JP2002277563A - 装飾付時計の外装構造 - Google Patents

装飾付時計の外装構造

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JP2002277563A
JP2002277563A JP2001078271A JP2001078271A JP2002277563A JP 2002277563 A JP2002277563 A JP 2002277563A JP 2001078271 A JP2001078271 A JP 2001078271A JP 2001078271 A JP2001078271 A JP 2001078271A JP 2002277563 A JP2002277563 A JP 2002277563A
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JP
Japan
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decorative
timepiece
decoration
ornamental
time display
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001078271A
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English (en)
Inventor
Rie Kaneuchi
理恵 金内
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりオリジナリティのある装飾に容易に変更
することができる装飾付時計の外装構造を提供すること
にある。 【解決手段】 時計本体2の前面にある時刻表示部4の
周囲には、装飾面6cが設けられている。装飾部材12
は装飾面6cに載置される。時計本体2の前面には、外
ガラス14が着脱自在に取り付けられる。装飾部材12
は装飾面6cと外ガラス14との間で保持される。外ガ
ラス14を着脱することにより、装飾部材12を交換す
ることができる。装飾部材12としては、装飾板、写
真、紙、布、装身具、使用者が作成した物等、様々なも
のが使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計の前面に装飾
を施した装飾付時計に関するものであり、特に、その装
飾を簡単に交換、変更することができる装飾付時計の外
装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、目覚し時計等に施される装飾
は、製造時に形成されるものであって、使用者が交換し
たり変更することができるものではなかった。しかしな
がら、よりオリジナリティのある時計を望む顧客も多
く、現在では注文に応じて文字板に絵や写真を組み込ん
だ時計を製造、販売することが行われている。また、ケ
ースの一部やケースに外付されている装飾を着脱自在に
構成し、別の部品と交換することで外観を変更する着せ
替え時計もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のように
注文に応じて製造する時計においては、時計が完成する
までに時間がかかり、また、完成した時計の装飾を変更
することはできず、結局、使用者が簡単に装飾を変更す
ることができるものではなかった。
【0004】また、従来の着せ替え時計においては、ケ
ースの一部やケースに外付されているキャラクター等の
装飾を、予め用意された別の部品と交換することにより
変更するものであったため、使用者自らが手を加えてい
る感覚に乏しいものであった。また、この着せ替え時計
においては、部品を交換し易くするため、ケースの外側
に部品を外付する構造のものが多く、使用時に部品が脱
落したり、紛失することがあった。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、簡単に装飾の変更が可能であると共に、装
飾の構造及び取付構造も簡素であり、更に使用時に外れ
たり紛失することもなく、よりオリジナリティのある装
飾に容易に変更することができる装飾付時計の外装構造
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾付時計の外
装構造は、時計本体の前面にある時刻表示部の周囲に設
けられる装飾面と、該装飾面上に載置される装飾部材
と、前記時計本体の前面に着脱自在に取り付けられ且つ
前記時刻表示部と前記装飾部材を覆う外ガラスと、を有
するものである。この装飾付時計の外装構造における前
記時刻表示部の前面には内ガラスが取り付けられてい
る。また、この装飾付時計の外装構造における前記内ガ
ラスの外周部は前記装飾面より前方に突出している。更
に、この装飾付時計の外装構造における前記装飾部材は
表裏面にそれぞれ装飾が施されており、表裏何れの面も
前方を向けて取り付けることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の装飾付時計の外装構造に
おいては、時計本体前面の時刻表示部の周囲に装飾面を
設け、ここに装飾部材を載置する。この装飾部材として
は、装飾板等の板状のもの、写真、紙等のシート状のも
の、あるいは布や装身具、使用者が作成した物等、様々
なものが使用可能である。ここで、時計本体の前面に外
ガラスを着脱自在に取り付けることにより、装飾部材は
装飾面と外ガラスとの間で保持される。このように、外
ガラスを着脱し、装飾部材を交換するだけで、所望の装
飾に変更することができるものとなっている。
【0008】この外装構造において、時刻表示部の前面
には内ガラスが取り付けられており、装飾部材の交換の
際に指針等に触れたり、機械部分にゴミやホコリが侵入
することを防いでいる。また、この内ガラスの外周部分
は、装飾面より前方に突出しているため、装飾部材がず
れて内ガラスの前面(時刻表示部の前面)にかぶさるこ
とを防いでいる。
【0009】また、装飾部材として装飾板を使用した場
合等、その表裏面にそれぞれ異なる装飾を施しておくこ
とにより、装飾板を裏返すだけで装飾を変更することが
可能となり、別の装飾部材を用意する必要もなくなる。
【0010】上記のように、本発明においては、時計本
体の装飾面と外ガラスとの間に装飾部材が収められてお
り、装飾部材が外れたり紛失することがなく、汚れるこ
ともないものとなっている。
【0011】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る装飾付時計の中央縦
断面図、図2はその正面図、図3は正面方向から見た分
解図、図4は装飾を変更した状態を示す正面図である。
【0012】2は時計本体であり、その前面には時刻表
示部4が設けられている。この時刻表示部4は、時計本
体2のケース6の前板部6aに取り付けられた文字板8
と、指針9と、から構成されている。この時刻表示部4
の前面には、ケース6の前板部6a外周に設けられた段
部6bに固着されている内ガラス10が設けられてい
る。この内ガラス10の外周部10aは、後述する装飾
面6cより前方に突出するように構成されており、本実
施例においてはリング状に突出した縁(フランジ)形状
をなしている。
【0013】また、時刻表示部4の周囲には、ケース2
の前面の一部からなる装飾面6cが設けられている。こ
の装飾面6cには、装飾部材としての装飾板12が載置
されている。この装飾板12は、中央に時刻表示部4の
形状に合致する孔12aが設けられており、その外形も
装飾面6cの外形に合致する形状を有している。このた
め、装飾板12を装飾面6cに載置すると、その孔12
a部分に時刻表示部4が嵌まり、装飾板12の外周部が
装飾面6cの外周から立ち上がる側壁6eに嵌まり込む
ことになる。また、この装飾板12は、その表裏面に装
飾が施されている。
【0014】14はプラスチック等からなる外ガラスで
あり、装飾面6cの外周に設けられたガラス取付段部6
dに着脱自在な状態で取り付けられて時計本体2の前面
を覆うものとなっている。この外ガラス14の図中下方
の端辺中央には、弾性を有するフック状の係合部14a
が設けられており、この係合部14aがケース6に係合
することにより固定されている。
【0015】次に、装飾板12の保持状態及びその変更
について説明する。この装飾板12は、ケース6の装飾
面6cに載置するときに、その孔12aが内ガラス10
の外形に合致するか又は外形が装飾面6cに合致するこ
とで位置決めされる。また、このときに、装飾面6cよ
りも内ガラス10の外周部10aの方が前方に突出する
ように設定されているため、装飾面6cに載置された装
飾板12はこの外周部10aに引っ掛かって内ガラス1
0の前方にかぶさるようにずれることがなく、適正な状
態で位置決めされる。そして、外ガラス14が取り付け
られると、この外ガラス14の縁部14b内面の一部と
装飾面6cとの間に装飾板12の外周付近が挟まれて、
装飾板12は保持される。
【0016】上記のように装飾板12は保持されてお
り、これを交換又は変更する際には、次のようにその作
業を行う。即ち、外ガラス14の係合部14aをケース
6から外し、外ガラス14を取り外す。これにより、装
飾板12は簡単に取り出すことができ、これを取り出し
て裏返し、再び装飾面6cに載置し、外ガラス14を嵌
め込む。このようにすると、図4に示すように、例えば
装飾板12の裏面に形成されている網目模様を表側に出
して装飾を変更することができる。
【0017】尚、装飾板12の他に写真、絵、紙、折り
紙、布、レース等の板状又はシート状の部材を装飾部材
として使用することができ、厚みの薄いものであれば、
鎖、小物、装身具等を使用することも可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、外ガラスを取り外して
その中に収められている装飾部材を交換したり裏返すこ
とにより、簡単に時計前面の装飾を変更することができ
る。
【0019】また、装飾部材に隣接する時刻表示部には
内ガラスが取り付けられているため、装飾部材の交換時
に指針に触れてしまったり、内部機構にゴミやホコリが
入ってしまうことがなく、時刻表示及び時計内部機構に
影響を与えることなく装飾部材を変更することができ
る。
【0020】更に、内ガラスの外周部が装飾面よりも前
方に突出して装飾部材が内ガラスの前面にかぶさること
を防いでいるので、装飾部材の位置決めがし易く、ま
た、時刻表示が装飾部材で見えなくなることも防ぐこと
ができる。
【0021】また、装飾部材は、外ガラスの内側に収め
られているため、通常の使用時に触れてしまうことがな
く、外れたり、汚れることがなく、更に、紛失する危険
性もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る装飾付時計の中央縦断
面図である。
【図2】図1に示す装飾付時計の正面図である。
【図3】図1に示す装飾付時計の正面方向から見た分解
図である。
【図4】図1に示す装飾付時計の装飾を変更した状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
2 時計本体 4 時刻表示部 6 ケース 6c 装飾面 10 内ガラス 10a 外周部 12 装飾板 14 外ガラス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計本体の前面にある時刻表示部の周囲
    に設けられる装飾面と、 該装飾面上に載置される装飾部材と、 前記時計本体の前面に着脱自在に取り付けられ且つ前記
    時刻表示部と前記装飾部材を覆う外ガラスと、を有する
    ことを特徴とする装飾付時計の外装構造。
  2. 【請求項2】 前記時刻表示部の前面には内ガラスが取
    り付けられていることを特徴とする請求項1記載の装飾
    付時計の外装構造。
  3. 【請求項3】 前記内ガラスの外周部は前記装飾面より
    前方に突出していることを特徴とする請求項2記載の装
    飾付時計の外装構造。
  4. 【請求項4】 前記装飾部材は表裏面にそれぞれ装飾が
    施されており、表裏何れの面も前方を向けて取り付ける
    ことが可能であることを特徴とする請求項1乃至3の一
    つに記載の装飾付時計の外装構造。
JP2001078271A 2001-03-19 2001-03-19 装飾付時計の外装構造 Pending JP2002277563A (ja)

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