JP2002278135A - トナー及びそれを用いる画像形成方法 - Google Patents

トナー及びそれを用いる画像形成方法

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JP2002278135A
JP2002278135A JP2001074915A JP2001074915A JP2002278135A JP 2002278135 A JP2002278135 A JP 2002278135A JP 2001074915 A JP2001074915 A JP 2001074915A JP 2001074915 A JP2001074915 A JP 2001074915A JP 2002278135 A JP2002278135 A JP 2002278135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着性、耐熱保存性、フィルミング性、スペ
ント性及びトナー飛散性の改善された、優れた画像形成
用トナー及び画像形成方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも樹脂成分、着色剤及びワック
スを有するトナーであって、該ワックスが、カルナウバ
ワックス、ライスワックス及び合成エステルワックスの
うちから選択される1種以上であり、しかも下記式で表
されるワックス円形度が0.67以上である画像形成用
トナー。 ワックス円形度=ワックス粒子面積/( ワックス粒子最
大長)2 ×4/π (式中、ワックス円形度は平均値で表したワックス粒子
の長径/短径の差(歪み)を表す形状指数で、ワックス
粒子面積はワックス粒子の投影面積を意味し、ワックス
粒子最大長はワックス粒子の最大直径を意味する。) 前記ワックスの平均粒径は100〜500μm、前記樹
脂成分がポリエステル樹脂を含有することが好ましい。
上記トナーを用いる画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真を用いた
画像形成に用いられるトナーおよび該トナーを用いる画
像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭49−23910号公
報、及び特公昭43−24748号公報等に各種の方法
が記載されているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次い
で該潜像を乾式トナーを用いて現像し、紙等にトナー像
を転写したのち、加熱、加圧等により定着し、コピーを
得るものである。
【0003】電気的潜像を現像する方式には大別して、
絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散させ
た現像剤を用いる液体現像方式とカスケード法、磁気ブ
ラシ法、パウダークラウド法等のように天然または合成
樹脂にカーボンブラック等の着色剤を分散したトナーを
用いる乾式現像方式があり、乾式現像方式には一成分現
像方式とキャリアを用いる二成分現像方式がある。
【0004】トナー像を転写紙上に加熱定着する方法と
しては、大別して接触定着法と非接触定着法があり、前
者は加熱ローラ定着、ベルト定着、後者はフラッシュ定
着、オーブン(雰囲気)定着があげられる。加熱ローラ
定着方式はトナー像と加熱ローラが直接接触するため、
極めて熱効率の良い定着方式であり装置も小型化できる
ため、広く一般に用いられている。
【0005】しかしながら、近年省エネルギー化がます
ます進み、定着を行わない待機時には熱源を切るような
場合がある。このような定着装置に用いられるトナーは
従来のトナーとは比較にならないほどの低温定着化が求
められている。また、印字速度の高速化も進んでおり、
これに伴い定着時間も短くなって来ており、益々トナー
の低温定着化が求められている。この問題を解決する技
術として、従来よりいくつかの提案がなされている。
【0006】例えば、第2743476号公報には、ポ
リエステル樹脂と極性基を有するワックスから成る芯粒
子を樹脂被覆し、ポリエステル樹脂とワックスの溶融粘
度を規定したロール定着用トナーが、特開平3−122
661号公報、特開平4−85550号公報、特公平8
−16804号公報には、特定のポリエステル樹脂と離
型剤から成り、ポリエステル樹脂の80〜120℃にお
ける溶融粘度と溶融粘度と温度のグラフの傾きと特定の
離型剤の溶融粘度を規定したフィルム定着用トナーが記
載されている。特公平8−12459号公報には、特定
のポリエステル樹脂と離型剤から成り、ポリエステル樹
脂の80〜120℃における溶融粘度と溶融粘度と温度
のグラフの傾きと特定の離型剤の溶融粘度を規定したフ
ィルム定着用カプセルトナーが、特公平7−82250
号公報には、特定のポリエステル樹脂と有機金属化合
物、離型剤を含有し、ポリエステル樹脂の120〜15
0℃における溶融粘度と溶融粘度と温度のグラフの傾き
と特定の離型剤の溶融粘度を規定したフィルム定着用ト
ナーが、特公平7−72809号公報には、110〜1
30℃で測定された溶融粘度と温度の関係式を規定した
スチレン−アクリル樹脂から成るトナーが、特開平10
−246989号公報には、特定の荷電制御剤を含有
し、平均粘度勾配を規定したトナーが考案されている。
また、特開平6−161144号公報、同6−1611
45号公報には、ワックスが結着樹脂と相溶しない状態
で、実質的に球形及び/又は紡鐘形で島状に分散したト
ナーが考案されている。
【0007】しかしながら、省エネルギー化、高速化は
ますます進み、従来の技術では充分な定着性を得ること
が困難である。また、トナーを低温定着化する場合、樹
脂成分の溶融粘度を下げることが一般的に行われてい
る。しかしながら、樹脂成分の溶融粘度を下げると、ト
ナーの混練時の溶融粘度が低下するため、定着性改良の
ため添加しているワックスと樹脂成分の分散が悪くな
り、混練後のトナー中のワックスの分散径が大きなもの
となる。この混練後のトナーを粉砕すると、ワックス−
樹脂成分の界面で粉砕されるため、トナー粒子表面に露
出するワックス量が増えてしまう。また、フリーのワッ
クスも多く存在するようになる。これらの現象は定着性
には良い結果となるが、ワックス成分が感光体や帯電付
与部材に付着して、それぞれの性能を著しく低下させて
しまう。この現象を前者は感光体フィルミングと呼び、
後者をスペントと呼び、画像品質を極めて悪化させる現
象である。
【0008】感光体フィルミングが発生すると、感光体
露光部の電位が充分に低下しないため、地汚れが発生す
る。また、画像部の濃度も低くなりプアな画像となって
しまう。また、キャリアスペントが発生すると、現像剤
の帯電量が変化する。帯電量が上昇した場合は、画像濃
度が低下する。また、帯電量が低下した場合は、地汚
れ、現像部よりにトナー飛散が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定着性、耐
熱保存性、フィルミング性、スペント性及びトナー飛散
性の改善された、優れた画像形成用トナー及び画像形成
方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも樹
脂成分、着色剤およびワックスを有するトナーであっ
て、該ワックスが、カルナウバワックス、ライスワック
スおよび合成エステルワックスのうちから選択される1
種以上であり、しかも下記式で表されるワックスの円形
度が0.67以上であることを特徴とする画像形成用ト
ナーおよびそれを用いる画像形成方法を提供するもので
ある。ワックスの円形度=ワックス粒子面積/( ワック
ス粒子最大長)2 ×4/π(式中、ワックスの円形度は
平均値で表したワックス粒子の長径/短径の差(歪み)
を表す形状指数であり、ワックス粒子面積とはワックス
粒子の投影面積を意味し、ワックス粒子最大長とはワッ
クス粒子の最大直径を意味する。)
【0011】また、本発明は、前記ワックスの平均粒径
が100〜500μmであることを特徴とする画像形成
用トナーおよびそれを用いる画像形成方法を提供するも
のである。さらに、本発明は、前記樹脂成分が、ポリエ
ステル樹脂を含有することを特徴とする上記画像形成用
トナーおよびそれを用いる画像形成方法を提供するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる定着装置の例
は図1に示されるものである。1は定着ローラ、2は加
圧ローラをそれぞれ表している。定着ローラ1は、アル
ミニウム、鉄、ステンレス又は真鍮のような、高熱伝導
体から構成された金属シリンダー3の表面にRTV、シ
リコンゴム、テトラフルオロエチレン- パーフルオロア
ルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)のようなオフセット防止層4が被
覆されている。定着ローラ1の内部には、加熱ランプ5
が配置されている。加圧ローラ2の金属シリンダー6は
定着ローラ1と同じ材質が用いられる場合が多く、その
表面にはPFA、PTFAなどのオフセット防止層7が
被覆されている。また、必ずしも必要ではないが、加圧
ローラ2の内部には加熱ランプ8が配置されている。定
着ローラと加圧ローラは図示してはいないが、両端のバ
ネにより圧接され回転する。この定着ローラ1と加圧ロ
ーラ2の間にトナー像Tの付着支持体S(紙などの転写
紙)を通過させて定着を行う。
【0013】本発明に用いられる定着装置は、定着ロー
ラの金属シリンダーの厚みを薄くすることにより、定着
ローラの温度立ち上がり特性を改善することができる
が、強度の問題があるため限界がある。好ましい金属シ
リンダーの厚みは、用いる材料の強度、熱伝導率により
異なるが0.2〜3.0mmが好ましい。
【0014】また、定着ローラと加圧ローラ間に加える
荷重(面圧)は0.5×105 Pa以上であることが好
ましい。面圧はローラ両端に加えられる荷重をローラ接
触面積で割った値である。ローラ接触面積は、定着可能
温度まで加熱したローラ間にOHP用紙のような、加熱
により表面性の大きく変化するシートを通過させ、途中
で停止し数10秒間保持した後排出し、表面性の変化し
た箇所の面積を求める。ローラー面圧は、高い方がトナ
ー像の定着には有利であるが、前記定着ローラの金属シ
リンダーの厚みを極端に薄くした定着装置では、ローラ
の歪みを招くため大荷重は加えられない。
【0015】本発明のトナーは、少なくとも樹脂成分、
着色剤及びワックスを混練して得られるトナーであっ
て、該ワックスが、カルナウバワックス、ライスワック
スおよび合成エステルワックスのうちから選択される1
種以上であり、しかも下記式で表されるワックスの円形
度が0.67以上とする実質的に球形であることを特徴
とする。 ワックスの円形度=ワックス粒子面積/( ワックス粒子
最大長)2 ×4/π 本発明では、ワックス成分が実質的に球形であることが
重要である。ワックス成分が球形の場合、混練される時
にワックス粒子が受ける力が均一に働くため、分散径が
均一となる。ワックス粒子が不定形の場合、混練される
時に受ける力が不均一に働くため、分散径が不均一とな
り分散径がブロードとなってしまう。
【0016】なお、ここで「ワックス成分が実質的に球
形である」とは、ワックス粒子の円形度が0.67以上
の状態を示す。すなわち、 ワックスの円形度=ワックス粒子面積/( ワックス粒子
最大長)2 ×4/π≧0.67 である。ここで、ワックスの円形度は平均値で表したワ
ックス粒子の長径/短径の差(歪み)を表す形状指数
で、ワックス粒子面積とは、ワックス粒子の投影面積
を、またワックス粒子最大長とはワックス粒子の最大直
径をそれぞれ意味する。円形度はワックス形状が球に近
いほど1.0に近づく。ワックス円形度の測定は、反射
型走査電子顕微鏡、光学顕微鏡により撮影されたワック
ス粒子の写真画像を画像解析装置ルーゼックスIII U
(株式会社ニレコ)を用い画像解析により求める。
【0017】また、実質的に球形であるワックス粒子の
製造方法は、熱溶融したワックス成分を小径ノズルより
吐出し瞬時に冷却する、いわゆる溶融スプレー法により
作ることができる。この時のノズル径、溶融粘度などに
より、ワックス粒子の粒径をコントロールすることがで
き、溶融温度は100〜200℃の範囲が適当である。
なお、本発明のワックス粒子の形状は実質的に球状であ
ることが必要であるが、混練され微分散された後のトナ
ー中のワックスの形状は、必ずしも球形である必要はな
く、形状は限定されない。
【0018】また、本発明ではワックス成分としてカル
ナウバワックス、ライスワックス及び合成エステルワッ
クスのうちから選択される少なくとも1種を用いること
が重要である。カルナウバワックスはカルナウバヤシの
葉から得られる天然のワックスであるが、特に遊離脂肪
酸脱離した低酸価タイプのものが結着樹脂中に均一分散
が可能であるので好ましい。ライスワックスは米糠から
抽出される米糠油を精製する際に、脱ろうまたはウィン
タリング工程で製出される粗ろうを精製して得られる天
然ワックスである。合成エステルワックスは単官能直鎖
脂肪酸と単官能直鎖アルコールからエステル反応で合成
される。
【0019】これらのワックス成分は単独または併用し
て使用される。ワックス成分の添加量は0.5〜10重
量部が好ましい。また、本発明では、カルナウバワック
ス、ライスワックス、合成エステルワックスの平均粒径
が100〜500μmであることが重要である。ワック
ス成分はトナー中に均一に、しかも所望の粒径で分散し
ていることが極めて望ましい。好ましい分散径としては
0.1〜5μm程度である。しかしながら、原材料のワ
ックス粒子は、通常不定形の場合が多く、また粒径分布
も非常に広いものが多い。このようなワックス成分を用
いたトナーはワックス分散径が不均一となり、0.01
〜50μm程度の粒径分布となってしまう。本発明の球
形ワックス成分を100〜500μmにすることで、所
望する分散径とすることが可能となる。ワックス成分の
平均粒径が500μm以上の場合、トナー中の分散径が
大きくなり、フィルミング性、スペント性及び耐熱保存
性が悪化する。また、ワックス成分の平均粒径が100
μm以下の場合、トナー中の分散径が小さくなり、低温
定着性、オフセット性が悪化する。なお、ワックス成分
のトナー中の分散径は、トナーの透過型走査電子顕微鏡
により撮影されたワックス粒子の写真画像を画像解析装
置ルーゼックスIII U(株式会社ニレコ)を用い画像解
析により求める。
【0020】本発明で使用される結着樹脂としては従来
公知の樹脂が全て使用可能である。例えば、スチレン、
ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロスチレン
共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−
ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、
スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸
共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α
−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン
系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体
または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油
樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブ
チラート樹脂などが挙げられる。これらの単独使用も可
能であるが、二種類以上併用しても良い。これら樹脂の
製造方法も特に限定されるものではなく、塊状重合、溶
液重合、乳化重合、懸濁重合いずれも使用できる。
【0021】しかしながら、本発明では結着樹脂として
ポリエステル樹脂を含有することが特に有用である。ポ
リエステル樹脂は一般的に他の樹脂に比べ、耐熱保存性
を維持したまま低温定着が可能であるため、本発明には
適した結着樹脂である。また、ポリエステル樹脂はワッ
クス成分である、カルナウバワックス、ライスワックス
及び合成エステルワックスとの相溶性が優れるため、ワ
ックス成分の分散径をコントロールし易いことが判明し
た。本発明で用いられるポリエステル樹脂は、アルコー
ルとカルボン酸との縮重合によって得られる。使用され
るアルコールとしては、例えば、エチレングリコール、
ジエングリコール、トリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール等のグリコール類、1、4−ビス(ヒドロ
キシメタ)シクロヘキサン、及びビスフェノールA等の
エーテル化ビスフェノール類、その他二価のアルコール
単量体、三価以上の多価アルコール単量体を挙げること
ができる。カルボン酸としては、例えば、マレイン酸、
フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
コハク酸、マロン酸等の二価の有機酸単量体、1、2、
4−ベンゼントリカルボン酸、1、2、5−ベンゼント
リカルボン酸、1、2、4−シクロヘキサントリカルボ
ン酸、1、2、4−ナフタレントリカルボン酸、1、
2、5−ヘキサントリカルボン酸、1、3−ジカルボキ
シル−2−メチレンカルボキシプロパン、1、2、7、
8−オクタンテトラカルボン酸等の三価以上の多価カル
ボン酸単量体を挙げることができる。ポリエステル樹脂
のTgは58〜75℃が好ましい。ポリエステル樹脂の
含有量は結着樹脂全体の10〜100重量%が好まし
い。
【0022】また、本発明では無機微粒子を添加するこ
とも可能である。無機微粒子としてはシリカ及び酸化チ
タン微粉末が特に有用であり、併用することも可能であ
る。高流動性を付与することを主目的する場合には、疎
水化処理シリカあるいはルチル型微粒子酸化チタンとし
て、平均一次粒径が0.001〜1μm、好ましくは
0.005〜0.1μmの範囲ものから適宜選択でき、
特に有機シラン表面処理シリカあるいはチタニアが好ま
しく、通常0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜2重
量%の割合で使用される。
【0023】また、シリカ、酸化チタン微粉末以外の無
機無粉末も併用可能である。使用可能な無機微粉末とし
ては、酸化アルミニウム類、脂肪族金属塩などを例示す
ることができる。
【0024】本発明のトナーにおいては、極性を制御す
るために、極性制御を配合することが可能である。この
場合の極性制御剤としては、例えば、ニグロシン系染
料、四級アンモニウム塩、アミノ基含有のポリマー、含
金属アゾ染料、サリチル酸の錯化合物、フェノール化合
物などが挙げられる。
【0025】本発明に使用される着色剤としては、従来
からトナー用着色剤として使用されてきた顔料及び染料
の全てが適用される。具体的には、カーボンブラック、
ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコオイルブルー、オイルブラック、アゾ
オイルブラックなど特に限定されない。着色剤の使用量
は1〜10重量部、好ましくは3〜7重量部である。
【0026】また本発明のトナーを磁性一成分トナーと
して用いる場合は、酸化鉄、マグネタイト、フェライト
などの磁性微粉末を添加することができる。
【0027】本発明のトナーの製造方法は、従来公知の
方法でよく、結着樹脂、ワックス成分、着色剤、その他
場合によっては、荷電制御剤等をミキサー等を用いて混
合し、熱ロール、エクストルーダー等の混練機を用い混
練した後、冷却固化し、これをジェットミル等の粉砕で
粉砕し、その後分級して得られる。
【0028】トナーの粒径としては、5〜10μmが望
ましい。トナー粒径が大きいと、得られる画像の解像力
が悪くなる。また、小さすぎるとトナー流動性の低下を
招く。表1と表2に本発明に使用されるトナーの粒径分
布の一例を示す。なお、測定はCoulter MUL
TISIZER IIeを使用した。なおアパーチャー径
は100μmである。上記トナーに無機無粉末を添加す
るにはスーパーミキサー、ヘンシェルミキサーなどの混
合機を用いる。また、例えば、本発明のトナーを二成分
系乾式トナーとして使用する場合に混合して使用するキ
ャリアとしては、ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、
ジルコン、シリカ等を主成分とする、粒径30〜500
μm程度の粉末、または、該粉末を芯材としてスチレン
−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリフッ化ビニリデン系樹脂等をコーティングした
ものから適宜選択して使用可能である。本発明の画像形
成方法おいては、上記のトナーを用いることにより、優
れた画像を形成することができる。
【0029】(実施例)以下実施例により本発明を説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。実施例では非磁性一成分トナーを例示しているが、
磁性一成分トナー、二成分(ブラック、フルカラー)ト
ナーに使用することも可能である。
【0030】 (実施例1) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス (溶融スプレー法:平均粒径600μm、円形度0.75) 5重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、本発明のトナーを得た。下記評
価方法に基づいて、本トナーの定着性、耐熱保存性、フ
ィルミング性、スペント性、トナー飛散の評価を行っ
た。その結果を表3〜表7に示す。
【0031】定着性の評価方法 図1に示される構成の定着器(面圧:1.5×105
a.S)をimagioMF6550(株式会社リコー
製)に装着し、ヒーター温度を振ってコピーを行い定着
画像を得る。定着後の画像にメンデイングテープ(3M
社製)を貼り、一定の圧力を掛けた後、ゆっくり引き剥
がす。その前後の画像濃度をマクベス濃度計により測定
し、次式にて定着率を算出する。定着ローラの温度を段
階的に下げて、下記式で示す定着率が80%以下となる
ときの温度を定着温度とする。 定着率(%)=テープ付着画像濃度/画像濃度×100
【0032】耐熱保存性の評価方法 50ccのガラス容器にトナーを充填し、60℃の恒温
槽に4時間放置する。このトナーを室温に冷却し、針入
度試験(JIS K2235−1991)にて針入度を
測定する。この値が大きいほど耐熱保存性が優れてい
る。
【0033】フィルミング性、スペント性、トナー飛散
の評価方法 リコー製複写機imagio6550にて、連続10万
枚(印字率6%)コピーを行いスタート、1万枚、3万
枚、5万枚、10万枚時のフィルミング性、スペント
性、トナー飛散を評価する。 (1)フィルミング性:感光体表面を目視観察。全くフ
ィルミングがなく初期と変わらない状態を「5」とし、
以下フィルミングの状態により4,3,2,最悪を
「1」とする。なお「2」は画像に影響が出始める状態
を指す。 (2)スペント性:現像剤をブローオフしたキャリアの
重量をW1とし、このキャリアを溶剤に浸し、キャリア
表面に付着した物質を取り除いてキャリアを乾燥させた
重量をW2とする。 スペント性(%)=(W1−W2)/W1×100 で求める。 (3)トナー飛散:imagio6550の正面扉の内
側に白紙(マクベス反射濃度0.07)を張り付け、飛
散状態をマクベス反射濃度で測定する。
【0034】 (実施例2) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 86重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 ライスワックス(溶融スプレー法:平均粒径80μm、円形度0.80) 4重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0035】 (実施例3) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 87重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 合成エステルワックス(重合法:平均粒径50μm、円形度0.88) 3重量部 以上それぞれの処方で2軸エクストルーダーを用いて混
練し、粉砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘ
ンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエ
ロジル)0.5重量%を混合し、本発明のトナーを得
た。本トナーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0036】 (比較例1) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 低分子ポリプロピレン(平均粒径600μm、円形度0.85) 5重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、比較例のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0037】 (比較例2) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 85重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス(粉砕法:平均粒径600μm、円形度0.50) 5重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、比較例のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0038】 (実施例4) (トナー処方) スチレン−n- ブチルメタクリレート共重合体 85重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス (溶融スプレー法:平均粒径200μm、円形度0.67) 5重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径7.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
1.0重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0039】 (実施例5) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 86重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 ライスワックス(溶融スプレー法:平均粒径120μm、円形度0.82 ) 4重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0040】 (実施例6) (トナー処方) スチレン−ブチルアクリレート共重合体 87重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 合成エステルワックス(重合法:平均粒径480μm、円形度0.85 ) 3重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径8.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
0.5重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0041】 (実施例7) (トナー処方) ポリエステル樹脂 60重量部 スチレン−ブチルアクリレート共重合体 25重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 カルナウバワックス (溶融スプレー法:平均粒径200μm、円形度0.75) 5重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径7.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
1.0重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0042】 (実施例8) (トナー処方) ポリエステル樹脂 30重量部 スチレン−ブチルアクリレート共重合体 56重量部 カーボンブラック(三菱化成 #44) 8重量部 荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 2重量部 ライスワックス(溶融スプレー法:平均粒径150μm、円形度0.72) 2重量部 カルナウバワックス (溶融スプレー法:平均粒径300μm、円形度0.89) 2重量部 以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて混練し、粉
砕、分級し重量平均粒径7.5μmとした後ヘンシェル
ミキサーを用い、シリカ(R−972日本アエロジル)
1.0重量%を混合し、本発明のトナーを得た。本トナ
ーの評価結果を表3〜表7に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】
【発明の効果】本発明においては、定着性、耐熱保存性
に優れ、さらにフィルミング性、スペント性、トナー飛
散性が改善された画像形成方法及びそれに用いるトナー
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法に用いる定着装置の要部
構成例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 金属シリンダー(定着ローラ) 4 オフセット防止層(定着ローラ) 5 加熱ランプ(定着ローラ) 6 金属シリンダー(加圧ローラ) 7 オフセット防止層(加圧ローラ) 8 加熱ランプ(加圧ローラ) T トナー像 S 付着支持体(転写紙)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂成分、着色剤およびワッ
    クスを有するトナーであって、該ワックスが、カルナウ
    バワックス、ライスワックスおよび合成エステルワック
    スのうちから選択される1種以上であり、しかも下記式
    で表されるワックスの円形度が0.67以上であること
    を特徴とする画像形成用トナー。 ワックスの円形度=ワックス粒子面積/(ワックス粒子
    最大長)2 ×4/π (式中、ワックスの円形度は平均値で表したワックス粒
    子の長径/短径の差(歪み)を表す形状指数であり、ワ
    ックス粒子面積はワックス粒子の投影面積を意味し、ワ
    ックス粒子最大長はワックス粒子の最大直径を意味す
    る。)
  2. 【請求項2】 前記ワックスの平均粒径が、100〜5
    00μmである請求項1に記載の画像形成用トナー。
  3. 【請求項3】 前記樹脂成分が、ポリエステル樹脂を含
    有する請求項1または2に記載の画像形成用トナー。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの画像形成用
    トナーを用いることを特徴とする画像形成方法。
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