JP2002274884A - セラミックリブを形成するためのペースト及びその製造方法並びにそれを用いたリブ状物の形成方法 - Google Patents

セラミックリブを形成するためのペースト及びその製造方法並びにそれを用いたリブ状物の形成方法

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JP2002274884A
JP2002274884A JP2001280202A JP2001280202A JP2002274884A JP 2002274884 A JP2002274884 A JP 2002274884A JP 2001280202 A JP2001280202 A JP 2001280202A JP 2001280202 A JP2001280202 A JP 2001280202A JP 2002274884 A JP2002274884 A JP 2002274884A
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Ryuji Uesugi
隆二 植杉
Yoshio Kanda
義雄 神田
Yoshio Kuromitsu
祥郎 黒光
Ikiko Hashimoto
伊希子 橋本
Yon Cheru Kan
ヨン チェル カン
Sun Je Chon
スン ジェ チョン
Jun Min Kim
ジュン ミン キム
Kanzo Yoshikawa
皖▲造▼ 吉川
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Samsung SDI Co Ltd
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Mitsubishi Materials Corp
Samsung SDI Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布しやすくかつ塑性変形後のリブ状物の形
状を保つ。 【解決手段】 ペーストは、ガラス粉末又はガラス・セ
ラミック混合粉末を50〜95重量%、樹脂を0.1〜
15重量%、複数種類の溶剤を3〜60重量%含み、複
数種類の溶剤の各沸点が30℃以上異なるペーストであ
って、複数種類の溶剤は、沸点が100℃以上180℃
以下の低沸点溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上
の低沸点溶剤と沸点が190℃以上450℃以下の高沸
点溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上の高沸点溶
剤とを含む。このペーストは低沸点溶剤を最後に添加し
て混練することにより製造される。リブ状物13はこの
ペーストを基板10表面に塗布してペースト膜11を形
成し、低沸点溶剤が気化したペースト膜11にブレード
12をつき刺して一定方向に移動してリブ状物を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDP(plasma d
isplay panel: プラズマディスプレイパネル)、PAL
C(plasma addressed liquid crystal display)等の
FPD(flat panel display)の製造工程におけるリブ
状物(ceramic capillary rib)を形成するためのペー
スト及びその製造方法並びにそれ用いたリブ状物の形成
方法、更にこのリブ状物から作られたセラミックリブ並
びにこのセラミックリブを有するFPDに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックリブは、図9に示すよ
うにガラス基板1の上にガラス粉末を含むリブ形成用ペ
ースト2を厚膜印刷法により所定のパターンで位置合わ
せをして多数回重ね塗りし、乾燥した後に焼成し、基板
1上に所定の間隔をあけて作られている。このリブ8の
高さHは通常100〜300μm、リブの幅Wは通常5
0〜100μm程度であって、リブとリブで挟まれるセ
ル9の広さSは通常100〜300μm程度である。し
かし、上記従来の厚膜印刷法によるセラミックリブの形
成方法では、リブの幅Wが50〜100μm程度と比較
的狭くかつ印刷後にペーストがだれ易いため、厚膜の一
回塗りの厚さは焼成上がりで10〜20μm程度に小さ
く抑えなければならない。この結果、この方法では高さ
Hが100〜300μmのリブを作るために、厚膜を1
0〜20回もの多くの回数重ね塗りする必要があり、そ
の上重ね塗りした後のリブの高さHをリブの幅Wで除し
たH/Wが1.5〜4程度と大きいために、厚膜印刷時
に十分に位置合わせをしても精度良くリブを形成しにく
い欠点があった。
【0003】この点を解消するために、基板表面に形成
されたペースト膜に所定のくし歯を有するブレードをつ
き刺し、そのブレードをペースト膜に対して相対的に一
定方向に移動することによりペースト膜を塑性変形させ
て基板表面にリブ状物を形成する方法が提案されている
(特開平11−283497)。この方法で形成された
リブ状物は、その後乾燥焼成することによりセラミック
リブとなり、従来の厚膜印刷法に比較して少ない工程で
材料の無駄なく、簡便にかつ精度良くセラミックリブを
形成できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したリブ
状物の形成方法では、最初にペーストを基板表面に塗布
してペースト膜を形成することから、その方法に使用さ
れるペーストにあっては、比較的流動性が良く、基板表
面に容易に塗布しかつ均一厚さにできるものであること
が望まれる。また、そのペーストにあっては基板表面に
塗布までの間にその化学的又は物理的性質が変化しない
こと、即ちエージングタイムが比較的長いことも要求さ
れる。その一方、基板表面に形成されたペースト膜を塑
性変形させて基板表面にリブ状物を形成するので、塑性
変形して形成されたリブ状物のだれを防止して、その後
の乾燥焼成までその形状を維持する必要がある。このこ
とから、塑性変形後のペーストにあっては、比較的流動
性が少ないことも要求される。本発明の目的は、塗布し
易くかつエージングタイムが比較的長く、塑性変形後に
あってはリブ状物の形状を保ち得るペースト及びその製
造方法並びにそれを用いたリブ状物の形成方法を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、このリブ状物から
作られたセラミックリブ並びにこのセラミックリブを有
するFPDを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末を50〜9
5重量%、樹脂を0.1〜15重量%、複数種類の溶剤
を3〜60重量%含み、複数種類の溶剤の各沸点が30
℃以上異なるペーストであって、複数種類の溶剤は、沸
点が100℃以上180℃以下の低沸点溶剤よりなる群
から選ばれた1又は2以上の低沸点溶剤と沸点が190
℃以上450℃以下の高沸点溶剤よりなる群から選ばれ
た1又は2以上の高沸点溶剤とを含むことを特徴とする
ペーストである。請求項2に係る発明は、請求項1に係
る発明であって、可塑剤又は分散剤のいずれか一方又は
双方を更に含むペーストである。
【0006】この請求項1又は請求項2に記載されたペ
ーストでは、上記のようにペーストを配合することによ
り、剪断速度が20/秒の時の粘度が0.1〜200P
a・sのペーストを得ることができ、この粘度における
ペーストは比較的流動性があって塗布しやすく、かつ基
板上で均一厚さに容易に引き延ばすことができる。ここ
で、エージングタイムを比較的長くするためには、1又
は2以上の低沸点溶剤はエーテル、エステル及び炭化水
素系溶剤からなる群より選ばれ、1又は2以上の高沸点
溶剤がエーテル系溶剤から選ばれることが好ましい。こ
の場合における1又は2以上の低沸点溶剤に対する1又
は2以上の高沸点溶剤の重量比は、1又は2以上の低沸
点溶剤:1又は2以上の高沸点溶剤=50〜5:50〜
95であることが好ましく、最も好ましいのは1又は2
以上の低沸点溶剤:1又は2以上の高沸点溶剤=35:
65である。また、剪断速度が20/秒の時の粘度は
0.2〜100Pa・sであることが好ましく、0.5
〜80Pa・sであることが更に好ましい。
【0007】また、このペーストでは、1又は2以上の
低沸点溶剤が揮発した状態で、剪断速度が20/秒の時
の粘度が50〜1,000Pa・sになる。1又は2以
上の低沸点溶剤が揮発し、この粘度を有するペーストに
所定の外力を加えると、図2に示すように、ペーストが
所望の形状のリブ状物に変形し、上記外力を取り去って
もペーストは元に戻らずに、上記リブ状物は変形した後
の形状に保たれる。なお、1又は2以上の低沸点溶剤が
揮発したペーストの剪断速度が20/秒の時の粘度は6
0〜800Pa・sであることが好ましく、70〜50
0Pa・sであることが更に好ましい。
【0008】請求項5に係る発明は、図1に示すよう
に、ガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末と、樹
脂と、沸点が190℃以上450℃以下の1又は2以上
の高沸点溶剤とを混練して混練物を得る工程と、その混
練物に沸点が100℃以上180℃以下の1又は2以上
の低沸点溶剤を添加して再び混練する工程とを含むペー
ストの製造方法である。請求項6に係る発明は、請求項
5に係る発明であって、低沸点溶剤を添加する前の混練
物が可塑剤又は分散剤のいずれか一方又は双方を更に含
むペーストの製造方法である。この請求項5又は請求項
6に係る方法では、粉末及び樹脂とともに高沸点溶剤と
を調合及び混練するので、その高沸点溶剤が主としてガ
ラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末における粉体
の周囲になじむ。その後1又は2以上の低沸点溶剤を添
加して再び混練するので、その低沸点溶剤は粉体周囲に
馴染んだ高沸点溶剤の周囲に馴染む。このため、1又は
2以上の低沸点溶剤が比較的揮発しやすいペーストを得
ることができる。
【0009】請求項7に係る発明は、図1に示すよう
に、請求項1ないし請求項4のいずれかに係るペースト
又は請求項5若しくは請求項6にかかる方法により得ら
れたペーストを基板10表面に塗布してペースト膜11
を形成する工程と、基板表面に形成されたペースト膜1
1から1又は2以上の低沸点溶剤を気化させる工程と、
1又は2以上の低沸点溶剤が気化したペースト膜11に
所定のくし歯12bを有するブレード12をつき刺し、
そのブレード12をペースト膜11に対して相対的に一
定方向に移動することによりペースト膜11を塑性変形
させて前記基板10表面にリブ状物13を形成する工程
とを含むリブ状物の形成方法である。この請求項7に係
る方法では、1又は2以上の低沸点溶剤が揮発しておら
ず、粘度が比較的低い状態のペーストを基板10表面に
塗布するので、その塗布が比較的容易で、かつ基板上で
均一厚さに容易に引き延ばすことができる。一方、1又
は2以上の低沸点溶剤が揮発したペースト膜11は粘度
が比較的高く、この粘度を有するペースト膜11にブレ
ード12をつき刺して一定方向に移動に所定の外力を加
えると、そのペースト膜11が所望の形状のリブ状物1
3に変形し、上記リブ状物13は変形した後の形状に保
たれる。
【0010】請求項8に係る発明は、請求項7記載の方
法で形成されたリブ状物13を乾燥焼成してなるセラミ
ックリブであり、請求項9に係る発明は、請求項8記載
のセラミックリブを有するFPDである。なお、本明細
書で「ペースト」とは、本発明のガラス粉末又はガラス
・セラミック混合粉末と樹脂と溶剤を含むものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図2に示すように、所定の形状を有
するリブ状物13は基板10の表面にペーストを塗布し
て形成されたペースト膜11に、ブレード12に形成さ
れたくし歯12bをつき刺し、ブレード12のエッジ1
2aを基板10表面に接触させた状態でブレード12又
は基板10を一定方向に移動することにより基板10表
面に形成される。ペーストは、ガラス粉末又はガラス・
セラミック混合粉末と樹脂と複数種類の溶剤とを含むペ
ーストであり、ガラス粉末はSiO2、ZnO、Pb
O,B23等を主成分として、その軟化点が300℃〜
600℃であることが必要である。
【0012】本発明の基板としては、図3(a)に示すガ
ラス基板10のみ、図3(b)に示す表面に電極16が形
成されたガラス基板10、図3(c)に示す表面にセラミ
ック等からなる下地層22が形成されたガラス基板10
等が挙げられる。また本発明のガラス・セラミック混合
粉末は、SiO2、ZnO、PbO,B23等を主成分
とするガラス粉末と、フィラーの役割を果すアルミナ、
コージェライト、ムライト、フォルステライト,ジルコ
ン,チタニア等のセラミック粉末とを含むものであり、
このセラミック粉末は形成されるリブ13の熱膨張係数
をガラス基板10の熱膨張係数と均等にするため、及び
焼成後のセラミックリブの強度を向上させるために混合
される。セラミック粉末は60容積%以下が好ましい。
セラミック粉末が60容積%以上になるとリブが多孔質
になり好ましくない。なお、ガラス粉末及びセラミック
粉末の粒径はそれぞれ0.1〜30μmであることが好
ましい。ガラス粉末及びセラミック粉末の粒径が0.1
μm未満であると凝集し易くその取扱いが煩わしくな
る。また、30μmを越えると後述するブレード12の
移動時に所望のリブ13が形成できなくなる不具合があ
る。
【0013】ペーストは、ガラス粉末又はガラス・セラ
ミック混合粉末を50〜95重量%、樹脂を0.1〜1
5重量%、複数種類の溶剤を3〜60重量%含む。ま
た、ガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末を60
〜90重量%、樹脂を0.5〜3.5重量%、溶剤を7
〜40重量%含むことが更に好ましい。ガラス粉末又は
ガラス・セラミック混合粉末を50〜95重量%の範囲
に限定したのは、50重量%未満ではブレードを用いて
所定の形状のリブ状物を得るのが困難になり、95重量
%を越えると基板表面にペーストを均一に塗布すること
が困難になるからである。また樹脂を0.1〜15重量
%の範囲に限定したのは、0.1重量%未満ではブレー
ドを用いて所定の形状のリブ状物を得るのが困難にな
り、15重量%を越えると基板表面にペーストを均一に
塗布することが困難になり、かつ焼成後のセラミックリ
ブ内に有機物が残存するという不具合があるからであ
る。更に複数種類の溶剤を3〜60重量%の範囲に限定
したのは、3重量%未満では基板表面にペーストを均一
に塗布することが困難になるからであり、60重量%を
越えると複数種類の溶剤を後に気化させる時間が長くな
るからである。ペーストを上記のように配合することに
より、剪断速度が20/秒の時の粘度が0.1〜200
Pa・sとなり、基板10表面への塗布及び均一厚さに
引き延ばすことが容易になる。
【0014】樹脂はバインダとしての機能を有し、熱分
解しやすく、溶剤に溶けて高粘度を有するポリマーであ
って、エチルセルロース、アクリル又はポリビニルブチ
ラールなどが挙げられる。複数種類の溶剤は、沸点が1
00℃以上180℃以下の低沸点溶剤よりなる群から選
ばれた1又は2以上の低沸点溶剤と、沸点が190℃以
上450℃以下の高沸点溶剤よりなる群から選ばれた1
又は2以上の高沸点溶剤とを含む。低沸点溶剤よりなる
群を構成する沸点が100℃以上180℃以下の溶剤を
表1及び表2に例示し、高沸点溶剤よりなる群を構成す
る沸点が190℃以上450℃以下の溶剤を表3及び表
4に例示する。溶剤の選択は、選択された1又は2以上
の低沸点溶剤と、1又は2以上の高沸点溶剤の各沸点が
30℃以上異なるように選択される。特にエージングタ
イムが比較的長いことが要求された場合には、1又は2
以上の低沸点溶剤をエーテル、エステル及び炭化水素系
溶剤からなる群より選択し、1又は2以上の高沸点溶剤
をエーテル系溶剤から選択することが好ましい。この場
合における1又は2以上の低沸点溶剤に対する1又は2
以上の高沸点溶剤の重量比は、1又は2以上の低沸点溶
剤:1又は2以上の高沸点溶剤=50〜5:50〜95
に調整されることが好ましい。
【0015】ペーストは、上述した粉末、樹脂及び複数
種類の溶剤からなるが、必要である場合これらを主成分
として、これら以外に可塑剤及び分散剤を含ませること
もできる。可塑剤ではグリセリン、アジピン酸エステ
ル、フタル酸エステル、リン酸エステル等が挙げられ、
分散剤としてはアルキルベンゼンスルフォン酸塩,アル
キルトソメチルアンモニウム塩,脂肪酸多価アルコール
エステル、リン酸エステル等が挙げられる。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】ペーストの製造方法は、表1及び表2に例
示する低沸点溶剤よりなる群から1又は2以上の低沸点
溶剤を選択し、その溶剤と沸点が30℃以上異なる1又
は2以上の高沸点溶剤を表3及び表4に例示する高沸点
溶剤よりなる群から選択して秤量する。そして、別に秤
量されたガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末
と、樹脂と、1又は2以上の高沸点溶剤を調合及び混練
する。分散剤及び可塑剤を含ませる場合には、1又は2
以上の高沸点溶剤を主成分とし、これに可塑剤若しくは
分散剤のいずれか一方若しくは双方を予め混練してお
き、この混練物に上述した粉末と樹脂とを調合して更に
混練する。その後、1若しくは2以上の低沸点溶剤を添
加して再び混練することによりペーストを得る。
【0021】次に、このようにして得られたペーストを
用いたリブ状物の形成方法を図1を用いて説明する。図
1(a)に示すように先ず基板表面に上述のペーストを
塗布してペースト膜11を形成する。ペーストの基板1
0表面への塗布は、ロールコーターやテーブルコーター
によるコーティング法、スクリーン印刷法、ディップ法
又はドクタブレード法等の既存の手段により行われる。
基板10表面にペーストが塗布されてペースト膜11が
形成された後には、図1(b)に示すようにその基板1
0を所定時間放置して基板表面に形成されたペースト膜
11から1又は2以上の低沸点溶剤を破線矢印で示すよ
うに気化させる。1又は2以上の低沸点溶剤を気化させ
る環境温度及び時間は低沸点溶剤として使用される溶剤
の種類により異なるが、沸点が120〜150℃近辺の
1−エトキシ−2−プロパノール、4−メチル−2−ペ
ンタノール等を使用した場合には、15〜25℃の雰囲
気中で1〜5時間放置することが好ましい。
【0022】特にこの実施の形態におけるペーストは、
1又は2以上の低沸点溶剤を最後に添加して製造したた
め、最初に混合された1又は2以上の高沸点溶剤のみが
ガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末における粉
体の周囲に馴染み、1又は2以上の低沸点溶剤はその粉
体の周囲に馴染んだ高沸点溶剤の周囲に馴染んでいるた
め1又は2以上の低沸点溶剤が比較的揮発しやすいペー
ストになっており、基板10を所定時間放置することに
よりペースト膜11から1又は2以上の低沸点溶剤を確
実に気化させることができる。
【0023】1又は2以上の低沸点溶剤を完全に気化さ
せた後、図1(c)に示すようにペースト膜11にブレ
ード12をつき刺して一定方向に移動させることにより
そのペースト膜11をブレード12により塑性変形させ
てリブ状物13を形成する。ここで、ペースト膜11に
つき刺すブレード12には、図5及び図6に示すよう
に、複数のくし歯12bが等間隔にかつ同一方向に形成
される。このブレード12はペーストとの反応やペース
トに溶解されることのない金属、セラミック又はプラス
チック等により作られ、特に、寸法精度、耐久性の観点
からセラミック若しくはFe,Ni,Co基の合金が好
ましい。それぞれのくし歯12bの隙間はこのブレード
12により形成されるリブ状物13の断面形状に相応し
て形成される。
【0024】また、くし歯12bの隙間の形状は図5に
示すように方形状に形成する場合のみならず、最終的に
作られるFPDの用途によりくし歯12bの隙間の形状
を台形状又は逆台形に形成してもよい。くし歯12bの
隙間の形状を台形にすれば、開口部を広くした用途に適
したリブ状物13を形成することができ、くし歯12b
の隙間の形状を逆台形にすれば、リブの頂部が広い面積
で平坦化したリブ状物13を形成することができる。
【0025】図2に示すように、このように構成された
ブレード12によるリブ状物13の形成は、ブレード1
2のくし歯12bをペースト膜11につき刺し、エッジ
12aを基板10表面に接触させた状態で、基板10を
固定して図2の実線矢印で示すようにブレード12を一
定方向に移動するか、又はブレード12を固定して図2
の破線矢印で示すように基板10を一定方向に移動させ
てペースト膜11を塑性変形させることにより行われ
る。即ち、上記移動により基板10表面に塗布されたペ
ーストのブレード12のくし歯12bに対応する箇所
は、くし歯12bの隙間に移動するか若しくは掃き取ら
れ、くし歯12bの隙間に位置するペーストのみが基板
10上に残存して基板10表面にリブ状物13が形成さ
れる。くし歯の溝の深さがペースト膜11の厚さより大
きい場合にはブレード12又はガラス基板10を移動す
るときに掃き取られたペーストが溝に入り込みペースト
膜11の厚さ以上の高さを有するリブ状物13を形成で
きる。
【0026】1又は2以上の低沸点溶剤が揮発したペー
スト膜は、剪断速度が20/秒の時の粘度が50〜1,
000Pa・sになり、ブレード12のくし歯12bを
つき刺してペースト膜11に対して相対的に一定方向に
移動させてそのペースト膜11を塑性変形させると、ペ
ーストが所望の形状のリブ状物13に変形し、上記外力
を取り去ってもペーストは元に戻らずに、このリブ状物
13は変形した後の形状に保たれ、くし歯12bの隙間
形状に相応した所望の形状のリブ状物13が基板10の
表面に形成される。
【0027】このリブ状物13を形成した後、大気中で
150℃〜200℃で15〜30分間乾燥させ、続いて
大気中520〜580℃で10〜30分間焼成すること
により、図4に示す型崩れのないセラミックリブ14に
なる。本発明ではペーストに1又は2以上の高沸点溶剤
と、その高沸点溶剤と沸点において30℃以上異なる1
又は2以上の低沸点溶剤を含ませ、リブ状物13を形成
する以前に1又は2以上の低沸点溶剤のみを揮発させて
いるので、単一種類の溶剤を含んでいた場合と比較し
て、ペースト膜11における溶剤の揮発むらが生じるこ
とはなく、そのペースト膜11をブレード12により塑
性変形させて形成されたリブ状物13の形状は良好に保
たれ、ガラス基板10の全体にわたって均一な形状のセ
ラミックリブ14が得られる。このセラミックリブを用
いて図示しないPDP、PALC等のFPDを作製する
ことができる。
【0028】なお、上述した実施の形態では、ブレード
12のくし歯12bをペースト膜11につき刺してエッ
ジ12aを基板10表面に接触させた状態で、ブレード
12を移動するか、又は基板10を移動させて基板の表
面に直接リブ状物13を形成したが、図7に示すよう
に、基板10の表面に形成されたペースト膜11にブレ
ード12のくし歯12bをつき刺し、ブレード12のエ
ッジ12aを基板10表面から所定の高さ浮上した状態
でブレード12又は基板10を一定方向に移動してペー
スト膜11を塑性変形させてもよい。このように塑性変
形させると、基板10表面に下地層22とこの下地層2
2上にリブ状物23を形成することができる。
【0029】即ち、ブレード12又は基板10の移動に
より基板10表面から所定の高さまでのペーストは基板
表面上に残存して下地層22を形成し、この下地層22
より上方のペーストにおけるブレード12のくし歯12
bに対応する箇所はくし歯12bの隙間に移動するか若
しくは掃き取られ、くし歯12bの隙間に位置するペー
ストのみが下地層22上に残存して下地層22上にリブ
状物23が形成される。次に上記下地層22及びリブ状
物23を乾燥及び焼成すると、図8に示すように基板1
0上に誘電体層24が形成され、この誘電体層24上に
セラミックリブ25が形成されることになる。
【0030】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく
説明する。 <実施例1>平均粒径1μmのPbO−SiO2−B2
3系ガラス粉末を80重量%と、セラミックフィラーと
して平均粒径0.5μmのアルミナ粉末とを20重量%
を用意し、両者を十分に混合した。この混合粉末と、樹
脂としてのエチルセルロースと、高沸点溶剤としてのα
テレピネオールと、低沸点溶剤としての1エトキシ2プ
ロパノールを重量比で80/1/14/7の割合になる
ように秤量した。この秤量された混合粉末と、樹脂と、
高沸点溶剤とを先に配合し、十分に混練して混練物を得
た。その混練物に、秤量された低沸点溶剤である1エト
キシ2プロパノールを添加して混練し、ペーストを得
た。次に、対角寸法が42インチであって、厚さが3m
mのソーダライム系の長方形のガラス基板10を固定し
た状態で、このガラス基板10上に上記ペーストを図2
に示すようにテーブルコーターを用いて、厚さ150μ
mで塗布してペースト膜11を形成した。このようにペ
ースト膜11が形成された基板10を室温で1時間放置
することにより、ペースト膜11から低沸点溶剤である
1エトキシ2プロパノールを気化させた。
【0031】一方、くし歯12bのピッチPが360μ
mであって、くし歯12bの隙間wが180μm、その
深さhが300μm、厚さtが0.1mmのステンレス
鋼により形成されたブレード12を用意した(図5及び
図6)。このブレード12のくし歯12bを低沸点溶剤
が気化したペースト膜につき刺し、そのエッジ12aを
ガラス基板10に接触させた状態で、図2の実線矢印で
示す方向にブレード12を一定方向に移動してペースト
膜11を塑性変形させることにより、基板10表面にリ
ブ状物13を形成した。その後、リブ状物13を大気中
150℃で20分間乾燥して高沸点溶剤を脱離させ、更
に大気中550℃で10分間焼成してセラミックリブ1
4とした。このセラミックリブを実施例1とした。
【0032】<比較例1>実施例1と同一の混合粉末
と、樹脂としてのエチルセルロースと、溶剤としてのα
テレピネオールとを重量比で85/1/14の割合で配
合し、十分に混練してペーストを得た。このように単一
の溶剤を含むペーストを、実施例1と同一のガラス基板
上にスクリーン印刷法により厚さ150μmで塗布して
ペースト膜11を形成した。その後実施例1と同一のブ
レード12を用い、実施例1と同一の手順でセラミック
リブ14を得た。このセラミックリブを比較例1とし
た。
【0033】<比較例2>実施例1と同一の混合粉末
と、樹脂としてのエチルセルロースと、高沸点溶剤とし
てのαテレピネオールと、低沸点溶剤としての1エトキ
シ2プロパノールとを重量比で80/1/14/7の割
合で同時に配合し、十分に混練してペーストを得た。こ
のように高沸点溶剤と低沸点溶剤を同時に混練してペー
ストを得たことを除いて実施例1と同一の手順でセラミ
ックリブ14を得た。このセラミックリブを比較例2と
した。
【0034】<比較例3>実施例1のペーストを実施例
1と同一のガラス基板10にテーブルコーターを用い
て、厚さ150μmで塗布してペースト膜11を形成
し、低沸点溶剤である1エトキシ2プロパノールを気化
させることなくブレード12のくし歯12bをペースト
膜につき刺し、一定方向に移動して基板10表面にリブ
状物13を形成した。その後、リブ状物13を実施例1
と同一の条件で乾燥焼成してセラミックリブ14とし
た。このセラミックリブを比較例3とした。
【0035】<比較試験1及び評価1>実施例1及び比
較例1〜3のセラミックリブ14のそれぞれ任意の10
0本について、その高さH及び幅を測定した。ここで、
セラミックリブの幅の測定は、図4に示すように、セラ
ミックリブの高さをHとしたときの高さ(1/2)Hの
ところのリブの幅WCを測定することにより行った。ま
たこれらの測定値の平均値を算出した後、H及びWC
それぞれの(最大値又は最小値−平均値)/平均値で表
されるばらつきを算出した。この結果を表5に示す。
【0036】
【表5】
【0037】表5から明らかなように、比較例1〜3と
比べて、実施例1におけるセラミックリブのばらつきが
著しくに小さいことが判る。実施例1におけるセラミッ
クリブのばらつきが小さいのは、低沸点溶剤を揮発させ
た後にリブ状物を形成するため、ペーストの粘度が比較
的高く、リブ状物のだれが少ないことに起因するものと
考えられる。一方、比較例1におけるセラミックリブの
ばらつきが大きいのは、ペーストには比較的沸点が高い
単一の溶剤のみ含まれているので、そのペーストの粘度
が比較的高く、基板にそのペーストを塗布して均一厚さ
に引き延ばす際にその厚さにむらが生じたことに起因す
るものと考えられる。また、比較例2におけるセラミッ
クリブのばらつきが大きいのは、高沸点溶剤と低沸点溶
剤を同時に混練したので、低沸点溶剤が高沸点溶剤とと
もにガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末におけ
る粉体の周囲になじんでしまったため、ペースト膜11
が形成された基板10を室温で1時間放置した際の低沸
点溶剤の揮発にむらが生じ、基板全体におけるペースト
膜の粘度むらにより、形成されたリブ状物のだれが不均
一に生じたことによるものと考えられる。更に、比較例
3におけるセラミックリブの測定が不能であったのは、
低沸点溶剤を気化させていないので、ペーストの粘度が
著しく低くて、リブ状物が形成されなかったためであ
る。
【0038】次にエージングタイムに関する実施例を比
較例とともに詳しく説明する。 <実施例2>平均粒径1μmのPbO−SiO2−B2
3系ガラス粉末を80重量%と、セラミックフィラーと
して平均粒径0.5μmのアルミナ粉末とを20重量%
を用意し、両者を十分に混合した。この混合粉末と、樹
脂としてのエチルセルロースと、高沸点溶剤としてエー
テル系溶剤であるジエチレングリコールジブチルエーテ
ルと、低沸点溶剤として炭化水素系溶剤であるノナンを
重量比で80/1/14/7の割合になるように秤量し
た。この秤量された混合粉末と、樹脂と、高沸点溶剤と
を先に配合し、十分に混練して混練物を得た。その混練
物に、秤量された低沸点溶剤であるノナンを添加して混
練し、ペーストを得た。このペーストを実施例2とし
た。
【0039】<実施例3>低沸点溶剤として炭化水素系
溶剤であるエチルシクロヘキサンを用いたことを除いて
実施例2と同一の手順により低沸点溶剤としてエチルシ
クロヘキサンが添加されたペーストを得た。このペース
トを実施例3とした。 <実施例4>低沸点溶剤として炭化水素系溶剤であるキ
シレンを用いたことを除いて実施例2と同一の手順によ
り低沸点溶剤としてキシレンが添加されたペーストを得
た。このペーストを実施例4とした。
【0040】<実施例5>低沸点溶剤としてエーテル系
溶剤であるジブチルエーテルを用いたことを除いて実施
例2と同一の手順により低沸点溶剤としてジブチルエー
テルが添加されたペーストを得た。このペーストを実施
例5とした。 <実施例6>低沸点溶剤としてエーテル系溶剤であるジ
エチレングリコールジメチルエーテルを用いたことを除
いて実施例2と同一の手順により低沸点溶剤としてジエ
チレングリコールジメチルエーテルが添加されたペース
トを得た。このペーストを実施例6とした。
【0041】<実施例7>低沸点溶剤としてエーテル系
溶剤であるアニソールを用いたことを除いて実施例2と
同一の手順により低沸点溶剤としてアニソールが添加さ
れたペーストを得た。このペーストを実施例7とした。 <実施例8>低沸点溶剤としてエステル系溶剤である炭
酸ジエチルを用いたことを除いて実施例2と同一の手順
により低沸点溶剤として炭酸ジエチルが添加されたペー
ストを得た。このペーストを実施例8とした。 <実施例9>低沸点溶剤としてエステル系溶剤である酢
酸イソペンチルを用いたことを除いて実施例2と同一の
手順により低沸点溶剤として酢酸イソペンチルが添加さ
れたペーストを得た。このペーストを実施例9とした。
【0042】<比較例4>低沸点溶剤としてアルコール
系溶剤である1−ブタノールを用いたことを除いて実施
例2と同一の手順により低沸点溶剤として1−ブタノー
ルが添加されたペーストを得た。このペーストを比較例
4とした。 <比較例5>低沸点溶剤としてアルコール系溶剤である
4メチル2ペンタノールを用いたことを除いて実施例2
と同一の手順により低沸点溶剤として4メチル2ペンタ
ノールが添加されたペーストを得た。このペーストを比
較例5とした。 <比較例6>低沸点溶剤としてアルコール−エーテル系
溶剤である1−エトキシ−2−プロパノールを用いたこ
とを除いて実施例2と同一の手順により低沸点溶剤とし
て1−エトキシ−2−プロパノールが添加されたペース
トを得た。このペーストを比較例6とした。
【0043】<比較試験2及び評価2>実施例2〜実施
例9及び比較例4〜比較例6におけるそれぞれのペース
トをそれぞれ2分し、2分された一方のそれぞれのペー
ストを直ちに実施例1と同一のガラス基板上にスクリー
ン印刷法により厚さ150μmで塗布してペースト膜1
1を形成した。その後実施例1と同一のブレード12を
用い、実施例1と同一の手順でセラミックリブ14を得
た。また、2分された他方のそれぞれのペーストはそれ
ぞれ別々に密閉容器に入れて30℃の雰囲気中に120
時間保管した。120時間経過した後その他方のそれぞ
れのペーストを密閉容器から取り出して実施例1と同一
のガラス基板上にスクリーン印刷法により厚さ150μ
mで塗布してペースト膜11を形成した。その後実施例
1と同一のブレード12を用い、実施例1と同一の手順
でセラミックリブ14を得た。
【0044】このようにして実施例2〜9及び比較例4
〜6におけるペーストから得られたセラミックリブ14
のそれぞれ任意の100本について、その高さH及び図
4に示すそのリブ14の底部の幅Wbを測定して平均値
を算出した後、その平均値における比(H/Wb)をそ
れぞれ求めた。そして得られたペーストを直ちに塗布形
成することにより得られたセラミックリブにおけるその
比Aと、120時間保管した後におけるペーストを塗布
形成することにより得られたセラミックリブにおけるそ
の比Bにおける変化率(B/A)を求めた。この結果及
びそれぞれの高沸点溶媒及び低沸点溶媒の系を表6に示
す。
【0045】
【表6】
【0046】表6から明らかなように、比較例4〜6と
比べて、実施例2〜9における変化率は著しくに小さい
ことが判る。これはエーテル、エステル及び炭化水素系
溶剤が、ペースト中の樹脂を劣化させないためと考えら
れる。従って、1又は2以上の低沸点溶剤がエーテル、
エステル及び炭化水素系溶剤からなる群より選ばれ、1
又は2以上の高沸点溶剤がエーテル系溶剤から選ばれた
ペーストは、他の組み合わせのペーストに比較して、そ
のエージングタイムを比較的長くすることができること
が判る。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明におけるペー
ストは、ガラス粉末又はガラス・セラミック混合粉末を
50〜95重量%、樹脂を0.1〜15重量%、各沸点
が30℃以上異なる複数種類の溶剤を3〜60重量%含
み、複数種類の溶剤は、沸点が100℃以上180℃以
下の低沸点溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上の
低沸点溶剤と沸点が190℃以上450℃以下の高沸点
溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上の高沸点溶剤
とを含むので、比較的流動性があって塗布しやすい所定
の粘度のペーストを得ることができ、基板上で均一厚さ
に容易に引き延ばすことができる。一方、ペーストは1
又は2以上の低沸点溶剤が揮発した状態で粘度が上昇す
る。その粘度が上昇したペースト膜をブレードで所望の
形状に塑性変形させることにより得られたリブ状物は、
変形した後の形状に保たれ、リブ状物の形状が歪むこと
なくその形状を保ったままセラミックリブを作製するこ
とができる。
【0048】ここで、1又は2以上の低沸点溶剤をエー
テル、エステル及び炭化水素系溶剤からなる群より選
び、1又は2以上の高沸点溶剤をエーテル系溶剤から選
べば、ペーストのエージングタイムを比較的長くするこ
とができる。この場合における1又は2以上の低沸点溶
剤に対する1又は2以上の高沸点溶剤の重量比を、1又
は2以上の低沸点溶剤:1又は2以上の高沸点溶剤=5
0〜5:50〜95とすることによりその効果を有効に
発揮させることができる。また、ガラス粉末又はガラス
・セラミック混合粉末と、樹脂と、沸点が190℃以上
450℃以下の1又は2以上の高沸点溶剤とを調合及び
混練して混練物を得る工程と、その混練物に沸点が10
0℃以上180℃以下の1又は2以上の低沸点溶剤を添
加して再び混練する工程とによりペーストを製造すれ
ば、高沸点溶剤が主としてガラス粉末又はガラス・セラ
ミック混合粉末における粉体の周囲になじみ、低沸点溶
剤は粉体周囲に馴染んだ高沸点溶剤の周囲に馴染む。こ
のため、1又は2以上の低沸点溶剤が比較的揮発しやす
いペーストを得ることができる。更に、本発明のリブ状
物を乾燥焼成すれば、高精細なセラミックリブを形成で
き、かつこのセラミックリブをFPDに利用すれば、高
品質のFPDが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリブ状物の形成手順を示す斜視図。
【図2】図1のC部拡大斜視図。
【図3】本発明の各種形態の基板の断面図。
【図4】図2のA−A線断面におけるリブ状物を乾燥、
加熱及び焼成することにより得たセラミックリブを示す
断面図。
【図5】そのブレードの正面図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】下地層付リブの形成状態を示す図2に対応する
斜視図。
【図8】図7のB−B線断面における下地層付リブを乾
燥、加熱及び焼成することにより得た誘電体層付セラミ
ックリブを示す図4に対応する断面図。
【図9】従来のセラミックリブの形成を工程順に示す断
面図。
【符号の説明】
10 ガラス基板 11 ペースト膜 12 ブレード 12a エッジ 12b くし歯 13,23 リブ状物 14,25 セラミックリブ 22 下地層 24 誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 義雄 茨城県那珂郡那珂町向山1002番地14 三菱 マテリアル株式会社総合研究所那珂研究セ ンター内 (72)発明者 黒光 祥郎 茨城県那珂郡那珂町向山1002番地14 三菱 マテリアル株式会社総合研究所那珂研究セ ンター内 (72)発明者 橋本 伊希子 茨城県那珂郡那珂町向山1002番地14 三菱 マテリアル株式会社総合研究所那珂研究セ ンター内 (72)発明者 カン ヨン チェル 大韓民国忠清南道天安市聖城洞山24−1番 地 三星エスディアイ株式会社内 (72)発明者 チョン スン ジェ 大韓民国忠清南道天安市聖城洞山24−1番 地 三星エスディアイ株式会社内 (72)発明者 キム ジュン ミン 大韓民国忠清南道天安市聖城洞山24−1番 地 三星エスディアイ株式会社内 (72)発明者 吉川 皖▲造▼ 大韓民国忠清南道天安市聖城洞山24−1番 地 三星エスディアイ株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA15 HA36 JA07 JA11 KA11 QA12 QA16 TA01 4G059 AA08 AB09 AC30 CA01 CB09 4G062 AA08 AA09 BB01 DA02 DB01 DC02 DD01 DE02 EA01 EA10 EB01 EC01 ED01 EE01 EF01 EG01 FA01 FA10 FB01 FC01 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM08 NN33 PP01 PP02 PP03 PP04 PP06 5C027 AA09 5C040 FA01 GF18 GF19 JA03 KA17 MA24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス粉末又はガラス・セラミック混合
    粉末を50〜95重量%、樹脂を0.1〜15重量%、
    複数種類の溶剤を3〜60重量%含み、前記複数種類の
    溶剤の各沸点が30℃以上異なるペーストであって、 前記複数種類の溶剤は、沸点が100℃以上180℃以
    下の低沸点溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上の
    低沸点溶剤と、沸点が190℃以上450℃以下の高沸
    点溶剤よりなる群から選ばれた1又は2以上の高沸点溶
    剤とを含むことを特徴とするペースト。
  2. 【請求項2】 可塑剤又は分散剤のいずれか一方又は双
    方を更に含む請求項1記載のペースト。
  3. 【請求項3】 1又は2以上の低沸点溶剤がエーテル、
    エステル及び炭化水素系溶剤からなる群より選ばれ、1
    又は2以上の高沸点溶剤がエーテル系溶剤から選ばれた
    請求項1又は2記載のペースト。
  4. 【請求項4】 1又は2以上の低沸点溶剤に対する1又
    は2以上の高沸点溶剤の重量比が、低沸点溶剤:高沸点
    溶剤=50〜5:50〜95である請求項3記載のペー
    スト。
  5. 【請求項5】 ガラス粉末又はガラス・セラミック混合
    粉末と、樹脂と、沸点が190℃以上450℃以下の1
    又は2以上の高沸点溶剤とを混練して混練物を得る工程
    と、 前記混練物に沸点が100℃以上180℃以下の1又は
    2以上の低沸点溶剤を添加して再び混練する工程とを含
    むペーストの製造方法。
  6. 【請求項6】 低沸点溶剤を添加する前の混練物は可塑
    剤又は分散剤のいずれか一方又は双方を更に含む請求項
    5記載のペーストの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項4のいずれかに係
    るペースト又は請求項5若しくは請求項6にかかる方法
    により得られたペーストを基板(10)表面に塗布してペー
    スト膜(11)を形成する工程と、 前記基板表面に形成されたペースト膜(11)から前記1又
    は2以上の低沸点溶剤を気化させる工程と、 前記1又は2以上の低沸点溶剤が気化したペースト膜(1
    1)に所定のくし歯(12b)を有するブレード(12)をつき刺
    し、前記ブレード(12)を前記ペースト膜(11)に対して相
    対的に一定方向に移動することにより前記ペースト膜(1
    1)を塑性変形させて前記基板(10)表面にリブ状物(13)を
    形成する工程とを含むリブ状物の形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法で形成されたリブ状
    物(13)を乾燥焼成してなるセラミックリブ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のセラミックリブを有する
    FPD。
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