JP2002272680A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP2002272680A
JP2002272680A JP2001078767A JP2001078767A JP2002272680A JP 2002272680 A JP2002272680 A JP 2002272680A JP 2001078767 A JP2001078767 A JP 2001078767A JP 2001078767 A JP2001078767 A JP 2001078767A JP 2002272680 A JP2002272680 A JP 2002272680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像信号ケーブル及びリモート信号ケーブル
の2系統を有しても、組み立てが簡単で、有害な電磁ノ
イズの影響を低減できる電子内視鏡装置を実現する。 【解決手段】 CCUコネクタ7は、撮像信号ケーブル
24及びリモート信号ケーブル26の金属製網管28
a、28b(シールド部材)の露出部分をケーブル固定
管31に固定し、このケーブル固定管31を回路基板3
2のシールドケース34(シールド手段)に固定すると
共に、前記回路基板32上のグランドパターン32aに
係止する導電性の係止部材であるクランプ及びクランプ
台51で固定することで、前記リモート信号ケーブル2
6及び前記撮像信号ケーブル24の金属製網管28a、
28bと、前記回路基板32を覆う前記シールドケース
34と、前記回路基板32上のグランドパターン32a
とを同電位にするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理装置に接
続するコネクタ部を有する電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡は、広く用いられてい
る。上記内視鏡は、細長の挿入部を体腔内に挿入するこ
とによって体腔内の患部等を観察したり、必要に応じて
処置具を鉗子チャンネル内に挿通して治療処置を行うこ
とができる。上記内視鏡は、挿入部の先端部に設けた対
物光学系から被写体像を取り込み、導光手段により接眼
部まで伝達し、接眼部で被写体像を観察する光学式内視
鏡がある。上記光学式内視鏡は、この接眼部にCCD等
の撮像素子を内蔵した外付けテレビカメラ(以下、TV
カメラ)を着脱自在に取り付け可能である。上記TVカ
メラは、延出する撮像ケーブル端部にカメラコントロー
ルユニット(以下、CCU)と着脱自在に接続する電子
内視鏡用コネクタを設けている。そして、上記光学式内
視鏡は、TVカメラ及びCCUと組み合わせて電子内視
鏡装置を構成している。
【0003】また、内視鏡は、挿入部の先端側に対物光
学系から取り込んだ被写体像を撮像するCCD等の撮像
素子を内蔵した電子内視鏡がある。この電子内視鏡は、
延出するユニバーサルコード端部に上記CCUと着脱自
在に接続する電気コネクタを設けている。そして、上記
電子内視鏡は、上記光学式内視鏡と同様にCCUと組み
合わせて電子内視鏡装置を構成している。
【0004】このような電子内視鏡装置は、撮像ケーブ
ル又はユニバーサルコードを挿通する撮像信号ケーブル
でCCUからの駆動信号を伝達して撮像素子を駆動する
と共に、この撮像素子で被写体像を光電変換して得た撮
像信号をCCUに伝達する。CCUは、上記撮像信号ケ
ーブルで伝達された撮像信号を信号処理して、標準的な
映像信号に変換し、モニタに表示するようになってい
る。
【0005】上記撮像信号ケーブルでCCUに伝達され
る撮像信号は一般に微弱であり、外部から電磁ノイズが
撮像信号ケーブルに入射すると、撮像信号は電磁ノイズ
の影響を受け易い。即ち、従来の電子内視鏡装置は、良
好な画像を得ることが困難であった。また、上記撮像信
号ケーブルで伝達されるCCUからの駆動信号は、例え
ば水平転送信号等のような周波数の高い信号を伝達する
際に外部に電磁ノイズを放射し易く、内蔵される他の電
子部品等に電磁ノイズの影響を与える虞れがあった。そ
こで、上記電子内視鏡装置は、内蔵される他の電子部品
等に対し、撮像信号ケーブルにシールドを施す必要があ
る。
【0006】このような電子内視鏡装置は、例えば特開
平1−137219号公報に記載されているように、複
数の入出力信号線を束ねてこの外側をシールド用の金属
製管で覆い、更に、この外側を電気絶縁材料で形成され
る外皮シールドで被覆して撮像信号ケーブルを構成して
いる。上記シールド用の金属製網管は、CCD等の撮像
素子外周部をシールドする筒状のシールド部材に電気的
に接続されると共に、上記入出力信号線が接続される接
点ピンをシールドして内蔵するコネクタ本体に電気的に
接続して高いシールド効果を得るように構成されてい
る。
【0007】ところで、電子内視鏡装置は、操作性を向
上させるために内視鏡操作部又はTVカメラ側部にリモ
ートスイッチを設けることで、上記CCUに対して画像
強調、ホワイトバランス調整、VTR録画等の各種遠隔
操作を可能にしたものがある。この場合、上記電子内視
鏡装置は、リモートスイッチからCCU側において撮像
信号ケーブルとリモート信号ケーブルとの2系統とな
る。この場合、上記電子内視鏡装置は、シールド性能を
高めるために上記電気コネクタ内部でそれぞれの信号ケ
ーブルのシールド用金属製網管を導通させ、更に内視鏡
操作部又はTVカメラ内部の導電性部材と同電位化する
必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子内視鏡装置は、上記撮像信号ケーブル及びリモート信
号ケーブルのシールド用金属製網管を導通させるために
信号ケーブル同士を導線で縛ったり、信号ケーブル内の
信号線で2つのシールド間、シールドと内視鏡又はTV
カメラ内部の導電性部材間とを接続して同電位化してい
た。従って、電子内視鏡装置は、上記撮像信号ケーブル
及びリモート信号ケーブルの2系統を有した場合、これ
ら信号ケーブルの2つのシールド間及びこれら2つのシ
ールドと内視鏡操作部又はTVカメラ内部の導電性部材
間とを同電位化するために、組み立てが非常に困難で、
煩雑であった。
【0009】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、撮像信号ケーブル及びリモート信号ケーブ
ルの2系統を有しても、組み立てが簡単で、有害な電磁
ノイズの影響を低減できる電子内視鏡装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の信号線を束ねてその外側にシール
ド部材を設けた第1のケーブル及び1本以上の信号線が
その外側のシールド部材で覆われた第2の信号ケーブル
を信号処理装置に接続するコネクタ部を有する電子内視
鏡装置において、前記コネクタ部に収容される回路基板
と、前記回路基板を覆うシールド手段と、前記第1及び
前記第2の信号ケーブルの前記コネクタ部側における両
シールド部材露出部分を固定するための導電性のケーブ
ル固定部材と、前記導電性のケーブル固定部材を前記回
路基板のグランドパターンに係止すると共に、前記シー
ルド手段に固定する導電性の係止部材と、を具備し、前
記第1及び第2の信号ケーブルのシールド部材と、前記
ケーブル固定部材と、前記シールド手段と、前記回路基
板の前記グランドパターンとを、同電位にすることを特
徴としている。この構成により、撮像信号ケーブル及び
リモート信号ケーブルの2系統を有しても、組み立てが
簡単で、有害な電磁ノイズの影響を低減できる電子内視
鏡装置を実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の形態
の電子内視鏡を示す外観構成図、図2は図1の電子内視
鏡の内部構成を示す概略断面図、図3は図2の撮像ケー
ブルを説明する断面構造図、図4は図2の内視鏡操作部
の断面図、図5は図4の内視鏡操作部のA−A断面図、
図6はCCUコネクタを説明する横断面図、図7は図6
のCCUコネクタの縦断面図、図8は図6のCCUコネ
クタのB−B断面図である。
【0012】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態を備えた電子内視鏡装置に用いられる電子内視鏡1
は、体腔内等に挿入される細長の挿入部2と、この挿入
部2の基端側に把持部を兼ねるよう連接された太径の操
作部3とから構成され、この操作部3後方側から延出さ
れ、可撓性を有するユニバーサルコード4を有してい
る。前記ユニバーサルコード4は、前記挿入部2に対し
て十分長い長さを有しており、端部に図示しない光源装
置と着脱自在で接続されるライトガイドコネクタ5を設
けている。このライトガイドコネクタ5は、このコネク
タ側部から延出するCCUケーブル6端部に信号処理装
置である図示しないCCUと着脱自在で接続されるCC
U接続用コネクタ(以下、CCUコネクタと略記)7を
設けている。尚、前記電子内視鏡1は、図示しない光源
装置及びCCUとで電子内視鏡装置を構成している。
【0013】前記挿入部2は、先端側より後述の対物光
学系及び撮像装置を内蔵する硬性の先端部11と、湾曲
可能な湾曲部12と、軟性を有する軟性管部13とから
構成される。尚、前記軟性管部13の代わりに硬性の硬
性管部であっても良い。前記操作部3は、前記挿入部2
の湾曲部12を遠隔的に湾曲操作するための湾曲操作レ
バー14が設けられている。また、前記操作部8は、こ
の側面にフリーズ、レリーズ、画像強調、ホワイトバラ
ンス調整、明るさ調整等の遠隔操作を行うリモートスイ
ッチ15を設けている。
【0014】図2に示すように前記挿入部2、操作部
3、ユニバーサルコード4内には、照明光を伝達するラ
イトガイドファイバ21が挿通されている。このライト
ガイドファイバ21の後端は、前記ライトガイドコネク
タ5に至り、このライトガイドコネクタ5を前記光源装
置に着脱自在に接続することで、この光源装置から供給
される照明光を伝達し、前記先端部11の照明窓(不図
示)から患部等の被写体を照明する。
【0015】照明された被写体は、前記照明窓に隣接し
て設けた観察窓(不図示)に取り付けた対物光学系22
によりこの結像位置に配置されたCCD23に結像する
ようになっている。前記CCUコネクタ7を前記CCU
に接続することで、結像された被写体像は、前記CCD
23で光電変換されるようになっている。
【0016】このCCD23には撮像信号ケーブル24
が接続され、この撮像信号ケーブル24の他端は、前記
ユニバーサルコード4及び前記CCUケーブル6を挿通
し前記ライトガイドコネクタ5を介して前記CCUコネ
クタ7端部に接続されている。尚、前記CCD23は、
この外周部を筒状の電気シールド部材25でシールドさ
れている。そして、CCD23で光電変換された撮像信
号は、前記CCUコネクタ7によりCCUへ伝達され、
このCCUで信号処理されて標準的な映像信号に変換さ
れ、図示しないモニタに内視鏡画像として表示されるよ
うになっている。
【0017】このモニタに表示される内視鏡画像に上述
したフリーズ、レリーズ、画像強調、ホワイトバランス
調整、明るさ調整等の遠隔操作を前記CCUに対して行
う前記リモートスイッチ15には、リモート信号を伝達
するリモート信号ケーブル26が接続されている。この
リモート信号ケーブル26の他端は、前記ユニバーサル
コード4及び前記CCUケーブル6を挿通し前記ライト
ガイドコネクタ5を介して前記CCUコネクタ7端部に
接続されている。そして、前記リモートスイッチ15か
ら出力されるリモート信号は、前記CCUコネクタ7に
よりCCUへ伝達され、このCCUでモニタに表示され
る内視鏡画像に対して上述した各種処理が行われるよう
になっている。
【0018】前記撮像信号ケーブル24は、図3に示す
ように複数の入出力信号線27を束ねた外周にシールド
部材としての金属製網管28で覆ってシールドし、更
に、この金属製網管28の外周に電気絶縁材料で形成し
た外皮チューブ29で被覆して構成している。尚、前記
シールド部材としては、前記金属製網管28に限らず、
金属箔テープを螺旋状に巻き付けたものでも良い。ま
た、上述したように前記撮像信号ケーブル24が前記C
CD23と接続されているので、前記金属製網管28は
前記CCD23の電気シールド部材25と接続されてい
る。
【0019】一方、前記リモート信号ケーブル26も前
記撮像信号ケーブル24と略同様な構造となっている。
尚、リモート信号ケーブル26は、前記リモートスイッ
チ15の数に応じた入出力信号線27を有しているの
で、前記撮像信号ケーブル24よりも入出力信号線27
の本数が少なくなっている。
【0020】これらリモート信号ケーブル26及び撮像
信号ケーブル24の他端は、ケーブル固定部材としての
ケーブル固定管31により固定され、それぞれの入出力
信号線27が前記CCUコネクタ7内に収納された回路
基板32と接続されるようになっている。
【0021】前記回路基板32は電子回路や電子部品が
設けられ、この回路基板32の後端には前記CCUに接
続されるための接点ユニット33が設けられている。ま
た、前記回路基板32の外側には、この回路基板32を
覆うようにシールド手段として導電性部材、例えば、金
属で形成されるシールドケース34が設けられている。
このシールドケース34の外側には、このシールドケー
ス34を覆うように非導電性部材、例えば樹脂で形成さ
れるシールドカバー35が設けられ、前記接点ユニット
33と共にCCUコネクタ7を構成している。
【0022】本実施の形態では、前記リモート信号ケー
ブル26及び前記撮像信号ケーブル24の金属製網管2
8の露出部分を前記ケーブル固定管31に固定し、この
ケーブル固定管31を前記シールドケース34に固定す
ると共に、前記回路基板32上に形成したグランドパタ
ーンに係止する導電性の係止部材で固定することで、前
記リモート信号ケーブル26及び前記撮像信号ケーブル
24の金属製網管28と、前記シールドケース34と、
前記回路基板32に形成したグランドパターンとを、同
電位にするように構成する。
【0023】次に、図4及び図5を用いて、前記リモー
トスイッチ15が設けられている操作部3付近の構造を
説明する。図4は、操作部3の断面図を示し、図5は図
4のA−A断面図である。図4及び図5に示すように前
記操作部3の外装部材である操作部カバー41は、例え
ば、ポリフェニルサルフォン、ポリサルフォン、ポリフ
ェニレンスルフィド、ABS樹脂(アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン樹脂)等の高温高圧水蒸気に対す
る耐性を有する樹脂部材から形成されている。前記操作
部カバー41は、前記リモートスイッチ15であるスイ
ッチボタン42を設けている。このスイッチボタン42
は、例えばゴム等の弾性部材から形成され、前記操作部
カバー41に形成したスイッチ穴43に嵌合されるよう
になっている。
【0024】このスイッチボタン42の内面部は、棒状
の硬性部材で形成されるキートップ44を設けている。
内部構造体である板状のツナギ45は、前記スイッチボ
タン42の上面と平行な平面部45aを形成している。
このツナギ45の平面部45aは、屈曲可能で肉薄のフ
レキシブル基板46をビスで固定している。本実施の形
態では、肉薄なフレキシブル基板46を前記ツナギ45
と前記操作部カバー41との隙間に設けているため、前
記操作部3内部は省スペース化された構成となり、この
操作部3の外装部材である前記操作部カバー41を大き
くすることなく構成できるようになっている。
【0025】前記フレキシブル基板46の上面は、前記
スイッチボタン42の押下操作によって前記キートップ
44で押下されてオンするスイッチ47を設けている。
前記スイッチ47は、前記キートップ44の下面が当接
される位置に設けられている。尚、前記スイッチボタン
42は、例えば、操作部長手方向に対して縦に並べても
良いし、図5に示すように横に並べても良い。また、前
記スイッチ47の個数は、2個ではなくとも良く、所望
の遠隔操作に応じて2個以上でもよい。
【0026】これらスイッチ47は、図示しないが前記
フレキシブル基板46を介してそれぞれ入出力信号線2
7が接続され、これら入出力信号線27は束ねられてリ
モート信号ケーブル26として前記撮像信号ケーブル2
4と共に前記CCUコネクタ7端部に至り、それぞれの
入出力信号線27が前記CCUコネクタ7内の前記回路
基板32と接続されるようになっている。
【0027】次に、図6〜図8を用いて前記CCUコネ
クタ7について説明する。図6は、CCUコネクタの横
断面図、図7はCCUコネクタの縦断面図、図8は図6
のB−B断面図である。前記回路基板32は、上述した
ようにこの回路基板32後端に接点ユニット33を設け
ており、外側にこの回路基板32を覆うように金属等の
導電性部材で形成されるシールドケース34が設けられ
ている。
【0028】前記回路基板32は、この先端側端部の下
面に、例えば金属等の導電性部材から形成されるクラン
プ台51の平面部51aを当接している(図8参照)。
このクランプ台51の先端面は前記シールドケース34
の内側面にビスで機械的に固定されると共に、電気的に
も接続される。このクランプ台51は、円形の横穴51
bが形成されている。この横穴51bには、上述したリ
モート信号ケーブル26及び撮像信号ケーブル24の他
端を固定するケーブル固定管31が嵌入されるようにな
っている。
【0029】前記ケーブル固定管31は略円筒形状で、
前記リモート信号ケーブル26及び撮像信号ケーブル2
4の2つのケーブルを挿通する貫通穴31aを形成して
いると共に、このケーブル固定管31の外周面は板状の
クランプ52が嵌まり込む大きさの溝部31bを形成し
ている。また、前記ケーブル固定管31は、前記金属製
網管28が露出された撮像信号ケーブル24端部及びリ
モート信号ケーブル26端部が前記貫通穴31aに挿入
され、これら撮像信号ケーブル24端部及びリモート信
号ケーブル26端部は半田によって機械的、電気的に強
固に接続されるようになっている。
【0030】前記ケーブル固定管31は、前記溝部31
bに前記クランプ52を嵌め込むことによって前記クラ
ンプ台51に係止されるようになっている。前記クラン
プ52の両端部は前記回路基板32上に形成されるグラ
ンド(GND)パターン32aの露出部と接する位置に
設けられ、ビスにより前記回路基板32に固定される。
このことにより、前記クランプ台51と、前記ケーブル
固定管31と、前記クランプ52と、前記撮像信号ケー
ブル24の金属製網管28aと、前記リモート信号ケー
ブル26の金属製網管28b及び回路基板32のグラン
ドパターン32aは電気的に同電位化される。
【0031】また、前記ケーブル固定管31は前記溝部
31bに前記クランプ52が嵌め込まれて固定されてい
るので、前記回路基板32に対して撮像信号ケーブル2
4及びリモート信号ケーブル26が前後左右上下方向に
動くことがない。このことにより、本実施の形態では、
撮像信号ケーブル24及びリモート信号ケーブル26の
CCUコネクタ側の固定がより強固となり、引っ張りの
ストレスがケーブルに加わっても信号線27と回路基板
32のランド32bとの接続部の断線が生じない。
【0032】撮像信号ケーブル24及びリモート信号ケ
ーブル26の各入出力信号線27は回路基板32上に形
成されるランド32bに半田付けされる。尚、前記ラン
ド32bは前記接点ユニット33に電気的に接続されて
いる。このことにより、前記撮像信号ケーブル24及び
リモート信号ケーブル26の各入出力信号線27を通っ
て伝達される電気信号は、これらランド32b及び接点
ユニット33を介してCCUに伝達されるようになって
いる。
【0033】このように構成された電子内視鏡1の作用
を説明する。CCUケーブル6内を挿通された撮像信号
ケーブル24及びリモート信号ケーブル26のそれぞれ
の後端部の外皮チューブ29をCCUコネクタ7内で剥
離する。そして、これら撮像信号ケーブル24及びリモ
ート信号ケーブル26各々のシールド部材である金属製
網管28部分を導電性のケーブル固定管31の貫通穴3
1aに挿通して半田等で固定する。このケーブル固定管
31は、シールドケース34に固定する。このことによ
り、撮像信号ケーブル24及びリモート信号ケーブル2
6の両金属製網管28はケーブル固定管31とシールド
ケース34と電気的に接続されて同電位にされ、電磁ノ
イズの放射及び入射を防止する電磁ノイズシールド機構
(電磁ノイズ遮蔽機構)を構成する。
【0034】更に、クランプ52を介してケーブル固定
管31と回路基板32のグランドパターン32aとが同
電位化される。即ち、上記電磁ノイズシールド機構と、
回路基板32のグランドパターン32aとが同電位化さ
れる。このことにより、電磁ノイズシールド機構に吸収
されたノイズが、回路基板32のグランド32b(GN
D)パターン33に吸収され、消失するようになり、更
に高いシールド機能を確保することができる。
【0035】この結果、本実施の形態は、簡単な作業で
組み立てができ、高いシールド機能を確保することがで
きる。従って、本実施の形態の電子内視鏡は、有害な電
磁ノイズの放射及び入射の影響を受け難くするようこと
ができる。また、本実施の形態は、電磁ノイズシールド
機構と回路基板32のグランドパターン32aとが同電
位化されることで、更に高いシールド機能を確保するこ
とができ、従って、有害な電磁ノイズの放射及び入射の
影響を更に受け難く構成できる。
【0036】撮像信号ケーブル24で伝達される撮像信
号は一般に微弱であり、外部から電磁ノイズが撮像信号
ケーブル24に入射すると、撮像信号は電磁ノイズの影
響を受け易い。即ち、従来の電子内視鏡は、良好な画像
を得ることが困難であったが、本実施形態では電磁ノイ
ズシールド機構により電磁ノイズの入射を有効に防止で
き、良好な画像が得られる。
【0037】また、駆動信号を伝達する撮像信号ケーブ
ル24は例えば水平転送信号等のような周波数の高い信
号を伝達する際に外部に電磁ノイズを放射し易くなる
が、本実施形態ではこの電磁ノイズの放射を上記電磁ノ
イズシールド機構により有効に防止することができる。
【0038】これにより、本実施の形態の電子内視鏡
は、簡単な作業で組み立てができ、有害な電磁ノイズの
放射及び入射を確実に低減でき、良好な内視鏡画像を得
ることができる。
【0039】(第2の実施の形態)図9及び図10は本
発明の第2の実施の形態に係わり、図9は本発明の第2
の実施の形態の電子内視鏡装置を示す外観構成図、図1
0は図9の電子内視鏡装置の内部構成を示す概略断面図
である。上記第1の実施の形態では、内視鏡挿入部の先
端部にCCD25を内蔵した電子内視鏡1のCCUコネ
クタ7に本発明を適用して構成しているが、本第2の実
施の形態では光学式内視鏡の接眼部に着脱自在に取り付
けられるTVカメラのCCUコネクタに本発明を適用す
る。それ以外の構成は、上記第1の実施の形態で説明し
たのと同様な構成なので説明を省略し、同じ構成には同
じ符号を付して説明する。
【0040】即ち、図9に示すように本発明の第2の実
施の形態の電子内視鏡装置60は、光学式内視鏡61
と、この光学式内視鏡61の接眼部に着脱自在に取り付
けられる外付けテレビカメラ(以下、TVカメラ)62
とから構成される。
【0041】前記光学式内視鏡61は、細長で硬性の挿
入部63と、この挿入部63の基端側に設けた操作部6
4と、この操作部64の上部に設けた接眼部65とから
構成される硬性内視鏡であり、前記操作部64側部から
延出するライトガイドケーブル66を有している。前記
ライトガイドケーブル66は、前記挿入部63に対して
十分長い長さを有しており、端部に図示しない光源装置
と着脱自在で接続されるライトガイドコネクタ67を設
けている。尚、本実施の形態の光学式内視鏡61は硬性
内視鏡であるが、挿入部63が軟性の光学式内視鏡であ
っても構わない。
【0042】前記TVカメラ62は、後端部から延出す
るカメラケーブル68の端部に信号処理装置である図示
しないCCUと着脱自在で接続されるCCUコネクタ6
9を設けている。また、前記TVカメラ62は、この側
面に上記第1の実施の形態で説明したのと同様なリモー
トスイッチ15を設けている。
【0043】図10に示すように前記挿入部63、操作
部64、ライトガイドケーブル66内には、上記第1の
実施の形態で説明したのと同様なライトガイドファイバ
21が挿通されている。このライトガイドファイバ21
の後端は、前記ライトガイドコネクタ67に至り、この
ライトガイドコネクタ67を前記光源装置に着脱自在に
接続することで、この光源装置から供給される照明光を
伝達し、挿入部先端部の照明窓(不図示)から患部等の
被写体を照明する。
【0044】照明された被写体は、前記照明窓に隣接し
て設けた観察窓(不図示)に取り付けた対物光学系22
によりこの結像位置に被写体像を結像し、この被写体像
は被写体像導光手段としてのイメージガイドファイバ7
1により後方側に伝達され、前記接眼部65の接眼レン
ズ72により拡大観察される。尚、前記光学式内視鏡6
1は、イメージガイドファイバ71の代わりにリレーレ
ンズ系等の被写体像導光手段を用いて構成しても良い。
【0045】前記接眼部65に前記TVカメラ62が取
り付けられると、前記接眼部65からの被写体像はTV
カメラ62に設けた結像レンズ系73により、この結像
位置に配置したCCD74に結像されるようになってい
る。前記CCUコネクタ69を前記CCUに接続するこ
とで、結像された被写体像は、前記CCD74で光電変
換されるようになっている。
【0046】このCCD74には上記第1の実施の形態
で説明したのと同様な撮像信号ケーブル24が接続され
ている。この撮像信号ケーブル24の他端は、前記カメ
ラケーブル68内を挿通し前記CCUコネクタ69端部
に接続されている。尚、前記CCD74は、この外周部
を上記第1の実施の形態で説明したのと同様な筒状の電
気シールド部材25でシールドされている。また、この
電気シールド部材25は、前記撮像信号ケーブル24前
端で前記金属製網管28と接続されている。
【0047】そして、CCD74で光電変換された撮像
信号は、前記CCUコネクタ69によりCCUへ伝達さ
れ、このCCUで信号処理されて標準的な映像信号に変
換され、図示しないモニタに内視鏡画像として表示され
るようになっている。
【0048】前記リモートスイッチ15には、上記第1
の実施の形態で説明したのと同様なリモート信号ケーブ
ル26が接続されている。このリモート信号ケーブル2
6の他端は、前記カメラケーブル68内を挿通し前記C
CUコネクタ69端部に接続されている。そして、前記
リモートスイッチ15から出力されるリモート信号は、
前記CCUコネクタ69によりCCUへ伝達され、この
CCUでモニタに表示される内視鏡画像に対して上述し
た各種処理が行われるようになっている。
【0049】前記撮像信号ケーブル24及び前記リモー
ト信号ケーブル26は、上記第1の実施の形態で説明し
たのと同様な構成となっている。そして、これらリモー
ト信号ケーブル26及び撮像信号ケーブル24の他端
は、前記CCUコネクタ61内でケーブル固定管31に
より固定され、それぞれの入出力信号線27が回路基板
32と接続されるようになっている。このCCUコネク
タ69の構造は、上記第1実施の形態で説明したCCU
コネクタ7と同様な構成である。
【0050】このように構成された本第2の実施の形態
の電子内視鏡装置60は、上記第1の実施の形態の電子
内視鏡1と同様な効果を得ることができる。
【0051】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0052】ところで、上述した電子内視鏡1等の(医
療用)内視鏡は、内視鏡検査後、確実に消毒滅菌するこ
とが必要不可欠である。最近では、内視鏡機器類の滅菌
として、オートクレーブ滅菌(高温高圧蒸気滅菌)が主
流になりつつある。上記オートクレーブ滅菌(高温高圧
蒸気滅菌)は、煩雑な作業を伴わず、滅菌後にすぐに使
用でき、しかもランニングコストが安い。
【0053】このようなオートクレーブ滅菌(高温高圧
蒸気滅菌)は、オートクレーブ滅菌(高温高圧蒸気滅
菌)装置に高温高圧蒸気滅菌可能な内視鏡を投入してオ
ートクレーブ滅菌(高温高圧蒸気滅菌)を行っている。
オートクレーブ滅菌の代表的な条件としては、米国規格
協会承認、医療機器開発協会発行の米国規格ANSI/
AAMI ST37−1992があり、この条件はプレ
バキュームタイプでは滅菌工程132℃、4分、またグ
ラビティタイプでは滅菌工程で132℃、10分となっ
ている。
【0054】しかしながら、このオートクレーブの高圧
高温水蒸気は、内視鏡を構成している部材であるゴム、
プラスチック等の高分子材料、接着剤等を透過する性質
を持っている。特に、従来一般に用いられる接着剤であ
るエポキシ樹脂は高温の水蒸気によって劣化し易く、接
着剤が剥離してしまうことにより、レンズ系内部に水蒸
気が浸入しやすくなる虞れが生じる。また、各材質の熱
膨張率の違いにより部品間に応力がかかるため、接着剤
が剥離することによるレンズ系内部への水蒸気の浸入も
懸念される。従って、従来の水密構造に構成されている
内視鏡をオートクレーブ滅菌装置に投入して滅菌した場
合は、Oリング、接着剤等の一般的な方法により水密に
構成された内視鏡構造の内部にも水蒸気が浸入してくる
ことになる。
【0055】また、オートクレーブ滅菌の際には、滅菌
工程前の真空工程時に、湾曲部における外皮チューブの
破裂を防止するため、内視鏡内外を連通させた状態でオ
ートクレーブ滅菌装置に投入する方法があるが、この場
合、積極的に内視鏡内部にオートクレーブ滅菌の水蒸気
が浸入することになる。上記従来の内視鏡は、前記湾曲
部12を遠隔的に湾曲操作する湾曲機構が前記操作部3
内部に設けて構成されているが、上記オートクレーブ滅
菌(高温高圧蒸気滅菌)時の高温高圧蒸気に曝されて上
記湾曲機構を構成している部材が錆びたり、また、劣化
したりする虞れがあった。
【0056】そこで、上記オートクレーブ滅菌(高温高
圧蒸気滅菌)時の高温高圧蒸気に曝されても錆びたり、
また、劣化したりしないように湾曲機構を構成する。図
11は、操作部3の内部に設けられている湾曲機構を示
す説明図であり、図11(a)は湾曲機構の概略構造を
示す側面図、図11(b)は同図(a)の断面図、図1
2は湾曲ゴムの端部付近の概略断面図である。
【0057】図11(a)、(b)に示すように前記操
作部3の内部には、湾曲部を遠隔的に湾曲操作する湾曲
機構80が設けられている。この湾曲機構80は、少な
くとも2枚の略円盤状の真鍮部材81(81a,81
b)の間に挟まれるようにして同じく略円盤状のポリア
セタール部材82が設けられる。前記真鍮部材81aの
外周側面には、端部が前記湾曲部12に接続されるアン
グル操作ワイヤ83が固着される。また、前記真鍮部材
81aの中心部には軸84の一端が固着され、この軸8
4の他端は前記湾曲操作レバー14に接続される。前記
2枚の略円盤状の真鍮部材81(81a,81b)に
は、例えば、ニッケルクロムメッキが施されている。こ
のことにより、高温高圧蒸気下に曝されても真鍮部材8
1が錆びることが無く、また、ポリアセタール部材82
が劣化することが無い。
【0058】また、図12に示すように前記湾曲部12
は、外装される湾曲ゴム86の両端部が糸巻きされ、こ
の糸巻き外表面は接着剤87によって覆われて構成され
ているが、上記オートクレーブ滅菌(高温高圧蒸気滅
菌)時の高温高圧蒸気に曝されて上記糸巻きしている糸
が熱収縮して上記湾曲ゴム86が切れる虞れがあった。
【0059】そこで、上記オートクレーブ滅菌(高温高
圧蒸気滅菌)時の高温高圧蒸気に曝されても上記湾曲ゴ
ム86が切れないように前記湾曲ゴム86の両端部を高
温高圧水蒸気に対する耐性を有する糸88、例えば、
『ベクトラン』(商品名)等のポリアリレート繊維を巻
き付けることにより前記湾曲部12に固定する。尚、前
記糸88は、単線でも良いし、撚り線でも良い。
【0060】[付記] (付記項1) 複数の信号線を束ねてその外側にシール
ド部材を設けた第1のケーブル及び1本以上の信号線が
その外側のシールド部材で覆われた第2の信号ケーブル
を信号処理装置に接続するコネクタ部を有する電子内視
鏡装置において、前記コネクタ部に収容される回路基板
と、前記回路基板を覆うシールド手段と、前記第1及び
前記第2の信号ケーブルの前記コネクタ部側における両
シールド部材露出部分を固定するための導電性のケーブ
ル固定部材と、前記導電性のケーブル固定部材を前記回
路基板のグランドパターンに係止すると共に、前記シー
ルド手段に固定する導電性の係止部材と、を具備し、前
記第1及び第2の信号ケーブルのシールド部材と、前記
ケーブル固定部材と、前記シールド手段と、前記回路基
板の前記グランドパターンとを、同電位にすることを特
徴とする電子内視鏡装置。
【0061】(付記項2) 複数の信号線を束ねてその
外側にシールド部材を設けた第1のケーブル及び1本以
上の信号線がその外側のシールド部材で覆われた第2の
信号ケーブルを信号処理装置に接続するコネクタ部を有
する電子内視鏡において、前記コネクタ部に収容される
回路基板と、前記回路基板を覆うシールド手段と、前記
第1及び前記第2の信号ケーブルの前記コネクタ部側に
おける両シールド部材露出部分を固定するための導電性
のケーブル固定部材と、前記導電性のケーブル固定部材
を前記回路基板のグランドパターンに係止すると共に、
前記シールド手段に固定する導電性の係止部材と、を具
備し、前記第1及び第2の信号ケーブルのシールド部材
と、前記ケーブル固定部材と、前記シールド手段と、前
記回路基板の前記グランドパターンとを、同電位にする
ことを特徴とする電子内視鏡。
【0062】(付記項3) 複数の信号線を束ねてその
外側にシールド部材を設けた第1のケーブル及び1本以
上の信号線がその外側のシールド部材で覆われた第2の
信号ケーブルを信号処理装置に接続するコネクタ部を有
するテレビカメラにおいて、前記コネクタ部に収容され
る回路基板と、前記回路基板を覆うシールド手段と、前
記第1及び前記第2の信号ケーブルの前記コネクタ部側
における両シールド部材露出部分を固定するための導電
性のケーブル固定部材と、前記導電性のケーブル固定部
材を前記回路基板のグランドパターンに係止すると共
に、前記シールド手段に固定する導電性の係止部材と、
を具備し、前記第1及び第2の信号ケーブルのシールド
部材と、前記ケーブル固定部材と、前記シールド手段
と、前記回路基板の前記グランドパターンとを、同電位
にすることを特徴とするテレビカメラ。
【0063】(付記項4) 前記シールド部材は金属性
の鋼管であることを特徴とする付記項1に記載の電子内
視鏡装置。
【0064】(付記項5) 前記第1のケーブルは、撮
像素子に接続されることを特徴とする付記項1に記載の
電子内視鏡装置。
【0065】(付記項6) 前記第2の信号ケーブル
は、前記信号処理装置の動作を遠隔制御するリモート信
号を伝達することを特徴とする付記項1に記載の電子内
視鏡装置。
【0066】(付記項7) 前記シールド部材は金属性
の鋼管であることを特徴とする付記項2に記載の電子内
視鏡。
【0067】(付記項8) 前記第1のケーブルは、撮
像素子に接続されることを特徴とする付記項2に記載の
電子内視鏡。
【0068】(付記項9) 前記第2の信号ケーブル
は、前記信号処理装置の動作を遠隔制御するリモート信
号を伝達することを特徴とする付記項2に記載の電子内
視鏡。
【0069】(付記項10) 前記シールド部材は金属
性の鋼管であることを特徴とする付記項3に記載のテレ
ビカメラ。
【0070】(付記項11) 前記第1のケーブルは、
撮像素子に接続されることを特徴とする付記項3に記載
のテレビカメラ。
【0071】(付記項12) 前記第2の信号ケーブル
は、前記信号処理装置の動作を遠隔制御するリモート信
号を伝達することを特徴とする付記項3に記載のテレビ
カメラ。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像信号ケーブル及びリモート信号ケーブルの2系統を有
しても、組み立てが簡単で、有害な電磁ノイズの影響を
低減できる電子内視鏡装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子内視鏡を示す
外観構成図
【図2】図1の電子内視鏡の内部構成を示す概略断面図
【図3】図2の撮像ケーブルを説明する断面構造図
【図4】図2の内視鏡操作部の断面図
【図5】図4の内視鏡操作部のA−A断面図
【図6】CCUコネクタを説明する横断面図
【図7】図6のCCUコネクタの縦断面図
【図8】図6のCCUコネクタのB−B断面図
【図9】本発明の第2の実施の形態の電子内視鏡装置を
示す外観構成図
【図10】図9の電子内視鏡装置の内部構成を示す概略
断面図
【図11】操作部の内部に設けられている湾曲機構を示
す説明図
【図12】湾曲ゴムの端部付近の概略断面図
【符号の説明】
1 …電子内視鏡 2 …挿入部 4 …ユニバーサルコード 7 …CCUコネクタ 15 …リモートスイッチ 23 …CCD(撮像素子) 24 …撮像信号ケーブル 25 …電気シールド部材 26 …リモート信号ケーブル 27 …入出力信号線 28 (28a,28b)…金属製網管 31 …ケーブル固定管 32 …回路基板 32a …グランドパターン 32b …ランド 33 …接点ユニット 34 …シールドケース(シールド手段) 35 …シールドカバー 51 …クランプ台 52 …クランプ 代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線を束ねてその外側にシール
    ド部材を設けた第1のケーブル及び1本以上の信号線が
    その外側のシールド部材で覆われた第2の信号ケーブル
    を信号処理装置に接続するコネクタ部を有する電子内視
    鏡装置において、 前記コネクタ部に収容される回路基板と、 前記回路基板を覆うシールド手段と、 前記第1及び前記第2の信号ケーブルの前記コネクタ部
    側における両シールド部材露出部分を固定するための導
    電性のケーブル固定部材と、 前記導電性のケーブル固定部材を前記回路基板のグラン
    ドパターンに係止すると共に、前記シールド手段に固定
    する導電性の係止部材と、 を具備し、前記第1及び第2の信号ケーブルのシールド
    部材と、前記ケーブル固定部材と、前記シールド手段
    と、前記回路基板の前記グランドパターンとを、同電位
    にすることを特徴とする電子内視鏡装置。
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JP2008040104A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Olympus Corp 内視鏡装置
CN111491548A (zh) * 2017-12-22 2020-08-04 奥林巴斯株式会社 内窥镜用检查装置和内窥镜用检查系统
WO2023078377A1 (zh) * 2021-11-08 2023-05-11 新光维医疗科技(苏州)股份有限公司 屏蔽装置及其制作方法及电子内窥镜系统

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