JPH0453002Y2 - - Google Patents
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- JPH0453002Y2 JPH0453002Y2 JP1984172002U JP17200284U JPH0453002Y2 JP H0453002 Y2 JPH0453002 Y2 JP H0453002Y2 JP 1984172002 U JP1984172002 U JP 1984172002U JP 17200284 U JP17200284 U JP 17200284U JP H0453002 Y2 JPH0453002 Y2 JP H0453002Y2
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- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は光照射を受けると起電力を発生する光
起電力装置に関する。
起電力装置に関する。
(ロ) 従来の技術
光照射を受けると起電力を発生する光起電力装
置に於ける受光面側電極は光電変換作用をなす半
導体光活性層への光照射を招くべく透光性である
ことが好ましい。従来、透光性を呈すべく受光面
側電極はインジウム（In）やスズ（Sn）の酸化
物であるIn2O3，SnO2，ITO等により形成されて
いる。斯る透光性導電酸化物からなる電極にあつ
ては、そのシート抵抗は約30〜50Ω／□であり、
アルミニウム等の金属材料に比して３桁以上高い
ために、この電極に於いて僅かながらも電力損失
が発生し、集電効率を低下せしめる原因となる。
置に於ける受光面側電極は光電変換作用をなす半
導体光活性層への光照射を招くべく透光性である
ことが好ましい。従来、透光性を呈すべく受光面
側電極はインジウム（In）やスズ（Sn）の酸化
物であるIn2O3，SnO2，ITO等により形成されて
いる。斯る透光性導電酸化物からなる電極にあつ
ては、そのシート抵抗は約30〜50Ω／□であり、
アルミニウム等の金属材料に比して３桁以上高い
ために、この電極に於いて僅かながらも電力損失
が発生し、集電効率を低下せしめる原因となる。
この集電効率の低下に鑑み従来の単結晶型太陽
電池や特開昭59−50576号公報の如く受光面側に
金属製の格子状（グリツド状）の集電極を設ける
方法が多用されている。
電池や特開昭59−50576号公報の如く受光面側に
金属製の格子状（グリツド状）の集電極を設ける
方法が多用されている。
然し乍ら、上述の如く金属製の集電極は透明電
極に比して低抵抗である反面、光活性層に到達す
べき照射光を遮断するために、有効に光電変換動
作する有効受光面積の減少は免れない。
極に比して低抵抗である反面、光活性層に到達す
べき照射光を遮断するために、有効に光電変換動
作する有効受光面積の減少は免れない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は有効受光面積を実質的に減少せしめる
ことなく受光面側電極の集電効率を上昇せしめる
ことを目的としている。
ことなく受光面側電極の集電効率を上昇せしめる
ことを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案光起電力装置は上述の如き問題点を解決
すべく、基板上に、受光面側に透明電極層を有す
る半導体光活性層を形成し、透明電極層上に良導
電体からなる複数の集電部を離散的に設け、集電
部の各々が、少なくとも上記半導体光活性層を絶
縁状態で貫通し、光活性層の背面側で互いに電気
的に結合された構成である。
すべく、基板上に、受光面側に透明電極層を有す
る半導体光活性層を形成し、透明電極層上に良導
電体からなる複数の集電部を離散的に設け、集電
部の各々が、少なくとも上記半導体光活性層を絶
縁状態で貫通し、光活性層の背面側で互いに電気
的に結合された構成である。
(ホ) 作用
上述の如く複数の集電部を光活性層の背面に於
いて電気的に結合することによつて、受光面側で
の電気的結合のための配線による遮光面積部分を
有効受光面積部分に置換作用する。
いて電気的に結合することによつて、受光面側で
の電気的結合のための配線による遮光面積部分を
有効受光面積部分に置換作用する。
(ヘ) 実施例
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示して
おり、第１図は受光面側から見た正面図、第２図
は第１図の−′線断面図を夫々示している。
おり、第１図は受光面側から見た正面図、第２図
は第１図の−′線断面図を夫々示している。
１はステンレス、アルミニウム等の金属材料或
いは絶縁材料にそれらの金属材料がコーテイング
されることによつて導電表面を備えた基板、２は
該基板１の導電表面上に形成されpin接合等の半
導体接合をその膜面に対し平行に備えるアモルフ
アスシリコン系半導体を主体とする半導体光活性
層、３はIn2O3，SnO2，ITO等の透光性導電酸化
物からなり受光面側電極を司どる透明電極層で、
この透明電極層３上には本実施例にあつては第１
図の如く有効受光面積内の５箇所に良導電体から
なる集電部４，４…がスポツト的に設けられてい
る。上記集電部４，４…は第２図に示すように基
板１、光活性層２、透明電極層３を貫通して設け
られたスルーホール５中を、絶縁膜６によつて外
周が被覆されたリード線７が貫通し、受光面側に
突出した該リード線７の一端７ａが上記透明電極
層３と銀ペースト等の導電接着剤８により電気的
且つ機械的に結合することによつて構成される。
そして、斯る５個の集電部４，４…は、基板１の
背面に導出された各々のリード線７，７…の他端
７ｂ，７ｂ…を結線することによつて、受光面の
背面に於いて光電変換に寄与する有効受光面積を
減ずることなく電気的に結合され、一方の極性の
出力が外部に導出される。
いは絶縁材料にそれらの金属材料がコーテイング
されることによつて導電表面を備えた基板、２は
該基板１の導電表面上に形成されpin接合等の半
導体接合をその膜面に対し平行に備えるアモルフ
アスシリコン系半導体を主体とする半導体光活性
層、３はIn2O3，SnO2，ITO等の透光性導電酸化
物からなり受光面側電極を司どる透明電極層で、
この透明電極層３上には本実施例にあつては第１
図の如く有効受光面積内の５箇所に良導電体から
なる集電部４，４…がスポツト的に設けられてい
る。上記集電部４，４…は第２図に示すように基
板１、光活性層２、透明電極層３を貫通して設け
られたスルーホール５中を、絶縁膜６によつて外
周が被覆されたリード線７が貫通し、受光面側に
突出した該リード線７の一端７ａが上記透明電極
層３と銀ペースト等の導電接着剤８により電気的
且つ機械的に結合することによつて構成される。
そして、斯る５個の集電部４，４…は、基板１の
背面に導出された各々のリード線７，７…の他端
７ｂ，７ｂ…を結線することによつて、受光面の
背面に於いて光電変換に寄与する有効受光面積を
減ずることなく電気的に結合され、一方の極性の
出力が外部に導出される。
第３図は基板１としてポリイミド、ガラス、セ
ラミツクス等の耐熱性絶縁材料を用いた場合の本
考案の他の実施例を示しており、複数の集電部
４，４…の結線に特徴点が存在する。即ち、絶縁
基板１の背面には予めプリント回路基板の如き導
電パターン９が配線されており、スルーホール５
に貫通充填された導電材１０，１０…により受光
面側の透明電極層３と基板１背面の導電パターン
９とはリード線７を用いることなく直接電気的に
結合される。尚、この実施例に於いては絶縁基板
１と光活性層２との間には導電層１′が配挿され
ている。
ラミツクス等の耐熱性絶縁材料を用いた場合の本
考案の他の実施例を示しており、複数の集電部
４，４…の結線に特徴点が存在する。即ち、絶縁
基板１の背面には予めプリント回路基板の如き導
電パターン９が配線されており、スルーホール５
に貫通充填された導電材１０，１０…により受光
面側の透明電極層３と基板１背面の導電パターン
９とはリード線７を用いることなく直接電気的に
結合される。尚、この実施例に於いては絶縁基板
１と光活性層２との間には導電層１′が配挿され
ている。
第４図は本考案の更に他の実施例を示してお
り、透明電極層３上に設けられる集電部４，４…
の形状に特徴点が存在する。即ち、透明電極層３
に比較して良導電体からなる集電部４，４……受
光面に於いてストライプ状に分散配置され、それ
らは先の２つの実施例の如く基板１に穿たれたス
ルーホール５，５…を貫通して基板１の背面に於
いて電気的に結合されている。
り、透明電極層３上に設けられる集電部４，４…
の形状に特徴点が存在する。即ち、透明電極層３
に比較して良導電体からなる集電部４，４……受
光面に於いてストライプ状に分散配置され、それ
らは先の２つの実施例の如く基板１に穿たれたス
ルーホール５，５…を貫通して基板１の背面に於
いて電気的に結合されている。
(ト) 考案の効果
本考案は以上の説明から明らかな如く、基板上
に、受光面側に透明電極層を有する半導体光活性
層を形成し、透明電極層上に良導電体からなる複
数の集電部を設け、集電部の各々が、少なくとも
上記半導体光活性層を絶縁状態で貫通し、光活性
層の背面側で互いに電気的に結合されることによ
り、受光面側での電気的結合のための配線による
遮光面積部分を有効受光面積部分に置換作用する
ので、有効受光面積を実質的に減少せしめること
なく受光面側電極の集電効率を上昇せしめること
ができる。
に、受光面側に透明電極層を有する半導体光活性
層を形成し、透明電極層上に良導電体からなる複
数の集電部を設け、集電部の各々が、少なくとも
上記半導体光活性層を絶縁状態で貫通し、光活性
層の背面側で互いに電気的に結合されることによ
り、受光面側での電気的結合のための配線による
遮光面積部分を有効受光面積部分に置換作用する
ので、有効受光面積を実質的に減少せしめること
なく受光面側電極の集電効率を上昇せしめること
ができる。
第１図は本考案光起電力装置の一実施例を受光
面側から見た正面図、第２図は第１図に於ける
−′線断面図、第３図は本考案の他の実施例の
断面図、第４図は本考案の更に他の実施例の正面
図、を夫々示している。 １……基板、２……光活性層、４……集電部。
面側から見た正面図、第２図は第１図に於ける
−′線断面図、第３図は本考案の他の実施例の
断面図、第４図は本考案の更に他の実施例の正面
図、を夫々示している。 １……基板、２……光活性層、４……集電部。
Claims (1)
- 基板上に、受光面側に透明電極層を有する半導
体光活性層を形成し、透明電極層上に良導電体か
らなる複数の集電部を離散的に設け、集電部の
各々が、少なくとも上記半導体光活性層を絶縁状
態で貫通し、光活性層の背面側で互いに電気的に
結合されていることを特徴とする光起電力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984172002U JPH0453002Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984172002U JPH0453002Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6186956U JPS6186956U (ja) | 1986-06-07 |
| JPH0453002Y2 true JPH0453002Y2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=30729675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984172002U Expired JPH0453002Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453002Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9093590B2 (en) * | 2006-12-26 | 2015-07-28 | Kyocera Corporation | Solar cell and solar cell manufacturing method |
| WO2012137291A1 (ja) * | 2011-04-04 | 2012-10-11 | 三菱電機株式会社 | 太陽電池およびその製造方法、太陽電池モジュール |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56154172U (ja) * | 1980-04-15 | 1981-11-18 |
-
1984
- 1984-11-13 JP JP1984172002U patent/JPH0453002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6186956U (ja) | 1986-06-07 |
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