JP2002270523A - 窒素化合物供給装置および窒素化合物供給方法および成膜装置 - Google Patents

窒素化合物供給装置および窒素化合物供給方法および成膜装置

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JP2002270523A
JP2002270523A JP2001069819A JP2001069819A JP2002270523A JP 2002270523 A JP2002270523 A JP 2002270523A JP 2001069819 A JP2001069819 A JP 2001069819A JP 2001069819 A JP2001069819 A JP 2001069819A JP 2002270523 A JP2002270523 A JP 2002270523A
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nitrogen compound
carrier gas
vapor
vaporizer
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JP2001069819A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ito
彰浩 伊藤
Shunichi Sato
俊一 佐藤
Takashi Takahashi
孝志 高橋
Naoto Jikutani
直人 軸谷
Morimasa Uenishi
盛聖 上西
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GaInNAs系エピタキシャル成長膜のN
元素含有率の再現性と制御性が良好な窒素化合物供給装
置を提供する。 【解決手段】 窒素化合物蒸気を供給するための窒素化
合物供給装置において、窒素化合物液50が収容される
気化器本体1と、気化器本体1に収容されている窒素化
合物液50に第1キャリアガスを導入するための第1キ
ャリアガス導入管2と、気化器本体1に収容されている
窒素化合物液50に第1キャリアガスを導入することに
よって発生する窒素化合物蒸気を気化器本体1から所定
の反応室に供給する蒸気輸送管3とを有しており、前記
気化器本体1は、窒素化合物液50を収容する容量が4
00cm3以上のものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒素化合物供給装
置および窒素化合物供給方法および成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GaInNAs系の材料を活性層
に用いた発光素子は、温度特性に優れている上、発光波
長が1.1μm以上の長波長帯なので、石英系ファイバ
との整合性が良く、光通信システムや、コンピューター
間、チップ間、チップ内の光インターコネクションや、
光コンピューティングにおいて、キーデバイスになると
期待されている。
【0003】しかしながら、GaInNAs系材料は、
GaInAs系材料にNを混和させるのが難しい。この
ため、従来では、N2ガスや窒素化合物をプラズマによ
り活性化させ導入するMBE法(特開平6−33416
8号)やMOCVD法(特開平6−37355号)が提
案されている。また、熱分解して活性化しやすい窒素化
合物を反応室に導入するMOCVD法が提案されてい
る。
【0004】特開平7−154023,特開平9−28
3857には、この活性化しやすい窒素化合物としてジ
メチルヒドラジン(DMHy)を用いる例が示されてお
り、実験的にもNが混和することが実証されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者の実験結
果によれば、DMHyを用いても成長膜中へのN取り込
み効率が低く、N含有量を大きくするには成長条件に次
のような工夫が必要であることがわかった。すなわち、
Ga(CH33,In(CH33,AsH3などのG
a,In,As原料に対するDMHyの供給比を大過剰
にする。また、Ga,In,N,As各原料のモル流量
を大きくし成長速度を大きくすることが必要であること
がわかった。つまり、DMHyのモル流量を通常の減圧
MOCVD法の場合に比較して大幅に大きくすることが
必要である。
【0006】GaAs基板上に、N元素含有率が3%
で、レーザ活性層として使用可能なほどの品質のGaI
nNAs系エピタキシャル成長膜を得るには、反応管内
径65mmのMOCVD装置で、反応管内圧力を50〜
200Torrにし、DMHyのモル流量を5〜20×
10-3mol/分にする必要がある。このとき、TMG
(Ga原料),TMI(In原料),AsH3(As原
料)のモル流量は5×10-6〜1×10-3mol/分で
ある。
【0007】しかしながら、上述した従来の窒素化合物
(例えばDMHy)の供給系では、GaInNAs系エ
ピタキシャル成長膜のN元素含有率の再現性と制御性が
良くないという問題があった。
【0008】本発明は、GaInNAs系エピタキシャ
ル成長膜のN元素含有率の再現性と制御性が良好な窒素
化合物供給装置および窒素化合物供給方法および成膜装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、窒素化合物蒸気を供給する
ための窒素化合物供給装置において、窒素化合物液が収
容される気化器本体と、気化器本体に収容されている窒
素化合物液に第1キャリアガスを導入するための第1キ
ャリアガス導入管と、気化器本体に収容されている窒素
化合物液に第1キャリアガスを導入することによって発
生する窒素化合物蒸気を気化器本体から所定の反応室に
供給する蒸気輸送管とを有しており、前記気化器本体
は、窒素化合物液を収容する容量が400cm3以上の
ものとなっていることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の窒素化合物供給装置において、第1キャリアガスが
窒素化合物液に導入されるに先立って、第1キャリアガ
スを予熱する予熱手段がさらに設けられていることを特
徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、窒素化合物
蒸気を供給するための窒素化合物供給装置において、窒
素化合物液が収容される気化器本体と、第2キャリアガ
スを輸送するための第2キャリアガス輸送管と、第2キ
ャリアガス輸送管に連通し、気化器本体に収容されてい
る窒素化合物液が加熱蒸発されることによって発生する
窒素化合物蒸気を第2キャリアガス輸送管に案内するた
めの蒸気輸送管とを有し、前記第2キャリアガス輸送管
は、蒸気輸送管から案内された窒素化合物蒸気を第2キ
ャリアガスによって所定の反応室に供給するように構成
されており、前記気化器本体は、窒素化合物液を収容す
る容量が400cm3以上のものとなっていることを特
徴としている。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれか一項に記載の窒素化合物供給装置
において、気化器本体に収容される窒素化合物液は、D
MHyまたはMMHyであることを特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の発明は、気化器本体
に400cm3以上の窒素化合物液を充填し、気化器本
体に充填されている窒素化合物液に第1キャリアガスを
導入することによって発生する窒素化合物蒸気を気化器
本体から所定の反応室に供給することを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の窒素化合物供給方法において、窒素化合物液に導入
するに先立って第1キャリアガスを予熱することを特徴
としている。
【0015】また、請求項7記載の発明は、気化器本体
に400cm3以上の窒素化合物液を充填し、気化器本
体に充填されている窒素化合物液が加熱蒸発することに
よって発生する窒素化合物蒸気を蒸気輸送管によって第
2キャリアガス輸送管に案内し、第2キャリアガス輸送
管は、蒸気輸送管から案内された窒素化合物蒸気を第2
キャリアガスによって所定の反応室に供給することを特
徴としている。
【0016】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の窒素化合物供給方法において、蒸気輸送管の管壁温
度を気化器本体の管壁温度よりも低く保持し、また、蒸
気輸送管の管壁温度を第2キャリアガス輸送管の管壁温
度よりも低く保持することを特徴としている。
【0017】また、請求項9記載の発明は、請求項5乃
至請求項8のいずれか一項に記載の窒素化合物供給方法
において、気化器本体に充填される窒素化合物液は、D
MHyまたはMMHyであることを特徴としている。
【0018】また、請求項10記載の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれか一項に記載の窒素化合物供給装
置から供給される窒素化合物蒸気を用いて所定の膜を成
長するように構成されていることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る窒素化合物供給
装置の構成例を示す図である。図1を参照すると、この
窒素化合物供給装置(窒素化合物供給用気化器)は、窒
素化合物液50が収容される気化器本体1と、気化器本
体1に収容されている窒素化合物液50に第1キャリア
ガスを導入するための第1キャリアガス導入管2と、気
化器本体1に収容されている窒素化合物液50に第1キ
ャリアガスを導入することによって発生する窒素化合物
蒸気を気化器本体1から所定の反応室に供給する蒸気輸
送管3とを有している。
【0020】ここで、第1キャリアガス導入管1は、そ
の端部(開口部)1aが窒素化合物液50をバブリング
する位置になるように気化器本体1の壁を貫通して設け
られている。また、蒸気輸送管3は、その端部(開口
部)3aが窒素化合物液面より上に位置するように気化
器本体1の上面に貫通して設けられている。
【0021】また、図1の例では、気化器本体1は、恒
温槽6内の熱媒体(液体)7によって加熱可能に構成さ
れている。
【0022】一般に、キャリアガス(通常、H2ガス)
で窒素化合物液をバブリングすると、キャリアガスが熱
を奪う作用と窒素化合物液の蒸発により熱を奪う作用と
により、窒素化合物液の温度が下がる。このため、気化
器本体1の容量が小さいと、窒素化合物液の容量も小さ
くなり、バブリングによる温度降下が大きく、成長中の
温度も不安定になる。このため、窒素化合物蒸気の供給
量のバラツキが大きくなり、この窒素化合物蒸気により
反応室内でエピタキシャル成長膜を成長させるとき、エ
ピタキシャル成長膜のN元素含有率の再現性と制御性が
低下する。
【0023】本願の発明者は、気化器本体1に窒素化合
物液としてDMHyを充填し、この際、気化器本体1の
内部容量と気化器本体1へのDMHy充填量を変えて、
内径65mmの横型反応管のMOCVD装置で2インチ
GaAs(001)基板上にGaInNAs膜を膜厚2
0nmでエピタキシャル成長させた。なお、反応管圧力
は100Torrとし、DMHyのモル流量は10×1
-3mol/分とした。次表(表1)には、このときの
結果が示されている。
【0024】
【表1】
【0025】表1から、エピタキシャル成長膜のN元素
含有率のバラツキはDMHy充填量が400cm3以上
であると2.9〜3.0%と小さいが、DMHy充填量
が350cm3以下になるとN元素含有率のバラツキが
大きくなることがわかる。なお、N元素含有率はSIM
S分析による。
【0026】これは、気化器本体1内のDMHyの充填
量が大きい方が気化器本体1の熱容量が大きくなり、バ
ブリング中のDMHyの温度降下が小さいためである。
【0027】よって、量産プロセスにおいて2インチ以
上のウェハ上にGaInNAs系エピタキシャル成長膜
を成長させる場合は、DMHyの充填量を400cm3
以上にするのが良い。
【0028】本発明は、このような知見によりなされた
ものであり、図1の構成例において、気化器本体1は、
窒素化合物液50を収容する容量が400cm3以上の
ものとなっている。
【0029】ここで、窒素化合物液50は、DMHy
(ジメチルヒドラジン)、MMHy(モノメチルヒドラ
ジン)などである。
【0030】このような構成の窒素化合物供給装置で
は、気化器本体1に400cm3以上の窒素化合物液5
0を充填し、気化器本体1に充填されている窒素化合物
液50に第1キャリアガスを導入することによって発生
する窒素化合物蒸気を気化器本体1から所定の反応室に
供給することができる。すなわち、第1キャリアガス導
入管2から気化器本体1内の窒素化合物液50に第1キ
ャリアガスを導入して、窒素化合物液50をバブリング
して窒素化合物液50を気化し、窒素化合物蒸気を蒸気
輸送管3から所定の反応室に供給することができる。
【0031】この窒素化合物供給装置では、気化器本体
1の内部容量が400cm3以上と大きいので、窒素化
合物液50の充填量を大きくでき、バブリング中の窒素
化合物液50の温度低下を小さくすることができる。こ
れによって、所定の反応室へ窒素化合物を大流量で安定
して供給できる。
【0032】また、図2は図1の窒素化合物供給装置の
変形例を示す図である。図2の窒素化合物供給装置で
は、図1の窒素化合物供給装置において、第1キャリア
ガス導入管2の一部に第1キャリアガスを予熱する加熱
部10が設けられている。
【0033】図2の窒素化合物供給装置では、気化器本
体1の窒素化合物液50(例えばDMHy)の充填量を
400cm3以上にでき、かつ、第1キャリアガスをあ
らかじめ予熱するので、バブリング中の窒素化合物液5
0の温度が低下するのをより一層抑制することができ
る。これによって、窒素化合物蒸気をより一層、大流量
で安定して所定の反応室に供給できる。
【0034】なお、図2の例では、図1の窒素化合物供
給装置において、第1キャリアガス導入管2の一部に第
1キャリアガスを予熱する加熱部10を予熱手段として
設けたが、予熱手段としては、これのかわりに、例え
ば、第1キャリアガス導入管2の一部を恒温槽6中の熱
媒体7中を通したり、あるいは、第1キャリアガス導入
管2の一部を直接ヒータ等で加熱するなどして、第1キ
ャリアガスを予熱することもでき、この場合にも、同様
に、バブリング中の窒素化合物液50の温度低下をより
一層抑制することができる。すなわち、第1キャリアガ
スが窒素化合物液50に導入されるに先立って、第1キ
ャリアガスを予熱するものであれば、予熱手段として任
意のものを用いることができる。
【0035】図3は本発明に係る窒素化合物供給装置の
他の構成例を示す図である。なお、図3において、図1
と同様な箇所には同じ符号を付している。図3を参照す
ると、この窒素化合物供給装置は、窒素化合物液50が
収容される気化器本体11と、第2キャリアガスを輸送
するための第2キャリアガス輸送管12と、第2キャリ
アガス輸送管12に連通し、気化器本体11に収容され
ている窒素化合物液50を加熱蒸発されることによって
発生する窒素化合物蒸気を第2キャリアガス輸送管12
に案内するための蒸気輸送管13とを有し、第2キャリ
アガス輸送管12は、蒸気輸送管13から案内された窒
素化合物蒸気を第2キャリアガスによって所定の反応室
に供給するように構成されている。
【0036】図3の構成例においても、図1の構成例と
同様に、気化器本体11は、窒素化合物液50を収容す
る容量が400cm3以上のものとなっている。
【0037】ここで、窒素化合物液50は、DMHy
(ジメチルヒドラジン)、MMHy(モノメチルヒドラ
ジン)などである。
【0038】図3の窒素化合物供給装置では、気化器本
体11に400cm3以上の窒素化合物液50を充填
し、気化器本体11に充填されている窒素化合物液50
が例えば熱媒体7によって加熱蒸発することによって発
生する窒素化合物蒸気を蒸気輸送管13によって第2キ
ャリアガス輸送管12に案内し、第2キャリアガス輸送
管12は、蒸気輸送管13から案内された窒素化合物蒸
気を第2キャリアガスによって所定の反応室に供給する
ことができる。すなわち、図3の窒素化合物供給装置で
は、気化器本体11には直接キャリアガスを導入せず、
恒温槽6中の熱媒体(液体)7の温度を高めて窒素化合
物液50を加熱蒸発させ、窒素化合物蒸気を蒸気輸送管
13を通して第2キャリアガス輸送管12に導き、第2
キャリアガス輸送管12では、これに定常的に流れてい
る第2キャリアガスによって、窒素化合物蒸気を所定の
反応室へ輸送する。
【0039】図3の窒素化合物供給装置では、図1,図
2のようなバブリング方式でないので、キャリアガスに
よって窒素化合物液50から熱が奪われることがなく、
窒素化合物液50の温度低下をより一層防止することが
できる。
【0040】また、図3の窒素化合物供給装置では、所
定の反応室への窒素化合物蒸気の供給量は、主に気化器
本体11の管壁温度と蒸気輸送管13の管壁温度を調整
して制御される。
【0041】この場合、蒸気輸送管13の管壁温度を気
化器本体11の管壁温度よりも低く保持し、また、蒸気
輸送管13の管壁温度を第2キャリアガス輸送管12の
管壁温度よりも低く保持するのが良い。このときには、
蒸気輸送管13の管壁温度が気化器本体11の管壁温度
より低いことにより、蒸気輸送管13の管壁において蒸
発した窒素化合物の蒸留精製効果が見込め、窒素化合物
よりも蒸気圧の低い不純物成分が所定の反応室へ流入す
るのを低減することができる。
【0042】上述した本発明の窒素化合物供給装置(図
1,図2あるいは図3の窒素化合物供給装置)は、例え
ば、MOCVD(metal organic chemical vapor deposi
tion)装置、あるいは、MOMBE(metal organic mole
cular beam epitaxy)装置、あるいは、CBE(chemical
beam epitaxy)装置等の成膜装置に用いることができ
る。すなわち、本発明の成膜装置は、上述した本発明の
窒素化合物供給装置(図1,図2あるいは図3の窒素化
合物供給装置)から供給される窒素化合物を用いて所定
の膜を成長するように構成されている。
【0043】図4には、本発明の窒素化合物供給装置を
用いたMOCVD装置の一例が示されている。なお、図
4において、MFCはマスフローコントローラであり、
符号30が本発明の窒素化合物供給装置(図4の例で
は、図1の構成の窒素化合物供給装置)であり、この例
では、窒素化合物としてDMHyを用いる場合が示され
ている。
【0044】図4のMOCVD装置によってGaInN
As系エピタキシャル成長膜を成長させる場合、加熱し
たGaAs単結晶基板上に、H2ガスをキャリアガスと
して、Ga(CH33(TMG:トリメチルガリウ
ム),Al(CH33:(TMA:トリメチルアルミニ
ウム)、In(CH33(TMI:トリメチルインジウ
ム)などの有機金属と、AsH3(アルシン)、P:P
3(フォスフィン)などの水素化物と、DMHy(ジ
メチルヒドラジン)の窒素化合物とを供給してGaIn
NAs系エピタキシャル成長膜を形成する。ここで、窒
素化合物の供給装置として、本発明の窒素化合物供給装
置(窒素化合物供給用気化器)30が用いられる。
【0045】このように、成膜装置(MOCVD装置)
において、窒素化合物供給装置に本発明の窒素化合物供
給装置を用いることで、再現性,制御性良く窒素化合物
蒸気をMOCVD装置の反応部に供給できるので、再現
性,制御性良く膜を成長できる。
【0046】なお、図4の例では、窒素化合物供給装置
は図1の構成のものとなっているが、図2,図3の構成
のものにすることもできる。また、図4の例では、窒素
化合物としてDMHy(ジメチルヒドラジン)を用いて
いるが、MMHy(モノメチルヒドラジン)等の窒素化
合物を用いることもできる。
【0047】上述した本発明の成膜装置を用いて、例え
ば、GaInNAs系膜を含む端面発光型半導体レーザ
素子を作製することができる。
【0048】ここで、GaInNAs系材料としては、
GaInNAs、GaInAsSb、GaNAsSb、
GaInNAsSbなどが挙げられる。
【0049】図5はGaInNAs系端面発光型半導体
レーザ素子の構成例を示す図である。図5を参照する
と、この端面発光型半導体レーザ素子は、GaAs基板
51上に、下部クラッド層52、GaInNAs活性層
53、上部クラッド層54が積層され、上部クラッド層
54上にはストライプ状電極55が形成され、また、G
aAs基板51の裏面には下部電極56が形成されてい
る。
【0050】図5の素子構成は、GaInNAs系材料
を活性層53に含む端面発光型半導体レーザであり、活
性層53の型により、シングルヘテロ接合型,ダブルヘ
テロ接合型,分離閉じ込めヘテロ接合(SCH)型,多
重量子井戸構造(MQW)型等があり、また、共振器の
形態により、ファブリペロー(FP)型,分布帰還(D
FB)型,分布ブラッグ反射器(DBR)型等が挙げら
れる。また、クラッド層52,54の材料として、Al
GaAsやGaInPなどを用いることができる。
【0051】本発明の成膜装置によれば、窒素化合物蒸
気を大流量で安定して供給できることにより、GaIn
NAs活性層53を高品質に作製でき、高品質の端面発
光型半導体レーザを提供できる。
【0052】GaInNAs系の材料を活性層53に用
いた端面発光型半導体レーザ素子は、次のような利点を
持つ。すなわち、温度特性に優れ、また、発光波長が
1.1μm以上の長波長帯なので石英系ファイバとの整
合性が良く、また、窒素化合物の供給の再現性,制御性
の良いGaInNAs系膜成長用MOCVD装置を用い
ることにより、再現性,制御性良く端面発光型半導体レ
ーザ素子が作製できるという利点を有する。
【0053】また、上述した本発明の成膜装置を用い
て、例えば、GaInNAs系膜を含む面発光型半導体
レーザ素子を作製することもできる。
【0054】面発光型半導体レーザ素子は、基板と垂直
方向にレーザ共振器を構成し、光を基板と垂直に出射す
る構成をとる。すなわち、基板の表面に、高反射率の半
導体多層膜反射鏡や誘電体多層膜反射鏡や金属反射鏡が
設けられ、これらの反射鏡の間に活性層が設けられ、ま
た、活性層と2つの反射鏡との間には、スペーサ層が設
けられる。
【0055】図6はGaInNAs系面発光型半導体レ
ーザ素子の構成例を示す図である。図6を参照すると、
GaInNAs系面発光型半導体レーザ素子は、n−G
aAs基板61上に、下部ミラー層62、スペーサ層6
3、活性層64、スペーサ層65、Alxy電流狭さく
層66、上部ミラー層67、p−GaAsコンタクト層
68が順次に積層され、p−GaAsコンタクト層68
から下部ミラー層62の表面までがエッチングにより柱
状(ポスト状)の構造になっており、この周囲にポリイ
ミド保護膜69が設けられている。また、p−GaAs
コンタクト層68,ポリイミド保護膜69上には、上部
電極70が形成され、n−GaAs基板61の裏面に
は、下部電極71が形成されている。
【0056】GaInNAs系面発光型半導体レーザ素
子は、GaInNAs系材料がGaAs基板61上に形
成できるので、GaAs基板上に形成できるAl(G
a)As/GaAs半導体多層膜反射鏡を下部ミラー層
62,上部ミラー層67とすることが多い。また、スペ
ーサ層63,65は、GaAs,AlGaAs,GaI
nPなどである。
【0057】また、図6の例では、電流と光の閉じ込め
のため、活性層64の近傍に、AlAs膜を酸化して絶
縁性のAlxy膜を形成して電流狭さく層66が設けら
れている。なお、この電流狭さく層66は、プロトンイ
ンプラや酸素イオンインプラにより絶縁領域を形成して
設けることもできる。
【0058】また、図6のGaInNAs系面発光型半
導体レーザ素子では、活性層64には、GaInNAs
系の材料が用いられている。
【0059】本発明の成膜装置によれば、窒素化合物蒸
気を大流量で安定して供給できることにより、GaIn
NAs活性層53を高品質に作製でき、高品質のGaI
nNAs系面発光型半導体レーザ素子を提供できる。
【0060】GaInNAs系の材料を活性層64に用
いた面発光型半導体レーザ素子は、次のような利点を持
つ。すなわち、1mA以下の低いしきい電流,低消費電
力で駆動でき、また、数十GHzの変調が可能であり、
また、出射光の広がり角が小さく光ファイバへの結合が
容易であり、また、作製にへき開を必要とせず並列化及
び2次元高密度アレイ化が可能であるという利点を有す
る。
【0061】GaInNAs系の材料を活性層に用いた
面発光型半導体レーザ素子は、上記の利点を持つので、
将来、光通信システムや、コンピューター間、チップ
間、チップ内の光インターコネクションや、光コンピュ
ーティングにおいて、キーデバイスになると期待されて
いる。
【0062】このGaInNAs系面発光型半導体レー
ザ素子を作製しようとする場合、活性層64の発光波長
とミラー層62,67の高反射波長領域と反射共振器長
が一致する必要がある。このため、面発光型半導体レー
ザ素子は、発光素子のうちでも特に、成膜バッチ間,ウ
ェハ間,ウェハ内の高い再現性と制御性が求められる。
【0063】窒素化合物の供給の再現性と制御性の良い
本発明の成膜装置(GaInNAs系膜成長用MOCV
D装置)を用いることにより、再現性,制御性良くGa
InNAs系面発光型半導体レーザ素子を作製できる。
この効果は、面発光型半導体レーザ素子の場合、特に大
きい。
【0064】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項2,請求項4乃至請求項6,請求項9記載の発明に
よれば、窒素化合物蒸気を供給するための窒素化合物供
給装置において、窒素化合物液が収容される気化器本体
と、気化器本体に収容されている窒素化合物液に第1キ
ャリアガスを導入するための第1キャリアガス導入管
と、気化器本体に収容されている窒素化合物液に第1キ
ャリアガスを導入することによって発生する窒素化合物
蒸気を気化器本体から所定の反応室に供給する蒸気輸送
管とを有しており、前記気化器本体は、窒素化合物液を
収容する容量が400cm3以上のものとなっているの
で、窒素化合物液の充填量を大きくでき、バブリング中
の窒素化合物液の温度低下を小さくすることができる。
これによって、窒素化合物を大流量で安定して所定の反
応室に供給できる。
【0065】また、請求項3,請求項4,請求項7乃至
請求項9記載の発明によれば、窒素化合物蒸気を供給す
るための窒素化合物供給装置において、窒素化合物液が
収容される気化器本体と、第2キャリアガスを輸送する
ための第2キャリアガス輸送管と、第2キャリアガス輸
送管に連通し、気化器本体に収容されている窒素化合物
液が加熱蒸発されることによって発生する窒素化合物蒸
気を第2キャリアガス輸送管に案内するための蒸気輸送
管とを有し、前記第2キャリアガス輸送管は、蒸気輸送
管から案内された窒素化合物蒸気を第2キャリアガスに
よって所定の反応室に供給するように構成されており、
前記気化器本体は、窒素化合物液を収容する容量が40
0cm3以上のものとなっており、バブリング方式でな
いので、キャリアガスによって窒素化合物液から熱が奪
われることがなく、窒素化合物液の温度低下をより一層
防止することができる。
【0066】また、請求項10記載の発明によれば、請
求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の窒素化合物
供給装置から供給される窒素化合物蒸気を用いて所定の
膜を成長するように構成されているので、GaInNA
s系エピタキシャル成長膜を成長する場合に、GaIn
NAs系エピタキシャル成長膜のN元素含有率の再現性
と制御性を良好なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窒素化合物供給装置の構成例を示
す図である。
【図2】図1の窒素化合物供給装置の変形例を示す図で
ある。
【図3】本発明に係る窒素化合物供給装置の他の構成例
を示す図である。
【図4】本発明の窒素化合物供給装置を用いたMOCV
D装置の一例を示す図である。
【図5】GaInNAs系端面発光型半導体レーザ素子
の構成例を示す図である。
【図6】GaInNAs系面発光型半導体レーザ素子の
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 気化器本体 2 第1キャリアガス導入管 3 蒸気輸送管 6 恒温槽 7 熱媒体 10 予熱部 11 気化器本体 12 第2キャリアガス輸送管 13 蒸気輸送管 30 窒素化合物供給装置 50 窒素化合物液 51 GaAs基板 52 下部クラッド層 53 GaInNAs活性層 54 上部クラッド層 55 ストライプ状電極 56 下部電極 61 n−GaAs基板 62 下部ミラー層 63 スペーサ層 64 活性層 65 スペーサ層 66 Alxy電流狭さく層 67 上部ミラー層 68 p−GaAsコンタクト層 69 ポリイミド保護膜 70 上部電極 71 下部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 孝志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 軸谷 直人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 上西 盛聖 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 4G068 AA02 AB02 AC01 AC05 AC13 AD39 AF13 AF31 4G075 AA24 AA61 BA01 BB02 BC04 BC05 BD14 CA02 4K030 AA01 AA11 AA17 BA08 BA11 BA25 BA38 CA04 CA12 EA01 EA03 JA10 KA25 5F045 AA04 AB18 BB04 CA12 DA53 DA55 EC09 EE03 EE04 EE12 5F073 BA02 CA17 CB02 DA05 EA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素化合物蒸気を供給するための窒素化
    合物供給装置において、窒素化合物液が収容される気化
    器本体と、気化器本体に収容されている窒素化合物液に
    第1キャリアガスを導入するための第1キャリアガス導
    入管と、気化器本体に収容されている窒素化合物液に第
    1キャリアガスを導入することによって発生する窒素化
    合物蒸気を気化器本体から所定の反応室に供給する蒸気
    輸送管とを有しており、前記気化器本体は、窒素化合物
    液を収容する容量が400cm 3以上のものとなってい
    ることを特徴とする窒素化合物供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の窒素化合物供給装置にお
    いて、第1キャリアガスが窒素化合物液に導入されるに
    先立って、第1キャリアガスを予熱する予熱手段がさら
    に設けられていることを特徴とする窒素化合物供給装
    置。
  3. 【請求項3】 窒素化合物蒸気を供給するための窒素化
    合物供給装置において、窒素化合物液が収容される気化
    器本体と、第2キャリアガスを輸送するための第2キャ
    リアガス輸送管と、第2キャリアガス輸送管に連通し、
    気化器本体に収容されている窒素化合物液が加熱蒸発さ
    れることによって発生する窒素化合物蒸気を第2キャリ
    アガス輸送管に案内するための蒸気輸送管とを有し、前
    記第2キャリアガス輸送管は、蒸気輸送管から案内され
    た窒素化合物蒸気を第2キャリアガスによって所定の反
    応室に供給するように構成されており、前記気化器本体
    は、窒素化合物液を収容する容量が400cm3以上の
    ものとなっていることを特徴とする窒素化合物供給装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の窒素化合物供給装置において、気化器本体に収容
    される窒素化合物液は、DMHyまたはMMHyである
    ことを特徴とする窒素化合物供給装置。
  5. 【請求項5】 気化器本体に400cm3以上の窒素化
    合物液を充填し、気化器本体に充填されている窒素化合
    物液に第1キャリアガスを導入することによって発生す
    る窒素化合物蒸気を気化器本体から所定の反応室に供給
    することを特徴とする窒素化合物供給方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の窒素化合物供給方法にお
    いて、窒素化合物液に導入するに先立って第1キャリア
    ガスを予熱することを特徴とする窒素化合物供給方法。
  7. 【請求項7】 気化器本体に400cm3以上の窒素化
    合物液を充填し、気化器本体に充填されている窒素化合
    物液が加熱蒸発することによって発生する窒素化合物蒸
    気を蒸気輸送管によって第2キャリアガス輸送管に案内
    し、第2キャリアガス輸送管は、蒸気輸送管から案内さ
    れた窒素化合物蒸気を第2キャリアガスによって所定の
    反応室に供給することを特徴とする窒素化合物供給方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の窒素化合物供給方法にお
    いて、蒸気輸送管の管壁温度を気化器本体の管壁温度よ
    りも低く保持し、また、蒸気輸送管の管壁温度を第2キ
    ャリアガス輸送管の管壁温度よりも低く保持することを
    特徴とする窒素化合物供給方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至請求項8のいずれか一項に
    記載の窒素化合物供給方法において、気化器本体に充填
    される窒素化合物液は、DMHyまたはMMHyである
    ことを特徴とする窒素化合物供給方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項
    に記載の窒素化合物供給装置から供給される窒素化合物
    蒸気を用いて所定の膜を成長するように構成されている
    ことを特徴とする成膜装置。
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