JP2002267703A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002267703A
JP2002267703A JP2001067624A JP2001067624A JP2002267703A JP 2002267703 A JP2002267703 A JP 2002267703A JP 2001067624 A JP2001067624 A JP 2001067624A JP 2001067624 A JP2001067624 A JP 2001067624A JP 2002267703 A JP2002267703 A JP 2002267703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外来電波を広帯域の周波数範囲にわたり、高
感度で受信して目標を探知し、その周波数スペクトラム
を分析表示できる受信装置を得る。 【解決手段】 スーパーヘテロダイン同調器11−1〜
11−nと狭帯域で高速周波数掃引する掃引検波増幅器
13−1〜13−nによる受信系を複数アレイ配列し、
それら各スーパーヘテロダイン同調器、および掃引検波
増幅器を一括制御する制御器17と、信号を分析表示す
る分析表示処理器16とを有し、広帯域の周波数範囲を
分割して、各受信系でそれらの受信を分担することによ
り、広帯域の周波数範囲を高感度、かつ高検出確率で受
信検知して、周波数スペクトラム分析表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外来電波を受信
探知し、その周波数分析を行う受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の受信装置を示すブロック図
である。図において、1は受信装置であり、2はその空
中線、3は指示器である。受信装置1内において、11
はスーパーヘテロダイン同調器、12はIF信号、13
は掃引検波増幅器、14は振幅信号であり、15はチャ
ネライザ受信機、16は分析表示処理器である。また、
スーパーヘテロダイン同調器11内において、21は周
波数同調発振器、22はミキサ、23は周波数フィルタ
である。掃引検波増幅器13内において、31は周波数
掃引発振器、32はミキサ、33は狭帯域周波数フィル
タ、34は増幅器、35は検波器である。チャネライザ
受信機15内において、41はSAW(Surface
Acoustic Wave)帯域フィルタによるS
AWフィルタバンクであり、42は検波器、43は周波
数検出器である。
【0003】次に動作について説明する。図9に示すよ
うに構成された従来の受信装置は、外来電波を受信し、
目標として探知、分析する。すなわち、外来の電波は空
中線2にて受信され、スーパーヘテロダイン同調器11
に入力される。スーパーヘテロダイン同調器11ではそ
の受信した外来電波をミキサ22に送り、周波数同調発
振器21の発振する同調信号と混合して同調させ、それ
を周波数フィルタ23でフィルタリングして、広帯域の
周波数帯域幅のIF信号12として出力する。このスー
パーヘテロダイン同調器11より出力されたIF信号1
2は、掃引検波増幅器13およひチャネライザ受信機1
5に入力される。
【0004】掃引検波増幅器13では入力されたIF信
号12をミキサ32に送り、周波数掃引発振器31の出
力する掃引信号と混合することによって高速に周波数掃
引同調し、それを狭帯域周波数フィルタ33でフィルタ
リングして出力する。この狭帯域周波数フィルタ33の
出力信号を増幅器34で増幅した後、検波器35によっ
て検波し、検波ビデオとして振幅信号14を分析表示処
理器16に出力する。分析表示処理器16はこの入力さ
れた振幅信号14について、横軸を掃引した周波数、縦
軸を信号振幅とする表示化の処理を行い、指示器3に周
波数スペクトラム分析表示させる。
【0005】スーパーヘテロダイン同調器11より出力
されたIF信号12は、周波数値の検出のためチャネラ
イザ受信機15にも入力される。チャネライザ受信機1
5では入力されたIF信号12をSAWフィルタバンク
41に入力する。SAWフィルタバンク41はチャネル
数に等しい数のSAW帯域フィルタを備えており、入力
されたIF信号12を周波数チャンネル分の信号に分配
し、各周波数チャネル毎の検波器42に入力してそれぞ
れ検波する。各検波器42によって検波された振幅信号
は周波数検出器43に入力され、探知された信号の周波
数が検出される。検出された周波数は分析表示処理器1
6に送られて表示化の処理が行われ、指示器3に表示さ
れる。
【0006】なお、このような従来の受信装置に関する
記載がある文献としては、例えば特開平1−19768
3号公報、特開平2−64484号公報、実開昭56−
8333号公報などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の受信装置は以上
のように構成されているので、広帯域の周波数帯域を受
信する場合、スーパーヘテロダイン同調器11の出力す
るIF信号12の周波数帯域幅(周波数フィルタ23の
帯域幅)が、掃引検波増幅器13における狭帯域による
周波数掃引の幅の限界である。また、パルス繰り返し周
期(PRI)が長い電波を対象とする場合、広帯域での
掃引では掃引時間が長くなり、受信検出頻度が下がっ
て、探知分析できない場合がある。また、チャネライザ
受信機系で広帯域の周波数帯域を瞬時に受信検出して周
波数を求めることができるがこの系では、十分な受信感
度が得られないなどの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、外来電波を広帯域の周波数にわた
り、高感度で受信して目標を探知し、その周波数スペク
トラムを分析表示できる受信装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る受信装置
は、スーパーヘテロダイン同調器と、その同調したIF
信号の周波数帯域内をさらに狭帯域で高速周波数掃引し
同調して、検波増幅する掃引検波増幅器とを複数系統配
列するとともに、制御器にてそれらを統合化して一括で
制御し、分析表示処理器でその受信検波した複数の振幅
信号をまとめて指示器に表示する処理を行うようにした
ものである。
【0010】この発明に係る受信装置は、周波数検出器
を各掃引検波増幅器に接続し、対応する掃引検波増幅器
の出力する振幅信号のレベルが、掃引時に目標検出レベ
ル以上となる周波数値を検出して分析表示処理器に送
り、目標として探知された信号の受信周波数を自動的に
表示するようにしたものである。
【0011】この発明に係る受信装置は、各周波数検出
器からの周波数データを制御器に入力して、目標として
探知された各信号それぞれの周波数を中心とした狭帯域
の周波数掃引を、その周波数データに基づいて制御する
ようにしたものである。
【0012】この発明に係る受信装置は、広帯域の周波
数掃引を行う1つの掃引検波増幅器だけに周波数検出器
を接続して、1系統のみの掃引検波増幅器で広帯域の周
波数掃引を行い、その周波数検出器からの周波数データ
を制御器に入力して、狭帯域の周波数掃引を制御するよ
うにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による受
信装置を示すブロック図である。図において、1は外来
電波を受信し、目標として探知し、分析するこの実施の
形態1による受信装置である。2は受信装置1に接続さ
れて、外来電波を受信する空中線であり、3は受信装置
1に接続されて、受信装置1による分析結果を表示する
指示器である。
【0014】受信装置1内において、11−1,11−
2,…,11−nはそれぞれ、入力された外来信号の同
調をとって所定の中間周波数に変換するn個のスーパー
ヘテロダイン同調器であり、12は各スーパーヘテロダ
イン同調器11より出力されるIF信号である。13−
1,13−2,…,13−nは各スーパーヘテロダイン
同調器11−1〜11−nに対応して用意され、各スー
パーヘテロダイン同調器11−1〜11−nが出力する
IF信号12を狭帯域で高速に周波数掃引するn個の掃
引検波増幅器であり、14は各掃引検波増幅器13−1
〜13−nより出力される振幅信号である。16は各掃
引検波増幅器13−1〜13−nから出力された振幅信
号14を分析し、表示化の処理を施して、指示器3にこ
の受信装置1の出力を表示する分析表示処理器である。
17はn系統の受信系(n個のスーパーヘテロダイン同
調器11−1〜11−n、およびn個の掃引検波増幅器
13−1〜13−n)を統合して一括制御する制御器で
ある。
【0015】また、スーパーヘテロダイン同調器11−
1〜11−n内において、21は周波数同調を行うため
の同調信号を発振する周波数同調発振器であり、22は
空中線2で受信された外来電波をこの周波数同調発振器
21からの同調信号と混合するミキサである。23はこ
のミキサ22の出力に広帯域のフィルタリングを施し
て、IF信号12に変換し、それを対応する掃引検波増
幅器13−1〜13−nに出力する周波数フィルタであ
る。
【0016】掃引検波増幅器13−1〜13−n内にお
いて、31は周波数掃引同調を行うための掃引信号を発
振する周波数掃引発振器であり、32は対応するスーパ
ーヘテロダイン同調器11−1〜11−nより出力され
たIF信号12を、この周波数掃引発振器31からの掃
引信号と混合するミキサである。33はこのミキサ32
の出力に狭帯域のフィルタリングを施す狭帯域周波数フ
ィルタであり、34はこの狭帯域周波数フィルタ33の
出力信号を増幅する増幅器である。35はこの増幅器3
4で増幅された信号の検波を行い、それを振幅信号14
として分析表示処理器16に出力する検波器である。
【0017】次に動作について説明する。ここで、図2
はこの実施の形態1の受信装置1に接続された指示器3
に表示される周波数分析表示例を示す説明図である。こ
の図2において、横軸は周波数であり、縦軸はレベルで
ある。以下、この図2、および上記図1を参照しながら
実施の形態1による受信装置1の動作を説明する。
【0018】空中線2にて受信された外来の電波は受信
装置1に送られ、スーパーヘテロダイン同調器11−1
〜11−nのそれぞれに入力される。ここで、受信分析
したい周波数帯域f1 〜fn+1 を、n系統の受信系で分
担して受信するために、それらn系統の受信系の各スー
パーヘテロダイン同調器11−1〜11−n、および掃
引検波増幅器13−1〜13−nには、それぞれ分担す
る周波数帯域の中心周波数fc1〜fcnが制御器17より
指示されている。すなわち、f1 〜f2 までの周波数帯
域を分担する#1のスーパーヘテロダイン同調器11−
1と掃引検波増幅器13−1には中心周波数fc1が、f
2 〜f3 までの周波数帯域を分担する#2のスーパーヘ
テロダイン同調器11−2と掃引検波増幅器13−2に
は中心周波数fc2が、…、fn 〜fn+1 までの周波数帯
域を分担する#nのスーパーヘテロダイン同調器11−
nと掃引検波増幅器13−nには中心周波数fcnがそれ
ぞれ指示されている。
【0019】各受信系のスーパーヘテロダイン同調器1
1−1〜11−nでは、空中線2によって受信された外
来電波をミキサ22に送るとともに、上記制御器17か
らの制御信号によって指示された中心周波数fc1〜fcn
に基づいて周波数同調発振器21が発振した同調信号を
ミキサ22に送る。ミキサ22はこれらの外来電波と同
調信号とを混合して同調させ、このミキサ22の出力を
周波数フィルタ23に送る。周波数フィルタ23はこの
ミキサ22の出力のフィルタリングを行い、広帯域の周
波数帯域幅のIF信号12として対応する掃引検波増幅
器13−1〜13−nに出力する。
【0020】各受信系の掃引検波増幅器13−1〜13
−nでは、対応するスーパーヘテロダイン同調器11−
1〜11−nから入力されたIF信号をミキサ32に送
るとともに、上記制御器17からの制御信号によって指
示された、各掃引検波増幅器13−1〜13−nが分担
する周波数帯域(#nの掃引検波増幅器13−nであれ
ばfn 〜fn+1 )に基づいて周波数掃引発振器31が発
振した掃引信号をミキサ32に送る。ミキサ32はこれ
らIF信号12と周波数掃引発振器31からの掃引信号
との混合を行う。これによって、IF信号12はその分
担する周波数帯域(fn 〜fn+1 )内で高速に周波数掃
引同調され、狭帯域周波数フィルタ33でフィルタリン
グされて出力される。
【0021】掃引検波増幅器13−1〜13−nではそ
れぞれ、この狭帯域周波数フィルタ33より出力された
同期信号を増幅器34で増幅した後、検波器35によっ
て検波し、振幅信号14として分析表示処理器16に出
力する。分析表示処理器16は各掃引検波増幅器13−
1〜13−nより振幅信号14が入力されると、それぞ
れの受信系(スーパーヘテロダイン同調器11−1〜1
1−n、および掃引検波増幅器13−1〜13−n)の
掃引した周波数を横軸、それに対して受信検波した振幅
信号14のレベルを縦軸とする表示のための表示化の処
理を行う。それにより、指示器3には図2に示す周波数
スペクトラム分析表示がなされる。すなわち、#1の受
信系ではf1 〜f2 の周波数帯域、#2の受信系ではf
2 〜f3の周波数帯域、…、#nの受信系ではfn 〜f
n+1 の周波数帯域についての分析結果の表示が行われ
る。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、制御器17を備えて、n個のスーパーヘテロダイン
同調器11−1〜11−nと掃引検波増幅器13−1〜
13−nとを統合化して一括制御し、n系統の受信系
で、それぞれが分担する各周波数帯域f1 〜f2 、f2
〜f3 、…、fn 〜fn+1を連続的に受信し、周波数掃
引するようにしているので、広帯域の周波数範囲(f1
〜fn+1 )を分割して、複数の狭帯域の周波数範囲(f
1 〜f2 、f2 〜f3 、…、fn 〜fn+1 )毎に高速で
周波数掃引して、高感度でかつ高検出確率で受信探知す
ることが可能になるという効果が得られる。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による受信装置を示すブロック図であり、相当部分
には図1と同一符号を付してその説明を省略する。図に
おいて、18−1,18−2,…,18−nは各掃引検
波増幅器13−1,13−2,…,13−nに対応して
用意され、対応する掃引検波増幅器13−1〜13−n
の検波器35より出力される振幅信号14のレベルが、
掃引時に目標検出レベル以上となる周波数値を検出する
周波数検出器であり、19はこれら各周波数検出器18
−1〜18−nより分析表示処理器16に出力される周
波数データである。
【0024】次に動作について説明する。ここで、図4
はこの実施の形態2による受信装置1に接続された指示
器3に表示される周波数分析表示例を示す説明図であ
る。この図4において、横軸は周波数であり、縦軸はレ
ベルである。なお、目標検出レベルは一点鎖線にて表示
している。以下、この図4および上記図3を参照しなが
ら、この実施の形態2による受信装置1の動作を説明す
る。なお、その際、基本的な動作は実施の形態1の場合
と同様であるため、その説明は省略し、実施の形態1と
は異なる部分を中心に説明する。
【0025】上記のように、実施の形態1では、周波数
スペクトラム分析表示を広帯域の周波数範囲で実施でき
るが、探知された信号の周波数値は図2に示す周波数ス
ペクトラム分析表示から読みとる必要がある。そのた
め、この実施の形態2においては、図3に示すように、
n系統の受信系の各掃引検波増幅器13−1〜13−n
のそれぞれに対応して周波数検出器18−1〜18−n
を用意している。これら各周波数検出器18−1〜18
−nは対応付けられた掃引検波増幅器13−1〜13−
nの検波器35に接続されており、各検波器35から出
力される振幅信号14が、図4に示す目標検出レベル以
上になる時点を目標検出とし、その掃引時の周波数値f
A ,fB ,…,fX を検出する。
【0026】各周波数検出器18−1〜18−nはそれ
ぞれが検出した、目標として探知された信号の受信周波
数を、周波数データ19として分析表示処理器16に出
力する。分析表示処理器16はこの掃引検波増幅器13
−1〜13−nより入力された周波数データ19に基づ
いて、各掃引検波増幅器13−1〜13−nがそれぞれ
分担している周波数帯域f1 〜f2 ,f2 〜f3 ,…,
n 〜fn+1 毎に、目標として探知された信号の周波数
値fA ,fB ,…,fX を表示するための処理を実行す
る。なお、その際に、これら各周波数検出器18−1〜
18−nでは、掃引検波増幅器13−1〜13−nより
入力された振幅信号14に基づいて、実施の形態1の場
合と同様の手順で周波数スペクトラム分析表示のための
表示化処理が行われている。これにより、指示器3には
図4に示すように、探知された信号の周波数値fA ,f
B ,…,fX が、周波数スペクトラム分析表示とともに
自動的に表示される。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、周波数検出器18−1〜18−nを用意して、掃引
検波増幅器13−1〜13−nより出力される振幅信号
14のレベルが目標検出レベル以上となる周波数値
A ,fB ,…,fX を検出することにより、周波数ス
ペクトラム分析表示とともに、各周波数検出器18−1
〜18−nが目標として探知された信号の周波数値を自
動的に表示することが可能になるという効果が得られ
る。
【0028】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による受信装置を示すブロック図であり、相当部分
には図3と同一符号を付してその説明を省略する。図に
おいて、18−1,18−2,…,18−nは各掃引検
波増幅器13−1,13−2,…,13−nに対応して
用意されて、対応する掃引検波増幅器13−1〜13−
nの検波器35より出力される振幅信号14のレベル
が、掃引時に目標検出レベル以上となる周波数値を検出
する周波数検出器であるが、それより出力される周波数
データ19が分析表示処理器16ではなく、制御器17
に出力されている点で、図3に同一符号を付して示した
実施の形態2のものとは異なっている。
【0029】次に動作について説明する。ここで、図6
はこの実施の形態3の受信装置1に接続された指示器3
に表示される周波数分析表示例を示す説明図である。こ
の図6において、横軸は周波数、縦軸はレベルであり、
一点鎖線にて目標検出レベルを示している。以下、この
図6および上記図5を参照しながら、この実施の形態3
による受信装置1の動作を説明する。その際、基本的な
動作は実施の形態2の場合と同様であるため、その説明
は省略し、実施の形態2とは異なる部分を中心に説明す
る。
【0030】上記のように、実施の形態2では、各周波
数検出器18−1〜18−nで得られた周波数データ1
9を分析表示処理器16に入力することにより、n系統
の受信系にて目標として探知された信号の周波数値を周
波数スペクトラム分析表示に自動的に表示しているが、
探知された信号についてのみ、自動的、かつ詳細に周波
数スペクトラム分析表示を行うことは困難である。その
ため、この実施の形態3においては、図5に示すよう
に、各受信系の周波数検出器18−1〜18−nで得ら
れた周波数データ19を制御器17に入力する構成とし
ている。これにより、各受信系において探知された信号
のみの詳細な周波数スペクトラム分析表示を自動的に行
っている。
【0031】すなわち、n系統の各周波数検出器18−
1〜18−nは、それぞれが検出した、目標として探知
された信号の周波数値fA ,fB ,…,fX による周波
数データ19を制御器17に出力する。各周波数検出器
18−1〜18−nよりこの周波数データ19を受け取
った制御器17は、スーパーヘテロダイン同調器11−
1〜11−nに対して制御信号を送り、上記周波数値f
A ,fB ,…,fX に応じた同調周波数fc1,fc2
…,fcnを自動的に指示する。その時、制御器17は掃
引検波増幅器13−1〜13−nにも制御信号を送り、
上記同調周波数f c1,fc2,…,fcnの前後の狭い周波
数範囲f1 〜f1e,f2 〜f2e,…,fn〜fneを高速
で周波数掃引するように自動的に指示する。
【0032】これにより、スーパーヘテロダイン同調器
11−1〜11−nと掃引検波増幅器13−1〜13−
nとは制御器17によって統合化して一括制御され、掃
引検波増幅器13−1〜13−nはスーパーヘテロダイ
ン同調器11−1〜11−nに指示された同調周波数f
c1,fc2,…,fcnの前後の狭い周波数範囲f1
1e,f2 〜f2e,…,fn 〜fneを高速で周波数掃引
して、探知された信号の周波数値fA ,fB ,…,fX
を検知し、それを振幅信号14に含めて分析表示処理器
16に送出する。分析表示処理器16はその振幅信号1
4に基づいて、図6に示すように、目標として探知され
た信号のみについて、詳細な周波数スペクトラム分析表
示を高速、かつ高密度検出確率で、指示器3に自動的に
表示する。
【0033】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、n系統の掃引検波増幅器13−1〜13−nに対応
付けられた各周波数検出器18−1〜18−nの出力す
る周波数データ19を制御器17に入力し、その制御器
17によって、n系統のスーパーヘテロダイン同調器1
1−1〜11−n、および掃引検波増幅器13−1〜1
3−nを統合化して一括制御することにより、目標とし
て探知された信号についてのみ、周波数スペクトラム分
析表示の詳細表示を、高感度、かつ高密度検出確率で自
動的に行うことが可能になるという効果が得られる。
【0034】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による受信装置を示すブロック図であり、相当部分
には図5と同一符号を付してその説明を省略する。図に
おいて、18は掃引検波増幅器13−1,13−2,
…,13−nの内の1つ(図示の例では掃引検波増幅器
13−1)に対応して1つだけ用意され、対応付けられ
た掃引検波増幅器13−1が広帯域で周波数掃引した時
に、その検波器35より出力される振幅信号14のレベ
ルが目標検出レベル以上となる周波数値を検出し、それ
を周波数データ19として制御器17に出力する周波数
検出器である。
【0035】次に動作について説明する。ここで、図8
はこの実施の形態4の受信装置1に接続された指示器3
に表示される周波数分析表示例を示す説明図である。こ
の図8において、横軸は周波数、縦軸はレベルであり、
一点鎖線にて目標検出レベルを示している。以下、この
図8および上記図7を参照しながら、この実施の形態4
による受信装置1の動作を説明する。その際、基本的な
動作は実施の形態3の場合と同様であるため、その説明
は省略し、実施の形態3とは異なる部分を中心に説明す
る。
【0036】上記のように、実施の形態2および3で
は、周波数検出器をn個とし、n系統の全ての受信系の
掃引検波増幅器13−1〜13−nに接続することによ
り、探知された信号のみの詳細な周波数スペクトラム分
析表示を行っており、複数の受信系を監視受信系として
用いる必要がある。そのため、この実施の形態4におい
ては、図7に示すように、1つの受信系の掃引検波増幅
器13−1のみに周波数検出器18を接続し、その周波
数データ19を制御器17に入力する構成としている。
これにより、1つの受信系を広帯域の監視受信系とし、
目標として探知された信号のみの詳細な周波数スペクト
ラム分析表示を自動的に行っている。
【0037】すなわち、周波数検出器18が掃引検波増
幅器13−1に接続されている系統#1の受信系では、
制御器17からの制御信号により、図8に示すように、
受信対象となる広帯域の周波数帯域f1 〜f1eの範囲を
掃引検波増幅器13−1によって広帯域で周波数掃引す
る。この掃引検波増幅器13−1の出力は周波数検出器
18に送られ、周波数検出器18はその振幅信号14の
レベルが目標検出レベル以上となる周波数値を検出し、
それによる周波数データ19を制御器17に入力する。
制御器17ではこの周波数データ19に基づいて、その
検出された周波数値fA ,fB ,・・・,fX に対してそ
れぞれ受信系を割り当て、スーパーヘテロダイン同調器
11−1〜11−nの同調周波数fc2,fc3,・・・,f
cnを自動的に指示制御する。
【0038】また、制御器17はその時、掃引検波増幅
器13−1〜13−nにも、その同調周波数の前後の狭
い周波数範囲を周波数掃引するように掃引検波増幅器1
3−1〜13−nに自動的に指示制御する。これによ
り、図8に示すように、掃引検波増幅器13−2は周波
数範囲f2 〜f2eを、掃引検波増幅器13−3は周波数
範囲f3 〜f3eを、…、掃引検波増幅器13−nは周波
数範囲fn 〜fneを狭帯域で高速に周波数掃引する。各
掃引検波増幅器13−1〜13−nはその結果を振幅信
号14として分析表示処理器16に送出し、分析表示処
理器16はその振幅信号14に基づいて、図8に示すよ
うに、目標として探知された信号のみについて、詳細な
周波数スペクトラム分析表示を高速、かつ高密度検出確
率で、指示器3に自動的に表示する。
【0039】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、広帯域で周波数掃引している掃引検波増幅器13−
1にのみ周波数検出器18を接続して、それが出力する
周波数データ19を制御器17に入力し、その制御器1
7によって、n系統のスーパーヘテロダイン同調器11
−1〜11−n、および掃引検波増幅器13−1〜13
−nを統合化して一括制御することにより、受信系中の
1系統を広帯域の監視受信系とし、目標として探知され
た信号についてのみ、周波数スペクトラム分析表示の詳
細表示を、高感度、かつ高密度検出確率で自動的に行う
ことが可能になるという効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スー
パーヘテロダイン同調器と掃引検波増幅器を複数系統配
列して、それらを制御器で統合化して一括で制御し、そ
の受信検波した複数の振幅信号をまとめて指示器に表示
する処理を分析表示処理器にて行うように構成したの
で、広帯域の周波数範囲を分割して、狭帯域の複数の周
波数範囲毎に周波数掃引することが可能となり、広帯域
の周波数範囲の受信探知を、高感度、かつ高検出確率で
行うことができる受信装置が得られるという効果があ
る。
【0041】この発明によれば、掃引検波増幅器のそれ
ぞれに周波数検出器を接続し、対応する掃引検波増幅器
からの振幅信号のレベルが目標検出レベル以上となる周
波数値を検出するように構成したので、周波数スペクト
ラム分析表示とともに、目標として探知された信号の受
信周波数の値を自動的に表示することが可能になるとい
う効果がある。
【0042】この発明によれば、制御器に各周波数検出
器からの周波数データを入力して、探知された信号それ
ぞれの周波数を中心とした狭帯域の周波数掃引を制御す
るように構成したので、目標として探知された信号のみ
を、高感度、かつ高密度検出確率で、周波数スペクトラ
ム分析表示の詳細表示を自動的に行うことが可能になる
という効果がある。
【0043】この発明によれば、広帯域の周波数掃引を
行っている1つの掃引検波増幅器だけに周波数検出器を
接続し、その周波数検出器からの周波数データを制御器
に入力して、各スーパーヘテロダイン同調器および掃引
検波増幅器を統合化して一括制御するように構成したの
で、1系統の受信系を広帯域の監視受信系として、探知
された信号のみを、高感度、かつ高密度検出確率で、周
波数スペクトラム分析表示の詳細表示を自動的に行うこ
とが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による受信装置を示
すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における周波数分析表示の一例
を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による受信装置を示
すブロック図である。
【図4】 実施の形態2における周波数分析表示の一例
を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による受信装置を示
すブロック図である。
【図6】 実施の形態3における周波数分析表示の一例
を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による受信装置を示
すブロック図である。
【図8】 実施の形態4における周波数分析表示の一例
を示す説明図である。
【図9】 従来の受信装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信装置、2 空中線、3 指示器、11−1,1
1−2,…,11−nスーパーヘテロダイン同調器、1
2 IF信号、13−1,13−2,…,13−n 掃
引検波増幅器、14 振幅信号、16 分析表示処理
器、17 制御器、18,18−1,18−2,…,1
8−n 周波数検出器、19 周波数データ、21 周
波数同調発振器、22 ミキサ、23 周波数フィル
タ、31周波数掃引発振器、32 ミキサ、33 狭帯
域周波数フィルタ、34 増幅器、35 検波器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/26 H04B 1/26 Q

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された外来信号の同調をとって、そ
    れぞれに割り当てられた所定の周波数帯域のIF信号に
    変換する複数のスーパーヘテロダイン同調器と、 前記各スーパーヘテロダイン同調器に対応して用意され
    て、対応付けられた前記スーパーヘテロダイン同調器か
    らのIF信号を狭帯域で周波数掃引し、検波、増幅を行
    って振幅信号として出力する複数の掃引検波増幅器と、 前記スーパーヘテロダイン同調器と掃引検波増幅器とを
    統合化して一括制御する制御器と、 前記掃引検波増幅器の出力する振幅信号を分析し、その
    分析結果を指示器に表示するための表示化処理を、その
    分析結果に対して施す分析表示処理器とを備えた受信装
    置。
  2. 【請求項2】 対応付けられた掃引検波増幅器の出力す
    る振幅信号のレベルが、掃引時に目標検出レベル以上と
    なる周波数値を検出し、それに基づく周波数データを分
    析表示処理器に入力する周波数検出器を、各掃引検波増
    幅器のそれぞれに対応して設け、 前記分析表示処理器が、前記各周波数検出器の検出し
    た、目標として探知された信号の受信周波数を自動的に
    表示するものであることを特徴とする請求項1記載の受
    信装置。
  3. 【請求項3】 対応付けられた掃引検波増幅器の出力す
    る振幅信号のレベルが、掃引時に目標検出レベル以上と
    なる周波数値を検出し、それに基づく周波数データを制
    御器に入力する周波数検出器を、各掃引検波増幅器のそ
    れぞれに対応して設け、 前記制御器が、目標として探知された各信号それぞれの
    周波数を中心とした周波数掃引を、前記各周波数検出器
    からの周波数データに基づいて行うように、各スーパー
    ヘテロダイン同調器および各掃引検波増幅器を統合化し
    て一括制御するものであることを特徴とする請求項1記
    載の受信装置。
  4. 【請求項4】 掃引検波増幅器の内の1つを、広帯域の
    周波数掃引を行うものとし、 前記掃引検波増幅器が広帯域の周波数掃引時に出力する
    振幅信号のレベルが目標検出レベル以上となる周波数値
    を検出して、周波数データを制御器に入力する周波数検
    出器を、前記掃引検波増幅器に対応して1つ設け、 前記制御器が、目標として探知された各信号それぞれの
    周波数を中心とした狭帯域の周波数掃引を、前記周波数
    検出器からの周波数データに基づいて行うように、各ス
    ーパーヘテロダイン同調器および各掃引検波増幅器を統
    合化して一括制御するものであることを特徴とする請求
    項1記載の受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005101680A1 (en) * 2004-04-19 2005-10-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for exchanging ultra wide band signals
JP2008032616A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Yokogawa Electric Corp 光ファイバ特性測定装置
JP2008131324A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Icom Inc 受信装置
JP2020014135A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 八重洲無線株式会社 無線受信装置

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