JP2002277410A - 外観検査方法 - Google Patents

外観検査方法

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JP2002277410A
JP2002277410A JP2001076942A JP2001076942A JP2002277410A JP 2002277410 A JP2002277410 A JP 2002277410A JP 2001076942 A JP2001076942 A JP 2001076942A JP 2001076942 A JP2001076942 A JP 2001076942A JP 2002277410 A JP2002277410 A JP 2002277410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過検出を抑えて精度の高い欠陥検出を行なうこ
とができる外観検査方法を提供する。 【解決手段】検査対象の外観を検査する外観検査方法で
あって、検査対象の画像を取得する画像取得工程と、取
得した検査対象画像から検査すべき金属パッド領域を抽
出し、それらを特徴量に基づいて分類するパッド分類工
程と、分類された各金属パッドごとに実行すべき検査方
法を選択する選択工程と、選択された検査方法を用いて
前記検査対象の欠陥位置を検出する欠陥検出工程とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は例えばプリント基板等の
外観を検査する外観検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の一つとしてBGA(ボー
ルグリッドアレイ)基板がある。BGA基板は概して半
導体のマザーボードへの実装用中間媒体として用いられ
ている。BGA基板では通常、半導体がボンディングさ
れる面(ボンディング面)と、マザーボードへの実装用
半田ボールが形成される面(ボール面)とが表裏一体と
なっている。
【0003】図16(A)は上記ボンディング面のよう
すを示す図であり、半導体とワイヤボンディングを行な
うための金属パッド(ボンディングパッド)1200や
面積の大きな電極パッド1201が多数配置され、その
周囲は絶縁膜としてのレジストが塗布されたレジスト領
域1202となっている。
【0004】図16(B)は上記ボール面のようすを示
す図であり、マザーボードへの実装用半田ボールが形成
される円形の金属パッド(ボールパッド)1203が多
数配置されており、その周囲は絶縁膜としてのレジスト
が塗布されたレジスト領域1204となっている。
【0005】上記したボンディングパッド1200領域
の外観検査においては、以下に説明するような検査機を
用いてボンディングパッド1200上の様々な欠陥を検
出することが行なわれている。
【0006】図17は一般的な検査機の構成を示すブロ
ック図であり、画像データ入力部1101と、画像処理
部1102と、メモリ1103と、結果出力部1104
とから構成される。画像データ入力部1101は検査対
象としての金属パッド1200の画像データを取得する
部分であり、光源を含む照明光学系、レンズを含む結像
光学系、検査対象の像を入力する撮像手段としてのCC
Dカメラ、CCDデータをデジタル画像データに変換す
るA/D変換器などで構成される。画像処理部1102
は入力部1101にて取得したデジタルデータ画像デー
タを画像処理して金属パッド1200の欠陥部を検出す
る部分である。メモリ1103は検出した欠陥部の位置
等のデータを記憶する部分である。また、結果出力部1
104は検出した欠陥部の位置等のデータを出力する部
分であり、欠陥に関するデータを記録するためのデバイ
スやCRT等の表示デバイスで構成される。
【0007】特開平6−288739号公報は、プリン
ト基板の反射光と透明光を検知して画像入力したものを
2値画像に変換して画像処理を行なうことにより配線パ
ターンの不良を検出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以下に上記した従来技
術の問題点を説明する。
【0009】1.上記画像処理部1102での欠陥領域
検出のために用いられる画像処理アルゴリズムとして、
正常部と欠陥部の輝度の差を利用する方法がある。すな
わち、被検査画像の個体差によるパッドの輝度変化に対
して適応的な閾値を設定するために、その被検査画像内
のパッドの輝度分布より平均データを取得して閾値を決
定する。
【0010】しかしながら、ボンディングパッドと電極
パッドのように面積の異なるパッドでは、表面のメッキ
状態に差が生じて画像上の輝度分布が大きく異なる場合
が多く、これら両パッドが混在する被検査画像に前記検
出方法を適用すると平均データが適切な値ではなくなっ
てしまう。これによってパッドの正常部と欠陥部とのコ
ントラストが低い場合でも無理に検出を行ない過検出と
なってしまう場合があった。上記した特開平6−288
739号公報は、検査対象の画像の輝度を求めるのでは
なく単に2値画像に変換しているのみなのでこのような
問題に対処できない。
【0011】2.ボンディング面の金属表面領域として
は、面積の小さなボンディングパッドと面積の大きな電
極パッドとがある。しかしながら、一般に欠陥のサイズ
は各領域と相関があり、全ての領域に対して同様の基準
を適用することはできない。すなわち、ボンディングパ
ッドの検査に最適であると考えられる高分解能な処理を
そのまま電極パッドに適用することは、疑似欠陥の検出
を増加させる、すなわち過検出を増加させると共にタク
トタイムの増加を招いてしまう。
【0012】3.同径の円形パッドが格子状に配置され
ているボール面等においては、被検査画像内のパッド形
状の均一性を比較する方法が有効であり、この方法は基
板間における個体差(レジストの厚さの違い、メッキ具
合の違い)の影響を受け難いという利点がある。
【0013】しかしながら、基板によっては形状や面積
の異なるボールパッドが混在する場合があり(例えば、
円形パッドと楕円形パッド)、そのような仕様の基板に
対して過検出を抑えて精度の高い欠陥検出を行なう具体
的な方法について何ら提案されていない。
【0014】4.ボンディングパッド等では、本来のパ
ッド輪郭形状として欠け欠陥に類似した凹構造のものが
多く、パッドの輪郭追跡等による欠け検出アルゴリズム
では、これらの部分が疑似欠陥として検出されてしま
い、過検出につながってしまう。
【0015】本発明は上記した課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、過検出を
抑えて精度の高い欠陥検出を行なうことができる外観検
査方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、検査対象の外観を検査する外観検
査方法であって、検査対象の画像を取得する画像取得工
程と、取得した検査対象画像から検査すべき領域を抽出
し、それらを特徴量に基づいて分類する分類工程と、分
類された各領域ごとに、実行すべき検査方法と検査基準
を選択する選択工程と、選択された検査方法と検査基準
を用いて前記検査対象の欠陥位置を検出する検出工程と
を具備する。
【0017】また、第2の発明は、第1の発明に係る外
観検査方法において、前記分類工程では、検査すべき領
域を分類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量から
自動的に選択される。
【0018】また、第3の発明は、第1の発明に係る外
観検査方法において、前記分類工程では、検査すべき領
域を分類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量から
ユーザーにより手動で選択される。
【0019】また、第4の発明は、第1の発明に係る外
観検査方法において、前記分類工程では、検査すべき領
域を分類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量から
外部からのデータに基づいて選択される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明の外観検査方法
を実行する外観検査システムの全体構成図である。ロー
ダ110によりサンプルカセット100から取り出され
た検査対象としてのサンプル(ここではBGA基板)1
0は検査のためにステージ120上に置かれる。照明光
学系200によりサンプル10を照射すると、その反射
光が結像光学系210によりカメラ230内の撮像素子
上に結像される。カメラ230により取り込まれた被検
査画像データはプロセッサ300へと転送されて画像処
理により欠陥の検出が行なわれる。
【0021】検査の済んだサンプル10はその検査結果
に応じてアンローダ150により良品サンプルカセット
130と欠陥品サンプルカセット140とに区別して収
納される。
【0022】以下に説明する各実施形態では、被検査画
像から抽出された検査すべき領域としてのBGA基板上
のパッドを分類するのに用いられる特徴量として、パッ
ドの輝度や、パッドの面積、形状などを用いるが、ユー
ザーは、これらの特徴量のうちから任意の1つを選択し
て設定することができるものとする。なお、特徴量の選
択は自動的に行なうか、あるいは外部データに基づいて
行なうようにしてもよい。また、予め作成したティーチ
ングデータを特徴量とすることも可能である。
【0023】(第1実施形態)図2は本発明の第1実施
形態に係る外観検査方法を実現するための検査手段の構
成を示す図であり、被検査画像から、適切な閾値を用い
てレジスト部分を取り除き、金属パッド領域のみを抽出
するパッド領域抽出手段101と、抽出後のパッド領域
内の輝度情報に基づいてパッド分類用の閾値を自動的に
算出する分類用閾値算出手段102と、前記分類用の閾
値を使用してパッド領域を分類するパッド分類手段10
3と、分類後の各パッド群に対して閾値処理による欠陥
検出を行なう欠陥検出手段104と、分類別の欠陥検出
結果を集計する結果集計手段105とから構成される。
【0024】以下に図3のフローチャート及び図4の検
査処理の概念図を加えて上記した構成の作用を説明す
る。パッド領域抽出手段101では、図4の(A)に示
すような被検査画像に対して、適切な閾値を用いて金属
パッド領域の抽出を行なう(図3のステップS1)。実
際の処理としては金属パッド領域のデータを残して他の
領域(例えば、レジスト部分)の輝度を0とする処理を
行なう。これにより図4の(B)に示すような画像が得
られる。図4の(B)の斜線で示すレジスト部分は輝度
が0の領域である。
【0025】次に分類用閾値算出手段102は、抽出さ
れたパッド領域の輝度情報に基づいてパッド分類用閾値
Xを算出する(図3のステップS2)。パッド領域の面
積情報によりパッド分類用閾値Xを算出しても良い。
【0026】次にパッド分類手段103は、各パッドの
平均輝度(=輝度総和/面積)M[i](i=0,1,
2,…,存在パッド数)を算出し(ステップS3)、こ
れと前記パッド分類用閾値Xとを比較して(ステップS
4)、M[i]>Xとなるパッドを高輝度側パッド群
(図4の(C))、その他を低輝度側パッド群(図4の
(D))として分類する(ステップS5、S8)。
【0027】なお、ここで本実施形態では高輝度側、低
輝度側の2つの分類しか行なっていないが、3つ以上の
多段階の分類を行なっても良い。
【0028】次に欠陥検出手段104では、分類後の各
パッド群(高輝度側、低輝度側)において、それぞれの
パッド群内のパッド情報を基に、欠陥抽出用閾値を算出
する(ステップS6、S9)。次に算出したそれぞれの
欠陥抽出用閾値に基づいて高輝度側パッド内の欠陥部の
検出と、低輝度側パッド内の欠陥部の検出とを行なう
(ステップS7、S10)。これにより高輝度側につい
ては図4の(E)に示すような欠陥が、低輝度側につい
ては図4の(F)に示すような欠陥が検出される。
【0029】より具体的には、上記欠陥検出処理では各
パッド内の平均輝度、標準偏差を算出し、この値を基に
パッドの正常部とかけ離れた輝度をもつ部分を抽出し、
欠陥部と推定する方法を用いる。以下にその詳細な手順
を示す。
【0030】1.パッド群内の各パッドの平均輝度と標
準偏差とを求める。
【0031】2.求めた平均輝度と標準偏差の群内平均
μ、σを算出する。
【0032】3.μ±k×σを算出し、欠陥検出用閾値
とする。kは検出程度を調節するパラメータであるが、
プラス側とマイナス側とで異なる値を使用しても良い。
また、各分類ごとに異なる値を使用することも可能であ
る。
【0033】4.2つの欠陥検出用閾値の範囲外(図5
の(C)、(D))にある輝度を持ち、かつパッド上に
属する部分を欠陥候補として検出する。
【0034】5.4.で検出された各部分に対して粒子
解析を行なって面積を算出し、この面積と欠陥基準面積
とを比較して欠陥部を検出する。
【0035】上記の方法により各分類別の欠陥部が検出
される(図4の(E)、(F))。なお、手順4.の後
に各分類の結果画像を合成し、手順5.に進んでも良
い。
【0036】最後に結果集計手段105では、各分類別
に(あるいは合成後に)検出した欠陥のデータ(位置座
標等)を集計する(図4の(G)、図3のステップS1
1)。
【0037】図5はパッド分類の有無における欠陥検出
範囲の差について説明するための図である。図5(A)
は抽出後のパッド領域内の輝度分布を示しており、Wは
パッド領域全体の輝度分布であり、Nは低輝度側に属す
るパッドの分布であり、Yは高輝度側に属するパッドの
分布であり、Zは高輝度側パッド上の欠陥部の輝度分布
である。図5(B)はパッド分類を行わない場合の欠陥
検出範囲(矢印の範囲)を示している。パッド分類を行
わずに閾値処理を行っているために、高輝度側パッド上
の欠陥部の分布Zと、低輝度側に属するパッドの分布N
とを区別することができず欠陥部を確実に検出すること
ができない。
【0038】一方、パッド分類を行った後に閾値処理を
行った場合には、低輝度側に属するパッドの分布Nと、
高輝度側に属するパッドの分布Yとが完全に分離される
ために、高輝度側パッド上の欠陥部の分布Zを確実に検
出することができる(図5の(C)、(D))。
【0039】上記した第1実施形態によれば、被検査画
像内の複数のパッドを輝度別に分類し、分類された各パ
ッドに適した検査アルゴリズム(ここでは閾値処理)を
適用するようにしたので、過検出を抑えてより精度の高
い欠陥検出を行うことができる。
【0040】(第2実施形態)図6は本発明の第2実施
形態に係る外観検査方法を実現するための検査手段の構
成を示す図であり、被検査画像から、適切な閾値を用い
てレジスト部分を取り除き、金属パッド領域のみを抽出
するパッド領域抽出手段201と、抽出後のパッドを解
析し、その形状情報を得るパッド解析手段202と、取
得した形状情報を使用してボンディングパッドと電極パ
ッドとを分類するパッド分類手段203と、分類後の各
パッドに対して行うべき検査方法(検査アルゴリズム)
と検査基準をユーザーが設定するためのユーザーインタ
ーフェース204と、設定された検査方法、検査基準を
使用して、分類後のパッド群に対して欠陥検出を行う欠
陥検出手段205と、各欠陥検出結果を集計する結果集
計手段206とから構成される。
【0041】以下に図7のフローチャート及び図8の検
査処理の概念図を加えて上記した構成の作用を説明す
る。
【0042】パッド領域抽出手段201では、図8の
(A)に示すような被検査画像に対して、適切な閾値を
用いて金属パッド領域の抽出を行う(ステップS2
0)。実際の処理としては金属パッド領域のデータを残
して他の領域(例えば、レジスト部分)の輝度を0とす
る処理を行なう。これにより図8の(B)に示すような
画像が得られる。図8の(B)の斜線で示すレジスト部
分は輝度が0の領域である。
【0043】パッド解析手段202では、抽出された各
パッドを解析してボンディングパッドと電極パッドとを
分類するために必要となる情報、例えば各パッドの面積
あるいは各パッドの形状を算出する。図8の(A)から
わかるように、ボンディングパッドと電極パッドでは、
形状及び面積が異なるので、ここでは面積の差による分
類方法を採用する。
【0044】パッド分類手段203では、パッド解析手
段202で算出された各パッドの面積に対してある閾値
を設定し、当該閾値以下をボンディングパッド、その他
は電極パッドであると判断して両パッドを分類する(図
8の(C)、(D)、図7のステップS21、S22、
S24)。
【0045】なお、本実施形態の面積の差による分類方
法以外にも、局所部分画像内において閉領域となるか開
領域となるかによって両パッドを分類する方法や、輝度
分布の違い(第1実施形態で示したように、両パッドに
は輝度差が生じる場合が多い)で分類する方法、あるい
はこれらを併用して分類する方法等が考えられる。その
際に必要となるパッド情報はパッド解析手段202で取
得する。
【0046】本実施形態では、各パッド群に対する検査
方法、検査基準はユーザーインターフェース204を使
用してユーザーが設定する。例えば、各領域に対して適
用する検査アルゴリズムの構成を設定・変更したり、検
査基準としての欠陥サイズを設定・変更することが可能
である。
【0047】欠陥検出手段205ではこのようにして設
定された検査方法、検査基準に従って欠陥検出を行う
(図7のステップS23、S25)。図8の(E)、
(F)は、このようにして検出されたボンディングパッ
ドの欠陥(x)と電極パッドの欠陥(x)を示してい
る。
【0048】結果集計手段206では、各分類別に検出
した欠陥のデータ(位置座標等)を集計する(ステップ
S26)。図8の(G)はこのときの集計結果を示して
いる。
【0049】上記した第2実施形態によれば、被検査画
像内のパッドをボンディングパッドと電極パッドに分解
し、それぞれに適した個別の検査方法(検査アルゴリズ
ム)、検査基準を適用するようにしたので、両者を同様
に検査する際に起こる疑似欠陥の検出(過検出)を抑え
ることができる。またこれによって、処理の高速化が図
れる。また、ユーザーが領域設定するときの手間や、誤
設定を軽減する効果もある。
【0050】(第3実施形態)図9は本発明の第3実施
形態に係る外観検査方法を実現するための検査手段の構
成を示す図であり、被検査画像から、適切な閾値を用い
てレジスト部分を取り除き、金属パッド領域のみを抽出
するパッド領域抽出手段301と、このパッド領域抽出
手段301により抽出されたパッドを解析して形状情報
を得るパッド解析手段302と、この形状情報を用い
て、円形ボールパッドと、楕円形ボールパッドを分類す
るパッド分類手段303と、分類後の各パッドに対して
行うべき検査方法(検査アルゴリズム)及び検査基準を
ユーザーに設定させるためのユーザーインターフェース
304と、設定された検査方法及び検査基準を使用して
分類後のパッド群に対して欠陥検出を行う欠陥検出手段
305と、各欠陥検出結果を集計する結果集計手段30
6とから構成される。
【0051】以下に図10のフローチャート及び図11
の検査処理の概念図を加えて上記した構成の作用を説明
する。
【0052】パッド領域抽出手段301では、図11の
(A)に示すような被検査画像に対して、適切な閾値を
用いて金属パッド領域の抽出を行う(図10のステップ
S30)。実際の処理としては金属パッド領域のデータ
を残して他の領域(例えば、レジスト部分)の輝度を0
とする処理を行なう。これにより図11の(B)に示す
ような画像が得られる。図11の(B)の斜線で示すレ
ジスト部分は輝度が0の領域である。
【0053】ここで図11の(A)に示す被検査画像に
は円形ボールパッドと楕円形ボールパッドが含まれてい
るが、円形ボールパッドの面積は全て同じであり、楕円
形ボールパッドの一部に面積の異なるものが含まれてい
る。
【0054】パッド解析手段302では、抽出された各
パッドを解析して円形ボールパッドと楕円形ボールパッ
ドを分類するために必要となる情報として、例えば面積
/周囲長や最大・最小フィレ径比等の形状情報を取得す
る。なお、パッドにどのような欠陥があるか予測できな
い場合、あらかじめ基準となる良品のパッドから取得し
た画像を用いて分類を行なってこれを座標位置のデータ
と対応付けてティーチングデータとして記憶することが
できる。
【0055】パッド分類手段303では、パッド解析手
段302の形状情報を用いて閾値を設定して金属パッド
の種類を判断し(図10のステップS31)、円形ボー
ルパッドと楕円形ボールパッドとに分類する(図10の
ステップS32、S34、図11の(C)、(D))。
【0056】各パッド群に対する検査方法及び検査基準
はユーザーインターフェース304を使用してユーザー
が設定する。例えば、円形ボールパッドに対しては欠け
の検出アルゴリズムと面積比較検出アルゴリズムを検査
方法として適用し、楕円形ボールパッドに対しては欠け
の検出アルゴリズムのみを検査方法として適用する。面
積比較検出アルゴリズムでは、被検査画像内のすべての
パッドの面積を加算したものをパッド数で割り算して求
まる平均面積と、各パッドの面積とを比較して平均より
も小さいものを欠陥ありとする。
【0057】欠陥検出手段305では、前記した検査方
法、検査基準に従って欠陥検出を行う(ステップS3
3、S35)。図11の(E)、(F)はこのようにし
て検出された円形ボールパッドの欠陥(x)と非円形ボ
ールパッドの欠陥(x)とを示している。
【0058】結果集計手段306では、各分類別に検出
した欠陥のデータ(位置等)を集計する(図10のステ
ップS36)。図11の(G)はこのときの集計結果を
示している。
【0059】上記した第3実施形態によれば、被検査画
像内のパッドを円形ボールパッドと楕円形ボールパッド
とに分類し、分類された各金属パッドに適した検査アル
ゴリズム(円形ボールパッドに対しては欠けの検査アル
ゴリズムと面積比較検出アルゴリズムを適用し、楕円形
ボールパッドに対しては欠けの検査アルゴリズムのみを
適用)を用いて欠陥の検出を行なうようにしたので、過
検出を抑えて精度の高い欠陥検出を行うことができる。
【0060】なお、楕円形パッド同士の面積が同一であ
るように基板が設計されている場合には、分類結果をも
とに面積比較検出アルゴリズムの適用対象を円形/楕円
形パッド毎に自動設定するようにしてもよい。
【0061】(第4実施形態)本発明の第4実施形態
は、被検査画像内に多数存在する金属パッドの配置状態
を解析し、このデータと予めユーザが設定した代表形状
における非検査領域データを基に、被検査画像全体の非
検査領域マスクを自動生成し、これによりオリジナル形
状、例えば、パッド輪郭形状として欠け欠陥に類似した
凹構造を有するパッド形状による疑似欠陥の検出を防止
して過検出を少なくすることを特徴とする。
【0062】図12は、本発明の第4実施形態に係る外
観検査方法を実現するための検査手段の構成を示す図で
あり、被検査画像において適切な閾値を用いてレジスト
部分を取り除き金属パッド領域のみを抽出するパッド領
域抽出手段401と、このパッド領域抽出手段401に
より抽出されたパッドを解析して、各パッドの配置状態
の情報を取得するパッド解析手段402と、各パッドに
対するオリジナル形状の非検査領域をユーザが設定し、
非検査マスク基準データを作成するためのユーザーイン
ターフェース403と、前記配置状態情報と非検査マス
ク基準データより非検査マスクを作成する非検査マスク
作成手段404と、検査画像に対して欠陥検出を行う欠
陥検出手段405と、前記欠陥検出結果と前記非検査マ
スクより実欠陥を決定する結果集計手段406とから構
成される。
【0063】以下に図13のフローチャート及び図14
の検査処理の概念図、さらに図15のパッドの回転角度
算出の概念図を加えて上記した構成の作用を説明する。
【0064】パッド領域抽出手段401では、図14の
(A)に示すような被検査画像に対して適切な閾値を用
いて金属パッド領域の抽出(金属パッド領域のデータを
残して他の領域の輝度を0にする作業)を行う(図13
のステップS40)。これにより図14の(B)に示す
ような画像が得られる。図14の(B)の斜線部分は輝
度が0の領域である。
【0065】次にパッド解析手段402では、抽出され
た各パッドを解析してボンディングパッドの配置状態情
報(重心、配置方向)に関するリストを作成する(図1
3のステップS41、図14の(C))。
【0066】ここでパッドの重心位置は簡単な演算で算
出することができる。ここではパッドの方向(基準デー
タに対する回転角度)を得る方法の一例を説明する。
【0067】1.図15(A)に示すようなボンディン
グパッドに対して回転自由に外接する矩形を考え、これ
らの中で辺XとYの比が最も小さくなるときを見つける
(図15(B))。
【0068】2.そのときの外接矩形の中心と、パッド
の重心とを結んだ線分よりパッドの配置方向を算出する
(図15(C))。
【0069】また、欠陥検出手段405では、欠け検出
アルゴリズムによる欠陥候補の検出を行う(ステップS
42)。これにより例えば図14の(D)に示すような
欠け検出結果が得られる。
【0070】一方、ユーザーインタフェース103で
は、オリジナル形状を代表する1つのパッドをCRT画
面等に表示し、これを見ながらユーザーがオリジナル形
状に起因する非検査領域を設定して、非検査マスク基準
データを作成する(図14の(E))。
【0071】非検査マスク作成手段404では、前記パ
ッドの配置状態リストと、前記非検査マスクの基準デー
タを使用して被検査画面に対する非検査マスクを作成す
る(図13のステップS43、図14の(F))。
【0072】結果集計手段406では、前記欠陥候補検
出結果(欠け検出結果)と、前記非検査マスクを集計し
て集計結果としての実欠陥を検出する(図13のステッ
プS44、図14の(G))。
【0073】上記した第4実施形態によれば、検査画像
内に複数存在する各パッドの所定部分(欠陥に類似した
凹構造)に非検査マスクを施すようにしたので、オリジ
ナル形状に起因する疑似欠陥の検出を防止して過検出を
少なくすることが出来る。
【0074】また、形状を代表する1つのパッドに対し
て非検査マスクを設定するだけで、被検査画面全体の同
形状のパッドに対して同様の非検査マスクを適用するこ
とが可能である。これはユーザー設定の簡略化、効率化
につながる。
【0075】なお、上記した具体的実施形態から以下の
ような構成の発明が抽出される。
【0076】1.被検査画像内に輝度分布の異なる複数
の閉領域として存在する金属パッドを、輝度分布に基づ
いて分類するパッド分類工程と、各分類別に平均輝度を
取得して閾値処理により欠陥検出を行う欠陥検出工程
と、を具備することを特徴とする外観検出方法。
【0077】2.被検査画像内の面積の異なる金属パッ
ドを、面積の大きさに従って分類するパッド分類工程
と、各分類別にユーザーが設定した検査アルゴリズム、
検査基準を用いて欠陥検出を行う欠陥検出工程と、を具
備することを特徴とする外観検出方法。
【0078】3.被検査画像内に存在する形状の異なる
各金属パッドを形状情報に基づいて同一形状別に分類す
るパッド分類工程と、各分類別にユーザーが設定した検
査アルゴリズム及び検査基準を用いて欠陥検出を行う欠
陥検出工程と、を具備することを特徴とする外観検出方
法。
【0079】4.被検査画像において適切な閾値を用い
て金属パッド領域のみを抽出するパッド領域抽出工程
と、抽出されたパッドを解析して、各パッドの配置状態
の情報を取得するパッド解析工程と、ユーザーにより設
定された、各パッドに対するオリジナル形状の非検査領
域に基いて、非検査マスク基準データを作成する基準デ
ータ作成工程と、各パッドの配置状態の情報と、作成し
た非検査マスク基準データとに基いて、非検査マスクを
作成する非検査マスク作成工程と、検査画像に対して欠
陥検出を行う欠陥検出工程と、欠陥検出結果と、作成し
た非検査マスクとに基いて実欠陥を決定する実欠陥決定
工程と、を具備することを特徴とする外観検出方法。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、過検出を抑えて精度の
高い欠陥検出を行なうことができる外観検査方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外観検査方法を実行する外観検査シス
テムの全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る外観検査方法を実
現するための検査手段の構成を示す図である。
【図3】検査処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】検査処理の概念図である。
【図5】パッド分類による欠陥検査範囲と、パッド分類
を行わないときの欠陥検査範囲の効果を比較して説明す
るための図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る外観検査方法を実
現するための検査手段の構成を示す図である。
【図7】検査処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】検査処理の概念図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る外観検査方法を実
現するための検査手段の構成を示す図である。
【図10】検査処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図11】検査処理の概念図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る外観検査方法を
実現するための検査手段の構成を示す図である。
【図13】検査処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】検査処理の概念図である。
【図15】パッドの回転角度算出の概念図である。
【図16】(A)はボンディング面のようすを示す図で
あり、(B)はボール面のようすを示す図である。
【図17】従来の外見検査装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 サンプル 100 サンプルカセット 101 パッド領域抽出手段 102 分類用閾値算出手段 103 パッド分類手段 104 欠陥検出手段 105 結果集計手段 110 ローダ 120 ステージ 130 良品サンプルカセット 140 欠陥品サンプルカセット 150 アンローダ 200 照明光学系 201 パッド領域抽出手段 202 パッド解析手段 203 パッド分類手段 204 ユーザーインターフェース 205 欠陥検出手段 206 結果集計手段 210 結像光学系 230 カメラ 300 プロセッサ 301 パッド領域抽出手段 302 パッド解析手段 303 パッド分類手段 304 ユーザーインターフェース 305 欠陥検出手段 306 結果集計手段 401 パッド領域抽出手段 402 パッド解析手段 403 ユーザーインターフェース 404 非検査マスク作成手段 405 欠陥検出手段 406 結果集計手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 奨 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2G051 AA65 AB20 CA04 DA01 DA05 DA13 EA08 EA16 EB01 EC01 EC02 EC03 ED01 ED04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象の外観を検査する外観検査方法
    であって、 検査対象の画像を取得する画像取得工程と、 取得した検査対象画像から検査すべき領域を抽出し、そ
    れらを特徴量に基づいて分類する分類工程と、 分類された各領域ごとに、実行すべき検査方法と検査基
    準を選択する選択工程と、 選択された検査方法と検査基準を用いて前記検査対象の
    欠陥位置を検出する検出工程と、 を具備することを特徴とする外観検査方法。
  2. 【請求項2】 前記分類工程では、検査すべき領域を分
    類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量から自動的
    に選択されることを特徴とする請求項1記載の外観検査
    方法。
  3. 【請求項3】 前記分類工程では、検査すべき領域を分
    類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量からユーザ
    ーにより手動で選択されることを特徴とする請求項1記
    載の外観検査方法。
  4. 【請求項4】 前記分類工程では、検査すべき領域を分
    類するのに用いられる特徴量が複数の特徴量から外部か
    らのデータに基づいて選択されることを特徴とする請求
    項1記載の外観検査方法。
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