンドルモータ63の動作を制御する。
【0007】また、ピックアップ61は、例えば、レー
ザダイオード、コリメータレンズ、対物レンズ、ビーム
スプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品及びフ
ォトディテクタ等から構成され、レーザビームを光ディ
スク60の記録面に照射し、この記録面からの反射光の
強度変化を測定すると共に、例えばいわゆる非点収差法
により上記フォーカスエラー信号を検出しフォーカスサ
ーボ回路79に送り、また例えばいわゆるプッシュプル
法により上記トラッキングエラー信号を検出しトラッキ
ングサーボ回路74に送る。
【0008】フォーカスサーボ回路79は、上記フォー
カスエラー信号が零となるようにフォーカス駆動回路8
0を通じて、ピックアップ61内の上記対物レンズを光
軸方向に駆動する信号をピックアップ61に送る。
【0009】トラッキングサーボ回路74は、トラッキ
ングコイル駆動回路75を通じて、トラッキングエラー
を打ち消すように上記対物レンズを光ディスク60の記
録面に沿って駆動する信号をピックアップ61に送る。
また、この信号は、スライドサーボ回路76にも送られ
る。スライドサーボ回路76は、ピックアップ61によ
る光ディスク60の読み取りが上記記録面のトラックか
ら外れないように、光ディスク60の径方向に上記対物
レンズを駆動する信号を、加算回路81、スライドモー
タ駆動回路78を通じてピックアップ61に送る。
【0010】また、シーケンサ73は、上述したよう
に、スライド移動制御回路77及び切換スイッチ71の
動作を制御すると共に、トラッキングサーボ回路74、
スライドサーボ回路76及びフォーカスサーボ回路79
の動作も制御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、現在
使用されている光ディスクよりも高密度で大容量の光デ
ィスク(以下、高密度光ディスクという。)が開発され
るようになり、この開発の一例として、トラックピッチ
を小さくして記録密度を向上させる方法がとられてい
る。
【0012】これに伴い、再生機側では、通常密度の光
ディスクと高密度光ディスクとの識別が必要になってき
ている。例えば、両光ディスク間で径が異なる場合は、
再生機台上の直径差に光ディスクの有無を検出するセン
サを備えることで、両者の区別が可能である。ところ
が、高密度光ディスクの形状が通常密度の光ディスクの
形状と同じである場合、機械的に両者の区別を行うのは
不可能であった。
【0013】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、光ディスク上に記録された信号を再生する
光ディスク再生装置において、通常密度の光ディスクと
高密度光ディスクとを光ピックアップで検出した信号か
ら識別することができるディスク判別方法の提供を目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク判
別方法は、上述した問題を解決するために、光ディスク
上に記録された信号を再生する光ディスク再生装置にお
けるディスク判別方法であって、上記光ディスク再生装
置に挿入された光ディスクを回転駆動するとともに、上
記光ディスクからの再生信号より得られるフォーカスエ
ラー信号に基づいて対物レンズのフォーカスサーボ制御
を行い、トラッキングサーボ制御を行わない状態で、ピ
ックアップからのレーザ光が上記光ディスク上の複数の
トラックを横切るときの上記再生信号より得られるトラ
ッキングエラー信号の振幅を測定し、測定された上記ト
ラッキングエラー信号の振幅が上記光ディスクの記録密
度の違いによって変化することを利用して互いに記録密
度の異なる光ディスクを判別する。
【0015】上記トラッキングエラー信号の振幅測定
は、上記トラッキングエラー信号の上記光ディスク一回
転周期に現れるピーク間の電圧を測定することによって
行うことが好ましい。
【0016】また、本発明に係るディスク判別方法は、
上述した問題を解決するために、光ディスク上に記録さ
れた信号を再生する光ディスク再生装置におけるディス
ク判別方法であって、上記光ディスク再生装置に挿入さ
れた光ディスクを回転駆動するとともに、上記光ディス
クからの再生信号より得られるフォーカスエラー信号に
基づいて対物レンズのフォーカスサーボ制御を行い、ト
ラッキングサーボ制御を行わない状態で、ピックアップ
からのレーザ光が上記光ディスク上の複数のトラックを
横切るときの上記再生信号の振幅を測定し、測定された
上記再生信号の振幅が上記光ディスクの記録密度の違い
によって変化することを利用して互いに記録密度の異な
る光ディスクを判別する。
【0017】上記再生信号の振幅測定は、上記再生信号
の包絡線の上記光ディスク一回転周期に現れるピーク間
の電圧を測定することによって行うことが好ましい。
【0018】
【作用】本発明に係るディスク判別方法によれば、ピッ
クアップにて光ディスク上に記録された信号を光学的に
読み取り得られるトラッキングエラー信号の振幅を検出
し、この検出結果に基づいて、例えば上記光ディスクが
通常密度の光ディスクであるか、あるいは高密度光ディ
スクであるかを判別する。この判別結果に応じて、例え
ばシーケンサにより上記ピックアップの移動制御手段の
動作を制御することができる。
【0019】また、本発明に係るディスク判別方法によ
れば、ピックアップにて光ディスク上に記録された信号
を光学的に読み取り得られる再生信号の振幅を検出し、
この検出結果から、例えば上記光ディスクが通常密度の
光ディスクであるか、あるいは高密度光ディスクである
かを判別する。この判別結果に応じて、例えばシーケン
サにより上記ピックアップの移動制御手段の動作を制御
することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るディスク判別方法の好ま
しい実施例について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0021】図1は、本発明に係るディスク判別方法の
第一の実施例が適用される光ディスク再生装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【0022】図1で、ピックアップ1は、光ディスク上
に記録された信号を光学的に読み取って得られる後述す
るフォーカスサーボ制御されたトラッキングエラー信号
を、ピーク間電圧測定回路19に送っている。また、ピ
ックアップ1の上記光ディスクの径方向の特定位置への
移動は、スライド移動制御回路25にて制御される。ま
た、フォーカスサーボ回路18は、ピックアップ1にて
上記光ディスク上に記録された信号を読み取る際のフォ
ーカスサーボ制御している。また、ピーク間電圧測定回
路19は、上記トラッキングエラー信号の振幅をピーク
電圧として測定して、この振幅測定結果をディスク判別
回路20に送っている。ディスク判別回路20は、上記
トラッキングエラー信号の振幅が後述する光学系のレス
ポンス関数(modulation transfer function:以下、M
TFという。)と空間周波数との関係に基づいて、後述
するトラック密度の高低に応じて上記振幅が変化する点
に着目して、挿入された記録密度の異なる光ディスクを
識別して、この識別結果をシーケンサ16に送ってい
る。シーケンサ16は上記識別結果に基づいて、スライ
ド移動制御回路25の動作を制御している。
【0023】以下、各構成の動作説明を行う。図1にお
いて、ピックアップ1は、例えばレーザダイオード、コ
リメータレンズ、対物レンズ、ビームスプリッタ、シリ
ンドリカルレンズ等の光学部品及びフォトディテクタ等
から構成され、本実施例のディスク判別方法が適用され
る光ディスク再生装置が電源オン状態になると、後述す
るスライドモータ駆動回路9から送られるスライドモー
タ駆動信号に基づいて特定位置検知スイッチ2に接触す
るまで、光ディスクの径方向に移動する。さらに、上記
レーザダイオードにて発生させるレーザビームを光ディ
スク上の記録面に照射し、反射光を記録信号として読み
取って得られるRF信号を増幅演算回路4に送り、上記
記録信号を読み取り得られるトラッキングエラー信号を
トラッキングサーボ回路13及びピーク間電圧測定回路
19へ送り、また、上記記録信号を読み取り得られるフ
ォーカスエラー信号をフォーカスサーボ回路18に送
る。また、後述するトラッキングコイル駆動回路12か
ら送られるトラッキングコイル駆動信号、スライドモー
タ駆動回路14から送られるスライドモータ駆動信号及
びフォーカスコイル駆動回路17から送られるフォーカ
スコイル駆動信号に基づいて、上記記録信号を読み取る
際のトラック動作が制御される。
【0024】また、ピーク間電圧測定回路19は、ピッ
クアップ1より送られる上記トラッキングエラー信号
で、特にトラッキングサーボ回路をオンにする前の、い
わゆる光ディスクの偏心のみに依存する光ディスク一回
転周期のトラッキングエラー信号のピーク間の電圧の差
異を検出し、この検出結果から振幅値、すなわちMTF
を求めて、このMTFから空間周波数、すなわち挿入さ
れた光ディスクのトラックピッチ間隔を検出し、この検
出されたトラックピッチの間隔の値をディスク判別回路
20に送る。
【0025】ここで、図2は、上述した本実施例の動作
原理の説明図として挙げる、初期動作時のトラッキング
エラー信号の波形を示す。
【0026】図2において、ここで示される信号波形
は、後述するように、トラッキングサーボ回路13及び
スライドサーボ回路15がオフの状態、すなわちフォー
カスサーボ回路18のみがオンになった状態で得られる
トラッキングエラー信号である。光ディスクを上記図1
の光ディスク再生装置に挿入し、後述する初期動作を行
うと上記光ディスクが回転し、この光ディスクの中心と
スピンドルモータ3の回転軸とのずれ、いわゆる偏心が
生じるため、ピックアップ1から上記光ディスクの記録
面に照射させるレーザ光が上記ディスク上の記録面のト
ラックを横切ることになるので、上記トラッキングエラ
ー信号はスピンドルモータ3の回転に同期した波形を示
している。矢印31で示される範囲は、スピンドルモー
タ3の回転の一回転に相当する周期であり、矢印32に
示される範囲は、以下に説明する光学系のレスポンス関
数の絶対値(modulation transfer function:以下、M
TFという。)に相当する振幅値、すなわちトラッキン
グエラー信号の電圧を指している。
【0027】図3は、MTFと空間周波数との関係を示
す図である。
【0028】図3によれば、空間周波数(f)が増加す
ると、MTF(A)は減少することが示されている。こ
こで、光ディスク上のトラックピッチを増加させるとト
ラックピッチ間隔は小さくなり、空間周波数は増加す
る。従って、空間周波数(f)の値は、光ディスク上の
トラックピッチの数に対応することが言える。ここで、
例えば、高密度光ディスク上のトラックピッチ数に対応
する空間周波数をf1 、また、通常密度の光ディスクの
トラックピッチ数に対応する空間周波数をf2 として、
空間周波数f1 に対するMTFをA1 、空間周波数f2
に対するMTFをA2 とすると、f1 >f2 であるの
で、A1 <A2 となる。従って、上記トラッキングエラ
ー信号の振幅においては、通常密度の光ディスクの振幅
の方が大きくなる。また、上記トラッキングエラー信号
の振幅より得られるMTFから対応する空間周波数、す
なわちトラックピッチの間隔の値を得ることが可能であ
る。
【0029】ディスク判別回路20は、ピーク間電圧測
定回路19から送られる挿入された光ディスクのトラッ
クピッチの間隔の値に基づいて、上記光ディスクが通常
密度の光ディスクであるか、あるいは高密度光ディスク
であるかを判別し、この判別結果をシーケンサ16に送
る。
【0030】シーケンサ16は、図1の光ディスク再生
装置が電源オン状態で、光ディスクを挿入する前は、切
換スイッチ11にスピンドルモータ駆動回路9とスピン
ドルサーボ回路10とが接続するように切換制御信号を
送ると共に、全てのサーボ回路系及びスライド移動制御
回路25に動作オフの制御信号を送る。また、上記初期
動作、すなわち光ディスクを図1の光ディスク再生装置
に挿入する動作を行うと、シーケンサ16は、切換スイ
ッチ11にスピンドルモータ駆動回路9と初期駆動制御
回路24とが接続するように切換制御信号を送ると同時
に、フォーカスサーボ回路18及びスライド移動制御回
路25に動作オンの制御信号を送る。この状態におい
て、特定位置検知スイッチ2より上記検知信号が送られ
る前では、シーケンサ16は、さらにトラッキングサー
ボ回路13及びスライドサーボ回路15に動作オフの制
御信号を送る。また、上記検知信号が送られて再生状態
になる前では、シーケンサ16は、切換スイッチ11に
スピンドルモータ駆動回路9とスピンドルサーボ回路1
0とが接続するように切換制御信号を送ると共に、スラ
イド移動制御回路25に動作オフの制御信号を送る。ま
た、この状態にてディスク判別回路20から上記判別結
果が送られると、この判別結果に応じて、上記光ディス
クが図1の光ディスク再生装置で再生可能なものであれ
ば再生コマンド待機状態になり、また、上記光ディスク
が再生不可能なものであれば全てのサーボ回路系及びス
ライド移動制御回路25に動作オフの信号を送り、図1
の光ディスク再生装置の動作を停止させ、上記光ディス
クをイジェクトする。また、上記再生コマンド待機状態
である場合、再生コマンドが入力されると全てのサーボ
回路系及びスライド移動制御回路25に動作オンに制御
信号を送り、図1の光ディスク再生装置を上記RF信号
からデータの再生を行うのに適応した光ディスク再生処
理回路に切り換える。
【0031】また、トラッキングサーボ回路13は、ピ
ックアップ1から送られる上記トラッキングエラー信号
をトラッキングコイル駆動回路12に送ることにより、
上記対物レンズをトラッキング制御している。また、ト
ラッキングサーボ信号をトラッキングコイル駆動回路1
2に送っている。なお、トラッキングサーボ回路13の
動作のオン/オフ制御は、シーケンサ16から送られる
上記動作オン/オフの制御信号の中のトラッキングサー
ボ回路制御信号に基づいて行われる。続いて、トラッキ
ングコイル駆動回路12は、トラッキングサーボ回路1
3から上記トラッキングサーボ信号に基づいて、トラッ
キングコイル駆動信号を発生し、このトラッキングコイ
ル駆動信号をピックアップ1のアクチュエータ内のトラ
ッキングコイル及びスライドサーボ回路15に送る。
【0032】スライドサーボ回路15は、上記トラッキ
ングコイル駆動信号に基づいて行うピックアップ1のト
ラック動作が、光ディスクの記録面のトラックから外れ
ないようにするための、ピックアップ1の光ディスクの
径方向への移動を制御するスライドサーボ信号を発生
し、このスライドサーボ信号を加算回路21に送る。ま
た、スライドサーボ回路15の動作のオン/オフ制御
は、シーケンサ16から送られる上記動作オン/オフの
制御信号の中のスライドサーボ回路制御信号に基づいて
行われる。また、スライド移動制御回路25は、シーケ
ンサ16から送られる制御信号に応じてピックアップ1
の光ディスクの径方向の移動を制御する信号を発生させ
る。すなわち、シーケンサ16より動作オンの制御信号
が入力されているときはピックアップ1を上記光ディス
クの径方向に移動させるスライド移動制御信号を、ま
た、動作オフの制御信号が入力されているときはピック
アップ1の径方向の移動を停止するスライド移動制御信
号を発生し、加算回路21に送る。
【0033】加算回路21は、スライドサーボ回路15
から送られる上記スライドサーボ信号と、スライド移動
制御回路25から送られるスライド移動制御信号とを加
算処理して、この加算処理後のスライドサーボ信号をス
ライドモータ駆動回路14に送る。スライドモータ駆動
回路14は、加算回路21から送られる上記加算処理後
のスライドサーボ信号に基づいて、ピックアップ1を上
記光ディスクの径方向に移動させるスライドモータ駆動
信号を発生させ、このスライドモータ駆動信号をピック
アップ1のスライドモータに送る。
【0034】また、フォーカスサーボ回路18は、ピッ
クアップ1から送られる上記フォーカスエラー信号に基
づいて、フォーカスエラー成分を打ち消すように上記対
物レンズをフォーカシング制御している。また、フォー
カスサーボ信号をフォーカスコイル駆動回路17に送
る。なお、フォーカスサーボ回路18の動作のオン/オ
フ制御は、シーケンサ16から送られる上記動作オン/
オフの制御信号の中のフォーカスサーボ回路制御信号に
基づいて行われる。フォーカスコイル駆動回路17は、
フォーカスサーボ回路18から送られる上記フォーカス
サーボ信号に基づいて、ピックアップ1内の上記対物レ
ンズの上記フォーカシング駆動を行わせるためのフォー
カスコイル駆動信号を発生し、このフォーカスコイル駆
動信号をピックアップ1のフォーカスコイルに送る。
【0035】また、増幅演算回路4は、ピックアップ1
から送られる上記RF信号を増幅演算処理し、演算処理
後のRF信号をコンパレータ5の被比較入力端子に送
る。コンパレータ5は、比較入力端子に送られる比較電
圧用電源22からの比較基準電圧と、被比較入力端子に
送られる上記演算処理後のRF信号とを比較して、この
比較結果を二値化信号にして、同期信号検出回路6に送
る。なお、上記二値化信号は、8−14変調(eight to
fourteen modulation:以下、EFMという。)方式に
て変調された信号である。
【0036】同期信号検出回路6は、コンパレータ5よ
り送られる上記二値化信号がEFM方式にて変調された
信号であるため、1チャンネル当たり588ビットから
成るフレーム信号中に、フレーム同期パターンが存在す
ることに着目し、このフレーム同期パターンを上記二値
化信号から検出して、同期信号間隔測定回路8に送る。
また、発振回路7は、標準クロック信号を発生し、この
標準クロック信号を同期信号間隔測定回路8に送る。
【0037】同期信号間隔測定回路8は、上記フレーム
同期パターンと上記標準クロック信号とから、上記RF
信号中の同期信号の間隔を測定し、この測定結果をスピ
ンドルサーボ回路10に送る。
【0038】スピンドルサーボ回路10は、同期信号間
隔測定回路8から送られる測定結果に基づいて、上記同
期信号の間隔に基づいてスピンドルサーボ信号を発生
し、このスピンドルサーボ信号を切換スイッチ11を介
して、スピンドルモータ駆動回路9に送る。また、初期
駆動制御回路24は、図1の光ディスク再生装置が電源
オン状態の間、特に上記初期動作を行わせる際にスピン
ドルモータ3を駆動するための初期駆動制御信号を発生
し、この初期駆動制御信号を切換スイッチ11を介して
スピンドルモータ駆動回路9に送る。
【0039】ここで、切換スイッチ11は、シーケンサ
16から送られる上記切換制御信号に基づいて、スピン
ドルモータ駆動回路9に送る信号を、初期駆動制御回路
24から送られる上記初期駆動制御信号、あるいはスピ
ンドルサーボ回路10から送られる上記スピンドルサー
ボ信号の何れかに切り換える動作をする。すなわち、切
換スイッチ11は、後述する特定位置検知スイッチ2が
オン状態になった直後で、図1の光ディスク再生装置が
挿入された光ディスクを再生する状態でない場合は、初
期駆動制御回路24から送られる初期駆動制御信号をス
ピンドルモータ駆動回路9に送り、また、図1の光ディ
スク再生装置が上記光ディスクを再生する状態である場
合は、スピンドルサーボ回路10から送られるスピンド
ルサーボ信号をスピンドルモータ駆動回路9に送るよう
に切換動作を行う。
【0040】スピンドルモータ駆動回路9は、初期駆動
制御回路24から送られる上記初期駆動制御信号、また
は、スピンドルサーボ回路10から送られる上記スピン
ドルサーボ信号に基づいて、スピンドルモータ3を回転
するためのスピンドルモータ駆動信号を発生し、このス
ピンドルモータ駆動信号をスピンドルモータ3に送る。
スピンドルモータ3は、スピンドルモータ駆動回路9か
ら送られる上記スピンドルモータ駆動信号に基づいて回
転駆動し、上記光ディスクを回転させる。
【0041】また、特定位置検知スイッチ2は、上記光
ディスク上の記録面に記録信号が確実に存在する位置上
に配置される。また、図1の光ディスク再生装置が動作
オンになり、ピックアップ1が上記初期動作状態に入
り、上記スライドモータ駆動信号に基づいて上記光ディ
スクの径方向に移動する際に、特定位置検知スイッチ2
は、ピックアップ1と接触してオン状態になると、検知
信号をシーケンサ16に送る。
【0042】図4は、本発明に係るディスク判別方法の
第二の実施例が適用された光ディスク再生装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【0043】図4で、ピックアップ41は、光ディスク
上に記録された信号を光学的に読み取って得られる後述
するフォーカスサーボ制御された再生(RF)信号を、
ピーク間電圧測定回路26に送っている。また、ピック
アップ41の上記光ディスクの径方向の特定位置への移
動は、スライド移動制御回路25にて制御される。ま
た、フォーカスサーボ回路18は、ピックアップ1にて
上記光ディスク上に記録された信号を読み取る際のフォ
ーカスサーボ制御している。また、ピーク間電圧測定回
路26は、上記RF信号の振幅をピーク電圧として測定
して、この振幅測定結果をディスク判別回路27に送っ
ている。ディスク判別回路27は、上記RF信号の振幅
が後述する光学系のレスポンス関数(modulation trans
fer function:以下、MTFという。)と空間周波数と
の関係に基づいて、後述するトラック密度の高低に応じ
て上記振幅が変化する点に着目して、挿入された記録密
度の異なる光ディスクを識別して、この識別結果をシー
ケンサ16に送っている。シーケンサ16は上記識別結
果に基づいて、スライド移動制御回路25の動作を制御
している。
【0044】以下、各構成の動作説明を行うが、図4で
示される構成で、図1と同じ番号が付されたものは、図
1を用いて説明した動作と同様の動作を行うものである
ため、ここでは、図1と異なる番号を付した構成及び図
1で付した番号とは同じだが動作が異なる構成の説明の
みを行う。ここで、図4において、ピックアップ41は
図1で示したピックアップ1と同様の構成であり、本実
施例のディスク判別方法が適用された光ディスク再生装
置が電源オン状態になると、上記第一の実施例の説明で
も述べたように、スライドモータ駆動回路9から送られ
るスライドモータ駆動信号に基づいて特定位置検知スイ
ッチ2に接触するまで、光ディスクの径方向に移動す
る。さらに、ピックアップ41内のレーザダイオードに
て発生させるレーザビームを光ディスク上の記録面に照
射し、反射光を記録信号として読み取って得られるRF
信号を増幅演算回路44に送り、上記記録信号を読み取
り得られるトラッキングエラー信号をトラッキングサー
ボ回路13に送り、また、上記記録信号を読み取り得ら
れるフォーカスエラー信号をフォーカスサーボ回路18
に送る。また、第一の実施例でも述べたように、トラッ
キングコイル駆動回路12から送られるトラッキングコ
イル駆動信号、スライドモータ駆動回路14から送られ
るスライドモータ駆動信号及びフォーカスコイル駆動回
路17から送られるフォーカスコイル駆動信号に基づい
て、上記記録信号を読み取る際のトラック動作が制御さ
れる。
【0045】また、増幅演算回路44は、ピックアップ
41から送られる上記RF信号を増幅演算処理し、演算
処理後のRF信号をコンパレータ5の被比較入力端子及
びピーク間電圧測定回路26に送る。
【0046】また、ピーク間電圧測定回路26は、第一
の実施例で述べたトラッキングエラー信号の場合と同様
に、ピックアップ41より送られるRF信号で、特にト
ラッキングサーボ回路をオンにする前の、いわゆる光デ
ィスクの偏心のみに依存する光ディスク一回転周期のR
F信号の包絡線のピーク間の電圧の差異を検出し、この
検出結果から振幅値、すなわちMTFを求めて、このM
TFから空間周波数、すなわち挿入された光ディスクの
トラックピッチ間隔を検出し、この検出されたトラック
ピッチ間隔の値をディスク判別回路27に送る。
【0047】ここで、図5は、上述した図4の光ディス
ク再生装置の動作原理の説明図として挙げる、初期動作
時にピーク間電圧測定回路26にて得られるRF信号の
波形を示す。
【0048】図5において、ここで示される信号波形
は、第一の実施例でも説明したトラッキングエラー信号
の場合と同様に、トラッキングサーボ回路13及びスラ
イドサーボ回路15がオフの状態、すなわちフォーカス
サーボ回路18のみがオンになった状態で得られるRF
信号である。光ディスクを図4の装置に挿入し、後述す
る初期動作を行うと上記光ディスクが回転し、この光デ
ィスクの中心とスピンドルモータ3の回転軸とのずれ、
いわゆる偏心が生じるため、ピックアップ1から上記光
ディスクの記録面に照射させるレーザ光が上記ディスク
上の記録面のトラックを横切ることになるので、上記R
F信号はスピンドルモータ3の回転に同期した波形を示
している。矢印51で示される範囲は、スピンドルモー
タ3の回転の一回転に相当する周期であり、矢印52に
示される範囲は、図3を用いて説明した上記光学系のレ
スポンス関数の絶対値(MTF)に相当する振幅値、す
なわちRF信号の電圧を指している。ここで、RF信号
の振幅においても、第一の実施例で説明したトラッキン
グエラー信号の振幅と同様に、通常密度の光ディスクの
振幅の方が大きくなる。また、上記RF信号の振幅より
得られるMTFから対応する空間周波数、すなわち光デ
ィスクのトラックピッチの間隔の値を得ることが可能で
ある。このトラックピッチの間隔の値がディスク判別回
路27に送られる。
【0049】ディスク判別回路27は、ピーク間電圧測
定回路26から送られる上記トラックピッチの間隔の値
に基づいて、上記光ディスクが通常密度の光ディスクで
あるか、あるいは高密度光ディスクであるかを判別し、
この判別結果をシーケンサ16に送る。
【0050】以上のように構成することで、ユーザは、
光ディスクを光ディスク再生装置にセットし動作を開始
することで、上記光ディスクが通常密度の光ディスク、
あるいは高密度光ディスクの何れであるか知ることがで
きる。
【0051】なお、第一及び第二の実施例では、光ディ
スクのトラックピッチ間隔を検出するのに、トラッキン
グエラー信号、あるいはRF信号の出力信号の上記光デ
ィスク一回転周期に現れるピーク間の電圧の振幅値を用
いたが、これに限定されることはなく、例えば、上記出
力信号を検波整流後、平滑フィルタにて処理した後、得
られる信号波形の振幅値を用いる等、上記光ディスクの
トラックピッチ間隔を検出することができれば、他の方
法を用いてもよいことは言うまでもない。
【0052】また、第一及び第二の実施例では、挿入さ
れた光ディスクが再生不可能である場合、この光ディス
クをイジェクトする動作を行うことを挙げたが、これに
限定されることはなく、例えば、表示画面を設けてこの
表示画面上にエラー表示を行うといった動作を行わせて
もよい。また、それぞれの記録密度を有する光ディスク
を再生可能な機能を有する複数の光ディスク再生部分を
設けて、識別した光ディスクに応じた光ディスク再生部
分を自動的に切り換える光ディスク再生装置としても、
本発明の効果が得られることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク判別方法によれば、光ディスク上に記録された信号
を再生する光ディスク再生装置におけるディスク判別方
法であって、上記光ディスク再生装置に挿入された光デ
ィスクを回転駆動するとともに、上記光ディスクからの
再生信号より得られるフォーカスエラー信号に基づいて
対物レンズのフォーカスサーボ制御を行い、トラッキン
グサーボ制御を行わない状態で、ピックアップからのレ
ーザ光が上記光ディスク上の複数のトラックを横切ると
きの上記再生信号より得られるトラッキングエラー信号
の振幅を測定し、測定された上記トラッキングエラー信
号の振幅が上記光ディスクの記録密度の違いによって変
化することを利用して互いに記録密度の異なる光ディス
クを判別しており、例えば、上記光ディスクが通常密度
の光ディスクであるか、あるいは高密度光ディスクであ
るかを判別するので、使用者は、使用する光ディスクを
上記光ディスク再生装置に挿入するだけで、この光ディ
スクが通常密度の光ディスクであるか、あるいは高密度
光ディスクであるかを識別することができる。
【0054】また、本発明に係るディスク判別方法によ
れば、光ディスク上に記録された信号を再生する光ディ
スク再生装置におけるディスク判別方法であって、上記
光ディスク再生装置に挿入された光ディスクを回転駆動
するとともに、上記光ディスクからの再生信号より得ら
れるフォーカスエラー信号に基づいて対物レンズのフォ
ーカスサーボ制御を行い、トラッキングサーボ制御を行
わない状態で、ピックアップからのレーザ光が上記光デ
ィスク上の複数のトラックを横切るときの上記再生信号
の振幅を測定し、測定された上記再生信号の振幅が上記
光ディスクの記録密度の違いによって変化することを利
用して互いに記録密度の異なる光ディスクを判別してお
り、例えば、上記光ディスクが通常密度の光ディスクで
あるか、あるいは高密度光ディスクであるかを判別する
ので、使用者は、使用する光ディスクを上記光ディスク
再生装置に挿入するだけで、この光ディスクが通常密度
の光ディスクであるか、あるいは高密度光ディスクであ
るかを識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク判別方法の第一の実施例
が適用される光ディスク再生装置の概略構成を示すブロ
ック回路図である。
【図2】第一の実施例における光ディスク再生装置の動
作原理を説明する図である。
【図3】MTFと空間周波数との関係を示す図である。
【図4】本発明に係るディスク判別方法の第二の実施例
が適用される光ディスク再生装置の概略構成を示すブロ
ック回路図である。
【図5】第二の実施例における光ディスク再生装置の動
作原理を説明する図である。
【図6】従来の光ディスク再生装置の概略構成を示すブ
ロック回路図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、 2 特定位置検知スイッチ、 3
スピンドルモータ、4 増幅演算回路、 5 コンパ
レータ、 6 同期信号検出回路、 7 発振回路、
8 同期信号間隔測定回路、 9 スピンドルモータ駆
動回路、 10 スピンドルサーボ回路、 11 切換
スイッチ、 12 トラッキングコイル駆動回路、 1
3 トラッキングサーボ回路、 14 スライドモータ
駆動回路、 15 スライドサーボ回路、 16 シー
ケンサ、 17 フォーカスコイル駆動回路、 18
フォーカスサーボ回路、 19 ピーク間電圧測定回
路、 20 ディスク判別回路、 21 加算回路、
22 比較電圧用電源、24 初期駆動制御回路、 2
5 スライド移動制御回路、 26 ピーク間電圧測定
回路、 27 ディスク判別回路、 41 ピックアッ
プ、 44 増幅演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D066 HA01 5D090 AA01 BB02 CC09 CC18 DD03 FF05 HH01 HH03 JJ11 5D096 UU10 5D117 AA02 CC07 EE03 FF03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク上に記録された信号を再生す
    る光ディスク再生装置におけるディスク判別方法であっ
    て、 上記光ディスク再生装置に挿入された光ディスクを回転
    駆動するとともに、上記光ディスクからの再生信号より
    得られるフォーカスエラー信号に基づいて対物レンズの
    フォーカスサーボ制御を行い、 トラッキングサーボ制御を行わない状態で、ピックアッ
    プからのレーザ光が上記光ディスク上の複数のトラック
    を横切るときの上記再生信号より得られるトラッキング
    エラー信号の振幅を測定し、 測定された上記トラッキングエラー信号の振幅が上記光
    ディスクの記録密度の違いによって変化することを利用
    して互いに記録密度の異なる光ディスクを判別すること
    を特徴とするディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 上記トラッキングエラー信号の上記光デ
    ィスク一回転周期に現れるピーク間の電圧を測定するこ
    とによって上記振幅を測定することを特徴とする請求項
    1記載のディスク判別方法。
  3. 【請求項3】 光ディスク上に記録された信号を再生す
    る光ディスク再生装置におけるディスク判別方法であっ
    て、 上記光ディスク再生装置に挿入された光ディスクを回転
    駆動するとともに、上記光ディスクからの再生信号より
    得られるフォーカスエラー信号に基づいて対物レンズの
    フォーカスサーボ制御を行い、 トラッキングサーボ制御を行わない状態で、ピックアッ
    プからのレーザ光が上記光ディスク上の複数のトラック
    を横切るときの上記再生信号の振幅を測定し、 測定された上記再生信号の振幅が上記光ディスクの記録
    密度の違いによって変化することを利用して互いに記録
    密度の異なる光ディスクを判別することを特徴とするデ
    ィスク判別方法。
  4. 【請求項4】 上記再生信号の包絡線の上記光ディスク
    一回転周期に現れるピーク間の電圧を測定することによ
    って上記振幅を測定することを特徴とする請求項3記載
    のディスク判別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007317298A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Kenwood Corp 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法及び光ディスク再生プログラム

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