JP2002269426A - エネルギ料金計算方法 - Google Patents

エネルギ料金計算方法

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JP2002269426A
JP2002269426A JP2001069721A JP2001069721A JP2002269426A JP 2002269426 A JP2002269426 A JP 2002269426A JP 2001069721 A JP2001069721 A JP 2001069721A JP 2001069721 A JP2001069721 A JP 2001069721A JP 2002269426 A JP2002269426 A JP 2002269426A
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Shunsaku Nakai
俊作 中井
Masashi Nishigaki
雅司 西垣
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、消費者1毎の所定の消費者情報を
格納した消費者情報DB17を備えたサーバシステム5
0を用いて、消費者1側で消費されたエネルギの料金を
計算するエネルギ料金計算方法において、多くの消費者
情報を容易且つ確実に収集することができる技術を実現
することを目的とする。 【解決手段】 情報提供者の端末装置2から送信され
た、情報提供者が所有するエネルギ消費機器に関する消
費機器情報を、通信ネットワーク4を介してサーバシス
テム50で受付け、受付けた消費機器情報を消費者情報
として消費者情報DB17に格納する受付工程と、情報
提供者に対してポイントを付与し、消費者情報DB17
に格納されている累積ポイントにポイントを加算するポ
イント付与工程と、累積ポイントに基づいて、エネルギ
の料金に適用される割引量を消費者1毎に決定する割引
量決定工程とを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者の端末装置
との間で通信ネットワークを介して通信可能に構成さ
れ、前記消費者毎の所定の消費者情報を格納した消費者
情報データベースを備えたサーバシステムを用いて、前
記消費者側で消費されたエネルギの料金を計算するエネ
ルギ料金計算方法に関する。尚、本発明においてエネル
ギとは、消費者側で消費されるガス、電気、水等であ
る。
【0002】
【従来の技術】上記の消費者の住宅又は事業所等の施設
に供給されたエネルギとしてのガス、電気、水等の供給
量は、その施設に設けられたメータにより計測される。
また、エネルギを供給するエネルギ供給会社は、1ヶ月
毎等の所定の期間毎に夫々メータの指針値を読み取り、
この指針値から所定の期間において消費者の施設に供給
したエネルギの供給量を認識し、その供給量と予め設定
されている前記エネルギの単価から消費者に課金される
エネルギの料金を計算していた。
【0003】また、上記のメータの指針値を読み取る方
法としては、検針員が消費者の施設に設けられたメータ
の指針値を目視にて読み取る方法や、消費者の施設に設
けられたメータを、通信ネットワークを介して、そのメ
ータの遠隔検針を行う自動検針システムに接続し、自動
検針システムにおいて、メータから指針値に関する検針
データを収集して、その指針値を自動的に読み取る方法
とがある。
【0004】上記のエネルギとしてのガスを消費するガ
ス消費機器としては、給湯器、ガスコンロ、浴室暖房乾
燥機、エアコン、食器洗い乾燥機、温水床暖房機、及び
コジェネレーションシステム等を挙げることができる。
【0005】このようなエネルギ料金計算方法におい
て、浴室暖房乾燥機や温水床暖房機等の特定の機器の使
用促進を図る目的で、消費者のその特定のガス消費機器
の設置及び運転を条件に、消費者に課金するガス料金を
割引くことが検討されている。
【0006】具体的には、消費者側に供給したガス等の
総供給量とは別に、温水床暖房機等の特定のガス消費機
器におけるガスの消費量を計測するためのサブメータを
新たに設置し、そのサブメータにより計測された特定の
機器のガスの消費量に、当該特定の機器に適用する割引
かれた特定のガスの従量単価又はガス料金の割引率を決
定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなエネルギ料金計算方法においては、新たにサブメ
ータを設置する必要がある上に、そのサブメータの指針
値を検針する必要があるので、コスト高の原因となり、
充分なエネルギ料金の割引を行うことができない。さら
に、消費者が新たに購入したエネルギ消費機器や、サブ
メータによりエネルギの消費量が計測不可能なエネルギ
消費機器については、エネルギ供給社側が、その消費者
が所有するエネルギ消費機器の状況を把握することは困
難である。
【0008】また、このようなエネルギ消費機器の販売
及び使用促進等を行う営業者が、その営業対象の消費者
が既に所有しているエネルギ消費機器に関する消費機器
情報を予め参照できれば、消費者に対して、その所有し
ているエネルギ消費機器の使用方法説明や、そのエネル
ギ消費機器の買い換えによる省エネルギの推進等の営業
施策を、容易に立案することができ、多くの消費者情報
を確実且つ容易に収集することが望まれている。
【0009】一方、消費者側のガスの消費量を計測する
ためのガスメータは、マイコンにより、ガスホースの抜
け、ガス管破損、ガス栓の誤開放等のガスの供給異常を
検知し、遮断弁等を働かせて閉栓操作を行ったり、警報
を管理設備側に発する供給異常検知機能を有する。この
ような供給異常検知機能として、マイコン等に予め設定
されている上限界流量値以上の流量を計測した場合に、
ガスの供給異常と判断する合計流量オーバー機能があ
る。また、このような上限界値等の設定値は、消費者が
所有するガス消費機器の等を調査して得られるガスの推
定使用量から決定され、この場合においても、多くの消
費機器情報を確実且つ容易に収集することが望まれる。
【0010】従って、本発明は、上記の事情に鑑みて、
エネルギ料金計算方法において、消費者のエネルギ消費
機器の購入及び使用促進に寄与することができるよう
に、消費者に課金されるエネルギの料金を計算し、さら
に、多くの消費者情報を容易且つ確実に収集することが
できる技術を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
エネルギ料金計算方法は、請求項1に記載したごとく、
消費者の端末装置との間で通信ネットワークを介して通
信可能に構成され、前記消費者毎の所定の消費者情報を
格納した消費者情報データベースを備えたサーバシステ
ムを用いて、前記消費者側で消費されたエネルギの料金
を計算するエネルギ料金計算方法であって、前記消費者
情報の提供を希望する消費者である情報提供者の端末装
置から送信された、前記情報提供者が所有するエネルギ
消費機器に関する消費機器情報を、前記通信ネットワー
クを介して前記サーバシステムで受付け、前記受付けた
前記消費機器情報を前記消費者情報として前記消費者情
報データベースに格納する受付工程と、前記受付工程で
前記消費機器情報を送信した前記情報提供者に対してポ
イントを付与し、前記消費者情報データベースに格納さ
れている前記情報提供者の前記消費者情報としての累積
ポイントに前記ポイントを加算するポイント付与工程
と、前記消費者情報データベースに格納されている前記
累積ポイントに基づいて、前記エネルギの料金に適用さ
れる割引量を前記消費者毎に決定する割引量決定工程と
を実行することを特徴とする。
【0012】〔作用効果〕本発明のエネルギ料金計算方
法は、エネルギを供給する供給者側又はその供給者から
委託された業者側に設置された上記サーバシステムで実
行されるものであり、本構成のごとく、上記受付工程に
おいて、消費者のパーソナルコンピュータ(以下パソコ
ンと呼ぶ)等の端末装置との間でインターネット等の通
信ネットワークを介して通信可能な上記サーバシステム
を用いて、上記消費機器情報の提供を希望する消費者で
ある情報提供者の端末装置から、上記消費機器情報を受
付け、消費者情報データベースに格納する。そして、上
記ポイント付与工程及び割引量決定工程において、上記
受付工程において上記消費機器情報をサーバシステム側
に送信した情報提供者に対して、ポイントを付与し、そ
の情報提供者に課金するエネルギの料金の割引量(割引
料金又は割引率等)を、消費者情報データベースに格納
されている情報提供者の累計ポイントに基づいて決定す
るのである。
【0013】よって、情報提供者は、上記消費機器情報
を提供することで、エネルギ料金の割引を受けることが
できるので、多くの情報提供者が、積極的に、本サーバ
システムが管理する上記消費機器情報登録用のサイト等
にアクセスして、上記消費機器情報を提供するようにな
り、上記消費者情報データベースに、多くの消費機器情
報を容易に構築することができる。
【0014】〔構成2〕本発明に係るエネルギ料金計算
方法は、請求項2に記載したごとく、上記構成1のエネ
ルギ料金計算方法の構成に加えて、前記情報提供者の、
前記消費者情報データベースに格納されている前記累積
ポイント、又は前記割引量決定工程で決定される前記割
引量を、前記サーバシステムにより、前記通信ネットワ
ークを介して、前記情報提供者の端末装置に表示する表
示工程を実行することを特徴とする。
【0015】〔作用効果〕本構成のごとく、上記表示工
程を実行して、上記サーバシステムにアクセスした情報
提供者の端末装置に、上記累積ポイント又はその累積ポ
イントによって決定されるエネルギ料金の割引量を表示
することで、情報提供者は、消費機器情報を提供するこ
とにより、どの程度のポイント又はその累積ポイントに
よって決定される割引量が適用されるかを認識すること
ができ、情報提供者の情報提供の意欲を高めることがで
きる。
【0016】〔構成3〕本発明に係るエネルギ料金計算
方法は、請求項3に記載したごとく、上記構成1又は2
のエネルギ料金計算方法の構成に加えて、前記サーバシ
ステムが、前記通信ネットワークを介して、前記所定の
エネルギ消費機器に関する広告情報を前記消費者の端末
装置に表示し、前記端末装置から送信された前記所定の
エネルギ消費機器の注文情報を、前記通信ネットワーク
を介して受付け、前記所定のエネルギ消費機器の販売を
行うためのマーケットサイトを管理し、前記受付工程に
おいて、前記受付けた注文情報を前記消費機器情報とし
て受付ける工程であることを特徴とする。
【0017】〔作用効果〕本発明のエネルギ料金計算方
法において、上記消費機器情報収集のために利用される
サーバシステムを、上記エネルギ消費機器をインターネ
ット上で販売を行うためのマーケットサイトを管理する
サーバシステムとすることができる。この場合、上記受
付工程において、当該マーケットサイトでエネルギ消費
機器の購入を希望する者を情報提供者とし、その情報提
供者がそのエネルギ消費機器を所有するものとして、そ
の情報提供者が送信したエネルギ消費機器の注文情報を
上記消費機器情報として受付けることができる。従っ
て、上記マーケットサイトにおいてエネルギ消費機器を
購入した情報提供者は、自動的にポイントが加算され、
エネルギ料金の割引の適用をうけることができるので、
マーケットサイトにアクセスした情報提供者にエネルギ
消費機器の購入と使用の両方を促すことができ、さら
に、上記消費機器情報を容易且つ確実に受付けて収集す
ることができる。
【0018】〔構成4〕本発明に係るエネルギ料金計算
方法は、請求項4に記載したごとく、上記構成3のエネ
ルギ料金計算方法の構成に加えて、前記サーバシステム
が、前記所定のエネルギ消費機器の前記広告情報と共
に、前記所定のエネルギ消費機器を購入した場合におけ
る、前記ポイント付与工程で付与される前記ポイント、
又は前記割引量決定工程で決定される前記割引量を、前
記端末装置に表示するように構成されていることを特徴
とする。
【0019】〔作用効果〕本発明のエネルギ料金計算方
法において、上記消費機器情報収集のために利用される
サーバシステムを、上記エネルギ消費機器をインターネ
ット上で販売するためのマーケットサイトを管理するサ
ーバシステムとし、受付工程において、情報提供者が当
該マーケットサイトにてエネルギ消費機器を購入したこ
とで、そのエネルギ消費機器がその情報提供者が所有す
るものとなったとして消費機器情報を受付ける場合にお
いて、マーケットサイトにアクセスした端末装置に、エ
ネルギ消費機器の広告情報と共に、そのエネルギ消費機
器を購入した場合に加算されるポイント又はそのポイン
トによって適用されるエネルギ料金の割引量を表示する
ことで、情報提供者に、エネルギ消費機器の購入と使用
の意欲を一層高める消費者インセンティブを与えること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のエネルギ料金計算方法の
実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0021】図1に示すように、エネルギを消費するエ
ネルギ消費機器としてのガス機器を所有する消費者1側
に設けられ、消費者1側へのガスの供給量を計測するた
めのガスメータ3は、ガス供給者側の検針サーバ20と
の間で、自動検針用ネットワーク5を介して通信可能に
構成されている。
【0022】検針サーバ20は、ガスメータ3の指針
値、即ちガス消費量に関する検針データを、自動検針用
ネットワーク5を介して収集して、その検針データを、
消費量情報データベース(消費量情報DB)21に格納
する。そして、このように消費量情報DB21に格納さ
れた検針データは、後述のエネルギ料金計算サーバに送
られて、消費者1側の1ヶ月毎等のガス消費量及びその
料金を計算するために利用され、このように計算された
ガス料金が消費者1側に課金されることになる。
【0023】また、上記の自動検針用ネットワーク5
は、特定小電力無線やPHSトランシーバモードやブル
ートゥース(Bluetooth)等の無線回線を利用
してガスメータ3と無線通信を行う集中制御局や、その
集中制御局と検針サーバ20との通信を行うための公衆
PHS回線、携帯電話回線、固定電話回線、パケット通
信回線等の公衆回線等により構成されている。
【0024】また、ガス供給者側には、消費者1に課金
されるガス料金を計算する料金計算サーバ30が設けら
れており、料金計算サーバ30は、料金計算手段32に
より、上記検針サーバ20により自動検針され、消費量
情報DB21に格納された検針データから認識できる消
費者1のガスの消費量と、ガス供給者が予め設定したガ
スの従量単価と、後述の割引量決定手段31により決定
されるガス料金の割引率とから、その消費者1に課金さ
れるガス料金を計算し、出力手段33により、このよう
に計算されたガス料金を記載した請求書等が出力され、
後に顧客にガス料金が課金される。また、上記料金計算
サーバ30と、後述の消費者情報DB17及び上記消費
量情報DB21とは、ガス供給者側のイントラネット回
線網6を介して接続されている。
【0025】さらに、ガス供給者側には、本発明のエネ
ルギ料金計算方法において、後述の消費機器情報を受付
けるためのサーバシステム50に、ホストサーバ10が
設けられており、ホストサーバ10は、通常のインター
ネット回線網4(通信ネットワークの一例)を介して、
パソコン2(端末装置の一例)との間で通信可能に構成
されており、具体的に、ホストサーバ10は、インター
ネット上において、ガス機器の販売を行うためのマーケ
ットサイトを管理するマーケットサイト管理手段11
と、後述の消費機器情報の登録を受付けるための登録サ
イトを管理する登録サイト管理手段12とを有して構成
されている。
【0026】詳しくは、上記マーケットサイト管理手段
11は、予めガス機器情報データベース(ガス機器情報
DB)16に格納してある新製品等の所定のガス機器の
広告情報を、インターネット回線網4を介して、パソコ
ン2に表示させる。そして、その表示された広告情報を
確認して、そのガス機器の購入を希望する消費者1であ
る購入者は、パソコン2から、購入者の氏名及び住所等
の情報と、決済方法に関する情報とである注文情報を入
力してホストサーバ10側に送信し、この注文情報を受
信したホストサーバ10のマーケットサイト管理手段1
1は、ガス機器の納品を行う指令を納品センタ等の外部
に出力すると共に、購入者のクレジットカード等による
通常の決済処理を行う。
【0027】一方、上記登録サイト管理手段12は、後
述の消費機器情報等の提供を希望する消費者1である情
報提供者が、現在所有しているガス機器のガス供給者側
への登録を行うための登録サイトを管理するものであ
り、詳しくは、登録サイト管理手段12は、情報提供者
の氏名及び住所等の属性情報と、その情報提供者が所有
するガス機器の品名、型式、登録番号(ガス機器に予め
付与されている登録用の番号)等の消費機器情報とを、
入力可能な登録用フォーマットを、インターネット回線
網4を介して、パソコン2に表示させ、情報提供者に登
録用フォーマットへの必要事項の入力を促し、情報提供
者から所定の情報を入力後の登録フォーマットを受信す
るものである。
【0028】また、サーバシステム50には、消費者1
毎の所定の消費者情報を格納した消費者情報データベー
ス(消費者情報DB)17が設けられている。尚、情報
提供者が、上記登録番号が付与されていないガス機器に
ついて、上記消費機器情報の登録を行う場合には、情報
提供者に上記品名及び型式等のみを登録用フォーマット
に入力させ、その登録フォーマットを受信したホストサ
ーバ10において、その品名及び型式に対応するガス機
器が実在するか否かを確認するように構成される。
【0029】次に、本発明のエネルギ料金計算方法の特
徴構成について説明する。上記サーバシステム50のホ
ストサーバ10には、受付手段13が設けられており、
受付手段13は、上記購入者又はその他の上記情報提供
者側のパソコン2から送信された、消費者1が所有する
ガス機器に関する消費機器情報を、インターネット回線
網4を介してサーバシステム50で受付け、受付けた消
費機器情報を消費者情報として消費者情報データベース
(消費者情報DB)17に格納する受付工程を実行する
ものである。
【0030】詳しくは、受付手段13は、上記マーケッ
トサイト管理手段11により注文情報を受信することに
より、その注文情報を送信した購入者を上記情報提供者
とし、その購入者が上記マーケットサイトにおいて注文
したガス機器を所有するものとして、上記注文情報から
認識されるその購入者の氏名及び住所等の属性情報と、
注文したガス機器の品名、型式、登録番号等の消費機器
情報とを関連付けて消費者情報DB17に格納する。
【0031】また、受付手段13は、上記登録サイト管
理手段12により入力後の登録フォーマットを受信する
ことにより、その登録フォーマットを送信した情報提供
者の氏名及び住所等の属性情報と、登録フォーマットに
入力されているガス機器の品名、型式、登録番号等の消
費機器情報とを関連付けて消費者情報DB17に格納す
る。
【0032】さらに、ホストサーバ10には、ポイント
付与手段14が設けられており、ポイント付与手段14
は、受付手段13で消費機器情報を提供した購入者又は
情報提供者に対して、ガス料金割引に適用されるポイン
トを付与し、付与したポイントを消費者情報DB17に
格納されている消費者情報としての累積ポイントに加算
するポイント付与工程を実行するものである。
【0033】即ち、上記マーケットサイトにおいてガス
機器を購入した購入者、または上記登録サイトにおいて
上記消費機器情報を登録した情報提供者に対して、ガス
機器の種別等によって予め決定されているポイントが付
与されることになり、夫々の消費者1はその累積ポイン
トにより、ガス料金の割引を受けることができるのであ
る。また、上記ポイントは、ガス機器の種別、又はガス
機器のガス消費量等に応じて設定されたりするものであ
るが、上記マーケットサイトにおいて、ガス機器の販売
促進期間中にガス機器を購入した消費者1に対しては、
所定のポイント以外に加算ポイントを付与することがで
きる。
【0034】詳しくは、上記ガス料金を計算する料金計
算サーバ30には、割引量決定手段31が設けられてお
り、割引量決定手段31は、消費者情報DB17に格納
されている消費者1毎の上記累積ポイントに基づいて、
ガス料金に適用される割引量を消費者毎に決定する割引
量決定工程を実行する。よって、上記消費機器情報を多
く提供した消費者1、又は多くのポイントが付与される
ガス機器を所有し、そのガス機器についての消費機器情
報をガス供給者側に提供した消費者1は、多くの累積ポ
イントを所有することになるので、大きなガス料金の割
引の適用を受けることになる。そして、このように消費
機器情報提供によりガス料金の割引を受けられるので、
消費者1は、積極的に、上記マーケットサイトにおける
ガス機器の購入、又は上記登録サイトにおける消費機器
情報の登録等を行うようになる。よって、多くの消費機
器情報を上記消費者情報DB17に確実且つ容易に構築
することができ、その消費機器情報を、ガス機器の販売
または使用促進のための営業施策の立案や、ガスメータ
3の異常検知機能の設定条件の決定等の参考として利用
できる。
【0035】さらに、ホストサーバ10には、消費者情
報DBに格納されている各消費者1毎の累積ポイント、
又は割引量決定手段31においてその累積ポイントから
決定されたガス料金の割引率を、インターネット回線網
4を介して、消費者1側のパソコン2に表示する表示手
段15が設けられている。詳しくは、購入者又は情報提
供者の消費者1が、パソコン2から上記マーケットサイ
ト又は上記登録サイトにアクセスしたときに、又は電子
メールによって、表示手段15は、その消費者1の累積
ポイント又はその累積ポイントにより算出できるガス料
金の割引率をパソコン2に表示させることができるので
ある。すると、消費者1は、消費機器情報を提供したこ
とで、どの程度のポイント又は割引率が適用されるかを
認識することができ、消費者1の情報提供の意欲を高め
ることができる。さらに、パソコン2に上記割引率を表
示する場合に、割引しなかった場合のガスの従量単価を
表示することで、消費者1に割引きによるメリットを充
分に認識させることができる。
【0036】さらに、表示手段15は、消費者1がパソ
コン2から上記登録サイト又はその他のホストサーバ1
0が管理するサイトにアクセスしてきたときに、又は電
子メールによって、料金計算サーバ30において計算さ
れた各消費者1毎のガス料金を、その消費者1のパソコ
ン2に、消費者1のガス消費量等と共に表示するように
構成することができる。この場合、割引量決定手段32
により決定された割引率を適用した場合のガス料金と、
前記割引率を適用しなかったときのガス料金の両方を、
消費者1のパソコン2に表示することで、消費者1は上
記消費機器情報の提供によるガス料金割引のメリットを
充分に認識することができ、消費者1に対して積極的な
消費機器情報の提供を促すことができる。
【0037】さらに、消費者1が所有するガス機器の運
転コストをその消費者1に認識させるために、ホストサ
ーバ10は、消費者1がパソコン2から上記登録サイト
又は他のサイトにアクセスしてきたときに、消費者1が
提供し消費者情報DB17に格納された消費機器情報、
その消費者1が所有するガス機器と、そのガス機器の単
位時間あたりのガス消費量、又はそのガス消費量とガス
の従量単価から算出できるガス料金等を表示し、さら
に、消費者1が、そのガス機器の運転時間をパソコン2
に入力することで、その運転時間におけるガス消費量又
はガス料金をパソコン2に表示するように構成すること
ができる。
【0038】さらに、ホストサーバ10のマーケットサ
イト管理手段11は、パソコン2にガス機器の広告情報
を表示するときに、その広告情報と共に、そのガス機器
を購入した場合における、ポイント付与手段14で付与
されるポイント及び割引量決定手段31で決定される割
引率の少なくとも1つを、パソコン2に表示するように
構成されており、消費者1のガス機器の購入と使用の意
欲を一層高める消費者インセンティブを与えることがで
きる。
【0039】また、省エネルギ対策の目的でガス機器の
買い替え等を考慮している購入者は、マーケットサイト
において、上記のようなガス機器を購入したときに付与
されるポイント、又はガス機器を購入したときのガス料
金の割引率等を認識することができるので、現在所有し
ているガス機器を新しいものに買い換えた場合のガス料
金の割引率等も考慮して、ガス機器の買い替えの判断を
容易に行うことができる。
【0040】上記実施の形態において、消費者により消
費されるエネルギとしてガスを例に挙げたが、別にエネ
ルギとして電気及び水等の場合についても本発明のエネ
ルギ料金計算方法を実行することができる。また、エネ
ルギを電気とする場合のエネルギ消費機器としては、一
般的な電気製品等を挙げることができ、エネルギを水と
する場合のエネルギ消費機器としては、システムバス
や、自動食器洗い機等を挙げることができる。
【0041】さらに、上記実施の形態において、ガス料
金を計算するために用いられる各消費者1のガス消費量
を、通信ネットワーク5を介してガスメータ3の自動検
針を行う検針サーバ20により収集される検針データか
ら認識するように構成したが、別に、各消費者1のガス
消費量を、検針員により目視にてガスメータを検針して
収集された指針値から認識するようにしても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエネルギ料金計算方法の実施の形
態を説明するための説明図
【符号の説明】
1 消費者(購入者、情報提供者) 2 パソコン(端末装置) 3 ガスメータ 4 インターネット回線網(通信ネットワーク) 10 ホストサーバ 11 マーケットサイト管理手段 12 登録サイト管理手段 13 受付手段 14 ポイント付与手段 15 表示手段 17 消費者情報データベース 20 検針サーバ 21 消費量情報データベース 30 料金計算サーバ 31 割引量計算手段 32 料金計算手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者の端末装置との間で通信ネットワ
    ークを介して通信可能に構成され、前記消費者毎の所定
    の消費者情報を格納した消費者情報データベースを備え
    たサーバシステムを用いて、前記消費者側で消費された
    エネルギの料金を計算するエネルギ料金計算方法であっ
    て、 前記消費者情報の提供を希望する消費者である情報提供
    者の端末装置から送信された、前記情報提供者が所有す
    るエネルギ消費機器に関する消費機器情報を、前記通信
    ネットワークを介して前記サーバシステムで受付け、前
    記受付けた前記消費機器情報を前記消費者情報として前
    記消費者情報データベースに格納する受付工程と、 前記受付工程で前記消費機器情報を送信した前記情報提
    供者に対してポイントを付与し、前記消費者情報データ
    ベースに格納されている前記情報提供者の前記消費者情
    報としての累積ポイントに前記ポイントを加算するポイ
    ント付与工程と、 前記消費者情報データベースに格納されている前記累積
    ポイントに基づいて、前記エネルギの料金に適用される
    割引量を前記消費者毎に決定する割引量決定工程とを実
    行するエネルギ料金計算方法。
  2. 【請求項2】 前記情報提供者の、前記消費者情報デー
    タベースに格納されている前記累積ポイント、又は前記
    割引量決定工程で決定される前記割引量を、前記サーバ
    システムにより、前記通信ネットワークを介して、前記
    情報提供者の端末装置に表示する表示工程を実行する請
    求項1に記載のエネルギ料金計算方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバシステムが、前記通信ネット
    ワークを介して、前記所定のエネルギ消費機器に関する
    広告情報を前記消費者の端末装置に表示し、前記端末装
    置から送信された前記所定のエネルギ消費機器の注文情
    報を、前記通信ネットワークを介して受付け、前記所定
    のエネルギ消費機器の販売を行うためのマーケットサイ
    トを管理し、 前記受付工程において、前記受付けた注文情報を前記消
    費機器情報として受付ける工程である請求項1又は2に
    記載のエネルギ料金計算方法。
  4. 【請求項4】 前記サーバシステムが、前記所定のエネ
    ルギ消費機器の前記広告情報と共に、前記所定のエネル
    ギ消費機器を購入した場合における、前記ポイント付与
    工程で付与される前記ポイント、又は前記割引量決定工
    程で決定される前記割引量を、前記端末装置に表示する
    ように構成されている請求項3に記載のエネルギ料金計
    算方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099023A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 料金割引システム
JP2018041371A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 東京電力ホールディングス株式会社 ポイント付与システム及びポイント付与プログラム
WO2019135329A1 (ja) * 2018-01-05 2019-07-11 本田技研工業株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

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