JP2002279634A5 - - Google Patents

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JP2002279634A5
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Description

【0008】
情報を記録することが可能な情報記録層を多層とした場合、次のような課題がある。例えば、片面から記録・再生が可能な2層ディスクとした場合、レーザビームの入射側に近い第1層目の情報記録層に情報を記録する場合は、従来の単層ディスクと同様の方法により情報を記録することができるから問題はない。しかし、第2層目の情報記録層に情報を記録する場合は、第1層目の情報記録層を透過した光で第2層目の情報記録層に情報の記録を行なうため、第1層目の情報記録層の透過率の影響を受ける。第1層目の情報記録層の透過率は、その状態(消去状態/記録状態)によって変化するから、第2層目の情報記録層に到達するビーム光量が第1層目の情報記録層の状態によって変化することになる。
【0012】
第2の情報記録層25における記録パワーについて図6で説明する。情報記録媒体21の第2の情報記録層25に情報を記録する場合、基板22を介して、記録する情報に応じて記録パワーが変調された記録レーザ光26を第2の情報記録層25に照射する。記録レーザ光26は、第2の情報記録層25上に焦点を結ぶよう制御される。このとき、記録レーザ光26は、第1の情報記録層23を透過して第2の情報記録層25に到達するため、記録レーザ光26が照射されている部分(スポット27)の第1の情報記録層23の状態により、第2の情報記録層25に到達する記録レーザ光26の光量が変化することになる。
【0013】
図7は、図6において、記録レーザ光26により第2の情報記録層25に情報を記録する際に、第1の情報記録層23における記録レーザ光26が照射されている領域(スポット27)の状態を示す説明図である。図4において、スポット7が当てられている領域の状態は、図7(A)に示すように領域全部が消去状態である場合、図7(B)に示すように一部が消去状態であり、一部が記録状態である場合、図7(C)に示すように領域全部が記録状態である場合の3つの場合がある。ただし、図7(B)に示す一部が消去状態、一部が記録状態である場合は、消去状態の領域と記録状態の領域との比率は、一定ではなく、記録が行なわれた状況によって変化する。図7(A)の場合の透過率をT1、図7(B)の場合の透過率をT2(T2は消去状態の領域と記録状態の領域との比率によって変化する。)、図7(C)の場合の透過率をT3とすれば、
T1<T2<T3
となる。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、2層以上の情報記録層を有する光情報記録媒体にレーザビームによって記録を行なう情報記録方法において、光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第2層目以降の情報記録層の記録時に、レーザビームの戻り光を検出し、該戻り光の検出レベルによって、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とするものであり、請求項2に記載の発明は、2層以上であるm層の情報記録層を有する光情報記録媒体にレーザビームによって記録を行なう情報記録方法において、光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第n層目(ただし、2≦n≦m)の情報記録層の記録時に、レーザビームの戻り光を検出し、該戻り光の検出レベルと、第1層目から第(n−1)層目までの情報記録層のレーザビームが透過するすべての部分が未記録状態である場合の記録レーザ光の最適な記録パワーによって、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とするものである。
【0019】
また、請求項1または2に記載の情報記録方法において、請求項3に記載の発明は、前記戻り光の検出レベルがピークレベルであることを特徴とするものであり、請求項4に記載の発明は、前記戻り光の検出レベルがボトムレベルであることを特徴とするものであり、請求項5に記載の発明は、前記戻り光の検出レベルが平均レベルであることを特徴とするものである。
【0020】
請求項6に記載の発明は、情報記録装置において、レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザビームを光情報記録媒体に照射する照射手段と、前記レーザビームの戻り光を検出する光検出手段と、制御部を有し、該制御部は、2層以上の情報記録層を有する光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第2層目以降の情報記録層に記録を行なう際には、前記光検出手段の検出出力に基づいて、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とするものであり、請求項7に記載の発明は、情報記録装置において、レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザビームを光情報記録媒体に照射する照射手段と、前記レーザビーム戻り光を検出する光検出手段と、制御部を有し、該制御部は、2層以上であるm層の情報記録層を有する光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第n層目(ただし、2≦n≦m)の情報記録層に記録を行なう際には、前記光検出手段の検出出力と、第1層目から第(n−1)層目までの情報記録層のレーザビームが透過するすべての部分が未記録状態である場合の記録レーザ光の最適な記録パワーに基づいて、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とするものである。
【0021】
また、請求項6または7に記載の情報記録装置において、請求項8に記載の発明は、前記光検出手段が、ピークレベルを検出するものであることを特徴とするものであり、請求項9に記載の発明は、前記光検出手段が、ボトムレベルを検出するものであることを特徴とするものであり、請求項10に記載の発明は、前記光検出手段が、平均レベルを検出するものであることを特徴とするものである。

Claims (10)

  1. 2層以上の情報記録層を有する光情報記録媒体にレーザビームによって記録を行なう情報記録方法において、光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第2層目以降の情報記録層の記録時に、レーザビームの戻り光を検出し、該戻り光の検出レベルによって、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とする情報記録方法。
  2. 2層以上であるm層の情報記録層を有する光情報記録媒体にレーザビームによって記録を行なう情報記録方法において、光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第n層目(ただし、2≦n≦m)の情報記録層の記録時に、レーザビームの戻り光を検出し、該戻り光の検出レベルと、第1層目から第(n−1)層目までの情報記録層のレーザビームが透過するすべての部分が未記録状態である場合の記録レーザ光の最適な記録パワーによって、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とする情報記録方法。
  3. 前記戻り光の検出レベルがピークレベルであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録方法。
  4. 前記戻り光の検出レベルがボトムレベルであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録方法。
  5. 前記戻り光の検出レベルが平均レベルであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録方法。
  6. レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザビームを光情報記録媒体に照射する照射手段と、前記レーザビームの戻り光を検出する光検出手段と、制御部を有し、該制御部は、2層以上の情報記録層を有する光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第2層目以降の情報記録層に記録を行なう際には、前記光検出手段の検出出力に基づいて、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とする情報記録装置。
  7. レーザ光源と、該レーザ光源から出射されたレーザビームを光情報記録媒体に照射する照射手段と、前記レーザビーム戻り光を検出する光検出手段と、制御部を有し、該制御部は、2層以上であるm層の情報記録層を有する光情報記録媒体の前記レーザビームの入射側から第n層目(ただし、2≦n≦m)の情報記録層に記録を行なう際には、前記光検出手段の検出出力と、第1層目から第(n−1)層目までの情報記録層のレーザビームが透過するすべての部分が未記録状態である場合の記録レーザ光の最適な記録パワーに基づいて、前記レーザビームの記録パワーを制御することを特徴とする情報記録装置。
  8. 前記光検出手段が、ピークレベルを検出するものであることを特徴とする請求項6または7に記載の情報記録装置。
  9. 前記光検出手段が、ボトムレベルを検出するものであることを特徴とする請求項6または7に記載の情報記録装置。
  10. 前記光検出手段が、平均レベルを検出するものであることを特徴とする請求項6または7に記載の情報記録装置。
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