JP2002273481A - 含水汚泥処理装置における含水汚泥ホッパー - Google Patents

含水汚泥処理装置における含水汚泥ホッパー

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JP2002273481A
JP2002273481A JP2001075577A JP2001075577A JP2002273481A JP 2002273481 A JP2002273481 A JP 2002273481A JP 2001075577 A JP2001075577 A JP 2001075577A JP 2001075577 A JP2001075577 A JP 2001075577A JP 2002273481 A JP2002273481 A JP 2002273481A
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JP
Japan
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sludge
hopper
water
containing sludge
filter
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JP2001075577A
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Kenji Kishi
健司 岸
Osamu Yokoyama
治 横山
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパー内に含水汚泥が大量に堆積しても、
乾燥機に送られる状態が通常時とほぼ同じに保たれるよ
うにしたホッパーを提供する。 【解決手段】 水切りホッパーの下部に汚泥移送スクリ
ューコンベアが設置され、該コンベアの下方に開口が設
けられ、該開口には水切りフィルターが着脱自在に取り
付けられた。前記水切りフィルターは多孔補強板に重合
されて前記開口に取り付けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、含水汚泥処理装
置における含水汚泥ホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、帯鋼板に付着した圧延油を除去
するため、アルカリ洗浄槽に帯鋼板は通板されていた。
この使用済アルカリ廃液を凝集分離して生じたスカム
は、先ず脱水機に入れられて相当程度に脱水される(含
水率約75%)。次いで、脱水機から排出された汚泥は
一度ホッパー内に溜められて、ホッパー内に設置されて
いるスクリューで一定量を乾燥機へ送られている。汚泥
はホッパー内に一度溜められ、一定量が送られ、これに
より脱水機から排出される汚泥量が変化しても、乾燥機
の能力を変えることなく汚泥が乾燥処理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、ホッ
パー内に汚泥が大量に堆積すると、汚泥の自重により下
部汚泥より汚泥水が滲みだし、乾燥機へ送る汚泥の含水
率が高くなり、乾燥能力をオーバーして目標の含水率ま
で乾燥を行うことが出来なくなる。この状態のまま運転
を継続すると、乾燥機内で汚泥が練り上げられて粘土状
になり、乾燥機内で詰まりを発生する場合がある。さら
に著しく汚泥水が滲みだした場合には、汚泥が流体状に
なり、乾燥機内のスクリューコンベアでの汚泥搬送が出
来なくなる恐れがあった。
【0004】本発明は上記課題を解決し、ホッパー内に
含水汚泥が大量に堆積しても、乾燥機に送られる状態が
通常時とほぼ同じに保たれるようにしたホッパーを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
は、水切りホッパーの下部に汚泥移送スクリューコンベ
アが設置され、該コンベアの下方に開口が設けられ、該
開口には水切りフィルターが着脱自在に取り付けられた
ことである。
【0006】第2構成は、第1構成に加え、前記水切り
フィルターは多孔補強板に重合されて前記開口に取り付
けられたことである。
【0007】第3構成は、第1構成または第2構成に加
え、前記水切りフィルターは金網からなることである。
【0008】第4構成は、第3構成に加え、前記水切り
フィルターの金網の目の粗さは2メッシュ〜10メッシ
ュ、前記多孔補強板の目の粗さは前記金網のものより大
きく定められたことである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施態様を図面に
示す一実施例にもとづき説明する。図1,2において、
水切りホッパー1の本体1aの下部にジョウゴ部1bが
形成され、そこに汚泥移送スクリューコンベア2が設置
される。該コンベアの下方でジョウゴ部1bに開口1c
が設けられ、該開口1cのフランジ1dには、水切りフ
ィルター5がボルト・ナット6で着脱自在に取り付けら
れている。
【0010】図3において、前記水切りフィルター5は
上下の多孔補強板3,4に重合されて前記開口1cに取
り付けられている。水切りフィルター5は矩形枠体5a
に金網5bが取り付けられてなる。また、上下多孔補強
板3,4は、各々、矩形枠体3a,4aエキスパンドメ
タルからなる多孔体3b,4bが取り付けられてなる。
そして、上下の多孔補強板3,4の互いに対向する枠体
3a,4aの内周縁には、位置決め凹所3c,4cが段
部を介して設けられている。そして、これらの凹所3
c,4cで形成された空間内に前記水切りフィルター5
の枠体5aが挟まれる。
【0011】以上において、作動状態を説明する。脱水
機から排出された汚泥Aは汚泥移送スクリューコンベア
2によって水切りホッパー1に溜められる。汚泥から滲
みだした汚泥水は重力およびスクリューコンベア2の押
し付け力によりフィルター5を通過し、水切りホッパー
外へ排出される。従って、乾燥機本体へは送られない。
汚泥水が排出された後、汚泥Aは上下エキスパンドメタ
ル3b,4bおよびフィルター金網5bを通過すること
なく乾燥機本体へ送られるので、乾燥機の能力をオーバ
ーすることなく乾燥される。
【0012】次に実験例を挙げる。フィルター5の金網
5bの目の粗さが10メッシュで、エキスパンドメタル
3b,4bの目の粗さが12mm×30mmの場合、 ホッパー寸法(m) 縦1.65,横0.96,高さ1.63 通常運転時の汚泥高さ(m) 0.4 大量運転時の汚泥高さ(m) 1.5 トラブル発生度数 従来(月当たり)4回 本発明 使用開始後、1カ月間、トラブルはなく、現在も稼動中である。
【0013】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【0014】
【発明の効果】 本発明のホッパー使用開始前には汚泥
水が大量に発生して、流体状汚泥が乾燥機に送られるト
ラブルが散発していたが、使用開始後は発生することは
なくなった。安定乾燥等に大きな効果を発揮することと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の正面図である。
【図2】 図1のY−Y断面図である。
【図3】 図2の部分断面拡大図である。
【符号の説明】
A 含水汚泥 1 水切りホッパー 1a 本体 1b ジョウゴ部 1c 開口 1d フランジ 2 コンベア 3 上補強板 3a 枠体 3b エキスパンドメタル 3c 位置決め凹所 4 下補強板 4a 枠体 4b エキスパンドメタル 4c 位置決め凹所 5 水切りフィルター 5a 枠体 5b 金網 6 ボルト・ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水切りホッパーの下部に汚泥移送スクリ
    ューコンベアが設置され、該コンベアの下方に開口が設
    けられ、該開口には水切りフィルターが着脱自在に取り
    付けられたことを特徴とする含水汚泥処理装置における
    含水汚泥ホッパー。
  2. 【請求項2】 前記水切りフィルターは多孔補強板に重
    合されて前記開口に取り付けられたことを特徴とする請
    求項1記載の含水汚泥処理装置における含水汚泥ホッパ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記水切りフィルターは金網からなるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の含水汚泥処理装
    置における含水汚泥ホッパー。
  4. 【請求項4】 前記水切りフィルターの金網の目の粗さ
    は2メッシュ〜10メッシュ、前記多孔補強板の目の粗
    さは前記金網のものより大きく定められたことを特徴と
    する請求項3記載の含水汚泥処理装置における含水汚泥
    ホッパー。
JP2001075577A 2001-03-16 2001-03-16 含水汚泥処理装置における含水汚泥ホッパー Withdrawn JP2002273481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102700863A (zh) * 2012-06-12 2012-10-03 北京中冶迈克液压有限责任公司 一种污泥料仓卸料装置

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Effective date: 20080603