JP2002278314A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002278314A
JP2002278314A JP2001076745A JP2001076745A JP2002278314A JP 2002278314 A JP2002278314 A JP 2002278314A JP 2001076745 A JP2001076745 A JP 2001076745A JP 2001076745 A JP2001076745 A JP 2001076745A JP 2002278314 A JP2002278314 A JP 2002278314A
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JP2001076745A
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Hiroshi Matsumoto
浩 松本
Mikihiko Takada
幹彦 高田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機構が簡単で、部品点数が少なく、組立性が良
好で、しかも厚紙の通紙性に優れ転写紙の分離性が良
く、画像にじみが発生しないようにする。 【解決手段】感光体41上のトナー像を転写部44に案
内された転写紙Pに転写するようにした画像形成装置に
おいて、転写紙Pを転写部44上の感光体41に案内す
るためのガイド板52と、ガイド板52と転写部44を
一体に組み付けたユニット54と、ユニット54の転写
部下方に設けられ、転写部44及びガイド板52を感光
体41側に付勢する付勢手段55とを備えた画像形成装
置とした。これにより、転写紙Pの厚さに対応してガイ
ド板52及びユニット54が揺動して転写紙Pをスムー
ズに感光体41側に搬送することができ、また転写部4
4の既存の付勢手段55を利用するため、新規の部品の
発生がなく、機構が簡単で、部品点数が少なく、組立性
を良好にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイド板と転写部
を一体に組み付けたユニットと、ユニットの転写部下方
に設けられ、転写部及びガイド板を感光体側に付勢する
付勢手段とを備えることにより、転写紙の厚さに対応し
てガイド板及びユニットが揺動して転写紙をスムーズに
感光体側に搬送することができ、これにより、転写部の
既存の付勢手段を利用するため、新規の部品の発生がな
く、機構が簡単で、部品点数が少なく、組立性を良好に
することができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成部が構成された画像形成装置に
おいては、図6に示すように、原稿画像を帯電した感光
体ドラム71上に潜像として記録し、現像装置によって
該潜像をトナーにより現像する。レジストローラ72で
同期が採られた後に、ガイド板73に案内されて感光体
ドラム71の面に沿って搬送されてくる転写紙Pには転
写部74の転写極74aにより電荷を与えると共に除電
ランプ77によって除電露光して該転写紙Pにトナー粒
子を吸引転写させ、この後転写紙Pを分離極75aを有
する分離部75により感光体ドラム71から分離し、搬
送機構78で搬送後、トナー像の定着を行う。これによ
り、トナー像を転写紙Pに複写することができる。
【0003】ガイド板73は、転写紙Pが感光体ドラム
71表面の所定位置にスムーズに進入密着するように湾
曲形成されている。円柱状のコロ80は、図示せぬ軸受
を介して保持部材82に保持され、ガイド板73の開口
部から突出するように配置される。すなわち、ガイド板
73はコロ80を介して保持部材82に回動可能に取り
付けられている。ガイド板73の一端部と取付板部83
の間にはバネ84が取り付けられ、ガイド板73を感光
体ドラム71側へ付勢している。これにより、転写紙P
が厚紙であっても、転写紙Pの厚さに対応してガイド板
73が揺動してかつコロ80の作用で転写紙Pを感光体
ドラム71側へ搬送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な画像形成装置では、転写紙Pを搬送する上である程度
の搬送抵抗が発生すると、その力でガイド板73が回動
され押し下げられる機構を採用しているが、この方式で
は、機構が複雑になり、部品点数が増加し、組み立て工
数の増加とコストアップをもたらすという問題があっ
た。
【0005】また、上述のような反転現像方式では、感
光体ドラム71が転写電荷と逆極性に帯電されるため、
転写紙Pの感光体ドラム71への静電吸着力を強める方
向に働き、正転現像方式と比較して分離性が劣る。そこ
で、転写分離時に転写紙の裏から感光体ドラム71を露
光し除電している。露光位置としては、転写位置、分離
位置、転写から分離の中間位置が考えられるが、分離と
同時に露光するのでは時間的に遅く、十分な分離性能が
得られない。転写から分離の中間位置の場合、転写極と
分離極の間に露光スペースが必要で、転写・分離極が大
きくなり、広いスペースが必要で、大型化しコストがア
ップするという問題があった。そこで、一般に、転写極
74aの背面に除電ランプ77を設け、転写時に露光を
行っている。
【0006】しかしながら、除電ランプ77の光はある
程度拡散するため、転写進入部で転写紙Pが感光体ドラ
ム71に接触していない領域にも光があたり、この領域
のドラム電位が低下して、トナーの感光体ドラム71へ
の拘束力がなくなって、トナー画像が散りやすく、画像
にじみが発生しやすくなる。
【0007】そこで、本発明は、機構が簡単で、部品点
数が少なく、組立性が良好で、しかも厚紙の通紙性に優
れ転写紙の分離性が良く、画像にじみが発生しないよう
にした画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、感光体上のトナー像を転写部に案内された転写紙
に転写するようにした画像形成装置において、前記転写
紙を前記転写部上の前記感光体に案内するためのガイド
板と、前記ガイド板と前記転写部を一体に組み付けたユ
ニットと、前記ユニットの転写部下方に設けられ、転写
部及びガイド板を前記感光体側に付勢する付勢手段とを
備えていることを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る画像形成装置では、転写紙が
厚紙であっても、転写紙の厚さに対応してガイド板及び
ユニットが付勢手段の付勢力に抗して揺動し、転写紙を
スムーズに感光体側に搬送することができる。これによ
り、転写部の既存の付勢手段を利用するため、新規の部
品の発生がなく、機構が簡単で、部品点数が少なく、組
み立てが容易で、組立性を良好にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明に係る
画像形成装置の実施の形態の一例を説明する。図1は本
発明に係る画像形成装置の画像形成部の構成例を示す図
である。本発明は、ガイド板52と転写部44と分離部
45を一体に組み付けたガイド転写分離ユニット54
と、ガイド転写分離ユニット54の転写部44と分離部
45の下方に設けられた付勢部材55,55とにより、
転写紙Pの厚さに対応してガイド板52及びガイド転写
分離ユニット54が付勢部材55,55の付勢力に抗し
て揺動し、転写紙Pをスムーズに感光体ドラム41側に
搬送することができ、これにより、転写部44と分離部
45の既存の付勢部材を利用するため、新規の部品の発
生がなく、機構が簡単で、部品点数が少なく、組立性を
良好にするものである。
【0011】図1において、画像形成部3には転写紙P
にトナー像を転写するための感光体である感光体ドラム
41が設けられ、この感光体ドラム41の下方には転写
紙Pにトナー像を転写するための転写極44aを有する
転写部44と、感光体ドラム41から転写紙Pを分離さ
せるための分離極45aを有する分離部45とが配置さ
れている。
【0012】転写紙Pはレジストローラ51,51で同
期がとられた後にガイド板52を介して感光体ドラム4
1に搬送される。ガイド板52の裏面全体を覆うように
遮光部材53が付設されている。
【0013】ガイド板52、転写部44及び分離部45
は一体に組み付けられ、ユニットであるガイド転写分離
ユニット54が形成されている。ガイド転写分離ユニッ
ト54のガイド板52側の端部には孔54aが開けら
れ、ガイド転写分離ユニット54はこの孔54aを介し
て下方のレジストローラ51の軸51aに回動可能に支
持されている。ガイド転写分離ユニット54の転写部4
4及び分離部45の下方部位にはそれぞれ付勢手段であ
る付勢部材55,55が下方向に向けて付設され、その
下端は取付板部7上に固定されている。すなわち、ガイ
ド転写分離ユニット54は、一端がレジストローラ51
の軸51aに回動可能に支持されると共に、他方が付勢
部材55,55により感光体ドラム41側に付勢され、
ガイド板52も感光体ドラム41側に付勢されるように
なっている。
【0014】なお、付勢部材55の付勢力は、転写紙P
がガイド板52と感光体ドラム41の間を通過するとき
転写紙Pの厚みによりガイド板52を押し下げる力より
弱くなるように設定されていることが好ましい。これに
より、転写紙Pが厚紙であっても、転写紙Pの厚さに対
応してガイド板52及びガイド転写分離ユニット54が
付勢部材55,55の付勢力に抗して揺動し、転写紙P
をスムーズに感光体ドラム41側に搬送することができ
る。この際、転写部44はレジストローラ51の軸51
aを支点として回転する方向に押し下げられるので、転
写極44aの位置変化を最小にすることができ、良好に
転写紙Pへ転写でき、感光体ドラム41と転写極44a
との位置変化が大きいことによる画質の低下を抑えるこ
とができる。
【0015】ガイド転写分離ユニット54の転写部44
の下方には図示せぬ支持部材を介して除電ランプ56が
上方に向けて取り付けられている。除電ランプ56は、
例えば感光体ドラム41の軸方向に沿って配列されたL
EDアレイからなり、発光された光ビームが転写部44
の底部に穿設された小開口44bを通過して感光体ドラ
ム41側に照射されるようになっている。この際、除電
ランプ56から発光された光ビームはガイド板52にも
照射されるが、ガイド板52の裏面は遮光部材53で覆
われているため、転写紙が接触していない部分の感光体
ドラム41が露光しないようにして、画像にじみを防ぐ
ことができる。
【0016】ガイド転写分離ユニット54の転写紙Pの
搬送方向下流側には、転写部44及び分離部45を通過
した転写紙Pを搬送するための搬送機構57と定着部5
8が設けられている。感光体ドラム41のガイド転写分
離ユニット54より時計方向側には、感光体ドラム41
上に残ったトナーを取るためのクリーニング部59と、
感光体ドラム41上の−帯電を除電するための帯電前除
電ランプ60が設けられている。
【0017】次に、本発明に係る画像形成装置1の画像
形成部3とその周辺部の構成例について説明する。画像
形成装置1は図3に示すように、原稿dの画像を読み取
るための画像取得部2と、ガイド転写分離ユニット54
を有する画像形成部3とを備えている。画像取得部2に
あっては自動原稿給紙装置(ADF)4及び画像読み取
り部5を有している。
【0018】自動原稿給紙装置4はセットされた複数の
原稿dを1枚ずつ給紙し、その原稿dを所定の位置に載
置するためのもので、原稿載置部11,ローラ12a,
12b、ローラ13、反転ローラ14、反転部15及び
排紙皿16で構成されている。画像読み取り部5は第1
のプラテンガラス21、第2のプラテンガラス22、光
源23,ミラー24,25,26、結像光学系27、C
CD撮像装置28及び図示しない光学駆動系で構成され
ている。画像形成部3は感光体ドラム41、帯電部4
2、現像部43、ガイド転写分離ユニット54、クリー
ニング部59、帯電前除電ランプ60、搬送機構57及
び定着部58で構成されている。
【0019】例えば、原稿載置部11には原稿の表面を
上にした状態で、複数枚の原稿dが載置されている。そ
して、図示しないADF制御部によってローラ12a及
びローラ12bが駆動されると、これらのローラ12a
及びローラ12bを介して繰り出された原稿dの1枚目
がローラ13を介して搬送される。
【0020】このとき、図示しない読み取り制御部の制
御を受けて、画像読み取り部5の光源23から原稿dの
画像面に光が照射される。この反射光はミラー24,2
5,26によって案内され、その反射光が結像光学系2
7を介してCCD撮像装置28に取り込まれる。これに
より、CCD撮像装置28の受光面に原稿dの画像が結
像される。
【0021】ここで、プラテンガラス21上に原稿dの
読み取り面を下に向けた状態で、その原稿dが原稿載置
部11に載置された場合には光学駆動系はプラテンガラ
ス21に沿って、画像読み取り部5を走査することでC
CD撮像装置28に取り込まれる。そして、読み取られ
た原稿dの画像取得信号はCCD撮像装置28から画像
書き込み部30に出力される。
【0022】一方、転写紙Pが積載されている給紙カセ
ット40A又は40Bから、転写紙Pが繰り出されて画
像形成部3に給送される。転写紙Pはその入り口のロー
ラ61を経てレジストローラ51で同期が採られた後に
感光体ドラム41に、より近接する。
【0023】この状態で、画像書き込み部30内では、
画像データに応じたレーザ光がレーザダイオードから感
光体ドラム41上へ照射されるので、この感光体ドラム
41に原稿dの静電潜像が形成される。この静電潜像は
現像部43で現像された後に、感光体ドラム41上にト
ナー像として形成される。
【0024】このトナー像は感光体ドラム41の下部に
設けられた転写部44によって転写紙Pに転写される。
このとき、転写紙Pは感光体ドラム41に吸着される。
そして、感光体ドラム41に吸着された転写紙Pは分離
部45によって感光体ドラム41から分離される。その
後、感光体ドラム41から分離された転写紙Pは搬送機
構57を介して定着部58に送出され、トナー像が熱と
圧力とにより定着される。これにより、転写紙Pに原稿
の画像が形成される。その後、転写紙Pは排出ローラ6
2により機外に排出される。
【0025】このように構成された画像形成部3の動作
について、図1を用いて説明する。均一帯電された感光
体ドラム41の表面に画像が照射され、現像部43によ
り反転現像され、トナー像が形成される。次に、転写部
44の転写極44aによる転写紙Pの裏面のコロナ帯電
及び除電ランプ56による感光体ドラム41の表面の除
電露光がなされてトナー像が転写され、引き続き分離部
45による転写紙Pの裏面の除電が行われて感光体ドラ
ム41から分離される。
【0026】この際、図2に示すようにガイド転写分離
ユニット54のガイド板52は、付勢部材55,55に
より感光体ドラム41側に付勢されるようになっている
ので、転写紙Pが厚紙P1であっても、転写紙Pの厚さ
に対応してガイド板52が揺動して転写紙Pをスムーズ
に感光体ドラム41側に搬送することができる。
【0027】一般に、除電ランプ56からの光はある程
度拡散するため、転写部44の前の転写進入部で転写紙
Pが感光体ドラム41に接触していない領域にも光が当
たり、感光体ドラム41のその領域の電位が低下し、そ
のためトナーの感光体ドラム41への拘束力が弱まり、
トナー画像が散りやすく、画像にじみが発生しやすくな
る。ここでは、ガイド板52の裏面を遮光部材53で覆
ったため、除電ランプ56からの光が、感光体ドラム4
1の転写紙と接触していない部分を照射し露光するのを
防ぐことができる。
【0028】図4は除電ランプとガイド板の配置例を示
す図である。図4(a)は分離部65背面から除電ラン
プ66を照射した従来例1を示す図である。除電ランプ
66からの光は感光体ドラム41の分離部65上方部分
に照射されるが、感光体ドラム41の転写部64上方部
分には照射されず、またガイド板67は転写部64に進
出しない位置に配置されている。
【0029】図4(b)は転写部64背面から除電ラン
プ66を照射した従来例2を示す図である。除電ランプ
66からの光は感光体ドラム41の転写部64上方部分
に照射されるが、感光体ドラム41の分離部65上方部
分には照射されず、またガイド板67は転写部64に進
出しない位置に配置されている。
【0030】図4(c)は転写部44背面から除電ラン
プ56を照射する本実施例を示す図である。除電ランプ
56からの光は感光体ドラム41の転写部44上方部分
に照射されるが、感光体ドラム41の分離部45上方部
分には照射されず、またガイド板52の先端は転写部4
4に進出するように配置されている。
【0031】図5は図4に示す従来例1、従来例2、本
実施例、及び転写同時露光用の除電ランプを設けない場
合の性能比較図である。転写同時露光用の除電ランプを
設けない場合には、分離性は×で、転写紙50枚中1枚
以上、紙詰まりがあり、「にじみ」は○で、「にじみ」
は全く認められなかった。これは、除電ランプを設けな
かったため、分離性が悪化したためである。
【0032】図4(a)に示す従来例1では、分離性は
△で、転写紙50枚中1枚も紙詰まりはないが、ドラム
に巻き付くようにして転写され、「にじみ」は○で、
「にじみ」は全く認められなかった。これは、分離部6
5背面から除電ランプ66を照射したのでは、分離と同
時に露光することになり、露光のタイミングが遅いた
め、分離性があまりよくないためである。
【0033】図4(b)に示す従来例2では、分離性は
○で、転写紙50枚すべて紙詰まりはないが、「にじ
み」は×で、「にじみ」が明らかに認められた。これ
は、転写部64背面から除電ランプ66を照射したので
は、転写進入部で転写紙Pが感光体ドラム41に接触し
ていない領域にも光があたり、その領域のドラム電位が
低下して、トナー画像が散りやすく、トナーの感光体ド
ラム41への拘束力が低下して、画像にじみが発生する
ためである。
【0034】図4(c)に示す本実施例では、分離性は
○で、転写紙50枚すべて紙詰まりはなく、「にじみ」
は○で、「にじみ」は全く認められなかった。これは、
ガイド板52の先端は転写部44に進出するように配置
されると共に、ガイド板52の裏面が遮光部材53で覆
われているため、除電ランプ56からの光が、感光体ド
ラム41の転写紙と接触していない部分を照射し露光す
るのを防ぐことができ、感光体ドラム41のその領域の
電位が低下してトナーの感光体ドラム41への拘束力が
弱まることはなく、画像にじみの発生を確実に防止でき
るためである。
【0035】従って、ガイド転写分離ユニット54のガ
イド板52は、付勢部材55,55により感光体ドラム
41側に付勢されるようになっているので、転写紙Pが
厚紙であっても、転写紙Pの厚さに対応してガイド板5
2が揺動して転写紙Pをスムーズに感光体ドラム41側
に搬送することができる。転写極44aと分離極45a
の既存の付勢部材55,55を利用するため、新規の部
品の発生がなく、機構が簡単で、部品点数が少なく、組
み立て工数が増加することはなく、組立性が良好な画像
形成装置を実現できる。
【0036】また、ガイド板52の先端は転写部44に
進出するように配置され、ガイド板52の裏面が遮光部
材53で覆われているため、除電ランプ56からの光
が、感光体ドラム41の転写紙と接触していない部分を
照射し露光するのを防ぐことができ、転写紙Pの分離性
が良好であると共に、画像にじみの発生を確実に防止す
ることができる。
【0037】なお、上述実施の形態では、ガイド板52
の裏面全体を覆うように遮光部材53が付設されている
としたが、これに限らず、ガイド板52の裏面の少なく
とも先端部に遮光部材53が付設されているとしてもよ
く、またガイド板52と遮光部材53が一体に成形され
ているとしてもよい。ガイド転写分離ユニット54は、
一端がレジストローラ51の軸51aに回動可能に支持
されているとしたが、これに限定されるわけではなく、
他の支持部材に回動可能に支持されているとしてもよい
ことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイド板と転写部を一体に組み付けたユニットと、ユニ
ットの転写部下方に設けられ、転写部及びガイド板を感
光体側に付勢する付勢手段とを備えているので、転写紙
の厚さに対応してガイド板及びユニットが揺動して転写
紙を、特に厚紙を、スムーズに感光体側に搬送すること
ができ、これにより、転写部の既存の付勢手段を利用す
るため、新規の部品の発生がなく、機構が簡単で、部品
点数が少なく、組立性を良好にすることができる。
【0039】転写部で感光体を光照射で除電する除電ラ
ンプが設けられ、ガイド板の裏側の少なくとも先端部が
遮光部材で覆われている場合には、除電ランプからの光
が、感光体の転写紙と接触していない部分を照射し露光
するのを防ぐことができ、感光体のその領域の電位が低
下してトナーの感光体への拘束力が弱まることはなく、
転写紙の分離性が良好であると共に、画像にじみが発生
するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の構成
例を示す図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の構成例を示す図で
ある。
【図4】除電ランプとガイド板の配置例を示す図であ
る。
【図5】図4に示す配置例の性能比較図である。
【図6】従来の画像形成装置の画像形成部の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
1・・・画像形成装置 2・・・画像取得部 3・・・画像形成部 4・・・自動原稿給紙装置 5・・・画像読み取り部 41・・・感光体ドラム(感光体) 44・・・転写部 44a・・・転写極 45・・・分離部 45a・・・分離極 51・・・レジストローラ 51a・・・軸 52・・・ガイド板 53・・・遮光部材 54・・・ガイド転写分離ユニット(ユニット) 55・・・付勢部材(付勢手段) 56・・・除電ランプ d・・・原稿 P・・・転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 CB07 JA04 2H200 FA13 FA17 GA23 GA66 GB02 HA12 HB03 HB32 HB37 JA02 JB12 JB16 JB17 JB20 KA02 KA07 KA09 LA03 LA08 LA12 LA17 LA24 LA38 3F101 FA01 FB04 FC12 FC16 FE02 LA01 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上のトナー像を転写部に案内され
    た転写紙に転写するようにした画像形成装置において、 前記転写紙を前記転写部上の前記感光体に案内するため
    のガイド板と、 前記ガイド板と前記転写部を一体に組み付けたユニット
    と、 前記ユニットの転写部下方に設けられ、転写部及びガイ
    ド板を前記感光体側に付勢する付勢手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段の付勢力を、前記転写紙が
    前記ガイド板と前記感光体の間を通過するとき転写紙の
    厚みによりガイド板を押し下げる力より弱くしたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニットが前記ガイド板の転写紙搬
    送方向上流側を支点として回動可能であることを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写部で前記感光体を光照射で除電
    する除電ランプが設けられ、前記ガイド板の裏側の少な
    くとも先端部が遮光部材で覆われていることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド板と遮光部材が一体で成形さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
JP2001076745A 2001-03-16 2001-03-16 画像形成装置 Pending JP2002278314A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275312A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US6954605B2 (en) * 2002-10-10 2005-10-11 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device having casing with elastic member
US9778612B2 (en) 2015-04-30 2017-10-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including charge removing needle and light irradiator

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