JP2002270863A - 太陽電池の集電電極 - Google Patents

太陽電池の集電電極

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JP2002270863A JP2001069508A JP2001069508A JP2002270863A JP 2002270863 A JP2002270863 A JP 2002270863A JP 2001069508 A JP2001069508 A JP 2001069508A JP 2001069508 A JP2001069508 A JP 2001069508A JP 2002270863 A JP2002270863 A JP 2002270863A
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foil
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Katsuki Yagi
克記 八木
Etsuro Hirai
悦郎 平井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の導線を導電性ペーストで接着して形
成される太陽電池の集電電極を、高い集電効率が得られ
るように最適化すること。 【解決手段】 太陽電池モジュール(20)の上に透明
導電膜(30)が積層されている。透明導電膜の表面に
は、銅製の、厚さが20〜30μmで、幅が約5mmの
箔状の導線(40)が導電性ペースト(50)で接着さ
れている。同じ銅製の丸棒状の導線(41)が、箔状の
導線から箔状の導線の長さ方向に対して略垂直方向に延
伸し、同じ導電性ペーストによって透明導電膜の表面に
接着されており、箔状の導線が背骨部分(110)とな
り、丸棒状の導線が歯状部分(120)となっている櫛
形の集電電極(100)が構成され、歯状部分に使用さ
れる丸棒状の導線は、高い集電効率を得るべく、線径d
が200μm以下、箔状の背骨部分からの長さLが20
0mm以下、間隔Sが20mm以下とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池の集電電極
に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池には太陽電池が発生した電流を
集めるために、表面すなわち光入射面と裏面に電極が設
けられる。このうち表面に設けられる電極は太陽光の照
射面積を確保するために背骨と、この背骨から略垂直に
片側、または両側に延伸する歯状部分を有する、櫛形電
極とされることが多い。従来、この櫛形電極は、導電性
ペーストをスクリーン印刷したり、あるいは、蒸着した
金属をレーザーエッチング処理したり、して形成されて
きた。
【0003】しかし、導電性ペーストをスクリーン印刷
する方法のように、導電性ペーストのみを用いる方法は
導電抵抗が高く集電時のジュール損失が大きく、その
分、線幅を大きくする必要が有るが、線幅を大きくする
と光を遮蔽する面積が大きくなるため、総合的に効率よ
く集電することはできない。また、レーザーエッチング
をおこなう方法では、高価なレーザー装置を使用するた
めに設備コストが高く、また、レーザーを使用するため
には色々な補助材料も必要であるので運転コストも大き
くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、最近では、例
えば、特開平6−132551号公報に記載のように、
金属製の導線を導電性ペーストで接着することにより電
極を形成することがおこなわれている。この金属製の導
線を導電性ペーストで接着する方法は、光を遮蔽するこ
とが少なく優れたものではあるが、金属線の線径、配列
間隔、長さ等で、集電効率が大きく変化し、安定して高
い効率を得ることができるように最適化することが求め
られている。本発明は、上記問題を鑑み、金属製の導線
を導電性ペーストで接着して形成される太陽電池の集電
電極を、高い集電効率が得られるように最適化すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、太陽電池の光入射面上に設置される集電電極であっ
て、背骨部分と、該背骨部分から背骨部分の片側または
両側に背骨部分に略垂直に延伸して間隔をあけて配置さ
れる多数の歯状部分とを有する櫛形に構成され、背骨部
分と歯状部分はそれぞれ金属製の導線を導電性ペースト
で接着して形成され、歯状部分に使用される金属製の導
線は、線径が200μm以下とされ、配列間隔が20m
m以下とされ、背骨から先端までの長さが200mm以
下とされている、集電電極が提供される。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、背骨部分の導線は、箔状に形成されている集
電電極が提供される。請求項3の発明によれば、請求項
1の発明において、導線が銅製である集電電極が提供さ
れる。請求項4の発明によれば、請求項1の発明におい
て、集電電極が、太陽電池の表面を覆う透明導電膜の上
に配設されている集電電極が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態を説明する。図1が、本発明の集電
電極を含む太陽電池1の概要を誇張して示した斜視図で
ある。図1を参照すると、例えば、ポリエステル、ある
いは、ポリイミド等からなるフレキシブルな基板10の
上に、Si(シリコン)や、GaAs(ガリウム・砒
素)等の半導体のpn接合から成る太陽電池モジュール
20が積層され、太陽電池モジュール20の上にITO
(インジウム錫酸化物)等から成る透明導電膜30が積
層されている。
【0008】透明導電膜30の表面には、例えば、銅製
の、厚さが20〜30μmで、幅が約5mmの箔状の導
線40が、例えば、銀を含有する導電性ペースト50を
用いて接着されている。そして、箔状の導線40と同じ
銅製の丸棒状の導線41が、箔状の導線40から箔状の
導線40の長さ方向に対して略垂直方向に延伸し、箔状
の導線40を接着したのと同じ導電性ペースト50によ
って透明導電膜30の表面に接着されている。そして、
箔状の導線40が背骨部分110となり、丸棒状の導線
41が歯状部分120となっている櫛形の集電電極10
0が構成されている。
【0009】ここで、歯状部分120に使用される丸棒
状の導線50は、高い集電効率を得るべく、線径dが2
00μm以下、金属箔10の背骨部分から長さLが20
0mm以下、間隔Sが20mm以下とされている。これ
らの諸元は、数多くの実験の結果、最も効率よく集電す
ることができる値である。なお、歯状部分120を形成
する導線は必ずしも丸棒状でなくてもよい。
【0010】太陽電池エレメント20で発生した電流
は、透明導電膜30から櫛形の集電電極100の歯状部
分120に流れ、そこから、背骨部分110に流れ、背
骨部分110に流れた電流はその内部を通り、送電端子
(図示しない)に達する。なお、以上の説明において
は、集電電極100の背骨部分110に対して、歯状部
分120が片側にのみある場合を説明したが、もちろ
ん、背骨部分110に対して、歯状部分120が両側に
あるようにすることもできる。
【0011】
【発明の効果】各請求項の発明は、太陽電池の光入射面
上に設置される集電電極であるが、背骨部分と、該背骨
部分から背骨部分の片側または両側に背骨部分に略垂直
に延伸して間隔をあけて配置される多数の歯状部分とか
ら構成され、背骨部分と歯状部分はそれぞれ金属製の導
線を導電性ペーストで接着して形成され、歯状部分に使
用される金属製の導線は、線径が200μm以下とさ
れ、配列間隔が20mm以下とされ、背骨から先端まで
の長さが200mm以下とされていて、太陽電池が発生
した電流を効率よく集電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集電電極を説明する斜視図である。
【符号の説明】
20…太陽電池モジュール 30…透明導電膜 40…箔状の導線(銅製) 41…丸棒状の導線(銅製) 50…導電性ペースト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池の光入射面上に設置される集電
    電極であって、 背骨部分と、該背骨部分から背骨部分の片側または両側
    に背骨部分に略垂直に延伸して間隔をあけて配置される
    多数の歯状部分とを有する櫛形に構成され、 背骨部分と歯状部分はそれぞれ金属製の導線を導電性ペ
    ーストで接着して形成され、 歯状部分に使用される金属製の導線は、線径が200μ
    m以下とされ、配列間隔が20mm以下とされ、背骨か
    ら先端までの長さが200mm以下とされている、こと
    を特徴とする集電電極。
  2. 【請求項2】 背骨部分の導線は、箔状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の集電電極。
  3. 【請求項3】 導線が銅製であることを特徴とする請求
    項1に記載の集電電極。
  4. 【請求項4】 集電電極は、太陽電池の表面を覆う透明
    導電膜の上に配設されていることを特徴とする請求項1
    に記載の集電電極。
JP2001069508A 2001-03-12 2001-03-12 太陽電池の集電電極 Withdrawn JP2002270863A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102543266A (zh) * 2010-12-27 2012-07-04 迎辉科技股份有限公司 具有铜导线的透明导电膜
JP2015090915A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 東レエンジニアリング株式会社 太陽電池モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102543266A (zh) * 2010-12-27 2012-07-04 迎辉科技股份有限公司 具有铜导线的透明导电膜
JP2015090915A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 東レエンジニアリング株式会社 太陽電池モジュール

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