JP2002271487A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力を維持するとともに、短時間で使
用可能状態へ移行できる携帯無線端末を提供する。 【解決手段】検出部13−1乃至13−3が、それぞれ
アンテナ11、入力部2、そしてカメラ3がユーザによ
って操作されたことを検出すると、検出信号を制御部1
へ通知する。そして制御部1がこの通知を受けると、メ
モリ14より動作に必要なプログラムを読出して圧縮・
伸長部7や音声コーデック10へダウンロードするとと
もに、バックライト5などへの通電を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(Personal
Handy-phone System)や携帯電話のような携帯通信
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS端末や携帯電話と呼ばれる
携帯通信端末は、本来の機能である通話機能に加え、電
話帳機能、メール機能や撮影機能といった様々な機能を
備える傾向にあり、各機能は、ファームウェアや集積回
路(LSI)によって提供されていることから、プログ
ラムのダウンロードやLSIへの通電処理といったステ
ップを経て利用可能となる。例えば、撮影機能を利用し
て通話とともに画像データを送信する場合、ユーザは、
まずカメラによる撮影機能を起動させて自己や周囲の映
像を撮影するための準備を行う。このとき、カメラに対
する通電が開始されると共に、画像の圧縮・伸長を行う
ための圧縮・伸長処理部に備えられた揮発性のメモリに
圧縮・伸長処理を行うためのプログラムがダウンロード
される。この手続が完了すると、携帯通信端末の表示部
に撮影準備が完了した旨やカメラによって取り込まれた
画像が表示され、これを確認したユーザによって撮影ボ
タン等のスイッチが押されることにより静止画像を撮影
して画像データとして携帯通信端末に取り込むことが出
来る。そして、通話したい相手の電話番号をダイアルす
ることによって、取り込まれた画像データは、携帯通信
端末から、通話する相手に対して発呼と共に送信され、
着信側の利用者が携帯通信端末を操作して通話を確立す
れば、画像データが画面上に表示される。
【0003】このようにして、通話している相手に対し
て顔や周囲の状況に関する情報を提供しながら通話する
ことが可能となる。また、通話の途中で相手方に画像デ
ータを送信する場合でも、画像を送信することが可能で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
携帯通信端末にはまだ解決すべき課題がある。即ち、様
々な機能が追加されることによって電力消費量が増え、
これに伴って電池の使用時間が短くなるといった弊害が
生じており、カメラ機能などの通常において使用してい
ない機能を担っているLSIや、プログラムを保持する
ための揮発性のメモリに対する通電を停止させ、無駄に
電力を消費しないようにしている。このため、未通電状
態にあるLSIの担っている機能やダウンロードを要す
る機能を利用しようとすると、LSIへの通電やダウン
ロード処理が完了するまで待たねばならず、ユーザに煩
わしさを与える原因となっている。そこで本発明は、上
記欠点を解決し、低消費電力を維持すると共に、通電が
停止されているLSIやダウンロードを要する機能を利
用する場合であっても、利用可能となるまでの時間を短
縮させ、ユーザに煩わしさを与えることのない携帯通信
端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の携帯通信端末は、キー入力部および通信
用のアンテナを備えた携帯通信端末において、前記キー
入力部の押下を検出すると検出信号を出力する検出部
と、該検出信号の入力があると携帯通信端末を通話可能
な状態に設定する制御部とを備えたことを特徴としてい
る。また、請求項2の携帯通信端末は、前記制御部が低
消費電力モードで動作中に前記検出信号を受信したと
き、通話可能な状態に設定することを特徴としている。
また、請求項3の携帯通信端末は、更に音声のコード化
処理および復元処理を行うための音声コーデックを備
え、請求項1に記載の制御部が低消費電力モードで動作
中に前記検出信号を受信したとき、前記圧縮・伸長部と
音声コーデックに電力を供給することを特徴としてい
る。以上、請求項1乃至請求項3の構成により、携帯通
信端末を使用するための初期の操作が行われた段階で、
低消費電力モードの状態から通話が可能な状態へ移行さ
せることが可能となる。また、請求項4の携帯通信端末
は、キー入力部、通信用のアンテナおよびカメラを備え
た携帯通信端末において、前記カメラの動きを検出する
と検出信号を出力する検出部と、該検出信号の入力があ
ると携帯通信端末を通話可能な状態に設定する制御部と
を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項5の携帯通信端末は、更に画
像の圧縮処理および伸長処理を行うための圧縮・伸長部
を備え、前記制御部が低消費電力モードで動作中に前記
検出信号を受信したとき、前記圧縮・伸長部に電力を供
給することを特徴としている。以上、請求項4および請
求項5の構成により、携帯通信端末に備えられたカメラ
を使用するための初期の操作が行われた段階で、低消費
電力モードの状態からカメラによる撮影が可能な状態へ
移行させることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の携
帯通信端末100の概要を示した図であり、同図に示す
ように携帯通信端末100は、制御部1、少なくとも1
つのファンクションキーからなる第1の入力部2−1と
複数の数字およびシンボルキーからなる2−2とから構
成される入力部2、カメラ3、表示部4、バックライト
5、多重分離部6、圧縮・伸長部7、スピーカー8、マ
イク9、音声コーデック10、アンテナ11、送受信制
御部12、検出部13−1乃至12−3、そしてメモリ
14とを備えている。制御部1は端末全体の制御を行う
ためのもので、携帯無線端末100を基地局に接続する
ための処理や入力部2の操作によって入力された信号を
処理する。第1の入力部2−1は、特定の機能が割当て
られた少なくとも1つのファンクションキーから構成さ
れている。また、第2の入力部2−2は「0」から
「9」までの数字キーと「♯」,「*」がプリントされ
た2つのシンボルキーから構成されている。カメラ3は
静止画像を撮影するためのもので、シャッターボタン
(図示せず)を押すことにより静止画像を取り込む。
【0008】ディスプレイ4は、例えばLCD(Liquid
Crystal Display)であり、制御部1の指示に基づい
て、カメラ3によって撮影された静止画像や文字・数字
からなる情報の表示を行う。バックライト5は、ディス
プレイ4の背面側に設置され、外光の有無や、LCDの
種類に応じて、ディスプレイ4に表示される情報を見や
すくするために利用される。多重分離部6は、制御部1
を介して受信した情報を映像情報と音声情報に分離する
とともに、カメラ3で撮影した静止画像とマイク3を介
して受信した音声とを多重化して制御部1へ送信する。
圧縮・伸長部7は、多重分離部6から受取った静止画像
または動画像が圧縮処理されていることから(以下、圧
縮処理が施された静止画像および動画像を映像情報と称
する。)、伸長処理を施して静止画像を復元させてディ
スプレイ4に出力させるとともに、カメラ3によって撮
影された静止画像や動画像に圧縮処理を施して映像情報
を作成する。スピーカー8およびマイク9は、それぞれ
音声の入出力を行うもので、スピーカー8は音声コーデ
ック10によって復元処理された音声を外部に出力し、
一方、マイク9から入力された音声は音声コーデック1
0によってコード化されて多重分離部6へと送られる。
【0009】音声コーデック10は、多重分離部6から
受取ったコード化された状態の音声を復元処理してスピ
ーカー8へ出力するとともに、マイク9より受取った音
声をコード化して多重分離部6へ出力する。アンテナ1
1は伸縮可能に構成されており、基地局(図示せず)と
音声情報と画像情報の少なくとも一つの情報からなるR
F(Radio Frequency)信号の送受信を行う。送受信制
御部12は、アンテナ11を介して受信したRF信号を
ベースバンド信号に変換して制御部1へ送信するととも
に、制御部1から受信したベースバンド信号をRF信号
に変換してアンテナ11へと送信する。検出部13−1
乃至13−3は、それぞれアンテナ11、入力部2、カ
メラ3に対応して設けられており、動作を検出すると検
出信号を制御部1へ出力するよう構成されている。即
ち、検出部13−1はアンテナ11が携帯通信端末10
0から引き出されると、これを検出して制御部1に対し
て検出信号を出力し、検出部13−2は入力部2のいず
れかのキーが押下されるとこれを検出して制御部1に対
して検出信号を出力し、そして検出部13−3はカメラ
3の動きを検出すると制御部1に対して検出信号を出力
する。
【0010】なお、圧縮・伸長部7および音声コーデッ
ク10はLSIによって構成されており、また、それぞ
れ図2および図3に示すように、内部に揮発性メモリ7
−1,10−1を備えているため、制御部1の制御によ
って通電され、かつメモリ14に記憶されているプログ
ラムのダウンロードを受けることによって動作が可能と
なる。そして、メモリ14は不揮発性のメモリであり、
携帯通信端末100で実行される様々な機能を実現する
ためのプログラムや電話番号とこの電話番号に対応する
個人等の名称とを記憶している。つづいて、本発明にか
かる携帯通信端末100の動作について説明する。な
お、ここでは携帯通信端末100の電源がオン状態で、
かつ低消費電力モードにあるものとして説明する。この
低消費電力モードでは、電力の消費を最小限に抑えるた
め制御部1を中心に最低限のモジュールに電力が供給さ
れており、かつ制御部1自体も定期的に着呼の有無を監
視する程度で動作している。このような低消費電力モー
ドにある携帯通信端末100を使用する場合、ユーザ
は、まず準備作業としてアンテナ11を引き出したり、
カメラ3の向きを変えたり、また入力部2のキーを押し
たりするが、本発明の携帯通信端末では、この初期動作
の段階で通話やカメラによる撮影準備に着手することを
特徴としている。
【0011】まず、利用者がアンテナ11を引き出した
場合について説明する。アンテナ11が引き出される
と、検出部13−1はこの動きを検出して検出信号を制
御部1へ出力する。この検出信号を制御部1が受信する
と、制御部1は利用者が携帯通信端末100を利用する
状態にあるものと判断し、制御部1自体を低消費電力モ
ードから通常モードへと移行すると共に、音声コーデッ
ク10への通電処理およびメモリ14から音声コーデッ
ク10で音声のコード化および復号化処理を実行するた
めのプログラムを読出し、音声コーデック10の揮発性
メモリ10−1に対してダウンロードを実行する。この
通電処理とプログラムのダウンロードが完了すると、音
声コーデック10はコード化処理と復号処理の実行が可
能となり、通話の準備が完了する。つづいて、制御部1
はメモリ14から電話番号と個人等を特定する名称を読
み出してディスプレイ4に表示させるとともに、バック
ライト5をオンさせる。なお、このとき表示される電話
番号と名称は、最後に発呼した相手の電話番号と名称で
あっても良いし、最後に着呼した相手の電話番号と名称
であっても良い。さらに、発呼または着呼回数を計数す
ることによって、最も通話回数の多い相手の電話番号と
名称を表示させてもよいし、電話番号と名称はディスプ
レイ4のサイズによっては複数表示させることも可能で
ある。
【0012】このようにして、通話を開始するための初
期の動作に対応して、低消費電力モードから通常モード
へ移行させることが可能となり、ユーザに煩わしさを与
えることなく通話を開始させられる。また、通話可能状
態への移行に合わせて電話番号等の表示を行うため、表
示された相手への発呼であった場合には、数字キーを押
すことなくダイアルすることが可能となる。次に、入力
部2の何れかのキーか押下された場合について説明す
る。入力部2、即ち第1の入力部のファンクションキー
か、第2の入力部の数字またはシンボルキーが押下され
ると、検出部13−2がキーの押下を検出して検出信号
を制御部1へ送信する。この検出信号を制御部1が受信
すると、上述と同様に制御部1は携帯通信端末100が
利用される状態にあると判断し、制御部1を通常モード
へ移行すると共に、音声コーデック10への通電処理、
及びメモリ14から音声コーデック10の動作に必要な
プログラムを読み出して、揮発性メモリ10−1へダウ
ンロードを行い、さらにメモリ14から電話番号と名称
を読み出してディスプレイ4に表示させる。そして、こ
のときも同様にバックライト5が点灯される。なお、こ
の場合にディスプレイ4に表示される電話番号と名称
は、アンテナ11の操作と同様の方法で表示させてもよ
いか、押下されるキーによって表示させるキーによって
表示させる電話番号と名称を替えてもよい。
【0013】例えば、数字キーが押下された場合には発
呼した電話番号と名称を新しい順に表示させ、ファンク
ションキーが押下された場合にはユーザが予め指定した
電話番号と名称を表示させることも可能である。また、
数字キー個々に表示させる電話番号と名称を指定しても
良い。この例でもアンテナ11の操作と同様に、通話を
開始するための初期の動作によって、制御部1が通常モ
ードへ移行するとともになるため、ユーザに煩わしさを
与えることなく通話を開始させられる。なお、アンテナ
11の操作と異なり、押下されるキーに応じてメモリ1
から読み出される電話番号と名称をユーザの設定によっ
て替えられることから、ユーザに煩わしさを与えること
なく使用可能状態になるとともに、ユーザにとって使用
しやすい環境を提供することが可能である。最後に、ユ
ーザがカメラ3の向きを変える等の動きを与えた場合に
ついて説明する。カメラ3の向きを変え、また収納型の
カメラであればこれを引出すことによって、ユーザはカ
メラ3を使用するための準備作業を行う。このとき、検
出部13−3はカメラ3の動きを検出して、検出信号を
制御部1に対して出力する。
【0014】制御部1が検出部13−3からの検出信号
を受信すると、ユーザが携帯通信端末100を利用する
状態にあるものと判断し、圧縮・伸長部7に対して通電
処理を行うとともに、メモリ14から画像の圧縮・伸長
処理を行うためのプログラムを読み出して圧縮・伸長部
7の揮発性メモリ7−1へダウンロードする。また、制
御部1は音声コーデック10に対しても通電処理とメモ
リ14よりコード化、デコード化処理を行うためのプロ
グラムを読み出して揮発性メモリ10−1へとダウンロ
ードする。このようにカメラ3による撮影準備が完了す
ると、カメラより取り込まれた風景や人物の静止画像や
動画像は、ディスプレイ4に表示され、静止画像を撮る
場合には、ユーザはディスプレイ4に映し出された画像
を参考にして撮影する構図を決定する。なお、このとき
も同様に、制御部1の制御によってバックライト5が点
灯される。そしてこの場合も、上記2つの例で示したと
同様に、通話を開始するための初期の動作によって、制
御部1が通常モードへ移行するため、ユーザに煩わしさ
を与えることなく通話を開始することが可能となる。ま
た、この例では、カメラの動きによってユーザが撮影機
能を利用することが予測できるため、通常の通話機能だ
けでなく撮影機能の準備も完了させることが可能となっ
ている。
【0015】以上説明したように、携帯通信端末100
の各部に動きを検出する検出部13−1乃至13−3を
設け、携帯通信端末100を利用するための初期の段階
で低消費電力モードから通常モードへと移行することと
もに通話やカメラによる撮影の準備作業を完了させるこ
とから、電池の使用時間を短くすることなく、ユーザに
与える煩わしさを低減することができる。つづいて本発
明の変形例について説明する。図4は、本発明の変形例
にかかる携帯通信端末101の構成を示した図である
が、殆どの構成は図1で示した携帯通信端末100と同
様であることから、変更された部分および説明で引用す
る部分のみを示している。図1の携帯通信端末100と
異なっている部分は、基地局とRF信号を用いて通信す
るためのアンテナ11とは別に、近距離に存在する他の
機器と無線通信するためのアンテナ42が設けられてい
ることと、このアンテナ42を介して他の機器を通信す
るための情報がメモリ43に記憶されている点にある。
また、制御部41にもアンテナ42を介した通信を制御
するための制御機能が備わっていることも携帯通信端末
100とは異なる点である。
【0016】なお、このように近距離に存在する他の機
器と通信するための代表的な技術としては「Bluet
ooth」と呼ばれるものがある。ここも上述の例で説
明したと同様に、制御部41が低消費電力モードにある
ものとし、また、メモリ43には鉄道を利用するための
定期券に関する情報(以下、定期券情報と称する。)が
記憶されており、メモリ43に記憶されている定期券情
報を改札に備えられたBluetooth用のアンテナ
(図示せず)と交信することによって、ユーザは鉄道の
サービスを利用することが可能となる。ユーザは、携帯
通信端末101を用いた通話をしていないときは、胸ポ
ケットや鞄等に入れておく場合が多い。このとき、携帯
通信端末101の制御部41は、一定時間未使用状態が
継続したことによって、通常モードから低消費電力モー
ドに移行している場合がある。このような状態のとき、
制御部41は定期的に基地局から着呼があるか監視する
が、これと併せて周辺に存在するBluetoothに
対応した機器からの信号があるかを監視している。ここ
で、ユーザが低消費電力モードにある携帯通信端末10
1を鞄等にいれたまま駅の改札を通過しようとした場
合、携帯通信端末101のアンテナ42が改札に設けら
れたアンテナから発信された無線信号を受信する。
【0017】このアンテナ42によって受信された無線
信号は制御部41に入力されると、制御部41は、低消
費電力モードから通常モードへと移行し、改札に設けら
れたアンテナから発信された無線信号から識別情報を抽
出して、相手機器の種別を特定する。ここでは、無線信
号に含まれる識別情報が改札を示す情報であることか
ら、制御部41は相手機器が改札であることを認識す
る。すると制御部41は、メモリ43から有効期間と利
用区間を含む定期券情報を読み出し、アンテナ42を介
して改札側のアンテナへ送信する。このようにして、携
帯通信端末101が低消費電力モードになっていること
に気が付かないまま改札を通過しようとしても、制御部
41が無線信号の存在を認識して自動的に通常モードへ
移行させることが可能となる。なお、ここでは定期券情
報を用いて鉄道会社のサービスを受けるための機能につ
いて説明したが、これ以外にも、例えば映画館で映画を
見る場合にも適用することが可能である。この場合、イ
ンターネット等を介して映画を鑑賞する権利を購入し
て、この情報をメモリ43に記憶されているものとす
る。そして上述と同様に、低消費電力モードにある携帯
通信端末を鞄等に入れたまま映画館の入り口を通過しよ
うとした際に、入り口に設けられたアンテナより発信さ
れた無線信号を受信することによって通常モードへ移行
し、上述の鑑賞する権利を用いて認証作業を行い、入館
することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ユ
ーザによる初期の操作によって低消費電力モードにある
携帯通信端末を通常モードへ移行するとともに、操作の
内容に応じて利用環境をユーザにとって最も良いと思わ
れる状態に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる携帯無線端末の
構成を示す図。
【図2】 携帯無線端末に備えられた圧縮・伸長部の内
部構成を示す図。
【図3】 携帯無線端末に備えられた音声コーデックの
内部構成を示す図。
【図4】 本発明の変形例にかかる携帯無線端末の構成
を示す図。
【符号の説明】
1,41 … 制御部 2 … 入力部 2−1 … 第1の入力部 2−2 … 第2の入力部 3 … カメラ 4 … ディスプレイ 5 … バックライト 6 … 多重分離部 7 … 圧縮・伸長部 7−1 … 不揮発性メモリ 8 … スピーカー 9 … マイク 10 … 音声コーデック 10−1 … 不揮発性メモリ 11,42 … アンテナ 12 … 送受信制御部 13−1〜13−3 … 検出部 14 … メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力部および通信用のアンテナを備
    えた携帯通信端末において、 前記キー入力部の押下を検出すると検出信号を出力する
    検出部と、 該検出信号の入力があると携帯通信端末を通話可能な状
    態に設定する制御部とを備えたことを特徴とする携帯通
    信端末。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、低消費電力モードで動作
    中に前記検出信号を受信したとき、通話可能な状態に設
    定することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端
    末。
  3. 【請求項3】 前記携帯通信端末は、更に音声のコード
    化処理および復元処理を行うための音声コーデックを備
    え、 前記制御部は、低消費電力モードで動作中に前記検出信
    号を受信したとき、前記圧縮・伸長部と音声コーデック
    に電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の携
    帯通信端末。
  4. 【請求項4】 キー入力部、通信用のアンテナおよびカ
    メラを備えた携帯通信端末において、 前記カメラの動きを検出すると検出信号を出力する検出
    部と、 該検出信号の入力があると携帯通信端末のカメラを撮影
    可能な状態に設定する制御部とを備えたことを特徴とす
    る携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 前記携帯通信端末は、更に画像の圧縮処
    理および伸長処理を行うための圧縮・伸長部を備え、 前記制御部は、低消費電力モードで動作中に前記検出信
    号を受信したとき、前記圧縮・伸長部に電力を供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
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