JP2002268870A - ウィンドウ位置制御方法および装置 - Google Patents

ウィンドウ位置制御方法および装置

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JP2002268870A
JP2002268870A JP2001069804A JP2001069804A JP2002268870A JP 2002268870 A JP2002268870 A JP 2002268870A JP 2001069804 A JP2001069804 A JP 2001069804A JP 2001069804 A JP2001069804 A JP 2001069804A JP 2002268870 A JP2002268870 A JP 2002268870A
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area
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unit
screen
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Kazuo Kurita
和夫 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローティングウィンドウは、他のウィンド
ウを被覆して操作性を損ねる場合があった。 【解決手段】 ウィンドウ位置制御装置10は、主ウィ
ンドウの未活用領域に副ウィンドウを表示する。ウィン
ドウ認識部12は、主ウィンドウと副ウィンドウを認識
する。領域抽出部14は、主ウィンドウの表示領域に基
づいて未活用領域を抽出する。条件保持部18には、未
活用領域の抽出条件が保持される。位置設定部16は、
未活用領域の一部を副ウィンドウの表示位置として設定
する。監視部24が主ウィンドウの移動を検出すると、
検出部26が未活用領域を再抽出し、決定部30が副ウ
ィンドウを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウィンドウ位置
制御方法および装置に関する。この発明はとくに、コン
ピュータ画面上のオブジェクトを制御する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
「PC」という。)が一般社会の間で急激に普及し、そ
れまで限定的であったユーザ層のすそ野が一気に広がっ
た。これに呼応するようにソフトウェアの開発競争も激
化し、各社はジャンルごとのシェア争いにしのぎを削っ
ている。こうした競争の結果、各社は独自のインターフ
ェイスを確立して利便性を高めていった。
【0003】一方、OS(Operating System)の進化に
よってマルチタスク処理やマルチウィンドウ表示が標準
となり、同時に起動された複数のプログラムや複数のウ
ィンドウを切り替えながらの作業は日常的となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プログラムの中には、
常に画面の最前面に表示させるいわゆるフローティング
ウィンドウを表示させるものがある。このフローティン
グウィンドウは、いつでも容易にアクセスできる利便性
をもつ反面、他のウィンドウを被覆して操作性を損ねる
ことがあった。特に、複数ウィンドウが同時に開かれて
いる状況が当たり前となった今日においては、フローテ
ィングウィンドウを単に表示させるだけではその利点が
十分に活かされない場合がある。
【0005】本発明者は以上の認識に基づき本発明をな
したもので、その目的は、コンピュータ画面においてウ
ィンドウ表示を制御して画面スペースの利用効率を高め
る技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、ウ
ィンドウ位置制御方法に関する。この方法は、画面上の
ウィンドウ位置を制御する方法であって、画面上におい
て未活用領域を抽出するための所定の抽出条件に基づい
て前記未活用領域を抽出し、その未活用領域の一部を、
制御対象となるウィンドウの表示位置として設定する。
【0007】「未活用領域」は、オブジェクトの表示領
域として活用されている度合いが低い領域である。その
領域における表示内容の情報性は一般的に低い。たとえ
ばウィンドウの一部に表示された、文書のタイトル、コ
マンドメニューの文字、コマンドボタンのアイコン、ス
クロールを制御するボタン、文書の本文、編集領域など
が表示された領域以外を示す。未活用領域は、文字やア
イコンが表示されない無地の領域であってもよいし、一
時的に無効化されたコマンドに対応するグレイアウトさ
れたボタンの領域を含んでもよい。「抽出条件」は、未
活用領域を抽出するための経験則を定めたものである。
【0008】本発明の別の態様は、ウィンドウ位置制御
装置である。本装置は、画面上のウィンドウ位置を制御
する装置であって、第1のウィンドウと、これに付随さ
せる第2のウィンドウを認識するウィンドウ認識部と、
画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
条件を記憶する条件保持部と、抽出条件に基づき第1の
ウィンドウの位置との関係で未活用領域を抽出する領域
抽出部と、未活用領域の一部を第2のウィンドウの表示
位置として設定する位置設定部と、を含む。
【0009】第1のウィンドウと第2のウィンドウは、
それぞれ別個のプログラムによって制御されてもよい
し、同一のプログラムによって制御されてもよい。第1
のウィンドウは第2のウィンドウよりも大きなサイズの
ウィンドウであってもよい。第1のウィンドウはワード
プロセッサソフトウェア(以下、「ワープロ」とい
う。)のウィンドウであってもよいし、インターネット
ブラウザソフトウェア(以下、「ブラウザ」という。)
のウィンドウであってもよい。第2のウィンドウは日本
語入力プログラムのコマンドをボタン表示したパレット
状のウィンドウであってもよいし、広告を表示するウィ
ンドウであってもよい。第1のウィンドウはその時点で
アクティブとなっているウィンドウであってもよいし、
第2のウィンドウはフローティングウィンドウであって
もよい。
【0010】「第1のウィンドウの位置との関係で未活
用領域を抽出」は、未活用領域を抽出するために第1の
ウィンドウの位置が基準となることを意味し、第1のウ
ィンドウの内側から未活用領域を抽出する場合と、第1
のウィンドウの外側から未活用領域を抽出する場合の双
方を含む。
【0011】本発明のさらに別の態様におけるウィンド
ウ制御装置は、画面上のウィンドウ位置を制御する装置
であって、ユーザとの間で相互的に作用する主ウィンド
ウと、その主ウィンドウの近傍にて情報を象徴化して端
的に表示する副ウィンドウを認識するウィンドウ認識部
と、画面上において未活用領域を抽出するための所定の
抽出条件を記憶する条件保持部と、抽出条件に基づき、
主ウィンドウの位置との関係で未活用領域を抽出する領
域抽出部と、未活用領域の一部を副ウィンドウの表示位
置として設定する位置設定部と、を含む。
【0012】「ユーザとの間で相互的に作用する」は、
たとえばワープロのようにユーザへ文章を表示したりユ
ーザが文字を入力したりできる作用でもよいし、ブラウ
ザのようにユーザへ文字や画像を表示したりユーザが情
報を入力したりできる作用でもよい。「情報を象徴化し
て端的に表示する」は、たとえばソフトウェア上で実現
される各種コマンドに対応したボタンをアイコンで表示
する形態でもよいし、広告内容を瞬時にユーザへ伝えら
れるよう印象的なキャッチフレーズや画像で表現した形
態でもよい。
【0013】本発明のさらに別の態様におけるウィンド
ウ制御装置は、画面上のウィンドウ位置を制御する装置
であって、主ウィンドウと、その主ウィンドウより常に
前面にて表示されるフローティングウィンドウを副ウィ
ンドウとして認識するウィンドウ認識部と、画面上にお
いて未活用領域を抽出するための所定の抽出条件を記憶
する条件保持部と、抽出条件に基づき、主ウィンドウの
位置との関係で未活用領域を抽出する領域抽出部と、未
活用領域の一部を副ウィンドウの表示位置として設定す
る位置設定部と、を含む。
【0014】本発明のさらに別の態様は、コンピュータ
プログラムである。このプログラムは、画面上のウィン
ドウ位置を制御するコンピュータプログラムであって、
画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
条件に基づいて未活用領域を抽出し、未活用領域の一部
を、制御対象となるウィンドウの表示位置として設定す
る。
【0015】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コン
ピュータプログラムなどの間で相互に置換したものもま
た、本発明の態様として有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態にお
けるウィンドウ位置制御装置は、PCにインストールさ
れた日本語入力プログラムの機能の一つによって実現さ
れる。この日本語入力プログラムのコマンド群に対応す
るボタンを集めたパレットウィンドウは、ワープロ書類
のウィンドウにおける未活用領域に表示される。ワープ
ロ書類のウィンドウが移動されると、パレットウィンド
ウが追随して移動する。他のウィンドウがアクティブに
なると、そのウィンドウの未活用領域へパレットウィン
ドウが移動する。日本語入力プログラムは、ワープロの
ような文字入力機会の多いプログラムと本来的に関連が
深い。本実施形態のようにウィンドウ配置を最適化する
ことにより、これら関連の深い複数のプログラム間にお
いて親和性を高めることができる。
【0017】図1は、ウィンドウ位置制御装置の構成を
示す機能ブロック図である。ウィンドウ位置制御装置1
0は、ウィンドウ認識部12、領域抽出部14、位置設
定部16、および条件保持部18を含む。ウィンドウ位
置制御装置10は、ハードウェア的には、コンピュータ
のCPUをはじめとする素子で実現でき、ソフトウェア
的にはウィンドウ制御機能のあるプログラムなどによっ
て実現されるが、本図ではそれらの連携によって実現さ
れる機能ブロックを描いている。したがって、これらの
機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せに
よっていろいろなかたちで実現できる。
【0018】ウィンドウ認識部12は、制御対象となる
ウィンドウを認識する。ウィンドウ認識部12は、主認
識部20および副認識部22を含む。主認識部20は、
第1のウィンドウである主ウィンドウを認識し、その時
点で操作可能な状態にあるアクティブウィンドウを主ウ
ィンドウとして認識する。本実施形態においては、ワー
プロ書類の編集画面が表示されるウィンドウを主ウィン
ドウとして例示する。この主ウィンドウは、ユーザとの
間で相互的に作用するウィンドウであり、操作上必要と
されるコマンドボタンやメニューなどが表示される。ど
のウィンドウがアクティブであるかは、OSがもつ機能
の一部として提供されるAPI(Application Program
Interface)を利用して認識してもよい。
【0019】副認識部22は、主ウィンドウに付随させ
るべき第2のウィンドウである副ウィンドウを認識す
る。この副ウィンドウは、本装置の制御対象として所定
の設定情報に設定された特定のウィンドウである。本実
施形態における副ウィンドウは、主ウィンドウより常に
前面にて表示されるフローティングウィンドウであり、
主ウィンドウの近傍にて情報を象徴化して端的に表示す
る。副ウィンドウのフローティング表示はAPIを利用
して実現されてもよい。
【0020】領域抽出部14は、所定の抽出条件に基づ
き、主ウィンドウの位置との関係で未活用領域を抽出す
る。抽出条件は、条件保持部18によって保持される。
この抽出条件には、画面上の表示領域において未活用領
域を抽出するための経験則が定められている。抽出条件
は、主ウィンドウを表示させる領域において、そのウィ
ンドウの内容または操作に関する文字またはボタンが表
示された領域以外を未活用領域と定めてもよいし、主ウ
ィンドウを表示させる領域に隣接する領域を未活用領域
と定めてもよい。ウィンドウの内容に関する文字は、た
とえばワープロ画面の編集領域や、ウィンドウ上端部に
て横長帯状に設けられたタイトル領域などに表示され
る。ウィンドウの操作に関する文字またはボタンは、た
とえばタイトル領域の下に横長帯状に設けられたメニュ
ー領域や、そのメニュー領域の下に横長帯状に設けられ
たボタン領域などに表示される。これらの領域に表示さ
れる文字やボタンは左寄せの場合が多く、文字やボタン
が表示されていない領域は特に情報性をもたないことが
経験的に認められる。本実施形態では、こうした領域を
有効に活用する。
【0021】領域抽出部14は、監視部24および検出
部26を含む。検出部26は、主ウィンドウの位置、サ
イズ、タイトル領域、メニュー領域、ボタン領域などを
検出する。これらの領域が主ウィンドウに含まれている
か否かは、OSやアプリケーションによって異なり、そ
の形状やサイズもOSやアプリケーションの仕様によっ
て定まる。検出部26は、主ウィンドウ全体の位置とサ
イズを検出し、タイトル領域、メニュー領域、ボタン領
域などにおいて文字やボタンが占める幅を求め、これら
に基づき未活用領域を検出する。ウィンドウ、タイトル
領域、メニュー領域、ボタン領域は、APIを利用して
検出されてもよい。検出部26は、画面の解像度を加味
して未活用領域の大きさを求めてもよい。
【0022】監視部24は、主ウィンドウの位置を監視
する。たとえば、マウスのドラッグ操作による主ウィン
ドウの移動やサイズ変更などを検知する。監視部24
は、主ウィンドウが閉じられたときにこれを検知しても
よく、その場合、新たにアクティブとなったウィンドウ
をウィンドウ認識部12が主ウィンドウとして認識す
る。マウス操作などのイベントが発生するたびに主ウィ
ンドウの位置を確認してもよいし、ポーリングによって
定期的に確認してもよい。これらをAPIを利用して検
出してもよい。主ウィンドウの位置に変更があった場
合、検出部26は未活用領域を再抽出する。アクティブ
ウィンドウが、あるウィンドウから他のウィンドウへ切
り替わった場合、監視部24がこれを主ウィンドウの位
置変更として検知してもよい。その場合、新たにアクテ
ィブとなったウィンドウをウィンドウ認識部12が主ウ
ィンドウとして認識する。
【0023】位置設定部16は、領域抽出部14によっ
て抽出された未活用領域の一部を副ウィンドウの表示位
置として設定する。設定された表示位置は、ウィンドウ
を表示するAPIに渡される。位置設定部16は、判定
部28、決定部30、および変形部32を含む。
【0024】決定部30は、未活用領域のどの部分に副
ウィンドウを表示するかを決定する。表示位置に関する
条件をあらかじめ定めておいてもよい。たとえば、未活
用領域において副ウィンドウが右上に寄せられるような
位置に定めてもよい。決定部30は、タイトル領域、メ
ニュー領域、ボタン領域のうちのどの領域に未活用領域
が生じるかに応じて表示位置を決定してもよいし、未活
用領域が最大限に活用されるよう副ウィンドウのサイズ
を決定してもよい。決定部30は、主ウィンドウの位置
に変更があった場合、再抽出された未活用領域に合わせ
て副ウィンドウの位置を変更する。これにより、副ウィ
ンドウを主ウィンドウに追随させる。
【0025】判定部28は、再抽出された未活用領域の
大きさまたは形状を検出する。変形部32は、判定部2
8による検出結果に合わせて副ウィンドウの大きさまた
は形状を変更して変形させる。副ウィンドウが長尺状の
場合、変形部32は副ウィンドウを長手方向に収縮させ
てもよい。
【0026】図2は、主ウィンドウと副ウィンドウの配
置関係を示す。図に示される画面はワープロ画面であ
る。ワープロ画面40は、タイトル領域42、メニュー
領域44、ボタン領域46、コーナーボタン54、編集
領域48、およびスクロール制御領域58を含む。タイ
トル領域42に表示された書類名の右側、メニュー領域
44に表示されたメニュー文字の右側、ボタン領域46
に表示されたボタン群の右側、コーナーボタン54の左
側、および編集領域48とスクロール制御領域58に挟
まれた余白は、未活用領域50を構成する。
【0027】未活用領域50には、パレットウィンドウ
52とメモウィンドウ56が表示される。パレットウィ
ンドウ52は、コーナーボタン54の左側にて右上に寄
せられるかたちで表示されている。メモウィンドウ56
は、編集領域48の右側の余白に表示されている。パレ
ットウィンドウ52とメモウィンドウ56はフローティ
ングウィンドウなので、ワープロ画面40がアクティブ
になってもワープロ画面40に隠れない。パレットウィ
ンドウ52とメモウィンドウ56は、つねにワープロ画
面40と重なるが、未活用領域50に表示されるのでワ
ープロの操作性を阻害しない。
【0028】図3は、副ウィンドウを主ウィンドウに追
随させる様子を示す。ワープロ画面40が図の矢印の通
りに右下から左上に移動するとき、パレットウィンドウ
52がこれを追随して右下から左上へ移動する。これに
より、パレットウィンドウ52はつねにワープロ画面4
0の邪魔にならない位置に表示される。
【0029】図4は、副ウィンドウを収縮させる様子を
示す。(a)におけるタイトル領域42には、書類名と
して「新規書類」の文字が表示されている。この書類名
を「臨時会議報告書・・・Thursday」という長い名前に
変更したのが(b)である。(a)と(b)では未活用
領域50の広さが異なるので、パレットウィンドウ52
を未活用領域50内に収める必要性から、(a)におけ
るパレットウィンドウ52を(b)のように収縮させ
る。
【0030】図5は、各種設定項目を記録したテーブル
を示す。このテーブルは、設定項目欄60およびオン/
オフ欄62を含む。設定項目欄60には、設定項目とし
てパレット自動制御、自動拡大縮小、自動伸縮、および
自動縦横変更が含まれる。オン/オフ欄62には、設定
項目ごとにオンまたはオフの設定が記録される。パレッ
ト自動制御をオンにすると、本装置のウィンドウ位置制
御機能が働く。自動拡大縮小をオンにすると、未活用領
域のサイズ変更に応じて副ウィンドウが自動的に拡大/
縮小される。自動伸縮をオンにすると、未活用領域のサ
イズ変更に応じて副ウィンドウがある一方向において自
動的に伸縮する。自動縦横変更をオンにすると、未活用
領域の形状の変更に応じて副ウィンドウの形状を自動的
に変更する。たとえば未活用領域が横長から縦長に変更
された場合に、副ウィンドウの形状を横型形状から縦型
形状に変更してもよい。
【0031】図6は、副ウィンドウの表示位置に関する
設定を記録したテーブルを示す。このテーブルは、表示
位置欄64およびオン/オフ欄66を含む。表示位置欄
64には、副ウィンドウの表示位置に関する選択肢とし
てタイトル領域、メニュー領域、ボタン領域、余白領
域、ウィンドウ上、ウィンドウ左、ウィンドウ右、およ
びウィンドウ下が設定される。オン/オフ欄66には、
表示位置ごとにオンまたはオフが設定される。ユーザ
は、表示位置ごとにオンとオフを切り替えて所望の位置
に副ウィンドウを表示できる。
【0032】以上の構成による動作を以下説明する。
【0033】図7は、本装置の動作を示すフローチャー
トである。まず、制御対象のウィンドウに関する設定や
制御方法に関する設定を読み込む(S10)。日本語入
力プログラムのパレットウィンドウを制御対象たる副ウ
インドウとして認識し(S12)、アクティブウィンド
ウを主ウィンドウとして認識する(S14)。主ウィン
ドウの表示領域に基づいて未活用領域を抽出し(S1
6)、その中に副ウィンドウを表示する(S18)。未
活用領域が副ウィンドウの表示領域として十分でない場
合には(S20N)、副ウィンドウを変形させる(S2
2)。主ウィンドウが移動された場合には(S24
Y)、移動後の未活用領域を再抽出して(S26)、そ
の中に副ウィンドウを表示する(S28)。本装置を終
了させるまで(S30)、S20〜S28の動作を繰り
返す。
【0034】(第2実施形態)本実施形態においては、
副ウィンドウが主ウィンドウの上端に接するかたちで表
示される。抽出条件には、主ウィンドウに隣接する領域
として主ウィンドウ上方の領域が抽出される。
【0035】図8は、主ウィンドウと副ウィンドウの配
置関係を示す。パレットウィンドウ52は、ワープロ画
面40の上端に接するように表示される。ワープロ画面
40が移動された場合、これをパレットウィンドウ52
が追随する。パレットウィンドウ52はワープロ画面4
0と重ならないので、つねにワープロ画面40の操作性
を阻害しない。ワープロ画面40を最大化する場合に、
パレットウィンドウ52の表示領域を確保したかたちで
最大化されるよう制御してもよいし、第1実施形態のよ
うなウィンドウ内での表示に切り替えてもよい。
【0036】(第3実施形態)本実施形態においては、
ブラウザの画面が主ウィンドウである場合を例示する。
図9は、主ウィンドウと副ウィンドウの配置関係を示
す。ブラウザ画面70は、タイトル領域78、メニュー
領域80、ボタン領域82、アドレス領域84、および
コーナーボタン74を含む。これらの領域のうち、文字
やボタンが表示された領域以外が未活用領域72とな
る。未活用領域72の中に広告ウィンドウ76が表示さ
れる。広告ウィンドウ76は、たとえば広告表示と引き
替えに無料で提供するウェブサービスなどに用いられ
る。グレイアウトボタン77は、一時的に無効化された
ボタンであり、この領域を未活用領域72に含めてもよ
い。
【0037】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素
や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータ画面の利
用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ウィンドウ位置制御装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】 主ウィンドウと副ウィンドウの配置関係を示
す図である。
【図3】 副ウィンドウを主ウィンドウに追随させる様
子を示す図である。
【図4】 副ウィンドウを収縮させる様子を示す図であ
る。
【図5】 各種設定項目を記録したテーブルを示す図で
ある。
【図6】 副ウィンドウの表示位置に関する設定を記録
したテーブルを示す図である。
【図7】 本装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 第2実施形態における主ウィンドウと副ウィ
ンドウの配置関係を示す図である。
【図9】 第3実施形態における主ウィンドウと副ウィ
ンドウの配置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 ウィンドウ位置制御装置、 12 ウィンドウ認
識部、 14 領域抽出部、 16 位置設定部、 1
8 条件保持部、 20 主認識部、 22副認識部、
24 監視部、 26 検出部、 28 判定部、
30 決定部、 32 変形部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上のウィンドウ位置を制御する方法
    であって、 画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
    条件に基づいて前記未活用領域を抽出し、 前記未活用領域の一部を、制御対象となるウィンドウの
    表示位置として設定することを特徴とするウィンドウ位
    置制御方法。
  2. 【請求項2】 画面上のウィンドウ位置を制御する装置
    であって、 第1のウィンドウと、これに付随させる第2のウィンド
    ウを認識するウィンドウ認識部と、 画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
    条件を記憶する条件保持部と、 前記抽出条件に基づき、前記第1のウィンドウの位置と
    の関係で前記未活用領域を抽出する領域抽出部と、 前記未活用領域の一部を前記第2のウィンドウの表示位
    置として設定する位置設定部と、 を含むことを特徴とするウィンドウ位置制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウ認識部は、操作可能な状
    態にあるアクティブウィンドウを前記第1のウィンドウ
    として認識し、所定の設定情報に基づいて制御対象とな
    るウィンドウを前記第2のウィンドウとして認識するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のウィンドウ位置制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記抽出条件は、前記第1のウィンドウ
    を表示させる領域において、そのウィンドウの内容また
    は操作に関する文字またはボタンが表示された領域以外
    を前記未活用領域と定めることを特徴とする請求項2、
    3のいずれかに記載のウィンドウ位置制御装置。
  5. 【請求項5】 前記抽出条件は、前記第1のウィンドウ
    を表示させる領域に隣接する領域を前記未活用領域と定
    めることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載
    のウィンドウ位置制御装置。
  6. 【請求項6】 前記領域抽出部は、前記第1のウィンド
    ウの位置を監視するとともに、前記第1のウィンドウの
    位置に変更があった場合には前記未活用領域を再抽出
    し、 前記位置設定部は、前記再抽出された未活用領域に応じ
    て前記第2のウィンドウの位置を変更することにより、
    前記第2のウィンドウを前記第1のウィンドウに追随さ
    せることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載
    のウィンドウ位置制御装置。
  7. 【請求項7】 前記位置設定部は、前記再抽出された未
    活用領域の大きさまたは形状を検出し、その検出結果に
    合わせて前記第2のウィンドウの大きさまたは形状を変
    更することを特徴とする請求項6に記載のウィンドウ位
    置制御装置。
  8. 【請求項8】 画面上のウィンドウ位置を制御する装置
    であって、 ユーザとの間で相互的に作用する主ウィンドウと、その
    主ウィンドウの近傍にて情報を象徴化して端的に表示す
    る副ウィンドウを認識するウィンドウ認識部と、 画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
    条件を記憶する条件保持部と、 前記抽出条件に基づき、前記主ウィンドウの位置との関
    係で前記未活用領域を抽出する領域抽出部と、 前記未活用領域の一部を前記副ウィンドウの表示位置と
    して設定する位置設定部と、 を含むことを特徴とするウィンドウ位置制御装置。
  9. 【請求項9】 画面上のウィンドウ位置を制御する装置
    であって、 主ウィンドウと、その主ウィンドウより常に前面にて表
    示されるフローティングウィンドウを副ウィンドウとし
    て認識するウィンドウ認識部と、 画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
    条件を記憶する条件保持部と、 前記抽出条件に基づき、前記主ウィンドウの位置との関
    係で前記未活用領域を抽出する領域抽出部と、 前記未活用領域の一部を前記副ウィンドウの表示位置と
    して設定する位置設定部と、 を含むことを特徴とするウィンドウ位置制御装置。
  10. 【請求項10】 画面上のウィンドウ位置を制御するコ
    ンピュータプログラムであって、 画面上において未活用領域を抽出するための所定の抽出
    条件に基づいて前記未活用領域を抽出し、 前記未活用領域の一部を、制御対象となるウィンドウの
    表示位置として設定することを特徴とするコンピュータ
    プログラム。
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