JP2002275720A - 洋かつら - Google Patents

洋かつら

Info

Publication number
JP2002275720A
JP2002275720A JP2001079235A JP2001079235A JP2002275720A JP 2002275720 A JP2002275720 A JP 2002275720A JP 2001079235 A JP2001079235 A JP 2001079235A JP 2001079235 A JP2001079235 A JP 2001079235A JP 2002275720 A JP2002275720 A JP 2002275720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
hair
wig
inner net
western
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001079235A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hayakawa
英雄 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funny Kk
Funny Co Ltd
Original Assignee
Funny Kk
Funny Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funny Kk, Funny Co Ltd filed Critical Funny Kk
Priority to JP2001079235A priority Critical patent/JP2002275720A/ja
Publication of JP2002275720A publication Critical patent/JP2002275720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽くて通気性がよく装着感もよい洋かつらを
提供する。 【解決手段】 人体の頭部10に被着するキャップ状の
内側ネットキャップ2の外側に毛髪取付キャップ3を一
体に固定すると共に、その内側ネットキャップ2と毛髪
取付キャップ3との間に空洞部6を形成し、毛髪取付キ
ャップ3の外側に毛髪5を取り付けることにより頂上部
分に髪の盛り上げ部15を形成する。それにより、空洞
部6の分だけ毛髪5の量が少なくて済むので、かつら全
体の重量が軽くなり、装着感がよくなる。また、空洞部
6により通気性が格段に向上するので、夏場等の気温が
高いときであってもかつら内部が蒸れるのを防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に女性用のか
つらに適した洋かつらに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、女性がおしゃれのため頭部に付
ける洋かつらには、頭部上部の毛髪を高く盛り上げてボ
リュームを持たせることによりファッション性を高め、
より華やかに見せるようにしたものがある。このような
従来の洋かつらは、その髪の盛り上げ部は多くの毛髪を
使用することで毛髪自体のボリームで盛り上げ部分を形
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の洋かつらは、毛髪の量だけで髪の盛り上げ部
を形成していたので、髪を高く盛り上げるためにはかな
りの量の毛髪を必要とするため、それだけかつら全体が
重くなってしまい、かつらを頭部に取り付けたときの装
着感があまりよくないということがあった。また、その
毛髪は、1枚の例えば網状の材料をキャップ状に形成し
た毛髪取付キャップに取り付けられているため通気性が
悪く、特に夏場等の気温が高いときには毛髪の量が多い
部分ではかつら内部が蒸れやすいという欠点があった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、軽くて通気性がよく装着感もよい洋かつらを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、人体の頭部に被着するキャップ状に網状
の材料で形成された内側ネットキャップと、その内側ネ
ットキャップの外側にその内側ネットキャップに一体に
固定された網状の材料からなる毛髪取付キャップと、少
なくともその毛髪取付キャップの表面全体を覆うように
多数本固定された毛髪とからなり、上記毛髪取付キャッ
プを上記内側ネットキャップとの間に空洞部を形成して
その内側ネットキャップに固定して洋かつらを構成した
ものである。その毛髪取付キャップは、内側ネットキャ
ップに比べて硬い材料で形成するとよい。また、内側ネ
ットキャップには指を挿入可能な大きさの孔を上記毛髪
取付キャップが固定されている範囲内に形成するとよ
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による洋かつら
を人体の頭部に被着した状態を示す断面図、図2は同じ
くその洋かつらを構成している内側ネットキャップをキ
ャップ開口側から見た斜視図である。図1に示す女性用
の洋かつら1は、人体の頭部10に被着するキャップ状
に網状の材料で形成された内側ネットキャップ2と、そ
の内側ネットキャップ2の外側にその内側ネットキャッ
プ2に一体に固定された網状の材料からなる毛髪取付キ
ャップ3と、その毛髪取付キャップ3の表面全体と内側
ネットキャップ2の表面の一部を覆うように多数本固定
された毛髪5とからなり、毛髪取付キャップ3は内側ネ
ットキャップ2との間に空洞部6を形成してその内側ネ
ットキャップに周囲が固定されている。
【0006】内側ネットキャップ2は、図2に示すよう
な形状をしていて、大半が例えばナイロン又はポリエス
テルのチュールで形成されている。そして、人体の頭部
に被着した際に両側頭部からやや後側に位置する部分に
切り込み7,7をそれぞれ形成し、その各切り込み7,
7を跨ぐように2本のゴムベルト8,9をそれぞれ設
け、その両側の各ゴムベルト8の両端を内側ネットキャ
ップ2の切り込み7を跨ぐようにそれぞれ縫い込んで固
定している。また、両側の各ゴムベルト9のそれぞれ一
端9aを内側ネットキャップ2の側部にそれぞれ縫い込
むと共に、他端側に例えば樹脂製のフック11をそれぞ
れ取り付けている。
【0007】そのフック11に対応して内側ネットキャ
ップ2の後部内面には、フック掛け12を複数形成し、
その各フック掛け12にフック11を選択的に抜き差し
可能にしている。したがって、そのフック11を引っ掛
けるフック掛け12の位置を変えることで、内側ネット
キャップ2の開口の大きさを調節することができる。図
1に示した毛髪取付キャップ3は、内側ネットキャップ
2と同様に、例えばナイロン又はポリエステルのチュー
ルで形成されている。そして、その毛髪取付キャップ3
を、縫い込み位置13(毛髪取付キャップ3の周囲とな
る)で内側ネットキャップ2に縫い込むことにより、頭
部の最頂部付近が盛り上がるようにしている。
【0008】そして、その毛髪取付キャップ3の表面全
体と、その毛髪取付キャップ3よりも図1で下側に位置
して外部に露出する内側ネットキャップ2の部分に、そ
こを覆うように多数本の毛髪5をそれぞれ根本側を縫い
込みにより固定して、全体の形状が図3に示す洋かつら
1になるようにしている。このように、この洋かつら1
は、図1で説明したように人体の頭部10に被着するキ
ャップ状の内側ネットキャップ2の外側に毛髪取付キャ
ップ3を一体に固定し、その内側ネットキャップ2と毛
髪取付キャップ3との間に空洞部6を形成し、毛髪取付
キャップ3の外側に毛髪5を取り付けることにより頂上
部分に髪にボリューム感を持たせる盛り上げ部15を形
成しているので、空洞部6により髪にボリューム感を持
たせるようにした分だけ毛髪5を少なくすることができ
る。したがって、毛髪5の量が少なくて済む分だけかつ
ら全体の重量が軽くなるので、装着感が非常によい。ま
た、内側ネットキャップ2と毛髪取付キャップ3との間
に設けた空洞部6により通気性が格段に向上するので、
夏場等の気温が高いときであってもかつら内部が蒸れる
ことがないので、不快な装着感を感じることがない。
【0009】さらに、この洋かつら1は、内側ネットキ
ャップ2の最頂部付近に、指を挿入可能な大きさの孔1
6を形成している。したがって、図4に示すように万一
毛髪取付キャップ3の部分が外部から押されることによ
り窪んでしまったときでも、その孔16の中に指等を差
し込んで毛髪取付キャップ3を押し上げるようにすれ
ば、簡単に同図に仮想線で示すように元の正常な状態に
戻すことができる。なお、毛髪取付キャップ3は、内側
ネットキャップ2に比べて硬い材料で形成するとよい。
そうすれば、外側の毛髪取付キャップ3は剛性が高まる
ので、外部から変形させようとする外力に対して強くな
るのでヘアースタイルが形崩れしにくくなる。また、内
側の内側ネットキャップ2は毛髪取付キャップ3に対し
て柔らかいので、頭部10との接触を柔らかなものにす
ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による洋
かつらによれば、頭部に被着するキャップ状の内側ネッ
トキャップの外側に毛髪取付キャップを一体に固定し、
その内側ネットキャップと毛髪取付キャップとの間に空
洞部を形成し、その空洞部の外側に毛髪を取り付けるこ
とにより髪にボリュームを持たせる部分を形成するよう
にしたので、その空洞部を設けた分だけ毛髪を少なくす
ることができる。したがって、毛髪の量が少なくて済む
分だけかつら全体の重量が軽くなるので、装着感が非常
によい。また、その空洞部により通気性が格段に向上す
るため、夏場等の気温が高いときであってもかつら内部
が蒸れることがないので、不快な装着感を感じることが
なくなる。
【0011】また、毛髪取付キャップを内側ネットキャ
ップに比べて硬い材料で形成するようにすれば、外側の
毛髪取付キャップは剛性が高まる分だけ外力による変形
に対して強くなるので、ヘアースタイルが形崩れしにく
くなる。そして、内側の内側ネットキャップは毛髪取付
キャップに対して柔らかいため、頭部との接触を柔らか
なものにすることができるので、快適な装着感が得られ
る。さらに、内側ネットキャップに指を挿入可能な大き
さの孔を形成するようにすれば、万一毛髪取付キャップ
の部分が外部から押されることにより窪んでしまったと
しても、上記孔に指等を差し込んで毛髪取付キャップを
押し上げるようにすれば、毛髪取付キャップを簡単に元
の位置に正すことができるので、簡単にヘアースタイル
の形崩れを直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による洋かつらを人体の頭部に被着し
た状態を示す断面図である。
【図2】同じくその洋かつらを構成している内側ネット
キャップをキャップ開口側から見た斜視図である。
【図3】図1の洋かつら全体の外観形状を示す外観図で
ある。
【図4】同じくその洋かつらの毛髪取付キャップの部分
が外部から押されて窪んでしまった状態とそれを直した
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:洋かつら 2:内側ネットキャップ 3:毛髪取付キャップ 5:毛髪 6:空洞部 10:頭部 16:孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の頭部に被着するキャップ状に網状
    の材料で形成された内側ネットキャップと、その内側ネ
    ットキャップの外側に該内側ネットキャップに一体に固
    定された網状の材料からなる毛髪取付キャップと、少な
    くともその毛髪取付キャップの表面全体を覆うように多
    数本固定された毛髪とからなり、前記毛髪取付キャップ
    は前記内側ネットキャップとの間に空洞部を形成してそ
    の内側ネットキャップに固定されていることを特徴とす
    る洋かつら。
  2. 【請求項2】 前記毛髪取付キャップは、前記内側ネッ
    トキャップに比べて硬い材料で形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の洋かつら。
  3. 【請求項3】 前記内側ネットキャップには指を挿入可
    能な大きさの孔が前記毛髪取付キャップが固定されてい
    る範囲内に形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の洋かつら。
JP2001079235A 2001-03-19 2001-03-19 洋かつら Pending JP2002275720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001079235A JP2002275720A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 洋かつら

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001079235A JP2002275720A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 洋かつら

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002275720A true JP2002275720A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18935721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001079235A Pending JP2002275720A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 洋かつら

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002275720A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009534554A (ja) * 2006-04-25 2009-09-24 ファン ウィー、ベオウング 骨組糸を利用したかつら
JP2015014074A (ja) * 2013-06-08 2015-01-22 宣子 奥田 頭髪装身具用ベース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009534554A (ja) * 2006-04-25 2009-09-24 ファン ウィー、ベオウング 骨組糸を利用したかつら
JP2015014074A (ja) * 2013-06-08 2015-01-22 宣子 奥田 頭髪装身具用ベース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6347410B1 (en) Self-sizing baseball cap
JP6317029B1 (ja) 婦人下着
JP5520421B1 (ja) ブラジャーのカップ及びブラジャー並びにその製造方法
US6170086B1 (en) Cap having full rear adjustment band
JP2005513285A (ja) 乳児用よだれかけ
JP4806620B2 (ja) カップ付き女性用衣類
JP2007239153A (ja) かつら
JP2002275720A (ja) 洋かつら
JP2619229B2 (ja) 人体骨格に有機的に対応するバストカップ体及びそのボディ構造
JP3775696B2 (ja) 女性胸部用パッド
JP5465518B2 (ja) かつらベース
JP2004011064A (ja) 帽子内装材及び帽子
KR200313925Y1 (ko) 쿠션
KR200192439Y1 (ko) 브레지어가구비된여성용상의
JPH08284002A (ja) トップにおけるボディ構造
JP2005139572A (ja) パッド
JP2001299791A (ja) 顎バンド
JP5828022B1 (ja) 略h形状の伸縮性領域を備えたカツラベース
JP3110844U (ja) 部分かつら
JP2695632B2 (ja) 造形機能を有するカップ体
JP4371647B2 (ja) パッド及びカップ部を有する衣類
JP2007105072A (ja)
JP3114240U (ja) 貼着式ブラジャー
JP4084018B2 (ja) 乳房カップの補強部材及びこれを装着した衣類
KR200401487Y1 (ko) 착용감이 우수한 무릎 보호대

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102