JP2002274705A - 記録紙ロール支持装置 - Google Patents

記録紙ロール支持装置

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JP2002274705A
JP2002274705A JP2001075322A JP2001075322A JP2002274705A JP 2002274705 A JP2002274705 A JP 2002274705A JP 2001075322 A JP2001075322 A JP 2001075322A JP 2001075322 A JP2001075322 A JP 2001075322A JP 2002274705 A JP2002274705 A JP 2002274705A
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Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙ロールの装填作業が簡便であり、装填
作業のための特別なスペースを不要にする。 【解決手段】 記録紙ロール支持装置15は、フランジ
25a,25b、クランパー26a, 26b、支持軸2
7a,27bから構成されている。クランパー本体34
に4枚のブレード33が設けられている。このブレード
33の斜面35にローラ37が回転可能に取り付けられ
ている。記録紙ロール6の装填後の装填蓋の閉じ動作に
連動して、クランパー26a,26bが記録紙ロール6
に向けて支持軸27a,27b上をスライドする。ブレ
ード33がフランジ25a,25bの開口32から突出
して記録紙ロール6の巻芯10の内部に挿入する。ブレ
ード33が巻芯10に押し込まれる間に、ローラ37が
回転しながら巻芯10内に入り込む。給紙時にはフラン
ジ25a,25bとクランパー26a,26bとが回転
する。クランパー26a,26bにクランプされた記録
紙ロール6も一体に回転し、カラー感熱記録紙を送り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙プリンタ
に用いられる記録紙ロール支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタに使用される記録紙の中には、
長尺の記録紙を巻芯にロール状に巻いた記録紙ロールが
ある。この記録紙ロールは、給紙マガジンを介してプリ
ンタに装填されたり、或いはプリンタのロール室内に直
接に装填されている。
【0003】給紙マガジン又はロール室内には、記録紙
ロールを回転可能に支持するための記録紙ロール支持装
置が設けられる。例えば、実開平6−21951号公報
には、コ字形をしたフレームに、第1、第2のクランパ
ーを対向するように取り付けた記録紙ロール支持装置が
記載されている。各クランパーは、円板部の中央に円弧
状の突起が形成されている。また、第1のクランパーは
フレームに固定され、第2のクランパーはフレームにス
ライド可能に取り付けられている。
【0004】記録紙ロールの装填時には、2つのクラン
パーの間に記録紙ロールを押し込む。この押し込みによ
って、第2のクランパーがバネに抗して一時的に後退
し、次に前進して突起が記録紙ロールの芯穴に挿入され
る。記録紙ロールは、2つのクランパーの突起に支持さ
れ、かつ円板部が記録紙ロールの両側面に接触する。
【0005】この記録紙ロール支持装置は、記録紙ロー
ルを2つのクランパーの間に押し込むだけでよいので、
装填作業が簡便である。しかし、比較的重量がある記録
紙ロールでは、脱着の問題が有るため、利用することが
困難である。
【0006】記録紙ロールをしっかりと保持することが
できる記録紙ロール支持装置としては、特開平6−10
944号公報に記載されたロールホルダがある。このロ
ールホルダは、パイプの内部にネジ棒が取り付けられて
いる。このネジ棒は、パイプの外側からハンドルで回転
され、また左右でネジの向きが逆になっている。これら
のネジに第1、第2のクランパーが螺合している。第1
のクランパーには固定係止爪が設けられており、第2の
クランパーには起立自在な可動係止爪が取り付けられて
いる。
【0007】記録紙ロールのロールホルダへの装填時に
は、第2のクランパー側から記録紙ロールの巻芯をパイ
プに挿入する。そして、ハンドルを回してネジ棒を回転
させると、第1、第2の左右のクランパーが互いに近づ
いてくる。第2のクランパーは、移動中に係止爪が徐々
に起立し、固定係止爪と可動係止爪との間で巻芯を強く
挟み付けることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−10944
号公報に記載されたロールホルダは、記録紙ロールの巻
芯を強固に挟み付けることができるが、巻芯をパイプに
挿通させるために、パイプの軸方向のスペースを必要と
するから、給紙マガジンやロール紙の大型化を招くこと
になる。また、巻芯をパイプに挿通させるために作業が
面倒であるという欠点もある。
【0009】本発明は、装填作業が簡便であり、また装
填作業のための特別なスペースを必要としない記録紙ロ
ール支持装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、小さな力で巻芯内部に押
し込む事ができるようにした記録紙ロール支持装置を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の記録紙ロール支持装置は、長尺の記録紙を
巻芯に巻き付けた記録紙ロールを支持するものであり、
複数のブレードを有し、これらのブレードが前記巻芯内
に挿入したクランプ位置と、巻芯から抜け出た位置との
間で移動する一対のクランパーと、前記ブレードに取り
付けられ、回転しながら巻芯内に押し込まれるローラと
を設けたものである。
【0012】また、複数のブレードを有し、これらのブ
レードが前記巻芯内に挿入したクランプ位置と、巻芯か
ら抜け出た位置との間で移動する一対のクランパーと、
前記ブレードの端面に形成され、巻芯内に押し込まれる
突起とを設けたものである。
【0013】また、前記巻芯の長さとほぼ同じ間隔を保
って配置され、記録紙ロールの両端部に対面する一対の
フランジと、複数のブレードを有し、これらのブレード
がフランジ内に退避した位置と、フランジに形成された
開口を通って突出するクランプ位置との間で移動し、こ
のクランプ位置ではブレードの一部が巻芯に挿入され、
巻芯に係合する一対のクランパーと、前記フランジを回
転可能に支持するとともに、前記クランパーを回転及び
スライド自在に支持し、先端がフランジからはみ出さな
いようにされた一対の支持軸とを設けたものである。
【0014】なお、前記各フランジの外周にギアが形成
されており、このギアはモータで駆動される駆動ギヤに
噛合しており給紙時又は巻き戻し時に一つのフランジが
記録紙ロールをクランプした一対のクランパーと一体的
にモータで回転されることが好ましい。また、前記各ブ
レードには、巻芯内に押し込まれるローラが設けられて
いることが好ましい。また、前記ローラは弾性ローラで
あり、又は外周が鋸歯状をした剛性ローラであることが
好ましい。また、前記各ブレードには、巻芯内に押し込
まれる突起が設けられていることが好ましい。また、前
記ローラが回転する面、又は突起の長手方向が、ブレー
ドの移動方向に対して傾いていることことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、カラー感熱プリン
タ2は、本体ケース3に装填蓋4が開閉自在に取り付け
られている。この装填蓋4は、ロール室5内に記録紙ロ
ール6を装填してから閉じられる。また、装填蓋4の先
端側に上側給紙ローラ7が取り付けられている。本体ケ
ース3の前面には排出口8が形成されており、プリント
後に所定サイズに切断された記録済みシートが排出され
る。
【0016】記録紙ロール6は、紙又はプラスチック製
の巻芯10に、長尺のカラー感熱記録紙11を巻き付け
たものである。また、保管中に巻き緩みが発生しないよ
うに、シールテープ12が貼り付けられている。このシ
ールテープ12は、先端部を引き上げることで剥離する
ことができるように、先端部を除いて剥離可能な接着剤
が塗布されている。
【0017】図2において、ロール室5には、記録紙ロ
ール支持装置15が設けられており、装填された記録紙
ロール6を回転自在に支持する。モータ16は、給紙時
または巻戻時に、記録紙ロール支持装置15を介して記
録紙ロール6を回転させる。また、このモータ16は、
下側給紙ローラ17も回転させる。この下側回転ローラ
17は、上側給紙ローラ7とともに、カラー感熱記録紙
11をニップして記録紙ロール6から引き出し、プリン
ト部18に送る。
【0018】プリント部18は、周知のように、搬送ロ
ーラ対、サーマルヘッド、紫外線定着器を備えている。
カラー感熱記録紙11は、搬送ローラ対にニップされて
往動される間に、サーマルヘッドで加熱され、3原色画
像の1つが1ラインずつ記録される。この記録直後に、
紫外線定着器から放射された紫外線で定着される。
【0019】このようにして、カラー感熱記録紙11を
往復動させながら、3色面順次でフルカラー画像がカラ
ー感熱記録紙11に発色記録される。フルカラー画像が
記録された部分は、カッター19で切断され、プリント
済記録シートとして排出口8から排出される。
【0020】図3ないし図4に示すように、記録紙ロー
ル支持装置15は、一対のフランジ25a,25b、一
対のクランパー26a,26b、一対の支持軸27a,
27bから構成されている。一対のフランジ25a,2
5bは、記録紙ロール6の幅よりもわずかに大きな間隔
を保って配置されている。フランジ25aは、外周にギ
ア30が形成されている。このギア30は、モータ16
で回転するギア31に噛合している。このフランジ25
の中央部には、4個の開口32が形成されており、各開
口32から後述するクランパー26aの4つのブレード
33が出没可能になっている。
【0021】前記ブレード33は、クランパー本体34
と一体に設けられている。また、ブレード33が巻芯1
0の内部に容易に挿入できるように、斜面35が形成さ
れている。この斜面35の頂上付近にある凹部の内部に
ローラ37が取り付けられている。なお、他方のフラン
ジ25b、クランパー26bも同じ構成をしているた
め、その構成部分には、フランジ25a、クランパー2
6aと同じ符号を付してある。
【0022】図4に示すように、コ字形をしたフレーム
40の内側に、一対の支持軸27a,27bが対向する
ように固定されている。フランジ25bには、背面側に
突出した軸筒41が一体に取り付けられており、この軸
筒41が支持軸27bに回転可能に嵌合している。軸筒
41の後端は閉じており、この部分に設けた穴42を介
してネジ43が支持軸27bの先端にネジ止めされる。
このネジ43により、フランジ25bの軸方向の移動が
阻止された状態で、支持軸27bに回転可能に支持され
ている。なお、フランジ25aも同じ構造をしている。
【0023】また、軸筒41にクランパー26bがスラ
イド及び回転可能に取り付けられている。このクランパ
ー26bには、環状溝45が形成されている。この環状
溝45には、押圧レバー46bの先端が挿入されてい
る。押圧レバー46bは、装填蓋4に連動しており、こ
の装填蓋4が開かれるときに、軸47を支点にして反時
計方向に回転し、クランパー26bをフランジ25bに
対して後退させる。逆に装填蓋4が閉じられるときに、
軸47を支点にして時計方向に回転し、クランパー26
bを前進させる。また、押圧レバー46aも同様の構成
となっている。なお、符号48は、受け板である。
【0024】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図1に示すように、記録紙ロール6の装填時には、
まず装填蓋4を開ける。この装填蓋4に連動して、押圧
レバー46a,46bが回転し、クランパー26a,2
6bを軸筒41a,41bに沿って互いに離れる方向に
移動させる。このとき、ブレード33の先端はフランジ
の開口32に入り込んでいる。
【0025】シールテープ12の先端が下側給紙ローラ
17の上に乗るような姿勢で、記録紙ロール6をロール
室5に挿入する。このとき、図4に示すように、フラン
ジ25a,25bに挟まれ得た状態で、記録紙ロール6
は受け板48に保持される。装填蓋4を閉じると、押圧
レバー46a,46bによってクランパー26a,26
bが互いに近接する方向に移動する。このクランパー2
6a,26bのスライドにより、図5に示すように、ブ
レード33が開口32から突出して記録紙ロール6の巻
芯10の内部へ挿入される。各ブレード33は先端から
後端に向けて幅広となるように斜面35が形成されてい
るので、巻芯10の中心が支持軸27a,27bの中心
とずれていても、ブレード33が巻芯10を持ち上げな
がら、その内部に挿入させることができる。
【0026】各ブレードが巻芯10の内部に挿入される
と、ブレード33に設けられたローラ37が巻芯10の
内周面と接触する。ブレード33がさらに巻芯10内部
へと挿入する間、ローラ37は回転しながら、巻芯10
の内側に押し込まれ、巻芯10を強固にクランプする。
このとき、記録紙ロール6は受け板48に対して浮き上
がり空中支持される。ローラ37を設けることで、巻芯
10の内周面とブレード33との摩擦力が低減し、小さ
な力でブレード33を巻芯10内に挿入することができ
る。
【0027】給紙時には、モータ16の駆動により駆動
ギア51、ギア50a,50bを介してフランジ47
a,47bが回転する。このフランジ47a,47bの
回転により、クランパー26a,26bも回転する。こ
のとき、記録紙ロール6の巻芯10は、ローラ37を介
してクランパー26a,26bで強固にクランプされて
いるので、クランパー26a,26bと一緒に記録紙ロ
ール6が回転する。また、モータ16によって下側給紙
ローラ17が回転するから、上側給紙ローラ7とでシー
ルテープ12をニップしてプリント部に向けて送り出
す。この送り出しにより、シールテープ12が部分的に
剥離されながら、カラー感熱記録紙11と共にプリント
部18に送られる。
【0028】プリント部18は、シールテープ12が接
着された先端部分をカッター19まで送り、ここでプレ
カットして排紙する。次に、プリント部18は、カラー
感熱記録紙11を往復動させながら面順次でフルカラー
画像を記録し、最後にカッター19で切断してシート形
態で排出口8から排紙する。このプリント後に、モータ
16が逆回転する。モータ16の逆回転により、フラン
ジ25a,25b、クランパー26a,26bが逆回転
し、カラー感熱記録紙11の先端が上下給紙ローラ7,
17でニップされる位置まで巻き戻す。
【0029】カラー感熱記録紙11を使い切った場合に
は、装填蓋4を開く。この装填蓋4に連動してクランパ
ー26a,26bは、突出位置から待避位置へと後退
し、各ブレード33が巻芯10から抜け出る。各ブレー
ド33の先端がフランジ25a,25bの開口33の内
部へ引き込まれると、巻芯10が受け板48の上に落下
する。この巻芯10を取り出し、前述したように新しい
記録紙ロール6を装填する。
【0030】なお、前記ローラ37としては、剛性ロー
ラ、又は弾性ローラが用いられる。剛性ローラは、プラ
スチック又は金属(鉄等)で作られており、弾性ローラ
はゴム等から作られている。剛性ローラの場合には、外
周が平滑であってもよいが、巻芯との係合を強くするた
めに、外周に鋸歯状の凹凸や、ローレットを形成するも
のがよい。
【0031】ローラは、ブレードに回転可能に設けられ
ているが、その位置は固定されている。巻芯10との係
合を容易にするには、バネ付勢させるのがよい。この場
合、図6に示すように、ローラ50をローラ支持板51
の先端に回転可能に取り付ける。このローラ支持板51
には垂直に折り曲げられた折曲げ片52が形成されてお
り、この折曲げ片52をバネ53により付勢されてい
る。このバネ53によって、ローラ支持板51が軸54
を支点にして時計方向に付勢されるから、ローラ50が
ブレード55の凹部55aから抜け出るように移動しロ
ーラ支持板51がピン56に当接する位置で停止してい
る。ローラ50が巻芯10の内壁に押し込まれるとき
に、バネ53の付勢に抗して図中反時計方向に移動す
る。そして、ローラ50は回転しながら、巻芯10の内
部に挿入される。このようにローラ50をバネ付勢する
と、巻芯10の内径にバラツキがあっても、巻芯10を
確実にクランプすることができる。
【0032】また、ローラをブレードの移動方向に沿っ
て設けたが、図7に示すように、ローラを傾けてもよ
い。給紙時のブレード60の回転方向(矢印63で示
す)に対し、ローラ61が巻芯に食い込むようにブレー
ド60に対して傾けるので、給紙中にローラ61が巻芯
に入り込むようになる。また、外周に鋸歯状の凹凸が設
けられた場合にはローラが巻芯10内に食い込むように
なる。なお、符号64はクランパーである。図8は、ロ
ーラの代わりに突起を設けた例である。ブレード70の
斜面70aと平坦面70bとにわたって、断面が三角形
をした突起71が形成されている。この突起71が巻芯
内に係合する。なお、この突起71はブレード70に対
して傾けてある。
【0033】なお、一対のクランパーを取り外し可能に
構成し、これらのクランパーを手で巻芯の両端にそれぞ
れ装着してから、クランパーの軸部分を給紙マガジン又
はロール室内に設けられたフレームの切欠き穴に嵌め込
んでもよい。
【0034】本実施形態では、装填蓋の閉じ動作に連動
して押圧レバーを回動させて、クランパーをスライド移
動させたが、押圧レバーをモータで回動させてもよい。
この場合、装填蓋の閉開を検知するスイッチを設け、装
填蓋の開閉によりモータの電源をオン/オフさせる。ま
た、クランパー自体をモータでスライド移動させてもよ
い。
【0035】本実施形態では、感熱記録紙の給紙時にモ
ータの回転により回転するフランジを設けたが、このフ
ランジを省略してもよい。この場合には、クランパー本
体34にギヤを設け、このギヤをモータ16で回転させ
てもよい。また、ギヤは駆動用に使用する代わりに、ブ
レーキ力をクランパー26a,26bに与えるために用
いてもよい。勿論ギヤを設けずに給紙時に記録紙ロール
と一緒にフリー回転させてもよい。
【0036】本発明では、インクジェットプリンタ、レ
ーザプリンタ等にも利用することができる。インクジェ
ットプリンタでは、周知のように、プリント部にインク
ジェットヘッドが用いられ、またレーザプリンタではプ
リント部にレーザ操作光学系が用いられる。
【0037】更に、フランジを支持軸に対して少しスラ
イド可能に取り付け、クランパーのスライドの終わり付
近でクランパーをフランジに当接させて、フランジを押
すようにしてもよい。こうすると、記録紙ロールの装填
時のフランジ感の間隔を広くとることができ、装填がし
やすくなる。また、記録紙ロールがクランパーに係合さ
れたときに、フランジが移動して記録紙ロールの側面に
接触することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録紙ロール支
持装置によれば、巻芯内に挿入されるブレードに、ロー
ラ又は突起を形成したから、これらのローラ又は突起を
軽い力で巻芯に食い込ませることができるとともに、ク
ランパーを巻芯に対して強固に装着させることができ
る。
【0039】また、記録紙ロールを一対のクランパーの
間へ入れるだけで良いので、装填作業が簡単であるとと
もに、記録紙ロールを軸やパイプに挿通しなくてもよい
から装填作業用の特別なスペースが不要となる。
【0040】また、巻芯内にブレードが入り込むととも
に、その一部又はローラや突起が巻芯に係合するから、
重量がある記録紙ローラであっても確実に支持すること
ができ、しかもクランパーと一緒に記録紙ロールを回す
ことができる。
【0041】更に、ローラ又は突起をブレードの移動方
向に対して傾けたから、給紙時にクランパーが回転する
と、ローラや突起が巻き芯内に入り込むように作用する
から、両者の係合が緩むことはない。また、クランパー
が装填蓋に連動しているから、装填蓋の開閉だけで記録
紙ロールのチャッキングと、その解除とを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱プリンタ及び記録紙ロールを示す斜
視図である。
【図2】カラー感熱プリンタの内部構成を示す概略図で
ある。
【図3】記録紙ロール支持装置の構成を示す分解斜視図
である。
【図4】記録紙ロールを挿入した状態を示す断面図であ
る。
【図5】記録紙ロールをクランプした状態を示す断面図
である。
【図6】ローラの別の実施形態を示す説明図である。
【図7】ローラを傾けて取り付けた実施形態を示す平面
図である。
【図8】ブレードに突起を傾けて設けた実施形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ 4 装填蓋 6 記録紙ロール 10 巻芯 15 記録紙ロール支持装置 25a,25b フランジ 26a,26b クランパー 27a,27b 支持軸 30 ギア 32 開口 33,55,60,70 ブレード 37,50,61 ローラ 71 突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の記録紙を巻芯に巻き付けた記録紙
    ロールを支持するための記録紙ロール支持装置におい
    て、 複数のブレードを有し、これらのブレードが前記巻芯内
    に挿入したクランプ位置と、巻芯から抜け出た位置との
    間で移動する一対のクランパーと、 前記ブレードに取り付けられ、回転しながら巻芯内に押
    し込まれるローラとを設けたことを特徴とする記録紙ロ
    ール支持装置。
  2. 【請求項2】 長尺の記録紙を巻芯に巻き付けた記録紙
    ロールを支持するための記録紙ロール支持装置におい
    て、 複数のブレードを有し、これらのブレードが前記巻芯内
    に挿入したクランプ位置と、巻芯から抜け出た位置との
    間で移動する一対のクランパーと、 前記ブレードの端面に形成され、巻芯内に押し込まれる
    突起とを設けたことを特徴とする記録紙ロール支持装
    置。
  3. 【請求項3】 長尺の記録紙を巻芯に巻き付けた記録紙
    ロールを支持するための記録紙ロール支持装置におい
    て、 前記巻芯の長さとほぼ同じ間隔を保って配置され、記録
    紙ロールの両端部に対面する一対のフランジと、 複数のブレードを有し、これらのブレードがフランジ内
    に退避した位置と、フランジに形成された開口を通って
    突出するクランプ位置との間で移動し、このクランプ位
    置ではブレードの一部が巻芯に挿入され、巻芯に係合す
    る一対のクランパーと、前記フランジを回転可能に支持
    するとともに、前記クランパーを回転及びスライド自在
    に支持し、先端がフランジからはみ出さないようにされ
    た一対の支持軸とを設けたことを特徴とする記録紙ロー
    ル支持装置。
  4. 【請求項4】 前記各フランジの外周にギアが形成され
    ており、このギアはモータで駆動される駆動ギヤに噛合
    しており給紙時又は巻き戻し時に一つのフランジが記録
    紙ロールをクランプした一対のクランパーと一体的にモ
    ータで回転されることを特徴とする請求項3記載の記録
    紙ロール支持装置。
  5. 【請求項5】 前記各ブレードには、巻芯内に押し込ま
    れるローラが設けられていることを特徴とする請求項3
    又は4記載の記録紙ロール支持装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラは弾性ローラであり、又は外
    周が鋸歯状をした剛性ローラであることを特徴とする請
    求項5記載の記録紙ロール支持装置。
  7. 【請求項7】 前記各ブレードには、巻芯内に押し込ま
    れる突起が設けられていることを特徴とする請求項3又
    は4記載の記録紙ロール支持装置。
  8. 【請求項8】 前記ローラが回転する面、又は突起の長
    手方向が、ブレードの移動方向に対して傾いていること
    を特徴とする請求項6又は7記載の記録紙ロール支持装
    置。
JP2001075322A 2001-03-16 2001-03-16 記録紙ロール支持装置 Withdrawn JP2002274705A (ja)

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