JP2002275560A - (Co1−xNix)Si2及び(Au1−xNix)Al2,(Au1−xCux)Al2金属間化合物及びそれを用いた装飾品 - Google Patents
(Co1−xNix)Si2及び(Au1−xNix)Al2,(Au1−xCux)Al2金属間化合物及びそれを用いた装飾品Info
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- JP2002275560A JP2002275560A JP2001070082A JP2001070082A JP2002275560A JP 2002275560 A JP2002275560 A JP 2002275560A JP 2001070082 A JP2001070082 A JP 2001070082A JP 2001070082 A JP2001070082 A JP 2001070082A JP 2002275560 A JP2002275560 A JP 2002275560A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で美しいAuAl2金属間化合物の貴金属装
飾品、貴金属装飾基板材料、貴金属装飾表面材料を提供
する。 【課題を解決する手段】 化学組成式が、(Co1-x Nix )
(Si1-yAly)2 (ここで0 ≦x ≦0.4, 0 ≦y ≦0.2で
ある。)で表される蛍石型結晶構造をとる金属間化合物
を用いた貴金属装飾品。
飾品、貴金属装飾基板材料、貴金属装飾表面材料を提供
する。 【課題を解決する手段】 化学組成式が、(Co1-x Nix )
(Si1-yAly)2 (ここで0 ≦x ≦0.4, 0 ≦y ≦0.2で
ある。)で表される蛍石型結晶構造をとる金属間化合物
を用いた貴金属装飾品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】宝石等の装飾品分野においては、
ダイヤモンドをはじめとしてガーネット、ルビー、水晶
等天然に産出した材料が用いられている。最近はこれら
の分野においても、天然材料の代替品として、量産によ
るコストダウン化、高品質化された人工物が用いられ、
装飾品分野のみならずエレクトロニクス分野等の工業製
品分野への市場規模も拡大している。これまでに装飾品
分野においてはAu、Ag、Pt等の貴金属や或いはその合金
を用いて置物等の装飾品又は指輪やペンダントなどの装
身具が製造がなされてきていた。それらの貴金属の合金
は、そもそも素材自身の色が装飾的効果を有する為、通
常Auの場合は黄金色、AgやPtの場合は銀白色というよう
に、貴金属自身の色を示すものが用いられてきていた。
しかし、装飾品とは全く異分野の半導体工業において
は、Au線のAl板への配線時等に絶縁相であるAuAl2金属
間化合物が生じてしまうことにより、この化合物を如何
にして排除するかという問題点があった 。しかし邪魔
な存在"絶縁相"であるAuAl2金属間化合物は、これまで
にない パープル色を呈することができる金属間化合物
ということから貴金属装飾品等の別分野への応用の動き
が現われ注目されるようになった。
ダイヤモンドをはじめとしてガーネット、ルビー、水晶
等天然に産出した材料が用いられている。最近はこれら
の分野においても、天然材料の代替品として、量産によ
るコストダウン化、高品質化された人工物が用いられ、
装飾品分野のみならずエレクトロニクス分野等の工業製
品分野への市場規模も拡大している。これまでに装飾品
分野においてはAu、Ag、Pt等の貴金属や或いはその合金
を用いて置物等の装飾品又は指輪やペンダントなどの装
身具が製造がなされてきていた。それらの貴金属の合金
は、そもそも素材自身の色が装飾的効果を有する為、通
常Auの場合は黄金色、AgやPtの場合は銀白色というよう
に、貴金属自身の色を示すものが用いられてきていた。
しかし、装飾品とは全く異分野の半導体工業において
は、Au線のAl板への配線時等に絶縁相であるAuAl2金属
間化合物が生じてしまうことにより、この化合物を如何
にして排除するかという問題点があった 。しかし邪魔
な存在"絶縁相"であるAuAl2金属間化合物は、これまで
にない パープル色を呈することができる金属間化合物
ということから貴金属装飾品等の別分野への応用の動き
が現われ注目されるようになった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図1に示される状態図
からも明らかなように単一相のAuAl2金属間化合物の合
成が容易であることが類推されるが、Auの資源量からみ
ても得策ではないことがわかる。本発明では、安価で美
しいAuAl2金属間化合物の貴金属装飾品、貴金属装飾基
板材料、貴金属装飾表面材料を提供する。
からも明らかなように単一相のAuAl2金属間化合物の合
成が容易であることが類推されるが、Auの資源量からみ
ても得策ではないことがわかる。本発明では、安価で美
しいAuAl2金属間化合物の貴金属装飾品、貴金属装飾基
板材料、貴金属装飾表面材料を提供する。
【0003】
【課題を解決する手段】今回、Au原子を、資源量として
も豊富なNi, Cuに置換した(Au1-xNix)Al2 ; (0≦x ≦0.
4), (Au1-xCux)Al2 ; (0≦x ≦0.4)というAuAl2金属間
化合物のとる蛍石型結晶構造をとる組成を用いた試料合
成を行うことにより、AuAl2金属間化合物の色を維持し
たまま、単一相が得られることを粉末X線回折法により
見いだし、本発明を完成させるに至った。
も豊富なNi, Cuに置換した(Au1-xNix)Al2 ; (0≦x ≦0.
4), (Au1-xCux)Al2 ; (0≦x ≦0.4)というAuAl2金属間
化合物のとる蛍石型結晶構造をとる組成を用いた試料合
成を行うことにより、AuAl2金属間化合物の色を維持し
たまま、単一相が得られることを粉末X線回折法により
見いだし、本発明を完成させるに至った。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明において、Au原子を、Ni,
Cuに置換できるこというとは、材料面での大幅なコスト
ダウンにもつながることを意味する。またAuAl2金属間
化合物を宝石等の貴金属装飾品としての強度を維持する
為に、Auの一部をPt原子で置換可能であることも粉末X
線回折法により見いだした。更には、Al原子を資源量と
しても豊富なSi原子に置換できることも、粉末X線回折
法により見いだした。更にはこのような原子置換は蛍石
型結晶構造をとるCoSi2金属間化合物においても青白い
色を呈することができる金属間化合物ということからAu
Al2金属間化合物と同様であることが明らかにした。こ
のCoSi2金属間化合物の場合も、キュービックジルコニ
アのように宝飾品として使用することが可能であり、多
様化する消費者の趣向に応ずることができる。本発明の
蛍石型結晶構造をとる金属間化合物は、バルク状として
塊として作製することもできるし、出来たバルクを切削
して、板状や球状に加工することもできる。さらに、基
板状に蒸着してフィルム状に得ることもできる。バルク
を粉砕して微粒子とし、バインダーに混ぜて塗料として
用いることもできる。
Cuに置換できるこというとは、材料面での大幅なコスト
ダウンにもつながることを意味する。またAuAl2金属間
化合物を宝石等の貴金属装飾品としての強度を維持する
為に、Auの一部をPt原子で置換可能であることも粉末X
線回折法により見いだした。更には、Al原子を資源量と
しても豊富なSi原子に置換できることも、粉末X線回折
法により見いだした。更にはこのような原子置換は蛍石
型結晶構造をとるCoSi2金属間化合物においても青白い
色を呈することができる金属間化合物ということからAu
Al2金属間化合物と同様であることが明らかにした。こ
のCoSi2金属間化合物の場合も、キュービックジルコニ
アのように宝飾品として使用することが可能であり、多
様化する消費者の趣向に応ずることができる。本発明の
蛍石型結晶構造をとる金属間化合物は、バルク状として
塊として作製することもできるし、出来たバルクを切削
して、板状や球状に加工することもできる。さらに、基
板状に蒸着してフィルム状に得ることもできる。バルク
を粉砕して微粒子とし、バインダーに混ぜて塗料として
用いることもできる。
【0005】なお結晶学的にみてSiのとるダイヤモンド
型結晶構造の場合と比較して、蛍石型結晶構造は、Z=1/
4、3/4面に(1/4, 1/4, z), (1/4, 3/4, z) (3/4, 1/4,
z),(3/4, 3/4, z)に原子が占有していることから密であ
り、Siのように(酸素原子が潜入することによる) 酸化
が防止される為、耐酸化、耐水性等にも富んでいると考
えられる。(図1参照) ここでは、金属間化合物の金属的な光沢に加え、遷移金
属によると考えられる色が付いている為、このような金
属光沢を帯びた人工宝石として宝石等の装飾品材料とし
ても供することが可能である。
型結晶構造の場合と比較して、蛍石型結晶構造は、Z=1/
4、3/4面に(1/4, 1/4, z), (1/4, 3/4, z) (3/4, 1/4,
z),(3/4, 3/4, z)に原子が占有していることから密であ
り、Siのように(酸素原子が潜入することによる) 酸化
が防止される為、耐酸化、耐水性等にも富んでいると考
えられる。(図1参照) ここでは、金属間化合物の金属的な光沢に加え、遷移金
属によると考えられる色が付いている為、このような金
属光沢を帯びた人工宝石として宝石等の装飾品材料とし
ても供することが可能である。
【0006】
【実施例】合成方法は、アークメルト溶融法による方法
を記載する。しかし、アークメルト溶融法のほかF.Z法
等の手法も利用でき、その他の方法も同様に利用でき
る。 実施例1 金属間化合物(Co1-x Nix )(Si1-yAly)2 (ここでx=
0.4、y=0である)バルクの製造。 Co 、 Ni 、Si の塊状原料をCo : Ni:Si=0.6:
0.4:2 の原子量比で秤量する。秤量した原料を銅
ハースに載せ、アルゴンガス雰囲気下で溶融した。美し
いやや青味がかった色のボタン状の塊が得られた。装飾
品として価値があることがわかった。このボタン状試料
を粉砕し、粉末X線回折法により、結晶構造が蛍石型結
晶構造であることを確認した。 実施例2 金属間化合物(Au1-x Nix )(Al1-ySiy)2 x=0、y=
0で表されるバルクの製造。 Au 、Alの塊状原料を Au :Al=1:2 の原子量比
で秤量する。秤量した原料を銅ハースに載せ、アルゴン
ガス雰囲気下で溶融した。美しいややピンクがかった色
のボタン状の塊が得られた。装飾品として価値があるこ
とがわかった。このボタン状試料を粉砕し、粉末X線回
折法により、結晶構造が蛍石型結晶構造であることを確
認した。 実施例3 金属間化合物(Au1-x Ptx )(Al1-ySiy) x=1、y=0で
表されるバルクの製造。 Pt、Alの塊状原料を Pt:Al=1:2 の原子量比で秤
量する。秤量した原料を銅ハースに載せ、アルゴンガス
雰囲気下で溶融した。美しいやや金色がかった色のボタ
ン状の塊が得られた。装飾品として価値があることがわ
かった。このボタン状試料を粉砕し、粉末X線回折法に
より、結晶構造が蛍石型結晶構造であることを確認し
た。合成した試料の切断面からも伺えるように、切断
後、研磨のし具合の状況によって、同じ材質でありなが
らも金属光沢を帯びた部分と色みがかった金属光沢部分
とに分けることができる。即ち、表面処理方法はワイヤ
ーソー等により変化することも明らかである。このこと
から本申請化合物は宝飾品にみならず、塗装材料のかわ
りにも使用することが可能であると考えられる。またこ
のことは荒さの違いによるパターンニングとしての応用
が可能であり、加工による発色の制御方法につながる。
更にはこの蛍石型結晶構造の格子定数の1/√2は、銅酸
化物高温超伝導体のa軸長にほぼ等しいので、これらの
蛍石型結晶構造をとる金属間化合物は基板材料としても
適していると考えられる。
を記載する。しかし、アークメルト溶融法のほかF.Z法
等の手法も利用でき、その他の方法も同様に利用でき
る。 実施例1 金属間化合物(Co1-x Nix )(Si1-yAly)2 (ここでx=
0.4、y=0である)バルクの製造。 Co 、 Ni 、Si の塊状原料をCo : Ni:Si=0.6:
0.4:2 の原子量比で秤量する。秤量した原料を銅
ハースに載せ、アルゴンガス雰囲気下で溶融した。美し
いやや青味がかった色のボタン状の塊が得られた。装飾
品として価値があることがわかった。このボタン状試料
を粉砕し、粉末X線回折法により、結晶構造が蛍石型結
晶構造であることを確認した。 実施例2 金属間化合物(Au1-x Nix )(Al1-ySiy)2 x=0、y=
0で表されるバルクの製造。 Au 、Alの塊状原料を Au :Al=1:2 の原子量比
で秤量する。秤量した原料を銅ハースに載せ、アルゴン
ガス雰囲気下で溶融した。美しいややピンクがかった色
のボタン状の塊が得られた。装飾品として価値があるこ
とがわかった。このボタン状試料を粉砕し、粉末X線回
折法により、結晶構造が蛍石型結晶構造であることを確
認した。 実施例3 金属間化合物(Au1-x Ptx )(Al1-ySiy) x=1、y=0で
表されるバルクの製造。 Pt、Alの塊状原料を Pt:Al=1:2 の原子量比で秤
量する。秤量した原料を銅ハースに載せ、アルゴンガス
雰囲気下で溶融した。美しいやや金色がかった色のボタ
ン状の塊が得られた。装飾品として価値があることがわ
かった。このボタン状試料を粉砕し、粉末X線回折法に
より、結晶構造が蛍石型結晶構造であることを確認し
た。合成した試料の切断面からも伺えるように、切断
後、研磨のし具合の状況によって、同じ材質でありなが
らも金属光沢を帯びた部分と色みがかった金属光沢部分
とに分けることができる。即ち、表面処理方法はワイヤ
ーソー等により変化することも明らかである。このこと
から本申請化合物は宝飾品にみならず、塗装材料のかわ
りにも使用することが可能であると考えられる。またこ
のことは荒さの違いによるパターンニングとしての応用
が可能であり、加工による発色の制御方法につながる。
更にはこの蛍石型結晶構造の格子定数の1/√2は、銅酸
化物高温超伝導体のa軸長にほぼ等しいので、これらの
蛍石型結晶構造をとる金属間化合物は基板材料としても
適していると考えられる。
【0007】
【発明の効果】本申請の特許は、優れた外観を示す貴金
属装飾品、また基板材料、コーティング材料を提供する
ことが可能である。
属装飾品、また基板材料、コーティング材料を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Al−Au状態図
Claims (21)
- 【請求項1】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)
2 (ここで0 ≦x≦0.4, 0 ≦y ≦0.2である。)で表
される蛍石型結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金
属装飾品。 - 【請求項2】化学組成式が、(Au1-x Nix )(Al1-ySiy)2:
0 ≦x ≦0.4, , 0≦y ≦0.2, 及び(Au1-x Cux )(Al1-y
Siy)2 0≦x≦ 0.4, , 0 ≦y≦ 0.2 で表される蛍石型結
晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾品。 - 【請求項3】 化学組成式が、(Au1-x Ptx )(Al1-ySiy)2:
0 ≦ x < 1.0, 0≦y ≦0.2で表される蛍石型結晶構造
をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾品 - 【請求項4】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)2:
0 ≦x ≦0.4, 0 ≦y≦ 0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石
型結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾品。 - 【請求項5】 化学組成式が、(Co1-x Mx )(Si1-yAly)2:
0 ≦x≦0.4, 0 ≦y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾品。 - 【請求項6】化学組成式が、(Au1-x Mx )(Al1-ySiy)2: 0
≦x ≦0.4, 0 ≦y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾品。 - 【請求項7】結晶系が立方晶系で格子定数がa =5.0〜6.
2Åである蛍石型結晶構造をとる請求項1〜6のいずれ
かひとつに記載された金属間化合物を用いた貴金属装飾
品。 - 【請求項8】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)2:
0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2で表される蛍石型結晶構造をと
る金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材料。 - 【請求項9】化学組成式が、(Au1-x Nix )(Al1-ySiy)2:
0≦x≦0.4, , 0<y≦0.2, 及び(Au1-x Cux )(Al1-ySiy)
2 0<x ≦0.4, , 0<y ≦0.2 で表される蛍石型結晶構造
をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材料。 - 【請求項10】化学組成式が、(Au1-x Ptx )(Al1-ySiy)
2: 0≦ x < 1.0, 0<y ≦0.2で表される蛍石型結晶構造
をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材料。 - 【請求項11】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材
料。 - 【請求項12】化学組成式が、(Co1-x Mx )(Si1-yAly)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材
料。 - 【請求項13】化学組成式が、(Au1-x Mx )(Al1-ySiy)
2: 0≦x 0.4, 0<y ≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を用いた貴金属装飾基板材
料。 - 【請求項14】結晶系が立方晶系で格子定数がa =5.0〜
6.2Åである蛍石型結晶構造をとる金属間化合物を用い
た貴金属装飾基板材料。 - 【請求項15】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2で表される蛍石型結晶構造を
とる金属間化合物を基板上に設けた貴金属装飾表面材
料。 - 【請求項16】化学組成式が、(Au1-x Nix )(Al1-ySiy)
2: 0≦x ≦0.4, , 0<y ≦0.2, 及び(Au1-x Cux )(Al1-y
Siy)2 0<x ≦0.4, , 0<y ≦0.2 で表される蛍石型結晶
構造をとる金属間化合物を基板上に設けた貴金属装飾表
面材料。 - 【請求項17】化学組成式が、(Au1-x Ptx )(Al1-ySiy)
2: 0≦ x < 1.0, 0<y ≦0.2で表される蛍石型結晶構造
をとる金属間化合物を基板上に設けた貴金属装飾表面材
料。 - 【請求項18】化学組成式が、(Co1-x Nix )(Si1-yAly)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を基板上に設けた貴金属装
飾表面材料。 - 【請求項19】化学組成式が、(Co1-x Mx )(Si1-yAly)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦ 0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石
型結晶構造をとる金属間化合物を基板上に設けた貴金属
装飾表面材料。 - 【請求項20】化学組成式が、(Au1-x Mx )(Al1-ySiy)
2: 0≦x ≦0.4, 0<y≦0.2 (M=Fe, Cu)で表される蛍石型
結晶構造をとる金属間化合物を基板上に設けた貴金属装
飾表面材料。 - 【請求項21】結晶系が立方晶系で格子定数がa =5.0〜
6.2Åである蛍石型結晶構造をとる請求項1〜20のい
ずれかひとつに記載された金属間化合物を基板上に設け
た貴金属装飾表面材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001070082A JP2002275560A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | (Co1−xNix)Si2及び(Au1−xNix)Al2,(Au1−xCux)Al2金属間化合物及びそれを用いた装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001070082A JP2002275560A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | (Co1−xNix)Si2及び(Au1−xNix)Al2,(Au1−xCux)Al2金属間化合物及びそれを用いた装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002275560A true JP2002275560A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18928011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001070082A Pending JP2002275560A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | (Co1−xNix)Si2及び(Au1−xNix)Al2,(Au1−xCux)Al2金属間化合物及びそれを用いた装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002275560A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009150210A2 (en) | 2008-06-11 | 2009-12-17 | Pantec Biosolutions Ag | Apparatus and method for the deflection of electromagnetic radiation, in particular of a laser beam |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235438A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-30 | サミユエル・シユタイネマン | 金属間化合物およびその用途 |
-
2001
- 2001-03-13 JP JP2001070082A patent/JP2002275560A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235438A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-30 | サミユエル・シユタイネマン | 金属間化合物およびその用途 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009150210A2 (en) | 2008-06-11 | 2009-12-17 | Pantec Biosolutions Ag | Apparatus and method for the deflection of electromagnetic radiation, in particular of a laser beam |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040119 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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