JP2002270460A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents
積層セラミック電子部品の製造方法Info
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Abstract
に分断する工程に要するコスト負担を低減できる積層セ
ラミック電子部品の製造方法を提供する。 【解決手段】 本圧着後の積層グリーンシート4をテー
ブル21上に固定するときには、各ペルチェ素子22に
直流電圧を印加した後に、積層グリーンシート4を直接
テーブル21上に載置して空気中の水分凍結を利用して
固定するか、或いは、少量の水分をテーブル21上に供
給してから積層グリーンシート4をテーブル21上に載
置してこの水分凍結を利用して固定する。そして、積層
グリーンシート4に仮想切断ラインを設定した後に、回
転ブレード6によって積層グリーンシート4を仮想切断
ラインに沿って切断して個々のチップに分断する。
Description
ンデンサ等に有用な積層セラミック電子部品の製造方法
に関する。
ころの同時焼成タイプ(チップと内部電極用導体層と外
部電極用導体層の焼成を同時に行うタイプ)の積層セラ
ミックコンデンサの製造方法を図1〜図6を参照して説
明する。
サを製造するときには、まず、予め用意されたスラリー
をドクターブレード法等の塗工手法によってPET等か
ら成るベースフィルム1上に所定厚で塗工してグリーン
シート2を形成する(図1参照)。前記のスラリーは、
一般に、BaTiO3 系やPb系等の誘電体材料粉にバ
インダーと可塑剤と分散剤と溶剤等を加えてこれを撹
拌,混合することによって作られている。ちなみに、前
記バインダーにはブチラール樹脂やセルロース樹脂やア
クリル樹脂等が用いられ、前記可塑剤にはジオクチルフ
タレートやジエチルフタレート等のエステル系可塑剤等
が用いられ、前記分散剤にはノニオン界面活性剤やアニ
オン界面活性剤等が用いられ、前記溶剤にはケトン類や
炭化水素類やアルコールやエステルやエーテルアルコー
ルや塩化炭化水素類等が用いられている。
リーン印刷法等の印刷手法によってグリーンシート2上
に所定厚,所定形状及び所定配列で印刷して内部電極用
導体層3を形成する(図1参照)。ちなみに、前記導体
ペーストは、Pd,Ag−Pd等の貴金属系またはN
i,Cu等の卑金属系の金属粉末にブチラール樹脂やセ
ルロース樹脂やアクリル樹脂等のバインダー等を加えて
これを撹拌,混合することによって作られている。
照)を矩形枠状の刃によって所定の単位寸法でカットし
て、導体層3の配列パターンが異なる2種類の印刷グリ
ーンシート2a及び2b(図2(A)及び(B)参照)
をベースフィルム1から取り出し、また、導体層を形成
していないグリーンシート(図示省略)を矩形枠状の刃
によって前記と同じ単位寸法でカットして、導体層3を
有しない非印刷グリーンシート(図示省略)をベースフ
ィルムから取り出しながら、複数枚積み重ねられた非印
刷グリーンシートの上に印刷グリーンシート2a及び2
bを交互に必要枚数積み重ね、その上に複数枚の非印刷
グリーンシートを積み重ねるようにしてシート積層を行
う。
圧着し、さらに本圧着する(図3参照)。前記の仮圧着
はグリーンシートを所定枚数積み重ねる毎に実施するよ
うにしても構わない。
を、X・Y・θ方向の移動を可能としたテーブル5上に
固定する(図4参照)。積層グリーンシート4をテーブ
ル5上に固定する手法としては、図5(A)に示すよう
に洗浄可能なワックス8をテーブル5と積層グリーンシ
ート4との間に介装する方法と、図5(B)に示すよう
に基材9aの上下面に粘着層9bを有する剥離シート9
をテーブル5と積層グリーンシート4との間に介装する
方法が一般に採用されている。
すような仮想切断ラインLx及びLyを設定した後に、
Z方向の移動を可能としたスピンドル7に取り付けられ
た回転ブレード6によって、積層グリーンシート4を仮
想切断ラインLx及びLyに沿って切断して個々のチッ
プに分断する。
の仮想切断ラインLxの初期位置にセットした後にテー
ブル5をX方向に移動させてこの仮想切断ラインLxに
沿った切断を行ってから回転ブレード6を上昇させてテ
ーブル5を復帰させると共にテーブル5をY方向に所定
ピッチ宛移動させる動作を繰り返して、全ての仮想切断
ラインLxに沿った切断を行う。次に、テーブル5をθ
方向に90度回転させる。次に、回転ブレード6を1つ
の仮想切断ラインLyの初期位置にセットした後にテー
ブル5をX方向に移動させてこの仮想切断ラインLyに
沿った切断を行ってから回転ブレード6を上昇させてテ
ーブル5を復帰させると共にテーブル5をY方向に所定
ピッチ宛移動させる動作を繰り返して、全ての仮想切断
ラインLyに沿った切断を行う。積層グリーンシート4
を回転ブレード6によって切断するときには、切断熱の
冷却を行うために水等の冷却液を切断箇所に供給する。
研磨機に投入して、所定時間研磨する。この研磨工程で
は、チップのエッジが丸みをおびるように研磨されると
同時に、切断面の凹凸が均されて導体層3の端縁が分割
面に綺麗に露出する。
て、所定の温度及び時間等の条件下でチップに含まれて
いるバインダーを除去する。
ラ塗布法やディップ法等の塗布手法によって脱バイ後の
チップ10の両端部に所定厚及び所定形状で塗布して外
部電極用導体層11(図6参照)を形成する。ここで用
いられる導体ペーストは内部電極用導体層3を形成する
際に用いた導体ペーストと同じである。
チップ10を焼成炉に投入して、所定の温度及び時間等
の条件下でチップ10,内部電極用導体層3及び外部電
極用導体層11を同時焼成する。
面に電気メッキによってNi等から成る第1メッキ層
(図示省略)と、Snや半田等から成る第2メッキ層
(図示省略)を形成する。
圧着後の積層グリーンシート4をテーブル5上に固定す
るときに図5(A)に示すようなワックス8を用いる場
合には、ワックス8の塗布及び洗浄作業に時間を要する
と共に分断後のチップ10をテーブル11から取り出す
作業が面倒であることから、積層グリーンシート4を個
々のチップ10に分断する工程に要するコスト負担が大
きいといった不具合がある。
ーブル5上に固定するときに図5(B)に示すような剥
離シート9を用いる場合には、ワックス8を用いる場合
のような作業上の煩雑さはさほどないものの、回転ブレ
ード6の刃先が上側粘着層9bを通じて基材9aにまで
食い込んでしまうため、一度使用した剥離シート9を再
利用することができないといった不具合がある。この不
具合は、粘着層9bの厚みが大きな剥離シート9を用い
ることで解消可能ではあるが、粘着層9bの厚みを増加
させるとこの粘着層9bの可撓性及び弾性によって積層
グリーンシート4が切断時に横ブレ等を生じて切断精度
の低下を招来してしまう。
ミックコンデンサの製造に限らず、外部電極用導体層の
形成工程と外部電極用導体層の焼成を、焼成工程とメッ
キ工程の間で行うようにした非同時焼成タイプ(チップ
と内部電極用導体層の焼成と外部電極用導体層の焼成と
を別々に行うタイプ)の積層セラミックコンデンサの製
造や、非同時焼成タイプの積層セラミックコンデンサと
同様の製造工程を有する積層セラミックインダクタ等の
他の積層セラミック電子部品の製造においても同様に生
じ得る。
で、その目的とするところは、圧着後の積層グリーンシ
ートを個々のチップに分断する工程に要するコスト負担
を低減できる積層セラミック電子部品の製造方法を提供
することにある。
め、請求項1に記載の発明は、導体層が形成されたグリ
ーンシートを積み重ねて圧着した後に、圧着後の積層グ
リーンシートをテーブル上に固定し、テーブル上に固定
された積層グリーンシートを回転ブレードによって切断
して個々のチップに分断する積層セラミック電子部品の
製造方法において、テーブルに内蔵されたペルチェ素子
に通電することによってテーブル表面をマイナス域の温
度に冷却し、この冷却によりテーブル表面と積層グリー
ンシートとの間の水分を凍結させ氷結部を介して積層グ
リーンシートをテーブル上に固定する、ことをその特徴
とする。
層グリーンシートとの間の水分を凍結させることにより
氷結部を介して積層グリーンシートをテーブル上に固定
できると共に、氷結部を解凍することにより分断後のチ
ップをテーブルから取り出すことができる。
形成されたグリーンシートを積み重ねて圧着した後に、
圧着後の積層グリーンシートをテーブル上に固定し、テ
ーブル上に固定された積層グリーンシートを回転ブレー
ドによって切断して個々のチップに分断する積層セラミ
ック電子部品の製造方法において、テーブルに内蔵され
た電磁石に通電することによってテーブル表面に磁力を
発生させ、この磁力により積層グリーンシートを下敷き
材を介してテーブル表面に引き寄せてテーブル上に固定
する、ことをその特徴とする。
ことにより積層グリーンシートを下敷き材を介してテー
ブル表面に引き寄せてテーブル上に固定できると共に、
磁力発生を停止することにより分断後のチップをテーブ
ルから取り出すことができる。
が形成されたグリーンシートを積み重ねて圧着した後
に、圧着後の積層グリーンシートをテーブル上に固定
し、テーブル上に固定された積層グリーンシートを回転
ブレードによって切断して個々のチップに分断する積層
セラミック電子部品の製造方法において、積み重ねられ
たグリーンシートを圧着するときに切断仮想ラインに対
応した凹部を積層グリーンシートの上下面の少なくとも
一方に形成しておき、この積層グリーンシートの凹部形
成面を、基材の上下面に粘着層を有する剥離シートを介
してテーブル上に固定する、ことをその特徴とする。
リーンシートを圧着するときに切断仮想ラインに対応し
た凹部を積層グリーンシートの上下面の少なくとも一方
に形成してあるので、回転ブレードの刃先が剥離シート
側の凹部に達するような切断深さ、或いは、剥離シート
の上側粘着層に達するような切断深さを設定しても、回
転ブレードによる積層グリーンシートの切断を行うこと
ができる。
成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって
明らかとなる。
を、同時焼成タイプ(チップと内部電極用導体層と外部
電極用導体層の焼成を同時に行うタイプ)の積層セラミ
ックコンデンサの製造に適用した第1実施形態について
図7〜図11を参照して説明する。尚、以下の説明では
図1〜図6を適宜引用し、且つ、図1〜図6に示したも
のと構成を同じくする部分には同一符号を用いその説明
を省略する。
サを製造するときには、まず、予め用意されたスラリー
をドクターブレード法等の塗工手法によってPET等か
ら成るベースフィルム1上に所定厚で塗工してグリーン
シート2を形成する(図1参照)。前記スラリーの成分
は従来技術欄で説明したものと同様である。
リーン印刷法等の印刷手法によってグリーンシート2上
に所定厚,所定形状及び所定配列で印刷して内部電極用
導体層3を形成する(図1参照)。前記導体ペーストの
成分は従来技術欄で説明したものと同様である。
照)を矩形枠状の刃によって所定の単位寸法でカットし
て、導体層3の配列パターンが異なる2種類の印刷グリ
ーンシート2a及び2b(図2(A)及び(B)参照)
をベースフィルム1から取り出し、また、導体層を形成
していないグリーンシート(図示省略)を矩形枠状の刃
によって前記と同じ単位寸法でカットして、導体層3を
有しない非印刷グリーンシート(図示省略)をベースフ
ィルムから取り出しながら、複数枚積み重ねられた非印
刷グリーンシートの上に印刷グリーンシート2a及び2
bを交互に必要枚数積み重ね、その上に複数枚の非印刷
グリーンシートを積み重ねるようにしてシート積層を行
う。
圧着し、さらに本圧着する(図3参照)。前記の仮圧着
はグリーンシートを所定枚数積み重ねる毎に実施するよ
うにしても構わない。
を、X・Y・θ方向の移動を可能としたテーブル21の
保持領域HA上に固定する(図7(A)及び(B)と図
8参照)。このテーブル21は、良熱伝導性の金属材料
から成る上側台盤21aと、良熱伝導性の金属材料から
成る下側台盤21bと、両者の間に介装された断熱材2
1cとから成り、上側台盤21aと下側台盤21bとの
間の空洞には、上面が上側台盤21aに接し下面が下側
台盤21bに接するように複数のペルチェ素子22が保
持領域HAに対応して所定配列で配置されている。さら
に、下側台盤21bには各ペルチェ素子22に沿うよう
に冷却通路21b1が設けられている。
列または直列の状態で直流電源(図示省略)に接続され
ており、直流電圧の印加によって各ペルチェ素子22の
上面(冷却面)が接する上側台盤21aをマイナス域の
温度、例えば−10℃前後に冷却することができる。ま
た、下側台盤21bの冷却通路21b1は冷却液循環回
路(図示省略)に接続されており、水等の冷却液を循環
させることによってペルチェ素子22の下面(放熱面)
を冷却することができる。
ーブル21上に固定するときには、各ペルチェ素子22
に直流電圧を印加した後に、積層グリーンシート4を直
接テーブル21上に載置するか、或いは、少量の水分を
テーブル21上に供給してから積層グリーンシート4を
テーブル21上に載置する。これにより、積層グリーン
シート4と前記テーブル21の上面との間の空気中の水
分或いは供給された水分が凍結し、この氷結部23を介
して積層グリーンシート4がテーブル21上に固定され
る(図8参照)。ちなみに、各ペルチェ素子22に直流
電圧を印加した後は、下側台盤21bの冷却通路21b
1に冷却液を循環させて各ペルチェ素子22の下面(放
熱面)の冷却を行う。
すような仮想切断ラインLx及びLyを設定した後に、
Z方向の移動を可能としたスピンドル7に取り付けられ
た回転ブレード6によって、積層グリーンシート4を仮
想切断ラインLx及びLyに沿って切断して個々のチッ
プ10に分断する(図10及び図11参照)。
4の切断方法は従来技術欄で説明したものと同様である
が、切断時には図10に示すように回転ブレード6の刃
先が氷結部23に食い込み、これにより氷結部23の一
部が溶けてこれが切断熱用の冷却液の役割を果たすた
め、従来のように冷却液を切断箇所に供給する必要はな
く、必要があるとしても少量の冷却液で済む。
していた直流電圧の極性を反転させ、これにより各ペル
チェ素子22の上面を放熱面に下面を冷却面にチェンジ
して、前記とは逆に上側台盤21aを各ペルチェ素子2
2によって加熱して氷結部33を解凍してチップ10の
固定を解き、分断後のチップ10をテーブル21から取
り出す。チップ10の選別はこの取り出し後に行う。
等の研磨機に投入して、所定時間研磨する。この研磨工
程では、チップ10のエッジが丸みをおびるように研磨
されると同時に、切断面の凹凸が均されて導体層3の端
縁が分割面に綺麗に露出する。
入して、所定の温度及び時間等の条件下でチップ10に
含まれているバインダーを除去する。
ラ塗布法やディップ法等の塗布手法によって脱バイ後の
チップ10の両端部に所定厚及び所定形状で塗布して外
部電極用導体層11(図6参照)を形成する。ここで用
いられる導体ペーストは内部電極用導体層3を形成する
際に用いた導体ペーストと同じである。
チップ10を焼成炉に投入して、所定の温度及び時間等
の条件下でチップ10,内部電極用導体層3及び外部電
極用導体層11を同時焼成する。
面に電気メッキによってNi等から成る第1メッキ層
(図示省略)と、Snや半田等から成る第2メッキ層
(図示省略)を形成する。
着後の積層グリーンシート4を個々のチップ10に分断
する工程において、ペルチェ素子22への直流電圧印加
によってテーブル21の上面と積層グリーンシートとの
間の水分を凍結させることにより氷結部23を介して積
層グリーンシート4をテーブル21上に固定できると共
に、前記印加電圧の極性を反転させて氷結部33を解凍
することにより分断後のチップ10をテーブル21から
取り出すことができる。前記の固定及び固定解除が簡単
且つ短時間で行えることにより、分断工程における作業
時間を大幅に短縮して分断工程に要するコスト負担を大
きく低減することができ、ひいては製造コスト及び部品
単価の低減に貢献できる。
焼成タイプ(チップと内部電極用導体層と外部電極用導
体層の焼成を同時に行うタイプ)の積層セラミックコン
デンサの製造に適用した第2実施形態について図12〜
図16を参照して説明する。尚、以下の説明では図1〜
図6を適宜引用し、且つ、図1〜図6に示したものと構
成を同じくする部分には同一符号を用いその説明を省略
する。
サを製造するときには、まず、予め用意されたスラリー
をドクターブレード法等の塗工手法によってPET等か
ら成るベースフィルム1上に所定厚で塗工してグリーン
シート2を形成する(図1参照)。前記スラリーの成分
は従来技術欄で説明したものと同様である。
リーン印刷法等の印刷手法によってグリーンシート2上
に所定厚,所定形状及び所定配列で印刷して内部電極用
導体層3を形成する(図1参照)。前記導体ペーストの
成分は従来技術欄で説明したものと同様である。
照)を矩形枠状の刃によって所定の単位寸法でカットし
て、導体層3の配列パターンが異なる2種類の印刷グリ
ーンシート2a及び2b(図2(A)及び(B)参照)
をベースフィルム1から取り出し、また、導体層を形成
していないグリーンシート(図示省略)を矩形枠状の刃
によって前記と同じ単位寸法でカットして、導体層3を
有しない非印刷グリーンシート(図示省略)をベースフ
ィルムから取り出しながら、複数枚積み重ねられた非印
刷グリーンシートの上に印刷グリーンシート2a及び2
bを交互に必要枚数積み重ね、その上に複数枚の非印刷
グリーンシートを積み重ねるようにしてシート積層を行
う。
圧着し、さらに本圧着する(図3参照)。前記の仮圧着
はグリーンシートを所定枚数積み重ねる毎に実施するよ
うにしても構わない。
を、X・Y・θ方向の移動を可能としたテーブル31の
保持領域HA上に固定する(図12(A)及び(B)と
図13参照)。このテーブル31は、透磁性の金属材料
から成る上側台盤31aと、下側台盤31bとから成
り、上側台盤31aと下側台盤31bとの間の空洞に
は、上面が上側台盤31aに接し下面が下側台盤31b
に接するように複数の電磁石32が保持領域HAに対応
して所定配列で配置されている。
は直列の状態で直流電源(図示省略)に接続されてお
り、直流電圧の印加によって各電磁石32の上面が接す
る上側台盤31aの上面に磁力を発生させることができ
る。
ーブル31上に固定するときには、各電磁石32に直流
電圧を印加した後に、積層グリーンシート4を樹脂フィ
ルムや非印刷グリーンシート等から成る下敷き材33を
介してテーブル31上に載置する。これにより、積層グ
リーンシート4が磁力によってテーブル31の上面に引
き寄せられ、積層グリーンシート4が下敷き材33を介
してテーブル31上に固定される(図13参照)。ちな
みに、積層グリーンシート4の内部電極用導体層3には
磁性を有する金属粉末が含有されているため、磁力によ
る積層グリーンシート4の前記固定は的確に行える。
示すような仮想切断ラインLx及びLyを設定した後
に、Z方向の移動を可能としたスピンドル7に取り付け
られた回転ブレード6によって、積層グリーンシート4
を仮想切断ラインLx及びLyに沿って切断して個々の
チップ10に分断する(図15及び図16参照)。回転
ブレード6による積層グリーンシート4の切断方法は従
来技術欄で説明したものと同様である。
の印加を停止して各電磁石32における磁力発生を停止
してチップ10の固定を解き、分断後のチップ10をテ
ーブル31から取り出す。下敷き材33の排除とチップ
10の選別はこの取り出し後に行う。
等の研磨機に投入して、所定時間研磨する。この研磨工
程では、チップ10のエッジが丸みをおびるように研磨
されると同時に、切断面の凹凸が均されて導体層3の端
縁が分割面に綺麗に露出する。
入して、所定の温度及び時間等の条件下でチップ10に
含まれているバインダーを除去する。
ラ塗布法やディップ法等の塗布手法によって脱バイ後の
チップ10の両端部に所定厚及び所定形状で塗布して外
部電極用導体層11(図6参照)を形成する。ここで用
いられる導体ペーストは内部電極用導体層3を形成する
際に用いた導体ペーストと同じである。
チップ10を焼成炉に投入して、所定の温度及び時間等
の条件下でチップ10,内部電極用導体層3及び外部電
極用導体層11を同時焼成する。
面に電気メッキによってNi等から成る第1メッキ層
(図示省略)と、Snや半田等から成る第2メッキ層
(図示省略)を形成する。
着後の積層グリーンシート4を個々のチップ10に分断
する工程において、電磁石32への直流電圧印加によっ
てテーブル31の上面に磁力を発生させることにより積
層グリーンシート4を下敷き材33を介してテーブル3
1の上面に引き寄せてテーブル31上に固定できると共
に、前記印加電圧を停止して磁力発生を停止させること
により分断後のチップ10をテーブル31から取り出す
ことができる。前記の固定及び固定解除が簡単且つ短時
間で行えることにより、分断工程における作業時間を大
幅に短縮して分断工程に要するコスト負担を大きく低減
することができ、ひいては製造コスト及び部品単価の低
減に貢献できる。
焼成タイプ(チップと内部電極用導体層と外部電極用導
体層の焼成を同時に行うタイプ)の積層セラミックコン
デンサの製造に適用した第3実施形態について図17〜
図22を参照して説明する。尚、以下の説明では図1〜
図6を適宜引用し、且つ、図1〜図6に示したものと構
成を同じくする部分には同一符号を用いその説明を省略
する。
サを製造するときには、まず、予め用意されたスラリー
をドクターブレード法等の塗工手法によってPET等か
ら成るベースフィルム1上に所定厚で塗工してグリーン
シート2を形成する(図1参照)。前記スラリーの成分
は従来技術欄で説明したものと同様である。
リーン印刷法等の印刷手法によってグリーンシート2上
に所定厚,所定形状及び所定配列で印刷して内部電極用
導体層3を形成する(図1参照)。前記導体ペーストの
成分は従来技術欄で説明したものと同様である。
照)を矩形枠状の刃によって所定の単位寸法でカットし
て、導体層3の配列パターンが異なる2種類の印刷グリ
ーンシート2a及び2b(図2(A)及び(B)参照)
をベースフィルム1から取り出し、また、導体層を形成
していないグリーンシート(図示省略)を矩形枠状の刃
によって前記と同じ単位寸法でカットして、導体層3を
有しない非印刷グリーンシート(図示省略)をベースフ
ィルムから取り出しながら、複数枚積み重ねられた非印
刷グリーンシートの上に印刷グリーンシート2a及び2
bを交互に必要枚数積み重ね、その上に複数枚の非印刷
グリーンシートを積み重ねるようにしてシート積層を行
う。
圧着し、さらに本圧着する(図17参照)。前記の仮圧
着はグリーンシートを所定枚数積み重ねる毎に実施する
ようにしても構わない。
るときには、積み重ねられたグリーンシートの上下位置
にゴム等から成る弾性板(図示省略)を配置し、2つの
弾性板によって挟み込まれたグリーンシートをプレス機
の固定型と可動型によってプレスする方法を採用する。
図18に示すように、シート積層方向に存在する内部電
極用導体層3の数は、仮想切断ラインLy及びLx(L
xは図示省略)に設定される位置よりもこれらに囲まれ
る領域部分のほうが多く、同領域部分は本圧着を行って
も積層方向に圧縮され難いが、仮想切断ラインLy及び
Lxの設定位置に対応する部分は前記領域部分に比べて
内部電極用導体層3の数が少なく積層方向に圧縮され易
いことから、本圧着後の積層グリーンシート4の上下面
には仮想切断ラインLy及びLxの設定位置に対応して
格子状の凹部4aが形成される。
本圧着するときには、仮想切断ラインLy及びLxに対
応した格子状の凸部を有する型板(図示省略)を積み重
ねられたグリーンシートの上下位置に配置し、2つの型
板によって挟み込まれたグリーンシートをプレス機の固
定型と可動型によってプレスして、前記同様の格子状の
凹部4aを形成する方法を採用する。
を、図5(B)に示した剥離シート9を介してX・Y・
θ方向の移動を可能としたテーブル5上に固定する(図
4参照)。図21から分かるように積層グリーンシート
4をテーブル5上に固定した状態では、積層グリーンシ
ート4の下面と剥離シート9の上側の粘着層9bとの間
には凹部4aによって隙間が形成される。
示すような仮想切断ラインLx及びLyを設定した後
に、Z方向の移動を可能としたスピンドル7に取り付け
られた回転ブレード6によって、積層グリーンシート4
を仮想切断ラインLx及びLyに沿って切断して個々の
チップに分断する(図20及び図21参照)。図20か
らも分かるように、仮想切断ラインLx及びLyは、積
層グリーンシート4の上下面に予め形成された格子状凹
部4aの内側を通るように設定される。
4の切断方法は従来技術欄で説明したものと同様である
が、切断時には図21に示すように回転ブレード6の刃
先が剥離シート9の上側粘着層9bに達するような切断
深さを設定するか、或いは、回転ブレード6の刃先が剥
離シート9側の凹部4aに達するような切断深さを設定
する。先に述べたように、本圧着後の積層グリーンシー
ト4の上下面には仮想切断ラインLy及びLxの設定位
置に対応して格子状の凹部4aが形成されているので、
前記のように切断深さを浅く設定してしても回転ブレー
ド6による積層グリーンシート4の切断を良好に行える
し、剥離シート9の基材9aを傷付けることもない。
から剥離し、分断後のチップ10を剥離シート9から取
り出す。チップ10の選別はこの取り出し後に行う。
等の研磨機に投入して、所定時間研磨する。この研磨工
程では、チップ10のエッジが丸みをおびるように研磨
されると同時に、切断面の凹凸が均されて導体層3の端
縁が分割面に綺麗に露出する。
入して、所定の温度及び時間等の条件下でチップ10に
含まれているバインダーを除去する。
ラ塗布法やディップ法等の塗布手法によって脱バイ後の
チップ10の両端部に所定厚及び所定形状で塗布して外
部電極用導体層11(図6参照)を形成する。ここで用
いられる導体ペーストは内部電極用導体層3を形成する
際に用いた導体ペーストと同じである。
チップ10を焼成炉に投入して、所定の温度及び時間等
の条件下でチップ10,内部電極用導体層3及び外部電
極用導体層11を同時焼成する。
面に電気メッキによってNi等から成る第1メッキ層
(図示省略)と、Snや半田等から成る第2メッキ層
(図示省略)を形成する。
み重ねられたグリーンシートを圧着する工程において積
層グリーンシート4の上下面に格子状凹部4aを形成し
てあるので、圧着後の積層グリーンシート4を個々のチ
ップ10に分断する工程時に回転ブレード6の刃先が剥
離シート9側の凹部4aに達するような切断深さ、或い
は、剥離シート9の上側粘着層9bに達するような切断
深さを設定しても、回転ブレード6による積層グリーン
シート4の切断を行うことができる。つまり、分断工程
時には剥離シート9の基材9aを傷付けることなく回転
ブレード6によって積層グリーンシート4の切断を行
え、一度使用した剥離シート9をそのまま再利用、或い
は、一度使用した剥離シート9を上側粘着層9bの補修
または交換の後に再利用することが可能となるので、分
断工程における剥離シート用コストを大幅に削減して分
断工程に要するコスト負担を大きく低減することがで
き、ひいては製造コスト及び部品単価の低減に貢献でき
る。
発明を同時焼成タイプの積層セラミックコンデンサの製
造に適用したものを例示したが、外部電極用導体層の形
成工程と外部電極用導体層の焼成を、焼成工程とメッキ
工程の間で行うようにした非同時焼成タイプ(チップと
内部電極用導体層の焼成と外部電極用導体層の焼成とを
別々に行うタイプ)の積層セラミックコンデンサの製造
や、非同時焼成タイプの積層セラミックコンデンサと同
様の製造工程を有する積層セラミックインダクタ等の他
の積層セラミック電子部品の製造に対しても本発明は適
用でき、前記同様の作用効果を得ることができる。
圧着後の積層グリーンシートを個々のチップに分断する
時間を大幅に短縮して製造コスト及び部品単価の低減に
大きく貢献できる。
内部電用導体層の形成工程の説明図
斜視図
トに仮想切断ラインを設定した状態を示す斜視図
上に固定するときの方法と、テーブル上の積層グリーン
シートに回転ブレードによって切断する様子を示す図
図及びそのA−A線断面図
ートをテーブル上に固定した状態を示す部分断面図
層グリーンシートに仮想切断ラインを設定した状態を示
す斜視図
積層グリーンシートに回転ブレードによって切断する様
子を示す部分断面図
積層グリーンシートを個々のチップに分断した後の状態
を示す斜視図
面図及びそのB−B線断面図
シートをテーブル上に固定した状態を示す部分断面図
積層グリーンシートに仮想切断ラインを設定した状態を
示す斜視図
積層グリーンシートに回転ブレードによって切断する様
子を示す部分断面図
積層グリーンシートを個々のチップに分断した後の状態
を示す斜視図
層グリーンシートを示す斜視図
層グリーンシートの部分断面図
シートをテーブル上に固定した状態を示す部分断面図
積層グリーンシートに仮想切断ラインを設定した状態を
示す斜視図
積層グリーンシートに回転ブレードによって切断する様
子を示す部分断面図
積層グリーンシートを個々のチップに分断した後の状態
を示す斜視図
極用導体層、4…積層グリーンシート、5…テーブル、
6…回転ブレード、7…スピンドル、8…ワックス、9
…剥離シート、10…チップ、11…外部電極用導体
層、21…テーブル、22…ペルチェ素子、23…氷結
部、31…テーブル、32…電磁石、4a…格子状凹
部。
Claims (3)
- 【請求項1】 導体層が印刷されたグリーンシートを積
み重ねて圧着した後に、圧着後の積層グリーンシートを
テーブル上に固定し、テーブル上に固定された積層グリ
ーンシートを回転ブレードによって切断して個々のチッ
プに分断する積層セラミック電子部品の製造方法におい
て、 テーブルに内蔵されたペルチェ素子に通電することによ
ってテーブル表面をマイナス域の温度に冷却し、この冷
却によりテーブル表面と積層グリーンシートとの間の水
分を凍結させ氷結部を介して積層グリーンシートをテー
ブル上に固定する、 ことを特徴とする積層セラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項2】 導体層が形成されたグリーンシートを積
み重ねて圧着した後に、圧着後の積層グリーンシートを
テーブル上に固定し、テーブル上に固定された積層グリ
ーンシートを回転ブレードによって切断して個々のチッ
プに分断する積層セラミック電子部品の製造方法におい
て、 テーブルに内蔵された電磁石に通電することによってテ
ーブル表面に磁力を発生させ、この磁力により積層グリ
ーンシートを下敷き材を介してテーブル表面に引き寄せ
てテーブル上に固定する、 ことを特徴とする積層セラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項3】 導体層が形成されたグリーンシートを積
み重ねて圧着した後に、圧着後の積層グリーンシートを
テーブル上に固定し、テーブル上に固定された積層グリ
ーンシートを回転ブレードによって切断して個々のチッ
プに分断する積層セラミック電子部品の製造方法におい
て、 積み重ねられたグリーンシートを圧着するときに切断仮
想ラインに対応した凹部を積層グリーンシートの上下面
の少なくとも一方に形成しておき、この積層グリーンシ
ートの凹部形成面を、基材の上下面に粘着層を有する剥
離シートを介してテーブル上に固定する、 ことを特徴とする積層セラミック電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066752A JP2002270460A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066752A JP2002270460A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002270460A true JP2002270460A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18925207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001066752A Pending JP2002270460A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002270460A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009224748A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 積層型電子部品用グリーンシート及びそれを用いたグリーンチップの製造方法 |
JP2016046475A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 株式会社村田製作所 | シート剥離方法、シート剥離装置およびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 |
WO2022224828A1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | 京セラ株式会社 | 切断方法および積層セラミック部品の製造方法 |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001066752A patent/JP2002270460A/ja active Pending
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