JP2002270854A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002270854A JP2001070869A JP2001070869A JP2002270854A JP 2002270854 A JP2002270854 A JP 2002270854A JP 2001070869 A JP2001070869 A JP 2001070869A JP 2001070869 A JP2001070869 A JP 2001070869A JP 2002270854 A JP2002270854 A JP 2002270854A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子面積を増加することなく電流能力を向上
させることができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 基板がトレンチ2により絶縁分離され、
この絶縁分離された素子形成領域において基板の表層部
にソース領域3とドレイン領域4が形成され、基板にお
けるソース領域3とドレイン領域4の間をチャネル領域
として、チャネル領域上にゲート酸化膜が形成され、ゲ
ート酸化膜上にゲート電極6が形成されている。トレン
チ2の側壁には側壁酸化膜2aが形成されており、内部
には導電性のPolySi部材2bが充填されている。
そして、ゲート電極6とPolySi部材2bとが第3
の配線8cにより電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、素子分離絶縁膜に
よって絶縁分離されたMOSトランジスタを有する半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプレーナ型のMOSトラン
ジスタは、シリコン等からなる半導体基板(以下、単に
基板という)において、素子が素子分離絶縁膜により囲
まれて周囲の素子から絶縁分離され、その素子分離絶縁
膜により絶縁分離された領域内における基板の表層部
に、ソース領域とドレイン領域とが形成されている。ま
た、ソース領域とドレイン領域との間における基板をチ
ャネル領域として、チャネル領域上にゲート絶縁膜が形
成され、ゲート絶縁膜上にゲート電極が形成されてい
る。
【0003】そして、ゲート電極に電圧を印加すること
によりソース領域とドレイン領域の間にチャネルが形成
され、ソース領域とドレイン領域の間に電流が流れるよ
うになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様なMOSトラン
ジスタにおいて電流能力を大きくするためには、素子全
体の面積を大きくして素子分離絶縁膜間の距離を大きく
しなければならない。しかし、素子全体の面積を大きく
すると、近年の半導体装置の小型化の要求に応えること
ができない。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、素子面積を
増加することなく電流能力を向上させることができる半
導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、半導体基板(1)と、
半導体基板に素子形成領域を形成すべく備えられた素子
分離絶縁膜(2a、21、31a)と、素子形成領域に
おいて少なくとも半導体基板の表層部に形成されたソー
ス領域(3)及びドレイン領域(4)と、ソース領域と
ドレイン領域との間における半導体基板をチャネル領域
として、該チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜
(5)と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極
(6)とを有してなる半導体装置において、素子分離絶
縁膜を挟んで素子形成領域に対する反対側の部位(2
b、1c、31b)には、ゲート電極へのゲート電圧が
印加されるようになっていることを特徴としている。
【0007】本発明では、素子分離絶縁膜を挟んで素子
形成領域に対する反対側の部位にゲート電圧を印加し
て、半導体基板におけるソース領域とドレイン領域との
間のうち素子分離絶縁膜の側壁にもチャネルが形成され
るようにすることで、素子面積を増加させなくてもチャ
ネル幅を大きくすることができる。このため、素子面積
を増加することなく電流能力を向上させることができ
る。
【0008】この場合、請求項2に記載の発明の様に、
素子形成領域を囲むように形成したトレンチ(2、3
1)と、トレンチの側壁に形成した側壁絶縁膜(2a、
31a)と、トレンチの内部に充填したPolySi部
材(2b、31b)とを有し、素子分離絶縁膜を側壁絶
縁膜で構成し、素子分離絶縁膜を挟んで素子形成領域に
対する反対側の部位を、PolySi部材で構成するこ
とができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明の様に、請求
項1の発明において、素子形成領域を囲むように形成し
た二重のトレンチ(21)と、二重のトレンチ内に形成
した絶縁物とを有し、素子分離絶縁膜を絶縁物で構成
し、素子分離絶縁膜を挟んで素子形成領域に対する反対
側の部位を、半導体基板のうち二重のトレンチに挟まれ
た部位(1c)で構成することができる。
【0010】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図に示す
実施形態について説明する。本実施形態では、本発明を
半導体装置としてのNchMOSトランジスタに適用し
た例で説明する。図1はNchMOSトランジスタを上
方から見た場合のレイアウトを示す図であり、図2は図
1におけるA−A断面を模式的に示す図である。なお、
図1では便宜上ハッチングを施しているが、このハッチ
ングは断面を示すものではない。
【0012】半導体基板(以下、単に基板という)1と
してはSOI基板を用いており、SOI基板は支持基板
(図示せず)上に埋め込み酸化膜1aが配置され、埋め
込み酸化膜1a上にP-型の素子形成基板1bが配置さ
れてなる。なお、素子形成基板1bとしてはN-型を選
択してもよい。
【0013】素子形成基板1bには埋め込み酸化膜1a
まで達するトレンチ2が形成されている。このトレンチ
2は枠状に形成されており、深さは10〜15μm程度
になっている。トレンチ2の側壁には側壁絶縁膜として
の側壁酸化膜2aが形成されている。この側壁酸化膜2
aの厚みは500〜600nmとなっている。また、ト
レンチ2の内部には導電性のPolySi部材2bが隙
間無く充填されている。
【0014】ここで、側壁酸化膜2aのうち内側に形成
されている側壁酸化膜2aが素子分離絶縁膜に相当し、
この内側の側壁酸化膜2aによって周囲の素子形成基板
1bから絶縁された領域が素子形成領域となっている。
つまり、素子形成領域がトレンチ2により囲まれてい
る。
【0015】素子形成領域における基板1の表層部に
は、P型のWell領域が側壁酸化膜2aに接触するよ
うに形成されている。また、Well領域の表層部には
+型のソース領域3とN+型のドレイン領域4とが形成
されている。このソース領域3とドレイン領域4は側壁
酸化膜2aに十分近い部位まで形成されており、ソース
領域3及びドレイン領域4と側壁酸化膜2aとの間の距
離は2μm以下となっている。また、ソース領域3とド
レイン領域4の各々の深さは0.1〜0.5μm程度と
なっている。
【0016】また、ソース領域3とドレイン領域4との
間におけるWell領域(基板)をチャネル領域とし
て、チャネル領域上にゲート絶縁膜としてのゲート酸化
膜5が形成されている。このゲート酸化膜5の厚みは1
0〜100nm程度になっている。また、ゲート酸化膜
5上にゲート電極6が形成されている。このゲート電極
6はPolySi等によって形成することができる。
【0017】また、基板1の表面のうちドレイン領域4
やソース領域3及びゲート電極6等が形成されていない
部位にはLOCOS酸化膜が形成されている。また、ソ
ース領域3やLOCOS酸化膜等を含む基板1上には層
間絶縁膜7が形成されており、層間絶縁膜7上にAl等
の金属によって複数の配線8a〜8cが形成されてい
る。
【0018】これらの配線8a〜8cは、第1のコンタ
クトホール9aを介してドレイン領域4と電気的に接続
された第1の配線8aと、第2のコンタクトホール9b
を介してソース領域3及び基板1と電気的に接続された
第2の配線8bと、第3のコンタクトホール9cを介し
てゲート電極6と電気的に接続された第3の配線8cと
からなる。
【0019】ここで、第3の配線8cは、第4のコンタ
クトホール9dを介してトレンチ2の内側の側壁酸化膜
2aを挟んで素子形成領域に対する反対側の部位である
PolySi部材2bと電気的に接続されている。
【0020】次に、この様なNchMOSトランジスタ
の製造方法を簡単に述べる。まず、SOI基板を用意し
てエッチング等によりトレンチ2を形成する。そして、
熱酸化等によりトレンチ2の側壁酸化膜2aを形成す
る。その後、トレンチ2の内部を電気伝導性のPoly
Siで充填してPolySi部材2bを形成する。その
後、LOCOS酸化膜を形成した後、ゲート酸化膜5を
形成して、ゲート電極6を形成する。続いて、LOCO
S酸化膜をマスクとしてイオン注入及び拡散を行うこと
によりソース領域3とドレイン領域4を形成する。
【0021】次に、層間絶縁膜7を形成した後、層間絶
縁膜7に第1〜第4のコンタクトホール9a〜9dを形
成する。その後、層間絶縁膜7上の一面にAl膜を形成
することにより第1〜第4のコンタクトホール9a〜9
dにAlを充填し、層間絶縁膜7上のAl膜をパターニ
ングすることで第1〜第3の配線8a〜8cを形成す
る。このようにして、NchMOSトランジスタを製造
することができる。
【0022】なお、トレンチ2内部を電気伝導性のPo
lySiで充填する際は、不純物がドーピングされるよ
うな雰囲気でPolySiをトレンチ2に充填するよう
にする。
【0023】この様なNchMOSトランジスタでは、
ゲート電極6に正のゲート電圧を印加すると、ゲート酸
化膜5の厚みとWell領域の濃度等によって決まるし
きい値電圧Vt1以上で、ゲート酸化膜5の下のチャネ
ル領域にN型のチャネル10が形成され、MOSトラン
ジスタがオン状態となる。このVt1は1〜2V程度で
ある。
【0024】この際、トレンチ2の内側の側壁酸化膜2
aを挟んで素子形成領域と導電性のPolySi部材2
bとが対向しており、このPolySi部材2bにもゲ
ート電圧が印加されるようになっているため、ソース領
域3とドレイン領域4との間のうちトレンチ2の内側の
側壁酸化膜2aと対向する部位(以下、側面対向領域と
いう)にもチャネル11が形成される。つまり、Pol
ySi部材2bをゲート電極として利用し、内側の側壁
酸化膜2aをゲート酸化膜として利用し、側面対向領域
をチャネル領域として利用することができ、ゲート酸化
膜5と対向する部位のチャネル10をトレンチ2の側壁
まで伸ばすことができる。
【0025】この際、PolySi部材2bの全てが導
電性となっているため、トレンチ2の内側の側壁酸化膜
2aに沿ってトレンチ2の深さだけチャネル11が形成
される。このPolySi部材2bを用いたゲートで
は、しきい値電圧Vt2はトレンチ2の側壁酸化膜2a
の厚さやWell領域の濃度などによって決まり、この
Vt2は例えば8V程度となる。
【0026】この様に、本実施形態ではトレンチ2の内
側の側壁酸化膜2aもゲート酸化膜として利用すること
で、従来のゲート酸化膜5の直下のみにチャネル10を
形成する構成に比べて、トレンチ2の深さの2倍の長さ
だけチャネル幅を大きくすることができる。
【0027】従って、素子面積を増加させなくてもチャ
ネル幅を大きくすることができ、素子面積を増加するこ
となく電流能力を向上させて、抵抗値を小さくすること
ができる。
【0028】(第2実施形態)本実施形態でも、本発明
を半導体装置としてのNchMOSトランジスタに適用
した例で説明する。図3はNchMOSトランジスタを
上方から見た場合のレイアウトを示す図である。なお、
図3では便宜上ハッチングを施しているが、このハッチ
ングは断面を示すものではない。以下、主として第1実
施形態と異なる部分について述べ、図3中図1と同一部
分は同一符号を付して説明を省略する。
【0029】本実施形態では、素子形成領域を囲むよう
に二重のトレンチ21が形成されている。そして、二重
のトレンチ21内はPolySi部材により充填される
のではなく、絶縁物としての酸化物により充填されてい
る。ここで、この二重のトレンチ21のうち、内側に形
成されたトレンチ21内の酸化物が素子分離絶縁膜に相
当する。
【0030】また、基板1のうちの二重のトレンチ21
に挟まれた部位1cが素子分離絶縁膜を挟んで素子形成
領域に対する反対側の部位に相当し、素子形成領域内の
ゲート電極6とトレンチ21に挟まれた部位1cとが電
気的に接続されている。ここで、各々のトレンチ21の
幅は2μm程度となっている。この場合、Vt1は1〜
2V程度であり、Vt2は十数Vである。
【0031】これにより、基板1におけるトレンチ21
に挟まれた部位1cをゲート電極として利用し、内側の
トレンチ21内の酸化物をゲート酸化膜として利用する
ことができるため、内側のトレンチ21の側壁に沿って
チャネルを形成することができる。そのため、第1実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】また、二重のトレンチ21に挟まれた部位
1cと第3の配線8cとを電気的に接続しているため、
トレンチ2上の層間絶縁膜7にコンタクトホールを形成
する必要がなく、容易にゲート電極6と二重のトレンチ
21に挟まれた部位1cとを電気的に接続することがで
きる。
【0033】(第3実施形態)本実施形態では、本発明
を半導体装置としての出力用パワーMOSトランジスタ
に適用した例で説明する。図4はNchMOSトランジ
スタを上方から見た場合のレイアウトを示す図である。
なお、図4では便宜上ハッチングを施しているが、この
ハッチングは断面を示すものではない。以下、主として
第1実施形態と異なる部分について述べ、図4中図1と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0034】本実施形態では、基板1の表層部において
ドレイン領域4とソース領域3が複数個交互に配置さ
れ、各々のソース領域3とドレイン領域4の間における
基板1がチャネル領域とされ、このチャネル領域上にゲ
ート酸化膜が形成され、ゲート酸化膜上にゲート電極6
が形成されている。
【0035】これらのドレイン領域4、ソース領域3及
びゲート電極6は複数列に配列されており、その列毎に
トレンチ2によって囲まれている。つまり、ドレイン領
域4、ソース領域3及びゲート電極6が交互に配列され
た従来のストライプ状のレイアウトに対して、この交互
に配列されたレイアウトを配列方向に貫く様にしてトレ
ンチ2が形成されている。そして、図示しないが、ゲー
ト電極6とPolySi部材2bとが電気的に接続され
ている。
【0036】この様な構成でも、第1実施形態と同様の
効果を得ることができる。具体的には、トレンチ2の間
隔を10μmとし、トレンチ2の幅を2μmとし、トレ
ンチ2の深さ(素子形成基板1bの厚み)を15μmと
した場合、従来の構成のドレイン領域とソース領域とが
ストライプ状に配置されておりPolySi部材にゲー
ト電圧を印加しないMOSトランジスタと比較して、チ
ャネル幅を3.3倍にすることができる。なお、これは
チャネル領域の表面積が互いに同じ場合で比較したもの
である。その結果、パワーMOSトランジスタの電流能
力及びオン抵抗を向上することができる。
【0037】また、オン抵抗の向上により素子形成領域
の面積を小さくすることができるため、パワーMOSト
ランジスタの寄生容量を小さくすることができ、高速動
作が可能となる。
【0038】(他の実施形態)上記第2実施形態と上記
第3実施形態とを組み合わせても第1実施形態と同様の
効果を発揮することができる。つまり、図5のMOSト
ランジスタのレイアウト図に示すように、ドレイン領域
4、ゲート電極6及びソース領域3が一列に交互に配列
された複数の領域の各々をトレンチ(内側のトレンチ)
21で囲み、このトレンチ21に囲まれた複数の領域を
他のトレンチ(外側のトレンチ)21で囲み、基板1の
うち内側のトレンチ21と外側のトレンチ21に挟まれ
た部位1cとゲート電極6とを電気的に接続しても良
い。
【0039】また、図5の様に内側のトレンチ21内の
領域に複数のドレイン領域4等を形成しなくても、1組
のドレイン領域、ゲート電極及びソース領域を形成して
も良い。
【0040】また、図6のMOSトランジスタのレイア
ウト図に示すように、ゲート電極6と第3の配線8cと
の電気的な接続をトレンチ2の外側において行っても良
い。
【0041】また、上記各実施形態におけるトレンチ
2、21は、SOI基板の埋め込み酸化膜1aまで達す
るものであるが、素子形成基板1bの深さ方向の途中ま
で形成されたトレンチ(以下、シャロートレンチとい
う)により素子形成領域を絶縁分離しても良い。この
際、図7のMOSトランジスタの概略断面図に示すよう
に、例えばシャロートレンチ31の内壁に酸化膜31a
を形成し、シャロートレンチ31の内部をPolySi
部材31bにより充填することができる。
【0042】また、SOI基板を用いずにバルク状のウ
ェハからなる基板を用いても良い。この場合、例えば、
図7に示すシャロートレンチ31により基板1における
素子形成領域を絶縁分離すれば良い。
【0043】なお、図5、6では便宜上ハッチングを施
しているが、このハッチングは断面を示すものではな
い。
【0044】また、上記各実施形態やシャロートレンチ
を用いた例では、ゲート酸化膜5の直下のチャネル10
とトレンチ2の内側の側壁酸化膜2aと対向する部位の
チャネル11とが繋がっている例について示したが、こ
れらのチャネル10、11が互いに繋がっていなくて
も、ソース及びドレイン領域3、4と側壁酸化膜2aに
対向する部位のチャネル11とが繋がっていれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るMOSトランジスタのレイ
アウト図である。
【図2】第1実施形態に係るMOSトランジスタの概略
断面図である。
【図3】第2実施形態に係るMOSトランジスタのレイ
アウト図である。
【図4】第3実施形態に係るMOSトランジスタのレイ
アウト図である。
【図5】他の実施形態に係るMOSトランジスタのレイ
アウト図である。
【図6】他の実施形態に係るMOSトランジスタのレイ
アウト図である。
【図7】他の実施形態に係るMOSトランジスタの概略
断面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、1c…半導体基板におけるトレンチに
挟まれた部位、2、31…トレンチ、2a、31a…側
壁酸化膜(素子分離絶縁膜)、2b、31b…Poly
Si部材、3…ソース領域、4…ドレイン領域、5…ゲ
ート酸化膜、6…ゲート電極、21…トレンチ(素子分
離絶縁膜)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 H01L 29/78 301H 301R 617N 618C 621 Fターム(参考) 5F032 AA06 AA13 AA35 AA44 AA45 AA47 AA70 BA01 BB01 CA03 CA17 DA22 5F048 AA00 AA01 AA04 AA05 AC01 BA16 BB01 BB05 BB19 BD02 BD07 BG05 BG14 5F110 AA02 AA07 CC02 DD05 DD13 EE22 EE29 GG02 GG12 GG22 GG29 HJ13 HL03 NN63 NN65 NN66 5F140 AA01 AA05 AA30 AC30 AC36 BA01 BB01 BB02 BB05 BB06 BF01 BF04 BF43 BF51 CA03 CB04 CB06 CB08 CB10 CD01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(1)と、前記半導体基板に
    素子形成領域を形成すべく備えられた素子分離絶縁膜
    (2a、21、31a)と、前記素子形成領域において
    少なくとも前記半導体基板の表層部に形成されたソース
    領域(3)及びドレイン領域(4)と、前記ソース領域
    と前記ドレイン領域との間における前記半導体基板をチ
    ャネル領域として、該チャネル領域上に形成されたゲー
    ト絶縁膜(5)と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲ
    ート電極(6)とを有してなる半導体装置において、 前記素子分離絶縁膜を挟んで前記素子形成領域に対する
    反対側の部位(2b、1c、31b)には、前記ゲート
    電極へのゲート電圧が印加されるようになっていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記素子形成領域を囲むように形成され
    たトレンチ(2、31)と、前記トレンチの側壁に形成
    された側壁絶縁膜(2a、31a)と、前記トレンチの
    内部に充填されたPolySi部材(2b、31b)と
    を有し、 前記素子分離絶縁膜が前記側壁絶縁膜で構成され、前記
    素子分離絶縁膜を挟んで前記素子形成領域に対する反対
    側の部位が、前記PolySi部材で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記素子形成領域を囲むように形成され
    た二重のトレンチ(21)と、前記二重のトレンチ内に
    形成された絶縁物とを有し、 前記素子分離絶縁膜が前記絶縁物で構成され、前記素子
    分離絶縁膜を挟んで前記素子形成領域に対する反対側の
    部位が、前記半導体基板のうち前記二重のトレンチに挟
    まれた部位(1c)で構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
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