JP2002279573A - ガスコンセント及びデータ収集システム - Google Patents
ガスコンセント及びデータ収集システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機器別のガス及び電力の使用量を、機器とは
独立して計測可能なガスコンセントを提供する。 【解決手段】 ガス供給管30からガス供給を受けるガ
ス受入口3と、ガス受入口3から供給されたガスを機器
20側に供給するガス用接続口4と、電力線31から電
力供給を受ける電力受入口5と、電力受入口5から供給
された電力を機器20側に供給する電力用接続口6とを
備え、ガス受入口3とガス用接続口4との間にガス用接
続口4から供給されるガス供給量に関するデータGを取
得するガス供給データ取得手段7を備え、電力受入口5
と電力用接続口6との間に電力用接続口6から供給され
る電力供給量に関するデータEを取得する電力供給デー
タ取得手段8を備え、ガス供給データ取得手段7と電力
供給データ取得手段8で取得された各データG,Eを外
部に送信するための通信手段10を備えてなる。
独立して計測可能なガスコンセントを提供する。 【解決手段】 ガス供給管30からガス供給を受けるガ
ス受入口3と、ガス受入口3から供給されたガスを機器
20側に供給するガス用接続口4と、電力線31から電
力供給を受ける電力受入口5と、電力受入口5から供給
された電力を機器20側に供給する電力用接続口6とを
備え、ガス受入口3とガス用接続口4との間にガス用接
続口4から供給されるガス供給量に関するデータGを取
得するガス供給データ取得手段7を備え、電力受入口5
と電力用接続口6との間に電力用接続口6から供給され
る電力供給量に関するデータEを取得する電力供給デー
タ取得手段8を備え、ガス供給データ取得手段7と電力
供給データ取得手段8で取得された各データG,Eを外
部に送信するための通信手段10を備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内のガス機器
や電気機器等のエネルギ消費機器のエネルギ使用量を機
器別或いは使用場所別に計測するための装置、及び、か
かるエネルギ使用量を収集可能なデータ収集システムに
関する。
や電気機器等のエネルギ消費機器のエネルギ使用量を機
器別或いは使用場所別に計測するための装置、及び、か
かるエネルギ使用量を収集可能なデータ収集システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内のガス機器や電気機器等のエネル
ギ消費機器のエネルギ使用量を計測し、需要者に当該使
用量を提示することで、間接的に需要者の省エネルギ行
動を促す省エネナビ等と称されているシステムが普及し
ている。かかる省エネ促進システムでは、機器毎のエネ
ルギ使用量或いは特定機器のエネルギ使用量を提示する
ことで、省エネの対象とすべき機器に対する判断が容易
に可能となることから、機器別或いは機器を使用する場
所を特定したエネルギ使用量の計測が半ば必須条件とな
っている。
ギ消費機器のエネルギ使用量を計測し、需要者に当該使
用量を提示することで、間接的に需要者の省エネルギ行
動を促す省エネナビ等と称されているシステムが普及し
ている。かかる省エネ促進システムでは、機器毎のエネ
ルギ使用量或いは特定機器のエネルギ使用量を提示する
ことで、省エネの対象とすべき機器に対する判断が容易
に可能となることから、機器別或いは機器を使用する場
所を特定したエネルギ使用量の計測が半ば必須条件とな
っている。
【0003】従来は、機器別のエネルギ使用量を計測す
るに、当該計測機能を機器に内蔵するか、或いは、当該
計測装置を機器に外付けする等して、その計測結果を上
記省エネ促進システムに対して出力するものがあった。
るに、当該計測機能を機器に内蔵するか、或いは、当該
計測装置を機器に外付けする等して、その計測結果を上
記省エネ促進システムに対して出力するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機器別
にエネルギ使用量を計測可能な上記計測機能を具備する
となると、外付けの場合では、外付けの計測機器が機器
毎に必要となり、設置スペースを確保する必要があり、
また、移動式の機器であれば、計測機器も本体機器に合
わせて移動させるという手間が生じる。また、計測機能
を内蔵する場合では、統一した規格がない現状では、機
器の仕様に応じて計測機能や通信機能に差異が生じ、例
えば異なるメーカの機器の計測結果を受信する場合に、
夫々に異なるインターフェースが必要となったり、外付
けの計測装置との間でも計測機能や通信機能に差異が生
じ、外付けの計測装置と異なるインターフェースが必要
となるおそれもある。
にエネルギ使用量を計測可能な上記計測機能を具備する
となると、外付けの場合では、外付けの計測機器が機器
毎に必要となり、設置スペースを確保する必要があり、
また、移動式の機器であれば、計測機器も本体機器に合
わせて移動させるという手間が生じる。また、計測機能
を内蔵する場合では、統一した規格がない現状では、機
器の仕様に応じて計測機能や通信機能に差異が生じ、例
えば異なるメーカの機器の計測結果を受信する場合に、
夫々に異なるインターフェースが必要となったり、外付
けの計測装置との間でも計測機能や通信機能に差異が生
じ、外付けの計測装置と異なるインターフェースが必要
となるおそれもある。
【0005】また、家庭内で消費されるエネルギとして
ガスと電気が一般的であるが、ガスと電気では使用量の
計測形態が異なるため、従来は各別に使用量が計測さ
れ、上記省エネ促進システム等に送信される場合もあ
り、通信効率も悪かった。
ガスと電気が一般的であるが、ガスと電気では使用量の
計測形態が異なるため、従来は各別に使用量が計測さ
れ、上記省エネ促進システム等に送信される場合もあ
り、通信効率も悪かった。
【0006】更に、最近のガス機器は電動ファンや電動
ポンプを搭載したものや、運転制御や運転状態の表示に
マイコンや液晶ディスプレイ等を利用したものが多く普
及しており、かかる電気併用型のガス機器では、ガスま
たは電気の一方だけの使用量を計測しただけでは、機器
別のエネルギ使用量を正確に把握していることにはなら
ない。
ポンプを搭載したものや、運転制御や運転状態の表示に
マイコンや液晶ディスプレイ等を利用したものが多く普
及しており、かかる電気併用型のガス機器では、ガスま
たは電気の一方だけの使用量を計測しただけでは、機器
別のエネルギ使用量を正確に把握していることにはなら
ない。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、機器別或いは使用場所別のガス
及び電力の使用量を、機器とは独立して計測可能な装置
を提供し、これらの使用量データを効率よく収集できる
データ収集システムを提供することにある。
のであり、その目的は、機器別或いは使用場所別のガス
及び電力の使用量を、機器とは独立して計測可能な装置
を提供し、これらの使用量データを効率よく収集できる
データ収集システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係るガスコンセントの第一の特徴構成は、特
許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、ガス供給管
側からガスの供給を受けるガス受入口と、前記ガス受入
口から供給されたガスを機器側に供給するガス用接続口
と、電力線側から電力供給を受ける電力受入口と、前記
電力受入口から供給された電力を機器側に供給する電力
用接続口と、を備えてなるガスコンセントであって、前
記ガス受入口と前記ガス用接続口との間に、前記ガス用
接続口から供給されるガス供給量に関するデータを取得
するガス供給データ取得手段を備え、前記電力受入口と
前記電力用接続口との間に、前記電力用接続口から供給
される電力供給量に関するデータを取得する電力供給デ
ータ取得手段を備え、前記ガス供給データ取得手段と前
記電力供給データ取得手段で取得された前記各データを
外部に送信するための通信手段を備えてなる点にある。
の本発明に係るガスコンセントの第一の特徴構成は、特
許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、ガス供給管
側からガスの供給を受けるガス受入口と、前記ガス受入
口から供給されたガスを機器側に供給するガス用接続口
と、電力線側から電力供給を受ける電力受入口と、前記
電力受入口から供給された電力を機器側に供給する電力
用接続口と、を備えてなるガスコンセントであって、前
記ガス受入口と前記ガス用接続口との間に、前記ガス用
接続口から供給されるガス供給量に関するデータを取得
するガス供給データ取得手段を備え、前記電力受入口と
前記電力用接続口との間に、前記電力用接続口から供給
される電力供給量に関するデータを取得する電力供給デ
ータ取得手段を備え、前記ガス供給データ取得手段と前
記電力供給データ取得手段で取得された前記各データを
外部に送信するための通信手段を備えてなる点にある。
【0009】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記通信手段が前記各データに前記ガスコンセント
と前記機器の少なくとも何れか一方の識別情報を付して
送信する点にある。
の請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記通信手段が前記各データに前記ガスコンセント
と前記機器の少なくとも何れか一方の識別情報を付して
送信する点にある。
【0010】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、前記ガス供給データ取得手段と前記電力供
給データ取得手段で取得された前記各データの少なくと
も何れか一方に基づいて、ガス供給または電力供給の供
給パターンを分析して機器特定を行う機器特定手段を備
えている点にある。
の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、前記ガス供給データ取得手段と前記電力供
給データ取得手段で取得された前記各データの少なくと
も何れか一方に基づいて、ガス供給または電力供給の供
給パターンを分析して機器特定を行う機器特定手段を備
えている点にある。
【0011】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載の如く、上記第一、第二または第三の
特徴構成に加えて、前記通信手段が外部との通信用の電
力線搬送通信インターフェースを備える点にある。
の請求項4に記載の如く、上記第一、第二または第三の
特徴構成に加えて、前記通信手段が外部との通信用の電
力線搬送通信インターフェースを備える点にある。
【0012】上記課題を解決するための本発明に係るデ
ータ収集システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の何れ
かの特徴構成を有するガスコンセントを一つまたは複数
備え、更に、前記ガスコンセントとの間で通信可能な通
信手段と、前記ガスコンセントから前記通信手段に送信
されたデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶されたデータまたは前記データに基づいて作成された
データを外部に出力する出力手段とを有してなるデータ
収集装置を備えてなる点にある。
ータ収集システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の何れ
かの特徴構成を有するガスコンセントを一つまたは複数
備え、更に、前記ガスコンセントとの間で通信可能な通
信手段と、前記ガスコンセントから前記通信手段に送信
されたデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶されたデータまたは前記データに基づいて作成された
データを外部に出力する出力手段とを有してなるデータ
収集装置を備えてなる点にある。
【0013】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項6に記載の如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記データ収集装置が、前記ガス供給データ取得手
段と前記電力供給データ取得手段で取得され、前記デー
タ収集装置の前記通信手段で受信された前記各データの
少なくとも何れか一方に基づいて、ガス供給または電力
供給の供給パターンを分析して機器特定を行う機器特定
手段を備えている点にある。
の請求項6に記載の如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記データ収集装置が、前記ガス供給データ取得手
段と前記電力供給データ取得手段で取得され、前記デー
タ収集装置の前記通信手段で受信された前記各データの
少なくとも何れか一方に基づいて、ガス供給または電力
供給の供給パターンを分析して機器特定を行う機器特定
手段を備えている点にある。
【0014】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項7に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、自己の機器関連情報を送信する通信手段を
有するガス機器を一つまたは複数含む点にある。
の請求項7に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、自己の機器関連情報を送信する通信手段を
有するガス機器を一つまたは複数含む点にある。
【0015】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項8に記載の如く、上記第三の特徴構成に加え
て、前記ガス機器の通信手段が電力線搬送通信インター
フェースを備える点にある。
の請求項8に記載の如く、上記第三の特徴構成に加え
て、前記ガス機器の通信手段が電力線搬送通信インター
フェースを備える点にある。
【0016】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係るガスコンセントの第一の特徴構成によれば、ガス
コンセント内に設けられているガス供給データ取得手段
と電力供給データ取得手段によって、ガスコンセントの
ガス用接続口に接続されたガス機器に対するガス供給量
に関するデータ、例えば、ガス流量や単位時間当りのガ
ス使用量(ガス流量を単位時間の間積算した値)や一定
期間のガス使用量積算値(ガス流量や単位時間当りのガ
ス使用量を一定期間積算した値)等と、ガスコンセント
の電力用接続口に接続されたガス機器または電気機器に
対する電力供給量に関するデータ、例えば、電力(特
に、実際の課金対象となる有効電力)や単位時間当りの
電力量(電力を単位時間の間積算した値)や一定期間の
電力量積算値(電力や単位時間当りの電力量を一定期間
積算した値)、電流等の両データを効率的に計測でき
る。つまり、建物の壁等の構造体に組み込まれるコンセ
ント筐体内にガスや電力の供給量の計測手段が設けるこ
とができるため、設置スペースを取ることもなく、ガス
機器や電気機器を接続するだけで、そのガスコンセント
に接続した当該機器のエネルギ使用量が簡便に計測され
る。
に係るガスコンセントの第一の特徴構成によれば、ガス
コンセント内に設けられているガス供給データ取得手段
と電力供給データ取得手段によって、ガスコンセントの
ガス用接続口に接続されたガス機器に対するガス供給量
に関するデータ、例えば、ガス流量や単位時間当りのガ
ス使用量(ガス流量を単位時間の間積算した値)や一定
期間のガス使用量積算値(ガス流量や単位時間当りのガ
ス使用量を一定期間積算した値)等と、ガスコンセント
の電力用接続口に接続されたガス機器または電気機器に
対する電力供給量に関するデータ、例えば、電力(特
に、実際の課金対象となる有効電力)や単位時間当りの
電力量(電力を単位時間の間積算した値)や一定期間の
電力量積算値(電力や単位時間当りの電力量を一定期間
積算した値)、電流等の両データを効率的に計測でき
る。つまり、建物の壁等の構造体に組み込まれるコンセ
ント筐体内にガスや電力の供給量の計測手段が設けるこ
とができるため、設置スペースを取ることもなく、ガス
機器や電気機器を接続するだけで、そのガスコンセント
に接続した当該機器のエネルギ使用量が簡便に計測され
る。
【0017】ガス供給データ取得手段と電力供給データ
取得手段によって計測された両データが、一旦記憶手段
等に記憶されるか、または、所定のデータ処理によっ
て、一つのまとまったデータとして、通信手段によって
外部に送信できるので、通信効率の向上を図ることがで
きる。
取得手段によって計測された両データが、一旦記憶手段
等に記憶されるか、または、所定のデータ処理によっ
て、一つのまとまったデータとして、通信手段によって
外部に送信できるので、通信効率の向上を図ることがで
きる。
【0018】また、ガスコンセントに電気コンセントも
併設されているため、ガス供給データ取得手段、電力供
給データ取得手段、通信手段等への必要な電源供給を、
簡易且つ効率的に行うことができる。
併設されているため、ガス供給データ取得手段、電力供
給データ取得手段、通信手段等への必要な電源供給を、
簡易且つ効率的に行うことができる。
【0019】同第二の特徴構成によれば、ガスコンセン
トとガスコンセントに接続している機器の識別情報の少
なくとも何れか一方が、ガス供給データ取得手段と電力
供給データ取得手段で取得されたデータに付されるた
め、当該データを受信した側では、かかる識別情報をも
とに、データの集計をガスコンセント別(使用場所別)
或いは機器別に行うことができる。従って、例えば、か
かるデータを表示して需要者に省エネ行動を促す場合
に、需要者はどのガスコンセント(使用場所)またはど
の機器に対して省エネ行動を取るべきかの適切な情報を
得ることができる。また、需要者のエネルギ消費に対す
る課金方法として、ガスコンセント(使用場所)別或い
は機器別に課金することができる。
トとガスコンセントに接続している機器の識別情報の少
なくとも何れか一方が、ガス供給データ取得手段と電力
供給データ取得手段で取得されたデータに付されるた
め、当該データを受信した側では、かかる識別情報をも
とに、データの集計をガスコンセント別(使用場所別)
或いは機器別に行うことができる。従って、例えば、か
かるデータを表示して需要者に省エネ行動を促す場合
に、需要者はどのガスコンセント(使用場所)またはど
の機器に対して省エネ行動を取るべきかの適切な情報を
得ることができる。また、需要者のエネルギ消費に対す
る課金方法として、ガスコンセント(使用場所)別或い
は機器別に課金することができる。
【0020】同第三の特徴構成によれば、ガスコンセン
トに接続している機器の特定がガスコンセントにおいて
行えるので、ガスコンセントで計測したデータにガスコ
ンセントの識別情報の他に、接続している機器の識別情
報を付して当該データを外部に送信することができる。
また、ガスまたは電力供給の供給パターンを分析して機
器特定を行うので、接続する機器側に特別な装置を付加
する必要がないので、既存機器に対して直ぐに応用する
ことができる。
トに接続している機器の特定がガスコンセントにおいて
行えるので、ガスコンセントで計測したデータにガスコ
ンセントの識別情報の他に、接続している機器の識別情
報を付して当該データを外部に送信することができる。
また、ガスまたは電力供給の供給パターンを分析して機
器特定を行うので、接続する機器側に特別な装置を付加
する必要がないので、既存機器に対して直ぐに応用する
ことができる。
【0021】同第四の特徴構成によれば、一般に家庭内
や店舗・事務所内には電気配線(電力線)が施されてお
り、ガスコンセントには電力線から電力供給を受けるた
め、外部への通信に電力線を使用することができ、新た
な通信線路を家庭内等に敷設する必要がない。
や店舗・事務所内には電気配線(電力線)が施されてお
り、ガスコンセントには電力線から電力供給を受けるた
め、外部への通信に電力線を使用することができ、新た
な通信線路を家庭内等に敷設する必要がない。
【0022】本発明に係るデータ収集システムの第一の
特徴構成によれば、データ収集装置が各ガスコンセント
から受信したガス及び電力供給量に関するデータをガス
コンセント別に集計して外部に出力することで、当該集
計データを所定の表示手段に表示することができる。か
かる表示により、例えば、需要者はガスコンセント別の
エネルギ消費を容易に把握でき、適切な省エネ行動が可
能となる。また、需要者はどの機器がどのガスコンセン
トに接続しているかの対応さえ明確であれば、ガスコン
セントに接続されている機器別のエネルギ使用量を簡便
に把握できる。
特徴構成によれば、データ収集装置が各ガスコンセント
から受信したガス及び電力供給量に関するデータをガス
コンセント別に集計して外部に出力することで、当該集
計データを所定の表示手段に表示することができる。か
かる表示により、例えば、需要者はガスコンセント別の
エネルギ消費を容易に把握でき、適切な省エネ行動が可
能となる。また、需要者はどの機器がどのガスコンセン
トに接続しているかの対応さえ明確であれば、ガスコン
セントに接続されている機器別のエネルギ使用量を簡便
に把握できる。
【0023】また、当該集計データを外部の検針センタ
等に公衆電話回線などを介して送信することで、ガスコ
ンセント別のエネルギ供給に対する詳細データを収集す
ることができ、エネルギ供給に対する多様な課金方法の
基礎データとすることができる。
等に公衆電話回線などを介して送信することで、ガスコ
ンセント別のエネルギ供給に対する詳細データを収集す
ることができ、エネルギ供給に対する多様な課金方法の
基礎データとすることができる。
【0024】ところで、データ収集装置側で受信したデ
ータの発信元のガスコンセントを識別する方法として、
受信データにガスコンセントの識別情報が付されている
と、容易にガスコンセントつまり機器の使用場所を識別
できる。また、受信データに識別情報が付されていない
場合でも、ガスコンセントからのデータ送信タイミング
が予めガスコンセント別に決められている場合や、デー
タ収集装置側からの送信要求に基づいてデータを送信す
る場合には、特定の識別情報がデータに付されていなく
てもガスコンセントの特定は可能である。
ータの発信元のガスコンセントを識別する方法として、
受信データにガスコンセントの識別情報が付されている
と、容易にガスコンセントつまり機器の使用場所を識別
できる。また、受信データに識別情報が付されていない
場合でも、ガスコンセントからのデータ送信タイミング
が予めガスコンセント別に決められている場合や、デー
タ収集装置側からの送信要求に基づいてデータを送信す
る場合には、特定の識別情報がデータに付されていなく
てもガスコンセントの特定は可能である。
【0025】更に、ガスコンセントから送信されるガス
及び電力供給量に関するデータにその供給を受けた機器
の識別情報が付されていると、データ収集装置側で、機
器別のデータ集計が可能となり、上記した省エネ行動支
援等において、機器を特定した行動が可能となる。特
に、機器別のデータ表示が可能な場合は、接続するガス
コンセントが変わっても、同じ機器のエネルギ使用状況
や使用履歴等をデータ収集装置側で確実に管理でき、需
要者はデータ表示装置等へのデータの表示出力を通して
その情報を知ることができる。
及び電力供給量に関するデータにその供給を受けた機器
の識別情報が付されていると、データ収集装置側で、機
器別のデータ集計が可能となり、上記した省エネ行動支
援等において、機器を特定した行動が可能となる。特
に、機器別のデータ表示が可能な場合は、接続するガス
コンセントが変わっても、同じ機器のエネルギ使用状況
や使用履歴等をデータ収集装置側で確実に管理でき、需
要者はデータ表示装置等へのデータの表示出力を通して
その情報を知ることができる。
【0026】また、データ収集装置の通信手段の通信イ
ンターフェースは、接続している各ガスコンセント側の
通信手段と共通の通信インターフェースを備える必要が
あり、少なくとも一つのガスコンセントが電力線搬送通
信インターフェースを備えている場合は、データ収集装
置の通信手段も少なくとも電力線搬送通信インターフェ
ースを備えていることになる。従って、データ収集装置
に接続するガスコンセントが電力線搬送通信インターフ
ェースを備えている場合は、データ収集システムを、既
設の電力線を用いて容易に構築することができ、新たな
通信線路の敷設などを必要としない。
ンターフェースは、接続している各ガスコンセント側の
通信手段と共通の通信インターフェースを備える必要が
あり、少なくとも一つのガスコンセントが電力線搬送通
信インターフェースを備えている場合は、データ収集装
置の通信手段も少なくとも電力線搬送通信インターフェ
ースを備えていることになる。従って、データ収集装置
に接続するガスコンセントが電力線搬送通信インターフ
ェースを備えている場合は、データ収集システムを、既
設の電力線を用いて容易に構築することができ、新たな
通信線路の敷設などを必要としない。
【0027】同第二の特徴構成によれば、各ガスコンセ
ントに接続している機器特定がデータ収集装置で集中し
て行えるので、機器特定結果が各ガスコンセント間で矛
盾の生じないような調整が容易に図れ、機器特定精度を
高めることができる。例えば、類似した機器を二つのガ
スコンセントで使用している場合に、各ガスコンセント
で機器特定を行うとすると、類似した機器間での判別に
複雑な判定処理が個々に必要となる場合でも、機器特定
をデータ収集装置側で集中的に行うことで二つの機器間
での供給パターンの比較が容易に行え、機器特定処理の
簡素化と高精度化が可能となる。
ントに接続している機器特定がデータ収集装置で集中し
て行えるので、機器特定結果が各ガスコンセント間で矛
盾の生じないような調整が容易に図れ、機器特定精度を
高めることができる。例えば、類似した機器を二つのガ
スコンセントで使用している場合に、各ガスコンセント
で機器特定を行うとすると、類似した機器間での判別に
複雑な判定処理が個々に必要となる場合でも、機器特定
をデータ収集装置側で集中的に行うことで二つの機器間
での供給パターンの比較が容易に行え、機器特定処理の
簡素化と高精度化が可能となる。
【0028】また、各ガスコンセント側で機器特定を行
う必要がなく、ガスコンセント側のデータ処理負荷を軽
減できる。更に、ガスまたは電力供給の供給パターンを
分析して機器特定を行うので、接続する機器側に特別な
装置を付加する必要がないので、既存機器に対して直ぐ
に応用することができる。
う必要がなく、ガスコンセント側のデータ処理負荷を軽
減できる。更に、ガスまたは電力供給の供給パターンを
分析して機器特定を行うので、接続する機器側に特別な
装置を付加する必要がないので、既存機器に対して直ぐ
に応用することができる。
【0029】同第三の特徴構成によれば、ガス機器側か
ら自己の機器関連情報が発信されるため、それを受信し
たガスコンセントまたはデータ収集装置側では、当該ガ
ス機器の特定、或いは、当該ガス機器の運転時間や故障
情報等の取得が可能となる。
ら自己の機器関連情報が発信されるため、それを受信し
たガスコンセントまたはデータ収集装置側では、当該ガ
ス機器の特定、或いは、当該ガス機器の運転時間や故障
情報等の取得が可能となる。
【0030】同第四の特徴構成によれば、一般に家庭内
や店舗・事務所内には電気配線(電力線)が施されてお
り、ガスコンセントには電力用接続口が設けられ電力線
との接続が容易に可能であるため、ガス機器は、電力消
費を伴うか否かに拘らず、電力用接続口と接続するだけ
で、電力線を使用して容易に外部との通信を図ることが
でき、ガスコンセントやデータ収集装置に対する新たな
通信経路を設ける必要がない。
や店舗・事務所内には電気配線(電力線)が施されてお
り、ガスコンセントには電力用接続口が設けられ電力線
との接続が容易に可能であるため、ガス機器は、電力消
費を伴うか否かに拘らず、電力用接続口と接続するだけ
で、電力線を使用して容易に外部との通信を図ることが
でき、ガスコンセントやデータ収集装置に対する新たな
通信経路を設ける必要がない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
係るガスコンセント1、及び、データ収集システム10
0の実施の形態について説明する。
係るガスコンセント1、及び、データ収集システム10
0の実施の形態について説明する。
【0032】〈第1実施形態〉図1に示すように、ガス
コンセント1は、ガス機器等を使用する部屋側に表面2
を露出させて壁に埋め込まれて設置される形態のものを
想定する。ガスコンセント1は、家庭内のガス供給管3
0側からガスの供給を受けるガス受入口3と、ガス受入
口3から供給されたガスを機器20側に供給するガス用
接続口4と、家庭内の電力線31側から電力供給を受け
る電力受入口5と、電力受入口5から供給された電力を
機器20側に供給する電力用接続口6を備えている。更
に、ガス受入口3とガス用接続口4との間に、ガス用接
続口4から機器20側に供給されるガス供給量に関する
データGを取得するガス供給データ取得手段7を備え、
電力受入口5と電力用接続口6との間に、電力用接続口
6から機器20側に供給される電力供給量に関するデー
タEを取得する電力供給データ取得手段8を備えるとと
もに、ガス供給データ取得手段7と電力供給データ取得
手段8で取得された各データG,Eを記憶する記憶手段
9と、各データG,Eを外部のデータ収集装置40に送
信するための通信手段10と、ガス供給データ取得手段
7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9及び通信手
段10等に対する制御を行う制御手段11を備えてな
る。
コンセント1は、ガス機器等を使用する部屋側に表面2
を露出させて壁に埋め込まれて設置される形態のものを
想定する。ガスコンセント1は、家庭内のガス供給管3
0側からガスの供給を受けるガス受入口3と、ガス受入
口3から供給されたガスを機器20側に供給するガス用
接続口4と、家庭内の電力線31側から電力供給を受け
る電力受入口5と、電力受入口5から供給された電力を
機器20側に供給する電力用接続口6を備えている。更
に、ガス受入口3とガス用接続口4との間に、ガス用接
続口4から機器20側に供給されるガス供給量に関する
データGを取得するガス供給データ取得手段7を備え、
電力受入口5と電力用接続口6との間に、電力用接続口
6から機器20側に供給される電力供給量に関するデー
タEを取得する電力供給データ取得手段8を備えるとと
もに、ガス供給データ取得手段7と電力供給データ取得
手段8で取得された各データG,Eを記憶する記憶手段
9と、各データG,Eを外部のデータ収集装置40に送
信するための通信手段10と、ガス供給データ取得手段
7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9及び通信手
段10等に対する制御を行う制御手段11を備えてな
る。
【0033】尚、ガス用接続口4と電力用接続口6はガ
スコンセント1の表面2側に設けられている。ガス用接
続口4は、手元スイッチで開閉する開閉弁とガス機器2
0のガスコード21の先端に設けられた所定形状のソケ
ットに嵌合接続して自動的に開弁し、当該接続が解放さ
れると自動的に閉弁する自動開閉弁を備えた、一般的な
ガス専用のガスコンセントにおけるガス用接続口の同様
の構造となっている。電力用接続口6も一般的な電気コ
ンセントと同じ形態のものである。尚、ガス用接続口4
と電力用接続口6の形状及び構造は、接続対象となる機
器20側の規格に合わせて適宜変更可能である。
スコンセント1の表面2側に設けられている。ガス用接
続口4は、手元スイッチで開閉する開閉弁とガス機器2
0のガスコード21の先端に設けられた所定形状のソケ
ットに嵌合接続して自動的に開弁し、当該接続が解放さ
れると自動的に閉弁する自動開閉弁を備えた、一般的な
ガス専用のガスコンセントにおけるガス用接続口の同様
の構造となっている。電力用接続口6も一般的な電気コ
ンセントと同じ形態のものである。尚、ガス用接続口4
と電力用接続口6の形状及び構造は、接続対象となる機
器20側の規格に合わせて適宜変更可能である。
【0034】ガス供給データ取得手段7は、ガス受入口
3とガス用接続口4との間のガス流量を計測するガス流
量計7aを備えて構成され、ガス供給量に関するデータ
Gとしてガス流量または単位時間当りのガス使用量を出
力する。ガス流量計7aとしてはフローセンサ、超音波
センサ等の既存技術のものを利用する。
3とガス用接続口4との間のガス流量を計測するガス流
量計7aを備えて構成され、ガス供給量に関するデータ
Gとしてガス流量または単位時間当りのガス使用量を出
力する。ガス流量計7aとしてはフローセンサ、超音波
センサ等の既存技術のものを利用する。
【0035】電力供給データ取得手段8は、クランプ等
を用いて電力受入口5と電力用接続口6との間を流れる
電流と電圧を計測して電力用接続口6に接続された機器
20側で消費される電力を導出する電力計8aを備えて
構成され、電力供給量に関するデータEとして電力(特
に、実際の課金対象となる有効電力)、単位時間当りの
電力量、または、電流値を出力する。
を用いて電力受入口5と電力用接続口6との間を流れる
電流と電圧を計測して電力用接続口6に接続された機器
20側で消費される電力を導出する電力計8aを備えて
構成され、電力供給量に関するデータEとして電力(特
に、実際の課金対象となる有効電力)、単位時間当りの
電力量、または、電流値を出力する。
【0036】記憶手段9は、制御手段11を介して、ガ
ス供給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8で
取得された各データG,Eを記憶する。記憶手段9は半
導体不揮発性メモリ等で構成される。更に、ガスコンセ
ント1には識別情報として固有のID番号が付与されて
おり、記憶手段9には、そのID番号が記憶されてい
る。
ス供給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8で
取得された各データG,Eを記憶する。記憶手段9は半
導体不揮発性メモリ等で構成される。更に、ガスコンセ
ント1には識別情報として固有のID番号が付与されて
おり、記憶手段9には、そのID番号が記憶されてい
る。
【0037】通信手段10は、制御手段11の管理下に
おいて、定期的に或いは外部からの送信要求に基づい
て、制御手段11によって記憶手段9から読み出された
各データG,Eに前記ID番号を付して外部に送信す
る。本実施形態では、通信手段10は、電力線搬送通信
インターフェース10aを備えて構成され、制御手段1
1から入力された各データG,Eが、所定のデータフォ
ーマットで電力線31を介して同じ電力線31に接続さ
れた外部のデータ収集装置40へ送信される。電力線搬
送通信インターフェース10aは電力線搬送通信方式で
電力線31との間でデータの送受信を行うためのインタ
ーフェース手段で既存技術のものを利用する。
おいて、定期的に或いは外部からの送信要求に基づい
て、制御手段11によって記憶手段9から読み出された
各データG,Eに前記ID番号を付して外部に送信す
る。本実施形態では、通信手段10は、電力線搬送通信
インターフェース10aを備えて構成され、制御手段1
1から入力された各データG,Eが、所定のデータフォ
ーマットで電力線31を介して同じ電力線31に接続さ
れた外部のデータ収集装置40へ送信される。電力線搬
送通信インターフェース10aは電力線搬送通信方式で
電力線31との間でデータの送受信を行うためのインタ
ーフェース手段で既存技術のものを利用する。
【0038】尚、通信手段10或いは電力用接続口6と
通信手段10の間の電力線31にノイズフィルタを設
け、電力用接続口6を介してガス機器20側から入って
くるノイズを除去するようにするのも好ましい。この結
果、通信精度の向上が期待される。
通信手段10の間の電力線31にノイズフィルタを設
け、電力用接続口6を介してガス機器20側から入って
くるノイズを除去するようにするのも好ましい。この結
果、通信精度の向上が期待される。
【0039】制御手段11はマイクロコンピュータを用
いて構成され、ガス供給データ取得手段7と電力供給デ
ータ取得手段8の計測動作の制御、計測結果である各デ
ータG,Eの受信及び記憶手段9への書き込み、記憶手
段9からの各データG,E及びID番号の読み出し、当
該データ等から所定のデータフォーマットでの送信デー
タの生成と通信手段10への転送、及び、通信手段10
の通信動作の制御等を行う。更に、通信手段10を介し
て外部のデータ収集装置40から送信要求を受け取った
場合は、当該送信要求を解読して、その要求内容に応じ
た送信データを記憶手段9から読み出し、通信手段10
に当該送信データの送信を指示する。
いて構成され、ガス供給データ取得手段7と電力供給デ
ータ取得手段8の計測動作の制御、計測結果である各デ
ータG,Eの受信及び記憶手段9への書き込み、記憶手
段9からの各データG,E及びID番号の読み出し、当
該データ等から所定のデータフォーマットでの送信デー
タの生成と通信手段10への転送、及び、通信手段10
の通信動作の制御等を行う。更に、通信手段10を介し
て外部のデータ収集装置40から送信要求を受け取った
場合は、当該送信要求を解読して、その要求内容に応じ
た送信データを記憶手段9から読み出し、通信手段10
に当該送信データの送信を指示する。
【0040】また、制御手段11は時計またはタイマー
を内蔵することで、計測結果である各データG,Eの時
間情報を正確に管理することができ、また、単位時間当
りのガスまたは電力使用量を精度良く求めることもでき
る。
を内蔵することで、計測結果である各データG,Eの時
間情報を正確に管理することができ、また、単位時間当
りのガスまたは電力使用量を精度良く求めることもでき
る。
【0041】ここで、各データG,EにID番号を付し
て所定データフォーマットの送信データに生成されて、
一まとめのデータとして一括して送信されるため、ガス
と電気に係るデータを別々に送信する場合に比べて通信
効率の向上が図れる。
て所定データフォーマットの送信データに生成されて、
一まとめのデータとして一括して送信されるため、ガス
と電気に係るデータを別々に送信する場合に比べて通信
効率の向上が図れる。
【0042】また、ガスコンセント1のガス供給データ
取得手段7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9、
通信手段10、制御手段11の動作に必要な電力は、通
常は電力線31から供給される交流電力を直流変換して
供給される。しかし、停電時においても動作可能なガス
機器に対しては、ガス供給データ取得手段7及び記憶手
段9の動作が停電時にも必要となるので、かかるガス機
器の接続が予定されているガスコンセント1には電池バ
ックアップがなされている。更に、ガス供給データ取得
手段7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9、通信
手段10、制御手段11で消費される電力は、電力供給
データ取得手段8で計測されないような構成とする。ま
た、計測される場合であっても、ガスコンセント1内で
通信時及び通信待機時に消費される電力を予め想定して
計測データから差し引くように構成しても構わない。
取得手段7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9、
通信手段10、制御手段11の動作に必要な電力は、通
常は電力線31から供給される交流電力を直流変換して
供給される。しかし、停電時においても動作可能なガス
機器に対しては、ガス供給データ取得手段7及び記憶手
段9の動作が停電時にも必要となるので、かかるガス機
器の接続が予定されているガスコンセント1には電池バ
ックアップがなされている。更に、ガス供給データ取得
手段7、電力供給データ取得手段8、記憶手段9、通信
手段10、制御手段11で消費される電力は、電力供給
データ取得手段8で計測されないような構成とする。ま
た、計測される場合であっても、ガスコンセント1内で
通信時及び通信待機時に消費される電力を予め想定して
計測データから差し引くように構成しても構わない。
【0043】ガスと電気の両方を消費するガス機器20
の場合、ガス機器20に接続されたガスコード21のソ
ケットをガス用接続口4に接続し、ガス機器20の電源
コード22を電力用接続口6に接続することで、ガス機
器20に一つのガスコンセント1からガス供給と電力供
給の両方が同時になされるとともに、それらの使用量の
計測も同じガスコンセント1で同時に実行される。
の場合、ガス機器20に接続されたガスコード21のソ
ケットをガス用接続口4に接続し、ガス機器20の電源
コード22を電力用接続口6に接続することで、ガス機
器20に一つのガスコンセント1からガス供給と電力供
給の両方が同時になされるとともに、それらの使用量の
計測も同じガスコンセント1で同時に実行される。
【0044】次に、本発明に係るデータ収集システム1
00について説明する。図2に示すように、データ収集
システム100は、上記ガスコンセント1を少なくとも
一つと、各ガスコンセント1で個別に収集されたガス供
給量または電力供給量に関するデータG,Eを一括して
収集し、収集した各データG,Eを所定のデータ表示装
置50に出力するデータ収集装置40とを備え、これら
を相互に通信可能に接続して構成される。
00について説明する。図2に示すように、データ収集
システム100は、上記ガスコンセント1を少なくとも
一つと、各ガスコンセント1で個別に収集されたガス供
給量または電力供給量に関するデータG,Eを一括して
収集し、収集した各データG,Eを所定のデータ表示装
置50に出力するデータ収集装置40とを備え、これら
を相互に通信可能に接続して構成される。
【0045】データ収集装置40は、ガスコンセント1
との間で通信可能な通信手段41と、その通信手段41
を介してガスコンセント1から送信される各データG,
E等を記憶する記憶手段42と、記憶手段42に記憶さ
れた各ガスコンセント1のデータG,E等またはデータ
G,E等に基づいて作成された加工データを、外部の或
いは内蔵のデータ表示手段50に出力する出力手段43
と、通信手段41、記憶手段42及び出力手段43等に
対する制御を行う制御手段44を備えてなる。
との間で通信可能な通信手段41と、その通信手段41
を介してガスコンセント1から送信される各データG,
E等を記憶する記憶手段42と、記憶手段42に記憶さ
れた各ガスコンセント1のデータG,E等またはデータ
G,E等に基づいて作成された加工データを、外部の或
いは内蔵のデータ表示手段50に出力する出力手段43
と、通信手段41、記憶手段42及び出力手段43等に
対する制御を行う制御手段44を備えてなる。
【0046】通信手段41は、ガスコンセント1の通信
手段10と同じ通信インターフェースを備え、本実施形
態の場合、電力線搬送通信インターフェース41aを備
えて構成される。また、制御手段44の管理下におい
て、各ガスコンセント1から電力線31を介して送信さ
れてきた各データG,Eを受信するとともに、必要に応
じて、ガスコンセント1に対して各データG,Eの送信
要求を送信する。尚、かかる送信要求は、制御手段44
が出力手段43のデータ処理等に必要と認めた場合に、
該当するガスメータ1に対して必要なデータの送信要求
を発する。
手段10と同じ通信インターフェースを備え、本実施形
態の場合、電力線搬送通信インターフェース41aを備
えて構成される。また、制御手段44の管理下におい
て、各ガスコンセント1から電力線31を介して送信さ
れてきた各データG,Eを受信するとともに、必要に応
じて、ガスコンセント1に対して各データG,Eの送信
要求を送信する。尚、かかる送信要求は、制御手段44
が出力手段43のデータ処理等に必要と認めた場合に、
該当するガスメータ1に対して必要なデータの送信要求
を発する。
【0047】記憶手段42は、制御手段44を介して、
通信手段41が受信した各ガスコンセント1の各データ
G,Eを、付されたガスコンセント1のID番号をもと
に送信元のガスコンセント1を識別可能に記憶する。記
憶手段42は半導体不揮発性メモリ等で構成される。
通信手段41が受信した各ガスコンセント1の各データ
G,Eを、付されたガスコンセント1のID番号をもと
に送信元のガスコンセント1を識別可能に記憶する。記
憶手段42は半導体不揮発性メモリ等で構成される。
【0048】出力手段43は、ガスコンセント1毎に収
集された各データG,E、或いは、記憶手段42に記憶
された各データG,Eをデータ表示装置50に所定の表
示フォーマットで表示するためのデータを生成し、デー
タ表示装置50に出力する。出力手段43は制御手段4
4とともにマイクロコンピュータによって構成される。
例えば、各ガスコンセント1での現在のエネルギ使用状
況を直接表示する場合は、ガス流量や電力データである
各データG,Eをガスコンセント1別に一覧表示やグラ
フ表示するために各データG,Eを逐次または表示間隔
に従って出力する。また、ガス及び電力使用量の今月或
いは当日の積算値をガスコンセント1別に表示させる場
合は、各データG,Eの該当積算値を算出してデータ表
示装置50に出力する。或いは、これらの積算値は出力
時にいちいち算出するのではなく各データG,Eを受信
する度に算出して記憶手段42に記憶しても構わない。
集された各データG,E、或いは、記憶手段42に記憶
された各データG,Eをデータ表示装置50に所定の表
示フォーマットで表示するためのデータを生成し、デー
タ表示装置50に出力する。出力手段43は制御手段4
4とともにマイクロコンピュータによって構成される。
例えば、各ガスコンセント1での現在のエネルギ使用状
況を直接表示する場合は、ガス流量や電力データである
各データG,Eをガスコンセント1別に一覧表示やグラ
フ表示するために各データG,Eを逐次または表示間隔
に従って出力する。また、ガス及び電力使用量の今月或
いは当日の積算値をガスコンセント1別に表示させる場
合は、各データG,Eの該当積算値を算出してデータ表
示装置50に出力する。或いは、これらの積算値は出力
時にいちいち算出するのではなく各データG,Eを受信
する度に算出して記憶手段42に記憶しても構わない。
【0049】データ表示装置50にこれらのガス流量や
電力データ或いはこれらの積算値がガスコンセント1別
に表示されることで、その表示を見る需要者はどのガス
コンセント1のエネルギ消費が大きいかを容易に把握で
き、かかる表示によって適切な省エネ行動が可能とな
る。また、需要者はどのガス機器20がどのガスコンセ
ント1に接続しているかの対応さえ明確であれば、ガス
コンセント1に接続されているガス機器20別のエネル
ギ使用量を簡便に把握できる。
電力データ或いはこれらの積算値がガスコンセント1別
に表示されることで、その表示を見る需要者はどのガス
コンセント1のエネルギ消費が大きいかを容易に把握で
き、かかる表示によって適切な省エネ行動が可能とな
る。また、需要者はどのガス機器20がどのガスコンセ
ント1に接続しているかの対応さえ明確であれば、ガス
コンセント1に接続されているガス機器20別のエネル
ギ使用量を簡便に把握できる。
【0050】また、データ表示装置50への表示によ
り、各ガスコンセント1に接続される機器の種類を問わ
ずにエネルギ使用量がガスコンセント単位で把握できる
ため、例えば、単一のガスメータ及び電力メータで全体
のガス及び電力使用量を計量している同一家屋内に、複
数世帯や複数の他人が同居している場合等において、ガ
ス及び電力使用量を各世帯や各人で使用量に応じて分担
する場合に、あるガスコンセント1については、そのガ
スコンセント1の使用者の負担とし、あるガスコンセン
ト1について均等に負担するなどの精算方法が容易に図
れることになる。
り、各ガスコンセント1に接続される機器の種類を問わ
ずにエネルギ使用量がガスコンセント単位で把握できる
ため、例えば、単一のガスメータ及び電力メータで全体
のガス及び電力使用量を計量している同一家屋内に、複
数世帯や複数の他人が同居している場合等において、ガ
ス及び電力使用量を各世帯や各人で使用量に応じて分担
する場合に、あるガスコンセント1については、そのガ
スコンセント1の使用者の負担とし、あるガスコンセン
ト1について均等に負担するなどの精算方法が容易に図
れることになる。
【0051】尚、データ表示装置50は、データ収集装
置40と一体または別体の何れでも構わない。また、具
体的な構成例としては、風呂給湯器の台所の壁面に設置
するリモコン装置等と兼用できる形態も好ましい。
置40と一体または別体の何れでも構わない。また、具
体的な構成例としては、風呂給湯器の台所の壁面に設置
するリモコン装置等と兼用できる形態も好ましい。
【0052】〈第2実施形態〉次に、本発明に係るガス
コンセントの第2実施形態について説明する。図3に示
すように、第2実施形態に係るガスコンセント12は第
1実施形態のガスコンセント1と基本的には同じ構成で
ある。第1実施形態のガスコンセント1との差異は、第
2実施形態に係るガスコンセント12は制御手段11を
構成するマイクロコンピュータを用いて、ガス供給デー
タ取得手段7及び電力供給データ取得手段8で収集され
たガス及び電力供給に関するデータG,Eからこれらの
供給パターンを抽出して、この供給パターンに基づいて
ガスコンセント12に接続されているガス機器20の機
器を特定する機器特定手段13が構成されている点であ
る。
コンセントの第2実施形態について説明する。図3に示
すように、第2実施形態に係るガスコンセント12は第
1実施形態のガスコンセント1と基本的には同じ構成で
ある。第1実施形態のガスコンセント1との差異は、第
2実施形態に係るガスコンセント12は制御手段11を
構成するマイクロコンピュータを用いて、ガス供給デー
タ取得手段7及び電力供給データ取得手段8で収集され
たガス及び電力供給に関するデータG,Eからこれらの
供給パターンを抽出して、この供給パターンに基づいて
ガスコンセント12に接続されているガス機器20の機
器を特定する機器特定手段13が構成されている点であ
る。
【0053】ガスコンセント12にガスと電力の両方を
消費するガス機器20が接続されていると、機器特定手
段13によって、電力供給パターンが特徴的であるもの
は電力供給パターンに基づいて、また、ガス供給パター
ンが特徴的であるものはガス供給パターンに基づいて、
また、両方の供給パターンの組み合わせが特徴的である
ものは、両方の供給パターンに基づいて、ガス機器20
の特定がなされる。具体的には、例えば、電力供給パタ
ーンの所定電力以上の電力供給開始時点でガス機器20
がオンされたことが判定され、その後のガス流量等から
定格値等(ガス供給パターンの一例)と比較してガス機
器20の特定がなされる。また、ガス流量だけでは機器
判定が困難な場合は、例えば、ガスファンヒータ等のよ
うにガス燃焼が終了した後も電気ファンを回して余熱の
排出を行う場合には電力供給が計測されるため、かかる
特徴的な電力供給パターンより機器特定が可能となる。
また、ガス炊飯器等は、ガス燃焼時の加熱パターンが特
徴的であるため、当該加熱パターンによるガス供給パタ
ーンより機器特定が可能となる。特に、予め家庭内で使
用されるガス機器20についての定格値や供給パターン
を各ガス機器20の識別情報としてのID番号とともに
記憶手段9に登録しておくことにより、かかる機器特定
をより確実に行うことができる。つまり、家庭内で使用
されていないガス機器であるとの誤判定を回避できる。
消費するガス機器20が接続されていると、機器特定手
段13によって、電力供給パターンが特徴的であるもの
は電力供給パターンに基づいて、また、ガス供給パター
ンが特徴的であるものはガス供給パターンに基づいて、
また、両方の供給パターンの組み合わせが特徴的である
ものは、両方の供給パターンに基づいて、ガス機器20
の特定がなされる。具体的には、例えば、電力供給パタ
ーンの所定電力以上の電力供給開始時点でガス機器20
がオンされたことが判定され、その後のガス流量等から
定格値等(ガス供給パターンの一例)と比較してガス機
器20の特定がなされる。また、ガス流量だけでは機器
判定が困難な場合は、例えば、ガスファンヒータ等のよ
うにガス燃焼が終了した後も電気ファンを回して余熱の
排出を行う場合には電力供給が計測されるため、かかる
特徴的な電力供給パターンより機器特定が可能となる。
また、ガス炊飯器等は、ガス燃焼時の加熱パターンが特
徴的であるため、当該加熱パターンによるガス供給パタ
ーンより機器特定が可能となる。特に、予め家庭内で使
用されるガス機器20についての定格値や供給パターン
を各ガス機器20の識別情報としてのID番号とともに
記憶手段9に登録しておくことにより、かかる機器特定
をより確実に行うことができる。つまり、家庭内で使用
されていないガス機器であるとの誤判定を回避できる。
【0054】上記要領で機器特定手段13によって機器
特定がなされると、特定されたガス機器20のID番号
が、ガス供給データ取得手段7と電力供給データ取得手
段8で計測された各データG,Eに付与されたガスコン
セント12のID番号に加えて、ガス機器20のID番
号も付与される。通信手段10が、制御手段11によっ
て記憶手段9から読み出された各データG,Eに前記両
ID番号を付して外部に送信する。
特定がなされると、特定されたガス機器20のID番号
が、ガス供給データ取得手段7と電力供給データ取得手
段8で計測された各データG,Eに付与されたガスコン
セント12のID番号に加えて、ガス機器20のID番
号も付与される。通信手段10が、制御手段11によっ
て記憶手段9から読み出された各データG,Eに前記両
ID番号を付して外部に送信する。
【0055】本第2実施形態に係るデータ収集システム
100は、第1実施形態のデータ収集システム100で
使用されるデータ収集装置40と、本第2実施形態に係
るガスコンセント12を少なくとも一つとを備え、これ
らを相互に通信可能に接続して構成される。第1実施形
態のガスコンセント1が含まれていても構わない。
100は、第1実施形態のデータ収集システム100で
使用されるデータ収集装置40と、本第2実施形態に係
るガスコンセント12を少なくとも一つとを備え、これ
らを相互に通信可能に接続して構成される。第1実施形
態のガスコンセント1が含まれていても構わない。
【0056】データ収集装置40は、第1実施形態の場
合と同様に、各ガスコンセント12から電力線31を介
して送信されてきた各データG,Eをそれに付されてい
る各ガスコンセント12とガス機器20を夫々識別可能
なID番号とともに受信する。受信した各ガスコンセン
ト12の各データG,Eは、付されたガスコンセント1
2とガス機器20のID番号をもとに送信元のガスコン
セント12とそれに接続されているガス機器20を識別
可能に、記憶手段42に記憶される。
合と同様に、各ガスコンセント12から電力線31を介
して送信されてきた各データG,Eをそれに付されてい
る各ガスコンセント12とガス機器20を夫々識別可能
なID番号とともに受信する。受信した各ガスコンセン
ト12の各データG,Eは、付されたガスコンセント1
2とガス機器20のID番号をもとに送信元のガスコン
セント12とそれに接続されているガス機器20を識別
可能に、記憶手段42に記憶される。
【0057】出力手段43は、ガスコンセント12毎に
収集された各データG,E、或いは、記憶手段42に記
憶された各データG,Eをデータ表示装置50に所定の
表示フォーマットで表示するためのデータを生成し、デ
ータ表示装置50に出力する。ここで、ガスコンセント
12毎に収集された各データG,Eはどのガス機器20
で消費されたかが特定可能であるため、データ表示装置
50に表示する場合に、ガスコンセント12別の表示に
加えて或いは代えて、ガス機器20別のエネルギ使用状
況や使用量を表示することができる。この結果、同じガ
ス機器20を、複数の部屋間を移動しながら共通に使用
する場合に、接続するガスコンセント12が変わって
も、同じガス機器20のエネルギ使用状況や使用履歴等
をデータ収集装置40側で確実に管理でき、需要者はデ
ータ表示装置50を通してその情報を知ることができ
る。
収集された各データG,E、或いは、記憶手段42に記
憶された各データG,Eをデータ表示装置50に所定の
表示フォーマットで表示するためのデータを生成し、デ
ータ表示装置50に出力する。ここで、ガスコンセント
12毎に収集された各データG,Eはどのガス機器20
で消費されたかが特定可能であるため、データ表示装置
50に表示する場合に、ガスコンセント12別の表示に
加えて或いは代えて、ガス機器20別のエネルギ使用状
況や使用量を表示することができる。この結果、同じガ
ス機器20を、複数の部屋間を移動しながら共通に使用
する場合に、接続するガスコンセント12が変わって
も、同じガス機器20のエネルギ使用状況や使用履歴等
をデータ収集装置40側で確実に管理でき、需要者はデ
ータ表示装置50を通してその情報を知ることができ
る。
【0058】〈第3実施形態〉上記第2実施形態では、
ガスコンセント12側に機器特定手段13が設けられて
いたが、図4に示すように、ガスコンセント1に接続さ
れているガス機器20を特定する機器特定手段46を、
データ収集装置45側に設けるようにしても構わない。
本第3実施形態に係るデータ収集システム100で使用
されるデータ収集装置45は、上記第1または第2実施
形態のデータ収集装置40に機器特定手段46が追加さ
れたもので、その他の構成はデータ収集装置40と同様
である。また、機器特定手段46は、データ収集装置4
5の制御手段44を構成するマイクロコンピュータを用
いて、記憶手段42に記憶された各ガスコンセント1で
収集されたガス及び電力供給に関するデータG,Eから
これらの供給パターンを抽出して、この供給パターンに
基づいてガスコンセント1に接続されているガス機器2
0の機器を特定する。機器特定のアルゴリズムは、上記
第2実施形態のガスコンセント12側に設けられた機器
特定手段13と同じである。また、ガス機器20を特定
できることの効果は上記第2実施形態の場合と同様であ
り、説明を割愛する。
ガスコンセント12側に機器特定手段13が設けられて
いたが、図4に示すように、ガスコンセント1に接続さ
れているガス機器20を特定する機器特定手段46を、
データ収集装置45側に設けるようにしても構わない。
本第3実施形態に係るデータ収集システム100で使用
されるデータ収集装置45は、上記第1または第2実施
形態のデータ収集装置40に機器特定手段46が追加さ
れたもので、その他の構成はデータ収集装置40と同様
である。また、機器特定手段46は、データ収集装置4
5の制御手段44を構成するマイクロコンピュータを用
いて、記憶手段42に記憶された各ガスコンセント1で
収集されたガス及び電力供給に関するデータG,Eから
これらの供給パターンを抽出して、この供給パターンに
基づいてガスコンセント1に接続されているガス機器2
0の機器を特定する。機器特定のアルゴリズムは、上記
第2実施形態のガスコンセント12側に設けられた機器
特定手段13と同じである。また、ガス機器20を特定
できることの効果は上記第2実施形態の場合と同様であ
り、説明を割愛する。
【0059】本第3実施形態の場合では、同じガス機器
20のガスコード21と電源コード22が異なる二つの
ガスコンセント1に別れて接続された場合であっても、
そのガスコンセント1が相互に近接している場合は、同
じガスコンセント1のガス供給パターンと電力供給パタ
ーンが同一機器のものでないことを判定した後に、近接
する他のガスコンセント1の供給パターンを調べて、上
記した機器特定を行うことも可能である。
20のガスコード21と電源コード22が異なる二つの
ガスコンセント1に別れて接続された場合であっても、
そのガスコンセント1が相互に近接している場合は、同
じガスコンセント1のガス供給パターンと電力供給パタ
ーンが同一機器のものでないことを判定した後に、近接
する他のガスコンセント1の供給パターンを調べて、上
記した機器特定を行うことも可能である。
【0060】尚、同様の機器判定は、上記第2実施形態
の場合でも、近接するガスコンセント12間で電力線3
1を介して相互に通信可能であるから、相互に供給パタ
ーンを比較しながら同様の機器判定は可能である。但
し、本第3実施形態の方が、既に収集された各ガスコン
セント1のデータを一箇所において分析できるので、余
分なガスコンセント12間でのデータの送受信が不要と
なる。
の場合でも、近接するガスコンセント12間で電力線3
1を介して相互に通信可能であるから、相互に供給パタ
ーンを比較しながら同様の機器判定は可能である。但
し、本第3実施形態の方が、既に収集された各ガスコン
セント1のデータを一箇所において分析できるので、余
分なガスコンセント12間でのデータの送受信が不要と
なる。
【0061】〈第4実施形態〉本第4実施形態に係るデ
ータ収集システム100では、図5に示すように、上記
第1、第2または第3実施形態のデータ収集システム1
00の構成に加えて、自己の機器関連情報を送信する通
信手段24を有するガス機器23が少なくとも一つのガ
スコンセント1に接続されている。ここで、通信手段2
4は、電源コード22(電力線31)を介してガスコン
セント1の通信手段10と通信可能に構成されており、
上記第1、第2または第3実施形態のガスコンセント
1,12の通信手段10は電力線搬送通信インターフェ
ース10aを備えて電力線搬送通信方式による通信が可
能であるので、通信手段24も電力線搬送通信インター
フェース24aを備えて構成される。
ータ収集システム100では、図5に示すように、上記
第1、第2または第3実施形態のデータ収集システム1
00の構成に加えて、自己の機器関連情報を送信する通
信手段24を有するガス機器23が少なくとも一つのガ
スコンセント1に接続されている。ここで、通信手段2
4は、電源コード22(電力線31)を介してガスコン
セント1の通信手段10と通信可能に構成されており、
上記第1、第2または第3実施形態のガスコンセント
1,12の通信手段10は電力線搬送通信インターフェ
ース10aを備えて電力線搬送通信方式による通信が可
能であるので、通信手段24も電力線搬送通信インター
フェース24aを備えて構成される。
【0062】このガス機器23は、図5に示すように、
内部に自己のガス機器を識別可能なID番号を記憶した
記憶手段25と、その記憶手段25と通信手段24の動
作を制御する制御手段26が、通常の電力消費部27と
ガス消費部28に加えて設けられている。ガス機器23
の運転が開始されると、制御手段26によって自動的に
記憶手段25からID番号が読み出されて通信手段24
からガスコンセント1に送信される。通常、電力線31
には複数のガスコンセント1が接続されているが、ガス
コンセント1は電力供給データ取得手段8の計測結果よ
り、自己に接続されているガス機器23の電力供給が開
始されたことが分かり、そしてガス機器23からID番
号の送信がそれに同期して始まることから、そのID番
号が自己に接続されているガス機器23のものであるこ
とが判定できる。
内部に自己のガス機器を識別可能なID番号を記憶した
記憶手段25と、その記憶手段25と通信手段24の動
作を制御する制御手段26が、通常の電力消費部27と
ガス消費部28に加えて設けられている。ガス機器23
の運転が開始されると、制御手段26によって自動的に
記憶手段25からID番号が読み出されて通信手段24
からガスコンセント1に送信される。通常、電力線31
には複数のガスコンセント1が接続されているが、ガス
コンセント1は電力供給データ取得手段8の計測結果よ
り、自己に接続されているガス機器23の電力供給が開
始されたことが分かり、そしてガス機器23からID番
号の送信がそれに同期して始まることから、そのID番
号が自己に接続されているガス機器23のものであるこ
とが判定できる。
【0063】このようにして受信されたガス機器23の
ID番号は記憶手段9に記憶され、ガス供給データ取得
手段7と電力供給データ取得手段8で計測された各デー
タG,Eに付与されたガスコンセント1のID番号に加
えて、ガス機器23のID番号も付与される。通信手段
10が、制御手段11によって記憶手段9から読み出さ
れた各データG,Eに前記両ID番号を付してデータ収
集装置40に送信する。ガスコンセント1に接続してい
るガス機器23側から直接にID番号の提供が行われる
ので、上記第2または第3の実施形態のように、ガスコ
ンセント12またはデータ収集装置45側に機器特定手
段13,46を設ける必要がなく確実に機器特定がなさ
れる。尚、データ収集装置40側の処理並びに効果は上
記第2実施形態の場合と同様であるので、説明は割愛す
る。
ID番号は記憶手段9に記憶され、ガス供給データ取得
手段7と電力供給データ取得手段8で計測された各デー
タG,Eに付与されたガスコンセント1のID番号に加
えて、ガス機器23のID番号も付与される。通信手段
10が、制御手段11によって記憶手段9から読み出さ
れた各データG,Eに前記両ID番号を付してデータ収
集装置40に送信する。ガスコンセント1に接続してい
るガス機器23側から直接にID番号の提供が行われる
ので、上記第2または第3の実施形態のように、ガスコ
ンセント12またはデータ収集装置45側に機器特定手
段13,46を設ける必要がなく確実に機器特定がなさ
れる。尚、データ収集装置40側の処理並びに効果は上
記第2実施形態の場合と同様であるので、説明は割愛す
る。
【0064】本第4実施形態においては、ガス機器23
側から通信手段24によってそのガス機器23の運転時
間や故障時の故障コード等の情報もガスコンセント1ま
たはデータ収集装置40に送信でき、需要者はデータ表
示装置50を通してかかる情報も知ることができる。
側から通信手段24によってそのガス機器23の運転時
間や故障時の故障コード等の情報もガスコンセント1ま
たはデータ収集装置40に送信でき、需要者はデータ表
示装置50を通してかかる情報も知ることができる。
【0065】〈別実施形態〉以下に別実施形態を説明す
る。
る。
【0066】〈1〉上記各実施形態においては、ガスコ
ンセント1,12、データ収集装置40,45、及び、
ガス機器23の各通信手段10,41,24は何れも電
力線搬送通信方式によるものを想定していたが、通信方
式は必ずしも電力線搬送通信方式に限定されるものでは
ない。例えば、特定小電力無線、微弱無線、無線LA
N、Bluetooth等の無線通信方式や、ガスコン
セント1,12とデータ収集装置40,45との間では
専用の有線通信でも構わない。また、電力線搬送通信方
式とこれらの通信方式の混在であっても構わない。但
し、各通信手段10,41,24は通信方式に適合した
適切な通信インターフェースが必要となる。また、通信
方式が混在する場合は、データ収集装置40,45側に
おいて複数の通信インターフェースを用意する必要があ
る。
ンセント1,12、データ収集装置40,45、及び、
ガス機器23の各通信手段10,41,24は何れも電
力線搬送通信方式によるものを想定していたが、通信方
式は必ずしも電力線搬送通信方式に限定されるものでは
ない。例えば、特定小電力無線、微弱無線、無線LA
N、Bluetooth等の無線通信方式や、ガスコン
セント1,12とデータ収集装置40,45との間では
専用の有線通信でも構わない。また、電力線搬送通信方
式とこれらの通信方式の混在であっても構わない。但
し、各通信手段10,41,24は通信方式に適合した
適切な通信インターフェースが必要となる。また、通信
方式が混在する場合は、データ収集装置40,45側に
おいて複数の通信インターフェースを用意する必要があ
る。
【0067】〈2〉上記各実施形態では、データ収集シ
ステムに含まれるガスコンセント1,12は、ガス供給
と電力供給の両方が可能なもののみを示したが、これ以
外に、ガス供給または電力供給に関するデータを計測し
て外部に送信可能であれば、ガス単独または電気単独の
コンセントがデータ収集装置40,45と通信可能に接
続していても構わない。
ステムに含まれるガスコンセント1,12は、ガス供給
と電力供給の両方が可能なもののみを示したが、これ以
外に、ガス供給または電力供給に関するデータを計測し
て外部に送信可能であれば、ガス単独または電気単独の
コンセントがデータ収集装置40,45と通信可能に接
続していても構わない。
【0068】また、ガスコンセント1,12に接続する
機器は、ガスと電気の両方を消費するガス機器20以外
に、電力消費を伴わないガス機器やガス消費を伴わない
電気機器であってもよく、これらの機器が接続されて
も、当該各機器のエネルギ使用量等の計測は可能であ
る。
機器は、ガスと電気の両方を消費するガス機器20以外
に、電力消費を伴わないガス機器やガス消費を伴わない
電気機器であってもよく、これらの機器が接続されて
も、当該各機器のエネルギ使用量等の計測は可能であ
る。
【0069】〈3〉上記各実施形態では、データ収集装
置40,45はデータG,E等をデータ表示手段50に
出力する構成となっていたが、データ表示手段50に出
力するのに加えて或いは代えて、公衆電話回線やインタ
ーネット通信網等を介して遠隔地の検針センタ等のコン
ピュータ施設にデータG,E等を送信する形態であって
も構わない。この場合、家庭内のガス供給管30に接続
するガスメータや電力線31に接続する電力メータを遠
隔検針するためのメータ側に設置する遠隔自動検針装置
等にデータ収集装置40,45を組み込んで、ガスや電
気の検針データの送信経路を利用してデータG,E等を
検針センタ等に送信するようにしてもよい。
置40,45はデータG,E等をデータ表示手段50に
出力する構成となっていたが、データ表示手段50に出
力するのに加えて或いは代えて、公衆電話回線やインタ
ーネット通信網等を介して遠隔地の検針センタ等のコン
ピュータ施設にデータG,E等を送信する形態であって
も構わない。この場合、家庭内のガス供給管30に接続
するガスメータや電力線31に接続する電力メータを遠
隔検針するためのメータ側に設置する遠隔自動検針装置
等にデータ収集装置40,45を組み込んで、ガスや電
気の検針データの送信経路を利用してデータG,E等を
検針センタ等に送信するようにしてもよい。
【0070】〈4〉上記各実施形態では、ガスコンセン
ト1,12及びデータ収集装置40,45等で構成され
るデータ収集システム100は家庭内に形成される場合
を例に説明したが、ガスコンセント1,12及びデータ
収集システム100は必ずしも家庭内に設置して使用す
る場合に限らず、店舗、事務所、工場等に設置しても構
わない。また、データ収集システム100を集合住宅等
の複数の独立世帯を対象として構成しても構わない。
ト1,12及びデータ収集装置40,45等で構成され
るデータ収集システム100は家庭内に形成される場合
を例に説明したが、ガスコンセント1,12及びデータ
収集システム100は必ずしも家庭内に設置して使用す
る場合に限らず、店舗、事務所、工場等に設置しても構
わない。また、データ収集システム100を集合住宅等
の複数の独立世帯を対象として構成しても構わない。
【0071】〈5〉ガスコンセント1,12は必ずしも
建物の壁内に埋め込む設置形態でなくても構わない。床
や天井などの他の建物構造体に埋め込む設置形態でもよ
く、更には、ガスコンセント筐体の全部または一部が露
出するものであっても構わない。また、ガスコンセント
1,12のガス用接続口4と電力用接続口6の個数は必
ずしも夫々2個以上であっても構わない。また、ガス供
給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8も、ガ
ス用接続口4と電力用接続口6が複数の場合に、各ガス
用接続口4と各電力用接続口6に個別に設けても、全体
で一つだけ設けるようにしても構わない。また、ガス供
給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8を各ガ
ス用接続口4と各電力用接続口6に個別に設ける場合
は、ガスコンセント1,12のID番号に加えて、また
は、代えて、各ガス用接続口4と各電力用接続口6のI
D番号を計測した各データG,Eに付与するようにして
も構わない。
建物の壁内に埋め込む設置形態でなくても構わない。床
や天井などの他の建物構造体に埋め込む設置形態でもよ
く、更には、ガスコンセント筐体の全部または一部が露
出するものであっても構わない。また、ガスコンセント
1,12のガス用接続口4と電力用接続口6の個数は必
ずしも夫々2個以上であっても構わない。また、ガス供
給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8も、ガ
ス用接続口4と電力用接続口6が複数の場合に、各ガス
用接続口4と各電力用接続口6に個別に設けても、全体
で一つだけ設けるようにしても構わない。また、ガス供
給データ取得手段7と電力供給データ取得手段8を各ガ
ス用接続口4と各電力用接続口6に個別に設ける場合
は、ガスコンセント1,12のID番号に加えて、また
は、代えて、各ガス用接続口4と各電力用接続口6のI
D番号を計測した各データG,Eに付与するようにして
も構わない。
【図1】本発明に係るガスコンセントの第1実施形態を
示すブロック構成図
示すブロック構成図
【図2】本発明に係るデータ収集システムの第1実施形
態を示すブロック構成図
態を示すブロック構成図
【図3】本発明に係るガスコンセントの第2実施形態を
示すブロック構成図
示すブロック構成図
【図4】本発明に係るデータ収集システムの第3実施形
態を示すブロック構成図
態を示すブロック構成図
【図5】本発明に係るデータ収集システムの第4実施形
態を示すブロック構成図
態を示すブロック構成図
1,12: ガスコンセント 2: 表面 3: ガス受入口 4: ガス用接続口 5: 電力受入口 6: 電力用接続口 7: ガス供給データ取得手段 7a: ガス流量計 8: 電力供給データ取得手段 8a: 電力計 9: 記憶手段 10: 通信手段 10a: 電力線搬送通信インターフェース 11: 制御手段 13: 機器特定手段 20,23: 機器(ガス機器) 21: ガスコード 22: 電源コード 24: 通信手段 24a: 電力線搬送通信インターフェース 25: 記憶手段 26: 制御手段 27: 電力消費部 28: ガス消費部 30: ガス供給管 31: 電力線 40,45: データ収集装置 41: 通信手段 41a: 電力線搬送通信インターフェース 42: 記憶手段 43: 出力手段 44: 制御手段 46: 機器特定手段 50: データ表示装置 100: データ収集システム G: ガス用接続口から供給されるガス供給量に関する
データ E: 電力用接続口から供給される電力供給量に関する
データ
データ E: 電力用接続口から供給される電力供給量に関する
データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 元 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 加藤 真 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC13 CE09 CE32 2F073 AA08 AA09 AB01 BB01 BB04 BB08 BC02 CC12 DE11 EF07 EF09 FG01 FG02 GG01
Claims (8)
- 【請求項1】 ガス供給管側からガスの供給を受けるガ
ス受入口と、前記ガス受入口から供給されたガスを機器
側に供給するガス用接続口と、電力線側から電力供給を
受ける電力受入口と、前記電力受入口から供給された電
力を機器側に供給する電力用接続口と、を備えてなるガ
スコンセントであって、 前記ガス受入口と前記ガス用接続口との間に、前記ガス
用接続口から供給されるガス供給量に関するデータを取
得するガス供給データ取得手段を備え、 前記電力受入口と前記電力用接続口との間に、前記電力
用接続口から供給される電力供給量に関するデータを取
得する電力供給データ取得手段を備え、 前記ガス供給データ取得手段と前記電力供給データ取得
手段で取得された前記各データを外部に送信するための
通信手段を備えてなるガスコンセント。 - 【請求項2】 前記通信手段が前記各データに前記ガス
コンセントと前記機器の少なくとも何れか一方の識別情
報を付して送信することを特徴とする請求項1記載のガ
スコンセント。 - 【請求項3】 前記ガス供給データ取得手段と前記電力
供給データ取得手段で取得された前記各データの少なく
とも何れか一方に基づいて、ガス供給または電力供給の
供給パターンを分析して機器特定を行う機器特定手段を
備えていることを特徴とする請求項1または2記載のガ
スコンセント。 - 【請求項4】 前記通信手段が外部との通信用の電力線
搬送通信インターフェースを備える請求項1、2または
3記載のガスコンセント。 - 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載のガ
スコンセントを一つまたは複数備え、更に、 前記ガスコンセントとの間で通信可能な通信手段と、前
記ガスコンセントから前記通信手段に送信されたデータ
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデー
タまたは前記データに基づいて作成されたデータを外部
に出力する出力手段とを有してなるデータ収集装置を備
えてなるデータ収集システム - 【請求項6】 前記データ収集装置が、前記ガス供給デ
ータ取得手段と前記電力供給データ取得手段で取得さ
れ、前記データ収集装置の前記通信手段で受信された前
記各データの少なくとも何れか一方に基づいて、ガス供
給または電力供給の供給パターンを分析して機器特定を
行う機器特定手段を備えていることを特徴とする請求項
5記載のデータ収集システム。 - 【請求項7】 自己の機器関連情報を送信する通信手段
を有するガス機器を一つまたは複数含む請求項5または
6記載のデータ収集システム。 - 【請求項8】 前記ガス機器の通信手段が電力線搬送通
信インターフェースを備える請求項7記載のデータ収集
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083444A JP2002279573A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | ガスコンセント及びデータ収集システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083444A JP2002279573A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | ガスコンセント及びデータ収集システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002279573A true JP2002279573A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18939253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001083444A Pending JP2002279573A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | ガスコンセント及びデータ収集システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002279573A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024812A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流速または流量計測装置および計測プログラム |
JP2008130049A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Ribasuto:Kk | 電力量自動ロードサーベイシステム |
JP2012252690A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Hochiki Corp | 警報連携システム、警報連携方法及び中継器 |
CN104482976A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-01 | 浙江大学 | 基于光照振动互补环境能收集技术的直读式无线燃气表 |
-
2001
- 2001-03-22 JP JP2001083444A patent/JP2002279573A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024812A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流速または流量計測装置および計測プログラム |
JP4710461B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2011-06-29 | パナソニック株式会社 | 流速または流量計測装置および計測プログラム |
JP2008130049A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Ribasuto:Kk | 電力量自動ロードサーベイシステム |
JP2012252690A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Hochiki Corp | 警報連携システム、警報連携方法及び中継器 |
CN104482976A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-01 | 浙江大学 | 基于光照振动互补环境能收集技术的直读式无线燃气表 |
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