JP2002277715A - 多段繰出し式レンズ鏡筒 - Google Patents

多段繰出し式レンズ鏡筒

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JP2002277715A JP2001082091A JP2001082091A JP2002277715A JP 2002277715 A JP2002277715 A JP 2002277715A JP 2001082091 A JP2001082091 A JP 2001082091A JP 2001082091 A JP2001082091 A JP 2001082091A JP 2002277715 A JP2002277715 A JP 2002277715A
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啓光 佐々木
Kazunobu Ishizuka
和宜 石塚
Maiko Takashima
麻衣子 高嶋
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    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
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    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

Abstract

(57)【要約】 【目的】大型化することなく鏡筒全体としての剛性を保
ちつつ、組み立て、メンテナンスが容易な多段繰出し式
レンズ鏡筒を提供する。 【構成】鏡筒の繰出し構造として、外周面にヘリコイド
が形成された外周ヘリコイド環と、内周面に上記ヘリコ
イドに螺合されるヘリコイドが形成された内周ヘリコイ
ド環を有するヘリコイド繰出し構造を備えた多段繰出し
式レンズ鏡筒において、上記外周ヘリコイド環内に、該
外周ヘリコイド環と相対回転自在にかつ光軸方向には一
緒に移動するように支持された直進案内環と、上記外周
ヘリコイド環とは別個に形成され、該直進案内環に相対
回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動するように嵌め
られ、上記外周ヘリコイド環に着脱可能に連結されて該
外周ヘリコイド環と一緒に回転および光軸方向に移動
し、レンズ鏡筒の外部を覆う外観筒とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、多段繰出し式レンズ鏡筒
に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のコンパクトカメラ
のズームレンズの鏡筒構造として、3段繰出し鏡筒が知
られている。従来の3段繰出し鏡筒は、カメラボディに
固定される固定鏡筒と、その内側の繰出し鏡筒とがヘリ
コイド結合されていて、さらに繰出し鏡筒の内側の繰出
し鏡筒の繰出し構造としてカム構造が用いられたものが
知られている。また、全ての繰出し構造としてヘリコイ
ド構造を用いたものも知られている。
【0003】一部にカム構造を用いたレンズ鏡筒は、部
品点数が少なく、小型であるが、レンズ支持筒とカム溝
を有するレンズ鏡筒の繰出しはカム溝のリードによって
行われていたので剛性が低く、メンテナンスや外観のキ
ズなどにより部品交換をするためにはほぼ完全に分解す
る必要があった。全てにヘリコイド構造を用いた多段式
レンズ鏡筒は、繰出し構造がヘリコイドなので剛性は高
く、構造的に分解、組み立てが容易なのでメンテナンス
性に優れていた。しかし、構造上レンズ鏡筒の段数が少
なくとも一段多くなるので、最も外側の鏡筒の直径が大
きくなっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、多段繰出し式レンズ鏡筒に関
す従来の問題に鑑みてなされたもので、大型化すること
なく鏡筒全体としての剛性を保ちつつ、組み立て、メン
テナンスが容易な多段繰出し式レンズ鏡筒を得ることを
目的とする。
【0005】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、鏡筒の繰
出し構造として、外周面にヘリコイドが形成された外周
ヘリコイド環と、内周面に上記ヘリコイドに螺合される
ヘリコイドが形成された内周ヘリコイド環を有するヘリ
コイド繰出し構造を備えた多段繰出し式レンズ鏡筒にお
いて、上記外周ヘリコイド環内に、該外周ヘリコイド環
と相対回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動するよう
に支持された直進案内環と、上記外周ヘリコイド環とは
別個に形成され、該直進案内環に相対回転自在にかつ光
軸方向には一緒に移動するように嵌められ、上記外周ヘ
リコイド環に着脱可能に連結されて該外周ヘリコイド環
と一緒に回転および光軸方向に移動し、レンズ鏡筒の外
部を覆う外観筒とを備えたことに特徴を有する。上記内
周ヘリコイドは、カメラボディに固定される固定筒であ
って、該固定筒の内周面に形成されたヘリコイドに上記
外周ヘリコイド環の外周面に形成されたヘリコイドが螺
合し、該外周ヘリコイド環は、回転駆動されると上記ヘ
リコイドに従って回転しながら進退し、上記直進案内環
は、上記固定筒に対して回転しないで直進移動自在に案
内されて、上記外周ヘリコイド環が回転しながら進退す
ると回転しないで一緒に進退する。上記外観筒と直進案
内環は、一方の周方向に形成された周方向溝および該周
方向溝に摺動自在に嵌る他方に突設されたキーとによっ
て相対回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動可能に結
合されていて、該周方向溝およびキーは、上記多段繰り
出し式レンズ鏡筒が通常の使用限界位置を越えて繰り出
された位置において相対的な光軸方向移動によって係脱
可能に形成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。この実施の形態は、本発明
を、沈胴式の4段ズームレンズ鏡筒に適用した実施形態
である。
【0007】このズームレンズ鏡筒は図1から図5に示
すように沈胴式の4段鏡筒であり、カメラボディに固定
される固定筒12と、固定筒12に支持されて光軸に沿
って相対的に進退する4段の繰出し鏡筒として、第1外
観筒17、第2外観筒23、第3外観筒(カム環)30
および第4外観筒(レンズ支持筒)31を備えている。
このズームレンズ鏡筒は、固定鏡筒12に対して第1外
観鏡筒17が、第1外観鏡筒17に対して第2外観筒2
3が、第2外観筒23に対して第3外観筒30がそれぞ
れヘリコイド繰出し構造によって結合されている。そし
て第4外観筒31は、第3外観筒に対してカム構造によ
って連結されている。
【0008】本実施の形態では、第1外観筒17および
第2外観筒23を、ヘリコイドを有するヘリコイド環と
は別個に形成し、さらにズームレンズ鏡筒が通常最も繰
り出されるテレ端位置からさらに繰り出された位置(分
解・組み立て位置)において第1外観筒17および第2
外観筒23を着脱可能に形成してある。この実施例で
は、テレ端位置から回転角8度回転させると、この分解
・組み立て位置に至る。第4外観筒31の先端部に装着
されたレンズバリヤ92、93は、第4外観筒31およ
び第3外観筒30の、収納位置と撮影可能な最短繰出し
位置(本実施例ではワイド端位置)との間の相対的な光
軸方向移動および回転運動により開閉駆動される。さら
に本実施の形態のズームレンズ鏡筒は、第2外観筒23
および第3外観筒30を移動させるヘリコイド繰出し構
造に、収納位置とワイド位置間において、第2外観筒2
3および第3外観筒30の回転は許容するが光軸方向に
は移動させない空転区間を設けてある。つまり本実施例
では、収納状態からワイド位置方向への繰出しにおいて
第2外観筒23および第3外観筒30は同一速度で回転
するが相対的な光軸方向移動はしない空転区間を有す
る。この空転区間において、第1外観筒17は回転およ
び光軸方向移動し、第4外観筒31は回転しないで第3
外観筒30に対して相対的に光軸方向に移動して、第4
外観筒31と第3外観筒30の相対的な光軸方向移動に
よりバリヤ92、93を開閉駆動する。
【0009】このズームレンズ鏡筒のより詳細な全体構
造について、先ず図1乃至図7を参照して説明する。図
1は、このズームレンズ鏡筒を分解して主要部を示す斜
視図である。なお、本明細書において、被写体側を前
方、カメラボディ(フィルム)側を後方という。
【0010】
【0011】カメラボディ11に固定される固定筒12
には、その内周面に雌ヘリコイド12aが形成されてい
る。この雌ヘリコイド12aには、第1ヘリコイド環1
4の外周に形成された雄ヘリコイド14aが螺合してい
る。一方、固定筒12の外側には、ズーミング用モータ
15によって回転駆動されるピニオン16が位置してお
り、このピニオン16に、雄ヘリコイド14aの一部を
切除し、切除部分の両側の雄ヘリコイド14aに沿って
第1ヘリコイド環14の外周に形成したギヤ部14bが
噛み合っている。第1ヘリコイド環14の前部には第1
外観筒17が結合されている。
【0012】第1ヘリコイド環14と第1外観筒17
は、第1ヘリコイド環14の前端部に形成した結合部1
41および第1外観筒17の後端部に形成した結合部1
71の係合によって一体に回動するように結合される。
第1外観筒17内には、該第1外観筒17と相対回動が
可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸方向への相対
移動ができない)第1直進案内環18が支持されてい
る。この第1直進案内環18は、直進案内突起18aが
固定筒12の直進案内溝12bに係合することで、固定
筒12に対して回転しないで光軸方向の直進移動(進
退)のみ可能に、第1外観筒17に支持されている。
【0013】第1外観筒17は、内周面に周方向に延び
る周方向溝172が、光軸方向に所定長離反して2本形
成され、各周方向溝172に、第1直進案内環18の外
周面に突設されたキー181が嵌合している。従って第
1外観筒17は、このキー181および周方向溝172
に拘束されて、第1直進案内環18に対して相対的に回
転するが、光軸方向には一緒に進退するように規制され
ている。従って、ズーミング用モータ15が回転する
と、減速ギヤ列15a、ピニオン16およびギヤ部14
bを介して第1ヘリコイド環14が回転し、該第1ヘリ
コイド環14、第1外観筒17および第1直進案内環1
8の結合体が光軸方向に進退する。その際第1ヘリコイ
ド環14および第1外観筒17は、雌ヘリコイド12a
と雄ヘリコイド14aのリードに従って回転しながら光
軸方向に進退し、第1直進案内環18は回転しないで第
1ヘリコイド環14および第1外観筒17と一緒に光軸
方向に進退する。また、上記結合部141と結合部17
1、およびキー181と周方向溝172は、第1ヘリコ
イド環14と第1外観筒17、第1外観筒17と第1直
進案内環18が所定の相対回転角(組み立て・分解位
置)にあるときに光軸方向移動させて係脱可能に形成さ
れている。また固定筒12に対する第1直進案内環18
の光軸方向の移動位置が所定の間隔で段階的なズームス
テップとして、該第1直進案内環18と固定筒12にそ
れぞれ固定したブラシ19とコード板20によって検出
される。なお、第1外観筒17の先端部には、飾り環1
74が固定される。
【0014】第1直進案内環18の内周には雌ヘリコイ
ド18bが形成され、この雌ヘリコイド18bには、第
2ヘリコイド環21の外周に形成された雄ヘリコイド2
1aが螺合している。第2ヘリコイド環21は、その外
周に一対の案内コマ21bを備え、各案内コマ21b
は、第1直進案内環18に形成したコマ逃がし溝18c
を通して、第1外観筒17の内周に形成したコマ案内溝
17a(図6、8)に係合している。コマ逃がし溝18
cは雌ヘリコイド18bと同傾斜の貫通長孔であり、コ
マ案内溝17aはズームレンズ系の光軸Oと平行な直線
溝である。案内コマ21bは、コマ逃がし溝18cを貫
通する部分は断面円形の円柱形状に形成されているが、
コマ案内溝17aに嵌合する先端部分は、コマ案内溝1
7aが延びる方向に長い断面長方形の直進キー状に形成
されている。
【0015】第2ヘリコイド環21の前部には第2外観
筒23が結合されている。第1ヘリコイド環14と第1
外観筒17と同様に、第2ヘリコイド環21と第2外観
筒23は、第2ヘリコイド環21の前端部に形成した結
合部(凹部)211および第2外観筒23の後端部に形
成した結合部(凸部)231の係合によって一体に回動
および進退するように結合されている。結合部141、
171と同様にこれらの結合部211、231も、第2
ヘリコイド環21と第2外観筒23が特定の相対回転角
(組み立て・分解位置)にあるときに係脱可能に形成さ
れている。
【0016】第2外観筒23内には、該第2外観筒23
と相対回動が可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸
方向への相対移動ができない)第2直進案内環25が支
持されている。この第2直進案内環25は、直進案内突
起25aが第1直進案内環18の直進案内溝18dに係
合することで、第1直進案内環18に対して光軸方向の
相対直進移動のみ可能に支持されている。
【0017】第2外観筒23は、内周面に周方向に延び
る周方向溝232が、光軸方向に所定長離反して2本形
成され、各周方向溝232に、第2直進案内環25の外
周面に突設されたキー251が嵌合している。従って第
2外観筒23は、このキー251および周方向溝232
に拘束されて、第2直進案内環25に対して相対的に回
転するが、光軸方向には一緒に進退するように規制され
ている。
【0018】従って、ズーミング用モータ15が回転す
ると、減速ギヤ列15aおよびピニオン16を介して第
1ヘリコイド環14および第1外観筒17が回転しなが
ら進退し、第1直進案内環18が回転しないで光軸方向
に進退するので、該第2ヘリコイド環21、第2外観筒
23および第2直進案内環25の結合体が光軸方向に進
退する。その際第2ヘリコイド環21および第2外観筒
23は、案内コマ21bとコマ逃がし溝18cおよびコ
マ案内溝17aとの係合関係によって第1外観筒17に
対して該第1外観筒17と一緒に回転しながら、かつ雄
ヘリコイド21aと雌ヘリコイド18bのリードに従っ
て第1外観筒17に対して光軸方向に相対的に進退し、
第2直進案内環25は直進案内突起25aと直進案内溝
18dとの係合に規制されて回転しないで第2ヘリコイ
ド環21および第2外観筒23と一緒に進退する。ま
た、上記結合部211と結合部231、およびキー25
1と周方向溝232は、第2ヘリコイド環21と第2外
観筒23、第2外観筒23と第2直進案内環25が所定
の相対回転角(組み立て・分解位置)にあるときに光軸
方向移動させて係脱可能に形成されている。
【0019】第1直進案内環18と同様に、第2直進案
内環25の内周面には雌ヘリコイド25bが形成され、
この雌ヘリコイド25bには、第3外観筒(カム環)3
0の後端部外周に形成された雄ヘリコイド30aが螺合
している。第3外観筒30は第3ヘリコイド環を兼ねて
おり、その後端部の外周に一対の案内コマ30bを備
え、各案内コマ30bは、第2直進案内環25に形成し
たコマ逃がし溝25cを貫通して、第2外観筒23の内
周に形成したコマ案内溝23aに係合している(図8、
図14)。案内コマ30bは、コマ逃がし溝25cを貫
通する部分は断面円形の円柱形状に形成されているが、
コマ案内溝23aに嵌合する部分はコマ案内溝23aが
延びる方向に長い断面長方形状に形成されている。コマ
逃がし溝25cは雌ヘリコイド25bと同傾斜の貫通長
孔であり、コマ案内溝23aは光軸Oと平行な直線溝で
ある。
【0020】第3外観筒30内には、該第3外観筒30
と相対回動が可能で光軸方向には一緒に移動する(光軸
方向への相対移動ができない)第3直進案内環33が支
持されている。第3直進案内環33は、外周に複数の直
進案内突起33aが形成され、各直進案内突起33aが
第2直進案内環25内周の直進案内溝25dに係合する
ことで、光軸方向の直進移動のみ可能となっている。
【0021】従って、ズーミング用モータ15が回転す
ると、第1ヘリコイド環14および第1外観筒17が回
転しながら光軸方向に進退し、第1直進案内環18が回
転しないで第1ヘリコイド環14および第1外観筒17
と一緒に光軸方向に進退し、第2ヘリコイド環21およ
び第2外観筒23が第1外観筒17に対して同一回転速
度で一緒に回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第
2直進案内環25が回転しないで第2ヘリコイド環21
および第2外観筒23と一緒に進退するので、第3外観
筒30および第3直進案内環33は、案内コマ30bと
コマ逃がし溝25cおよびコマ案内溝23aの結合関係
によって第2外装筒23と同一の回転速度で一緒に回転
するとともに雄ヘリコイド30aと雌ヘリコイド25b
のリードに従って第2外観筒23に対して光軸方向に相
対的に進退し、第3直進案内環33は直進案内突起33
aと直進案内溝25dの係合に規制されて回転しないで
第3外観筒30と一緒に光軸方向に進退する。なお、第
3外観筒30は、ヘリコイド30aが設けられた部分よ
りも前方部分が第2外観筒23から露出してレンズ鏡筒
の外観を構成する。
【0022】第3外観筒30内にはまた、その前方から
順に、第1変倍レンズ群(第1サブ群S1、第2サブ群
S2)L1を有する第4外観筒(レンズ支持筒)31
と、第2変倍レンズ群L2を固定した後群レンズ枠32
とが位置しており、この第4外観筒31と後群レンズ枠
32が第3直進案内環33によって光軸方向に直進案内
されている。具体的には、図9及び図10に示すよう
に、第3直進案内環33を構成する3個の部分円筒状腕
部33bには、その表裏(外周面と内周面)に光軸Oと
平行な直進案内溝33c、33dが形成され、各直進案
内溝33cには、第4外観筒31の内周に設けた直進案
内突起(不図示)が摺動可能に嵌合し、各直進案内溝3
3dには、後群レンズ枠32の外周に設けた直進案内突
起32aが摺動可能に嵌合している。
【0023】第3外観筒30の内周面には、第4外観筒
31および後群レンズ枠32用の有底カム溝35および
有底カム溝36が形成されている。図12は、この有底
カム溝35、36の展開形状を示している。有底カム溝
35と有底カム溝36はそれぞれ周方向に等角度間隔で
3組形成されており、第4外観筒31、後群レンズ枠3
2には、これらの有底カム溝35と有底カム溝36に嵌
まるフォロア突起31a、32bが径方向に突出形成さ
れている。したがってこの第4外観筒31、後群レンズ
枠32は、ズーミング用モータ15が回転して第3外観
筒30が第1外観筒17、第2外観筒23と一緒に回転
しながら光軸方向に相対的に進退し、第3直進案内環3
3が回転しないで第3外観筒30と一緒に光軸方向に進
退すると、直進案内突起(図示せず)と直進案内溝33
cとの係合関係により回転しないで、フォロア突起31
a、32bと有底カム溝35、36との係合関係により
第3外観筒30に対して所定軌跡で光軸方向に進退す
る。なお、第4外観筒31は、フォロア突起31aが突
出形成された後端部よりも前方の部分が第3外観筒30
から突出し、外部に露出してレンズ鏡筒の外観を構成す
る。
【0024】上記ズームレンズ鏡筒は、固定筒12に対
して、第1直進案内環18、第2直進案内環25、第3
直進案内環33および第4外観筒31が回転しないで相
対的に光軸方向に直進(直線)的に進退する構成であ
る。
【0025】図12において、有底カム溝35と有底カ
ム溝36はそれぞれ、テレ端位置(T端)から収納位置
(収納)までが通常使用領域であり、撮影時には、該通
常使用領域のうちテレ端位置(T端)とワイド端位置
(W端)の間でフォロア突起31aとフォロア突起32
bを案内する。有底カム溝36は、このテレ端位置(T
端)とワイド端位置(W端)の間に中間不連続位置36
aを有している。有底カム溝35によって案内される第
4外観筒31内の第1変倍レンズ群L1は、テレ端位置
とワイド端位置の途中で、第1サブ群S1と第2サブ群
S2を接近位置と離隔位置に移動させる切替機能を有し
ており、この第1変倍レンズ群L1における切替時に、
第2変倍レンズ群L2は有底カム溝36の中間不連続位
置36aを通過する。この中間不連続位置36aの区間
は、実際のズーミング域として撮影には用いない(第3
外観筒30を停止させない)ように制御される。この有
底カム溝35、36は、テレ端位置を越えた分解・組み
立て位置までの領域を備えている。つまりこのズームレ
ンズ鏡筒の組み立て、分解は、この分解・組み立て位置
まで回動させた状態で行われる。
【0026】「シャッタブロック」第4外観筒31内に
は、シャッタブロック40が設けられている。シャッタ
ブロック40内には、前方サブ群枠45と後方サブ群枠
46が嵌まっている。前方サブ群枠45には第1サブ群
S1が固定され、後方サブ群枠46には第2サブ群S2
が固定されている。前方サブ群枠45(第1サブ群S
1)と後方サブ群枠46(第2サブ群S2)は、正逆駆
動モータ53によって駆動されるフォーカシングカム機
構により、ワイド端とテレ端の間で光軸方向の相対位置
が、ワイド用接近位置とテレ用接近位置の2位置に切り
替えらる。そしてそれぞれの位置においてさらに、正逆
駆動モータ53によりフォーカシングカム機構を介して
光軸方向に進退され、フォーカシングに利用される。シ
ャッタブロック40内にはさらに、第2サブ群S2より
も後方に、シャッタセクター60を有するレンズシャッ
タ装置および絞りセクター62を有する絞り機構が設け
られている。本ズームレンズ鏡筒では、シャッタセクタ
ー60は、任意の絞り値を決定する可変絞り機能とシャ
ッタ機能とを兼用する羽根であり、シャッタレリーズ時
に露出値に応じて該シャッタセクター60の開放量(絞
り値)及び開放時間(シャッタスピード)が変化するよ
うに制御回路81を介して電気的に制御される。一方、
絞りセクター62は、特にワイド側撮影距離での撮影開
口径の最大値を規制するために設けられており、ズーム
レンズ鏡筒全体の繰出し状態に応じて機械的に開き量が
変化する。つまり、ワイド撮影距離時にズームレンズ系
の周辺部を撮影に用いないように開口の大きさを規制す
る。
【0027】絞りセクター62を開閉させる絞駆動リン
グ63は、その外周に被動突起63bを有し、該被動突
起63bは、第3直進案内環33の部分円筒状腕部33
b内周に形成した絞制御カム溝71に係合している(図
10)。ズーミングに際し、第3直進案内環33とシャ
ッタブロック40(絞駆動リング63)は光軸方向に相
対移動する。すると、絞制御カム溝71に従って被動突
起63bが周方向に移動され、絞駆動リング63が回動
し、絞りセクター62の開度が変化する。図11に示す
ように、絞制御カム溝71は、光軸Oと平行な直線状規
制部71aと、光軸Oに対して傾斜する傾斜規制部71
bと、第3直進案内環33の前端部に開口する規制解除
部71cとを有しており、直線状規制部71aと傾斜規
制部71bは、被動突起63bがほぼ遊びなく嵌まる幅
となっている。
【0028】、シャッタブロック40の電気部品とカメ
ラボディ内の制御回路81(図13)は、シャッタブロ
ック用FPC(フレキシブルプリント基板)80によっ
て接続される。シャッタブロック用FPC80は、ズー
ムレンズ鏡筒の繰出し及び収納動作によるシャッタブロ
ック40と制御回路81の相対位置の変化に応じて折り
畳み位置を変化させ、他の鏡筒構成部材と干渉を避ける
ようにZ字状に折り返され、各外観筒の間に収納されて
いる(図2参照)。
【0029】本実施の形態のシャッタブロック用FPC
80は、ヘアピン状に折り畳まれた折り畳み部分80
1、802が、後方から前方に向かって、第1外観筒1
7と第1直進案内環18の隙間、第2外観筒23と第2
直進案内環25の隙間に後方から前方に向かって挿入さ
れ、第2外観筒23と第2直進案内環25から出た折り
畳み部分802は、第3外観筒30を跨いで第4外観筒
31内に入り、一方の端部がシャッタブロック40に接
続されている。
【0030】シャッタブロック用FPC80の他方の端
部は、シャッタブロック40の前部からシャッタブロッ
ク外に引き出されている(図2、3、4)。カメラを小
型化するためには、シャッタブロック用FPC80の引
出し位置選択の自由度が低いため、第1ヘリコイド環1
4のヘリコイド14a、ギヤ部14b等に近接し、しか
も第1ヘリコイド環14のヘリコイド14a、ギヤ部1
4bの軌跡上にシャッタブロック用FPC80が位置す
る。このとき、ギヤ部14bの端部がシャッタブロック
用FPC80と交差してしまう場合がある(図36、図
37、図38)。このような構成において、シャッタブ
ロック用FPC80が撓むと、図37、図38に示した
ように、ギヤ部14bの端部の歯14b1がシャッタブ
ロック用FPC80に引っかかってしまうおそれがあ
る。そこで本実施の形態では、第1ヘリコイド環14
に、ギヤ部14bの軌跡に沿って干渉防止用のリード1
4a1を突設してある。さらにこの実施例では、ギヤ部
14bの前方の終端に位置する歯14b1は、テレ端ス
トッパ101に当接してそれ以上回転しないように制限
するストッパとして利用される(図33)。本実施例で
は、テレ端ストッパ101の進入と許容するように、ギ
ヤ部14bにストッパ進入空間14cを確保してある
(図34)。
【0031】「ズームレンズ鏡筒全体の動作」上記構成
のズームレンズ鏡筒は、ズーミング用モータ15を介し
てピニオン16を回転駆動すると、第1ヘリコイド環1
4および第1外観筒17が回転しながら進退し、第1直
進案内環18が回転しないで第1ヘリコイド環14およ
び第1外観筒17と一緒に光軸方向に進退し、第2ヘリ
コイド環21および第2外観筒23が第1外観筒17に
対して同一回転速度で回転しながら光軸方向に相対的に
進退し、第2直進案内環25が回転しないで第2ヘリコ
イド環21および第2外観筒23と一緒に光軸方向に進
退し、第3外観筒30が第2外観筒23に対して同一回
転速度で回転しながら光軸方向に相対的に進退し、第3
直進案内環33が回転しないで第3外観筒30と一緒に
光軸方向に進退し、第4外観筒31が回転しないで光軸
方向に相対的に進退(第3外観筒30は第4外観筒31
に対して相対回転)するので、最終的には、第3外観筒
30内で光軸方向に直進案内されている第4外観筒31
(第1変倍レンズ群L1)と後群レンズ枠32(第2変
倍レンズ群L2)が、有底カム溝35と有底カム溝36
に従う所定の軌跡で光軸方向に相対的に移動する。
【0032】例えば、図2の鏡筒収納状態(沈胴状態)
では、ズームレンズ鏡筒は略全体がカメラボディ11内
に収納されており、この鏡筒収納状態からズーミング用
モータ15を鏡筒繰出し方向に駆動させると、ズームレ
ンズ鏡筒は図3のワイド端撮影位置へ繰り出される。ズ
ームレンズ鏡筒は、さらにズーミング用モータ15を鏡
筒繰出し方向に駆動させることによって、ワイド端撮影
位置から図4のテレ端撮影位置まで繰出すことができ
る。
【0033】本発明の実施形態では、通常の使用状態に
おいてズームレンズ鏡筒がテレ端撮影位置からさらに繰
り出されないように、第1ヘリコイド環14の回転を規
制するテレ端ストッパ101を設けてある。このテレ端
ストッパ101には、図33に示すように、第1ヘリコ
イド環14の最端部の歯14b1が当接して第1ヘリコ
イド環14の回転を阻止する構成である。図34に、第
1ヘリコイド環14の展開図を示した。図34におい
て、下方が前方である。第1ヘリコイド環14は、雄ヘ
リコイド14のリードに従って回転しながら進退する
が、bは雄ヘリコイド14に沿って形成されているの
で、テレ端ストッパ101は、このbの軌跡上に位置
し、固定筒12に外側から装着され、ねじ止めされてい
る(図35)。このようにテレ端ストッパ101を固定
筒12の外方から着脱可能に構成したので、組み立てお
よび分解が容易になった。なお、ギヤ部14bの歯先円
の直径は、第1外観筒17の外径より大きくなるように
設定されている。
【0034】そしてこのズームレンズ鏡筒は、テレ端ス
トッパ101を取り外した状態で、テレ端撮影位置から
さらにズーミング用モータ15を鏡筒繰出し方向に駆動
させると、第1ヘリコイド環14と第1外観筒17、第
2外観筒23がさらに回転して図5に示す第1外観筒1
7および第2外観筒23の分解・組み立て位置まで繰出
すことができる。この実施例では、第1ヘリコイド環1
4をテレ端位置から回転角8度回転させると、この分解
・組み立て位置に至る。図6は、この分解・組み立て位
置において第1、第2外観筒17、23を取り外した状
態を示している。
【0035】ズーミング用モータ15を繰出し方向とは
逆の収納方向に駆動すると、分解・組み立て状態、テレ
端状態から、ワイド端状態、さらに収納(沈胴)状態に
ズームレンズ鏡筒を変化させることができる。実際のズ
ーミングは、ワイド端からテレ端までを複数の焦点距離
ステップに分け、各焦点距離ステップでズーミング用モ
ータ15を停止させてフォーカシングや露出を行うよう
に、ステップワイズに制御される。このとき、前述した
第1サブ群S1と第2サブ群S2の接離切替に相当する
領域は撮影には用いないので、ステップを区切らず、第
3外観筒30(ズーミング用モータ15)を停止させな
い。
【0036】図14には、収納位置における第2外観筒
23、第2ヘリコイド環21、第2直線案内環25およ
び案内コマ30bの関係を、外方から見た展開図として
示してある。この収納位置では、第2外観筒23の外周
面に円周方向に形成した抜け止めキー251が、第2外
筒23の内周面に周方向に形成した内周溝232に係合
して、第2外観筒23と第2ヘリコイド環21とを相対
回転可能にかつ光軸方向には一緒に移動するように規制
している。抜け止めキー251は、同一円周上のほぼ直
径方向に離間した位置に2個、さらに光軸方向に所定長
離間した位置に、同一円周上のほぼ直径方向に離間した
位置に2個の計4個からなる。また、案内コマ30b
は、コマ逃がし溝25cの空転領域25c1に入ってい
る。
【0037】コマ逃がし溝25cの空転領域25c1
は、第3外観筒30を空転させるための空転区間であ
る。つまり、案内コマ30bが空転領域25c1に入る
と、第2直線案内環25に対して第3外観筒30が回転
しても案内コマ30bは空転領域25c1に沿って移動
するので、回転しても光軸方向には相対移動しない。こ
の空転領域25c1は、ズームレンズ鏡筒の収納位置と
ワイド端位置の間の区間に設けられている。
【0038】この収納位置状態からズーミング用モータ
15を繰出し方向に回転させ、テレ端位置に達したとき
の第2外観筒23、第2ヘリコイド環21、第2直線案
内環25および案内コマ30bの関係を、図14と同様
に展開して図15に示してある。このテレ端位置におけ
る第2外観筒23と第2直線案内環25は、各抜け止め
キー251の一部分が周方向溝232から出て切れ目2
33に入っているが、各抜け止めキー251の一部は周
方向溝232に入っているので、第2外観筒23は第2
直線案内環25に対して光軸方向には移動しない(抜け
ない)ように、つまり相対回転はするが光軸方向には一
緒に進退するように係合している。このテレ端状態から
ズーミング用モータ15を繰出し方向に回転させても、
使用状態では、第1ヘリコイド環14のbがテレ端スト
ッパ101に当接してそれ以上第1ヘリコイド環14を
回転させることができない。このテレ端ストッパ101
を取り外すと第1ヘリコイド環14がフリーになり、ズ
ーミング用モータ15をさらに繰出し方向に回転させる
ことができる。
【0039】テレ端ストッパ101を取り外して上記テ
レ端状態からさらにズーミング用モータ15を繰出し方
向に回転させ、分解・組み立て位置に達した第2外観筒
23、第2ヘリコイド環21、第2直線案内環25およ
び案内コマ30bの関係を図16に、図14と同様に展
開して示してある。この分解・組み立て位置では、各抜
け止めキー251が周方向溝232から出て切れ目23
3に入っている。したがってこの分解・組み立て位置で
は、第2外観筒23を第2直線案内環25に対して光軸
方向に移動させることができる。つまり、第2外観筒2
3を取り外し(図17)、また取り付けることができる
(図16)。
【0040】この分解・組み立て位置において第1、第
2外観筒17、23を引き抜くと案内コマ21b、30
bが露出するので(図6)、さらに案内コマ21b、3
0bを取り外すと(図7)、第3外観筒30、第2ヘリ
コイド環21、第1ヘリコイド環14をさらに繰出し方
向に回転させて取り外すことができるようにヘリコイド
が形成されている。つまり、このズームレンズ鏡筒の分
解は、この分解・組み立て位置において行うことができ
る。なお、このズームレンズ鏡筒は、カメラボディに組
み付けられ、撮影可能な完成状態ではテレ端位置から分
解・組み立て位置方向へは繰り出されないようにズーミ
ング用モータ15の回転が制御されているが、修理等の
ために特別なコマンド入力等したときに、ズーミング用
モータ15がテレ端位置を越えて分解・組み立て位置ま
で回転するように構成されている。
【0041】本実施形態では、第2外観筒23および第
2直進案内環25と同様に、第1外観筒17および第1
直進案内18も周方溝172、内周溝の切れ目173お
よび抜け止めキー181を備え、前記の分解・組み立て
位置において第1直進案内18に対して第1外観筒17
の分解・組み立て可能に形成されている。
【0042】「レンズバリヤ」第4外観筒31の先端部
にはさらに、第1変倍レンズ群L1の前方の鏡筒開口を
開閉するレンズバリヤ機構が設けられている。レンズバ
リヤ機構は、第4外観筒31の前部に固定される化粧板
90、第4外観筒31の前壁部31bに光軸Oを中心と
して回動可能に支持されるバリヤ駆動環91、このバリ
ヤ駆動環91と化粧板90の間にそれぞれ回動可能に枢
支される一対の外側バリヤ92と一対の内側バリヤ93
を備えている。化粧板90には、外側バリヤ92と内側
バリヤ93を回動可能に支持する図示しない突起が設け
られており、外側バリヤ92と内側バリヤ93は、この
突起を中心として回動し、連動して化粧板90の開口を
開閉する。各バリヤ92、93は、バリヤ付勢ばね94
によって閉じ方向へ常時付勢されている。
【0043】バリヤ駆動環91は、直径方向の二カ所に
設けたバリヤ係合突起91aと、光軸方向の後方へ向け
て延出する被動腕部91bとを有している。バリヤ係合
突起91aは、外側バリヤ92または内側バリヤ93に
係合して、バリヤ駆動環91の回転を該バリヤ92、9
3に伝達する。一方、被動腕部91bは、第4外観筒3
1の前部内周面の前壁部31bに形成した貫通穴(不図
示)を貫通して第4外観筒31内に挿入され、該被動腕
部91bには、第3直進案内環33の部分円筒状腕部3
3bの先端部に形成した傾斜ガイド面33eに摺接可能
に形成されている。
【0044】バリヤ駆動環91は、駆動環付勢ばね95
によって、バリヤ92及び93を開放する方向に回動付
勢されている。この駆動環付勢ばね95は、バリヤ付勢
ばね94よりも付勢力が強く、バリヤ駆動環91が駆動
環付勢ばね95の付勢力によって回動可能なフリー状態
では、駆動環付勢ばね95の付勢力がバリヤ駆動環9
1、バリヤ係合突起91aを介してバリヤ92及び93
に伝わり、該バリヤ92及び93をバリヤ付勢ばね94
の付勢力に抗して開放位置に保持する。図3のワイド端
と図4のテレ端の間の撮影状態では、上記の被動腕部9
1bと傾斜ガイド面33eが接触しておらずバリヤ駆動
環91はフリー状態であり、バリヤ92及び93は開放
位置に保持されている。
【0045】ズームレンズ鏡筒が図3、図32のワイド
端位置から図2、図31の収納位置に移動する過程で、
第3直進案内環33の傾斜ガイド面(バリヤ駆動面)3
3e(図9)がバリヤ駆動環91の被動腕部91bに当
接して摺接を開始し、該バリヤ駆動環91は、傾斜ガイ
ド面33eの形状に従って駆動環付勢ばね95に抗する
方向、すなわちバリヤ92、93の閉鎖方向回動を許容
する方向に強制回動される。すると、バリヤ駆動環91
による規制が解除された各バリヤ92、93は、バリヤ
付勢ばね94の付勢力によって閉鎖位置まで回動し、閉
鎖位置に保持される。
【0046】ズームレンズ鏡筒がワイド端位置から収納
位置まで移動する過程において、第3外観筒30に対し
て第2外観筒23、および第2外観筒23に対して第1
外観筒17は、一緒に回転するが光軸方向には相対移動
しない空転区間を有する。つまり、ズームレンズ鏡筒全
体として収納位置に達する前、本実施例では第4外観筒
31が第3外観筒30に対する収納位置に達する前に、
第2外観筒23が第1外観筒17に対する光軸方向収納
位置に達して空転区間に入り、第2外観筒23が第1外
観筒17と一緒に回転しながら後退を開始し、その後第
3外観筒30が第2外観筒23に対する光軸方向収納位
置に達して空転区間に入り、第3外観筒30、第2外観
筒23および第1外観筒17が一緒に回転しながら収納
位置まで後退する。したがって、第3直進案内環33の
傾斜ガイド面33eがバリヤ駆動環91の被動腕部91
bに当接して摺接を開始するのとほぼ同時またはその後
に第2外観筒23、第3外観筒30の順に空転区間に入
り、第4外観筒31に対する第3直進案内環33の相対
回転によって後退する第4外観筒31と第3外観筒30
すなわち第3直進案内環33の光軸方向相対移動によっ
てバリヤ駆動環91がバリヤ閉鎖方向に回動駆動され
る。
【0047】ズームレンズ鏡筒が逆に収納位置からワイ
ド端位置まで繰り出される過程では、第1、第2外観
筒、第3外観筒17、23、30は一緒に回転しながら
光軸方向に繰り出されるが、第2外観筒23および第3
外観筒30は空転区間に位置するので第1外観筒17と
一緒に回転しながら一緒にワイド端方向に繰り出され、
第4外観筒31は回転しないで第3外観筒30に対して
相対的にワイド端方向に繰り出される。この空転区間に
おいて、第3直進案内環33の傾斜ガイド面33eが被
動腕部91bから離反する方向に移動するので、バリヤ
駆動環91が駆動環付勢ばね95の付勢力によりバリヤ
開方向に回動し、駆動環付勢ばね95の付勢力によって
バリヤ92、93を開放位置まで回動させる。そして、
ワイド端に達する前に、傾斜ガイド面33eは被動腕部
91bから離反して、バリヤ92、93は完全に開放位
置に移動している。
【0048】また、このズームレンズ鏡筒の収納位置か
らワイド端位置までの繰出し過程において、先ず第3外
観筒30の空転区間が終了するので第3外観筒30の第
2外観筒23に対する相対的繰出しが始まり、その後第
2外観筒23の空転区間が終了するので第2外観筒23
の第1外観筒17に対する相対的繰出しも始まる。
【0049】前述のようにバリヤ92、93の開閉は、
収納位置とワイド端位置間における第4外観筒31と第
3外観筒30の相対的光軸方向移動に依存するストロー
クで行うので、第3外観筒30および第2外観筒23の
一方または両方に空転区間を設けない構成もある。しか
し、バリヤ92、93を開閉駆動するためのストローク
を短く構成すると駆動トルクが大きくなるのでストロー
クは長い方が望ましいが、ストロークを長く構成する
と、バリヤの開閉に要する第3外観筒30の回転角が大
きくなり、カメラボディに対する第4外観筒31の突出
量が多くなり過ぎてしまい、収納位置からワイド端位置
までに必要なレンズ繰り出し量を超えてしまう。第3外
観筒30のヘリコイド繰出し構造にのみ空転区間を設け
ることもできるが、この場合は、収納位置からワイド端
位置までのレンズ繰り出しに要する鏡筒回転角に対する
ストロークが小さくなるので、空転区間の回転角を大き
くする必要がある。つまり、第3外観筒30に対する第
4外観筒31の光軸方向の相対移動距離が長くなるの
で、シャッタブロック用FPC80の第3外観筒30を
跨ぐ部分の遊びを多くしないとこの部分が突っ張ってし
まう(図2、3)。そこで本発明の実施例では、第2外
観筒23および第3外観筒30にヘリコイド空転区間を
設けて収納位置からワイド端位置までの回転角を大きく
し、第4外観筒31を繰出すカムのリードが小さくても
第3外観筒30に対する第4外観筒31の光軸方向相対
移動距離を長くすることを可能にしてある。
【0050】ヘリコイドの空転区間の構成について、図
18乃至図27を参照して説明する。図18(A)は、第
2直進案内環25を縦断して示す斜視図、図18(B)
は第1直進案内環18を縦断して示す斜視図、図19は
第2直進案内環25の展開図、図20乃至図22は第2
直進案内環25と第3外観筒(カム・ヘリコイド環)3
0の関係を示す展開図、図23は第1直進案内環18の
展開図、図24乃至図26は第1直進案内環18と第2
外観筒23および第2ヘリコイド環21との関係を示す
展開図である。図27(A)、(B)、(C)には、第
2直進案内環25の雌ヘリコイド25b、ヘリコイド空
転区間25b1および第3外観筒30の雄ヘリコイド3
0aを拡大して示してある。
【0051】第2直進案内環25の内周面の雌ヘリコイ
ド25bは、第2直進案内環25の後端部(カメラボデ
ィ側)付近に幅広(周方向に幅広)のヘリコイド空転区
間25b1とされている(図19参照)。このヘリコイ
ド空転区間25b1の光軸方向の長さと第3外観筒30
の雄ヘリコイド30aの光軸方向長さとはほぼ一致させ
てある。つまり、雄ヘリコイド30aがこのヘリコイド
空転区間25b1に入ると、雄、雌ヘリコイド30a、
25bのフランク面による拘束が解除されて、第2直進
案内環25と第3外観筒30とは光軸方向移動が規制さ
れて相対回転自在な結合状態となる。コマ逃がし溝25
cにも、このヘリコイド空転区間251bにおける回転
を許容するための空転区間25c1が形成されている。
なお、ヘリコイド空転区間25b1は雄ヘリコイド30
aを光軸方向には移動させないリード0としたが、光軸
方向に僅かに移動させるように設定してもよい。また、
ヘリコイド空転区間25b1のスラスト面25b2、お
よび該スラスト面スラスト面25b2と摺接する雄ヘリ
コイド30aの前後端面をフランク面として、これらも
ヘリコイド構造にすることもできる。
【0052】ズームレンズ鏡筒が収納位置にあるとき
は、雌ヘリコイド25bにヘリコイド結合する雄ヘリコ
イド30aは、ヘリコイド空転区間25b1内に誘導さ
れており、コマ逃がし溝25cに嵌る案内コマ30bは
空転区間25c1内に誘導されている(図20)。この
収納位置からズームレンズ鏡筒がワイド端方向に繰り出
されると、第2直進案内環25に対して第3外観筒3
0、雄ヘリコイド30a、案内コマ30bがワイド方向
(図において右方向)に相対的に移動する。雄ヘリコイ
ド30aがヘリコイド空転区間25b1に拘束されてい
るので、第3外観筒30は第2直進案内環25に対して
相対回転のみし、空転区間境界位置に至る(図21)。
空転区間境界位置では、雄ヘリコイド30aのフランク
面は雌ヘリコイド25bのフランク面と接触している。
【0053】ズームレンズ鏡筒が空転境界位置からさら
にワイド位置方向に繰り出されると、第2直進案内環2
5に対して第3外観筒30は、雄ヘリコイド30aが雌
ヘリコイド25bに拘束されているので、雌ヘリコイド
25bのリードに従って回転しながら相対的に前進(図
において上方に移動)し、ワイド端位置に達する(図2
2)。
【0054】本実施の形態では第3外観筒30を雄ヘリ
コイド30a、第2直進案内環25を雌ヘリコイド25
bとしたが、雄雌ヘリコイドの関係は逆にしてもよい。
【0055】第2直進案内環25および第3外観筒30
と同様に、第1直進案内環18と第2外観筒23および
第2ヘリコイド環21も空転区間を有する。第1直進案
内環18の内周面の雌ヘリコイド18bは、第1直進案
内環18の後端部(カメラボディ側)付近が幅広(周方
向に幅広)のヘリコイド空転区間18b1とされている
(図23)。このヘリコイド空転区間18b1の光軸方
向の長さと第2ヘリコイド環21の雄ヘリコイド21a
の光軸方向長さとはほぼ一致させてある。つまり、雄ヘ
リコイド21aがこの空転雌ヘリコイド領域18b1に
進入すると、雄雌ヘリコイド21a、18bのフランク
面による拘束が解除されて、第1直進案内環18とヘリ
コイド環21(及び第2外観筒23)とは光軸方向移動
が規制された状態で相対回転自在な結合状態となる。コ
マ逃がし溝18cにも、このヘリコイド空転区間18b
1に対応した、リードのない空転区間18c1が形成さ
れている。
【0056】ズームレンズ鏡筒が収納位置にあるとき
は、雌ヘリコイド18bにヘリコイド結合する雄ヘリコ
イド21aは、ヘリコイド空転区間18b1内に誘導さ
れており、コマ逃がし溝18cに嵌る案内コマ21bは
空転区間18c1内に誘導されている(図24、図27
(A))。この収納位置からズームレンズ鏡筒がワイド
端方向に繰り出されると、第1直進案内環18に対して
雄ヘリコイド21aおよび案内コマ21bが、すなわち
ヘリコイド環21及び第2外観筒23がワイド方向(図
において右方向)に相対的に移動する。この相対移動に
際して、雄ヘリコイド21aはヘリコイド空転区間18
b1内に、案内コマ21bは空転区間18c1に進入し
ているので、第2外観筒23および第2ヘリコイド環2
1は第1直進案内環18に対して相対回転のみし、空転
区間境界位置に至る(図25、図27(B))。空転区
間境界位置では雄ヘリコイド21aのフランク面は雌ヘ
リコイド18bのフランク面に接触している。
【0057】ズームレンズ鏡筒が空転境界位置からさら
にワイド位置方向に繰り出されると、第1直進案内環1
8に対して第2外観筒23および第2ヘリコイド環21
は、雄ヘリコイド21aは雌ヘリコイド18bに拘束さ
れているので、雄雌ヘリコイド21a、18bおよびコ
マ逃がし溝18cのリードに従って回転しながら前進
(図において上方に移動)し、ワイド端位置に達する
(図26、図27(C))。
【0058】この実施例では、第2外観筒23を空転さ
せるだけではバリヤの開閉をするのに不十分であるた
め、第3外観筒30にも空転区間を設けてある。第3外
観筒30の空転量は、繰出し量を抑えることと繰出しの
バランスを調整することを目的に設定してある。。さら
にこの実施形態では、第3外観筒30を空転させるヘリ
コイド空転区間25b1の回転角よりも、第2外観筒2
3およびヘリコイド環21を空転させるヘリコイド空転
区間18b1の回転角の方を大きく設定してある。第3
外観筒30と第2外観筒23とが同時に空転区間からヘ
リコイド区間に切り替わると負荷が急増するので、この
負荷の急増を緩和することができる。
【0059】すでに説明したように本実施例では、この
第3外観筒30および第2外観筒23の空転運動および
第4外観筒31の光軸方向相対移動により、レンズバリ
ヤを開閉する。このようにこのズームレンズ鏡筒では、
第4外観筒31が収納位置とワイド端位置の間を移動す
るストロークと、第3外観筒30および第2外観筒23
が収納位置とワイド端位置の間の空転区間で空転する回
転角の二つの作用によってバリヤ駆動環91をバリヤ閉
鎖位置とバリヤ開放位置とに駆動するので、第4外観筒
31のストロークの短さを補うことができる。
【0060】図28(A)には第1直進案内環18の雌
ヘリコイド18bのヘリコイド空転区間18b1付近を
拡大して示してある第1直進案内環18は、通常合成樹
脂の射出成形により形成される。そのための金型を放電
加工の電極により加工すると、電極を加工する際に例え
ばヘリコイド空転区間18b1の角部には、いわゆるカ
ッターRと呼ばれる丸みがついてしまう(図28
(B))。ヘリコイド空転区間18b1の角部にこのよ
うなカッターRがつくと、ヘリコイド空転区間18b1
のスラスト面18b2、18b2の周方向長が短くな
り、雄ヘリコイド21aとの接触面積も小さくなるの
で、雄ヘリコイド21aに干渉し、またスラスト受け面
18b2、18b3による雄ヘリコイド21aのスラス
ト方向規制力が弱く不安定になってしまう。
【0061】この実施例では、第1直線案内環18の周
方向溝18eと同様の周方向溝25eが、第2直進案内
環25のヘリコイド空転区間25b1の前部および後部
のスラスト受け面に沿って形成されている。
【0062】また、雄ヘリコイド21aがこのヘリコイ
ド空転区間18b1から雌ヘリコイド18bに入るとき
に、第2ヘリコイド環21と第1直進案内環18が軸ず
れしたり傾いたりしていると、雄ヘリコイド21aの端
面がスラスト面18b2に当接して雌ヘリコイド18b
に進入できない場合がある。そこで本発明の実施形態で
は、第1直進案内環18および第2直進案内環25の後
端部付近の内周面に、ブレ防止部として、内向きフラン
ジ状の嵌合部(凸状部)18f、25fを周方向に突設
形成してある(図18(A)、(B))。これらの嵌合
部18f、25fには、収納位置まで後退した第2ヘリ
コイド環21、第3外観筒30が摺接可能な状態で隙間
が無く嵌る(図29)。そして、第2ヘリコイド環2
1、第3外観筒30は、それそれ嵌合部18f、25f
と摺接しながら空転区間を回転する。したがって、空転
区間における第2ヘリコイド環21、第3外観筒30の
ガタも防止される。
【0063】このように嵌合部18f、25fによって
雄ヘリコイド21a、30aの直径方向の位置が規制さ
れるので、雄ヘリコイド21a、30aがヘリコイド空
転区間18b1、25b1から雌ヘリコイド18b、2
5bに滑らかにかつ確実に進入できる。進入したらその
後、ヘリコイド作用により、第2ヘリコイド環21、第
3外観筒30を、ワイド端位置(図30)からテレ端位
置またテレ端位置からワイド端位置まで回転しながら進
退させることができる。
【0064】図示実施例は4段鏡筒であるが、繰出し構
造として、第4外観筒31はカム構造としてあるが、他
の第3外観筒30、第2外観筒23および第1外観筒1
7はヘリコイド繰出し構造としてあるので、剛性が高
い。また、従来は外観を形成する鏡筒の後端部にヘリコ
イドを形成していたが、本実施例では第2外観筒23お
よび第1外観筒17については、ヘリコイド環21、1
4と外観を形成する第2外観筒23および第1外観筒1
7とを分離して形成し、組み立てに際して一体化させて
いる。この構造により、鏡筒を完全に分解することなく
外観部品の交換が可能になり、ズームレンズ鏡筒の分解
も容易になった。また、一般にヘリコイドは組付け位置
から使用位置までの分解角度を多くとる必要があるが、
本発明ではヘリコイド環21、14は、予めフリーの状
態のまま雌ヘリコイド18b、12bにねじ込むことが
可能なので、分解角度が小さくて済む。しかも、径方向
の拡大を抑えることができる。
【0065】本発明の多段繰り出し式ズームレンズ鏡筒
は、オーバーテレ側、つまりテレ端よりさらにテレ方向
に回動させた位置に分解位置がある。第1、第2外観筒
17、23は、第2、第3直進案内環18、33に対し
て各々テレ端から数度の分解角度を持っている。この実
施例では8度である。テレ端からこの分解角度に達する
と、第1、第2外観筒17、23は第2、第3直進案内
環18、33との係合が外れ、取り外すことができる。
第1、第2外観筒17、23を第2を取り外した後、案
内コマ30bを取り外せば、第3外観筒30から先の部
材も取り外せる。案内コマ21bを取り外せば、第2ヘ
リコイド環21および第2直進案内環25から先が取り
外せる。この分解角度は、ヘリコイドが抜けきるほどの
量が必要ないため、分解角度分ヘリコイドが前進するた
めの光軸方向の余裕が最小に抑えられる。このように分
解が容易なため外観部品の交換やメンテナンスに有利で
ある。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
多段繰出し式レンズ鏡筒において、レンズ鏡筒の外部に
露出し、ヘリコイド繰出し構造によって回転しながら進
退動する外観筒を、ヘリコイド繰出し構造のヘリコイド
環とは別個に形成したので、外観筒の交換が容易にな
り、外観部品の交換やレンズ鏡筒のメンテナンスが容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したズームレンズ鏡筒の実施形態
を示す、構成部材の分解斜視図である。
【図2】同ズームレンズ鏡筒の収納状態の上半断面図で
ある。
【図3】同ズームレンズ鏡筒のワイド端撮影状態の上半
断面図である。
【図4】同ズームレンズ鏡筒のテレ端撮影状態の上半断
面図である。
【図5】同ズームレンズ鏡筒を繰り出した状態の斜視図
である。
【図6】図5から鏡筒外観部材の一部を取り外した状態
のズームレンズ鏡筒の斜視図である
【図7】図6よりもさらに分解した状態のズームレンズ
鏡筒の斜視図である
【図8】第1外観筒と第2外観筒の単体斜視図である。
【図9】第3直進案内環の単体斜視図である。
【図10】第3直進案内環とシャッタブロックの関係を
表す分解斜視図である。
【図11】第3直進案内環の絞制御カム溝を示す、該第
3直進案内環の展開図である。
【図12】カム環のカム溝形状例を示す、該カム環の内
面の展開図である。
【図13】図2ないし図4に全体構造を示すズームレン
ズ鏡筒の制御系を示すブロック図である。
【図14】同ズームレンズ鏡筒の収納位置における第2
外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案内
コマの関係を示す展開図である。
【図15】同ズームレンズ鏡筒のテレ端位置における第
2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環および案
内コマの関係を示す展開図である。
【図16】同ズームレンズ鏡筒の分解・組み立て位置に
おける第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環
および案内コマの関係を示す展開図である。
【図17】同ズームレンズ鏡筒の分解・組み立て位置に
おける第2外観筒、第2ヘリコイド環、第2直線案内環
および案内コマの関係を第2外観筒を取り外した状態で
示す展開図である。
【図18】(A)は、同ズームレンズ鏡筒の第2直進案内
環25を縦断して示す斜視図、(B)は同ズームレンズ
鏡筒の第3直進案内環18を縦断して示す斜視図であ
る。
【図19】同ズームレンズ鏡筒の第2直進案内環を示す
展開図である。
【図20】同ズームレンズ鏡筒の収納状態における第2
直進案内環25の雌ヘリコイドと第3外観筒30の雄ヘ
リコイドの関係を示す展開図である。
【図21】同ズームレンズ鏡筒が空転区間境界位置まで
繰り出されたときの第2直進案内環25の雌ヘリコイド
と第3外観筒30の雄ヘリコイドの関係を示す展開図で
ある。
【図22】同ズームレンズ鏡筒がワイド端位置まで繰り
出されたときの第2直進案内環の雌ヘリコイドと第3外
観筒の雄ヘリコイドの関係を示す展開図である。
【図23】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環を示す
展開図である。
【図24】同ズームレンズ鏡筒が収納状態にあるときの
第1直進案内環と第2外観筒23および第2ヘリコイド
環との関係を示す展開図である。
【図25】同ズームレンズ鏡筒が空転区間境界位置にあ
るときの第1直進案内環と第2外観筒23および第2ヘ
リコイド環との関係を示す展開図である。
【図26】同ズームレンズ鏡筒がワイド端位置に繰り出
されたときの第1直進案内環と第2外観筒23および第
2ヘリコイド環との関係を示す展開図である。
【図27】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環の雌ヘ
リコイド、ヘリコイド空転区間および第2ヘリコイド環
の雄ヘリコイドの関係を展開して示す図であって、(A)
は収納状態、(B)は空転区間境界位置、(C)はワイ
ド端位置にあるときの様子を示す図である。
【図28】(A)は第1直進案内環の雌ヘリコイド、ヘ
リコイド空転区間の形状を模式的に示す図、(B)は金
型制作の際に生じる問題を説明する図、(C)はこの問
題を解決する本発明の実施の形態を示す図である。
【図29】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環および
第2直進案内環の後端部付近の内周面に周方向に延びる
凸状部を形成した実施形態の収納状態の上半断面図であ
る。
【図30】同ズームレンズ鏡筒の第1直進案内環および
第2直進案内環の後端部付近の内周面に周方向に延びる
凸状部を形成した実施形態のワイド端撮影状態の上半断
面図である。
【図31】同ズームレンズ鏡筒において、レンズバリヤ
が閉じられた状態のシャッタブロック付近を拡大した上
端断面図である。
【図32】同ズームレンズ鏡筒において、レンズバリヤ
が開かれた状態を示す、図24と同様の上端断面図であ
る。
【図33】同ズームレンズ鏡筒のテレ端ストッパ構造を
示す、第1ヘリコイド環および第1外観筒の斜視図であ
る。
【図34】同ズームレンズ鏡筒の第1ヘリコイド環の展
開図である。
【図35】同ズームレンズ鏡筒をテレ端状態にして下方
から示す斜視図である。
【図36】同ズームレンズ鏡筒のフレキシブルプリント
基板が第1ヘリコイド環のギヤに干渉するのを防止する
構造を示す、第1ヘリコイド環および第1外観筒の斜視
図である。
【図37】フレキシブルプリント基板が第1ヘリコイド
環のギヤに干渉する場合の様子を示す斜視図である。
【図38】フレキシブルプリント基板が第1ヘリコイド
環のギヤに干渉する場合の様子を拡大して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
L1 第1変倍レンズ群 L2 第2変倍レンズ群 O 光軸 S1 第1サブ群 S2 第2サブ群 11 カメラボディ 12 固定筒 12a 雌ヘリコイド 12b 直進案内溝 14 第1ヘリコイド環 14a 雄ヘリコイド 14a1 干渉防止突部 14b ギヤ 14b1 端部の歯 14c ストッパ進入空間 141 結合部 15 ズーミング用モータ 16 ピニオン 17 第1外観筒 17a コマ案内溝 171 結合部 172 内周溝 173 内周溝の切れ目 18 第1直進案内環 18a 直進案内突起 18b 雌ヘリコイド 18b1 ヘリコイド空転区間 18b2 スラスト面 18c コマ逃がし溝 18d 直進案内溝 18e 周方向溝 181 抜け止めキー 19 ブラシ 20 コード板20 21 第2ヘリコイド環 21a 雄ヘリコイド 21b 案内コマ 211 結合部 23 第2外観筒 23a コマ案内溝 231 結合部 232 内周溝 233 内周溝の切れ目 25 第2直進案内環 25a 直進案内突起 25b 雌ヘリコイド 25b1 ヘリコイド空転区間 25c コマ逃がし溝 25d 直進案内溝25e 周方向溝 25f 嵌合部 30 第3外観筒(カム環) 30a 雄ヘリコイド 30b 案内コマ 31 第4外観筒(レンズ支持筒) 31a フォロア突起 31b 前壁部 32 後群レンズ枠 32a 直進案内突起 32b フォロア突起 33 第3直進案内環 33a 直進案内突起 33b 部分円筒状腕部 33c 33d 直進案内溝 33e 傾斜ガイド面 35 36 有底カム溝 36a 中間不連続位置 40 シャッタブロック 80 シャッタブロック用FPC(フレキシブルプリン
ト基板) 81 制御回路 81A 焦点距離情報 81B 被写体距離情報 81C 被写体輝度情報 91 バリヤ駆動環 91a バリヤ係合突起 91b 被動腕部 92 外側バリヤ 93 内側バリヤ 94 バリヤ付勢ばね 95 駆動環付勢ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 和宜 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 高嶋 麻衣子 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AJ01 BD02 BD03 BD10 EF01 EF08 2H101 BB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡筒の繰出し構造として、外周面にヘリ
    コイドが形成された外周ヘリコイド環と、内周面に上記
    ヘリコイドに螺合されるヘリコイドが形成された内周ヘ
    リコイド環を有するヘリコイド繰出し構造を備えた多段
    繰出し式レンズ鏡筒において、 上記外周ヘリコイド環内に、該外周ヘリコイド環と相対
    回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動するように支持
    された直進案内環と、 上記外周ヘリコイド環とは別個に形成され、該直進案内
    環に相対回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動するよ
    うに嵌められ、上記外周ヘリコイド環に着脱可能に連結
    されて該外周ヘリコイド環と一緒に回転および光軸方向
    に移動し、レンズ鏡筒の外部を覆う外観筒とを備えたこ
    とを特徴とする多段繰出し式レンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 上記内周ヘリコイドは、カメラボディに
    固定される固定筒であって、該固定筒の内周面に形成さ
    れたヘリコイドに上記外周ヘリコイド環の外周面に形成
    されたヘリコイドが螺合し、該外周ヘリコイド環は、回
    転駆動されると上記ヘリコイドに従って回転しながら進
    退し、上記直進案内環は、上記固定筒に対して回転しな
    いで直進移動自在に案内されて、上記外周ヘリコイド環
    が回転しながら進退すると回転しないで一緒に進退する
    請求項1記載の多段繰出し式レンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 上記外観筒と直進案内環)は、一方に形
    成された周方向溝および該周方向溝に摺動自在に嵌る他
    方に突設されたキーとによって相対回転自在にかつ光軸
    方向には一緒に移動可能に結合されていて、該周方向溝
    およびキーは、上記多段繰り出し式レンズ鏡筒が通常の
    使用限界位置を越えて繰り出された位置において相対的
    な光軸方向移動によって係脱可能に形成されている請求
    項2記載の多段繰出し式レンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 上記直進案内環は、内周面にヘリコイド
    を備え、該直進案内環内には、 上記ヘリコイドと螺合するヘリコイドを外周面に備えた
    第2外周ヘリコイド環と、 該第2外周ヘリコイド環内に、上記直進案内環に対して
    光軸方向に進退するように規制され、該第2外周ヘリコ
    イド環に対して相対回転自在にかつ光軸方向には一緒に
    移動するように支持された第2直進案内環と、上記直進
    案内環と上記第2直進案内環との間に嵌められて該第2
    直進案内環に対して相対回転自在にかつ光軸方向には一
    緒に移動するように支持され、上記第2外周ヘリコイド
    環と連結されて一緒に回転する第2外観筒とを備えてい
    る請求項1乃至3のいずれか一項記載の多段繰出し式レ
    ンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 上記直進案内環はさらに、上記ヘリコイ
    ドの間に該ヘリコイドに沿って形成されたコマ逃がし溝
    を備え、 上記第2ヘリコイド環の外周面には、上記コマ逃がし溝
    cを貫通して上記外観筒の内周面に形成されたコマ案内
    溝に嵌入し、該外観筒に対して一緒に回転するとともに
    相対的に光軸方向に直進移動可能に連結する案内コマが
    着脱可能に装着されている請求項2乃至4のいずれか一
    項記載の多段繰出し式レンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 上記第2直進案内環内にはさらに、後端
    部外周面にヘリコイドを備えた第3外観筒と、該第3外
    観筒内に該第3外観筒に対して相対回転自在にかつ光軸
    方向には一緒に進退するように支持され、上記第2直進
    案内環に対して直進案内された第3直進案内環を備え、 上記第3外観筒はさらに後端部外周面に着脱自在に装着
    された案内コマを備え、該第3外観筒は、案内コマが上
    記第2直進案内環25にヘリコイドに沿って形成された
    コマ逃がし溝を貫通して、第1外観筒の内周面に形成さ
    れた直進ガイド溝に嵌合して直進ガイドされている請求
    項5記載の多段繰出し式レンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 上記第2外観筒と第2外周ヘリコイド環
    は、一方の周方向に形成された周方向溝および該周方向
    溝に摺動自在に嵌る他方に突設されたキーとによって相
    対回転自在にかつ光軸方向には一緒に移動可能に結合さ
    れていて、該周方向溝およびキーは、上記多段繰り出し
    式レンズ鏡筒が通常の使用限界位置を越えて繰り出され
    た位置において相対的な光軸方向移動によって係脱可能
    に形成されている請求項6記載の多段繰出し式レンズ鏡
    筒。
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