JP2002269424A - 有料情報配信サーバー装置 - Google Patents

有料情報配信サーバー装置

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JP2002269424A
JP2002269424A JP2001066524A JP2001066524A JP2002269424A JP 2002269424 A JP2002269424 A JP 2002269424A JP 2001066524 A JP2001066524 A JP 2001066524A JP 2001066524 A JP2001066524 A JP 2001066524A JP 2002269424 A JP2002269424 A JP 2002269424A
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Nobuhiro Yagi
伸公 八木
Hiroaki Sugiura
博昭 杉浦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】登録制の有料情報配信サービスにおいて、サン
プル情報を別途用意するより合理的に、効果的に、潜在
利用者に対して新規登録を促すことが可能な有料情報配
信サービスの仕組みを提供することを課題とする。 【解決手段】アクセスしてきた利用者について、その利
用者のアクセス履歴を、取得可能な利用者識別情報とと
もに記録し蓄積するアクセス履歴管理データベース21
1と、登録利用者を記録管理する登録会員データベース
231の2種類のデータベースを備え、登録利用者には
リクエストされた有料コンテンツデータをそのまま提供
し、非登録利用者には、事前に定められた条件に基づい
て、リクエストされた有料コンテンツデータか、または
新規登録を促すコンンテンツデータを提供するよう構成
した有料情報配信サーバー装置1により上記課題を解決
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット情
報配信サービスに係る情報配信サーバー装置に関する。
特に登録制の有料情報配信サービスを提供するサーバー
装置に関わる。
【0002】
【従来技術】携帯電話やPHS等の携帯端末では、端末
を特定する情報を各携帯電話事業者から取得する仕組み
が提供されているため、利用者を特定した情報配信が可
能であり、一部の契約者だけに情報を配信するサービス
が多数提供されている。特に、携帯電話事業者が情報サ
ービス業者のために情報サービス料の徴収を代行する
(以下キャリア課金)有料情報配信サービスは、携帯端
末ならではの便利なサービスとして提供されている。
【0003】このキャリア課金の有料情報配信サービス
は、登録制の月額固定料金サービスとして提供されてい
るのが一般的である。有料情報を見るには事前に会員登
録する必要がある。したがって情報サービス業者は、会
員登録を促進させるため、未登録の利用者に対しては、
非会員向けに用意されたサンプル画面等の限定された情
報を閲覧させることで、当該サービスの内容を確認し理
解して加入に結び付けるというようなことを行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って一般的なキャリ
ア課金の情報配信サービスでは、会員登録をしない限り
実際の有料情報を見ることが出来ない。また、情報提供
者は、登録会員を募るために別途サンプル画面を作成す
る必要がある。有料情報提供サービスを新規に始める場
合では、多くの利用者の会員登録を促進するため、情報
提供を一定期間無料提供し、ある時期から有料化すると
いう販促手段を使うことが可能だが、一旦サービスを有
料化した後は、このような販促手段をとることができな
い。非登録者には、有料情報ではなくサンプル情報を提
供するという販促手段を用いる場合には、有料サービス
の便利さ、魅力をアピールするサンプル情報を別途用意
する必要があるが、そのためには一定のコストがかか
る。このような問題点は、携帯電話等の携帯端末を対象
としたものに限らず、登録制の有料情報配信サービス一
般にあてはまる問題でもある。
【0005】本発明はこのような問題点を考慮してなさ
れたものであり、登録制の有料情報配信サービスにおい
て、サンプル情報を別途用意するより合理的に、効果的
に、潜在利用者に対して新規登録を促すことが可能な有
料情報配信サービスの仕組みを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するための本発明の第1の態様は、アクセスしてきた利
用者について、その利用者のアクセス履歴を、取得可能
な利用者識別情報とともに記録し蓄積するアクセス履歴
管理データベースと、登録利用者を記録管理する会員管
理データベースの2種のデータベースを備え、前記会員
管理データベースに登録されている利用者からのアクセ
スにはリクエストされた有料コンテンツデータをそのま
ま提供し、非登録利用者に対しては、その非登録利用者
からのそれまでのアクセス履歴を前記アクセス履歴管理
データベースから読み出し、事前に定められた条件に基
づいて、リクエストされた有料コンテンツデータか、ま
たは予め用意された別のコンテンツデータを提供するこ
とを特徴とする有料情報配信サーバー装置である。
【0007】上記構成をとることにより、アクセスして
きた利用者が非登録利用者であっても、一定の条件を満
たす場合は、有料情報を提供可能なので、サンプル画像
を閲覧するよりも効果的に、サービスの利便性や魅力を
アピールすることができる。しかもその条件を満たさな
くなった時は自動的に、別のコンテンツに切り替えて配
信するので、会員利用者との差別化が図れ、しかも前記
別コンテンツを工夫することにより、会員登録をスムー
ズに募ることが可能となる。
【0008】本発明のより具体的な好ましい第2の態様
は、前記アクセス履歴管理データベースは、アクセスし
た利用者の識別情報、その時アクセスしたコンテンツの
識別情報、当該コンテンツにその利用者がアクセスした
累積回数、を含む情報を1件のレコードとして蓄積管理
する前記第1の態様の有料情報配信サーバー装置であ
る。この他、前回アクセス時の日時や当該コンテンツの
閲覧開始日時等を前記1レコードに含んでもよい。ある
利用者が有料情報サイトにアクセスした累積回数をコン
テンツ毎に記録し管理すれば、非登録利用者に対するコ
ントロールをよりきめ細かく設定することができる。
【0009】本発明のより好ましい第3の態様は、前記
第1の態様かまたは前記第2の態様の有料情報配信サー
バー装置において、さらに、非登録利用者に情報を提供
する場合の条件をコンテンツ毎に記録管理するコンテン
ツ管理データベースを加えたものであって、アクセスし
てきた利用者がそのコンテンツに対して非登録利用者で
あった場合に、リクエストされた有料コンテンツデータ
か、または予め用意された別のコンテンツデータを提供
するかを決定する条件を、コンテンツを管理する単位毎
にそれぞれに持たせるように構成したものである。この
ような構成のサーバー装置を用いることにより情報配信
サービス業者は、有料コンテンツの価値に応じて柔軟に
アクセスのコントロールを行うことが可能となる。
【0010】本発明のより具体的な好ましい第4の態様
は、前記コンテンツ管理データベースは、アクセスを管
理するコンテンツを管理単位毎に識別する情報、非登録
利用者に無料で閲覧を許容する条件、前記許容条件を満
たさない場合の代替コンテンツを指定する情報、を含む
情報を1件のレコードとして蓄積管理する前記第3の態
様の有料情報配信サーバー装置である。許容条件として
は、当該コンテンツへの累積アクセス回数や前回アクセ
スからの経過時間などが考えられる。
【0011】本発明のより具体的な好ましい第5の態様
は、前記いずれかの態様の有料情報配信サーバー装置で
あって、前記アクセス履歴管理データベース、コンテン
ツ管理データベース、および、会員管理データベース3
種類のデータベースと、アクセスしてきた利用者が登録
利用者かどうか、非登録利用者の場合には、前記アクセ
ス履歴管理データベースを参照して、当該利用者のそれ
までのアクセス履歴を引き出すユーザー評価部、およ
び、前記ユーザー評価部の評価結果から前記コンテンツ
管理データベースを参照して利用者に配信すべきコンテ
ンツを決定するコンテンツ制御部と、を備えて、利用者
からのリクエストを受付けて適切なコンテンツデータを
利用者にレスポンスとして返すアクセス制御部と、この
アクセス制御部に呼出されるコンテンツデータを収納し
たコンテンツデータ記憶部と、により構成したことを特
徴とする有料情報配信サーバー装置である。前記ユーザ
ー評価部、およびコンテンツ制御部はソフトウエアプロ
グラムにより柔軟に構成し実現することができる。
【0012】本発明の第6の態様は、利用者を識別する
情報として携帯電話サービス事業者が携帯電話等の携帯
端末にユニークに与える識別情報を利用する前記第1か
ら前記第5のいずれかの態様の携帯端末を対象とした有
料情報配信サーバー装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の好
適な実施形態である携帯端末向けの有料情報配信サーバ
ー装置1を説明してゆく。図1は、有料情報配信サーバ
ー装置1(以下サーバー装置1)の全体構成図である。
サーバー装置1は、アクセス制御部10、コンテンツデ
ータ記憶部30、および、それぞれデータベースを管理
するアクセス履歴管理部21、コンテンツ管理部22、
登録会員管理部23、から構成される。各構成要素の詳
細は後述する。また、サーバー装置1は、今日インター
ネット上の情報配信に広く利用されているWWW技術を
用いて利用者にサービスするものとする。
【0014】図1において、9はインターネットを表
す。8は携帯電話通信網である。携帯電話サービス事業
者は、インターネット9と携帯電話通信網8との間にゲ
ートウエイ7を設けて、利用者の使用する携帯端末90
がインターネット上のサーバー装置1にアクセスできる
ようにしている。サーバー装置1とゲートウエイ7はH
TTP(HyperText Transfer Protocol)によりリクエ
ストメッセージ(以下HTTPリクエスト)とレスポン
スメッセージ(以下HTTPレスポンス)のやり取りを
行う。ゲートウエイ7は携帯端末の発したリクエストメ
ッセージをHTTPリクエストに変換してインターネッ
ト9に流し、インターネット9から来るHTTPレスポ
ンスを携帯端末のプロトコルに変えて宛先の(リクエス
ト元の)端末に中継する。
【0015】携帯端末90は、コンテンツを表示するブ
ラウザを搭載した携帯電話等であって、サーバー装置1
に対してクライアント端末として機能する。携帯端末9
0は各々固有のユーザ識別情報を有する。携帯電話の場
合は、各通信事業者から提供されるユーザ識別情報を利
用してユーザを特定することが可能である。
【0016】アクセス制御部10は、ユーザからのリク
エストメッセージをHTTPリクエストとして受け付
け、幾つかの必要な処理を実行し、最終的にリクエスト
に応じた結果をHTTPレスポンスにしてユーザに返す
よう働く。アクセス制御部10は、ユーザ評価部11
と、コンテンツ制御部12を内蔵する。ユーザ評価部1
1は、受付けたHTTPリクエストに含まれるユーザ識
別情報からリクエストしたユーザを特定するユーザID
を抽出し、同時に、要求したコンテンツを指定するUR
I(Uniform Resource Identifier)をリクエストUR
Iとして抽出して、当該利用者のこれまでのアクセス履
歴情報を抽出する。コンテンツ制御部12は、ユーザ評
価部11が抽出した当該ユーザのアクセス履歴情報とリ
クエストURIから、実際に配信するコンテンツを決定
する。アクセス制御部10は、具体的には、WWWサー
バソフトウエアとこのWWWサーバから呼出される幾つ
かのプログラムモジュールで実現される。
【0017】登録会員管理部23は、登録された会員ユ
ーザを管理する登録会員データベース231を管理す
る。会員ユーザーは、有料情報購読料として毎月定額の
料金を支払うなどの契約をした利用者で、対象となる有
料コンテンツを自由に閲覧することができる。
【0018】アクセス履歴管理部21は、コンテンツ毎
に利用者のアクセス履歴を管理する。そのためアクセス
履歴管理データベース211を含む。ここで利用者と
は、会員管理データベース23に登録された契約利用者
でない者も含まれる。アクセス履歴管理部21は、ユー
ザIDとリクエストURIをキーとして、当該ユーザの
当該コンテンツに対するそれまでのアクセス回数や、最
新のアクセス日時等を検索できるように、アクセスして
きた利用者のアクセス履歴をアクセス履歴管理データベ
ース211格納する。また、ユーザアクセスがある度に
アクセス履歴管理データベース211のアクセス履歴情
報を更新する。
【0019】コンテンツ管理部22は、コンテンツを指
定するURI、アクセス許容条件、代替URIを含む情
報を1レコードとして管理するコンテンツ管理データベ
ース221を含む。リクエストURIに対して実際に返
答するコンテツを決定する情報を提供する。
【0020】ユーザ評価部11は、登録会員データベー
ス231を参照し、会員登録済のユーザかどうかを判定
し、非登録会員ユーザーの場合は、ユーザIDとリクエ
ストURIをキーにアクセス履歴管理データベース21
1を参照し、ユーザのアクセス履歴情報を抽出するプロ
グラムモジュールである。
【0021】コンテンツ制御部12は、1件のHTTP
リクエスト毎にリクエストURIをキーにしてコンテン
ツ管理データベース221を参照し、当該ユーザのアク
セス履歴情報と参照したレコードに記載されているアク
セス許容条件を比較してアクセス元の利用者に返答する
コンテンツデータを決定し、コンテンツデータ記憶部3
0に収納されているコンテンツファイル、コンテンツプ
ログラム、素材データから適切なものを選択してWWW
サーバーであるアクセス制御部10に渡すプログラムで
ある。
【0022】コンテンツデータ記憶部30は、配信用の
コンテンツファイル、コンテンツプログラム、及び素材
データを記録格納するハードディスク等のメモリであ
る。ここで、コンテンツファイルとは、利用者の使用す
る端末のブラウザで解釈されコンテンツとして表示され
るタグ付きのテキストファイルである。コンテンツプロ
グラムとは、その実行結果がコンテンツの全体または一
部を構成する、WWWサーバーから呼出されて実行され
るプログラムである。
【0023】図2は、サーバー装置1の主要部であるア
クセス制御部10の動作の流れを説明するブロック図で
ある。図2に従って本装置の処理の流れを説明する。ま
ず、クライアント端末90から発行されたリクエストメ
ッセージがゲートウエイ7で中継されHTTPリクエス
トとしてサーバー装置1に送られてくる(図2の)。
すると、アクセス制御部10は、このHTTPリクエス
トを受け付ける(図2の)。次に、で受け付けたH
TTPリクエストより、要求されたコンテンツを示すリ
クエストURIを抽出する(図2の)。さらに、で
受け付けたHTTPリクエストからユーザIDを抽出す
る(図2の)。この、リクエストURIとユーザID
は、ユーザ評価部11に与えられる。ユーザ評価部11
では、まず、ユーザIDにより、リクエストを発した利
用者が登録済会員かどうかを判定するため、登録会員デ
ータベース231を参照する(図2の)。登録済の場
合はリクエストURIで指定されるコンテンツデータを
利用者のクライアント90に返すことになる。ステップ
で、リクエストを発した利用者が登録会員でないこと
がわかった時は、で特定したリクエストURIとで
抽出したユーザIDを元に、アクセス履歴管理データベ
ース211を参照し、アクセス履歴情報を取得する。併
せて、アクセス回数を1増やすなどアクセス履歴管理デ
ータベース211の履歴情報を更新する。
【0024】コンテンツ制御部12は、リクエストUR
Iと、未登録利用者からのアクセスの場合はで取得し
たアクセス履歴情報に基づいて、コンテンツ管理データ
ベース221を参照して、ユーザへのレスポンスとして
返すべきコンテンツデータ管理情報を取得する(図2の
)。そして、で取得したコンテンツ管理情報に従っ
て、レスポンスとして返すべきコンテンツファイルまた
は素材データを選択するか、コンテンツプログラムを呼
出し実行させる(図2の)。
【0025】アクセス制御部10は、で得られたコン
テンツデータ(コンテンツファイルまたは素材データ自
体、あるいはコンテンツプログラムの実行結果)を、H
TTPレスポンスとしてリクエスト元に返す(図2の
)。利用者の携帯端末90はゲートウエイ7を通じて
このレスポンスデータを受取り、コンテンツ内容を表示
する。
【0026】次に、サーバー装置1で扱うデータの具体
的なデータ形式の例を以下に説明する。
【0027】(ユーザ識別情報)携帯電話通信網とイン
ターネットを接続するゲートウエイにおいて、ユーザ識
別情報は、HTTPリクエストに一定の書式で付加され
て、サーバー装置1に届けられる。このユーザ識別情報
の書式は携帯電話事業者により形式はことなるが、通常
下記のような、10〜16桁程度の英数字等が使われて
いる。 UserID:000000123456789A
【0028】(アクセス履歴情報)図3および図4は、
アクセス履歴管理データベース211が管理するレコー
ドの構成を示す。図3は、ユーザのアクセスを単一のフ
ァイル単位で管理する場合の例である。ユーザID、U
RI、当該ユーザの当該URIに対するそれまでのアク
セス回数を1つのレコードとして記録している。アクセ
ス回数フィールドは、ユーザが該当コンテンツにアクセ
スするたびに、その値がインクリメントされる。この履
歴情報は、永久的に残るものであっても、一定期間ごと
にリセットするものであってもよい。
【0029】図4は、アクセスの履歴をコンテンツグル
ープ単位で管理する場合の例である。この場合は、ファ
イル単位ではなく、ディレクトリ単位でコンテンツのア
クセス履歴を管理する。ユーザ評価部11がアクセス履
歴管理データベース211の参照結果として取得するア
クセス履歴情報は、具体的には以下のデータ形式とな
る。 コンテンツ単位で管理する場合 /aaaa/in
dex.html,2 コンテンツグループ単位で管理する場合 /aaaa/,2 上記例ではアクセス履歴はアクセス回数をカウントして
いるだけであるが、図3または図4に示すアクセス履歴
管理データベース211の管理するレコードの項目にア
クセス日を設けて、最新のアクセス日時を記録させ、こ
れによってアクセスの許容条件を定めるようにすること
も可能である。
【0030】(コンテンツ管理情報)表示するコンテン
ツごとの管理情報を集約したデータベースとして、コン
テンツ管理データベース221を備える。図5および図
6はコンテンツ管理データベース221が管理するレコ
ードの構成を示す。図5は、コンテンツをファイル単位
で、コンテンツ管理データベース221が管理する場合
である。図6は、ディレクトリ(フォルダ)単位でコン
テンツを管理する場合である。それら管理する単位毎
に、未登録ユーザにアクセスを許容する回数、アクセス
許容回数を越えた場合の代替URIを示す項目により1
レコードが構成されている。例えば、許容アクセス回数
の値が3の場合は、3回目のアクセスまでは非会員ユー
ザにも情報を提供するが、4回目以降はユーザ登録をし
ないと、リクエストされたコンテンツの変わりに、表示
制限を越えた場合の代替URIで指示されるコンテンツ
データをHTTPレスポンスとしてユーザに返す。図5
で、リクエストURIが /aaaa/index.htmlの場合、未
登録アクセス者に対して、許容アクセス回数内、許容回
数を越えた場合の返信データは以下のようになる。 アクセス履歴が許容回数5以内の場合
/aaaa/index.html アクセス履歴が許容回数5を越えた場合 /aaaa/to
uroku.html
【0031】代替URIで指定されるコンテンツとし
て、会員登録申込み入力フォームや会員登録手続き画面
へのリンクボタンを表示する画面となるコンテンツファ
イル等を用意しておけば、未登録ユーザーに対してスム
ーズに登録を促すことができる。有料の購読契約を行っ
た登録会員の場合には、無条件にリクエストURIが指
定するコンテンツデータをHTTPレスポンスとして返
す。
【0032】以上、本発明の好適な実施形態としての有
料情報配信サーバー装置1を詳しく述べた。なお、本発
明はこの実施形態に限定されるわけではなく、発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例え
ば、アクセス履歴管理データベース211中に、登録会
員データベース231の記録内容を統合させて一つのデ
ータベースとして構成しても構わない。その場合登録会
員管理部23はなくなるが、その機能はアクセス履歴管
理部21に統合されればよい。
【0033】また、非登録利用者に有料コンテンツの閲
覧を許容する条件を、コンテンツによらず一定の許容条
件で管理する場合はコンテンツ管理データベース221
を省いてもよい。その場合には、コンテンツ制御部12
を、常に一定の許容条件(例えば、同一有料コンテンツ
に対する閲覧要求を3回まで許容するなど)によって配
信するコンテンツデータを選択するように構成すればよ
い。
【0034】また、非登録会員に対する情報提供の許容
アクセス条件として当該コンテンツへのアクセス回数履
歴を採用した場合の具体例を示したが、許容アクセス条
件としては、その他の条件、例えば、当該コンテンツの
閲覧開始日時からの経過時間や、当該コンテンツを前回
閲覧した日時からの経過時間などを用いてもよい。
【0035】また、有料情報配信サーバー装置1は、携
帯端末ユーザ向けのサーバー装置として説明したが、イ
ンターネットを通じてアクセスしてきたユーザを識別で
きるのであれば、本発明は、携帯端末ユーザ向けと限定
することなく、登録制の有料情報配信サービス向けの情
報配信サーバー装置として利用できる。
【0036】さらには、携帯電話サービス事業者によっ
ては、ゲートウエイ7の働きにより、ユーザの位置情報
がHTTPリクエストに付加できる場合が考えられる。
そのような場合には、携帯端末ユーザ向けに限定される
が、リクエストURIに対してユーザの位置に応じて代
替URIを選択できるようにコンテンツ管理データベー
ス221を改良する等の方法により、ユーザの現在位置
に応じた有料コンテンツの配信も可能である。
【0037】
【発明の効果】従来の有料情報配信サービスでは、最初
に有料の会員登録を行う必要があった。そして、会員登
録をしない限り実際の有料情報を見ることが出来なかっ
た。また、情報提供者は、登録会員を募るために別途サ
ンプル画面を作成する必要があった。しかもサンプル画
面によって、実際の有料サービスの便利さを十分アピー
ルする必要があった。本発明の有料情報配信サーバー装
置によれば、会員登録をしていない利用者にも一定の条
件で有料情報を配信することが可能なので、非会員アク
セス者に対してサービスの利便性を十分理解させること
ができ、一定回数以上アクセスしてきた非会員アクセス
者に自動的に会員登録を促すことができるので、効果的
に新規登録会員を募ることができる。さらに、別途サン
プル画面を用意するコスト、サービスの利便性を十分ア
ピールできるようにサンプル画面をメインテナンスする
手間が不要なので、有料情報配信サービス業者にとって
顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な一実施形態である有料情報配
信サーバー装置1の全体構成図である。
【図2】 有料情報配信サーバー装置1の主要部である
アクセス制御部10の動作フローを説明するブロック図
である。
【図3】 アクセス履歴管理データベース211の説明
図である。
【図4】 アクセス履歴管理データベース211の説明
図である。
【図5】 コンテンツ管理データベース221の説明図
である。
【図6】 コンテンツ管理データベース221の説明図
である。
【符号の説明】
1 有料情報配信サーバー装置 7 携帯電話サービス業者が設置するゲートウエイ 8 携帯電話サービス業者が提供する通信網 9 インターネット 10 アクセス制御部 11 ユーザ評価部 12 コンテンツ制御部 21 アクセス履歴管理部 211 アクセス履歴管理データベース 22 コンテンツ管理部 221 コンテンツ管理データベース 23 登録会員管理部 231 登録会員データベース 30 コンテンツデータ記憶部 90 携帯端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料情報配信サービスを行うためのサー
    バー装置であって、アクセスしてきた利用者について、
    その利用者のアクセス履歴を、取得可能な利用者識別情
    報とともに記録し蓄積するアクセス履歴管理データベー
    スと、登録利用者を記録管理する会員管理データベース
    の2種のデータベースを備え、前記会員管理データベー
    スに登録されている利用者からのアクセスにはリクエス
    トされた有料コンテンツデータをそのまま提供し、非登
    録利用者に対しては、その非登録利用者からのそれまで
    のアクセス履歴を前記アクセス履歴管理データベースか
    ら読み出し、事前に定められた条件に基づいて、リクエ
    ストされた有料コンテンツデータか、または予め用意さ
    れた別のコンテンツデータを提供することを特徴とする
    有料情報配信サーバー装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス履歴管理データベースは、
    アクセスした利用者の識別情報、その時アクセスしたコ
    ンテンツの識別情報、当該コンテンツにその利用者がア
    クセスした累積回数、を含む情報を1件のレコードとし
    て蓄積管理する請求項1に記載の有料情報配信サーバー
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の有料情
    報配信サーバー装置において、前記2種類のデータベー
    スに、非登録利用者に情報を提供する場合の条件をコン
    テンツ毎に記録管理するコンテンツ管理データベースを
    加えた3種のデータベースを備え、前記会員管理データ
    ベースに登録されている利用者からのアクセスにはリク
    エストされた有料コンテンツデータをそのまま提供し、
    非登録利用者に対しては、その非登録利用者からのそれ
    までのアクセス履歴を前記アクセス履歴管理データベー
    スから読み出し、前記コンテンツ管理データベースに定
    められた条件に基づいて、リクエストされた有料コンテ
    ンツデータか、または予め用意された別のコンテンツデ
    ータを提供することを特徴とする有料情報配信サーバー
    装置。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ管理データベースは、ア
    クセスを管理するコンテンツを管理単位毎に識別する情
    報、非登録利用者に無料で閲覧を許容する条件、前記許
    容条件を満たさない場合の代替コンテンツを指定する情
    報、を含む情報を1件のレコードとして蓄積管理する請
    求項3に記載の有料情報配信サーバー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の有料情報配信サーバー装置であって、アクセスしてき
    た利用者が登録利用者かどうか、非登録利用者の場合に
    は、前記アクセス履歴管理データベースを参照して、当
    該利用者のそれまでのアクセス履歴を引き出すユーザー
    評価部、および、前記ユーザー評価部の評価結果から、
    前記コンテンツ管理データベースが備えられている場合
    にはそれを参照して、そうでない場合には事前に定めら
    れた条件に基づいて、利用者に配信すべきコンテンツを
    決定するコンテンツ制御部と、を備えて、利用者からの
    リクエストを受付けて適切なコンテンツデータを利用者
    にレスポンスとして返すアクセス制御部と、このアクセ
    ス制御部に呼出されるコンテンツデータを収納したコン
    テンツデータ記憶部と、により構成したことを特徴とす
    る有料情報配信サーバー装置。
  6. 【請求項6】 利用者を識別する情報として携帯電話サ
    ービス事業者が携帯電話等の携帯端末にユニークに与え
    る識別情報を利用する請求項1から請求項5のいずれか
    に記載の携帯端末を対象とした有料情報配信サーバー装
    置。
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