JPH04150826A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH04150826A
JPH04150826A JP2276759A JP27675990A JPH04150826A JP H04150826 A JPH04150826 A JP H04150826A JP 2276759 A JP2276759 A JP 2276759A JP 27675990 A JP27675990 A JP 27675990A JP H04150826 A JPH04150826 A JP H04150826A
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Takayasu Miyagi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡の湾曲部を湾曲駆動する電磁的駆動手
段を有する内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 近年、細長で先端に湾曲可能な湾曲部有した挿入部を体
腔内に挿入することによりこの体腔内を観察すると共に
、必要に応じて処置具を使用して治療処理を行ったり、
或いは上記挿入部を管孔内に挿入して該管孔内の観察を
行うことが可能な内視鏡装置が広く用いられているが、
挿入性向上及び操作性向上を目的として、内視鏡挿入部
の湾曲部を湾曲させる手段として電磁的手段、例えば、
モータを用いた内視鏡装置が提案されている。さらに、
先端に電荷結合素子(COD)等の固体撮像素子を内蔵
し、それを撮像手段に用いた内視鏡装置も急速に普及し
ている。また、最近では内視鏡装置は、その目的を観察
及び診断はもちろん、内視鏡内の鉗子チャネルに挿入さ
れる各種処置具を用いての処置にも重点が置かれてきて
いる。各種処置具には、生検鉗子をはじめとし・て、高
周波電流を流してポリープを切除したり、乳頭を切開し
たりする高周波処置具等がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、先端に固体撮像素子を撮像手段とし、内視鏡
挿入部の湾曲部をモータにより湾曲させることのできる
内視鏡措置は、固体撮像素子から電気信号を映像化処理
等する処理装置、例えば、ビデオプロセッサーまで伝達
する映像信号系と、前記映像信号系と隣接してモータ及
び前記湾曲部を駆動及び制御する制御部からなるモータ
駆動系より構成されるが、このような内視鏡装置では、
モータ駆動系にモータ駆動系外部、例えば、隣接した映
像信号系からノイズが入ることにより、モータ駆動系が
誤動作し、内視鏡の先端を所望の方向に向ける湾曲部が
制御不能となることがある。
また、モータ及び前記湾曲部を駆動及び制御する制御部
からなるモータ駆動系を有し挿入部内に鉗子チャネルを
設けた内視鏡装置に於いて、鉗子チャネル内に高周波処
置具を挿通し高周波処置具に高周波電流を流した際、モ
ータ駆動系に高周波電流からのノイズが入ることにより
、上記と同様にモータ駆動系が誤動作し、内視鏡の先端
を所望の方向に向ける湾曲部が制御不能となることがあ
る。
このように湾曲部が制御不能となった結果、術者の診断
や生検に重大な支障をきたすばかりでなく、体腔壁を傷
つける虞がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、モータ駆
動系にモータ駆動系外部からノイズが入ることによるモ
ータ駆動系の誤動作を防止することのできる内視鏡装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段及び作用コ上記目的を達成
するなめ本発明による内視鏡装置は、モータにより駆動
可能な湾曲部を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制
御する制御手段と、前記駆動手段から前記制御手段へ制
御信号を伝送する信号伝達手段を有し、外部装置からの
ノイズによる湾曲部の誤動作を防止する手段を少なくと
も前記信号伝達手段に設けていて、外部装置からのノイ
ズの影響を防止ないしは軽減できる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係わり、第1
図は第1実施例の概略の構成を示す構成図、第2図は内
視鏡操作部の側面を示す側面図である。
第1図に示すように、第1実施例の内視鏡装置1は、体
内に挿入し易いように細長にし先端に湾曲可能な湾曲部
2を有した挿入部3とこの挿入部3の手元に前記湾曲部
2を湾曲させることのできる操作部4が形成された内視
鏡5と、前記内視鏡5で撮像された信号で体腔内の像を
表示する表示モニタ6と、前記湾曲部2を制御する駆動
制御装置7と、前記内視鏡5に体腔内部に照射される照
明光を供給する光出射部8を設けた光源装置9とからな
る。
前記内視鏡5は、前記挿入部3内に照明光を伝送する複
数の光ファイバーからなるライトガイド10と、この挿
入部3の先端に設けられた固体撮像素子11の光電変換
信号を伝送する撮像信号ケーブル12が挿通されている
。前記操作部4内には前記湾曲部2を一定方向に湾曲さ
せる第1モータ13とこの方向と直角の方向に湾曲させ
る第2モータ14とからなるモータ部15が設けられて
いて、この操作部4には前記ライトガイド10等が挿通
したユニバーサルコード16が外部に延設されている。
このユニバーサルコード16の端部には、光源用コネク
タ17が取り付けてあり、この光源用コネクタ17を前
記光源装置9の前記光出射部8に装着することによって
、前記光源用コネクタ17の端面に可視光の領域を含む
光が照射される。照射された光は、前記ユニバーサルコ
ード16内等の前記ライトガイド1oで伝送され、前記
挿入部3の先端面に臨む照明用窓18から端面前方に照
射され、前方を照明できるようにしている。
また、光源用コネクタ17は、撮像コネクタ受け19と
駆動コネクタ受け20が設けられている。
撮像コネクタ受け19には、前記撮像信号ケーブル12
が挿通した撮像コード21の端部に形成された撮像コネ
クタ22が接続されていて、駆動コネクタ受け20には
、駆動コード23の端部に形成された駆動コネクタ24
が接続されている。前記駆動コード23は、前記モータ
部15に駆動制御する信号を伝送する駆動信号ケーブル
25が挿通しである。
前記固体撮像素子11は、前記照明用窓18に隣接した
観察用窓26に配設した対物レンズ系27の後方に設け
られ、前記照明用窓18より照明された図示しない観察
部位の光学像が前記固体撮像素子11の端面に結像する
ようにしている。前記撮像信号ケーブル12の先端は前
記固体撮像素子11に接続されている。前記撮像コード
21の後端部に設けられた撮像コネクタ28を映像信号
処理装置29の撮像コネクタ受け30に接続することに
より、前記固体撮像素子11の光電変換出力は、前記撮
像コード21等内の前記撮像信号ケーブル12で伝送さ
れ、映像信号処理装置29に入力される。さらに、この
映像信号処理装置29によって映像信号にされ、前記表
示モニタ6で表示できるようにしている。
前記駆動信号ケーブル25の先端は、前記操作部4内の
前記モータ部15と、第2図に於ける前記操作部4の側
面にある前記第1モータ13及び前記第2モータ14を
駆動操作するための、例えば、スライドボリューム31
.32に接続されている。これらのスライドボリューム
31.32を操作することにより、前記モータ部15を
制御するモータ制御回路35を経て、前記第1モータ1
3及び前記第2モータ14を正転、逆転の制御を行い、
前記湾曲部2をアップダウン(UD)とかライトレフト
(RL)方向に湾曲できるようにしである。前記モータ
部15の駆動部分は、図示しない減速ギアを介して図示
しないアングルワイヤにより前記湾曲部2に接続されい
て、この湾曲部2を湾曲できるようにしている。前記駆
動コード23の後端部に設けられた駆動コネクタ33を
前記駆動制御装置7の駆動コネクタ受け34に接続する
ことにより、前記モータ制御回路35の制御信号は、前
記駆動コード23等内の前記駆動信号ケーブル25で伝
送され、前記モータ部15を駆動制御できるようにして
いる。前記駆動制御装置7は、前記モータ制御回路35
と前記モータ部15に電源を供給するモータ主電源36
より構成されている。このモータ主電源36にはトラン
スTを介して、交流電源から電源が供給されるようにな
っている。
前記モータ部15は、導電性のある材質、例えば、黄銅
の板により構成される箱状のシールドボックス37内に
収納されていて、また前記駆動信号ケーブル25は、導
電性のある材質、例えば、黄銅の網状の管であるブレー
ド38に覆われている。前記シールドボックス37と前
記ブレード38は電気的に接続されていて、このブレー
ド38は、前記駆動制御装置7を介して電位をアースに
おとしている。
尚、前記第1モータ13及び第2モータ14は、例えば
、超音波モータ、または、ステッピングモータ、あるい
は、DCモータのように電磁的作用を利用した手段を有
したものならば良い。
このように構成された第1実施例の動作を第1図及び第
2図を用いて以下に説明する。
体腔内に挿入された内視鏡5挿入部3に於いて、可視光
を含む照明光が光源装置9の光出射部8より供給され、
光源用コネクタ17を介して、挿入部3内を挿通したラ
イトガイド10に伝送され体腔内部に照射される0体腔
内部の光学像は゛、固体撮像素子11の端面に結像され
、固体撮像素子11の光電変換出力が、撮像信号ケーブ
ル12を介して、映像信号処理装置29に入力され、こ
の映像信号処理装置29によって映像信号にされ表示モ
ニタ6で表示される。
挿入部3先端にある湾曲部2は、操作部4の側面にある
第2図に於けるスライドボリューム31.32を操作す
ることにより、駆動制御装置7を介して、モータ部15
が駆動制御され必要に応じて湾曲させる。
固体撮像素子11の光電変換出力が撮像信号ケーブル1
2を伝送される際に、撮像信号ケーブル12の回りには
電磁ノイズが発生するが、モータ部15及び駆動信号ケ
ーブル25はシールドボックス37及びブレード38に
より電磁気的にシールドされているので、この電磁ノイ
ズに影響されることがないばかりでなく、内視鏡装置1
以外の装置等より発生した電磁ノイズにも影響されるこ
となく、誤動作なくモータ部15は駆動制御される。
従って、術者は、体腔内部を観察しながら、必要に応じ
て、電磁ノイズによる誤動作なく湾曲部2を湾曲操作す
るができ、挿入部3を容易に所望の図示しない観測部位
近くまで挿入しこの観測部位を観察することができる。
次に、第2実施例について説明する0本実施例は、高周
波処理装置を使用した場合にも確実に本発明の目的が達
成されるようにした第1実施例の改良である。
第3図ないし及び第5図は本発明の第2実施例に係わり
、第3図は第2実施例の概略の構成を示す構成図、第4
図及び第5図は第2実施例に於ける撮像信号ケーブルの
断面を示す断面図である。
第4図に示すように、本実施例の内視鏡5は、挿入部3
内に図示しない各種処置具が挿通できる鉗子チャネル3
9と、操作部4に処置具を挿入できる挿入口40を設け
ている。高周波処置袋M41は、高周波処置具42と高
周波電源43と高周波電流制御口i!lI44より構成
され、前記鉗子チャネル39内には、前記高周波処置具
42が挿通されている。前記挿入部3に挿通された撮像
信号ケーブル12は、第4図に示すように、複数の芯線
50−1ないし50−nより構成され、複数の芯線50
−1ないし50−nが互いに電気的に絶縁を保つように
複数の芯線50−1ないし50−nの間に綿糸51−1
ないし51−mが設けられ、その回りを電気的に絶縁を
保つ絶縁部材、例えば、EPTFE (エクスパンプツ
トポリテトラフロロエチレン)部材52で覆っている。
このEPTFE部材52は、導通性のある材質、例えば
、黄銅の網状の菅で映像信号処理装置29を介して電位
をアースにおとしたシールド部材53で覆われいる。さ
らに、このシールド部材53は、外側を電気的に絶縁を
保つ絶縁部材、例えば、FEP (フロリネイティッド
エチレンプロピレン)部材54で覆われている。前記複
数の芯線50−1ないし50−nのうち1本はノイズ読
取り専用の芯線(以下、ダミーコードと呼ぶ)45であ
る。また、前記映像信号処理装!29は、ダミーコード
45が接続されこのダミーコード45にのったノイズを
検知しそのノイズ成分を他の芯線の信号から取り除くこ
とができるノイズ読取り回路46と、表示モニタ6に映
像信号を出力する信号処理回路47より構成されている
尚、前記撮像信号ケーブル12は、第5図に示すように
4本の芯線50aないし50dと1本の綿糸51aより
形成されたものでも良い。
前記高周波処置装置41を使用する際に、前記ノイズ読
取り回路46は、前記鉗子チャネル39内に挿通した前
記高周波処置具42より発生する高周波ノイズを検知す
るとそのノイズ成分を他の芯線の信号から取り除くと同
時に、ダミーコード45にのったノイズの検知によりモ
ータ電源制御信号を出力する。出力されたモータ電源制
御信号は、信号ケーブル48を通じて駆動制御装置7に
入力される。この駆動制御装置7はその入力されたモー
タ電源制御信号によりモータ主電源36をOFFするこ
とにより湾曲部2の誤動作防止手段を形成するようにな
っている。
このように構成された本実施例は、映像信号にレベルよ
りもはるかに高レベルの高周波を出力する高周波処理袋
W、41を用いた場合にも、モータ主電源36をOFF
することにより、モータ部15の誤動作を確実に防止で
きる。
その他の構成、作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
次に、第3実施例について説明する。本実施例は、第2
実施例と同様に、高周波処理装置を使用した場合にも確
実に本発明の目的が達成されるようにした第1実施例の
改良である。
第6図は第3実施例の概略の構成を示す構成図である。
本実施例の内視鏡5は、挿入部4内に図示しない各種処
置具が挿通できる鉗子チャネル39と、操作部4にこの
処置具を挿入できる挿入口40を設けいる。高周波電源
41は、制御ケーブル55を介して高周波処置具42に
流れる高周波電流を制御する外部に設けられたフットス
イッチ49に接続されている。このフットスイッチ49
は前記高周波処置具42に高周波電流が通電されている
間、モータ電源制御信号を出力する。このモータ電源制
御信号は、信号ケーブル48を通じて駆動制御装置7に
入力され、この駆動制御装置7はその入力されたモータ
電源制御信号によりモータ主電源36をOFFすること
により湾曲部2の誤動作防止手段を形成するようになっ
ている。
このように構成された本実施例は、第2実施例と同様に
、高周波処理装置41を用いた場合にも、モータ主電源
36をOFFすることのより、モータ部15の誤動作を
確実に防止できる。
その他の構成、作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
尚、第3実施例に於いて、駆動制御装置7の動作を停止
させた状態で、高周波処理装置41を動作させた状態に
於けて、モータ制御回路35と接続される駆動信号ケー
ブル25の信号レベル(ノイズレベル)を検知し、その
レベルが許容レベル以上の場合のみ湾曲駆動を停止する
ようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、本発明による内視
鏡装置は、モータにより駆動可能な湾曲部を電磁的に駆
動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と
、前記駆動手段から前記制御手段へ制御信号を伝送する
信号伝達手段を有し、外部装置からのノイズによる湾曲
部の誤動作を防止する手段を少なくとも前記信号伝達手
段に設けているので、外部装置からのノイズの影響を受
けず誤動作なく湾曲部を駆動することができ、内視鏡先
端部を所望の向きに向けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係わり、第1
図は第1実施例の概略の構成を示す構成図、第2図は内
視鏡操作部の側面を示す側面図、第3図ないし及び第5
図は本発明の第2実施例に係わり、第3図は第2実施例
の概略の構成を示す構成図、第4図及び第5図は第2実
施例に於ける撮像信号ケーブルの断面を示す断面図、第
6図は第3実施例の概略 本発明の第3実施例に係わり、 の構成を示す構成図である。 1・・・湾曲部      4・・・操作部7・・・駆
動制御装置  11・・・固体撮像素子12・・・撮像
信号ケーブル 15・・・モータ部 29・・・映像信号処理装置 36・・・モータ主電源 25・・・駆動信号ケーブル 37・・・シールドボックス 第4図 第5図 1a 手続補正書 平成3年 6月19日 2、発明の名称 内視鏡装置 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モータにより駆動可能な湾曲部を電磁的に駆動する駆動
    手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記駆動
    手段から前記制御手段へ制御信号を伝送する信号伝達手
    段を有する内視鏡装置に於いて、外部装置からのノイズ
    による湾曲部の誤動作を防止する手段を設けたことを特
    徴とする内視鏡装置。
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