JP2002277722A - ズームレンズカメラ - Google Patents

ズームレンズカメラ

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JP2002277722A
JP2002277722A JP2001079956A JP2001079956A JP2002277722A JP 2002277722 A JP2002277722 A JP 2002277722A JP 2001079956 A JP2001079956 A JP 2001079956A JP 2001079956 A JP2001079956 A JP 2001079956A JP 2002277722 A JP2002277722 A JP 2002277722A
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Japan
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zoom
lens
zoom lens
tele
lens group
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JP2001079956A
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English (en)
Inventor
Norio Numako
紀夫 沼子
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ鏡筒やカメラボディに機械的な変更を
加えることなく、ズーム比の異なるズームレンズカメラ
を提供する。 【構成】 ズームレンズL、ズームレンズLの現在位置
に対応するズームコードを出力するズームエンコーダ回
路35、ズームレンズLのテレ方向の移動限界位置を指
定するテレ指定データを格納したEEPROM31を備
え、CPU10は、ズームレンズLをテレ方向へズーミ
ングしている場合に、ズームエンコーダ回路35からの
入力によりズームレンズLがテレ指定データに一致する
位置まで達したと判断したときは、ズームレンズLのズ
ーミングを停止し、テレ指定データによって指定された
移動限界位置よりもテレ方向へのズーミングを規制する
ズームレンズカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、可動レンズ群を備えたズ
ームレンズカメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のズームレンズカメ
ラでは、ズーミングのため光軸に沿って移動する可動レ
ンズ群のレンズ位置に対応するコードパターンが形成さ
れたコード板と、可動レンズ群の移動に連動してコード
パターンを読み取るブラシとを設け、ブラシが読み取っ
たコードパターン情報に基づいてズームレンズを駆動制
御するものが知られている。このコード板を用いるタイ
プでは、可動レンズ群の長焦点距離側の限界位置(テレ
位置)の誤検出を防止するため、テレ位置に対応するテ
レコードが特定のパターンで形成されている。ところ
で、製造側の都合により、例えば焦点距離150mmの
ズームレンズにおいてテレ位置を130mmに設定し直
し、焦点距離130mmのズームレンズとして扱いたい
場合がある。しかしながら、上述のようにテレコードは
特定のものであるから、メカ機構上は全く同じであって
も、新規にコード板を作製しなければならなかった。ま
たテレ位置を変更した場合には、テレ位置におけるFナ
ンバーも変化するから、露出制御用アルゴリズムも変更
しなければならない。
【0003】
【発明の目的】本発明は、レンズ鏡筒やカメラボディに
機械的な変更を加えることなく、ズーム比の異なるズー
ムレンズカメラを提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、可動レンズ群を備えたズーム
レンズと、前記可動レンズ群の現在位置に対応したズー
ムコードを出力する検出手段と、前記ズームコードに基
づいて前記可動レンズ群を停止させる駆動制御手段と、
前記可動レンズ群の長焦点距離側の移動限界位置を前記
ズームコードで指定するテレ指定データを格納したメモ
リ手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記テレ指定デ
ータによって指定された移動限界位置よりも長焦点距離
側への移動を規制することに特徴を有している。
【0005】前記メモリ手段は、書き換え可能な不揮発
性メモリであって、機種に応じたテレ指定データが予め
書き込まれていると好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。本ズームレンズカメラは、カメラボ
ディ1とズームレンズLからなり、予め設定された複数
のレンズ位置でズーミング停止するステップズーム方式
のカメラである。
【0007】ズームレンズLは、図1に示すように、被
写体側(図1において左側)から第1レンズ群L1と第
2レンズ群L2を備えた2群タイプのズームレンズであ
る。第1レンズ群L1は、カムリング51の回転に連動
して回転しないで直進移動するヘリコイド環53の先端
部(図1において左側)に支持されていて、ヘリコイド
環53と一体に光軸方向に直進移動する。カムリング5
1は、ズームモータ18によって回転駆動され、回転し
ながらさらに光軸方向にも移動するようにカメラボディ
1の固定鏡筒55に支持されている。一方、第2レンズ
群L2は、カムリング51内の直進案内環(不図示)を
介して、カムリング51の内周面に形成されたカム溝
(不図示)に嵌合しており、カムリング51が回転する
と、上記カム溝と直進案内環とに案内されて光軸方向に
直進移動する。なお図1では、焦点調節レンズ機構を省
略しているが、例えばヘリコイド環53の後端部に配設
されたAFシャッタブロック(不図示)に備えられる。
【0008】本実施形態のズームレンズLは、テレ方向
にズーミングされると、第1レンズ群L1がフィルム面
から離反する方向に移動し、ワイド方向にズーミングさ
れると、第1レンズ群L1がフィルム面に接近する方向
に移動する。すなわち本実施形態において、テレ方向と
はレンズ鏡筒がカメラボディ1から繰り出されて全長が
長くなる方向をいい、ワイド方向とはレンズ鏡筒がカメ
ラボディ1内に引き込まれて全長が短くなる方向をい
う。また、ズームモータ18の回転方向は、ズームレン
ズLをテレ側へ繰り出す方向を正転、ズームレンズLを
ワイド側へ引き戻す方向を逆転ということにする。
【0009】図2は本レンズシャッタ式カメラの制御系
の主要構成を示すブロック図である。カメラボディ1
は、カメラ動作を総括的に制御するCPU10を備えて
いる。CPU10は、制御用プログラム等を格納したR
OM10a、制御用または演算用のパラメータ等を一時
的にメモリするRAM10b、A/D変換器10cを内
蔵している。
【0010】CPU10は、スイッチ類として、電源の
オン/オフ状態を切り替える電源スイッチSWM、カメ
ラボディ1の裏蓋(不図示)の開閉状態を検出する裏蓋
スイッチSWU、カメラボディ1の露出モードを切り替
えるモードスイッチSWMo、カメラボディ1の撮影モ
ードを切り替えるドライブスイッチSWD、テレスイッ
チSWT、ワイドスイッチSWW、測光スイッチSW
S、レリーズスイッチSWRを備えている。
【0011】テレスイッチSWT及びワイドスイッチS
WWは、ズームレンズLをテレ方向またはワイド方向へ
ズーミングさせるズームレバー(不図示)に連動し、ズ
ームレバーがテレ側へ操作されたときにテレスイッチS
WTがオンし、ワイド側へ操作されたときにワイドスイ
ッチSWWがオンする。測光スイッチSWS及びレリー
ズスイッチSWRは、シャッタボタン(不図示)に連動
する2段階スイッチであって、半押しされたときに測光
スイッチSWSがオンし、全押しされたときにレリーズ
スイッチSWRがオンする。
【0012】またCPU10には、駆動電源となる電池
13、ストロボを発光させるストロボ回路15、フィル
ム給送モータ16を介してフィルムを巻き上げ/巻き戻
すフィルム給送回路17、ズームモータ18を介してズ
ームレンズLをズーミングさせるズームレンズ駆動回路
19、フォーカスモータ20を介して焦点調節レンズ群
(不図示)を移動させるフォーカス駆動回路21、シャ
ッタ駆動及びズームレンズLの絞り開閉を制御する露出
制御回路23、撮影に関する情報を表示するLCDパネ
ル25、被写体光を受光して該受光量に応じた測光信号
を出力する測光回路27、被写体の焦点状態を検出する
測距回路29、外部メモリ手段としてのEEPROM3
1、フィルム給送信号を入力するフィルム給送信号入力
回路33、ズームレンズLの現在位置に対応したズーム
コードを検出するズームエンコーダ回路35、及びフィ
ルムのDXコードからISO感度情報等を読み取るDX
コード入力回路37がそれぞれ接続されている。
【0013】EEPROM31には、ズームレンズLの
テレ方向の移動限界(リミット位置、リミット最長焦点
距離)をズームコードで指定するテレ指定データが格納
されている。このテレ指定データはカメラ機種に応じて
予めEEPROM31に書き込まれる。CPU10は、
ズームレンズLをテレ方向へズーミングさせているとき
に、ズームレンズLがテレ指定データによって指定され
たリミット位置まで達すると、ズームモータ18を停止
させ、リミット位置よりもテレ方向へのズーミングを規
制する。本実施形態では、上記テレ指定データを書き換
えることによって、ズームレンズLのズーム範囲を変更
することができる。
【0014】次に、図3及び図4を参照し、ズームエン
コーダ回路35及びズームエンコーダ回路35によって
検出されるズームコードについて、より詳細に説明す
る。
【0015】ズームエンコーダ回路35は、ズームレン
ズLの固定レンズ鏡筒55に固定されたコード板35a
と、ヘリコイド環53に固定されて第1レンズL1及び
ヘリコイド環53とともに移動するブラシ35bから構
成される(図1参照)。コード板35aは、第1レンズ
L1の絶対位置に対応するコードパターンが絶縁材上に
導電材で形成されたものであって(図3(A))、例え
ばプリント基板として形成される。各コードパターンの
一端部には、端子ZC0、ZC1、ZC2、ZC3、Z
C4がそれぞれ設けられている。これら5つの端子ZC
0、ZC1、ZC2、ZC3、ZC4は、図4に示すよ
うに、抵抗値が異なる4個の抵抗R1、R2、R3、R
4の直列接続回路に接続されている。端子ZC1、ZC
2、ZC3はそれぞれ抵抗R1、R2、R3、R4の各
抵抗間に接続されており、端子ZC0はグランドに接続
され、端子ZC4は正電圧端子Vccに接続されている。
また抵抗R3と抵抗R4の間には、CPU10への出力
端子ZCDが設けられている。なお、出力端子ZCDは
端子ZC3と同電位になる。
【0016】ブラシ35bは、第1レンズL1の移動に
連動してコード板27a上を摺動する。そして第1レン
ズL1が所定のレンズ位置に達する毎に、導通部(コー
ドパターン)に接触し、端子ZC0〜ZC4のいずれか
2端子を短絡する(図3(B))。すると、短絡された
端子に応じた電圧が出力端子ZCDに発生する(図3
(C))。出力端子ZCDに発生した電圧は、A/D変
換器10cを介してCPU10に取り込まれる。CPU
10は、入力したA/D変換値をズームコードに変換
し、このズームコードに基づいてズームレンズLの現在
位置を判定し、判定したズームレンズLの現在位置に対
応する露出補正量を検知して露出補正を行なう。
【0017】本実施形態では、上記ズームコードとして
LOCK、WIDE、CD_A、CD_B、CD_C、T
ELE、OFFの7コードがある。図3(D)には各ズ
ームコードに対応するレンズ位置、ズームステップ、露
出補正量をそれぞれ示してある。また表1には、各ズー
ムコードを検出したときに短絡される端子の組合せ、及
び出力端子ZCDに発生する電圧(%)を示した。
【0018】
【表1】
【0019】上記LOCK、TELE、WIDEの3コ
ードは、絶対コードであり、それぞれ収納位置、テレ
端、ワイド端を示している。これに対し、CD_A、C
D_B、CD_Cの3コードはズームレンズLのズーム範
囲内で繰り返し出力される相対コードである。本実施形
態において、収納位置はズームレンズLのワイド方向に
おける機械的な限界位置でもあり、テレ端はズームレン
ズLのテレ方向における機械的な限界位置でもある。ま
たワイド端はズームレンズLを上記収納位置からテレ方
向へ所定量繰り出した位置である。なお、ズームレンズ
Lが次のレンズ位置へ移動している間(各ズームコード
間)は、いずれの端子ZC0〜ZC4も短絡されていな
いOFFコードとなる。本実施形態では、上記の各ズー
ムコードを入力している位置でズームレンズLを停止さ
せることができる。CPU10は、ワイド端からテレ端
までの間に設けたズームレンズLの各停止位置を、図3
(D)に示すようにズームステップ0〜9によって識別
する。
【0020】ズームレンズLのズーム範囲は、上述のよ
うに、各カメラ機種に応じてEEPROM31に書き込
まれたテレ指定データによって定まる。すなわちワイド
端からテレ指定データによって指定されたリミット位置
までがズーム範囲となる。図3において、例えば、ズー
ムステップ=0(ワイド端)におけるズームレンズLの
焦点距離を38mmとし、ズームステップ=6、7、
8、9におけるズームレンズLの焦点距離をそれぞれ1
20、130、140、150mmとする。この場合
に、EEPROM31に書き込むテレ指定データをズー
ムステップ=6とすれば、7段階のステップズームが可
能な焦点距離38〜120mmのズームレンズカメラA
が得られ、またテレ指定データをズームステップ=8と
すれば、9段階のステップズームが可能な38〜140
mmのズームレンズカメラBが得られる。そしてテレ指
定データをズームステップ=9とすれば、ズームレンズ
Lの移動可能範囲を最大限使用した10段階のステップ
ズームが可能な38〜150mmのズームレンズカメラ
Cが得られる。
【0021】このように本実施形態によれば、EEPR
OM31に書き込むテレ指定データを変更するだけで、
レンズ鏡筒やカメラボディ1に何らの機械的な変更を加
えることなく、ズーム比の異なるズームレンズカメラを
提供できる。また本実施形態では、各ズームステップ毎
に露出補正量を設定してあるから、リミット位置を変更
しても露出制御用のアルゴリズムを変更する必要がな
い。なお、上記ズーム比設定は工場出荷前の製造工程内
で行なうことを想定しているが、テレ指定データを格納
するメモリ手段としてカメラボディ1に着脱可能なフラ
ッシュメモリ等を使用し、ユーザーが任意にズーム比を
変更する構成にすることも可能である。
【0022】上記構成に基づき、カメラボディ1の動作
について、図5〜図11を参照して説明する。図5は、
カメラボディ1に電池13が装填されたときに実行され
るメイン処理に関するフローチャートである。この処理
に入ると先ず、初期化処理を実行する(S1)。この初
期化処理では、RAM10bや各ポートが初期化される
ほか、ズームレンズLのテレ方向のリミット位置を指定
するテレ指定データがEEPROM31からRAM10
bにロードされる。
【0023】初期化処理を実行したら、電源オン状態が
セットされているか否かをチェックする(S3)。電源
オン状態がセットされていないときは(S3;N)、電
源スイッチSWMのオン割り込みを許可して低消費電力
モードに移行する(S5)。この電源オフ状態では、電
源スイッチSWM以外のスイッチ操作がなされても無効
となる。そして電源スイッチSWMがオンしたら、レン
ズ繰出処理を実行し、S3へ戻る(S7)。レンズ繰出
処理では、ズームレンズLがワイド端まで繰り出される
とともに、電源オン状態及びストロボ充電要求がセット
される。
【0024】電源オン状態がセットされているときは
(S3;Y)、全てのスイッチ操作が有効となり、操作
されたスイッチに応じた処理を実行する。すなわち、電
源スイッチSWMがオフしたときは(S9;Y)、ズー
ムレンズLを収納位置まで引き戻すレンズ収納処理を実
行し、S3へ戻る(S11)。裏蓋スイッチSWUが変
化したときは(S13;Y)、裏蓋開閉処理を実行し、
S3へ戻る(S15)。裏蓋開閉処理では、裏蓋が閉じ
られた場合には装填されたフィルムの1コマ目をセット
するフィルムローディング動作を行い、裏蓋が開けられ
た場合にはフィルム枚数カウンタをクリアする等の初期
化を行なう。
【0025】テレスイッチSWTがオンしたときは(S
17;Y)、ズームレンズLをテレ方向へズーミングさ
せるテレズーム処理を実行し、S3へ戻る(S19)。
ワイドスイッチSWWがオンしたときは(S21;
Y)、ズームレンズLをワイド方向へズーミングさせる
ワイドズーム処理を実行し、S3へ戻る(S23)。ド
ライブスイッチSWDがオフからオンに変化したときは
(S25;Y)、ドライブ設定処理を実行し、S3へ戻
る(S27)。ドライブ設定処理では、ドライブスイッ
チSWDがオフからオンに切り替わる毎に、1コマ撮影
→セルフタイマ撮影→遠景撮影→1コマ撮影…の順番で
撮影モードを切り替える。
【0026】モードスイッチSWMoがオフからオンに
変化したときは(S29;Y)、モード設定処理を実行
し、S3へ戻る(S31)。モード設定処理では、モー
ドスイッチSWMoがオフからオンに切り替わる毎に、
ストロボオート撮影→ストロボオン撮影→ストロボオフ
撮影→ストロボオート撮影…の順番で露出モードを切り
替える。なお、ストロボオート撮影はCPU10がスト
ロボによる補助光を必要と判断したときにストロボを発
光させて露出するモード、ストロボオン撮影は常にスト
ロボを発光させて露出するモード、ストロボオフ撮影は
ストロボを発光させずに露出するモードである。
【0027】測光スイッチSWSがオフからオンに変化
したときは(S33;Y)、撮影処理を実行する(S3
5)。撮影処理では、測光回路27から入力した測光信
号やISO感度情報等に基づいてAE演算を実行して適
正露出値(適正シャッタ速度及び絞り値)を算出し、ズ
ームエンコーダ回路35から入力したズームコードに基
づいて露出補正を行なうとともに、測距回路29から入
力した被写体距離情報に基づいて焦点調節レンズ群を移
動させる。そしてレリーズスイッチSWRがオンしたと
きに、露出補正後の適正シャッタ速度及び絞り値で露出
させ、撮影処理を抜ける。なおレリーズスイッチSWR
がオンすることなく測光スイッチSWSがオフした場合
は、露出せずに撮影処理から抜ける。
【0028】撮影処理を抜けたら、フィルム巻上げが必
要か否かをチェックする(S37)。本実施形態では、
カメラボディ1にフィルムが装填された状態で撮影が正
常に終了した場合はフィルム巻上げが必要となってい
る。フィルム巻上げが必要でない場合、すなわちカメラ
ボディ1にフィルムが装填されていない状態で露出され
た場合や露出が行なわれなかった場合は、S3へ戻る
(S37;N)。フィルム巻上げが必要であれば(S3
7;Y)、フィルム巻上げ処理を実行し(S39)、フ
ィルムを一コマ分巻き上げたらS3へ戻る(S41;
N)。フィルムを一コマ分巻き上げられなかった場合、
すなわちフィルムが終端に達している場合は(S41;
Y)、フィルム巻戻し処理を実行してフィルムをパトロ
ーネ内に巻戻し、S3へ戻る(S43)。
【0029】上述の電源スイッチSWM、裏蓋スイッチ
SWU、テレスイッチSWT、ワイドスイッチSWW、
ドライブスイッチSWD、モードスイッチSWMo、測
光スイッチSWSのいずれも操作されていない場合は、
ストロボ充電要求がセットされているか否かをチェック
する(S33;N、S45)。ストロボ充電要求がセッ
トされていなければ、S3へ戻る(S45;N)。スト
ロボ充電要求がセットされていれば、ストロボ充電処理
を実行し、S3へ戻る(S45;Y、S47)。ストロ
ボ充電処理は、ストロボ回路15内に設けたストロボ発
光用コンデンサを充電する処理であるが、この充電中に
いずれかのスイッチ操作がなされた場合には、充電が一
旦中断され、操作されたスイッチに応じた処理が行なわ
れる。上述のストロボ充電要求はストロボ発光用コンデ
ンサが所定レベルまで充電されないとクリアされないの
で、操作されたスイッチに応じた処理が終了するとスト
ロボ充電処理が再開される。
【0030】次に、図6を参照して、S7で実行される
レンズ操出処理について説明する。この処理に入ると先
ず、ズームレンズ駆動回路19を介してズームモータ1
8を正転させる(S51)。ズームモータ18が正転す
ると、ズームレンズLがテレ方向へズーミングし、これ
に伴ってブラシ35bがコード板35a上を摺動し、ブ
ラシ35bが接触したコードパターンに対応する電圧が
ズームエンコーダ回路35からCPU10へ出力され
る。
【0031】続いて、レンズ位置判定処理を行なう(S
53)。レンズ位置判定処理では、ズームエンコーダ回
路35の出力電圧に基づいてズームレンズLの現在位置
を判定する。レンズ位置判定処理を実行したら、判定し
たズームレンズLの現在位置がワイド端か否かをチェッ
クする(S55)。ズームレンズLの現在位置がワイド
端でなければ、ズームレンズLがワイド端に達するま
で、S53及びS55の処理を繰り返す(S55;
N)。そしてズームレンズLがワイド端に達したら(S
55;Y)、ズームレンズ駆動回路19を介してズーム
モータ18を停止し(S57)、電源オン状態をセット
し(S59)、ストロボ充電要求をセットしてメイン処
理にリターンする(S61)。
【0032】次に、図7を参照し、S11で実行される
レンズ収納処理について説明する。この処理に入ると先
ず、ズームレンズ駆動回路19を介してズームモータ1
8を逆転させる(S71)。ズームモータ18が逆転す
ると、ズームレンズLがワイド方向へズーミングし、こ
れに伴ってブラシ35bがコード板35a上を摺動し、
ブラシ35bが接触したコードパターンに対応する電圧
がズームエンコーダ回路35からCPU10へ出力され
る。
【0033】続いて、ズームエンコーダ回路35の出力
電圧に基づいてズームレンズLの現在位置を判定し(S
73)、ズームレンズLの現在位置が収納位置か否かを
チェックする(S75)。該現在位置が収納位置でなけ
れば、ズームレンズLが収納位置に引き戻されるまで、
S73及びS75の処理を繰り返す(S75;N)。そ
してズームレンズLが収納位置まで引き戻されたら(S
75;Y)、ズームレンズ駆動回路19を介してズーム
モータ18を停止し(S77)、電源オフ状態をセット
してメイン処理へリターンする(S79)。
【0034】次に、図9を参照し、S19で実行される
テレズーム処理について説明する。この処理に入ると先
ず、ズームレンズ駆動回路19を介してズームモータ1
8を正転し(S81)、ズームエンコーダ回路35の出
力電圧に基づいてレンズ位置判定処理を実行し(S8
3)、ズームレンズLの現在位置がテレ端か否かをチェ
ックする(S85)。ズームレンズLの現在位置がテレ
端でなければ(S85;N)、ズームレンズLが次のス
テップ位置(ズームステップ)に達しているか否かをチ
ェックし(S87)、次のステップ位置に達していなけ
ればS83へ戻る。(S87;N)。なお、S87でズ
ームレンズLが次のステップ位置に達するまで待機する
のは、テレスイッチSWTがオフしたときにオフ直後の
ステップ位置、すなわちズームコード入力状態でズーム
レンズLを停止させるためである。
【0035】そして次のステップ位置に達したら(S8
7;Y)、該ステップ位置がRAM10bのテレ指定デ
ータに対応するリミット位置か否かをチェックし(S8
9)、リミット位置でなければテレスイッチSWTがオ
ンしているか否かをチェックする(S89;N、S9
1)。テレスイッチSWTがオンしていれば、S83へ
戻り、S83〜S91の処理が繰り返される(S91;
Y)。
【0036】そしてテレスイッチSWTがオンしていな
かったとき(S91;N)、ズームレンズLがテレ端ま
たはリミット位置に達したときは(S85;YまたはS
89;Y)、ズームレンズ駆動回路19を介してズーム
モータ18を停止し(S93)、ズームレンズLがリミ
ット位置を超えているか否かをチェックする(S9
5)。ズームレンズLがリミット位置を超えていない場
合は、そのままメイン処理にリターンする(S95;
N)。ズームレンズLがリミット位置を超えている場合
は(S95;Y)、ズームレンズ駆動回路19を介して
ズームモータ18を逆転し(S97)、ズームレンズL
の現在位置をチェックしながらズームレンズLをリミッ
ト位置まで引き戻す(S99、S101;N)。そして
ズームレンズLをリミット位置まで引き戻したら、バッ
クラッシュ処理を実行し、メイン処理へリターンする
(S101;Y、S103)。このバックラッシュ処理
は、ズームレンズLをテレ方向へズーミングしたときと
同じ状態で停止させるため、逆転しているズームモータ
18を正転させて停止させる処理である。
【0037】次に、図9を参照し、S23で実行される
ワイドズーム処理について説明する。この処理に入ると
先ず、ズームレンズ駆動回路19を介してズームモータ
18を逆転し(S111)、ズームエンコーダ回路35
の出力電圧に基づいてレンズ位置判定処理を実行し(S
113)、ズームレンズLの現在位置がワイド端か否か
をチェックする(S115)。ズームレンズLの現在位
置がワイド端でなければ(S115;N)、ズームレン
ズLが次のステップ位置(ズームステップ)に達してい
るか否かをチェックし(S117)、次のステップ位置
に達していなければS113へ戻る。(S117;
N)。そして次のステップ位置に達したら(S117;
Y)、ワイドスイッチSWWがオンしているか否かをチ
ェックする(S119)。ワイドスイッチSWWがオン
していればS113へ戻る(S119;Y)。そして、
ズームレンズLがワイド端に達したとき(S115;
Y)、ワイドスイッチSWWがオンしていなかったとき
は(S119;N)、バックラッシュ処理を実行してズ
ームモータ18を停止させ、メイン処理へリターンする
(S121)。
【0038】次に、図10を参照し、S103及びS1
21で実行されるバックラッシュ処理について説明す
る。この処理に入ると先ず、ズームエンコーダ回路35
の出力電圧に基づいて現在のズームコードを求め、メモ
リAに記憶する(S131)。現在のズームコードを記
憶したら、レンズ位置判定処理を実行し(S133)、
OFFコードを入力したか否かをチェックする(S13
5)。OFFコードを入力しなかったときは、S133
へ戻り、OFFコードを入力するまで待機する(S13
5;N)。そしてOFFコードを入力したら(S13
5;Y)、所定のバックラッシュ時間だけ待機して(S
137)、ズームモータ18を正転させる(S13
9)。ズームモータ18を正転させたら、ズームレンズ
Lの現在位置をチェックしながらメモリAに記憶したズ
ームコードを入力するまで待機し(S141、S14
3;N)、該メモリAに記憶したズームコードを入力し
たときにズームモータ18を停止させ、リターンする
(S143;Y、S145)。
【0039】次に、図11を参照し、S53、S73、
S83、S99、S113、S133、S141で実行
されるレンズ位置判定処理について説明する。この処理
に入ると先ず、ズームエンコーダ回路35から出力され
た電圧を入力してA/D変換し(S151)、A/D変
換値をズームコードに変換し(S153)、求めたズー
ムコードに応じて以下のように処理を進める。
【0040】ズームコードがOFFコードであったとき
は、そのまま呼び出し処理へリターンする(S155;
Y)。ズームコードがLOCKコードであったときは、
レンズ位置に収納位置をセットしてRAM10bに書き
込み、呼び出し処理へリターンする(S155;N、S
157;Y、S159)。ズームコードがWIDEコー
ドであったときは、レンズ位置にワイド端をセットして
RAM10bに書き込み、呼び出し処理へリターンする
(S157;N、S161;Y、S163)。ズームコ
ードがTELEコードであったときは、レンズ位置にテ
レ端をセットしてRAM10bに書き込み、呼び出し処
理へリターンする(S161;N、S165;Y、S1
67)。
【0041】ズームコードが上記OFF、LOCK、W
IDE、TELEのいずれでもなかったとき、すなわち
CD_A、CD_B、CD_Cのいずれかであるときは、
現在RAM10bにメモリされているレンズ位置及びズ
ームモータ18の回転方向に基づいて、次に入力する次
コードを算出する(S165;N、S169)。そし
て、算出した次コードとズームコードが一致するか否か
をチェックし(S171)、次コードとズームコードが
一致しなかったときは、そのまま呼び出し処理へリター
ンする(S171;N)。この場合には、例えばズーム
レンズLが何らかの外力で押されて次のレンズ位置まで
ズーミングしていなかったと考えられるためである。次
コードとズームコードが一致したとき、すなわちズーム
レンズLが次のレンズ位置までズーミングしているとき
は、ズームモータ18の回転方向をチェックする(S1
71;Y、S173)。ズームモータ18が正転してい
るとき、すなわちズームレンズLをテレ方向へズーミン
グしているときは、レンズ位置を+1ステップだけシフ
トしてRAM10bにメモリし、呼び出し処理へリター
ンする(S173;Y、S175)。一方、ズームモー
タ18が逆転しているとき、すなわちズームレンズLを
ワイド方向へズーミングしているときは、レンズ位置を
−1ステップだけシフトしてRAM10bにメモリし、
呼び出し処理へリターンする(S173;N、S17
7)。
【0042】以上に説明した実施形態では、ズームレン
ズLのテレ方向の移動限界を設定し、ズームレンズLの
テレ方向へのズーミングを規制しているが、ズームレン
ズLのワイド方向の移動限界を設定し、ワイド方向への
ズーミングを規制する構成としてもよいのは勿論であ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ手段に格納され
たテレ指定データによってズームレンズの長焦点距離側
の移動限界位置が指定されるので、レンズ鏡筒やカメラ
ボディに何らの機械的な変更を加えることなく、ズーム
比の異なるズームレンズカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したズームレンズカメラのズー
ムレンズを示す図である。
【図2】 同ズームレンズカメラの制御系を示すブロッ
ク図である。
【図3】 同ズームレンズのレンズ位置に応じて出力さ
れるズームコードを説明する図である。
【図4】 同ズームレンズカメラが備えたズームエンコ
ーダ回路(ブラシ)を説明する図である。
【図5】 同ズームレンズカメラのメイン処理に関する
フローチャートである。
【図6】 同ズームレンズカメラのレンズ操出処理に関
するフローチャートである。
【図7】 同ズームレンズカメラのレンズ収納処理に関
するフローチャートである。
【図8】 同ズームレンズカメラのテレズーム処理に関
するフローチャートである。
【図9】 同ズームレンズカメラのワイドズーム処理に
関するフローチャートである。
【図10】 同ズームレンズカメラのバックラッシュ処
理に関するフローチャートである。
【図11】 同ズームレンズカメラのレンズ位置判定処
理に関するフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラボディ 10 CPU 31 EEPROM(メモリ手段) 35 ズームエンコーダ回路 35a コード板 35b ブラシ L ズームレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動レンズ群を備えたズームレンズと、 前記可動レンズ群の現在位置に対応したズームコードを
    出力する検出手段と、 前記ズームコードに基づいて前記可動レンズ群を停止さ
    せる駆動制御手段と、 前記可動レンズ群の長焦点距離側の移動限界位置を前記
    ズームコードで指定するテレ指定データを格納したメモ
    リ手段とを備え、 前記駆動制御手段は、前記テレ指定データによって指定
    された移動限界位置よりも長焦点距離側への移動を規制
    することを特徴とするズームレンズカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームレンズカメラにお
    いて、前記メモリ手段は書き換え可能な不揮発性メモリ
    であって、機種に応じたテレ指定データが予め書き込ま
    れているズームレンズカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のズームレンズカ
    メラにおいて、前記駆動制御手段は、前記可動レンズ群
    を長焦点距離方向へ移動している場合に、前記テレ指定
    データによって指定された移動限界位置に対応するズー
    ムコードを前記検出手段が検出したときは、前記可動レ
    ンズ群の移動を停止させるズームレンズカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のズームレンズカメラにお
    いて、前記駆動制御手段は、前記テレ指定データによっ
    て指定された移動限界位置よりも長焦点距離側の位置に
    対応するズームコードを前記検出手段が検出したとき
    は、前記可動レンズ群を前記移動限界位置まで引き戻す
    ズームレンズカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    ズームレンズカメラにおいて、前記可動レンズ群を長焦
    点距離側へ移動する方向は、前記可動レンズ群を該カメ
    ラ側から繰り出す方向であるズームレンズカメラ。
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