JP2002279328A - 乗物の予約システム - Google Patents

乗物の予約システム

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JP2002279328A
JP2002279328A JP2001078450A JP2001078450A JP2002279328A JP 2002279328 A JP2002279328 A JP 2002279328A JP 2001078450 A JP2001078450 A JP 2001078450A JP 2001078450 A JP2001078450 A JP 2001078450A JP 2002279328 A JP2002279328 A JP 2002279328A
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昌子 山口
Jinichi Herai
仁一 戸来
Yasuko Tanabe
靖子 田邉
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Keihin Electric Express Railway Co Ltd
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Keihin Electric Express Railway Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来における携帯電話を利用しての予約は、
単純に予約および決裁のみであって、実際の乗車券や搭
乗券の入手は、駅や搭乗窓口で行われているため、乗車
券や搭乗券を入手するのに混雑時には相当な時間がかか
り、従って、乗車あるいは搭乗する時間の相当前に窓口
に行っていなければならず、下手をすると乗車できない
といった問題があった。 【解決手段】 インターネットを利用しての予約時にお
いて予約が完了すると、一定の形式に編集された予約デ
ータが携帯電話等の携帯可能な通信手段に送信され、こ
の送信された予約データを乗車口等で提示することで乗
車あるいは搭乗することができるようにした乗物の予約
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やモバイ
ルコンピュータ等の携帯ができ、かつ、インターネット
に接続可能な通信手段を利用して、鉄道や遠距離バスの
座席予約あるいは飛行機や客船の搭乗予約が行えるよう
にした乗物の予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時のモバイル技術の進展により、携帯
電話についても、例えば、iモード(事業者:NTTド
コモグループ)、EZweb(事業者:ツーカー・セル
ラーグループ)、J−スカイウェブ(事業者:Jフォン
グループ)等、インターネット接続機能を備えた携帯電
話が広く普及してきている。そして、このようなインタ
ーネット接続機能を備えた携帯電話で、例えば、各鉄道
会社や航空会社で電車の座席指定券や飛行機の搭乗券の
予約が行えるようなサイトを開設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来における携帯電話を利用しての予約は、単純に予約お
よび決裁のみであって、実際の乗車券(特急、急行等の
座席指定券や着席整理券等を含む)や搭乗券の入手は、
駅や搭乗窓口で行われているため、乗車券や搭乗券を入
手するのに混雑時には相当な時間がかかり、従って、乗
車あるいは搭乗する時間の相当前に窓口に行っていなけ
ればならず、下手をすると乗車できないといった問題が
あった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、携帯電話等の携帯可
能な通信手段によって乗車券や搭乗券の予約が完了する
と、前記通信手段のディスプレー上にバーコード等の予
約データが登録され、この予約データを表示することに
より改札口や搭乗口を通過できるので、駅や搭乗窓口に
行かなくとも乗物に乗ることができる乗物の予約システ
ムを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の乗物の予約シス
テムは前記した目的を達成せんとするもので、請求項1
の手段は、インターネットを利用しての予約時において
予約が完了すると、一定の形式に編集された予約データ
が携帯電話等の携帯可能な通信手段に送信され、この送
信された予約データを乗車口等で提示することで乗車あ
るいは搭乗することができるようにしたことを特徴とす
る。
【0006】また、請求項2の手段は、前記予約完了
時、あるいは、予約データの読込時に予め登録したクレ
ジットカードにより自動決裁を行い、あるいは、前記通
信手段からの入力によって決裁を行うようにしたことを
特徴とする。
【0007】さらに、請求項3の手段は、前記通信手段
に読み込まれた予約データは、列車等の乗り込み口等に
設置された受信機に対して電波として送信されることを
特徴とする。
【0008】また、請求項4の手段は、前記通信手段に
読み込まれた予約データは、列車等の乗り込み口等に設
置されたバーコードリーダーや文字読取装置に対してバ
ーコードあるいは数字等の文字で表示するようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る乗物の予約シ
ステムを鉄道の特急車両における座席予約を携帯電話を
使用して行う場合の実施の携帯を図1のシステムブロッ
ク図と共に説明する。1は携帯電話(PHSを含む)、
2は該携帯電話1によって電話をした近傍に設置され、
携帯電話1よりの電波を受信し携帯電話回線網3を通し
て携帯電話会社におけるインターネットセンタのサーバ
4に接続するための基地局、5は該サーバ4によって選
択された他社のウェブサイト61〜6nに接続するため
のインターネット網である。
【0010】前記携帯電話会社のサーバ4によって選択
された鉄道会社のウェブサイト6nには、鉄道会社の電
車時刻表、列車名称、座席等の所望事項が登録され、か
つ、予約に対する各種の予約画面等が登録されているデ
ータベース6n1と、検索情報データベース6n1にア
クセスし、収拾された入力情報に基づいて所望の情報検
索を行う情報検索処理部6n2と、該情報検索処理部6
n2で得られた検索結果を文字情報や画像、音声等の所
定の形式でインターネット網5を通じて携帯電話1に送
信する検索情報用サーバ6n3とから構成されている。
【0011】次に、携帯電話を使用して座席の予約を行
う場合の操作を図2のフローチャートと共に説明する。
先ず、座席指定券を購入しようとする利用者は、携帯電
話1から携帯電話会社のインターネット用のサーバ4に
アクセスする(ステップS1)。なお、携帯電話1から
の電波は最も近くに設置された基地局2からパケット通
信網等の携帯電話通信網3を介してサーバ4に接続され
る。
【0012】前記サーバ4に接続されると、利用者の携
帯電話の画面にはメニュー画面が表示されるので、この
画面から乗車しようとする鉄道会社のホームページのサ
ーバ6n3を検索し(ステップS2)、かつ、このホー
ムページから予約ページを検索する(ステップS3)。
【0013】予約ページが表示されると、先ず、利用者
のID番号とパスワードの入力画面が表示されるので、
利用者は予め鉄道会社と契約して付与されたID番号と
パスワードをダイヤルキー操作によって入力する(ステ
ップS4)。このID番号とパスワードが前記サーバ6
n3に登録されているかの判断を行うと共に与信確認を
行う(ステップS5)。
【0014】そして、ID番号とパスワードが登録され
ており、かつ、与信確認の結果、事故がないと判定され
ると、サーバ6n3は座席予約画面を携帯電話1に対し
て送信する(ステップS6)。そこで、利用者は送信さ
れた予約画面を見ながら乗車しようとする日時、列車名
および枚数等を入力し、あるいは、予約画面に表示され
る日時、列車名、枚数等を選択して入力を行う(ステッ
プS7)。
【0015】前記予約画面において入力したデータがサ
ーバ6n3に送られると、データベース6n1のデータ
を情報検索処理部6n2が、入力された日時、列車名お
よび座席数が空いているかの検索を行い、その結果、空
きがあると利用者の携帯電話に座席予約完了確認メッセ
ージを送信する(ステップS8)。
【0016】そこで、利用者は前記確認メッセージを読
んで間違いが有るか否かの判断を行い(ステップS
9)、間違いがあると判断した場合には、ステップS6
に戻り予約画面を再送信してもらって新たに予約の操作
を行う(ステップS10)。
【0017】また、間違いがないと判断した場合には、
確認したことの操作を携帯電話から行う(ステップS1
1)。この確認操作が行われると、前記サーバ6n3
は、前記予約に基づいた課金情報から決裁情報を作成し
利用者に送信する(ステップS12)。この情報は利用
者の携帯電話において表示されるので、利用者はクレジ
ットカード、デビットカード等の各種の決裁手段から選
択して決裁情報をサーバ6n3に送信し(ステップS1
3)、全ての予約操作が終了する。
【0018】次に、前記した予約が終了して実際に予約
した列車に乗車する手続について図3のフローチャート
と共に説明する。利用者は駅に着いた時に、再び携帯電
話によって、前記した手順と同様に鉄道会社のホームペ
ージから予約ページにアクセスすると(ステップS2
1)、携帯電話に入力画面が表示されるので、利用者の
ID番号とパスワードを入力する(ステップS22)。
【0019】前記サーバ6n3は入力されたID番号と
パスワードが正しいか否かの判断を行い(ステップS2
3)、正しいと判断すると予約確認画面を送信されるの
で、この予約確認画面(ステップS24)を見て、予約
確認操作を携帯電話から行う(ステップS25)。
【0020】この確認操作が行われると、サーバ6n3
から予約列車番号、座席番号、予約枚数等のデータが携
帯電話1に送信されるので、該携帯電話1内に組み込ま
れているICに前記予約データは記憶される(ステップ
S26)。また、前記予約データは予約列車のサーバに
も送信され記憶される(ステップS27)。
【0021】そして、利用者は乗車時において車両の入
口において携帯電話1を操作して、前記予約データを車
両の入口に設置された受信機に向かって送信して読み込
ませる(ステップS28)。前記受信機は前記列車内の
サーバで記憶した予約データと一致しているかの判定を
行い(ステップS29)、相違する場合にはブザー等を
鳴らして乗車を拒否し(ステップS30)、また、正し
い場合には乗車が行えるようにして全ての動作は終了す
る(ステップS31)。
【0022】なお、鉄道に乗る場合に前記実施の形態で
は乗車券と指定席券が別々の場合にあっては、乗車券で
ホームまで入り、列車に乗る時に指定席券の代わりに携
帯電話を使用して列車に乗り込む場合について説明した
が、乗車券と指定席券を同時に購入した場合には、改札
口でも携帯電話を利用して通過し、かつ、乗車時にも前
記したように列車の入口で携帯電話を利用して乗り込む
ようにしてもよい。
【0023】また、実施の形態では、携帯電話に組み込
まれたICに鉄道会社のサーバから予約データを受信
し、列車に乗るときに携帯から予約データを電波として
入口に設置された受信機で受信する場合について説明し
たが、鉄道会社のサーバから予約データをバーコード化
したもの、あるいは、乗車日時、列車番号、座席番号を
数字で表示可能なデータを携帯電話に送信し、列車に乗
るときに列車に設置されたバーコードリーダーや数字読
取装置に、携帯電話の表示器において表示して前記バー
コードや数字を読み取らせるようにしてもよい。
【0024】さらに、前記した実施の形態にあっては、
予約した決裁を予約申込完了時に行う場合について説明
したが、決裁の時期としては乗車時に予約データを取り
込む時に行ってもよい。
【0025】また、前記した実施の形態にあっては、鉄
道に乗る場合について説明したが、高速バスや航空機、
客船等のように座席指定(着席整理券等も含む)がある
乗物の全てに応用することができ、また、携帯電話に限
定されるものではなく、モバイルコンピュータ等の携帯
が容易で、かつ、インターネットが行える通信手段であ
れば、どのようなものであってもよいことは勿論のこと
である。
【0026】
【発明の効果】本考案は前記したように、インターネッ
トを利用しての予約時において予約が完了すると、一定
の形式に編集された予約データが携帯電話等の携帯可能
な通信手段に送信され、この送信された予約データを乗
車口等で提示することで乗車あるいは搭乗することがで
きるようにしたので、従来のように駅や空港等でのチケ
ットの購入手続が省略できて、スムーズな乗車が行え、
また、通信機器を利用して指定席券等の決裁も行えるの
で、決裁の手間も省ける等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る乗物の予約システムを実施するた
めのシステムブロック図である。
【図2】予約操作を示すフローチャートである。
【図3】乗車時の操作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信手段(携帯電話) 2 基地局 3 携帯電話網 4 携帯電話会社サーバ 5 インターネット網 6 Webサイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 G06K 7/00 G06K 7/00 U G07B 11/00 501 G07B 11/00 501 H04B 7/26 H04B 7/26 M (72)発明者 山口 昌子 東京都港区高輪2−20−20 京浜急行電鉄 株式会社内 (72)発明者 戸来 仁一 東京都品川区西五反田4−31−18 ドコ モ・システムズ株式会社内 (72)発明者 田邉 靖子 東京都品川区西五反田4−31−18 ドコ モ・システムズ株式会社内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 5K067 AA34 AA41 BB04 BB21 DD52 DD53 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 GG11 HH22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを利用しての予約時にお
    いて予約が完了すると、一定の形式に編集された予約デ
    ータが携帯電話等の携帯可能な通信手段に送信され、こ
    の送信された予約データを乗車口等で提示することで乗
    車あるいは搭乗することができるようにしたことを特徴
    とする乗物の予約システム。
  2. 【請求項2】 前記予約完了時、あるいは、予約データ
    の読込時に予め登録したクレジットカードにより自動決
    裁を行い、あるいは、前記通信手段からの入力によって
    決裁を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    乗物の予約システム。
  3. 【請求項3】 前記通信手段に読み込まれた予約データ
    は、列車等の乗り込み口等に設置された受信機に対して
    電波として送信されることを特徴とする請求項1記載の
    乗物の予約システム。
  4. 【請求項4】 前記通信手段に読み込まれた予約データ
    は、列車等の乗り込み口等に設置されたバーコードリー
    ダーや文字読取装置に対してバーコードあるいは数字等
    の文字で表示するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の乗物の予約システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105225275A (zh) * 2015-08-28 2016-01-06 深圳市泰金田科技有限公司 打车软件平台的工作方法
JP2019522304A (ja) * 2016-11-30 2019-08-08 シエル インコーポレイテッド カンパニー リミテッドCiel Inc. Co., Ltd シャトルバス搭乗客を確認するためのシャトルバス搭乗客確認端末、シャトルバス管理システム、及びシャトルバス搭乗客確認方法

Cited By (2)

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