JP2002275058A - 血糖値降下剤 - Google Patents
血糖値降下剤Info
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Abstract
て有効な血糖値降下剤であって、安全性が高く、経口投
与が可能なものを提供すること。 【解決手段】 下記の式(1): 【化1】 (式中、Rは水素原子又はアルキル基を表わす。)で表
わされる化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成
分として含有する血糖値降下剤。
Description
するものであり、詳細には、フェルラ酸、その薬学的に
許容される塩およびフェルラ酸エステルからなる群から
選択されるフェルラ酸又はその誘導体を有効成分として
含有する血糖値降下剤に関する。
し続けている。わが国では、約700万人の糖尿病患者
がいるといわれている。
ンスリン依存型(II型)に分類される。I型糖尿病患者
に対してはインスリン投与が行われている。しかしなが
ら、インスリン投与は、注射のような非経口投与しかで
きないことが患者や看護者の負担になっている。また、
II型糖尿病患者に対しては運動療法や食事制限が行われ
ているのが現状である。これらに対して、スルホニウム
ウレア等の薬剤が用いられているが、未だに根本的な薬
物療法は確立されていない。
障害、腎不全等各種の疾病を引き起こすことから、有効
な薬物が望まれている。
鑑みてなされたものであり、血糖値降下剤、特にI型糖
尿病及びII型糖尿病の両者に対して有効な血糖値降下剤
を提供することを課題とする。また、本発明は、安全性
が高い血糖値降下剤を提供することも課題とする。さら
に、本発明は、経口投与が可能な血糖値降下剤を提供す
ることも課題とする。
を解決するために鋭意研究した結果、フェルラ酸及びそ
の誘導体が血糖値降下作用を有し、しかもこれらがI型
糖尿病及びII型糖尿病の両者に対して有効であること、
さらに、経口投与し得ることを見出し、本発明を完成し
た。即ち、本発明は、次の血糖値降下剤を提供する。
わされる化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成
分として含有する血糖値降下剤。
6のアルキル基である上記(i)の血糖値降下剤。
ルカリ金属塩又はアンモニウム塩である上記(i)の血
糖値降下剤。
塩又はカリウム塩である上記(iii)の血糖値降下剤。
及びII型糖尿病の治療及び/又は予防に対して有効であ
る上記(i)ないし(iv)のいずれか1の血糖値降下
剤。
(v)のいずれか1の血糖値降下剤。
いて詳細に説明する。本発明の血糖値降下剤の有効成分
である上記式(1)において、Rは、水素原子又はアル
キル基を表わす。Rが水素原子であるものは、フェルラ
酸ともよばれる。
直鎖、分岐および環状のアルキル基が含まれる。アルキ
ル基の炭素原子数は本発明の血糖値降下剤を患者に投与
した際に血糖値降下作用を奏すれば特に制限はない。本
発明の血糖値降下剤を経口投与したときの胃酸等による
エステル結合の加水分解や毒性等を考慮すると、アルキ
ル基の炭素原子数は、1〜6が好ましい。これらのアル
キル基の具体例には、メチル、エチル、炭素数3のアル
キル基(n−プロピル、iso−プロピル及びシクロプロ
ピル)、炭素数4のアルキル基(n−ブチル、iso−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル及びシクロブチ
ル)、炭素数5のアルキル基(n−アミル、iso−アミ
ル、sec−アミル、活性アミル(2−メチルブチル)、t
ert−アミル及びシクロペンチル)、炭素数6のアルキ
ル基(例えば、n−ヘキシル、1−メチルペンチル、2
−メチルペンチル、シクロヘキシル基等)等が含まれ
る。
る炭素原子から伸びる二重結合における立体配置は、tr
ans体でもcis体でもよいが、米糠等に含まれる天然物由
来のフェルラ酸は、trans体である。
記式(1)により表わされる化合物の薬学的に許容され
る塩も含まれる。そのような塩の一例には、式(1)の
Rがアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム及びカリウ
ム)、アンモニウム塩であるものが含まれるがこれらに
限定されない。
の化合物であり、文献等に記載の方法に従い製造するこ
とができる。例えば、フェルラ酸は、本出願の共願人で
ある築野食品工業(株)の出願に係る特公平7−780
32号(特許第2095088号)に記載の方法に従い
製造することができる。即ち、米糠からサラダ油を製造
する際に排出される黒色で粘性の高い米糠ピッチから容
易にかつ安価に製造することができる。式(1)のRが
アルキル基であるものは、例えば、本出願の共願人であ
る築野食品工業(株)により出願された特開平9−40
613号公報に記載の方法に準じてエステル化すること
により、容易に製造することができる。
経口投与することができる。
物をそのまま投与することもできるが、各投与経路に応
じて、適切な薬学的に許容される賦形剤又は希釈剤等と
組み合わせることにより薬学的製剤にすることもでき
る。
固体、液体又は気体等の状態のものが含まれ、具体的に
は、錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、溶液剤、懸濁
剤、シロップ剤、エリキシル剤等を挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。
剤、粉末剤、顆粒剤、溶液剤、懸濁剤等に製剤化するた
めには、それ自体は既知の方法を用いて、本発明の式
(1)の化合物をバインダー、錠剤崩壊剤、潤滑剤等と
混合し、さらに、必要に応じて、希釈剤、緩衝剤、浸潤
剤、保存剤、フレーバー剤等と混合することにより行う
ことができる。一例を挙げると、上記バインダーには、
結晶セルロース、セルロース誘導体、コーンスターチ、
ゼラチン等が、錠剤崩壊剤には、コーンスターチ、馬鈴
薯デンプン、カルボキシメチルセルロースナトリウム等
が、潤滑剤には、タルク、ステアリン酸マグネシウム等
が含まれ、さらには、ラクトース、マンニトール等のよ
うな従来用いられている添加剤等を用いることができ
る。
細粉末の形態のものを、気体又は液体の噴霧剤と共に、
又は必要に応じて浸潤性付与剤のような既知の助剤と共
に、エアロゾル容器、ネブライザーのような非加圧容器
に充填し、エアロゾル剤又は吸入剤の形態で投与するこ
ともできる。噴霧剤としては、ジクロロフルオロメタ
ン、プロパン、窒素等の加圧ガスを用いることができ
る。
合、例えば、直腸投与および注射等により投与すること
ができる。
投与することができる。坐薬は、それ自体は既知の方法
により、本発明の式(1)の化合物を、体温で融解する
が室温では固化しているカカオバター、カーボンワック
ス、ポリエチレングリコールのような賦形剤と混合し、
成形することにより製剤化することができる。
脈内、筋肉内等に投与することができる。これらの注射
用製剤は、それ自体は既知の方法により、本発明の式
(1)の化合物を、植物性油、合成樹脂酸グリセリド、
高級脂肪酸のエステル、プロピレングリコールのような
水性又は非水性の溶媒中に溶解、懸濁又は乳化し、さら
に、所望により、可溶化剤、浸透圧調節剤、乳化剤、安
定剤および保存料のような従来用いられている添加剤と
共に製剤化することができる。
ロップ、エリキシル等の形態にするためには、注射用滅
菌水や規定生理食塩水、エタノール等のアルコールのよ
うな薬学的に許容される溶媒を用いることができる。
の化合物を用いることも、複数種併用することもでき
る。また、本発明の血糖値降下剤は、本発明の血糖値降
下剤の薬効に悪影響を及ぼさない範囲で薬学的に許容さ
れる他の活性を有する化合物と併用して薬学的製剤とす
ることもできる。本発明の血糖値降下剤と併用し得る化
合物の一例には、イノシトール、フィチン、γ−オリザ
ノールなど米糠由来の化合物が含まれる。
経路、対象とする疾病の程度や段階等に応じて適宜設
定、調節することができる。一例を挙げると、経口投与
する場合は、有効成分として、100〜600mg/k
g体重/日、注射剤として投与する場合は、有効成分と
して、50〜300mg/kg体重/日、直腸投与する
場合は、有効成分として、50〜500mg/kg体重
/日に設定することができるが、これらに限定されるも
のではない。
ういずれもの疾病に有効である。最も代表的な疾病に
は、糖尿病(I型及びII型)が含まれるが、これらに限
定されるものではない。本発明の血糖値降下剤は、血糖
値の上昇を防ぐ作用及び上昇してしまった血糖値を降下
させる作用を有する。また、本発明の式(1)の化合物
は、体重増加抑制作用も有する。
は、これらの例に限定されるものではない。
誘発糖尿病マウスに対するフェルラ酸投与、投与後の影
響 5週齢ICR雄性マウスにストレプトゾシン(STZ)
を腹腔内に注射によって投与し、糖尿病を誘発させた。
具体的には、5週齢ICRマウスにストレプトゾシン
(STZ)を150mg/kg腹腔内に注射によって投
与した。
して600mg/kgとし、STZ投与の1時間前のマ
ウス(4匹)に投与する方法(前投与)と、STZ投与
により血糖値が上昇し、その値が500mg/dlに達
したマウス(3匹)に対して、STZ投与後16日目及
び23日目に投与(後投与)する方法の二種類の投与方
法について検討した。フェルラ酸は、エチルアルコール
に溶解した溶液の状態で、腹腔内に注射により投与し
た。対照群のマウス(4匹)には、STZ、フェルラ酸
投与の代わりにフェルラ酸溶液と同量の生理食塩水を投
与した。
製の小型血糖値測定機、グルテストE(以下の実施例に
おいて同じ)を使用して行った。得られた結果を図1の
グラフに示す。
TZ投与により約2週間で血糖値は500mg/dlに
急上昇し、2週間以降も実験終了の5週間まで除々に上
昇を続けた。
同様に血糖値の上昇が見られたが、29日以降から血糖
値の低下が認められた。フェルラ酸後投与群では、フェ
ルラ酸を投与すると直ちに血糖値の低下が認められた。
誘発糖尿病マウスに対するフェルラ酸エステル及び塩投
与の影響 使用動物 ICR系マウス 5週齢 雄性 1群 5匹(日本クレ
アより購入した) 実験方法 3日間の予備飼育を終えたマウスに、STZ(150m
g/kg(0.1Mクエン酸緩衝液(pH 4.5)溶
液として))を投与した。
なったマウスに、精製水(対照群)、試験化合物(45
0mg/kg(95%エタノール水溶液として))、フ
ェルラ酸ナトリウム(450mg/kg(蒸留水溶液と
して))を腹腔内投与し、次の日より血糖値の測定を行
った。
ル、フェルラ酸ヘキシルおよびフェルラ酸ナトリウムで
ある。
ルラ酸エチル、フェルラ酸ヘキシル及びフェルラ酸ナト
リウムの何れを用いた場合でも、血糖降下が確認され
た。
するフェルラ酸、ビタミンE初期連続投与の影響 実験条件は、次の通りである。 実験動物:5週齢ICR雄性マウス (1)STZ投与群:150mg/kg、腹腔内に1回
注射(エタノール溶液) (2)フェルラ酸投与群:600mg/kg、300m
g/kg、エタノール溶液、腹腔内に1回注射 フェルラ酸の投与方法:STZ投与の1時間前、5日
目、7日目 (3)ビタミンE投与群:20mg/kg、エタノール
溶液、腹腔内に1回注射 ビタミンEの投与方法:STZ投与の1時間前、5日
目、7日目 (4)対照群:フェルラ酸又はビタミンEの代わりに等
量の生理食塩水をSTZ投与の1時間前、5日目、7日
目に投与 血糖値測定:グルテストEを使用 結果を図2のグラフに示す。図2のグラフから明らかな
ように、フェルラ酸300mg投与群、600mg投与
群とも血糖値の上昇は認められなかった。ビタミンE投
与群では、5日目で200mg/dlに上昇し、さらに
9日目以降は急激に上昇し、実験終了の27日目には、
400mg/dlを超える高血糖状態に至った。
に対するフェルラ酸投与の影響 遺伝的に肥満になりやすいマウスでは、体重増加に伴っ
て血糖値の上昇がみられ、いわゆるII型の糖尿病の発症
が報告されている。
性マウスにゾンデを用いてフェルラ酸(300mg/k
g)を胃中に投与した。フェルラ酸の投与は、飼育開始
時の1回のみとした。飼育中の体重増加、血糖値の変
化、飼育終了時に尿糖の検出、飼育終了後、摘出した肝
臓と腎臓の過酸化脂質量を測定した。
中に死亡) 300mg/kg(エタノール溶液)をゾンデを胃に挿
入し1回投与 (2)ビタミンE投与群(n=4、4匹中2匹は飼育中
に死亡) (3)対照群(n=5)、フェルラ酸溶液と等量の生理
食塩水を投与 血糖値測定:グルテストエースを使用 過酸化脂質量測定:TBARSを大川らの方法(ANALYT
ICAL BIOCHEMISTRY 95,351-358(1978))に準じて測定 得られた結果を以下の表2〜4並びに図3及び4に示
す。
に、対照群に比べフェルラ酸投与群の体重増加量は、少
ない。トコフェロール投与群よりもフェルラ酸投与群の
方が、肥満抑制的である。餌は自由摂取であるから、摂
取量が少なかったのか、食欲を抑える何らかの因子があ
ったのか不明であるが、II型糖尿病においては、体重の
増加を抑えることが最も重要であることから、この結果
には興味が持たれる。
投与後直ちに血糖値の低下が認められ、さらに血糖値上
昇抑制作用も明らかである。ビタミンE投与群において
も血糖値の上昇は、抑制されているが、フェルラ酸投与
群ほどではない。対照群においては、体重増加に伴って
血糖値の上昇が認められた。
る作用機序は明確には判明していない。しかしながら、
飼育開始前日に1回、胃中に投与したが、胃から小腸に
送られ腸内細菌による代謝を受け、あるいは、直ちに吸
収され肝臓において糖の代謝に関与したことが推測され
る。
リコーゲンが代謝され、グルコースが血中に分泌される
際、グルコース−6−リン酸(G−6−P)が最終生成
物となる。肝臓において、G−6−Pからグルコースが
排出される工程は、グルコース−6−ホスファターゼが
触媒する。グルコース−6−ホスファターゼは、グルコ
ース−6−ホスファターゼトランスロカーゼ(G−6−
P−T1)、グルコース−6−ホスファターゼ及びホス
フェートトランスロカーゼから構成される酵素複合体で
ある。これらの酵素のうち、G−6−P−T1は高い選
択性を有するため、肝臓のグルコース分泌を制御するた
めの適切な標的である。
阻害剤であることが報告されている(Journal of Medic
inal Chemistry 40, 137-145(1997))。合成クロロゲン
酸誘導体は、グルコース−6−リン酸トランスロカーゼ
をmM又はμMの濃度範囲で阻害することが報告されて
いる(Journal of Medicinal Chemistry 40, 137-145(1
997)、ARCHIVES OF BIOCHEMISTRY AND BIOPHYSICA, 37
3, 418-428(2000))。
分が存在する。第1は、吸収されたクロロゲン酸及びそ
の吸収された結腸代謝物に生体内トランスホーメーショ
ン酵素が作用する肝臓のような組織である。第2は、微
生物が未吸収のクロロゲン酸を分解する結腸である。ク
ロロゲン酸の摂取後のヒト尿を検査すると、最も重要な
代謝物は、カフェ酸、m−ヒドロキシ馬尿酸、m−クマ
ル酸クルクロニド、及びジヒドロフェルラ酸であること
が分かる。クロロゲン酸の代謝の第1段階は、カフェ酸
及びキナ酸への加水分解であり、両生成物がさらに代謝
されるといわれている。ヒトの尿中代謝物を測定するこ
とにより算定されるカフェ酸の吸収は、20〜30%で
あった。カフェ酸は、10以上の代謝生成物を発生させ
る。ヒトのカフェ酸の代謝トランスホーメーションのス
キームは、Boothにより提案されている(J. Biol.
Chem., 229, 51-59(1957))。フェルラ酸は、ヒトのカ
フェ酸の代謝経路における中心的物質である。
その誘導体は、肝臓における糖代謝経路に作用すること
により、血中グルコースの制御における重要な役割を果
たしていると考えている。
ストレスの進行が著しいことがうかがえる。糖尿病の合
併症として腎障害が恐れられているが、過血糖の酸化に
よるものであることが推測されるデータである。ビタミ
ンEよりもフェルラ酸の方が、抗酸化活性が高いことも
明らかになった。
降下剤を錠剤として製造した。 フェルラ酸(trans) 4 mg イノシトール 152 mg フィチン 152 mg γ−オリザノール 12 mg 麦芽糖 80 mg
下剤は、I型糖尿病のモデルであるストレプトゾトシン
(STZ)マウスに対して血糖値を降下させる作用およ
び血糖値の上昇を抑制する作用を有する。
病のモデルであるkkAy/TaJcマウスに対しても
血糖値上昇を抑制する作用を有する。また、本発明の血
糖値降下剤は、I型及びII型いずれの糖尿病モデルマウ
スに対しても経口投与することが可能である。
は、天然物であり、食品である米糠中に含有される成分
またはそれから誘導される物質である。したがって、本
発明の血糖値降下剤は、安全性の高いことが予測され
る。また、フェルラ酸は、従来は廃棄されることもあっ
た米糠から製造することができるので、本発明の血糖値
降下剤のコストを抑えることも可能である。
に対する本発明の血糖値降下剤の影響を示すグラフ。
に対する本発明の血糖値降下剤の影響を示すグラフ。
明の血糖値降下剤の影響を示すグラフ。
発明の血糖値降下剤の影響を示すグラフ。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記の式(1): 【化1】 (式中、Rは水素原子又はアルキル基を表わす。)で表
わされる化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成
分として含有する血糖値降下剤。 - 【請求項2】 前記アルキル基が炭素原子数1〜6のア
ルキル基である請求項1の血糖値降下剤。 - 【請求項3】 前記薬学的に許容される塩がアルカリ金
属塩又はアンモニウム塩である請求項1の血糖値降下
剤。 - 【請求項4】 前記アルカリ金属塩がナトリウム塩又は
カリウム塩である請求項3の血糖値降下剤。 - 【請求項5】 前記血糖値降下剤が、I型糖尿病及びII
型糖尿病の治療及び/又は予防に対して有効である請求
項1ないし4のいずれか1項の血糖値降下剤。 - 【請求項6】 経口投与用の請求項1ないし5のいずれ
か1項の血糖値降下剤。
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JP (1) | JP4361228B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2904935A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-22 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique apte a stimuler la secretion d'insuline et destinee au traitement du diabete de type 2 (diabete non insulino-dependant). |
JP2014141423A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Univ Of Ryukyus | γ−オリザノール含有機能性食品と糖尿病改善医薬 |
-
2001
- 2001-06-08 JP JP2001174613A patent/JP4361228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2904935A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-22 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique apte a stimuler la secretion d'insuline et destinee au traitement du diabete de type 2 (diabete non insulino-dependant). |
WO2008022974A3 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-12-04 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique contenant de l'acide chicorique et/ou l'un de ses metabolites |
JP2014141423A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Univ Of Ryukyus | γ−オリザノール含有機能性食品と糖尿病改善医薬 |
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