JPS63119273A - 光電変換素子 - Google Patents
光電変換素子Info
- Publication number
- JPS63119273A JPS63119273A JP61265270A JP26527086A JPS63119273A JP S63119273 A JPS63119273 A JP S63119273A JP 61265270 A JP61265270 A JP 61265270A JP 26527086 A JP26527086 A JP 26527086A JP S63119273 A JPS63119273 A JP S63119273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- layer
- solar cell
- cell element
- semiconductor substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 8
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 5
- 230000009469 supplementation Effects 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 34
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 13
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 13
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 3
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052810 boron oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N diboron trioxide Chemical compound O=BOB=O JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000464 lead oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N oxolead Chemical compound [Pb]=O YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- LIVNPJMFVYWSIS-UHFFFAOYSA-N silicon monoxide Chemical compound [Si-]#[O+] LIVNPJMFVYWSIS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000003378 silver Chemical class 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、たとえば太陽電池素子のような光電変換素子
に関する。
に関する。
従来技術
第6図は、従来技術の太陽電池素子1の構成を示す断面
図である。第6図を参照して、従来技術の太陽電池素子
1の構成について説明する。この太陽電池素子1は、P
形シリコン基板2上に N+層3を形成する。次にこの
N+層3 の表面に、たとえば酸化チタン(T io
2)から成る反射防止膜4を全面に亘って形成する。
図である。第6図を参照して、従来技術の太陽電池素子
1の構成について説明する。この太陽電池素子1は、P
形シリコン基板2上に N+層3を形成する。次にこの
N+層3 の表面に、たとえば酸化チタン(T io
2)から成る反射防止膜4を全面に亘って形成する。
このように形成された反射防止膜4上の予め定められる
位置に電極5を形成するために、ガラス7リツトを混合
した銀ペーストを印刷し焼成すると、この銀ペースト屑
は前記反射防止膜4を貫通し、第6図示のように一端は
N+層3 と接触し、他端は反射防止膜4を貫通した電
極5が形成される。
位置に電極5を形成するために、ガラス7リツトを混合
した銀ペーストを印刷し焼成すると、この銀ペースト屑
は前記反射防止膜4を貫通し、第6図示のように一端は
N+層3 と接触し、他端は反射防止膜4を貫通した電
極5が形成される。
発明が解決しようとする問題点
このような太陽電池素子1において、充電変換効率を高
めるためには、可及的に電極5と N+層3との接触面
積を低減する必要があることが知られている。
めるためには、可及的に電極5と N+層3との接触面
積を低減する必要があることが知られている。
またN+j13 と電極5との接触面積が太き(なる
ほど、これらの間の界面におけるキャリアの再結合速度
が大きくなり、開放電圧(Voc)が充分に得られない
ことになってしまう。
ほど、これらの間の界面におけるキャリアの再結合速度
が大きくなり、開放電圧(Voc)が充分に得られない
ことになってしまう。
そのために、電極5の接触面積を低減すると、N”14
3との接着強度が低下してしまう。したがって、この接
着強度を確保するため、電極5の材料となる。1−記帳
ペースト中に、ガラス7リツトをたとえば1.5%以上
渚、合する必要がある。
3との接着強度が低下してしまう。したがって、この接
着強度を確保するため、電極5の材料となる。1−記帳
ペースト中に、ガラス7リツトをたとえば1.5%以上
渚、合する必要がある。
−・方、混合されるガラス7リツトの量が増大すると、
電wg5とN+i3 との開の接触抵抗値が大きくな
り、太陽電池素子1の直列抵抗が増大してしまう。その
ため太陽電池素子1の電気的品質が低下してしまうとい
う問題点があった、本発明の[1的はIユ述の問題点を
解決し、半導体基板とこの半導体JI(板上に形成され
た電極との接着強度が増大されるとともに、接触抵抗を
低減して格段に品質を向」二した充電変換素子を提供す
ることである。
電wg5とN+i3 との開の接触抵抗値が大きくな
り、太陽電池素子1の直列抵抗が増大してしまう。その
ため太陽電池素子1の電気的品質が低下してしまうとい
う問題点があった、本発明の[1的はIユ述の問題点を
解決し、半導体基板とこの半導体JI(板上に形成され
た電極との接着強度が増大されるとともに、接触抵抗を
低減して格段に品質を向」二した充電変換素子を提供す
ることである。
問題点を解決するための手段
本発明は、半導体基板上に点在状態に形成された第1電
極と、 半導体基板を被覆して形成され、第1電極によって貫通
された反n・j防止膜と、 第1電極と選択的に導通し、半導体基板とは電気的に絶
縁されて反射防止膜−にに形成される第2電極とを含む
ことを特徴とする光電変換素子である。
極と、 半導体基板を被覆して形成され、第1電極によって貫通
された反n・j防止膜と、 第1電極と選択的に導通し、半導体基板とは電気的に絶
縁されて反射防止膜−にに形成される第2電極とを含む
ことを特徴とする光電変換素子である。
作 用
本発明の充電変換素子は、半導体基板上に点在状態に第
1電極を形成しており、またこの半導体基板は、反射防
止膜によって被覆される。この反射防止膜は、第1電極
によって貫通されており、第1電極の反射防止膜に関し
て半導体基板と反対側端部付近は、第2電極に選択的に
導通される。
1電極を形成しており、またこの半導体基板は、反射防
止膜によって被覆される。この反射防止膜は、第1電極
によって貫通されており、第1電極の反射防止膜に関し
て半導体基板と反対側端部付近は、第2電極に選択的に
導通される。
この第2電極は、半導体基板とは電気的に絶縁されて形
成される。
成される。
すなわち、第1電極および第2電極の材料を適切に選択
することにより、第1電極は半導体基板との接触面積を
低減して接触抵抗を低下させるように構成することがで
きる。−・方、そのために接着強度が低下するけれども
、これは、反射防止膜上に形成される第2電極に高接着
強度である材料を用いることによって、第1電極の接着
強度の低下を補完することができる。
することにより、第1電極は半導体基板との接触面積を
低減して接触抵抗を低下させるように構成することがで
きる。−・方、そのために接着強度が低下するけれども
、これは、反射防止膜上に形成される第2電極に高接着
強度である材料を用いることによって、第1電極の接着
強度の低下を補完することができる。
=3=
実施例
第1図は本発明の一実施例の光電変換素子である太陽電
池素子11の平面図であり、第2図は第1図の切断面線
■−■から見た断面図であり、第3図は第1図の切断面
線■−■から見た断面図である。第1図−153図を参
照して、本実施例の太陽電池素子11の構成について説
明する。太陽電池素子11は、P形シリコン基板2の表
面全体に亘ってN4層13が形成されている。このN+
層13」−に、たとえば2Wi構造(たとえば酸化チタ
ン(T io 2)から成るml屑14、およびたとえ
ば酸化錫(S、l+02)から成る第2層15)の反射
防止膜16が形成されている。
池素子11の平面図であり、第2図は第1図の切断面線
■−■から見た断面図であり、第3図は第1図の切断面
線■−■から見た断面図である。第1図−153図を参
照して、本実施例の太陽電池素子11の構成について説
明する。太陽電池素子11は、P形シリコン基板2の表
面全体に亘ってN4層13が形成されている。このN+
層13」−に、たとえば2Wi構造(たとえば酸化チタ
ン(T io 2)から成るml屑14、およびたとえ
ば酸化錫(S、l+02)から成る第2層15)の反射
防止膜16が形成されている。
この反射防止膜16を貫通して、第1図に示す、l:う
に、たとえば7トリクス状に点在する第1電撓17が形
成される。f:tS1電極17の N+N13側の端部
はN1屑13 に接触し、他方側端部は反射防止M16
を貫通して、第2図上方に突出して形成される。これら
の第1電極17を共通に接続するli2電極13(が形
成される。
に、たとえば7トリクス状に点在する第1電撓17が形
成される。f:tS1電極17の N+N13側の端部
はN1屑13 に接触し、他方側端部は反射防止M16
を貫通して、第2図上方に突出して形成される。これら
の第1電極17を共通に接続するli2電極13(が形
成される。
第4図は第1図示の太陽電池素子11を製造する工程を
説明する断面図である。@1図〜第4図を参照して、本
実施例の太陽電池素子11を製造する工程について説明
する。まず、!#4図(1)に示されるように、P形シ
リコン基板12を準備し、第4図(2)で示されるよう
に、その−力価の全表面に亘ってN+層13を形成する
。
説明する断面図である。@1図〜第4図を参照して、本
実施例の太陽電池素子11を製造する工程について説明
する。まず、!#4図(1)に示されるように、P形シ
リコン基板12を準備し、第4図(2)で示されるよう
に、その−力価の全表面に亘ってN+層13を形成する
。
このN+層13 の全表面に亘って、上記2層構造をな
す反射防止膜16を形成する。このとき、上記第1層1
4および第2層15の順に形成する。
す反射防止膜16を形成する。このとき、上記第1層1
4および第2層15の順に形成する。
上記反射防止膜16上に、第1図に示すたとえばマトリ
ックス状に点在する態様に、第1銀ペースト層19を印
刷して形成する。このとき、この第1銀ペースト層1つ
を構成する第1銀ペーストの成分構成は、下記第1表の
とおりである。
ックス状に点在する態様に、第1銀ペースト層19を印
刷して形成する。このとき、この第1銀ペースト層1つ
を構成する第1銀ペーストの成分構成は、下記第1表の
とおりである。
1ユ記Pt51表にJ5けるガラス7リツトは、酸化鉛
(PLO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ホウ素(B20
3)等を1′、成分とし、その転移点は600°C以下
であり、熱膨張係数は50 X 1.0 ’/’C以
下に選ばれる。
(PLO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ホウ素(B20
3)等を1′、成分とし、その転移点は600°C以下
であり、熱膨張係数は50 X 1.0 ’/’C以
下に選ばれる。
次に、これをたとえば800°C以上で焼成すると、t
tS11ベースト層19に含まれるがラス7リツ1の作
用によって、−に記第1 、IFI 14 (T io
2)および第2N415 (SnO2)を貫通して、
N+層13 と接触する。 方、第1電極17のN+i
13 と反対側端部は、反射防止膜1G上に突出する
ように形成される。
tS11ベースト層19に含まれるがラス7リツ1の作
用によって、−に記第1 、IFI 14 (T io
2)および第2N415 (SnO2)を貫通して、
N+層13 と接触する。 方、第1電極17のN+i
13 と反対側端部は、反射防止膜1G上に突出する
ように形成される。
次に、この第1電極17を共通に被覆する態様(第1図
参照)に、第2銀ペースト層20を印刷する。この第2
銀ペースト層20を形成する第2銀ペーストの成分組成
は、」二記第1表に示すとおりである。この後、これを
たとえば700°C以下で焼成する。このとき」二記第
1表のように、成分構成が選ばれた第2銀ペーストは、
第1銀ペーストのように、反射防止膜16を貫通するこ
とがないようlこ選ばれている。すなわち、前記焼成工
程により第2銀ベース)120は、第4図(7)に示す
第2電極18として形成され、同時に反射防止膜16の
第2層15に固着する。
参照)に、第2銀ペースト層20を印刷する。この第2
銀ペースト層20を形成する第2銀ペーストの成分組成
は、」二記第1表に示すとおりである。この後、これを
たとえば700°C以下で焼成する。このとき」二記第
1表のように、成分構成が選ばれた第2銀ペーストは、
第1銀ペーストのように、反射防止膜16を貫通するこ
とがないようlこ選ばれている。すなわち、前記焼成工
程により第2銀ベース)120は、第4図(7)に示す
第2電極18として形成され、同時に反射防止膜16の
第2層15に固着する。
第5図は、第1図〜第3図示の本実施例の太陽電池素子
11とfIS6図示の従来技術の太陽電池素子1の電圧
−電流特性を示すグラフである。第5図のラインノ1は
、本実施例の太陽電池素子11の特性を表わし、ライン
J!2は太陽電池索子1の特性を表わす。第5図に示す
ように従来技術に比べて、本実施例の太陽電池素子11
は、曲線因子が大きく、またラインノ2に示される開放
電圧■1よりも、ラインノ1が示す本実施例の開放電圧
■2が大きくなっている。すなわち、太陽電池素子11
の特性が格段に改善されたことが理解される。
11とfIS6図示の従来技術の太陽電池素子1の電圧
−電流特性を示すグラフである。第5図のラインノ1は
、本実施例の太陽電池素子11の特性を表わし、ライン
J!2は太陽電池索子1の特性を表わす。第5図に示す
ように従来技術に比べて、本実施例の太陽電池素子11
は、曲線因子が大きく、またラインノ2に示される開放
電圧■1よりも、ラインノ1が示す本実施例の開放電圧
■2が大きくなっている。すなわち、太陽電池素子11
の特性が格段に改善されたことが理解される。
以上のように、本実施例に従えば、 N+層13と直接
接触する電極として第1電極17をドツト状に形成し、
この第1電極17とN+層13 との接触面積を可及的
に小さくするようにした。一方、これに伴なう固着強度
の低下は、反射防止膜16と緊密に固着される第2電極
18を、第1電極17が被覆される態様に形成すること
によって、補完される。また−に記第1電極17とN+
層13 との接触面積の低下に伴ない、これらの界面に
おけるキャリアの表面再結合速度を格段に低下させるこ
とができる。したがって、第5図に示すように、開放電
圧を大トくすることができる。
接触する電極として第1電極17をドツト状に形成し、
この第1電極17とN+層13 との接触面積を可及的
に小さくするようにした。一方、これに伴なう固着強度
の低下は、反射防止膜16と緊密に固着される第2電極
18を、第1電極17が被覆される態様に形成すること
によって、補完される。また−に記第1電極17とN+
層13 との接触面積の低下に伴ない、これらの界面に
おけるキャリアの表面再結合速度を格段に低下させるこ
とができる。したがって、第5図に示すように、開放電
圧を大トくすることができる。
前述の実施例では、反射防止膜16は酸化チタン(Ti
O2)から成る第111.4と、酸化錫(S n。
O2)から成る第111.4と、酸化錫(S n。
2)から成る第2層15とから成る多層構造として実現
したけれども、その他に酸化錫(S no 2)、酸化
チタン(TiO2)、窒化シリコン(Si、N、)、酸
化シリコン(SiO)のいずれか1つから成る単層構造
、または酸化錫(SI+02)/窒化シリコン(Si、
N4)の重層構造であるようにしてもよい。また太陽電
池素子11の基本的構造として、P形シリコン基板12
およびN1屑13 に即して説明したけれど6、その他
にN+層/P形半導体層、またはN4層/P形半導体層
/P+層 、またはP+層/N形半導体層、またはP+
W!/N形半導体層/N”層等の構成であってもよい。
したけれども、その他に酸化錫(S no 2)、酸化
チタン(TiO2)、窒化シリコン(Si、N、)、酸
化シリコン(SiO)のいずれか1つから成る単層構造
、または酸化錫(SI+02)/窒化シリコン(Si、
N4)の重層構造であるようにしてもよい。また太陽電
池素子11の基本的構造として、P形シリコン基板12
およびN1屑13 に即して説明したけれど6、その他
にN+層/P形半導体層、またはN4層/P形半導体層
/P+層 、またはP+層/N形半導体層、またはP+
W!/N形半導体層/N”層等の構成であってもよい。
効 果
以上のように本発明に従えば、第1電極および第2電極
の材料を適切に選択することにより、第1電極を半導体
基板との接触面積を低減して接触抵抗を低下させるとと
もに、これらの界面にオ;けるキャリアの再結合速度を
低下させるように構成することができる。−力、そのた
めに接着強度が低下するけれども、これは、反射防止膜
上に形成される第2電極に、高接着強度である材料を用
いることによって、第1電極の接着強度の低下を補完す
ることができる。このようにして光電変換効率と耐久性
に優れた光電変換素子が得られる。
の材料を適切に選択することにより、第1電極を半導体
基板との接触面積を低減して接触抵抗を低下させるとと
もに、これらの界面にオ;けるキャリアの再結合速度を
低下させるように構成することができる。−力、そのた
めに接着強度が低下するけれども、これは、反射防止膜
上に形成される第2電極に、高接着強度である材料を用
いることによって、第1電極の接着強度の低下を補完す
ることができる。このようにして光電変換効率と耐久性
に優れた光電変換素子が得られる。
第1図は本発明の一実施例の太陽電池素子1の平面図、
第2図は第1図の切断面線■−■から見た断面図、第3
図は第1図の切断面線■−■から見た断面図、第4図は
本実施例の太陽電池素子11を製造する工程を示す断面
図、第5図は本実施例の太陽電池素子11と従来技術の
太陽電池素子1との特性を説明するグラフ、第6図は従
来技術の太陽電池素子1の構成を示す断面図である。 11・・・太陽電池素子、12・・・P形シリコン基板
、13・・・N+層、14・・・第1層、15・・・第
2層、16・・・反射防止膜、17・・・fjS1電極
、18・・・第2電極、1つ・・・第1銀ペースト層、
20・・・第2銀ペースト屑 代理人 弁理士 西教 圭一部 第4図 第6図
第2図は第1図の切断面線■−■から見た断面図、第3
図は第1図の切断面線■−■から見た断面図、第4図は
本実施例の太陽電池素子11を製造する工程を示す断面
図、第5図は本実施例の太陽電池素子11と従来技術の
太陽電池素子1との特性を説明するグラフ、第6図は従
来技術の太陽電池素子1の構成を示す断面図である。 11・・・太陽電池素子、12・・・P形シリコン基板
、13・・・N+層、14・・・第1層、15・・・第
2層、16・・・反射防止膜、17・・・fjS1電極
、18・・・第2電極、1つ・・・第1銀ペースト層、
20・・・第2銀ペースト屑 代理人 弁理士 西教 圭一部 第4図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半導体基板上に点在状態に形成された第1電極と、 半導体基板を被覆して形成され、第1電極によって貫通
された反射防止膜と、 第1電極と選択的に導通し、半導体基板とは電気的に絶
縁されて反射防止膜上に形成される第2電極とを含むこ
とを特徴とする光電変換素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61265270A JPS63119273A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 光電変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61265270A JPS63119273A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 光電変換素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119273A true JPS63119273A (ja) | 1988-05-23 |
JPH0563031B2 JPH0563031B2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=17414894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61265270A Granted JPS63119273A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 光電変換素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63119273A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4205733A1 (de) * | 1991-05-17 | 1992-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleitereinrichtung |
US5279682A (en) * | 1991-06-11 | 1994-01-18 | Mobil Solar Energy Corporation | Solar cell and method of making same |
WO2009150741A1 (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-17 | 三菱電機株式会社 | 光起電力装置の製造方法 |
JP2013149815A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 太陽電池及びその製造方法 |
JP2013201217A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽電池およびその製造方法 |
JP2015062251A (ja) * | 2014-11-28 | 2015-04-02 | 信越化学工業株式会社 | 太陽電池及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140880A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Hitachi Ltd | 太陽電池の製造方法 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP61265270A patent/JPS63119273A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140880A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Hitachi Ltd | 太陽電池の製造方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4205733A1 (de) * | 1991-05-17 | 1992-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleitereinrichtung |
US5248347A (en) * | 1991-05-17 | 1993-09-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Solar cell |
DE4205733C2 (de) * | 1991-05-17 | 1995-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleitereinrichtung |
US5279682A (en) * | 1991-06-11 | 1994-01-18 | Mobil Solar Energy Corporation | Solar cell and method of making same |
WO2009150741A1 (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-17 | 三菱電機株式会社 | 光起電力装置の製造方法 |
JP2013149815A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 太陽電池及びその製造方法 |
JP2013201217A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 太陽電池およびその製造方法 |
JP2015062251A (ja) * | 2014-11-28 | 2015-04-02 | 信越化学工業株式会社 | 太陽電池及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563031B2 (ja) | 1993-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0542961B1 (en) | Improved solar cell and method of making same | |
US4737197A (en) | Solar cell with metal paste contact | |
JP2828341B2 (ja) | 電気接触部及びその製造方法 | |
EP0482511B1 (en) | Integrated photovoltaic device | |
KR100242852B1 (ko) | 광기전력 소자 및 그 제조 방법 | |
US5385614A (en) | Series interconnected photovoltaic cells and method for making same | |
US20100258167A1 (en) | Photovoltaic cell structure and manufacturing method | |
JPS61222181A (ja) | 電流コレクタグリツドの製造方法及びそのための材料 | |
JP2000164902A (ja) | 太陽電池 | |
JPS61208701A (ja) | 導電ペ−スト | |
JPH0652795B2 (ja) | 可撓性非晶質半導体太陽電池 | |
JPS59167056A (ja) | シリコン半導体電極 | |
JPS63119273A (ja) | 光電変換素子 | |
JP3616824B2 (ja) | pin型光電変換素子及び製造方法 | |
JP2000150934A (ja) | 光起電力素子及びその製造方法 | |
JPS59208789A (ja) | 太陽電池 | |
JPH05129640A (ja) | 太陽電池およびその製造方法 | |
JPH05326990A (ja) | 光電変換装置の製造方法 | |
KR101067807B1 (ko) | 태양전지 셀 및 그의 전극 형성 방법 | |
JPS61222281A (ja) | 光起電力デバイス | |
JPS5955079A (ja) | 薄膜太陽電池 | |
JP4570255B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP2698401B2 (ja) | 薄膜光電変換素子 | |
US20230178669A1 (en) | Photovoltaic string and associated methods | |
US20230170431A1 (en) | Photovoltaic cell and string and associated methods |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |