JP2002272703A - 磁場の遮蔽・検出装置とその方法 - Google Patents
磁場の遮蔽・検出装置とその方法Info
- Publication number
- JP2002272703A JP2002272703A JP2001187085A JP2001187085A JP2002272703A JP 2002272703 A JP2002272703 A JP 2002272703A JP 2001187085 A JP2001187085 A JP 2001187085A JP 2001187085 A JP2001187085 A JP 2001187085A JP 2002272703 A JP2002272703 A JP 2002272703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- housing
- transformer
- shield
- transformers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高磁力場による回路の飽和から回路を保護する
ために、回路周辺の外部磁束を遮蔽する。 【解決手段】シールド10は、緩やかに飽和状態にな
り、比較的に低い透過性を有する熱間圧延炭素鋼から成
り、シールド10の物理的サイズ及び構造は、最小量の
鉄でシールド10内の磁束を減少させる。磁場センサ
は、収納された回路に影響する磁場を測定するため、シ
ールド10内に装着される。同センサは、収納された回
路の動作に磁束が影響する十分な強さの時に報知する外
部回路に接続される。
ために、回路周辺の外部磁束を遮蔽する。 【解決手段】シールド10は、緩やかに飽和状態にな
り、比較的に低い透過性を有する熱間圧延炭素鋼から成
り、シールド10の物理的サイズ及び構造は、最小量の
鉄でシールド10内の磁束を減少させる。磁場センサ
は、収納された回路に影響する磁場を測定するため、シ
ールド10内に装着される。同センサは、収納された回
路の動作に磁束が影響する十分な強さの時に報知する外
部回路に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁場の障害を減少
及び検出のいずれか一方のためのシステム及び装置に関
する。より詳しくは、高磁力場における回路を保護する
システム及び方法に関する。
及び検出のいずれか一方のためのシステム及び装置に関
する。より詳しくは、高磁力場における回路を保護する
システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴映像法(MRI)は、放射線を
利用することなしに、身体(軟組織等)の多様な部分の
非侵襲的な精密検査に利用される。MRIスキャナは、
患者が位置される大きく、極めて強い磁場を有する。体
内へRF信号を伝送するためにラジオアンテナが利用さ
れる。RF信号が正しい周波数の場合、体内のプロトン
は、一時的に整列し、アンテナから伝送されるRF信号
より弱いRF信号を生成させる。これらの反射信号は、
スキャナに配備されたコンピュータにより画像へと変換
される。
利用することなしに、身体(軟組織等)の多様な部分の
非侵襲的な精密検査に利用される。MRIスキャナは、
患者が位置される大きく、極めて強い磁場を有する。体
内へRF信号を伝送するためにラジオアンテナが利用さ
れる。RF信号が正しい周波数の場合、体内のプロトン
は、一時的に整列し、アンテナから伝送されるRF信号
より弱いRF信号を生成させる。これらの反射信号は、
スキャナに配備されたコンピュータにより画像へと変換
される。
【0003】身体からのRF信号の出力の強さが極めて
小さいため、保護されてない環境では、周囲の同一の周
波数(小型ラジオステーション信号等)のRF信号が反
射信号をかき消す場合もあり得る。従って、MRIスキ
ャナは、MRI装置に組込まれ、かつRF外部干渉から
MRIスキャナを保護するためのラジオ周波又はファラ
デーシールドにより取囲まれている。しかしながら、ほ
とんどの電気器具は、関連する周波数で複数のRF信号
を発生する。特定のコンピュータは、身体より発生され
る信号より強いRF信号を発生する。従って、身体から
発生される信号を干渉するラジオ信号を発生しないため
にも、MRI装置での器具は改良されねばならない。
小さいため、保護されてない環境では、周囲の同一の周
波数(小型ラジオステーション信号等)のRF信号が反
射信号をかき消す場合もあり得る。従って、MRIスキ
ャナは、MRI装置に組込まれ、かつRF外部干渉から
MRIスキャナを保護するためのラジオ周波又はファラ
デーシールドにより取囲まれている。しかしながら、ほ
とんどの電気器具は、関連する周波数で複数のRF信号
を発生する。特定のコンピュータは、身体より発生され
る信号より強いRF信号を発生する。従って、身体から
発生される信号を干渉するラジオ信号を発生しないため
にも、MRI装置での器具は改良されねばならない。
【0004】外部磁場の存在において、体内のプロトン
は磁場とともに整列し、特定の周波数で歳差運動する。
細胞核が読み取られるのに十分の強さを備えたRF信号
を発進する、高静電性磁場は、磁気的な環境を提供する
よう求められる。プロトンが歳差運動をする同周波数の
RF波によりこれらのプロトンが活性化される際、いわ
ゆる磁気共鳴が発生される。医療的な画像処理では、利
用される磁場の強さは、典型的には1.5テスラ(T)
であり、地球の磁場の約3万倍の強さである。この磁場
は、掃除機とモップバケツを磁石の穴の中へ引付けるの
に十分な強さであり、担架を部屋の反対側に引付け、ス
チール製酸素ボンベを浮遊発射物に変えてしまう。これ
らの現象の結果として、外傷による死が起ってきた。磁
気が発生する部屋では小さい物体(ポケットベル(登録
商標)、ヘアピン、ペンなど)が、これを携帯する人か
ら引離されることが知られている。磁石による強磁性体
の誘引力は、MRIによって作り出される、明らかに危
険な高静電磁場である。
は磁場とともに整列し、特定の周波数で歳差運動する。
細胞核が読み取られるのに十分の強さを備えたRF信号
を発進する、高静電性磁場は、磁気的な環境を提供する
よう求められる。プロトンが歳差運動をする同周波数の
RF波によりこれらのプロトンが活性化される際、いわ
ゆる磁気共鳴が発生される。医療的な画像処理では、利
用される磁場の強さは、典型的には1.5テスラ(T)
であり、地球の磁場の約3万倍の強さである。この磁場
は、掃除機とモップバケツを磁石の穴の中へ引付けるの
に十分な強さであり、担架を部屋の反対側に引付け、ス
チール製酸素ボンベを浮遊発射物に変えてしまう。これ
らの現象の結果として、外傷による死が起ってきた。磁
気が発生する部屋では小さい物体(ポケットベル(登録
商標)、ヘアピン、ペンなど)が、これを携帯する人か
ら引離されることが知られている。磁石による強磁性体
の誘引力は、MRIによって作り出される、明らかに危
険な高静電磁場である。
【0005】周囲にあるすべての鉄は常磁性体であり、
磁束に影響を受けやすいため、従って、MRI室は徹底
的に調査されなくてはならない。時には、パイプ及び電
気配線を別ルートで運び、静止した周辺の鉄(構造的ス
チール、フロアディック、コンクリート補強棒等)をそ
の場から取外すことが必要である。
磁束に影響を受けやすいため、従って、MRI室は徹底
的に調査されなくてはならない。時には、パイプ及び電
気配線を別ルートで運び、静止した周辺の鉄(構造的ス
チール、フロアディック、コンクリート補強棒等)をそ
の場から取外すことが必要である。
【0006】MRI室で稼動する補助器具については3
つの問題がある。これらの問題は、1)磁場における補
助器具への誘引現象が危険でないとされ、2)磁場領域
内で補助器具が適正に作動しているとされ、3)補助器
具が作成される画像の質に本質的な影響を有さないとさ
れることである。
つの問題がある。これらの問題は、1)磁場における補
助器具への誘引現象が危険でないとされ、2)磁場領域
内で補助器具が適正に作動しているとされ、3)補助器
具が作成される画像の質に本質的な影響を有さないとさ
れることである。
【0007】MRI室で患者を映像化するためのいくつ
かのより重大な試みは、患者を取囲む二つの大型RFコ
イルにより達成される。一般的には、内部コイルが患者
から発信されるRFを受信する際、外部コイルがRFを
発信する。上記に示されるように、MRI室は、RF受
信を影響し得る外部RF干渉から遮蔽されねばならな
い。MRI室は、典型的な銅製の途切れのないシート又
はスクリーンを伴う壁及び窓を裏付けすることによりR
F遮蔽されることができる。RFを部屋の中へ導くこと
から防ぐため、モニタ及びケーブルは遮蔽されねばなら
ない。例えば、ケーブルは、アルミニウムの薄い層によ
り覆われる、又は波状の銅線及び小さい銅製箱が電気器
具を収納するために利用されることができる。
かのより重大な試みは、患者を取囲む二つの大型RFコ
イルにより達成される。一般的には、内部コイルが患者
から発信されるRFを受信する際、外部コイルがRFを
発信する。上記に示されるように、MRI室は、RF受
信を影響し得る外部RF干渉から遮蔽されねばならな
い。MRI室は、典型的な銅製の途切れのないシート又
はスクリーンを伴う壁及び窓を裏付けすることによりR
F遮蔽されることができる。RFを部屋の中へ導くこと
から防ぐため、モニタ及びケーブルは遮蔽されねばなら
ない。例えば、ケーブルは、アルミニウムの薄い層によ
り覆われる、又は波状の銅線及び小さい銅製箱が電気器
具を収納するために利用されることができる。
【0008】器具におけるMRI室の磁場の影響は、磁
石の強さ、磁石に対する同器具の近位、常磁性物質の
量、同器具に利用されている回路の詳細に依存する。物
体が磁石穴から離れるにつれて磁場は減少する。典型に
は、強磁性物質は磁場が50ガウス未満に減少する点か
ら数フィート(1フィート:30.48cm)離れて保
持されることが推奨される。
石の強さ、磁石に対する同器具の近位、常磁性物質の
量、同器具に利用されている回路の詳細に依存する。物
体が磁石穴から離れるにつれて磁場は減少する。典型に
は、強磁性物質は磁場が50ガウス未満に減少する点か
ら数フィート(1フィート:30.48cm)離れて保
持されることが推奨される。
【0009】一般的に、電気器具の常磁性の構成物質を
非磁力性のスチール、真鍮、アルミニウム、又はプラス
チックにて代替することは、それをMRI室内に設置で
きることを可能にする。しかしながら、鉄の装着を減ら
しても、ほとんどの器具のより小さく、より精巧な計測
器は強磁性であり、磁場の影響を受ける。それゆえ、磁
気室内の機能や器具の正確さは、まだ影響され得る。例
えば、高磁力場における変圧器又は誘導原を利用するい
かなる器具は、故障又は損傷する場合がある。
非磁力性のスチール、真鍮、アルミニウム、又はプラス
チックにて代替することは、それをMRI室内に設置で
きることを可能にする。しかしながら、鉄の装着を減ら
しても、ほとんどの器具のより小さく、より精巧な計測
器は強磁性であり、磁場の影響を受ける。それゆえ、磁
気室内の機能や器具の正確さは、まだ影響され得る。例
えば、高磁力場における変圧器又は誘導原を利用するい
かなる器具は、故障又は損傷する場合がある。
【0010】MRI磁場は、変圧器又は誘導コアを飽和
させる。変圧器又は誘導原コアの飽和はコアの透過性
(インダクタンス)を減少させ、変圧器又は誘導コアを
焼き切り得る過剰な電流の発生を許容する。従って、で
きることなら、患者のモニタは一般的にMRI室の外側
に保持され、外部電源が利用される。
させる。変圧器又は誘導原コアの飽和はコアの透過性
(インダクタンス)を減少させ、変圧器又は誘導コアを
焼き切り得る過剰な電流の発生を許容する。従って、で
きることなら、患者のモニタは一般的にMRI室の外側
に保持され、外部電源が利用される。
【0011】最近では、開磁石式MRIが設計され、複
雑な脳外科手術はMRI室内における患者と外科医が磁
石の内側で実行できる。これらの工程の特性は、最大の
磁場が存在する磁石穴に対し近接し、細かく、正確な患
者の画面表示(例えば、浸透性、心拍及び呼吸用モニ
タ)の必要性を増大させる。
雑な脳外科手術はMRI室内における患者と外科医が磁
石の内側で実行できる。これらの工程の特性は、最大の
磁場が存在する磁石穴に対し近接し、細かく、正確な患
者の画面表示(例えば、浸透性、心拍及び呼吸用モニ
タ)の必要性を増大させる。
【0012】麻酔装置は、MRI室において利用するた
めに特別に設計されている。装置の強磁性構造要素のほ
とんどは、誘引力を最小化するため、真鍮、アルミニウ
ム、非磁性ステンレススチール及びプラスチックにて代
替される。特に、フレーム、胴体、引出しはアルミニウ
ムから成る。加えて、留金及びスプリングを含めるたく
さんの小さい構造要素は、アルミニウム又は非磁性ステ
ンレススチールのどちらかで形成される。
めに特別に設計されている。装置の強磁性構造要素のほ
とんどは、誘引力を最小化するため、真鍮、アルミニウ
ム、非磁性ステンレススチール及びプラスチックにて代
替される。特に、フレーム、胴体、引出しはアルミニウ
ムから成る。加えて、留金及びスプリングを含めるたく
さんの小さい構造要素は、アルミニウム又は非磁性ステ
ンレススチールのどちらかで形成される。
【0013】循環及び再呼吸麻酔システムは、MRI室
での換気のために利用され得る。流速センサは、呼吸流
速を測定するこれらの麻酔システムに重要である。超音
波流速センサは、明確さ、信頼性、保全性が重要とされ
る流れにおける、第一に選択される流速センサである。
送信時間(輸送時間)超音波流速センサは、流体の流れ
に逆らって、送られるパルスの間の移動時間の差を測定
する。測定は、上流に超音波を伝えることは下流に伝え
るより長い時間を要する原理に基づいている。
での換気のために利用され得る。流速センサは、呼吸流
速を測定するこれらの麻酔システムに重要である。超音
波流速センサは、明確さ、信頼性、保全性が重要とされ
る流れにおける、第一に選択される流速センサである。
送信時間(輸送時間)超音波流速センサは、流体の流れ
に逆らって、送られるパルスの間の移動時間の差を測定
する。測定は、上流に超音波を伝えることは下流に伝え
るより長い時間を要する原理に基づいている。
【0014】流れが存在する時はいつでも、呼吸流通路
において上流に発信される超音波パルスと下流との間に
送信時間の差が生じる。この差は、流量を得るための流
通路の断面積に因数分解させる流速を算出するために利
用される。好ましくは、二つの変換器は圧セラミックで
あり、向かい合って交互に音波を送信するため、ガス流
の通路に配置される。
において上流に発信される超音波パルスと下流との間に
送信時間の差が生じる。この差は、流量を得るための流
通路の断面積に因数分解させる流速を算出するために利
用される。好ましくは、二つの変換器は圧セラミックで
あり、向かい合って交互に音波を送信するため、ガス流
の通路に配置される。
【0015】圧電気変換器は、典型的には、二つの適合
する通常な鉄製コアワイヤが巻付いた変圧器により送信
器及び受信器回路に接続される。変圧器はMRIの磁場
からの飽和に対し敏感である。それは、MRIの磁場
が、変圧器のコアを飽和させるようにすることができる
からである。
する通常な鉄製コアワイヤが巻付いた変圧器により送信
器及び受信器回路に接続される。変圧器はMRIの磁場
からの飽和に対し敏感である。それは、MRIの磁場
が、変圧器のコアを飽和させるようにすることができる
からである。
【0016】コアの透過性が減少すると、変圧器のエネ
ルギー移動効率は減少し、変圧器巻線のインピーダンス
も減少する。これらの変化は、いずれも圧電気変換機か
らのエネルギーを送信及び受信いずれか一方をする変圧
器の操作に影響を与え、ひいては、超音波流速センサの
操作に影響を及ぼす。変圧器コアの飽和は、電力変圧器
を焼切り得る誘導電圧の発生及び過剰な電流を防止す
る。
ルギー移動効率は減少し、変圧器巻線のインピーダンス
も減少する。これらの変化は、いずれも圧電気変換機か
らのエネルギーを送信及び受信いずれか一方をする変圧
器の操作に影響を与え、ひいては、超音波流速センサの
操作に影響を及ぼす。変圧器コアの飽和は、電力変圧器
を焼切り得る誘導電圧の発生及び過剰な電流を防止す
る。
【0017】一般的に、磁気コアの劣化は、漸進的なコ
アの飽和磁束レベルによるものである。このレベルに達
した際、同コアは、飽和状態になり、コアの透過性は空
気の透過性に近づく。鉄製のコア構造物においては、こ
れは、透過性の大幅な変化を意味することができる。コ
ア透過性におけるこの大きな変化は、外部磁場での小さ
な漸進的変化におけるガス流変換器の正確な動作が、か
なりの不正確になる。要約すれば、変圧器コアの飽和
は、電力変圧器を焼切り得る誘導電圧の発生及び過剰な
電流を防止し、センサの動作に対して不利に影響する。
アの飽和磁束レベルによるものである。このレベルに達
した際、同コアは、飽和状態になり、コアの透過性は空
気の透過性に近づく。鉄製のコア構造物においては、こ
れは、透過性の大幅な変化を意味することができる。コ
ア透過性におけるこの大きな変化は、外部磁場での小さ
な漸進的変化におけるガス流変換器の正確な動作が、か
なりの不正確になる。要約すれば、変圧器コアの飽和
は、電力変圧器を焼切り得る誘導電圧の発生及び過剰な
電流を防止し、センサの動作に対して不利に影響する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】略述するならば、本発
明の好ましい実施形態は磁場における回路に遮蔽するこ
とを提供し、磁場における二つ以上の変圧器を飽和状態
から保護し、回路を不正確にさせ得る磁場の影響を受け
ている回路の状態を表示することを提供する。
明の好ましい実施形態は磁場における回路に遮蔽するこ
とを提供し、磁場における二つ以上の変圧器を飽和状態
から保護し、回路を不正確にさせ得る磁場の影響を受け
ている回路の状態を表示することを提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、磁気室における複数の
変圧器を保護するアセンブリは、電気エネルギーをエネ
ルギー源から処理装置に伝送する第一及び第二変圧器
と、前記第一及び第二変圧器を包囲し、周囲の磁束が変
圧器に干渉することを防止することを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、磁気室における複数の
変圧器を保護するアセンブリは、電気エネルギーをエネ
ルギー源から処理装置に伝送する第一及び第二変圧器
と、前記第一及び第二変圧器を包囲し、周囲の磁束が変
圧器に干渉することを防止することを要旨とする。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のアセンブリにおいて、前記各変圧器がコアに巻き付け
られたコイルを有することで、前記第一及び第二変圧器
の動作が前記コアの磁気特性に依存することを要旨とす
る。
のアセンブリにおいて、前記各変圧器がコアに巻き付け
られたコイルを有することで、前記第一及び第二変圧器
の動作が前記コアの磁気特性に依存することを要旨とす
る。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のアセンブリにおいて、前記コアが、鉄を含む材料から
形成されることを要旨とする。請求項4に記載の発明
は、請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記磁気シ
ールドが、変圧器の周囲の磁束を脇へよけるため、周囲
の磁束に対して透過性を有する材料から形成されること
を要旨とする。
のアセンブリにおいて、前記コアが、鉄を含む材料から
形成されることを要旨とする。請求項4に記載の発明
は、請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記磁気シ
ールドが、変圧器の周囲の磁束を脇へよけるため、周囲
の磁束に対して透過性を有する材料から形成されること
を要旨とする。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のアセンブリにおいて、前記材料が、熱間圧延鋼を含む
ことを要旨とする。請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載のアセンブリにおいて、前記処理回路は、前記処
理回路に接続されたセンサ要素を有する流速センサを備
え、前記流量センサは患者からの流体の流れを測定する
ようになっていることを要旨とする。
のアセンブリにおいて、前記材料が、熱間圧延鋼を含む
ことを要旨とする。請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載のアセンブリにおいて、前記処理回路は、前記処
理回路に接続されたセンサ要素を有する流速センサを備
え、前記流量センサは患者からの流体の流れを測定する
ようになっていることを要旨とする。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
のアセンブリにおいて、前記処理回路は、呼吸流通路と
は逆に、かつ波状の通路に沿って搬送される第一及び第
二超音波パルスの送信時間を記録することにより呼吸流
速を測定する超音波流速センサを有することを要旨とす
る。
のアセンブリにおいて、前記処理回路は、呼吸流通路と
は逆に、かつ波状の通路に沿って搬送される第一及び第
二超音波パルスの送信時間を記録することにより呼吸流
速を測定する超音波流速センサを有することを要旨とす
る。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
のアセンブリにおいて、前記第一及び第二変圧器を包囲
するハウジングと、前記ハウジングは、ラジオ周波信号
が前記ハウジングに出入することを阻止するRFシール
ドを有することから成ることを要旨とする。
のアセンブリにおいて、前記第一及び第二変圧器を包囲
するハウジングと、前記ハウジングは、ラジオ周波信号
が前記ハウジングに出入することを阻止するRFシール
ドを有することから成ることを要旨とする。
【0025】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
のアセンブリにおいて、前記変圧器及び磁気シールドを
包囲するRFシールドハウジングと、前記RFシールド
ハウジングが、RF信号がハウジングに出入することを
阻止することから成ることを要旨とする。
のアセンブリにおいて、前記変圧器及び磁気シールドを
包囲するRFシールドハウジングと、前記RFシールド
ハウジングが、RF信号がハウジングに出入することを
阻止することから成ることを要旨とする。
【0026】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載のアセンブリにおいて、前記変圧器が昇圧器であるこ
とを要旨とする。請求項11に記載の発明は、請求項1
に記載のアセンブリにおいて、シールド内に装着された
磁場センサと、前記センサが、変圧器に影響する磁束を
測定するため、前記第一及び第二変圧器の間に配置され
ることを要旨とする。
載のアセンブリにおいて、前記変圧器が昇圧器であるこ
とを要旨とする。請求項11に記載の発明は、請求項1
に記載のアセンブリにおいて、シールド内に装着された
磁場センサと、前記センサが、変圧器に影響する磁束を
測定するため、前記第一及び第二変圧器の間に配置され
ることを要旨とする。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のアセンブリにおいて、前記磁場センサに接続さ
れ、磁束が所定のしきい値を越える際に報知する警告回
路から成ることを要旨とする。
記載のアセンブリにおいて、前記磁場センサに接続さ
れ、磁束が所定のしきい値を越える際に報知する警告回
路から成ることを要旨とする。
【0028】請求項13に記載の発明は、前記変圧器
が、600ガウス未満の磁場において、飽和にする請求
項1に記載のアセンブリを要旨とする。請求項14に記
載の発明は、麻酔器具が利用される前記アセンブリのM
RI室において、前記MRI室が磁石を伴う磁気共鳴映
像装置を有することを要旨とする。
が、600ガウス未満の磁場において、飽和にする請求
項1に記載のアセンブリを要旨とする。請求項14に記
載の発明は、麻酔器具が利用される前記アセンブリのM
RI室において、前記MRI室が磁石を伴う磁気共鳴映
像装置を有することを要旨とする。
【0029】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載のアセンブリにおいて、前記麻酔器具は、磁石のほ
ぼ垂直方向高さでの基端部分、及び前記基端部分の先端
に下位部分を伴うことと、前記磁気シールドが麻酔器具
の下位部分に固定されることを要旨とする。
記載のアセンブリにおいて、前記麻酔器具は、磁石のほ
ぼ垂直方向高さでの基端部分、及び前記基端部分の先端
に下位部分を伴うことと、前記磁気シールドが麻酔器具
の下位部分に固定されることを要旨とする。
【0030】請求項16に記載の発明は、請求項1に記
載のアセンブリにおいて、更に、変圧器と処理回路を電
気的に接続するケーブルと、ケーブルをその間の長さ方
向に沿って覆うスリーブとから成り、前記スリーブが、
前記ケーブルと周囲の環境との間でRF遮蔽を行うこと
を要旨とする。
載のアセンブリにおいて、更に、変圧器と処理回路を電
気的に接続するケーブルと、ケーブルをその間の長さ方
向に沿って覆うスリーブとから成り、前記スリーブが、
前記ケーブルと周囲の環境との間でRF遮蔽を行うこと
を要旨とする。
【0031】請求項17に記載の発明は、磁気室におけ
る二つ又はそれ以上の変圧器を保護し、前記変圧器がエ
ネルギー源回路から処理回路へ電気エネルギーを伝送す
る方法において、磁気シールド内に二つ又はそれ以上の
変圧器を包囲し、前記磁気シールドが周囲の磁束が変圧
器を干渉することから防止することと、ラジオ周波シー
ルドハウジング内に二つ又はそれ以上の変圧器を包囲
し、前記RFシールドハウジングは、RF信号がハウジ
ングに出入することを防止することを要旨とする。
る二つ又はそれ以上の変圧器を保護し、前記変圧器がエ
ネルギー源回路から処理回路へ電気エネルギーを伝送す
る方法において、磁気シールド内に二つ又はそれ以上の
変圧器を包囲し、前記磁気シールドが周囲の磁束が変圧
器を干渉することから防止することと、ラジオ周波シー
ルドハウジング内に二つ又はそれ以上の変圧器を包囲
し、前記RFシールドハウジングは、RF信号がハウジ
ングに出入することを防止することを要旨とする。
【0032】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の方法において、更に、麻酔装置に前記RFシール
ドハウジングを固定することと、前記麻酔装置がMRI
室におけるMRI装置に近接して作動するようになって
いることを要旨とする。
記載の方法において、更に、麻酔装置に前記RFシール
ドハウジングを固定することと、前記麻酔装置がMRI
室におけるMRI装置に近接して作動するようになって
いることを要旨とする。
【0033】請求項19に記載の発明は、請求項17に
記載の方法において、更に、磁気シールド内における変
圧器の間に磁場センサを装着することと、前記センサが
磁気シールド内で磁束の値を測定することから成ること
を要旨とする。
記載の方法において、更に、磁気シールド内における変
圧器の間に磁場センサを装着することと、前記センサが
磁気シールド内で磁束の値を測定することから成ること
を要旨とする。
【0034】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の方法において、更に、磁気シールド内の磁束の値
が所定のしきい値を越える際に報知するために、磁気セ
ンサを警報回路に接続することを要旨とする。
記載の方法において、更に、磁気シールド内の磁束の値
が所定のしきい値を越える際に報知するために、磁気セ
ンサを警報回路に接続することを要旨とする。
【0035】請求項21に記載の発明は、周囲の磁束に
よる飽和から複数の変圧器を保護するためのハウジング
であって、前記変圧器はエネルギー源から処理回路に電
気エネルギーを伝送し、前記ハウジングは、前記変圧器
を包囲し、第一及び第二遮蔽部分を備え、前記第一遮蔽
部分は前記変圧器を部分的に包囲して周囲の磁束に対し
透過可能な材料から形成される第一遮蔽層を有し、前記
第二遮蔽部分は前記変圧器を部分的に包囲して周囲の磁
束に対し透過可能な材料から形成される第二遮蔽層を有
し、前記第一及び第二遮蔽部分は、変圧器を包囲するた
めに互いに適合するよう形成され、変圧器の周囲の磁束
を脇へよけることとを有するハウジングを要旨とする。
よる飽和から複数の変圧器を保護するためのハウジング
であって、前記変圧器はエネルギー源から処理回路に電
気エネルギーを伝送し、前記ハウジングは、前記変圧器
を包囲し、第一及び第二遮蔽部分を備え、前記第一遮蔽
部分は前記変圧器を部分的に包囲して周囲の磁束に対し
透過可能な材料から形成される第一遮蔽層を有し、前記
第二遮蔽部分は前記変圧器を部分的に包囲して周囲の磁
束に対し透過可能な材料から形成される第二遮蔽層を有
し、前記第一及び第二遮蔽部分は、変圧器を包囲するた
めに互いに適合するよう形成され、変圧器の周囲の磁束
を脇へよけることとを有するハウジングを要旨とする。
【0036】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載のハウジングにおいて、変圧器に影響する磁束を測
定するため、ハウジング内における二つの変圧器の間に
装着される磁場センサと、磁束が所定のしきい値を越え
る時を決定する警報回路から成ることを要旨とする。
記載のハウジングにおいて、変圧器に影響する磁束を測
定するため、ハウジング内における二つの変圧器の間に
装着される磁場センサと、磁束が所定のしきい値を越え
る時を決定する警報回路から成ることを要旨とする。
【0037】請求項23に記載の発明は、請求項21に
記載のハウジングにおいて、前記透過可能な材料は、熱
間圧延鋼を含むことを要旨とする。請求項24に記載の
発明は、請求項21に記載のハウジングにおいて、前記
ハウジングが1.5T未満の磁場において変圧器を保護
することを要旨とする。
記載のハウジングにおいて、前記透過可能な材料は、熱
間圧延鋼を含むことを要旨とする。請求項24に記載の
発明は、請求項21に記載のハウジングにおいて、前記
ハウジングが1.5T未満の磁場において変圧器を保護
することを要旨とする。
【0038】請求項25に記載の発明は、請求項21に
記載のハウジングにおいて、前記処理回路がMRI室に
おける人の呼吸流速を測定する流速センサを有すること
を要旨とする。
記載のハウジングにおいて、前記処理回路がMRI室に
おける人の呼吸流速を測定する流速センサを有すること
を要旨とする。
【0039】請求項26に記載の発明は、請求項21に
記載のハウジングにおいて、ラジオ周波干渉が前記ハウ
ジングに出入することを阻止するラジオ周波シールド内
に配置されることを要旨とする。
記載のハウジングにおいて、ラジオ周波干渉が前記ハウ
ジングに出入することを阻止するラジオ周波シールド内
に配置されることを要旨とする。
【0040】本発明の好ましい実施形態によると、磁気
室における変圧器を保護する例示的なアセンブリは、エ
ネルギー源から処理回路へ電気エネルギーを搬送する変
圧器と、磁気シールドは周囲の磁束が変圧器に干渉する
こと防止するよう、磁気シールドは変圧器を包囲してい
る。
室における変圧器を保護する例示的なアセンブリは、エ
ネルギー源から処理回路へ電気エネルギーを搬送する変
圧器と、磁気シールドは周囲の磁束が変圧器に干渉する
こと防止するよう、磁気シールドは変圧器を包囲してい
る。
【0041】本発明の別の好ましい実施形態によると、
磁気室での二つ以上の変圧器を保護する例示的な方法が
記載される。変圧器は、電気エネルギーをエネルギー源
から処理回路に伝送する。同方法は、磁気シールド内に
二つの変圧器を包囲することと、変圧器を干渉する周囲
の磁束を防止する磁気シールドと、変圧器をラジオ周波
遮蔽ハウジング内に包囲し、RF信号をハウジングに侵
入及び侵出することから防ぐRF遮蔽ハウジングを有す
る。同方法はまた、磁気センサを配置すること、好まし
くは磁気シールド内の第一と第二変圧器の間に位置さ
れ、磁気シールド内の磁束の値を測定する同センサを有
する。磁気センサは、磁気シールド内の磁束の値が所定
のしきい値を超える際に知らせるため、警告回路に接続
される場合がある。加えて、また同方法は、麻酔装置に
磁気シールドを固定することを有し、前記麻酔装置は、
MRI室においてMRIスキャナに近接しての操作のた
めに配置される。
磁気室での二つ以上の変圧器を保護する例示的な方法が
記載される。変圧器は、電気エネルギーをエネルギー源
から処理回路に伝送する。同方法は、磁気シールド内に
二つの変圧器を包囲することと、変圧器を干渉する周囲
の磁束を防止する磁気シールドと、変圧器をラジオ周波
遮蔽ハウジング内に包囲し、RF信号をハウジングに侵
入及び侵出することから防ぐRF遮蔽ハウジングを有す
る。同方法はまた、磁気センサを配置すること、好まし
くは磁気シールド内の第一と第二変圧器の間に位置さ
れ、磁気シールド内の磁束の値を測定する同センサを有
する。磁気センサは、磁気シールド内の磁束の値が所定
のしきい値を超える際に知らせるため、警告回路に接続
される場合がある。加えて、また同方法は、麻酔装置に
磁気シールドを固定することを有し、前記麻酔装置は、
MRI室においてMRIスキャナに近接しての操作のた
めに配置される。
【0042】本発明の別の好ましい実施形態によると、
ハウジングは、周囲の磁束による飽和から二つ以上の変
圧器を保護し、変圧器は、エネルギー源から処理回路へ
電気エネルギーを搬送する。同ハウジングは変圧器を包
囲し、第一及び第二遮蔽部分を有する。第一遮蔽部分は
部分的に変圧器を包囲し、周囲の磁束に対し透過可能な
材料(例えば、鉄)から形成される第一遮蔽層を有す
る。第二遮蔽部分もまた、部分的に変圧器を包囲して周
囲の磁束に対し透過可能な材料(例えば、鉄)から形成
される第二遮蔽層を有する。第一及び第二遮蔽部分は、
変圧器を少なくともほぼ完全に包囲するために整合する
ようにされている。また、本発明の上記実施形態は、ハ
ウジング内に設置され、変圧器に影響する磁束を測定す
るセンサを有し、磁束を決定し、所定のしきい値を超え
る際に報知する警告回路を有する。好ましくは、処理回
路は、MRI室での患者の呼吸流速を測定する流速セン
サを有する。
ハウジングは、周囲の磁束による飽和から二つ以上の変
圧器を保護し、変圧器は、エネルギー源から処理回路へ
電気エネルギーを搬送する。同ハウジングは変圧器を包
囲し、第一及び第二遮蔽部分を有する。第一遮蔽部分は
部分的に変圧器を包囲し、周囲の磁束に対し透過可能な
材料(例えば、鉄)から形成される第一遮蔽層を有す
る。第二遮蔽部分もまた、部分的に変圧器を包囲して周
囲の磁束に対し透過可能な材料(例えば、鉄)から形成
される第二遮蔽層を有する。第一及び第二遮蔽部分は、
変圧器を少なくともほぼ完全に包囲するために整合する
ようにされている。また、本発明の上記実施形態は、ハ
ウジング内に設置され、変圧器に影響する磁束を測定す
るセンサを有し、磁束を決定し、所定のしきい値を超え
る際に報知する警告回路を有する。好ましくは、処理回
路は、MRI室での患者の呼吸流速を測定する流速セン
サを有する。
【0043】
【発明の実施の形態】実施の多様な形態に対しより詳細
に参照すると、図1に本発明の実例的な磁束遮蔽装置1
0(以下、「磁気シールド」という)が示される。磁気
シールド10は、第一及び第二変圧器16、18を伴う
変圧器回路を覆う上部12及び低部14を有する。好ま
しくは、磁気シールド10は、長軸(例えば、長さ)が
第一及び第二変圧器16、18の最大磁気感度の軸と整
合するように、適正な方向に配置される。同変圧器は、
一般的に当業者には公知されており、好ましくは、ワイ
ヤから成る互いに絶縁された二つのコイルを有し、磁束
に対して透過性である材料(例えば、鉄)で形成された
通常の成層コアに巻き付けられている。
に参照すると、図1に本発明の実例的な磁束遮蔽装置1
0(以下、「磁気シールド」という)が示される。磁気
シールド10は、第一及び第二変圧器16、18を伴う
変圧器回路を覆う上部12及び低部14を有する。好ま
しくは、磁気シールド10は、長軸(例えば、長さ)が
第一及び第二変圧器16、18の最大磁気感度の軸と整
合するように、適正な方向に配置される。同変圧器は、
一般的に当業者には公知されており、好ましくは、ワイ
ヤから成る互いに絶縁された二つのコイルを有し、磁束
に対して透過性である材料(例えば、鉄)で形成された
通常の成層コアに巻き付けられている。
【0044】好ましい実施形態では、変圧器16、18
は、エネルギーを低電圧巻線から高電圧巻線に変換する
昇圧器である。信号は、好ましくは、次により詳細に説
明されるように、変圧器16、18から延伸するピン
(図4に示す)を介して変圧器16、18へ、及び変圧
器16、18から発信される。しかしながら、変圧器の
種類及びそのコネクタは変圧器の目的次第である。磁気
シールド10が二つの変圧器を覆うように示される場
合、変圧器の数は、実例、変圧器の必要性、変圧器に接
続される回路にて決定されることが理解される。
は、エネルギーを低電圧巻線から高電圧巻線に変換する
昇圧器である。信号は、好ましくは、次により詳細に説
明されるように、変圧器16、18から延伸するピン
(図4に示す)を介して変圧器16、18へ、及び変圧
器16、18から発信される。しかしながら、変圧器の
種類及びそのコネクタは変圧器の目的次第である。磁気
シールド10が二つの変圧器を覆うように示される場
合、変圧器の数は、実例、変圧器の必要性、変圧器に接
続される回路にて決定されることが理解される。
【0045】磁気シールド10は、好ましくは、比較的
低い透過性を有する低炭素熱間圧延鋼で作られる。磁気
シールド10は、変圧器16、18周りの磁気シールド
10より外側の周囲磁束を脇へよける。特に、磁気シー
ルド10は、変圧器コアの周囲の磁束を脇へよける。磁
気シールド10は、好ましくは、最小量のスチールでシ
ールド10内の磁束を減少させるよう構成される。
低い透過性を有する低炭素熱間圧延鋼で作られる。磁気
シールド10は、変圧器16、18周りの磁気シールド
10より外側の周囲磁束を脇へよける。特に、磁気シー
ルド10は、変圧器コアの周囲の磁束を脇へよける。磁
気シールド10は、好ましくは、最小量のスチールでシ
ールド10内の磁束を減少させるよう構成される。
【0046】シールド10の底部14は、変圧器16、
18に対応するための後退部分24を形成する実質的な
平台20及び壁22を有する。壁22は、平台20から
上へ延びて、後退部分24の周辺を形成する上方へり2
6を有する。以下により詳細に説明されるように、変圧
器16、18は、好ましくは、底部14の平台20にお
ける開口部28(図3に示す)を通してエネルギー源及
び処理回路と伝達する。また、底部14は、他の物体に
取付けられるため、底部14から延びるタブ32、3
4、36、38を有する。例えば、以下により詳細に説
明されるように、上部12から延びるタブに固定するた
め、タブ32、34は上方ヘリ26の端から延びる。以
下により詳細に説明されるように、タブ36、38は平
台20から延び、磁気シールド10を他の物体、電子ハ
ウジング又は麻酔装置等に固定するために利用される。
各タブ32、34、36、38は、以下に示される上部
12又は電子ハウジングにタブを固定するための穴31
が含まれる場合がある。
18に対応するための後退部分24を形成する実質的な
平台20及び壁22を有する。壁22は、平台20から
上へ延びて、後退部分24の周辺を形成する上方へり2
6を有する。以下により詳細に説明されるように、変圧
器16、18は、好ましくは、底部14の平台20にお
ける開口部28(図3に示す)を通してエネルギー源及
び処理回路と伝達する。また、底部14は、他の物体に
取付けられるため、底部14から延びるタブ32、3
4、36、38を有する。例えば、以下により詳細に説
明されるように、上部12から延びるタブに固定するた
め、タブ32、34は上方ヘリ26の端から延びる。以
下により詳細に説明されるように、タブ36、38は平
台20から延び、磁気シールド10を他の物体、電子ハ
ウジング又は麻酔装置等に固定するために利用される。
各タブ32、34、36、38は、以下に示される上部
12又は電子ハウジングにタブを固定するための穴31
が含まれる場合がある。
【0047】上部12は、変圧器16、18に対応する
後退部分を形成する上盤40及び壁42を有する場合が
ある。壁42は上盤40から下へ延び、好ましくは、底
部14の上方ヘリ26と合さる下方ヘリ44を有する。
タブ48、50は、上部12の二つの側面から延びる。
タブ48、50は、好ましくは、底部14のタブ32、
34に対しサイズ及び形状が類似する。図1に示すよう
に、底部のタブ32、34は、好ましくは、上部12の
タブ48、50にそれぞれ整合される。
後退部分を形成する上盤40及び壁42を有する場合が
ある。壁42は上盤40から下へ延び、好ましくは、底
部14の上方ヘリ26と合さる下方ヘリ44を有する。
タブ48、50は、上部12の二つの側面から延びる。
タブ48、50は、好ましくは、底部14のタブ32、
34に対しサイズ及び形状が類似する。図1に示すよう
に、底部のタブ32、34は、好ましくは、上部12の
タブ48、50にそれぞれ整合される。
【0048】図2は、図1のカバー又は上部12の裏側
を示している。図示されるように、同カバーは、以下に
より詳細に説明されるように、ワイヤ56が通る開口部
54を有する。磁気センサ58は、シールド10の内側
及び、好ましくは、上部12の裏側に配置される。磁気
センサ58は、センサでの磁束を測定し、好ましくは、
磁気シールド10が閉められた際、第一及び第二変圧器
16、18のコアの間に位置決めされるよう配置され
る。
を示している。図示されるように、同カバーは、以下に
より詳細に説明されるように、ワイヤ56が通る開口部
54を有する。磁気センサ58は、シールド10の内側
及び、好ましくは、上部12の裏側に配置される。磁気
センサ58は、センサでの磁束を測定し、好ましくは、
磁気シールド10が閉められた際、第一及び第二変圧器
16、18のコアの間に位置決めされるよう配置され
る。
【0049】図1、2に示されるように、センサ58
は、カバー(上部12)の開口部54を通してセンサ5
8から延びるワイヤ56に接続される。ワイヤ56は外
部回路60へ延び、同外部回路はセンサ58により測定
された磁束を読み取り、磁束が変圧器16、18の性能
に影響する十分な強さである時に報知する(例えば、発
光ダイオード表示器、音響、又は他の表示)。上記され
るように、磁束が変圧器16、18のコアにおいて増大
すると、コア部材の透過性は低下し、それにより変圧器
16、18の伝送効率性及び変圧器巻線のインピーダン
スもまた減少する。これらの減少は、変圧器16、18
からのエネルギーを操作及び受信のいずれか一方を行う
回路の動作に影響する。好ましい実施形態では、超音波
流速センサは、変圧器16、18からエネルギーを受取
る。前記流速センサは、患者からの呼吸ガス流に逆らう
超音波パルスを送信及び受信する二つの変換機を有す
る。超音波流速センサの変換機は、変圧器16、18か
らの電圧突発波を受信する。過剰な磁束によって発生さ
れる変圧器16、18からのエネルギーの搬送における
減少は、以下にも示される変換機の動作に影響するだろ
う。
は、カバー(上部12)の開口部54を通してセンサ5
8から延びるワイヤ56に接続される。ワイヤ56は外
部回路60へ延び、同外部回路はセンサ58により測定
された磁束を読み取り、磁束が変圧器16、18の性能
に影響する十分な強さである時に報知する(例えば、発
光ダイオード表示器、音響、又は他の表示)。上記され
るように、磁束が変圧器16、18のコアにおいて増大
すると、コア部材の透過性は低下し、それにより変圧器
16、18の伝送効率性及び変圧器巻線のインピーダン
スもまた減少する。これらの減少は、変圧器16、18
からのエネルギーを操作及び受信のいずれか一方を行う
回路の動作に影響する。好ましい実施形態では、超音波
流速センサは、変圧器16、18からエネルギーを受取
る。前記流速センサは、患者からの呼吸ガス流に逆らう
超音波パルスを送信及び受信する二つの変換機を有す
る。超音波流速センサの変換機は、変圧器16、18か
らの電圧突発波を受信する。過剰な磁束によって発生さ
れる変圧器16、18からのエネルギーの搬送における
減少は、以下にも示される変換機の動作に影響するだろ
う。
【0050】磁気センサ58は、変圧器16、18にお
ける磁場をより正確に測定することを可能にするため、
センサ58をシールド10の外部よりむしろ磁気シール
ド10の内側に配置する。図示されるように、センサ5
8は、好ましくは、変圧器16、18の最も感度の高い
軸方向に配置される。この位置では、センサ58は、変
圧器16、18に対する最も重要な方向にある磁束の量
を測定することが可能である。作動中では、外部回路6
0は磁気センサ58から電圧信号を受信する。センサ5
8からの電圧信号が所定の量による実質的に磁場のない
状態から逸脱する際、どの極性においても、外部回路6
0は、磁気シールド10内の主な磁界の値が超過される
ことを報知する不良状況を信号する。この不良は、変圧
器16、18を取囲む磁場の強さのため、変換機の出力
が不安定になり得ることを知らせる。図3は、磁気シー
ルドの底部14の底部正面図を示す。図示されるよう
に、底部14は、延伸するタブ36、38を伴う実質的
に平らな平台20を有する。図3に示される底部14
は、その側面から延びるタブ32、34を有する。底部
14及び上部12のタブは、好ましい実施形態では重要
でなく、以下により詳細に示されるように、上部12を
底部14に固定したり、底部14を他の部品(例えば、
PCボード、RF遮蔽ハウジング、麻酔装置)に固定す
るための凡例として示されている。
ける磁場をより正確に測定することを可能にするため、
センサ58をシールド10の外部よりむしろ磁気シール
ド10の内側に配置する。図示されるように、センサ5
8は、好ましくは、変圧器16、18の最も感度の高い
軸方向に配置される。この位置では、センサ58は、変
圧器16、18に対する最も重要な方向にある磁束の量
を測定することが可能である。作動中では、外部回路6
0は磁気センサ58から電圧信号を受信する。センサ5
8からの電圧信号が所定の量による実質的に磁場のない
状態から逸脱する際、どの極性においても、外部回路6
0は、磁気シールド10内の主な磁界の値が超過される
ことを報知する不良状況を信号する。この不良は、変圧
器16、18を取囲む磁場の強さのため、変換機の出力
が不安定になり得ることを知らせる。図3は、磁気シー
ルドの底部14の底部正面図を示す。図示されるよう
に、底部14は、延伸するタブ36、38を伴う実質的
に平らな平台20を有する。図3に示される底部14
は、その側面から延びるタブ32、34を有する。底部
14及び上部12のタブは、好ましい実施形態では重要
でなく、以下により詳細に示されるように、上部12を
底部14に固定したり、底部14を他の部品(例えば、
PCボード、RF遮蔽ハウジング、麻酔装置)に固定す
るための凡例として示されている。
【0051】上記したように、底部14の平台20は開
口部28も有する。開口部28は、好ましくは、変圧器
16、18から延伸するピン62と同列に配置される。
当業者には容易に理解されるように、ピン62は、一般
的に、変圧器16、18から又は変圧器16、18へ出
入力信号を伝送するため利用される。詳しく言えば、ピ
ン62は、変圧器16、18とエネルギー源又は処理回
路(例えば、超音波流速信号、圧電気変換機)との間の
信号を伝達するために利用される。絶縁スリーブ又は層
(例えば、プラスチック)は、ピン62に更なる絶縁性
をもたらすため、ピン62と開口部28の内周壁の間に
配置される。前記絶縁物は、いかなる公知の接着方法
(例えば、接着剤、熱密封)の利用により開口部28又
はピン62に装着され得る。
口部28も有する。開口部28は、好ましくは、変圧器
16、18から延伸するピン62と同列に配置される。
当業者には容易に理解されるように、ピン62は、一般
的に、変圧器16、18から又は変圧器16、18へ出
入力信号を伝送するため利用される。詳しく言えば、ピ
ン62は、変圧器16、18とエネルギー源又は処理回
路(例えば、超音波流速信号、圧電気変換機)との間の
信号を伝達するために利用される。絶縁スリーブ又は層
(例えば、プラスチック)は、ピン62に更なる絶縁性
をもたらすため、ピン62と開口部28の内周壁の間に
配置される。前記絶縁物は、いかなる公知の接着方法
(例えば、接着剤、熱密封)の利用により開口部28又
はピン62に装着され得る。
【0052】図4及び図5は、図3の破線4−4及び5
−5によるシールド10及び変圧器16、18のそれぞ
れの断面図を示す。図示されるように、上部12の下方
ヘリ44及び底部14の上方ヘリが当接するために、こ
れらの壁22、42及びタブが整合される。この状態で
は、磁気シールド10は閉じられ、変圧器の周りの磁束
を脇へよけるため、その中で変圧器16、18を包囲す
る。
−5によるシールド10及び変圧器16、18のそれぞ
れの断面図を示す。図示されるように、上部12の下方
ヘリ44及び底部14の上方ヘリが当接するために、こ
れらの壁22、42及びタブが整合される。この状態で
は、磁気シールド10は閉じられ、変圧器の周りの磁束
を脇へよけるため、その中で変圧器16、18を包囲す
る。
【0053】図5又は上記に示すように、上部12は、
開口部28を有し、同開口部28を通るワイヤ56は磁
気センサ58から、センサ58により測定される磁束を
読み取り、磁束が所定のしきい値を越える際に報知する
外部回路60に延伸することが可能である。変圧器1
6、18に影響する磁束が、所定のしきい値を越える、
変圧器に起り得る飽和を報知し得る時、磁気シールド1
0及び変圧器16、18は、より低い磁束を有する領域
へ移動されるべきである。MRI室では、例示的な磁気
シールド10及び変圧器16、18を近い距離(例え
ば、5、6センチ)移動させることにより、これは達成
される。
開口部28を有し、同開口部28を通るワイヤ56は磁
気センサ58から、センサ58により測定される磁束を
読み取り、磁束が所定のしきい値を越える際に報知する
外部回路60に延伸することが可能である。変圧器1
6、18に影響する磁束が、所定のしきい値を越える、
変圧器に起り得る飽和を報知し得る時、磁気シールド1
0及び変圧器16、18は、より低い磁束を有する領域
へ移動されるべきである。MRI室では、例示的な磁気
シールド10及び変圧器16、18を近い距離(例え
ば、5、6センチ)移動させることにより、これは達成
される。
【0054】当業者には容易に理解されるように、MR
I装置での映像化に対する有効な試みは、患者を囲む二
つの大型ラジオ周波コイルにより引き起こされる。典型
的には、内部コイルが患者から発信されるRF信号を受
信する間、外部コイルは、RF信号を送信する。患者か
ら発信されるRF信号は極めて小さいため(例えば、1
×10-8ワット)、同環境でのいかなるRF干渉は、患
者より生成されたRF信号を阻止してしまう可能性があ
る。従って、MRI室は、送受信兼用ラジオ、ラジオス
テーション、テレビ放送機、ポケットベル等の外部から
のRF干渉から遮蔽されねばならず、MRIのRF受信
に影響する場合もある。同様に、MRI室に利用され、
RF干渉を引き起こすすべての器具は、RF遮蔽されね
ばならない。また、RFパルスは、電気機器内で電流を
誘発し、干渉を引き起こす可能性があるため、モニタ及
びケーブルは遮蔽されねばならない。
I装置での映像化に対する有効な試みは、患者を囲む二
つの大型ラジオ周波コイルにより引き起こされる。典型
的には、内部コイルが患者から発信されるRF信号を受
信する間、外部コイルは、RF信号を送信する。患者か
ら発信されるRF信号は極めて小さいため(例えば、1
×10-8ワット)、同環境でのいかなるRF干渉は、患
者より生成されたRF信号を阻止してしまう可能性があ
る。従って、MRI室は、送受信兼用ラジオ、ラジオス
テーション、テレビ放送機、ポケットベル等の外部から
のRF干渉から遮蔽されねばならず、MRIのRF受信
に影響する場合もある。同様に、MRI室に利用され、
RF干渉を引き起こすすべての器具は、RF遮蔽されね
ばならない。また、RFパルスは、電気機器内で電流を
誘発し、干渉を引き起こす可能性があるため、モニタ及
びケーブルは遮蔽されねばならない。
【0055】磁気シールド10をRF遮蔽する一つの好
ましい実施は図6に示されている。図示されるように、
RFシールドは、磁気シールド10を包囲する電子ハウ
ジング64を有する。例示的な電子ハウジング64は、
磁気シールド10、フィルター70、PCボード72と
コネクタ74を包囲するためのハウジングボックス68
を覆う上ブタ66を有する。フィルター70は、変換器
の回路により出力する低周波データ信号から変換器の回
路内において発生する高周波RF信号を分離させる。フ
ィルター70は、変換器を麻酔装置に接続するケーブル
を介してハウジング64からRFが放たれることを防止
する。PCボード72は磁気シールド10に装着され、
正確には変圧器16、18のピン62に装着される。P
Cボード72は、流速センサのための信号処理回路であ
る。PCボード72は、変圧器に適切な信号を送信し、
その結果を解析する。その後、ケーブルを介して麻酔装
置に結果として起る流速データを送信する。コネクタ7
4は、アース端子への第一コネクタ76と、流速センサ
への第二コネクタ78と、電気回路(例えば、変圧器、
フィルター、磁束センサ等)を作動するための必要な他
のコネクタとを有する。
ましい実施は図6に示されている。図示されるように、
RFシールドは、磁気シールド10を包囲する電子ハウ
ジング64を有する。例示的な電子ハウジング64は、
磁気シールド10、フィルター70、PCボード72と
コネクタ74を包囲するためのハウジングボックス68
を覆う上ブタ66を有する。フィルター70は、変換器
の回路により出力する低周波データ信号から変換器の回
路内において発生する高周波RF信号を分離させる。フ
ィルター70は、変換器を麻酔装置に接続するケーブル
を介してハウジング64からRFが放たれることを防止
する。PCボード72は磁気シールド10に装着され、
正確には変圧器16、18のピン62に装着される。P
Cボード72は、流速センサのための信号処理回路であ
る。PCボード72は、変圧器に適切な信号を送信し、
その結果を解析する。その後、ケーブルを介して麻酔装
置に結果として起る流速データを送信する。コネクタ7
4は、アース端子への第一コネクタ76と、流速センサ
への第二コネクタ78と、電気回路(例えば、変圧器、
フィルター、磁束センサ等)を作動するための必要な他
のコネクタとを有する。
【0056】RFシールドを設けるため、電子ハウジン
グ64は、銅又はアルミニウム等のRF信号を反射又は
吸収する材料の層から形成される。変圧器16、18及
び磁気シールド10に加えて、電気装置及び回路(例え
ば、フィルター70、PCボード72)を包囲するRF
シールドを有する電子ハウジング64が示される場合、
RFシールドは、RF干渉から磁気シールド10及び流
速センサ回路を保護するいかなる形態であることができ
る。例えば、RFシールドは、磁気シールド10及び変
圧器16、18のみを包囲するアルミホイル又は銅の薄
い層である場合があり、また、RFシールドは、いくつ
かの電気装置を包囲する更に大型のハウジングを形成す
る場合がある。図示されるように、磁気シールド10
は、ネジによりPCボード及びハウジングボックス68
に固定される。また、フィルター70及び上ブタ66も
ネジによりハウジングボックス68に接続される。上記
の装置及び回路は、ピン、クリップ又は接着剤を含む他
の留金により固定され、固定はネジだけに限定されず、
装置と回路を共に固定し得るいかなる留金を組込むこと
ができると理解される。
グ64は、銅又はアルミニウム等のRF信号を反射又は
吸収する材料の層から形成される。変圧器16、18及
び磁気シールド10に加えて、電気装置及び回路(例え
ば、フィルター70、PCボード72)を包囲するRF
シールドを有する電子ハウジング64が示される場合、
RFシールドは、RF干渉から磁気シールド10及び流
速センサ回路を保護するいかなる形態であることができ
る。例えば、RFシールドは、磁気シールド10及び変
圧器16、18のみを包囲するアルミホイル又は銅の薄
い層である場合があり、また、RFシールドは、いくつ
かの電気装置を包囲する更に大型のハウジングを形成す
る場合がある。図示されるように、磁気シールド10
は、ネジによりPCボード及びハウジングボックス68
に固定される。また、フィルター70及び上ブタ66も
ネジによりハウジングボックス68に接続される。上記
の装置及び回路は、ピン、クリップ又は接着剤を含む他
の留金により固定され、固定はネジだけに限定されず、
装置と回路を共に固定し得るいかなる留金を組込むこと
ができると理解される。
【0057】磁気シールド10は、好ましくは、高磁力
の環境において処理回路と共に利用される変圧器16、
18を保護する。処理回路の例の一つには超音波流速セ
ンサがある。図7は、超音波流速センサ80に電気的に
接続される図6の電子ハウジング64の斜視図を示す。
図示されるように、電子ハウジング64は、第一及び第
二の変圧器16、18を覆う磁気シールド10を包囲す
る。電子ハウジング64はケーブル82を介して流速セ
ンサ80と伝達する。ケーブル82は、変圧器16、1
8を流速センサ80に接続することが必要とされるよう
にコネクタ及び回路を有する。
の環境において処理回路と共に利用される変圧器16、
18を保護する。処理回路の例の一つには超音波流速セ
ンサがある。図7は、超音波流速センサ80に電気的に
接続される図6の電子ハウジング64の斜視図を示す。
図示されるように、電子ハウジング64は、第一及び第
二の変圧器16、18を覆う磁気シールド10を包囲す
る。電子ハウジング64はケーブル82を介して流速セ
ンサ80と伝達する。ケーブル82は、変圧器16、1
8を流速センサ80に接続することが必要とされるよう
にコネクタ及び回路を有する。
【0058】超音波流速センサにおいては、変圧器は信
号の送信及び受信を増幅するために必要とされる。この
好ましい実施形態では、MRIスキャナの磁石に関係す
る異なる位置での相対的な磁束の量のため、変圧器1
6、18は、超音波流速センサの変換器から引離され
る。当業者には容易に理解されるように、磁束は、磁石
に最も近い所で、最も強くなる。言換えれば、磁石から
の距離がより大きければ、磁束はより弱くなる。従っ
て、磁束に対して敏感な電気機器が、磁石から遠い位置
にある時、一般的に、より良い性能を示す。磁束が磁石
の中心の垂直方向の高さに位置するより、床に位置する
方が弱いため、超音波流速センサ80と利用される変圧
器16、18がMRI室の床の近くに配置される際、よ
り良い性能が発揮される。
号の送信及び受信を増幅するために必要とされる。この
好ましい実施形態では、MRIスキャナの磁石に関係す
る異なる位置での相対的な磁束の量のため、変圧器1
6、18は、超音波流速センサの変換器から引離され
る。当業者には容易に理解されるように、磁束は、磁石
に最も近い所で、最も強くなる。言換えれば、磁石から
の距離がより大きければ、磁束はより弱くなる。従っ
て、磁束に対して敏感な電気機器が、磁石から遠い位置
にある時、一般的に、より良い性能を示す。磁束が磁石
の中心の垂直方向の高さに位置するより、床に位置する
方が弱いため、超音波流速センサ80と利用される変圧
器16、18がMRI室の床の近くに配置される際、よ
り良い性能が発揮される。
【0059】しかしながら、超音波流速センサ80は、
患者のより正確な呼吸流を測定するため、患者の近くに
位置されるべきである。言換えると、超音波流速センサ
80が患者により近接に位置される場合、患者からセン
サ80へのチューブの長さがより短いため、患者の呼吸
流がより正確に測定される。従って、変圧器16、18
及び流速センサ80の両方が最良に機能するために、流
速センサ80及び変圧器16、18が引離されることに
より、流速センサ80が患者へ近接に配置することがで
き、変圧器16、18が磁石からより遠方へ配置される
ことができる。上記に示されるように、変圧器16、1
8及び流速センサ80は、ケーブル82により電気的に
接続され、好ましくは、RF遮蔽され、変圧器16、1
8から流速センサ80へ及びその逆で電圧を伝送する。
患者のより正確な呼吸流を測定するため、患者の近くに
位置されるべきである。言換えると、超音波流速センサ
80が患者により近接に位置される場合、患者からセン
サ80へのチューブの長さがより短いため、患者の呼吸
流がより正確に測定される。従って、変圧器16、18
及び流速センサ80の両方が最良に機能するために、流
速センサ80及び変圧器16、18が引離されることに
より、流速センサ80が患者へ近接に配置することがで
き、変圧器16、18が磁石からより遠方へ配置される
ことができる。上記に示されるように、変圧器16、1
8及び流速センサ80は、ケーブル82により電気的に
接続され、好ましくは、RF遮蔽され、変圧器16、1
8から流速センサ80へ及びその逆で電圧を伝送する。
【0060】流速センサ80及び変圧器16、18の好
ましい位置は、図8での麻酔装置の例示により示される
ことができる。図示されるように、麻酔装置84は、麻
酔装置84とMRIスキャナの間の誘引を抑えるため、
最小量の強磁力性部材で構成され、またMRI室での人
への安全性のためでもある。従って、麻酔装置84は、
好ましくは、ステンレススチール、真鍮、アルミニウム
及びプラスチック等の非強磁力性材料で実質的に構成さ
れる。麻酔装置84は、好ましくは、図6に示される電
子ハウジングを含む装置の底部の近くにバッテリボック
ス86を有する。また、バッテリボックス86は、好ま
しくは、その中に収納された電気機器を保護するためR
F遮蔽されている。
ましい位置は、図8での麻酔装置の例示により示される
ことができる。図示されるように、麻酔装置84は、麻
酔装置84とMRIスキャナの間の誘引を抑えるため、
最小量の強磁力性部材で構成され、またMRI室での人
への安全性のためでもある。従って、麻酔装置84は、
好ましくは、ステンレススチール、真鍮、アルミニウム
及びプラスチック等の非強磁力性材料で実質的に構成さ
れる。麻酔装置84は、好ましくは、図6に示される電
子ハウジングを含む装置の底部の近くにバッテリボック
ス86を有する。また、バッテリボックス86は、好ま
しくは、その中に収納された電気機器を保護するためR
F遮蔽されている。
【0061】変圧器16、18及び磁気シールド10
は、電子ハウジングの中に配置される必要がないことが
理解される。しかしながら、変圧器16、18及び磁気
シールド10は、好ましくは、RF遮蔽されており、磁
石より先端側の麻酔装置84に配置される。MRI装置
の磁石が、一般的に、患者の出入りを容易にするため
と、医療専門家からの配慮のために床から数フィート
(1フィート=30.48cm)上に位置することか
ら、磁石の最先端部にある麻酔装置84の位置は、一般
的に、バッテリボックス86内の位置等の、床に最も近
い位置にあると考慮される。例えば図8の流速センサ8
0の位置により示されるように、流速センサ80は、好
ましくは、患者に対しておおよそに延伸された高さで、
患者の最も近くに位置される。磁気シールド10の中の
変圧器16、18及び流速センサ80は、医療専門家及
び患者の好みや、MRI器具に基づいて好ましく配置さ
れ得ることが理解される。
は、電子ハウジングの中に配置される必要がないことが
理解される。しかしながら、変圧器16、18及び磁気
シールド10は、好ましくは、RF遮蔽されており、磁
石より先端側の麻酔装置84に配置される。MRI装置
の磁石が、一般的に、患者の出入りを容易にするため
と、医療専門家からの配慮のために床から数フィート
(1フィート=30.48cm)上に位置することか
ら、磁石の最先端部にある麻酔装置84の位置は、一般
的に、バッテリボックス86内の位置等の、床に最も近
い位置にあると考慮される。例えば図8の流速センサ8
0の位置により示されるように、流速センサ80は、好
ましくは、患者に対しておおよそに延伸された高さで、
患者の最も近くに位置される。磁気シールド10の中の
変圧器16、18及び流速センサ80は、医療専門家及
び患者の好みや、MRI器具に基づいて好ましく配置さ
れ得ることが理解される。
【0062】本実施は、ここに開示されることを含んだ
多様な好ましい実施形態で容易に応用され得ることが、
前述の説明及び付随される図面により明らかである。さ
らなる綿密性なしに、前述が本発明を明確に開示するた
め、他者が現行又は将来の技術により、作業の多様な状
況における、利用するための同様を容易に改作し得る。
多様な好ましい実施形態で容易に応用され得ることが、
前述の説明及び付随される図面により明らかである。さ
らなる綿密性なしに、前述が本発明を明確に開示するた
め、他者が現行又は将来の技術により、作業の多様な状
況における、利用するための同様を容易に改作し得る。
【0063】
【発明の効果】外部磁場が上記された問題を起し得る状
況において、ガス流変換器が利用されないことを保証す
るため、シールド及び変圧器を保護する方法を設けるこ
とが有益であり得る。また、重大な外部磁場の存在を示
すため、変圧器の周囲の磁場の強さを測定する手段を設
けることも有益である。
況において、ガス流変換器が利用されないことを保証す
るため、シールド及び変圧器を保護する方法を設けるこ
とが有益であり得る。また、重大な外部磁場の存在を示
すため、変圧器の周囲の磁場の強さを測定する手段を設
けることも有益である。
【図1】本発明による好ましい実施形態による解体され
た磁束遮蔽装置を示す斜視図。
た磁束遮蔽装置を示す斜視図。
【図2】図1に記載の磁束遮蔽装置のカバーを示す斜視
図。
図。
【図3】図1に記載の遮蔽装置を示す底部正面図。
【図4】図3に記載の破線4−4間の遮蔽装置を示す断
面図。
面図。
【図5】図3に記載の破線5−5間の遮蔽装置を示す断
面図。
面図。
【図6】図1に記載の遮蔽装置と共に利用される例示的
な電子ハウジングを示す分解図。
な電子ハウジングを示す分解図。
【図7】本発明による流速感知ハウジング及び電子ハウ
ジングを示す斜視図。
ジングを示す斜視図。
【図8】本発明の別の好ましい実施形態による、高磁力
場において利用する例示的な麻酔装置を示す側方正面
図。
場において利用する例示的な麻酔装置を示す側方正面
図。
10…磁気シールド,16…第一変圧器、18…第二変
圧器、58…磁気センサ、64…ハウジング、80…超
音波流速センサ、82…ケーブル、84…麻酔装置。
圧器、58…磁気センサ、64…ハウジング、80…超
音波流速センサ、82…ケーブル、84…麻酔装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジミー ビー.オールレッド ザ サード アメリカ合衆国 13152 ニューヨーク州 スキャニアテルズ ティーゼル レーン 11 (72)発明者 フレデリック エイチ.メチルディ アメリカ合衆国 14526 ニューヨーク州 ペンフィールド ヒラリー レーン 12 (72)発明者 ウィリアム チーフォ アメリカ合衆国 18964 ペンシルバニア 州 サウダートン シェフィールド サー クル 11 Fターム(参考) 2G017 AA04 AC01 AC06 AD69 BA15 BA18 4C096 AB46 AB48 CA38 CA62 FB03 FC20
Claims (26)
- 【請求項1】磁気室における複数の変圧器を保護するア
センブリは、 電気エネルギーをエネルギー源から処理装置に伝送する
第一及び第二変圧器と、 前記第一及び第二変圧器を包囲し、周囲の磁束が変圧器
に干渉することを防止する磁気シールドとから成るアセ
ンブリ。 - 【請求項2】前記各変圧器がコアに巻き付けられたコイ
ルを有することで、前記第一及び第二変圧器の動作が前
記コアの磁気特性に依存する請求項1に記載のアセンブ
リ。 - 【請求項3】前記コアが、鉄を含む材料から形成される
請求項2に記載のアセンブリ。 - 【請求項4】前記磁気シールドが、変圧器の周囲の磁束
を脇へよけるため、周囲の磁束に対して透過性を有する
材料から形成される請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項5】前記材料が、熱間圧延鋼を含む請求項4に
記載のアセンブリ。 - 【請求項6】前記処理回路は、前記処理回路に接続され
たセンサ要素を有する流速センサを備え、前記流速セン
サは患者からの流体の流れを測定するようになっている
請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項7】前記処理回路は、呼吸流通路とは逆に、か
つ波状の通路に沿って搬送される第一及び第二超音波パ
ルスの送信時間を記録することにより呼吸流速を測定す
る超音波流速センサを有する請求項1に記載のアセンブ
リ。 - 【請求項8】更に、前記第一及び第二変圧器を包囲する
ハウジングと、前記ハウジングは、ラジオ周波信号が前
記ハウジングに出入することを阻止するRFシールドを
有することから成る請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項9】前記変圧器及び磁気シールドを包囲するR
Fシールドハウジングと、前記RFシールドハウジング
が、RF信号がハウジングに出入することを阻止するこ
とから成る請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項10】前記変圧器が昇圧器である請求項1に記
載のアセンブリ。 - 【請求項11】シールド内に装着された磁場センサと、
前記センサが、変圧器に影響する磁束を測定するため、
前記第一及び第二変圧器の間に配置されている請求項1
に記載のアセンブリ。 - 【請求項12】前記磁場センサに接続され、磁束が所定
のしきい値を越える際に報知する警告回路から成る請求
項11に記載のアセンブリ。 - 【請求項13】前記変圧器が、600ガウス未満の磁場
において、飽和しない請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項14】麻酔器具が利用される前記アセンブリの
MRI室において、前記MRI室が磁石を伴う磁気共鳴
映像装置を有する請求項1に記載のアセンブリ。 - 【請求項15】前記麻酔器具は、磁石のほぼ垂直方向高
さでの基端部分、及び前記基端部分の先端に下位部分を
伴うことと、前記磁気シールドが麻酔器具の下位部分に
固定される請求項14に記載のアセンブリ。 - 【請求項16】変圧器と処理回路を電気的に接続するケ
ーブルと、ケーブルをその間の長さ方向に沿って覆うス
リーブとから成り、前記スリーブが、前記ケーブルと周
囲の環境との間でRF遮蔽を行なう請求項1に記載のア
センブリ。 - 【請求項17】磁気室における二つ又はそれ以上の変圧
器を保護し、前記変圧器がエネルギー源回路から処理回
路へ電気エネルギーを伝送する方法において、 磁気シールド内に二つ又はそれ以上の変圧器を包囲し、
前記磁気シールドは周囲の磁束が変圧器を干渉すること
を防止することと、 ラジオ周波(RF)シールドハウジング内に二つ又はそ
れ以上の変圧器を包囲し、前記RFシールドハウジング
は、RF信号がハウジングに出入することを防止するこ
とから成る方法。 - 【請求項18】更に、麻酔装置に前記RFシールドハウ
ジングを固定することと、前記麻酔装置がMRI室にお
けるMRI装置に近接して作動するようになっている請
求項17に記載の方法。 - 【請求項19】更に、磁気シールド内における変圧器の
間に磁場センサを装着することと、前記センサが磁気シ
ールド内で磁束の値を測定することから成る請求項17
に記載の方法。 - 【請求項20】更に、磁気シールド内の磁束の値が所定
のしきい値を越える際に報知するために、磁気センサを
警報回路に接続する請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】周囲の磁束による飽和から複数の変圧器
を保護するためのハウジングであって、前記変圧器はエ
ネルギー源から処理回路に電気エネルギーを伝送し、前
記ハウジングは、前記変圧器を包囲し、第一及び第二遮
蔽部分を備え、前記第一遮蔽部分は前記変圧器を部分的
に包囲して周囲の磁束に対し透過可能な材料から形成さ
れる第一遮蔽層を有し、前記第二遮蔽部分は前記変圧器
を部分的に包囲して周囲の磁束に対し透過可能な材料か
ら形成される第二遮蔽層を有し、前記第一及び第二遮蔽
部分は、変圧器を包囲するために互いに適合するよう形
成され、変圧器の周りの磁束を脇へよけることとを有す
るハウジング。 - 【請求項22】変圧器に影響する磁束を測定するため、
ハウジング内における二つの変圧器の間に装着される磁
場センサと、磁束が所定のしきい値を越える時を決定す
る警報回路から成る請求項21に記載のハウジング。 - 【請求項23】前記透過可能な材料は、熱間圧延鋼を含
む請求項21に記載のハウジング。 - 【請求項24】前記ハウジングが1.5T未満の磁場に
おいて変圧器を保護する請求項21に記載のハウジン
グ。 - 【請求項25】前記処理回路がMRI室における人の呼
吸流速を測定する流速センサを有する請求項21に記載
のハウジング。 - 【請求項26】ラジオ周波干渉が前記ハウジングに出入
することを阻止するラジオ周波シールド内に配置される
請求項21に記載のハウジング。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/798,115 US6564084B2 (en) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | Magnetic field shielding and detecting device and method thereof |
US09/798115 | 2001-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002272703A true JP2002272703A (ja) | 2002-09-24 |
JP3485548B2 JP3485548B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=25172585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001187085A Expired - Fee Related JP3485548B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-06-20 | 磁場の遮蔽・検出装置とその方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6564084B2 (ja) |
JP (1) | JP3485548B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005103295A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mri磁石用の一体化した電子式rf遮蔽装置 |
JP2009011477A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
WO2014185477A1 (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-20 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Families Citing this family (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050288753A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20070173911A1 (en) * | 2001-02-20 | 2007-07-26 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US6949929B2 (en) * | 2003-06-24 | 2005-09-27 | Biophan Technologies, Inc. | Magnetic resonance imaging interference immune device |
US20070168005A1 (en) * | 2001-02-20 | 2007-07-19 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20070168006A1 (en) * | 2001-02-20 | 2007-07-19 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050283214A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-22 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
JP2004079824A (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 磁心および磁場遮蔽部材、並びにこれらを用いた励磁コイル、トランス、電気機器、および電子写真装置 |
US20040199129A1 (en) * | 2003-04-07 | 2004-10-07 | Scimed Life Systems, Inc. | Vascular access port |
US7388378B2 (en) * | 2003-06-24 | 2008-06-17 | Medtronic, Inc. | Magnetic resonance imaging interference immune device |
US7839146B2 (en) * | 2003-06-24 | 2010-11-23 | Medtronic, Inc. | Magnetic resonance imaging interference immune device |
US20050050042A1 (en) * | 2003-08-20 | 2005-03-03 | Marvin Elder | Natural language database querying |
US20050288754A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050283213A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-22 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050049688A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-03-03 | Biophan Technologies, Inc. | Electromagnetic radiation transparent device and method of making thereof |
US8868212B2 (en) * | 2003-08-25 | 2014-10-21 | Medtronic, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050288751A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050288755A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050288752A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050288756A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-12-29 | Biophan Technologies, Inc. | Medical device with an electrically conductive anti-antenna member |
US20050061057A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-24 | Lueck Keith W. | Interference detection systems and methods |
JP5110881B2 (ja) | 2004-02-20 | 2012-12-26 | ユニバーシティ オブ フロリダ リサーチ ファウンデーション,インコーポレイティド | 軟組織を同時に画像化しながら等角放射線治療を送達するためのシステム |
WO2006023700A2 (en) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Biophan Technologies, Inc. | Magnetic resonance imaging interference immune device |
US7370709B2 (en) * | 2004-09-02 | 2008-05-13 | Halliburton Energy Services, Inc. | Subterranean magnetic field protective shield |
US20060199159A1 (en) * | 2005-03-01 | 2006-09-07 | Neuronetics, Inc. | Head phantom for simulating the patient response to magnetic stimulation |
US20070010739A1 (en) * | 2005-05-19 | 2007-01-11 | Biophan Technologies, Inc. | Electromagnetic resonant circuit sleeve for implantable medical device |
US20070167705A1 (en) * | 2005-08-04 | 2007-07-19 | Chiang Alice M | Integrated ultrasound imaging system |
JP5334582B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2013-11-06 | アルバータ ヘルス サービシズ | 外部ビーム放射線治療とmriとの統合システム |
US8073102B2 (en) | 2005-10-17 | 2011-12-06 | Alberta Health Services | Real-time dose reconstruction using dynamic simulation and image guided adaptive radiotherapy |
US8049489B2 (en) | 2006-07-26 | 2011-11-01 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Systems and methods for sensing external magnetic fields in implantable medical devices |
US8768486B2 (en) * | 2006-12-11 | 2014-07-01 | Medtronic, Inc. | Medical leads with frequency independent magnetic resonance imaging protection |
US20080233426A1 (en) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Gaviglia John J | Steel sheeting for use in room size radio frequency shielded enclosures and method for making improved steel sheeting |
US8416076B2 (en) * | 2008-04-02 | 2013-04-09 | The Trustees Of Dartmouth College | Magnetic proximity sensor system and associated methods of sensing a magnetic field |
US9549687B2 (en) * | 2008-08-08 | 2017-01-24 | General Electric Company | Patient transport apparatus with integrated subsystems for use in magnetic resonance imaging |
IT1391077B1 (it) * | 2008-09-26 | 2011-11-18 | Elab Scient S R L | "rivelatore di presenza di campo magnetico, in specie per uso domestico" |
CN105664378B (zh) * | 2009-07-15 | 2019-06-28 | 优瑞技术公司 | 用于使直线性加速器和磁共振成像设备彼此屏蔽的方法和装置 |
EP2745127A1 (en) | 2011-10-24 | 2014-06-25 | Koninklijke Philips N.V. | Auto recovering protection of electromechanical components in a high magnetic field |
US8981779B2 (en) | 2011-12-13 | 2015-03-17 | Viewray Incorporated | Active resistive shimming fro MRI devices |
US10561861B2 (en) | 2012-05-02 | 2020-02-18 | Viewray Technologies, Inc. | Videographic display of real-time medical treatment |
US9386967B2 (en) | 2012-07-31 | 2016-07-12 | St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. | Magnetic field-compatible components of a medical diagnostic and/or therapeutic system |
CA2888993A1 (en) | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Viewray Incorporated | Assessment and improvement of treatment using imaging of physiological responses to radiation therapy |
US9297836B2 (en) | 2013-03-08 | 2016-03-29 | Deere & Company | Method and sensor for sensing current in a conductor |
US9410990B2 (en) | 2013-03-08 | 2016-08-09 | Deere & Company | Method and sensor for sensing current in a conductor |
US9446263B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-09-20 | Viewray Technologies, Inc. | Systems and methods for linear accelerator radiotherapy with magnetic resonance imaging |
US10413751B2 (en) | 2016-03-02 | 2019-09-17 | Viewray Technologies, Inc. | Particle therapy with magnetic resonance imaging |
CN115407252A (zh) | 2016-06-22 | 2022-11-29 | 优瑞技术公司 | 低场强磁共振成像 |
CN118141398A (zh) | 2016-12-13 | 2024-06-07 | 优瑞技术公司 | 放射治疗系统和方法 |
CN116036499A (zh) | 2017-12-06 | 2023-05-02 | 优瑞技术公司 | 多模态放射疗法的优化 |
US11209509B2 (en) | 2018-05-16 | 2021-12-28 | Viewray Technologies, Inc. | Resistive electromagnet systems and methods |
WO2022206081A1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | Shanghai United Imaging Healthcare Co., Ltd. | Housing for shielding and an imaging apparatus using the same |
CN116068247B (zh) * | 2023-03-22 | 2023-07-18 | 国网江苏省电力有限公司常州供电分公司 | 罗氏线圈型电流传感器 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3683302A (en) * | 1970-12-15 | 1972-08-08 | Fred C Butler | Sensor for ground fault interrupter apparatus |
US3887889A (en) * | 1973-11-28 | 1975-06-03 | Litton Medical Products | High power variable autotransformer |
AT328551B (de) | 1974-04-12 | 1976-03-25 | Siemens Ag Oesterreich | Breitbandabschirmung gegen magnetischen streufluss |
CH670004A5 (ja) * | 1986-02-10 | 1989-04-28 | Landis & Gyr Ag | |
GB8613789D0 (en) * | 1986-06-06 | 1986-07-09 | Bonar Bray Ltd | Magnetic field sensor coil |
US4859449A (en) * | 1987-09-14 | 1989-08-22 | Center For Molecular Medicine And Immunology | Modified antibodies for enhanced hepatocyte clearance |
US5449991A (en) * | 1993-09-20 | 1995-09-12 | Southwest Electric Company | Motor control system and apparatus for providing desired three-phase voltage therein using a main transformer energized through an autotransformer |
DE19545559A1 (de) | 1995-01-12 | 1996-07-18 | Vdo Schindling | Elektromagnetisch entstörtes Kabel |
FR2747228B1 (fr) * | 1996-04-05 | 1998-07-17 | Thomson Csf | Ferrite a faibles pertes entre 1 mhz et 100 mhz et procede de realisation |
US6272370B1 (en) * | 1998-08-07 | 2001-08-07 | The Regents Of University Of Minnesota | MR-visible medical device for neurological interventions using nonlinear magnetic stereotaxis and a method imaging |
AU2622800A (en) * | 1999-01-21 | 2000-08-07 | Metasensors, Inc. | Non-invasive cardiac output and pulmonary function monitoring using respired gasanalysis techniques and physiological modeling |
-
2001
- 2001-03-02 US US09/798,115 patent/US6564084B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-20 JP JP2001187085A patent/JP3485548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005103295A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Mri磁石用の一体化した電子式rf遮蔽装置 |
JP2009011477A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
WO2014185477A1 (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-20 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
JP2014221159A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
US10274547B2 (en) | 2013-05-14 | 2019-04-30 | Toshiba Medical Systems Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus including drawing structure to draw electronic apparatus away from gantry |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3485548B2 (ja) | 2004-01-13 |
US20020123682A1 (en) | 2002-09-05 |
US6564084B2 (en) | 2003-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3485548B2 (ja) | 磁場の遮蔽・検出装置とその方法 | |
JP4491347B2 (ja) | Mriシステムの電気的付属装置用の接続リード | |
JP4053091B2 (ja) | 磁気共鳴画像化装置で用いられる侵襲的装置 | |
US6993373B2 (en) | Invasive device provided with a segmented electrical connection conductor | |
US7304478B2 (en) | Magnetic resonance imaging apparatus provided with means for preventing closed loop circuit formation across and between inside and outside of cryostat | |
US5050605A (en) | Magnetic resonance imaging antennas with spiral coils and imaging methods employing the same | |
CA2141271C (en) | Magnetic resonance system for tracking a medical appliance | |
JPH03140141A (ja) | 核磁気共鳴断層撮影装置用ケーブル案内部 | |
JPS5977348A (ja) | 核磁気共振トモグラフイ装置 | |
US9244141B2 (en) | Integrated sheath current filter in a local coil | |
EP3141921B1 (en) | Transmission path for use in rf fields | |
JP3786460B2 (ja) | 磁気共鳴装置 | |
JP2020500075A (ja) | Mrイメージング用の無線周波数コイルのシステム | |
JP2003502085A (ja) | 電気的に接続された機器用の妨害防止供給導線を有するmri装置 | |
KR20130045889A (ko) | 다-채널 직장내 코일 및 연관된 인터페이스 장치 | |
Alipour et al. | MRI conditional actively tracked metallic electrophysiology catheters and guidewires with miniature tethered radio-frequency traps: theory, design, and validation | |
US4924184A (en) | Magnetic resonance apparatus | |
JP2006523823A5 (ja) | ||
JP2005512703A (ja) | 患者担体へ統合される低周波ケーブルを有するmri機器 | |
RU2678794C2 (ru) | Магниторезонансный безопасный зонд низкой стоимости для измерения температуры | |
JP2005512704A (ja) | Mri機器の電磁場内で使用される電子装置 | |
JP3323892B2 (ja) | 電磁場における個人保護のための警報測定装置 | |
JPH0215833B2 (ja) | ||
JP2908501B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
JP3213819B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |