JP2002277949A - カメラ固定具 - Google Patents

カメラ固定具

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JP2002277949A
JP2002277949A JP2001076759A JP2001076759A JP2002277949A JP 2002277949 A JP2002277949 A JP 2002277949A JP 2001076759 A JP2001076759 A JP 2001076759A JP 2001076759 A JP2001076759 A JP 2001076759A JP 2002277949 A JP2002277949 A JP 2002277949A
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JP
Japan
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screw
camera
knob
spring
resin
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JP2001076759A
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English (en)
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Yasuo Nakazawa
保雄 中澤
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に構成できるカメラ固定具を提供する。 【解決手段】 カメラを固定する被固定体のカメラ固定
面11aから出入り自在とされてカメラのネジ穴14と
螺合するネジ31と、カメラ固定面11aと反対面側に
位置されてネジ31を回転させるツマミ32と、帯状体
が繰り返し折り返されて延長された形状とされてツマミ
32とネジ31とを連結し、ネジ31をカメラ固定面1
1aから突出する方向に付勢するバネ33とよりなるも
のとし、それらネジ31、ツマミ32、バネ33を一体
に樹脂成形する。単一部品によって構成でき、組み立て
は不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば三脚などの
被固定体にカメラを固定するために、被固定体側に設け
られるカメラ固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ本体の底面には三脚固定用のネジ
穴(雌ネジ)が一般に設けられており、このネジ穴を使
用してカメラを三脚に固定したり、あるいは充電器や他
の機器との接続用アダプタ、通信用ボックス等をカメラ
に装着固定するといったことが行われている。このよう
な三脚などの被固定体へのカメラの固定は被固定体側に
設けられたカメラ固定具を使用して行われ、この固定具
はカメラのネジ穴と螺合するネジ(雄ネジ)を具備する
ものとなっている。
【0003】図4はこの種の固定具の従来構造を示した
ものであり、図4Aは固定具が被固定体に取り付けられ
ている状態を示している。図中、11はカメラ固定面1
1aを構成する被固定体の天板部を示し、12は被固定
体の底板部を示す。また、13はカメラ底面を示し、1
4はカメラ底面に設けられているネジ穴を示す。カメラ
固定具20はネジ21とツマミ22とコイルバネ23と
ストッパピン24とによって構成されている。ネジ21
はカメラのネジ穴14と螺合するネジ部21aと、その
基端に設けられたフランジ21bと、そのフランジ21
bのネジ部21aと反対面の軸心上に設けられた軸部2
1cとよりなるものとされ、軸部21cの先端には径方
向に貫通孔21dが形成されている。
【0004】ツマミ22は円板状基部22aと、その外
面側に形成されたツマミ部22bと、基部22aの内面
側に形成された円筒部22cとよりなるものとされる。
円筒部22cには互いに180°をなす位置に一対のス
リット22dが基部22aから所定の高さまで形成さ
れ、そのスリット22dの上端位置において内周面に段
部22eが設けられて小径部22fが形成されている。
なお、円筒部22cの外周面には一対のフック22gが
突設されている。カメラ固定具20の組み立てはネジ2
1の軸部21cにコイルバネ23を挿通させて装着し、
その軸部21cの先端をツマミ22の円筒部22c及び
その小径部22fに挿入してストッパピン24を一対の
スリット22dに通して貫通孔21dに挿通させること
によって行われ、これによりネジ21は円筒部22cに
対し、その軸方向に移動可能に係合される。なお、コイ
ルバネ23の一端はフランジ21bと弾接し、他端は円
筒部22c内に設けられている段部22eと弾接され
る。
【0005】カメラ固定具20の被固定体への配置は、
天板部11に形成した段付き穴15の段部15aにネジ
21のフランジ21bを当接させてネジ部21aをカメ
ラ固定面11a上に突出させ、一方ツマミ22を底板部
12に形成した開口16に位置させて、その基部22a
と一対のフック22gとによって底板部12を挟み込む
構造とする。ネジ21はコイルバネ23によってカメラ
固定面11aから突出する方向に付勢されると共に、カ
メラ固定面11aから出入り自在とされ、つまりコイル
バネ23の弾性力に抗してネジ21を押圧することによ
り、カメラ固定面11aまで押し込まれるものとなる。
一方、ツマミ22は軸方向の動きが阻止されて回転自在
に底板部12に取り付けられる。
【0006】上記のようにして取り付けられたカメラ固
定具20はカメラがカメラ固定面11aに載置され、そ
のネジ穴14の位置にネジ21が一致するまではカメラ
底面13によってネジ21が押し込まれている状態とな
り、ネジ穴14の位置に一致するとネジ21は突出して
ネジ穴14と係合する。従って、この状態でツマミ22
を回すことにより、ネジ21はネジ穴14と螺合し、カ
メラがカメラ固定面11aに固定されるものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな構造を有する従来のカメラ固定具20はネジ21、
ツマミ22、コイルバネ23及びストッパピン24とい
った4つの部品によって構成されており、部品点数が多
く、その点で組み立てにも時間がかかり、コスト的に問
題があるものとなっていた。この発明の目的はこの問題
に鑑み、部品点数を削減し、安価に構成できるようにし
たカメラ固定具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、カメラを固定するために被固定体に設けられるカメ
ラ固定具は、被固定体のカメラ固定面から出入り自在と
されてカメラに設けられているネジ穴と螺合するネジ
と、被固定体のカメラ固定面と反対面側に位置されてネ
ジを回転させるツマミと、帯状体が繰り返し折り返され
て延長された形状とされてツマミとネジとを連結し、ネ
ジをカメラ固定面から突出する方向に付勢する樹脂製バ
ネとよりなるものとされる。
【0009】請求項2の発明では請求項1の発明におい
て、ツマミが樹脂製とされてバネと一体成形される。請
求項3の発明では請求項1の発明において、ネジ及びツ
マミが樹脂製とされてバネと一体成形される。請求項4
の発明では請求項1の発明において、ネジはネジ部とそ
の基端に一体形成されたフランジとよりなり、そのフラ
ンジのネジ部と反対面の周縁にネジ部の軸方向と平行に
伸長する一対の脚がフランジと一体形成されて突設さ
れ、それら脚と係合して脚を上記軸方向に移動自在に案
内するガイド穴を備えた一対のガイドがツマミの内面側
にツマミと一体形成されて設けられる。
【0010】請求項5の発明では請求項4の発明におい
て、ネジ及び脚が樹脂製とされてバネと一体成形され
る。請求項6の発明では請求項4の発明において、ツマ
ミ及びガイドが樹脂製とされてバネと一体成形される。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものであり、この例ではカメラ固定具30は
ネジ31とツマミ32とバネ33とを備え、これらが一
体に樹脂成形されてなる単一部品とされる。ネジ31は
カメラ底面13に設けられているネジ穴14と螺合する
ネジ部31aと、その基端に形成されたフランジ31b
とよりなり、ツマミ32は円板状基部32aと、その外
面側に形成されたツマミ部32bと、基部32aの内面
側に形成された一対のフック32cとよりなるものとさ
れる。
【0012】バネ33は所定の幅及び厚さを有する帯状
体が繰り返し折り返されて延長された形状を有するもの
とされ、その一端側は先端面がネジ31のフランジ31
bの内面に接続され、他端側は先端から最初の折り返し
部に至る部分がツマミ32の基部32aの内面に接続さ
れた構造とされ、このバネ33を介してネジ31とツマ
ミ32とが連結されている。ツマミ32に設けられてい
る一対のフック32cは図1Bに示したようにL字状を
なすものとされ、バネ33を挟んで対向配置されてい
る。
【0013】このカメラ固定具30の被固定体への取り
付けは図4に示した従来のカメラ固定具20と同様に行
われ、即ち被固定体の天板部11の段付き穴15の段部
15aにネジ31のフランジ31bを当接させ、被固定
体の底板部12の開口16にツマミ32を位置させて、
基部32aと一対のフック32cとによって底板部12
を挟み込むことによって行われる。ネジ31は従来と同
様、バネ33によってカメラ固定面11aから突出する
方向に付勢されると共に、カメラ固定面11aから出入
り自在とされ、一方ツマミ32は底板部12に回転自在
に配置され、このツマミ32を回すことによってネジ3
1が回転し、カメラ底面13のネジ穴14にネジ31が
螺合されるものとなる。
【0014】この図1に示したカメラ固定具30によれ
ば、単一部品によって構成されているため、組み立て工
程は不要となり、また樹脂成形品のため、極めて安価に
製造することができる。なお、成形樹脂としては例えば
ポリカーボネイト樹脂等が用いられる。上述した例では
カメラ固定具30は一体成形品とされ、つまりネジ3
1、ツマミ32及びバネ33は全て樹脂製とされている
が、例えばバネ33のみを樹脂製とし、ネジ31及びツ
マミ32を金属製としてもよい。
【0015】図2はこのような構成を有するカメラ固定
具34を示したものであり、バネ33とネジ31及びツ
マミ32との連結は図に示したようにそれぞれフランジ
31bに形成した凹部31c及び基部32aに形成した
凹部32dにバネ33の端部を圧入することによって行
われる。なお、バネ33とツマミ32とを一体成形して
樹脂製とし、ネジ31のみ金属製としてもよい。図3は
ツマミ32を回した時にバネ33がねじれないように、
つまりバネ33にねじり応力が生じないようにした例を
示したものである。
【0016】この例ではネジ31のフランジ31bの内
面(ネジ部31aと反対面)に一対の脚35が突設さ
れ、一方ツマミ32の基部32aの内面側に一対のガイ
ド36が設けられる。一対の脚35はフランジ31bの
周縁の互いに180°をなす位置に、ネジ部31aの軸
方向と平行に伸長されて形成され、一対のガイド36は
これら脚35と係合して脚35をネジ部31aの軸方向
に移動自在に案内するガイド穴36aを具備するものと
される。
【0017】一対の脚35及び一対のガイド36はそれ
ぞれフランジ31b及び基部32aと一体形成され、こ
の例では一対のガイド36の互いの外側面に、底板部1
2への取り付け用のフック36bが一体形成されて突設
されている。この図3に示したカメラ固定具37によれ
ば、ネジ31に一体形成された脚35がツマミ32に一
体形成されたガイド穴36aに収容されているため、ツ
マミ32とネジ31との相対的な回転が阻止されるもの
となっており、よってバネ33のねじれが防止されるも
のとなっている。
【0018】このような構造を有するカメラ固定具37
は例えば一対の脚35を備えたネジ31とバネ33とを
一体に樹脂成形し、一方、一対のガイド36を備えたツ
マミ32を樹脂成形することによって、2つの部品によ
って構成することができる。また、バネ33をネジ31
と一体成形するのではなく、ツマミ32と一体成形する
ようにしてもよく、この場合においても2つの部品によ
って構成することができる。なお、脚35を有するネジ
31、ガイド36を有するツマミ32及びバネ33とい
った3つの部品によって構成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
カメラ固定具はネジとツマミと帯状体が繰り返し折り返
されて延長された形状とされてそれらを連結する樹脂製
バネとによって構成されるものとなっており、例えばそ
れぞれ別体に形成しても3つの部品によってカメラ固定
具を構成でき、よって図4に示した従来のカメラ固定具
に対し、部品点数を削減することができる。しかも、請
求項2の発明ではツマミとバネとが一体成形されるもの
となっているため、部品点数は2点となり、さらに部品
点数を削減でき、組み立ても簡易に行えるものとなる。
【0020】また、請求項3の発明ではネジとツマミと
バネとが一体成形されてカメラ固定具が樹脂製単一部品
によって構成されるものとなっているため、組み立て工
程は不要であり、カメラ固定具を極めて安価に構成する
ことができるものとなる。なお、請求項4の発明によれ
ばバネのねじれを防止することができるため、その点で
操作性、信頼性の向上を図ることができ、かつこの場合
においても例えば2つの部品によってカメラ固定具を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項3の発明の実施例を説明するための図。
【図2】請求項1の発明の実施例を説明するための図。
【図3】請求項4の発明の実施例を説明するための図。
【図4】従来のカメラ固定具の構造を説明するための
図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラを固定するために被固定体に設け
    られるカメラ固定具であって、 上記被固定体のカメラ固定面から出入り自在とされて、
    カメラに設けられているネジ穴と螺合するネジと、 上記被固定体のカメラ固定面と反対面側に位置されて、
    上記ネジを回転させるツマミと、 帯状体が繰り返し折り返されて延長された形状とされて
    上記ツマミとネジとを連結し、上記ネジを上記カメラ固
    定面から突出する方向に付勢する樹脂製バネとよりなる
    ことを特徴とするカメラ固定具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラ固定具において、 上記ツマミが樹脂製とされて上記バネと一体成形されて
    いることを特徴とするカメラ固定具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカメラ固定具において、 上記ネジ及びツマミが樹脂製とされて上記バネと一体成
    形されていることを特徴とするカメラ固定具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラ固定具において、 上記ネジはネジ部とその基端に一体形成されたフランジ
    とよりなり、 上記フランジの上記ネジ部と反対面の周縁に、上記ネジ
    部の軸方向と平行に伸長する一対の脚が上記フランジと
    一体形成されて突設され、 上記脚と係合して上記脚を上記軸方向に移動自在に案内
    するガイド穴を備えた一対のガイドが上記ツマミの内面
    側に上記ツマミと一体形成されて設けられていることを
    特徴とするカメラ固定具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のカメラ固定具において、 上記ネジ及び脚が樹脂製とされて上記バネと一体成形さ
    れていることを特徴とするカメラ固定具。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のカメラ固定具において、 上記ツマミ及びガイドが樹脂製とされて上記バネと一体
    成形されていることを特徴とするカメラ固定具。
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