JP2002272500A - 有用ウシの評価方法 - Google Patents

有用ウシの評価方法

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JP2002272500A
JP2002272500A JP2001084254A JP2001084254A JP2002272500A JP 2002272500 A JP2002272500 A JP 2002272500A JP 2001084254 A JP2001084254 A JP 2001084254A JP 2001084254 A JP2001084254 A JP 2001084254A JP 2002272500 A JP2002272500 A JP 2002272500A
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amino acid
codon
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homo
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Tadayoshi Mihashi
忠由 三橋
Kouichi Chikuni
幸一 千國
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National Agricultural Research Organization
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウシの成長能力及び筋肉中脂肪蓄積能力を判
定する方法の提供。 【解決手段】 ウシ成長ホルモンのアミノ酸配列のうち
第127番目及び/又は第172番目のアミノ酸をコードする
コドン型を解析し、得られる解析結果からウシの成長能
力及び/又は筋肉中脂肪蓄積能力を評価する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成長ホルモンの遺
伝子多型並びにウシの成長能力及び筋肉中脂肪蓄積能力
を利用したウシの評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、肉用種雄の選抜育種は多大な費用
と期間を用いて行われてきた。すなわち、血統情報と能
力推定値を用いて雄ウシと雌ウシを選抜し、これを交配
して候補種雄ウシを生産し、候補種雄ウシの精子を用い
て7頭から16頭の雌ウシに種付けをし、この子ウシを21
か月齢から24か月齢まで肥育し、屠殺し、候補種雄ウシ
の遺伝的能力評価を行ってきた(間接検定)。 しかしな
がら、このように費用と期間をかけた割には、候補種雄
ウシが利用に価するだけの遺伝的能力を保持していなか
った例が多く認められる。
【0003】また、ウシを肥育して出荷する肥育農家で
は、血統情報をもとに良質なウシ肉を生産すると期待さ
れる肥育素ウシを購入したにもかかわらず、期待した良
質の肉が生産されず、得るべき差益が得られない例が多
く認められる。以上のようなことから、種雄ウシの予備
選抜や肥育素ウシ選定の現場において利用可能な、血統
情報以外の有用な情報が求められている。一方、肉用ウ
シの成長及び肉質と血液中の成長ホルモン量との間には
有意な関係を有することが示されている。また、血液中
の成長ホルモン量は、脂肪組織からの蓄積脂肪の放出促
進効果を持つと考えられる。
【0004】ウシ成長ホルモン遺伝子は5つのアミノ酸
翻訳部分(エキソン)から構成されており、第5エキソン
には3カ所の塩基置換が見出されている。このうち、2
ヶ所の塩基置換はアミノ酸の変化を伴う非同義置換であ
ることが明らかになっている。非同義置換とは、もとの
アミノ酸とは別のアミノ酸をコードする塩基に置換され
ることを意味する。これら2ヶ所の塩基置換のうち、遺
伝子の3'側近傍の置換には、現在のところ黒毛和種と褐
毛和種にしか存在していない遺伝子型が存在することが
報告されている(千国幸一ら,日畜会報,65,340-346,
1994)。また、前記ウシの成長ホルモンの塩基変異に起
因する遺伝子型を判定する方法も知られている(特開平
10-136985号公報)。しかしながら、ウシ成長ホルモン
の遺伝子型とウシ食肉形質との関係を判定するウシ育種
選抜に有効な判定方法は未だ報告されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ウシの育種
選抜に有用なウシの評価方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を行った結果、ウシ成長ホルモ
ン遺伝子のエキソン5に存在する第127番目及び/又は
第172番目のアミノ酸における対立遺伝子のコドン型
と、ウシの成長能力及び筋肉中脂肪蓄積能力との間に統
計的有意性が認められ、本遺伝情報に基づいて優良な肉
用ウシを選抜、選定し得ることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、ウシ成長ホルモンの
アミノ酸配列のうち第127番目及び/又は第172番目のア
ミノ酸をコードするコドン型を解析し、得られる解析結
果からウシの成長能力及び/又は筋肉中脂肪蓄積能力を
評価することを特徴とするウシの評価方法である。第12
7番目のアミノ酸をコードするコドン型としてはGTGホモ
型、GTG/CTGヘテロ型及びCTGホモ型が挙げられ、第172
番目のアミノ酸をコードするコドン型としてはACGホモ
型、ACG/ATGヘテロ型及びATGホモ型が挙げられる。ま
た、本発明において、ウシの成長能力は日増体重により
測定され、筋肉中脂肪蓄積能力は脂肪交雑評価又は粗脂
肪含量により測定されることを特徴とする。さらに、上
記コドンの解析は、上記第127番目及び/又は第172番目
のアミノ酸をコードするDNAを含む遺伝子を増幅させ、
得られる増幅産物についての多型分析により達成するこ
とができる。以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、牛の生産上有用な育種
選抜のため、牛成長ホルモン遺伝子の第5エキソンの多
型をそのDNAマーカーとして提供することを特徴とする
ものである。本発明における評価の対象となるウシとし
ては、肉用ウシとして飼育されているものであれば特に
品種は限定されるものではなく、ホルスタイン種、ヘレ
フォード種、アンガス種、褐毛和種、黒毛和種、シンメ
ンタール種、ジャージー種、エアーシャー種、ブラウン
スイス種、ガーンジー種などを例示することができる。
本発明においては、黒毛和種と褐毛和種における評価
(例えば黒毛和種及び褐毛和種の判定)に特に有用であ
る。
【0009】本発明には、多型検出用の遺伝子としてウ
シ成長ホルモン遺伝子(配列番号5)を用いる。遺伝子
の採取源としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、筋肉、各種臓器、精液等から採取することができ
る。遺伝子を調製する方法としては、当業者に利用可能
なものであればいずれの方法(例えばフェノール・クロ
ロフォルム法)をも利用できる。
【0010】ウシ成長ホルモンは191個のアミノ酸から
構成されており(配列番号6)、2ヶ所の非同義塩基置
換は、コドン(アミノ酸変換単位)で示した場合、第127
番目と第172番目に存在する。このうち、第172番目のア
ミノ酸置換(メチオニン)に相当する塩基置換(ATG)
は、現在のところ黒毛和種と褐毛和種のみに認められて
いる。また、第172番目のアミノ酸のメチオニン型は、
第127番目のアミノ酸置換(ロイシン又はバリン)(塩基型
は各々CTG、GTG)のうちのバリン型にしか認められてい
ない。従って、前記2カ所の塩基置換によってウシ成長
ホルモンペプチドには3つの遺伝子型が存在しているこ
とになり、A型(Leu127−Thr172)、B型(Val 127−Thr
172)、C型(Val127−Met172)のいずれかの型となる。こ
れらの各遺伝子型と塩基置換との関係を表1に示した。
【0011】
【表1】
【0012】本発明では、表1に示すウシ成長ホルモン
遺伝子のエキソン5に存在する第127番目、第172番目又
はこれらの両者のアミノ酸におけるコドン型の相違(遺
伝子多型)とウシの成長能力及び筋肉中脂肪蓄積能力と
の関係に基づき、優良遺伝子型のウシを評価し得る。評
価の基準として、第127番目アミノ酸のコドン型として
は、GTGホモ型、GTG/CTGヘテロ型、CTGホモ型の3種類
又はその一部、第172番目アミノ酸のコドン型として
は、ACGホモ型、ACG/ATGヘテロ型、及びATGホモ型の3
種類又はその一部を用いる。
【0013】遺伝子多型の解析は、ウシ成長ホルモンの
アミノ酸配列のうち第127番目、第172番目又はこれらの
両者のアミノ酸配列をコードするDNA領域(ウシ成長ホ
ルモン遺伝子のエキソン5に存在する)を、プライマー
を用いたPCR法により増幅させ、得られた反応産物を電
気泳動法によって行うことができ、その結果、第127番
目及び/又は第172番目の遺伝子型を判定することがで
きる。
【0014】本発明のPCR法に用いるプライマーは、ウ
シ成長ホルモン遺伝子のエキソン5に存在する第127番
目及び第172番目のアミノ酸コドンを含むDNA領域の全遺
伝子型から増幅できる1組のプライマー、エキソン5に
おける第127番目アミノ酸のコドン多型を検出し得るプ
ライマー、エキソン5における第172番目アミノ酸のコ
ドン多型を検出し得るプライマーであれば任意に設計す
ることが可能である。これらプライマーは、通常の化学
合成により得ることができ、そのサイズは、20〜30mer
程度が好ましく、特に、25〜30merのものが好ましい。
【0015】PCR法の反応工程は、熱変性:93〜98℃で1
0〜60秒、アニーリング:50〜65℃で10〜60秒、伸長反
応:65〜76℃で10〜240秒で行う。好ましくは、熱変
性:94℃で30秒、アニーリング:60℃で45秒、伸長反
応:72℃で45秒を1サイクルとし、これを30〜40回、好
ましくは35〜40回行う。
【0016】次に、このPCR法によって得られた産物を
電気泳動分析する。ここで、電気泳動分析は常法によっ
て行えばよい。例えば4%アガロースを含むTAE緩衝液
ゲル中で100Vの電圧をかけて電気泳動し、分離したDNA
バンドパターンを分析する。これにより、遺伝子型を判
定することができる。
【0017】本発明において、上記遺伝子型を塩基置換
が存在する部分ごとに、コドン127番目の遺伝子型、172
番目の遺伝子型に分けて、それぞれの遺伝子型を有する
ときにそれぞれどのような成長能力又は脂肪蓄積能力が
得られるかを検討すると、ウシ成長ホルモンの遺伝子型
の相違に起因するウシの成長能力及び筋肉中脂肪蓄積能
力を評価することが可能となる。この場合、ウシの成長
能力(増体能力ともいう)の指標として日増体重(DG:
1日あたりの体重増加量(kg/日))を、筋肉中脂肪蓄積
能力の指標として脂肪交雑評価(BMS: beef marbling s
core)又は粗脂肪含量を用いることができ、これらの値
は優良ウシを評価するための基礎となる。例えば、コド
ン127番目型の場合は、GTGホモ型と、GTG/CTGヘテロ型
及び/又はCTGホモ型との間でBMS等及びDGを比較する。
また、コドン172番目型の場合は、ACGホモ型と、ACG/AT
Gヘテロ型及び/又はATGホモ型との間でBMS等及びDGを比
較する。比較したいずれかの群間において平均値の統計
学的有意差があれば、当該有意差のあるコドン型を有す
るウシは優良であると評価することができる。その結
果、上記評価に基づいて肉質に優れた有用な肉用ウシが
選抜される。
【0018】ここで、「筋肉中脂肪蓄積能力」とは、
「肉が霜降り(marbling)になる遺伝的能力」を意味す
る。「霜降り」とは、脂肪の白色が筋肉、特に背最長筋
肉の赤肉内に霜を降ったように蓄積されることを意味
し、主として「脂肪交雑」により判定される。本発明に
おいては、通常、日本食肉格付協会の基準が利用され
る。
【0019】また、「粗脂肪含量」とは、A.O.A.C.に記
載されている次の公定法(Officialmethod of analysis
(14th edition), P159-169, Association of Officia
l Method of Analytical Chemists, Inc., Arlington,
Virginia 2209 USA, 1984)によって求められる脂肪重
量を意味する。粗脂肪含量は以下のようにして求めるこ
とができる。すなわち、食肉を3mm目のひき肉器を用い
てひき肉とし、混和した後に数グラムを秤量し、48時間
程度凍結乾燥して水分を除去する。その後、脂肪抽出器
(通常はソックスレー抽出器)を用いて、ジエチルエー
テルにより秤量の済んでいるフラスコ内に抽出する。抽
出後、ジエチルエーテルを揮発させ、脂肪のみが残るフ
ラスコを秤量し、フラスコ重量を差し引くことにより脂
肪重量を求める。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。ただし、本発明はこれら実施例にその技術的
範囲が限定されるものではない。
【0021】[実施例1]成長ホルモン第5エキソンに
存在する遺伝子型の解析 遺伝子型が生産形質と有意な関係にあるか否かを明らか
にするには、栄養及び飼養等環境条件を一定とした解析
を行うことが必要である。そこで、解析対象ウシには、
同一飼養条件、同一屠殺月齢からなる集団、黒毛和種間
接検定ウシ約180頭(家畜改良事業団)を用い、以下のP
CR法によって遺伝子型を解析した。
【0022】(1)プライマー ウシ成長ホルモン遺伝子のエキソン4および5に対する
プライマーを合成し、全遺伝子型を増幅できる1組のプ
ライマーをGH4F及びGH5Rとした。
【0023】GH4F: 5'-tctatgagaagctgaaggacctggaggaa
-3'(配列番号1) GH5R: 5'-ccagaatagaatgacacctactcagacaat-3'(配列番
号2)
【0024】このプライマーを用いたPCR法によって、6
56bpの増幅産物が得られる。また、変異特異的なプライ
マーとして、エキソン5における第127番目アミノ酸の
コドンの変異部位を3'末端にもつプライマーをGHARとし
た。このプライマーによって、347bpの増幅産物が得ら
れる。さらに、変異特異的なプライマーとして、エキソ
ン5における第172番目アミノ酸のコドンの変異部位を
3'末端にもつプライマーをGHABRとした。このプライマ
ーによって、483bpの増幅産物が得られる。
【0025】 GHAR:5'-cggggggtgccatcttccag-3'(配列番号3) GHABR:5'-atgaccctcaggtacgtctccgt-3'(配列番号4)
【0026】(2)PCR法 DNA 100ngを鋳型として、200μM dNTPs、0.4μM プライ
マー(GH4F、GH5R)及び0.1μM プライマー(GHAR、GHA
BR)に、0.5ユニットのTaqポリメラーゼ(PERKIN ELMER
社製)を加えて20μlの反応液とした。PCR機(PERKIN ELM
ER社製)を用い、熱変性:94℃で30秒、アニーリング:6
0℃で45秒、伸長反応:72℃で45秒を1サイクルとし、
これを40回行った。
【0027】(3)電気泳動分析 次に、上記のPCR法によって得られた産物を、電気泳動
分析した。電気泳動装置としては、コスモ・バイオ社製
のミューピッドを用いた。ゲルトレーに泳動ゲル(4%
アガロース,TAE緩衝液)を作製し、PCRによって増幅し
たDNAを添加した。次いで、100Vの電圧をかけて電気泳
動し、分離したDNAバンドパターンを常法により染色
し、分析した。DNA分子量マーカーとして、φx174 DNA/
HincII digestを用いた。
【0028】結果を図1に示す。図1において、AA型は3
47bpの位置に、BB型は483bpの位置に、そしてCC型は656
bpの位置に、それぞれ1本のバンドとして検出された。
得られた結果から、対象ウシを、第127番目アミノ酸の
コドン型については、1)GTGホモ型、2)GTG/CTGヘテロ
型及びCTGホモ型の2群に分け、第172番目アミノ酸のコ
ドン型については、1)ACGホモ型、2)ACG/ATGヘテロ型
及びATGホモ型の2群に分けた。
【0029】[実施例2]各コドン型における日増体重
の測定及び脂肪交雑の評価 次に、実施例1で設定した各コドン型の群におけるウシ
について、ウシの成長能力指標として日増体重の測定
を、そして筋肉中脂肪蓄積能力の指標として脂肪交雑の
評価を行った。その結果を表2及び表3に示す。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】表2において、第127番目アミノ酸の対立
遺伝子のコドン型をGTGホモ型(Val/Val)である場合
とGTG/CTGヘテロ型(Val/Leu)及びCTGホモ型(Leu/
Leu)である場合とに分けて脂肪交雑評価及び日増体重
を比較したところ、脂肪交雑評価では両型の値に有意差
が認められ、日増体重では両型の値に有意差は認められ
なかった。従って、第127番目アミノ酸のコドン型の相
違により、脂肪交雑の違いが明確になるとともに、コド
ン型の相違によるウシ個体の体重上の問題は生じないこ
とが明らかになった。この結果から、第127番目アミノ
酸のコドン型がGTGホモ型(Val/Val)であり、そのコ
ドン型に対応する遺伝子型BB、BC、CCのウシが、筋肉中
脂肪蓄積能力において優れ、かつ成長能力も劣らないこ
とが判明した。
【0033】また、表3において、第172番目アミノ酸
のコドン型をACGホモ型(Thr/Thr)である場合とACG/
ATGヘテロ型(Thr/Met)及びATGホモ型(Met/Met)で
ある場合に分けて脂肪交雑評価及び日増体重を比較した
ところ、脂肪交雑評価では両型の値に差が認められる傾
向がある(P<0.10)とともに、日増体重においては両型
の値に有意差(P<0.05)が認められた。従って、第172
番目アミノ酸のコドン型の相違により、成長能力の違い
が明確になるが、成長能力に優れたウシ個体の脂肪交雑
評価が低い傾向にあることが明らかになった。この結果
から、第172番目アミノ酸のコドン型がACGホモ型であ
り、そのコドン型に対応する遺伝子型AA、AB、BBのウシ
が成長能力において優れていることが判明した。
【0034】
【発明の効果】以上のことから、ウシ成長ホルモン遺伝
子の第127番目及び/又は第172番目アミノ酸のコドン型
を解析することにより、ウシの成長能力及び筋肉中脂肪
蓄積能力を評価することが可能である。
【0035】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110> National Institute of Animal Industry, Ministry of Agriculture Forestry and Fisheries <120> Method for evaluating useful cattles <130> P01-0025 <140> <141> <160> 5 <170> PatentIn Ver. 2.1 <210> 1 <211> 29 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence: synthetic DNA <400> 1 tctatgagaa gctgaaggac ctggaggaa 29 <210> 2 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence: synthetic DNA <400> 2 ccagaataga atgacaccta ctcagacaat 30 <210> 3 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence: synthetic DNA <400> 3 cggggggtgc catcttccag 20 <210> 4 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> Description of Artificial Sequence: synthetic DNA <400> 4 atgaccctca ggtacgtctc cgt 23 <210> 5 <211> 2206 <212> DNA <213> Bos taurus <400> 5 aaaacctatg gggtgggctc tcaagctgag accctgtgtg cacagccctc tggctggtgg 60 cagtggagac gggatnnnat gacaagcctg ggggacatga ccccagagaa ggaacgggaa 120 caggatgagt gagaggaggt tctaaattat ccattagcac aggctgccag tggtccttgc 180 ataaatgtat agagcacaca ggtgggggga aagggagaga gagaagaagc cagggtataa 240 aaatggccca gcagggacca attccaggat cccaggaccc agttcaccag acgactcagg 300 gtcctgtgga cagctcacca gctatgatgg ctgcaggtaa gctcgctaaa atcccctcca 360 ttcgcgtgtc ctaaaggggt aatgcggggg gccctgccga tggatgtgtt cagagctttg 420 ggctttaggg cttccgaatg tgaacatagg tatctacacc cagacatttg gccaagtttg 480 aaatgttctc agtccctgga gggaagggta ggtgggggct ggcaggagat caggcgtcta 540 gctccctggg gccctccgtc gcggccctcc tggtctctcc ctaggccccc ggacctccct 600 gctcctggct ttcgccctgc tctgcctgcc ctggactcag gtggtgggcg ccttcccagc 660 catgtccttg tccggcctgt ttgccaacgc tgtgctccgg gctcagcacc tgcatcagct 720 ggctgctgac accttcaaag agtttgtaag ctcccgaggg atgcgtccta ggggtgggga 780 ggcaggaagg ggtgaatcca caccccctcc acacagtggg aggaaactga ggagttcagc 840 cgtattttat ccaagtaggg atgtggttag gggagcagaa acgggggtgt gtggggtggg 900 gagggttccg aataaggcgg ggaggggaac cgcgcaccag cttagacctg ggtgggtgtg 960 ttcttccccc aggagcgcac ctacatcccg gagggacaga gatactccat ccagaacacc 1020 caggttgcct tctgcttctc tgaaaccatc ccggccccca cgggcaagaa tgaggcccag 1080 cagaaatcag tgagtggcaa cctcggaccg aggagcaggg gacctccttc atcctaagta 1140 ggctgcccca gctctccgca ccgggcctgg ggcggccttc tccccgaggt ggcggaggtt 1200 gttggatggc agtggaggat gatggtgggc ggtggtggca ggaggtcctc gggcagaggc 1260 cgaccttgca gggctgcccc aagcccgcgg cacccaccga ccacccatct gccagcagga 1320 cttggagctg cttcgcatct cactgctcct catccagtcg tggcttgggc ccctgcagtt 1380 cctcagcaga gtcttcacca acagcttggt gtttggcacc tcggaccgtg tctatgagaa 1440 gctgaaggac ctggaggaag gcatcctggc cctgatgcgg gtggggatgg cgttgtgggt 1500 cccttccatg ctgggggcca tgcccgccct ctcctggctt agccaggaga atgcacgtgg 1560 gcttggggag acagatccct gctctctccc tctttctagc agtccagcct tgacccaggg 1620 gaaacctttt ccccttttga aacctccttc ctcgcccttc tccaagcctg taggggaggg 1680 tggaaaatgg agcgggcagg agggagctgc tcctgagggc ccttcggcct ctctgtctct 1740 ccctcccttg gcaggagctg gaagatggca ccccccgggc tgggcagatc ctcaagcaga 1800 cctatgacaa atttgacaca aacatgcgca gtgacgacgc gctgctcaag aactacggtc 1860 tgctctcctg cttccggaag gacctgcata agacggagac gtacctgagg gtcatgaagt 1920 gccgccgctt cggggaggcc agctgtgcct tctagttgcc agccatctgt tgtttgcccc 1980 tcccccgtgc cttccttgac cctggaaggt gccactccca ctgtcctttc ctaataaaat 2040 gaggaaattg catcgcattg tctgagtagg tgtcattcta ttctgggggg tggggtgggg 2100 caggacagca agggggagga ttgggaagac aatagcaggc atgctgggga tgcggtgggc 2160 tctatgggta cccaggtgct gaagaattga cccggttcct cctggg 2206 <210> 6 <211> 191 <212> PRT <213> Bos taurus <400> 6 Ala Phe Pro Ala Met Ser Leu Ser Gly Leu Phe Ala Asn Ala Val Leu 1 5 10 15 Arg Ala Gln His Leu His Gln Leu Ala Ala Asp Thr Phe Lys Glu Phe 20 25 30 Glu Arg Thr Tyr Ile Pro Glu Gly Gln Arg Tyr Ser Ile Gln Asn Thr 35 40 45 Gln Val Ala Phe Cys Phe Ser Glu Thr Ile Pro Ala Pro Thr Gly Lys 50 55 60 Asn Glu Ala Gln Gln Lys Ser Asp Leu Glu Leu Leu Arg Ile Ser Leu 65 70 75 80 Leu Leu Ile Gln Ser Trp Leu Gly Pro Leu Gln Phe Leu Ser Arg Val 85 90 95 Phe Thr Asn Ser Leu Val Phe Gly Thr Ser Asp Arg Val Tyr Glu Lys 100 105 110 Leu Lys Asp Leu Glu Glu Gly Ile Leu Ala Leu Met Arg Glu Leu Glu 115 120 125 Asp Gly Thr Pro Arg Ala Gly Gln Ile Leu Lys Gln Thr Tyr Asp Lys 130 135 140 Phe Asp Thr Asn Met Arg Ser Asp Asp Ala Leu Leu Lys Asn Tyr Gly 145 150 155 160 Leu Leu Ser Cys Phe Arg Lys Asp Leu His Lys Thr Glu Thr Tyr Leu 165 170 175 Arg Val Met Lys Cys Arg Arg Phe Gly Glu Ala Ser Cys Ala Phe 180 185 190
【0036】
【配列表フリーテキスト】配列番号1:合成DNA 配列番号2:合成DNA 配列番号3:合成DNA 配列番号4:合成DNA
【図面の簡単な説明】
【図1】ウシ成長ホルモン遺伝子の第5エキソン多型の
測定結果を示す電気泳動の図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウシ成長ホルモンのアミノ酸配列のうち
    第127番目及び/又は第172番目のアミノ酸をコードする
    コドン型を解析し、得られる解析結果からウシの成長能
    力及び/又は筋肉中脂肪蓄積能力を評価することを特徴
    とするウシの評価方法。
  2. 【請求項2】 第127番目のアミノ酸をコードするコド
    ン型がGTGホモ型、GTG/CTGヘテロ型及びCTGホモ型から
    選ばれる少なくとも1つである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第172番目のアミノ酸をコードするコド
    ン型がACGホモ型、ACG/ATGヘテロ型及びATGホモ型から
    選ばれる少なくとも1つである請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 ウシの成長能力が、日増体重により測定
    されるものである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 筋肉中脂肪蓄積能力が、脂肪交雑評価又
    は粗脂肪含量により測定されるものである請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 コドンの解析が、ウシ成長ホルモンのア
    ミノ酸配列のうち第127番目及び/又は第172番目のアミ
    ノ酸をコードするDNAを含む遺伝子を増幅させ、得られ
    る増幅産物について多型分析を行うものである、請求項
    1記載の方法。
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