JP2002279106A - コンテンツ管理方法、コンテンツ管理装置およびシステム - Google Patents
コンテンツ管理方法、コンテンツ管理装置およびシステムInfo
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
の結果新たな著作権が生じることもある。そうした観点
からの著作権管理はあまり提案されていない。 【解決手段】 オリジナルのコンテンツを入力し(S1
0)、その著作権情報FCIを取得する(S12)。ユ
ーザに改変権があることが認証で判明すれば(S14の
Y)、コンテンツに対して任意の画像処理、音声処理を
施す(S16)。そうして得られた二次的なコンテンツ
にオリジナルの著作権情報FCIと二次的なコンテンツ
自体の著作権情報を併せて埋め込む(S18)。二次的
コンテンツはオリジナルコンテンツと関連づけられてデ
ータベースへ登録される(S20)。
Description
術に関する。この発明はとくに、コンテンツの著作権を
管理する方法、装置、およびその装置を含むシステムに
関する。
フラの整備、情報機器の普及が相伴って、かつてない量
のデジタルコンテンツが製作され、流通するようになっ
た。デジタルコンテンツは、デジタルゆえの高ノイズ耐
性その他のメリットにより、今後も市場規模を拡大しつ
づけると考えられるが、関係者の悩みは著作権の問題に
ある。すなわち、PC(パーソナルコンピュータ)等の
身近なハードウエアでコンテンツの複製が容易になり、
もはやこの問題の解決なくして、人類文化の健全な発展
は考えられなくなった。
著作権情報を刷り込むウォーターマークの技術が知られ
ている。すなわち、コンテンツが不法にコピーされたと
きでも、オリジナルの著作権者をコンテンツに刷り込ん
でおくことにより、その者の権利を守ろうというもので
ある。
ザが配布を受けて楽しむものであったが、最近はCGを
作成したり、デジタルカメラで芸術性の高い写真を撮影
してホームページで掲載したりするなど、自らコンテン
ツを創る文化が広がりつつある。また、画像処理のツー
ルが普及し、自ら撮影し、またはWebサイト等からダ
ウンロードした画像を加工して利用することも増えた。
本発明はこうした新たな局面に対応するデジタルコンテ
ンツの管理技術を提供するものである。
ンテンツ管理方法に関する。この方法は、オリジナルの
デジタルコンテンツを取得する工程と、そのコンテンツ
に所定の画像処理または音声処理を施す工程と、その処
理によって生成された二次的なコンテンツに、オリジナ
ルのコンテンツに係る第1の著作権情報と、その二次的
なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報とを併せて記
録する工程とを含む。
ルコンテンツを取得する工程と、そのコンテンツに所定
の画像処理または音声処理を施す工程と、その処理によ
って生成された二次的なコンテンツに、オリジナルのコ
ンテンツに係る第1の著作権情報を残したまま、その二
次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報を記録す
る工程とを含む。
する可能性があり、二次的なコンテンツにもそれ固有の
著作権が生じうる。なんらかのオリジナルコンテンツを
画像処理や音声処理によって改変した場合、そのコンテ
ンツの改変権に触れる可能性があり、逆にオリジナルコ
ンテンツの美観要素がほぼ残らないまでの改変であれ
ば、オリジナルコンテンツの著作権はもはやないと判断
できる場合もある。一方、二次的なコンテンツにもそれ
固有の著作権が生じているとすれば、そのコンテンツの
著作権を保護していく仕組みが必要である。
観的な判断は人に委ねるとしても、そのために必要な情
報、ここでは第1の著作権情報と第2の著作権情報をそ
のコンテンツ内外に記録しておくものである。なお、第
1の著作権を記録し、または残すという処理は、積極的
にそうする場合のほか、消極的な場合を含む。すなわ
ち、積極的にその情報を消さない限りそれが記録された
ままになり、または残されているとすれば、そうした処
理の本発明の意図する範囲にある。
作権情報の少なくとも一部がウォーターマークとして前
記二次的なコンテンツに刷り込まれてもよい。このウォ
ーターマークは可視的または可聴的であってもよいし、
そうでなくともよい。すなわち、知覚可能または知覚不
可能の場合両方を含む。また、第2の著作権情報は、前
記処理の内容に関する情報を含んでもよい。たとえば、
画像処理の要素であるカット、スケーリング、回転、色
変更、その他任意の処理を示す情報を含んでもよく、そ
の場合、オリジナルコンテンツとの関係がより明確にな
る。音声の場合も同様である。
処理をなす者がオリジナルのコンテンツの改変権を有す
る者であるか否かを検査する工程と、その処理をなす者
が改変権を有する者である場合に限り、その処理の実行
を許可する工程とを含んでもよい。この態様では、コン
テンツの改変を厳しく運用でき、改変による著作権侵害
を未然に防ぐことができる。
のオリジナルのコンテンツを関連づけてデータベースへ
登録する工程を含んでもよい。この場合、オリジナルコ
ンテンツと二次的なコンテンツの関係がより明確にな
り、著作権管理上有用であるほか、一方の評価の高さが
他方に波及するといった相互作用もありうる。
に関する。この装置は、オリジナルのデジタルコンテン
ツを取得する入力部と、そのコンテンツに所定の画像処
理または音声処理を施す主処理部と、その処理によって
生成された二次的なコンテンツに、オリジナルのコンテ
ンツに係る第1の著作権情報と、その二次的なコンテン
ツ自体に係る第2の著作権情報とを併せて記録する刷込
部とを含む。
ンツを取得する入力部と、そのコンテンツに所定の画像
処理または音声処理を施す主処理部と、その処理によっ
て生成された二次的なコンテンツに、オリジナルのコン
テンツに係る第1の著作権情報を残したまま、その二次
的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報を記録する
刷込部とを含む。
装置に関し、この装置は、オリジナルのコンテンツに所
定の画像処理または音声処理が施された後、その処理に
よって生成された二次的なコンテンツに、オリジナルの
コンテンツに係る第1の著作権情報と、その二次的なコ
ンテンツ自体に係る第2の著作権情報とを併せて記録す
る刷込部を含む。
ツに所定の画像処理または音声処理が施された後、その
処理によって生成された二次的なコンテンツに、オリジ
ナルのコンテンツに係る第1の著作権情報を残したま
ま、その二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情
報を記録する刷込部を含む。
方法に関する。この方法は、オリジナルのデジタルコン
テンツを取得する工程と、そのコンテンツに所定の画像
処理または音声処理を施す工程と、その処理によって生
成された二次的なコンテンツと、オリジナルのコンテン
ツとを関連付けて記録する工程とを含む。前記記録する
工程は、前記オリジナルコンテンツと、前記二次的なコ
ンテンツとに対してそれらの著作権情報を関連付けて記
録してよい。
装置に関する。この装置は、オリジナルのデジタルコン
テンツを取得する入力部と、そのコンテンツに所定の画
像処理または音声処理を施す主処理部と、その処理によ
って生成された二次的なコンテンツと、オリジナルのコ
ンテンツとを関連付けて記録する登録部とを含む。
理するシステムに関する。このシステムは、オリジナル
のコンテンツに処理を施して二次的なコンテンツを生成
するコンテンツ生成装置と、前記二次的なコンテンツを
配信する配信装置とを備え、前記コンテンツ生成装置
は、前記オリジナルのデジタルコンテンツを取得する入
力部と、そのコンテンツに所定の画像処理または音声処
理を施す主処理部と、その処理によって生成された二次
的なコンテンツと、オリジナルのコンテンツとを関連付
けて記録する登録部とを有する。
の配信にともない、配信先に対して課金を行う課金処理
装置を更に備えてよい。このシステムは、前記課金によ
る収益の一部を、前記オリジナルコンテンツの著作権者
に分配する収益管理装置を更に備えてもよい。
方法に関する。この方法は、第1画像と第2画像とを取
得する工程と、前記第1画像と前記第2画像との間で特
異点を用いたマッチングを計算し、それらの画像の間で
画素を単位とする対応点を検出する工程と、検出の結果
を用いて補間計算を行い、前記第1画像と前記第2画像
との間の中間画像を生成する工程と、前記中間画像に著
作権情報を対応付ける工程とを含む。
第1画像および前記第2画像の著作権者、並びに前記中
間画像を作成する処理を行う主体のいずれかを特定する
情報を著作権情報として前記中間画像に対応付けてよ
い。また前記著作権情報を対応付ける工程は、前記中間
画像を作成する処理を行う主体を特定する情報を著作権
情報として前記中間画像に対応付けてもよい。
と、前記中間画像を配信した場合に、配信先に対して課
金を行う工程と、前記課金による収益の一部を、前記第
1画像と前記第2画像の著作権者に分配する工程とを更
に含んでもよい。
素を任意に入れ替え、または組み合わせたものもまた、
本発明の態様として有効である。さらに、そうした処理
の内容を実現するコンピュータプログラム、それを格納
した記録媒体もまた、本発明の態様として有効である。
コンテンツをベースとして二次的なコンテンツが作成さ
れたとき、それら双方のコンテンツに関する管理が望ま
しい。以下、実施の形態では二次的なコンテンツに対し
て、オリジナルコンテンツの著作権情報(以下第1の著
作権情報、またはFCIと略記する)と、二次的なコン
テンツ自体の著作権情報(以下第2の著作権情報、また
はSCIと略記する)をともに刷り込む。
して、本出願人が先に特許第2927350号にて提案
した技術(以下「前提技術」という)を利用する。前提
技術は、2枚のキーフレーム間で特異点を用いたマッチ
ングを計算し、それらの間で画素を単位とする対応点を
検出し、その結果を用いて補間計算を行いキーフレーム
間の中間フレームを生成するものである。このため、キ
ーフレーム間の滑らかな動画やモーフィング画像、視点
変更画像などが生成できる。ここでは、キーフレームを
オリジナルコンテンツと考え、中間フレームを二次的な
コンテンツと見る。
ツ管理装置10の構成を示す。コンテンツ入力部12は
ふたつのキーフレームI1、I2を入力する。第1著作
権情報抽出部14はそれらのキーフレームから第1の著
作権情報FCIを抽出し、これを後述の刷込部24へ送
る。キーフレーム自体は主処理部16に送られる。
セッサであり、それぞれのキーフレームにおいて二次元
的な探索をして特異点を検出し、ふたつのキーフレーム
間で対応しあう画素の組を特定していく。こうして生成
された対応点ファイルMFは対応点ファイル保持部20
へ格納される。
18が併設され、この画像処理を行う者をユーザ識別情
報UIDおよびパスワードPWをもとに認証する。認証
されたユーザが第1の著作権情報FCIに示される著作
権者など、コンテンツの改変が法的に認められる者であ
る場合、認証部18の指示により、主処理部16による
処理が許可される。
ームI1、I2のデータ、およびそれらの間の対応点フ
ァイルMFをもとに、対応しあう画素間でその位置と画
素値、すなわち色について内挿補間を行い、それらキー
フレーム間の任意の時間位置または空間位置における中
間フレームを生成する。生成された中間フレームIiは
刷込部24へ出力される。
と、予め設定された第2の著作権情報SCIを中間フレ
ームIiにウォーターマークとして刷り込む。第2の著
作権情報SCIは、このコンテンツ管理装置10自体に
ソフトウエア的またはハードウエア的に割り振られたI
Dなどでもよいし、このコンテンツ管理装置10を利用
するユーザの情報でもよい。いずれにせよ、著作権情報
が刷り込まれたコンテンツである中間フレームIiは登
録部26の作用によりコンテンツデータベース28に登
録される。登録部26は登録の際、中間フレームIiと
もとのふたつのキーフレームI1、I2を関連づけて登
録しておく。
憶装置など任意の対象に向けて中間フレームIi、また
はそれに関連づけられたキーフレームI1、I2を出力
する。したがって、コンテンツ出力部30は通信機能を
有してもよいし、メモリ制御機能を有してもよいし、表
示制御機能を有してもよい。要するに、目的に応じた構
成であれば足りる。
処理の手順をいくぶん一般化して示すフローチャートで
ある。まずコンテンツ入力部12がオリジナルのコンテ
ンツを入力する(S10)。つづいて、そのコンテンツ
から第1の著作権情報FCIを抽出または取得する(S
12)。つづいて、ユーザの認証を行い(S14)、改
変権があると判断できる場合(S14のY)、主処理部
16による処理を許可する(S16)。改変権があると
判断できない場合またはない場合(S14のN)、処理
を終了する。
なコンテンツに第1の著作権情報FCIと第2の著作権
情報SCIを刷り込み(S18)、登録部26が最終的
にこのコンテンツをオリジナルコンテンツとともにコン
テンツデータベース28へ登録する(S20)。
それぞれ第1のキーフレームI1、第2のキーフレーム
I2、生成された中間フレームIiの画像を示す。同図
のごとく、中間フレームIiはふたつのキーフレームI
1、I2の間の画像である。第1のキーフレームI1、
第2のキーフレームI2には、それぞれオリジナルの著
作権情報、すなわち第1の著作権情報FCIa、FCI
bが刷り込まれ、中間フレームIiには、これに加え第
2の著作権情報SCIが併記されている。さらに中間フ
レームIiには、オリジナルコンテンツに加えた処理の
内容を示す情報PROCが記述されている。
報SCIの例は、その創作者、頒布権者その他の著作権
または関連する権利の所有者、創作日時、創作の場所、
コンテンツのタイトル、オリジナルデータのフォーマッ
ト、著作権に関する宣言、例えば著作権を放棄する条
件、その他の書誌事項である。
細、たとえばカラーバランスの調整、モノクロ化、フィ
ルタリング、解像度ダウン、エッジ強調、実施の形態の
ような補間処理、マニュアル編集の概要、CGと実写の
合成その他の合成などである。音声も同様、既知の任意
の技術であってよい。
長い記述になるので、予め処理要素をコード化して書き
込んでもよい。例えば、ハイパスフィルタリングは「H
PF」など、30°回転は「ROT+30」などであ
る。こうした処理要素をコンテンツ管理装置10におい
て実際になされる処理のログファイルから取得し、これ
を第2の著作権情報SCIに盛り込んでもよい。
たが、本発明は以上の内容に限定されるものではなく、
以下のような変形技術もある。
なしたが、いずれか外部で画像処理がなされた後の二次
的なコンテンツを取得し、これに第1の著作権情報FC
Iと第2の著作権情報SCIを刷り込んでもよい。
しない構成であってもよく、その場合、刷込部24に対
して第1の著作権情報FCIとして何もデータが送られ
なくともよい。このとき、刷込部24は第2の著作権情
報SCIのみを書き込むことになる。この態様のメリッ
トは、まずオリジナルコンテンツに第1の著作権情報F
CIが存在しない場合にも矛盾が生じないことと、仮に
存在しても、それを積極的に消去する処理を行わない以
上、ある程度高い確率でそれが残ることに期待できるこ
とにある。
して画像マッチングと中間画像の生成を考えたが、これ
は当然任意の処理であってよく、画像処理に限らず任意
の音声処理でもよい。たとえば、映画の一部をカットし
たり、楽曲のアレンジを変えたりする処理でもよく、要
するにオリジナルコンテンツと異なる二次的なコンテン
ツが生成されればよい。
出部14は第1の著作権情報FCIをオリジナルコンテ
ンツの中から抽出したが、オリジナルコンテンツがコン
テンツデータのほかにヘッダデータ等の管理領域を含む
場合、その管理領域から取得してもよく、つまりコンテ
ンツデータ自体から取得するとは限らない。ネットワー
ク等を経由して、オリジナルコンテンツとはまったく別
のルート(図示せず)で取得することもありうる。
のデータ自体に著作権情報を直に埋め込む必要はなく、
そのコンテンツの管理領域や、そのコンテンツに関連す
るサイトの関連するデータ領域に格納するなど、運用の
柔軟性は高い。
が、これは当然動画があってもよい。例えば、登場人物
を動物に置換して生成される新たな映画などは好適な例
である。また、静止画像を動画に変えたり、動画をその
イメージや周波数をもとに音楽に変換したりするなど、
コンテンツとしてのデータフォーマットがまったく変更
される場合であってもよい。
装置10は、第1の著作権情報FCIと第2の著作権情
報SCIとを二次的なコンテンツに刷り込んで著作権を
管理することとした。しかし、ビジネス的な観点からい
うと必ずしもそのような管理が好ましいとは限らない。
例えば、著作権者Aのオリジナルコンテンツを使って二
次的なコンテンツを作成した場合、そのコンテンツの著
作権の少なくとも一部は、著作権者Aと二次的なコンテ
ンツの作成主体との協議により決まる性質をもちうる。
その協議によっては、二次的なコンテンツの著作権の管
理を作成主体のみに委託することもありうる。このよう
な場合には、二次的なコンテンツに第1の著作権情報F
CIが刷り込まれていないほうが好都合な場合もある。
こうした、実際の運用に合うように二次的なコンテンツ
の著作権を管理できる装置を次に説明する。
ンツ管理装置100の構成図である。本図で図1を用い
て説明した機能ブロックと同一の符号を付した構成は、
図1の機能ブロックと同一の機能を有する。登録部10
2は、中間画像生成部22により生成された中間フレー
ムIiと、第2の著作権情報SCIとを対応付けてコン
テンツデータベース104に登録する。第2の著作権情
報SCIは、中間フレームIiの著作権情報であり、オ
リジナルコンテンツの著作権者及び作成主体の少なくと
も一方を著作権者とする情報であってよい。
者間での協議により決められる。第2著作権情報データ
ベース106は、その協議により決められた第2の著作
権情報SCIとオリジナルコンテンツの著作権者とを対
応付けて保持する。登録部102は、第1著作権情報抽
出部14で抽出された第1の著作権情報FCIに示され
る著作権者に対応付けられた第2の著作権情報SCI
を、第2著作権情報データベース106から読み出し中
間フレームIiに対応付ける。これにより、中間フレー
ムIiを作成するために利用したオリジナルコンテンツ
の第1の著作権情報FCIに基づいて、登録部102は
自動的に第2の著作権情報SCIを中間フレームIiに
対応付けることができる。中間フレームIiを作成する
ためには、2つのキーフレームが必要になるが、第1の
キーフレームと第2のキーフレームの著作権者が異なる
こともある。第2著作権情報データベース106は、こ
うした場合の第2の著作権情報SCIも保持する。
の著作権情報SCIをウォーターマークとして刷り込ん
でもよいし、中間フレーム本体とは別に第2の著作権情
報SCIをコンテンツデータベース104に登録しても
よい。更に登録部102は、中間フレームIiの作成に
利用したキーフレームを中間フレームIiに関連付けて
登録してもよい。例えば、登録部102は、中間フレー
ムIiに第2の著作権情報SCIをウォーターマークと
して刷り込み、キーフレームを中間フレームIiに対応
付けて登録してもよい。要は、中間フレームの配信先に
は、その著作権者として第2の著作権情報SCIを示せ
るように、その中間フレームの作成に係る関係者に利益
の分配ができるように、登録部102はデータを登録す
る。
なコンテンツを管理するシステム150の構成図であ
る。コンテンツ管理システム150を構成する各機能ブ
ロックはそれぞれネットワーク168に接続している。
オリジナルコンテンツ格納部166a及び166bは、
オリジナルコンテンツを保持し、それぞれ著作権者が異
なる。中間画像生成装置152は、例えば、図4のコン
テンツ管理装置100であり、オリジナルコンテンツ格
納部166a、166bからオリジナルコンテンツを取
得して二次的なコンテンツ(以下、二次コンテンツとい
う)を生成する。中間画像生成装置152は、生成した
二次コンテンツをネットワーク168を介して中間画像
格納部154に格納する。また中間画像生成装置152
は、オリジナルコンテンツの著作権情報と、二次コンテ
ンツの著作権情報とを二次コンテンツを特定する情報に
対応付けて著作権データベース160に格納する。
覧するユーザが利用する端末である。配信サーバ156
は、ユーザ端末164からの要求に応じて中間画像格納
部154に格納されている二次コンテンツを配信する。
そして、配信サーバ156は、二次コンテンツを配信し
たことを課金サーバ162に通知する。課金サーバ16
2は、配信先のユーザに対して課金処理を行う。収益管
理サーバ158は、配信した二次コンテンツに対応付け
られた著作権情報に基づいて、関連する著作権者に収益
の一部を分配する。これにより、著作権を管理したうえ
で二次的なコンテンツの配信ができる。また、オリジナ
ルコンテンツの著作権者、二次的なコンテンツの著作権
者にも利益が分配される仕組みが確立されるので、コン
テンツ流通業界全体の活性化につながる。
の構成図である。
の処理手順を示すフローチャートである。
1の実施の形態においてコンテンツに書き込まれる著作
権情報を示す図である。
の構成図である。
を管理するシステムの構成図である。
部、 14 第1著作権情報抽出部、 16 主処理
部、 18 認証部、 24 刷込部、 26 登録
部、 28 コンテンツデータベース。
Claims (27)
- 【請求項1】 オリジナルのデジタルコンテンツを取得
する工程と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報と、その
二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報とを併
せて記録する工程と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 【請求項2】 オリジナルのデジタルコンテンツを取得
する工程と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報を残した
まま、その二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権
情報を記録する工程と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 【請求項3】 前記第1の著作権情報と第2の著作権情
報の少なくとも一部がウォーターマークとして前記二次
的なコンテンツに刷り込まれる請求項1、2のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項4】 前記第2の著作権情報は、前記処理の内
容に関する情報を含む請求項1から3のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項5】 前記処理に先立ち、その処理をなす者が
オリジナルのコンテンツの改変権を有する者であるか否
かを検査する工程と、 その処理をなす者が改変権を有する者である場合に限
り、その処理の実行を許可する工程と、 を含む請求項1から4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 前記二次的なコンテンツとそのオリジナ
ルのコンテンツを関連づけてデータベースへ登録する工
程をさらに含む請求項1から5のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項7】 オリジナルのデジタルコンテンツを取得
する入力部と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
主処理部と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報と、その
二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報とを併
せて記録する刷込部と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理装置。 - 【請求項8】 オリジナルのデジタルコンテンツを取得
する入力部と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
主処理部と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報を残した
まま、その二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権
情報を記録する刷込部と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理装置。 - 【請求項9】 前記第1の著作権情報と第2の著作権情
報の少なくとも一部がウォーターマークとして前記二次
的なコンテンツに刷り込まれる請求項7、8のいずれか
に記載の装置。 - 【請求項10】 前記第2の著作権情報は、前記処理の
内容に関する情報を含む請求項7から9のいずれかに記
載の装置。 - 【請求項11】 前記処理に先立ち、その処理をなす者
がオリジナルのコンテンツの改変権を有する者であるか
否かを検査し、改変権を有する者である場合に限り、そ
の処理の実行を許可する認証部をさらに含む請求項7か
ら10のいずれかに記載の装置。 - 【請求項12】 前記二次的なコンテンツとそのオリジ
ナルのコンテンツを関連づけてデータベースへ登録する
登録部をさらに含む請求項7から11のいずれかに記載
の装置。 - 【請求項13】 オリジナルのコンテンツに所定の画像
処理または音声処理が施された後、その処理によって生
成された二次的なコンテンツに、オリジナルのコンテン
ツに係る第1の著作権情報と、その二次的なコンテンツ
自体に係る第2の著作権情報とを併せて記録する刷込部
を含むことを特徴とするコンテンツ管理装置。 - 【請求項14】 オリジナルのコンテンツに所定の画像
処理または音声処理が施された後、その処理によって生
成された二次的なコンテンツに、オリジナルのコンテン
ツに係る第1の著作権情報を残したまま、その二次的な
コンテンツ自体に係る第2の著作権情報を記録する刷込
部を含むことを特徴とするコンテンツ管理装置。 - 【請求項15】 取得されたオリジナルのデジタルコン
テンツに所定の画像処理または音声処理を施す工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報と、その
二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権情報とを併
せて記録する工程と、 をコンピュータに実行せしめるコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項16】 取得されたオリジナルのデジタルコン
テンツに所定の画像処理または音声処理を施す工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツに、オ
リジナルのコンテンツに係る第1の著作権情報を残した
まま、その二次的なコンテンツ自体に係る第2の著作権
情報を記録する工程と、 をコンピュータに実行せしめるコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項17】 オリジナルのデジタルコンテンツを取
得する工程と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツと、オ
リジナルのコンテンツとを関連付けて記録する工程と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 【請求項18】 前記記録する工程は、前記オリジナル
コンテンツと、前記二次的なコンテンツとに対してそれ
らの著作権情報を関連付けて記録することを特徴とする
請求項17に記載のコンテンツ管理方法。 - 【請求項19】 オリジナルのデジタルコンテンツを取
得する入力部と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
主処理部と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツと、オ
リジナルのコンテンツとを関連付けて記録する登録部
と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理装置。 - 【請求項20】 オリジナルのコンテンツに処理を施し
て二次的なコンテンツを生成するコンテンツ生成装置
と、 前記二次的なコンテンツを配信する配信装置と、 を備え、 前記コンテンツ生成装置は、 前記オリジナルのデジタルコンテンツを取得する入力部
と、 そのコンテンツに所定の画像処理または音声処理を施す
主処理部と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツと、オ
リジナルのコンテンツとを関連付けて記録する登録部
と、 を有することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 【請求項21】 前記二次的なコンテンツの配信にとも
なう課金を行う課金処理装置を更に備えることを特徴と
する請求項20に記載のコンテンツ管理システム。 - 【請求項22】 前記課金による収益の一部を、前記オ
リジナルコンテンツの著作権者に分配する収益管理装置
を更に備えることを特徴とする請求項21に記載のコン
テンツ管理システム。 - 【請求項23】 取得されたオリジナルのデジタルコン
テンツに所定の画像処理または音声処理を施す工程と、 その処理によって生成された二次的なコンテンツと、オ
リジナルのコンテンツとを関連付けて記録する工程と、 をコンピュータに実行せしめるコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項24】 第1画像と第2画像とを取得する工程
と、 前記第1画像と前記第2画像との間で特異点を用いたマ
ッチングを計算し、それらの画像の間で画素を単位とす
る対応点を検出する工程と、 検出の結果を用いて補間計算を行い、前記第1画像と前
記第2画像との間の中間画像を生成する工程と、 前記中間画像に著作権情報を対応付ける工程と、 を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 【請求項25】 前記著作権情報を対応付ける工程は、
前記第1画像および前記第2画像の著作権者、並びに前
記中間画像を作成する処理を行う主体のいずれかを特定
する情報を著作権情報として前記中間画像に対応付ける
ことを特徴とする請求項24に記載のコンテンツ管理方
法。 - 【請求項26】 前記著作権情報を対応付ける工程は、
前記中間画像を作成する処理を行う主体を特定する情報
を著作権情報として前記中間画像に対応付けることを特
徴とする請求項24に記載のコンテンツ管理方法。 - 【請求項27】 前記中間画像を配信する工程と、 前記中間画像を配信した場合に、配信先に対して課金を
行う工程と、 前記課金による収益の一部を、前記第1画像と前記第2
画像の著作権者に分配する工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項24から26のいず
れかに記載のコンテンツ管理方法。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009230397A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Yahoo Japan Corp | テンプレートの利用に係る利用収益還元サーバ、方法及びプログラム |
WO2010068449A3 (en) * | 2008-11-25 | 2010-09-10 | Media Rights Technologies, Inc. | Enhancing copyright revenue generation |
JP7127922B1 (ja) | 2022-05-11 | 2022-08-30 | 株式会社PocketRD | コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理プログラム |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003953A patent/JP4033288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2010068449A3 (en) * | 2008-11-25 | 2010-09-10 | Media Rights Technologies, Inc. | Enhancing copyright revenue generation |
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JP2023167313A (ja) * | 2022-05-11 | 2023-11-24 | 株式会社PocketRD | コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理プログラム |
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