JP2002269118A - 検索データベースおよびその作成方法、並びに情報検索方法 - Google Patents

検索データベースおよびその作成方法、並びに情報検索方法

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JP2002269118A
JP2002269118A JP2001072368A JP2001072368A JP2002269118A JP 2002269118 A JP2002269118 A JP 2002269118A JP 2001072368 A JP2001072368 A JP 2001072368A JP 2001072368 A JP2001072368 A JP 2001072368A JP 2002269118 A JP2002269118 A JP 2002269118A
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Shinji Hata
真司 畑
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索ワードに対応する位置座標に基づいて、
検索データベースからその位置座標に該当するウェブペ
ージのネットワークアドレスを検索する方法を提供する 【解決手段】 情報検索方法が、ユーザから検索ワード
を受信する受信工程と、インターネット上のウェブペー
ジのネットワークアドレスを少なくとも前記ウェブペー
ジに含まれる情報に対する位置座標と関連付けて格納し
た検索データベースを用いて、前記検索ワードから抽出
される位置座標に該当する該当ウェブページを検索する
検索工程と、前記該当ウェブページのネットワークアド
レスを前記ユーザに送信する送信工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検索キーワードを
用いて、その検索キーワードに合致するインターネット
のウェブページのネットワークアドレスを検索する情報
検索方法およびその情報検索方法に使用される検索デー
タベースを作成する方法、並びにその検索データベース
に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上に公開されているウェ
ブページを検索する際に使用される検索サーバの検索デ
ータベースの作成方法は主に2種類に分けられる。1つ
目は、ウェブページの管理者にウェブページの内容とそ
のインターネットアドレスの登録を検索サーバに対して
行ってもらい、その情報を検索サーバの検索データベー
スに格納する方法である。2つ目は、検索サーバ自身が
定期的にインターネット上の不特定多数のウェブページ
を自動巡回し、ウェブページの内容とそのインターネッ
トアドレスを取得して検索データベースに格納する方法
である。そして、一般ユーザから検索サーバに対して検
索キーワードの入力があった場合には、検索キーワード
を上述のように作成された検索データベースで検索し、
該当するウェブページのインターネットアドレスをユー
ザに提示することが行われている。
【0003】或いは、地図を使用した検索方式として、
検索キーワードを用いることなく地理情報から該当する
ウェブページにアクセスさせるような方式の検索サーバ
もある。例えば、検索者であるユーザが「xx市yy
区」というような場所に設置されたレストランの情報が
記載されたウェブページにアクセスしたい場合、そのユ
ーザは、検索用ウェブページで提供されている地図画像
において「xx市yy区」に該当する地区をクリック
し、その地区を拡大表示させる。その地区内にあるレス
トランについての情報が検索データベースに格納されて
いるならば、その拡大地図上にレストラン名などが表示
され、レストラン名をクリックすることで、そのレスト
ランの情報が記載されたウェブページにアクセスするこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
検索キーワードを使用した検索方式では、ある地理的な
情報を含んだ検索ワードを入力して検索を実行した場合
であっても、その検索ワードと同一名の地理情報、人
名、物などの情報が検索されるだけであり、それらの情
報が実際に同一の地域の情報を示しているのかが分から
なかった。更に、検索ワードに該当しなくても、その地
域を示す情報が多数存在するはずであるが、そのような
情報は検索されなかった。
【0005】後者の地図を使用した検索方式では、まず
その検索サーバの検索データベースに対して、ウェブペ
ージのインターネットアドレスと地図画面上の位置とが
登録されていなければならないという問題があった。或
いは、携帯電話やPDAなどの携帯通信端末を使用して
検索を行っている場合には、携帯通信端末の画像表示面
積や画像表示能力に限界があり、この検索方式を実施す
ることが難しいという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、検索キーワードに位置座標を対
応付け、データベースから検索キーワードおよびその位
置座標に合致した情報を検索する方法を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る検索データベース作成方法の特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、イン
ターネット上のウェブページにアクセスし、前記ウェブ
ページに含まれる情報の少なくとも1つのキーワードを
前記ウェブページのネットワークアドレスと関連付けて
受信する受信工程と、複数のワードと、前記ワードのそ
れぞれに関連付けられた位置座標とを格納している位置
特定データベースを用いて前記キーワードに位置座標を
付加する位置座標付加工程と、前記ネットワークアドレ
スに少なくとも前記位置座標を関連付けて格納する格納
工程とを含む点にある。
【0008】上記課題を解決するための本発明に係る検
索データベースの特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請
求項2に記載の如く、インターネット上のウェブページ
に含まれる所定の情報に対応する位置座標と、前記ウェ
ブページのネットワークアドレスとを関連付けて格納し
てなり、前記位置座標を検索ワードとして前記ネットワ
ークアドレスを検索可能である点にある。
【0009】上記課題を解決するための本発明に係る情
報検索方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項3に記載の如く、ユーザから検索ワードを受信す
る受信工程と、インターネット上のウェブページのネッ
トワークアドレスを少なくとも前記ウェブページに含ま
れる情報に対応する位置座標と関連付けて格納した検索
データベースを用いて、前記検索ワードから抽出される
位置座標に該当する該当ウェブページを検索する検索工
程と、前記該当ウェブページのネットワークアドレスを
前記ユーザに送信する送信工程とを含む点にある。
【0010】上記課題を解決するための本発明に係る情
報検索方法の第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項4に記載の如く、ユーザから検索ワードを受信す
る受信工程と、複数のワードと、前記ワードのそれぞれ
と関連付けられた位置座標とを格納している位置特定デ
ータベースを用いて前記検索ワードに位置座標を付加す
る位置座標付加工程と、インターネット上のウェブペー
ジのネットワークアドレスを少なくとも前記ウェブペー
ジに含まれる情報に対応する位置座標と関連付けて格納
した検索データベースを用いて、前記検索ワードに付加
された位置座標に該当する該当ウェブページを検索する
検索工程と、前記該当ウェブページのネットワークアド
レスを前記ユーザに送信する送信工程とを含む点にあ
る。
【0011】上記課題を解決するための本発明に係る情
報検索方法の第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項5に記載の如く、上記第一または第二の特徴構成
に加えて、前記位置座標が、所定の範囲を規定する座標
である点にある。
【0012】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る検索データベース作成方法の特徴構成によれば、
検索キーワードを用いてインターネット上で所望のウェ
ブページを検索する際に、単に、入力された検索キーワ
ードを含むか否かによってウェブページのネットワーク
アドレスを検索するのではなく、検索キーワードに関連
する位置情報を用いて、その位置情報を有するか否かに
よってウェブページのインターネットアドレスを検索す
るような検索データベースを作成することができる。そ
の結果、このような検索データベースを使用して検索を
行った場合には、所定の位置情報に関連付けられたウェ
ブページのネットワークアドレスが検索者に対して提示
されるため、特定の地区に存在する物など、従来のよう
に検索キーワードを入力しただけでは検索しきれないよ
うな地理的に共通した様々な情報が検索される。
【0013】本発明に係る検索データベースの特徴構成
によれば、ウェブページのネットワークアドレスに位置
座標を関連付けて格納してなることで、検索ワードを入
力するユーザが所定の位置座標を入力した場合には、そ
の位置座標に対応するウェブページを検索することがで
きる。その結果、このような検索データベースを使用し
て検索を行った場合には、所定の位置情報に関連付けら
れたウェブページのネットワークアドレスが検索者に対
して提示されるため、特定の地区に存在する物など、従
来のように検索キーワードを入力しただけでは検索しき
れないような地理的に共通した様々な情報が検索され
る。
【0014】本発明に係る情報検索方法の第一の特徴構
成によれば、ユーザによって入力された、位置座標を抽
出可能な検索ワードを検索データベースを用いて検索
し、その検索ワードに対応するウェブページのネットワ
ークアドレスを得て、ユーザに送信することができる。
ここで、検索データベースにおける検索ワードの検索
は、位置情報に基づいて実施されることから、検索ワー
ドが示す位置情報に対応する位置情報に関連のあるウェ
ブページが検索結果として出力される。例えば、検索ワ
ードが特定の住所(xx市yy町)などであった場合、
ネットワークアドレスと位置情報とが関連付けられて格
納された検索データベースを用いて、検索ワードに対応
する位置情報を備えたネットワークアドレスが検索結果
として出力され、ユーザに送信される。従って、ユーザ
は所定の位置情報を有する所定の検索ワードを入力する
ことで、位置情報に基づいたネットワークアドレスの検
索を実施することができ、受け取ったネットワークアド
レスの情報を使用して、それらのウェブページにアクセ
スすることができる。
【0015】本発明に係る情報検索方法の第二の特徴構
成によれば、ユーザによって入力された検索ワード自体
から位置情報を抽出できない場合であっても、受信工程
と検索工程の間に、所定のワードとその位置情報とが格
納された位置特定データベースを使用して、検索ワード
に位置情報を付加する位置座標付加工程を行うことで、
上記位置座標が付加された検索ワードを検索データベー
スを用いて位置座標に基づいて検索し、その検索ワード
に対応する該当ウェブページのネットワークアドレスを
得て、ユーザに送信することができる。従って、ユーザ
は所定の位置情報を有する所定の検索ワードを入力する
ことで、位置情報に基づいたネットワークアドレスの検
索を実施することができ、受け取ったネットワークアド
レスの情報を使用して、それらのウェブページにアクセ
スすることができる。
【0016】本発明に係る情報検索方法の第三の特徴構
成によれば、位置座標が特定の点を示すのではなく、所
定の範囲を示す座標であることで、検索範囲を拡大する
ことができ、位置座標が点で規定される場合に比べて、
検索ワードのヒット件数を多くすることができる。更
に、従来のように検索ワードを用いて検索した場合に
は、そのワードに該当する情報だけが検索されていた
が、ここでは所定の範囲を持つ位置座標で検索している
ために、検索ワードに該当しない情報であっても所定の
位置座標にあれば検索される。例えば、検索ワードが大
阪市であって、その検索範囲が10km以内という条件
で検索のための位置座標が指定されている場合、従来は
大阪市についての情報のみが検索されていたが、本発明
に係る情報検索方法では、大阪市に隣接する都市の情報
までもが検索される。従って、検索者は大阪市に隣接す
る都市名を検索ワードとして入力することなしに、それ
らの情報を入手することができるという利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施形態においては、単に地理
的な語句からなる検索ワードを用いて、その検索ワード
が含まれるインターネット上のウェブページのインター
ネットアドレスを検索するのではなく、検索ワードから
抽出される地理的な位置座標に基づいて、その位置座標
に関連するウェブページのインターネットアドレスを検
索する情報検索方法について説明する。更に、位置座標
に関連するウェブページのインターネットアドレスを検
索するために使用する検索データベースの作成方法につ
いても説明する。
【0018】図1はインターネット検索が実施されるネ
ットワークの模式図であり、検索サーバ1がインターネ
ット2を介して複数のインターネットサーバ3と接続さ
れている。検索サーバ1には一般ユーザからの検索を受
け付けるためのウェブページ4が開設され、インターネ
ットサーバ3では種々の情報が含まれた一般的なウェブ
ページ4が開設されており、誰もがインターネット2に
接続可能なコンピュータや携帯通信端末5を使用して自
由にウェブページ4を閲覧することができるように構成
されれている。
【0019】上述したようにインターネット2上には数
多くのウェブページ4が公開されていることで、どのウ
ェブページ4でどのような情報が公開されているのかを
なんの予備知識もなしに知ることは極めて困難である。
従って、検索サーバ1で実現されるような検索システム
が提供されており、携帯通信端末5を使用するユーザが
検索サーバ1のウェブページ4において検索ワードを入
力することで、その検索ワードに該当する情報が記載さ
れたウェブページ4のインターネットアドレスが検索さ
れ、携帯通信端末5に検索結果が伝達される。
【0020】ここで、検索サーバ1は、インターネット
2上に配置されたウェブページ4のインターネットアド
レスをそのウェブページに含まれる情報(文字列や記号
列など)と共にデータベースに格納しており、検索ワー
ドが入力された場合に、そのデータベースの検索を行っ
て、検索ワードに該当する情報を有しているウェブペー
ジのインターネットアドレスを検索者に提示する。検索
サーバ1が情報を収集してデータベースを作成する方法
としては従来の技術の欄で説明したように、検索サーバ
1が自身がウェブページ4を回覧して情報を収集し、デ
ータベースに格納する方法と、各ウェブページ4の開設
者から検索サーバ1への登録を募り、登録されたウェブ
ページ4のみの情報を収集してデータベースに格納する
方法とがある。
【0021】以下の実施形態では、携帯通信端末5を使
用して検索サーバ1にアクセスし、携帯通信端末5のユ
ーザが検索ワードの入力を行って、所望の情報が公開さ
れているウェブページ4のインターネットアドレスの提
示を受けることについて図面を参照して説明する。
【0022】図2に示すように、検索サーバ1によって
実現される情報検索システム6は、携帯通信端末5を使
用するユーザにより入力された検索ワードをインターネ
ット2を介して受信する受信手段7と、受信した検索ワ
ードに対して位置特定データベース9を用いた検索によ
って関連する位置座標を付加する位置座標付加手段8
と、ウェブページ4のインターネットアドレスを位置座
標と所定のワードとに関連付けて格納している検索デー
タベース10と、検索データベース10を使用して検索
ワードの検索を行う検索手段11と、検索結果を携帯通
信端末5に送信する送信手段12とを備えてなる。
【0023】以下の実施形態では携帯通信端末5を使用
して検索データベース10を作成する工程と、作成され
た検索データベース10を使用してインターネット検索
を実施する工程について図面を参照して説明する。
【0024】<検索データベースの作成方法>検索サー
バ1はウェブページ4を自動巡回して、ウェブページ4
に含まれる情報とそのインターネットアドレスとを収集
する自動収集処理を行うことが可能であるように構成さ
れる。ここで、位置特定データベース9は図3および図
6に例示するように、ワードと位置座標とが1対1で格
納された通常のデータベースであり、ワードの入力を行
うことで、それに対応する位置座標を取得することがで
きる。位置座標とは、それだけで地球上における位置を
特定可能な標識であり、緯度経度や住所などが位置座標
に相当する。例えば、「○○駅」というワードがあった
場合、それに対応して「△△市□□町××番」や「東経
AAA度北緯BB度」というような位置座標が関連付け
られて格納されている。或いは、単に「△△市」のよう
な広い範囲を持つワードがあった場合、その代表点(例
えば、△△市の市役所の位置)に対応する位置座標が関
連付けて格納されることもある。一般に、1つのウェブ
ページには複数の情報が含まれていることから、1つの
ウェブページのインターネットアドレスには複数の位置
座標が関連付けられていることがほとんどである。
【0025】図3に示すように、受信手段7は工程10
0において、所定のキーワードとそのワードを収集した
ウェブページ4のインターネットアドレスを受信する
(受信工程)。次に位置座標付加手段8は工程102に
おいて、上述したように位置特定データベース9を用い
て、受信したインターネットアドレスに対して位置座標
を付加する(位置座標付加工程)。次に、工程104に
おいて両者を組み合わせることで、あるウェブページ4
のインターネットアドレスと、そのウェブページ4に対
応する位置座標とが列挙された検索データベース10を
作成することができる(格納工程)。
【0026】作成された検索データベース10は1つの
ウェブページ4を表すインターネットアドレスに対し
て、複数の位置座標と、複数のキーワードとが関連付け
られている。これは、1つのウェブページには数多くの
情報が含まれており、それぞれの情報に対応する位置座
標も様々であるからである。例えば、あるウェブページ
が電車の時刻表を駅名を挙げて記載しているページであ
る場合、駅名のそれぞれに対して駅の位置座標が付加さ
れることになり、結果としてそのウェブページ4には駅
数と同じ数の位置座標と、キーワードとしてそれらの駅
名が付加されて、検索データベース10に格納される。
同様に、あるウェブページが日本全国の飛行場を紹介す
るページである場合、大阪空港や羽田空港などの飛行場
毎に対応する位置座標と、キーワードとしての飛行場名
がこのウェブページ4に付加されて、検索データベース
10に格納される。
【0027】例えば、図3、図4、および図6に例示す
るように、検索データベース10において、インターネ
ットアドレス「○○○」に関連付けられた位置座標は
「XXXX」と「YYYY」とであり、一方で、位置座
標「XXXX」に関連するインターネットアドレスは
「○○○」と「△△△」である。また、それらのウェブ
ページ4に含まれるキーワードをそのウェブページ4の
インターネットアドレスと関連付けて格納しておけば、
従来のようなキーワードに基づいた検索を行うこともで
きる。
【0028】<情報検索方法>次に図4および図5を参
照して情報検索の工程について説明する。まず、工程1
10において、一般ユーザから入力された検索ワードを
受信手段7を用いて受信する。図5(a)には工程11
0における一般ユーザが使用する携帯通信端末5の表示
画面の例を示す。図5(a)に示すように、検索ワード
が「xx市yy町から1000(m)の範囲」というも
のである。ここでは、欄20で特定の位置座標を表す検
索ワードを入力し、欄21で位置座標の範囲を表す検索
ワードを入力している。図5(a)では空欄にしている
が、欄22に普通名詞を入力して、その普通名詞のみか
ら検索を実施すること、またはその普通名詞を用いた絞
り込み検索を実施することもできる。
【0029】ここで、位置座標の範囲、即ち検索範囲は
以下の3通りのように決定することができる。 (1)図5(a)に例示した欄20に入力された検索ワ
ードによって指定される地域に対応する範囲である場合
(例えば、「大阪市」と入力された場合には、大阪市全
域を検索範囲とする)。 (2)欄20に入力された検索ワードによって指定され
る地域に対応する範囲と、上記地域の境界線から欄21
に入力された範囲だけ拡大された範囲(例えば、欄20
に「大阪市」が入力され、欄21に「1000m」が入
力された場合には大阪市全域と隣接する地域との境界線
から1000mの範囲だけ拡大した地域とを含む範囲を
検索範囲とする)。 (3)欄20に入力された検索ワードによって指定され
る代表点を中心として、欄21に入力された範囲だけ拡
大された範囲(例えば、欄20に「大阪市」と入力さ
れ、欄21に「1000m」が入力された場合に、大阪
市役所(代表点)を中心として1000mの範囲だけ拡
大された範囲を検索範囲とする)。
【0030】例えば、図5(a)に示したように欄20
には「△△市□□町」と入力し、欄21には「1000
m」と入力した場合は、上記(2)に当てはまる。従来
のように「△△市□□町」という検索ワードだけを用い
て位置座標に基づく所定の範囲の検索を行った場合、従
来の検索方式では「△△市□□町」に該当する情報しか
検索できなかったが、本発明に係る情報検索方法では
「△△市□□町」から1000mの範囲で隣接する町や
市に存在する情報までが検索される。従来の検索方式で
あれば、検索キーワードとして「△△市□□町」とそれ
に隣接する町名などを調べて入力しなければならなかっ
たが、本検索方式では、「△△市□□町」に隣接する町
名などを調べて入力する必要がないという利点がある。
尚、検索範囲として欄21のように数値の入力を求め
ず、常に予め検索範囲が指定された状態で検索を行うよ
うに設定することで、この場合は欄21を省略すること
もできる。
【0031】次に検索手段11が工程114において、
検索ワードから抽出される位置座標を用いて検索データ
ベース10の検索を行い、検索ワードに該当するウェブ
ページ4のインターネットアドレスを取得する(検索工
程)。その結果、検索結果(インターネットアドレス)
は検索データベース10を用いて位置座標に基づいて検
索された結果であるので、特定の地区に存在する物な
ど、従来のように検索キーワードを入力しただけでは検
索しきれないような地理的に共通した様々な情報が含ま
れたウェブページにアクセスすることができる。
【0032】次に、工程116において検索結果はユー
ザが使用する携帯通信端末5に送信され(送信工程)、
図5(b)に例示するような形式で表示される。ここで
は、該当するウェブページが3件あり、それぞれ携帯通
信端末5の画面上でその文字を選択することで、詳しい
情報を見ることができるようにされている。例えば、図
5(b)に示す画面において、2番の「bbb博物館」
を選択した場合、図5(c)のように「bbb博物館」
のウェブページにジャンプし、「bbb博物館」が開設
しているウェブページに記載された所在地や開館時間な
どの情報が表示される。
【0033】尚、図4に示した工程図では検索ワードか
ら位置座標が抽出可能であった場合について説明した
が、図5(a)に示したように欄20と欄21が空欄
で、欄22に普通名詞だけが検索ワードとして記載され
て送信されてきた場合には、その普通名詞から位置座標
を抽出することは困難である。従って、この検索ワード
に対して位置座標を付加する工程を図4で示した工程に
加えることを行う。
【0034】図6に検索ワードに位置座標を付加し、そ
の位置座標に基づいて該当するウェブページのインター
ネットアドレスを取得する工程について説明する。ま
ず、受信手段7が工程110で検索ワードを受信する
(受信工程)。次に、検索データベース10の作成方法
の説明において説明したのと同様に、位置座標付加手段
8が工程112において、検索ワードに位置座標を付加
する(位置座標付加工程)。次に、検索手段11が工程
114において、検索ワードの検索を検索データベース
10の位置座標に関して行い、検索ワードに該当するウ
ェブページのインターネットアドレスを取得する。その
結果、検索結果(インターネットアドレス)は検索デー
タベース10を用いて位置座標に基づいて検索された結
果であるので、特定の地区に存在する物など、従来のよ
うに検索キーワードを入力しただけでは検索しきれない
ような地理的に共通した様々な情報が含まれたウェブペ
ージにアクセスすることができる。
【0035】次に、送信手段12が工程116におい
て、取得されたインターネットアドレスを検索結果とし
てユーザの携帯通信端末5に送信する(送信工程)。こ
れらの工程の途中でユーザの携帯通信端末5に表示され
る画面例は図5(a)〜図5(c)に示したものと同様
である。
【0036】尚、検索ワードから位置座標を抽出可能で
あっても(例えば、図5(a)に例示した欄20、欄2
1、欄22の何れもが入力されていても)、位置座標付
加工程を実施してもよい。この場合、検索ワードから抽
出された位置座標と、位置座標付加工程によって付加さ
れた位置座標とが得られ、それらが互いに異なっていた
場合には両方の位置座標を用いて、或いは何れか一方を
用いて(複数の位置座標によるAND検索またはOR検
索)検索工程が実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークの模式図である。
【図2】情報検索システムの構成図である。
【図3】検索データベースの作成工程を説明する図であ
る。
【図4】情報検索の実施工程を説明する図である。
【図5】(a)〜(c)は情報検索の実施工程の表示例
を示す図である。
【図6】情報検索の別の実施工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 検索サーバ 2 インターネット 3 インターネットサーバ 4 ウェブページ 5 携帯通信端末 6 情報検索システム 7 受信手段 8 位置座標付加手段 9 位置特定データベース 10 検索データベース 11 検索手段 12 送信手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上のウェブページにアク
    セスし、前記ウェブページに含まれる情報の少なくとも
    1つのキーワードを前記ウェブページのネットワークア
    ドレスと関連付けて受信する受信工程と、 複数のワードと、前記ワードのそれぞれに関連付けられ
    た位置座標とを格納している位置特定データベースを用
    いて前記キーワードに位置座標を付加する位置座標付加
    工程と、 前記ネットワークアドレスに少なくとも前記位置座標を
    関連付けて格納する格納工程とを含む検索データベース
    作成方法。
  2. 【請求項2】 インターネット上のウェブページに含ま
    れる所定の情報に対応する位置座標と、前記ウェブペー
    ジのネットワークアドレスとを関連付けて格納してな
    り、前記位置座標を検索ワードとして前記ネットワーク
    アドレスを検索可能である検索データベース。
  3. 【請求項3】 ユーザから検索ワードを受信する受信工
    程と、 インターネット上のウェブページのネットワークアドレ
    スを少なくとも前記ウェブページに含まれる情報に対応
    する位置座標と関連付けて格納した検索データベースを
    用いて、前記検索ワードから抽出される位置座標に該当
    する該当ウェブページを検索する検索工程と、 前記該当ウェブページのネットワークアドレスを前記ユ
    ーザに送信する送信工程とを含む情報検索方法。
  4. 【請求項4】 ユーザから検索ワードを受信する受信工
    程と、 複数のワードと、前記ワードのそれぞれと関連付けられ
    た位置座標とを格納している位置特定データベースを用
    いて前記検索ワードに位置座標を付加する位置座標付加
    工程と、 インターネット上のウェブページのネットワークアドレ
    スを少なくとも前記ウェブページに含まれる情報に対応
    する位置座標と関連付けて格納した検索データベースを
    用いて、前記検索ワードに付加された位置座標に該当す
    る該当ウェブページを検索する検索工程と、 前記該当ウェブページのネットワークアドレスを前記ユ
    ーザに送信する送信工程とを含む情報検索方法。
  5. 【請求項5】 前記位置座標が、所定の範囲を規定する
    座標であることを特徴とする請求項3または請求項4に
    記載の情報検索方法。
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JP2006221443A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Tsukuba Multimedia:Kk 地図情報システム連動サーチエンジンサーバーシステム。
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