JP2002267001A - 無段変速トランスミッションを制御するための方法 - Google Patents

無段変速トランスミッションを制御するための方法

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JP2002267001A
JP2002267001A JP2002054008A JP2002054008A JP2002267001A JP 2002267001 A JP2002267001 A JP 2002267001A JP 2002054008 A JP2002054008 A JP 2002054008A JP 2002054008 A JP2002054008 A JP 2002054008A JP 2002267001 A JP2002267001 A JP 2002267001A
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torque sensor
pressure
stage
chamber
torque
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Michael Reuschel
ロイシェル ミヒャエル
Anton Fritzer
フリッツァー アントン
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LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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LuK Lamellen und Kupplungsbau Beteiligungs KG
LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクセンサの段の間での切換の際に、供給
すべき一定の変速比を事前設定せずに無段変速トランス
ミッションを制御できるようにする。 【解決手段】 トルクセンサの少なくとも1つの切換点
または切換領域を求める及び/または適応調整するステ
ップを有し、前記切換点または切換領域において、トル
クセンサは第1段から第2段へ切り換えられ、しかも例
えば少なくとも第1作動特性値及び/または少なくとも
第2作動特性値に依存して切り換えられるよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速トランス
ミッションを制御するための方法と、このような方法を
実行することのできる電子制御装置と、無段変速トラン
スミッションとに関する。
【0002】
【従来の技術】無段変速トランスミッションを制御する
ための方法は公知である。さらに、2段トルクセンサを
備えた無段変速トランスミッションも公知である。
【0003】この2段トルクセンサは、機械的な入力部
と機械的な出力部を有している。これらの機械的入力部
及び機械的出力部はそれぞれ1つのランプシステムを有
している。これらランプシステムの間には、1つまたは
複数の球が配置されている。入力部のトルク負荷は、こ
れらの球を介して出力部にトルクが伝達されるように作
用する。出力部またはピストン面は油圧システムに作用
する。この油圧システムは第1チャンバと第2チャンバ
を有しており、これらのチャンバはそれぞれ出力部の作
用面によって負荷され、油圧媒体で満たされている。第
1チャンバに作用する作用面と第2チャンバに作用する
作用面は相互に結合されている。さらに、第1チャンバ
と第2チャンバの間には、開閉可能な結合管路が配置さ
れている。これらのチャンバのうちの一方は実質的に無
圧ないし周囲圧力下に置くことができ、このチャンバに
負荷をかける作用面は、負荷とは無関係にこのチャンバ
内の圧力を変更しない。
【0004】これらのチャンバのうちの他方は第3の作
用面と結合されており、この第3の作用面は、無段変速
トランスミッションのプーリーセットに作用する。しか
も、直接または少なくとも1つの中継部材を介して作用
する。
【0005】第1及び第2チャンバ間の結合管路が開放
状態となる度に、チャンバシステム内で比較的高い圧力
または比較的低い圧力を形成することができる。プーリ
ーセットに作用する作用面に依存して、さらにこれらの
異なる圧力に依存して、プーリーセットに異なる動力が
生じる。
【0006】このシステムでは、トルクセンサの段の間
の切換は、切換の際に無段変速トランスミッションに供
給すべき一定の変速比に事前設定される。
【0007】このシステムでは、場合によって生じ得
る、切換のための変速比割当ての変化、例えば摩耗によ
る変化、または最初から誤りのある設定等は識別されな
い。
【0008】上に掲げた技術状況は、場合によっては出
願人の内部的な技術状況のみである場合があり、その場
合にはこれらの実施形態に対しても保護が留保される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のものとは異なる形態の無段変速トランスミッションを
制御するための方法、上記のものとは異なる形態の無段
変速トランスミッション、及び無段変速トランスミッシ
ョンを制御するための方法を実行することのできる電子
制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、無段変速ト
ランスミッションを制御するための、例えば無段変速ト
ランスミッションの変速比を制御するための方法であっ
て、前記無段変速トランスミッションが少なくとも1つ
の多段トルクセンサとともに作動する形式の方法におい
て、前記トルクセンサの少なくとも1つの切換点または
切換領域を求める及び/または適応調整するステップを
有し、前記切換点または切換領域において、前記トルク
センサは第1段から第2段へ切り換えられ、しかも例え
ば少なくとも第1作動特性値及び/または少なくとも第
2作動特性値に依存して切り換えられるよう構成するこ
とにより解決される。
【0011】または、上記課題は、無段変速トランスミ
ッションを制御するための、例えば無段変速トランスミ
ッションの変速比を制御するための方法であって、前記
無段変速トランスミッションは少なくとも1つの多段ト
ルクセンサとともに作動し、前記多段トルクセンサは、
入力側に印加される負荷に依存して、前記無段変速トラ
ンスミッションのプーリーセットのうつの1つのプーリ
ーの軸方向負荷を生じさせることができ、前記トルクセ
ンサがプーリーに生じさせる負荷は、前記トルクセンサ
の入力負荷が与えられた際に接続されていた、前記トル
クセンサの段に依存する形式の方法において、前記トル
クセンサの少なくとも1つの切換点または切換領域を求
める及び/または適応調整するステップを有し、前記切
換点または切換領域において、前記トルクセンサは第1
段から第2段へ切り換えられ、しかも例えば少なくとも
第1作動特性値及び/または少なくとも第2作動特性値
に依存して切り換えられるよう構成することにより解決
される。
【0012】また上記課題は、上記方法を実行するため
の、例えば自動の電子制御装置により解決される。
【0013】さらに上記課題は、圧力媒体で満たすこと
のできる多チャンバシステムを有する、上記方法を実行
するための少なくとも1つの多段トルクセンサを備えた
無段変速トランスミッションにより解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によれば、とりわけ無段変
速トランスミッションを制御するための方法が企図され
ており、この方法では、多段トルクセンサの少なくとも
1つの切換点または切換領域が求められるか、または適
応調整される。この切換点で、またはこの切換領域内
で、トルクセンサは、トルクセンサの第1段からトルク
センサの第2段へ切り換えられる。これらの異なる段に
おいて、トルクセンサは、入力負荷が与えられた際、特
に入力側の、とりわけエンジン側のトルクが与えられた
際に、種々異なる出力側負荷、つまりとりわけ無段変速
トランスミッションのプーリーセットに作用する種々異
なる力を生じさせる。切換点を求めること及び/または
適応調整は、とりわけ、少なくとも第1作動特性値及び
/または第2作動特性値に依存して行われる。特に、第
1作動特性値を用いて、及び第2作動特性値を用いて、
切換領域または切換点が記述または定義されるように企
図されている。
【0015】さらに、課題はとりわけ請求項2による方
法によって解決される。
【0016】本発明による方法は特に自動車用に企図さ
れており、有利にはこの自動車の作動において、または
無段変速トランスミッションの作動において実行され
る。
【0017】有利な実施形態においては、本発明による
方法は自動的に実行される。
【0018】有利には、第1作動特性値は無段変速トラ
ンスミッションの変速比である。
【0019】有利には、第2作動特性値は、チャンバシ
ステム内の、またはトルクセンサの油圧チャンバシステ
ムの所定の位置での油圧である。
【0020】有利には、第1または第2作動特性値はト
ルクである。これは特に無段変速トランスミッションか
ら伝達されるトルクであるか、またはトルクセンサの入
力側に印加されるトルクであってもよい。
【0021】有利には、圧力媒体によって充填可能かつ
充填された第1チャンバが設けられており、この開示の
枠組みでは、第1調圧室とも称される。この第1調圧室
は、トルクセンサの可動に配置された第1作用面によっ
て負荷され、この場合、この作用面の位置、特に軸方向
の位置に依存して、第1調圧室内の圧力媒体の圧力に変
化ないし作用を及ぼすことができる。したがって、この
第1作用面は第1調圧室内の圧力液に作用する、それも
一種のピストンのピストン面として作用する。
【0022】有利には、さらに第2チャンバが設けられ
ており、圧力媒体によって充填可能ないし少なくとも一
時的に充填されており、この開示の枠組みでは、第2調
圧室とも称される。場合によってこの第2調圧室内に配
置される、油圧油のような圧力媒体または圧力液は、ト
ルクセンサの可動に配置された第2作用面によって負荷
される。この場合、第2作用面の特に軸方向の位置が変
更されるか、ないしはこの第2作用面に動力が加えられ
る。この第2作用面は、特に第2調圧室をある領域に限
定する。
【0023】第1及び第2作用面は、有利にはトルクセ
ンサの出力部と結合されている。
【0024】チャンバシステムは、このチャンバシステ
ムの入力側に配置されたパーツが出力部として表示され
る場合であっても、トルクセンサに完全に割当てること
ができる、または割当てられていることを述べておきた
い。
【0025】また有利な実施形態において、第1調圧室
内の圧力媒体に負荷をかけることのできる第1作用面
と、第2調圧室内の圧力媒体に負荷をかけることのでき
る第2作用面とが互いに堅固に結合されている場合に
は、トルクセンサは異なった形態を有することができ
る。
【0026】有利には、さらに、無段変速トランスミッ
ションのプーリーセットのうちの軸方向に再配置可能に
配置されたプーリーと結合された構成部材の第3作用面
を有する領域が設けられているので、この作用面の圧力
負荷は、プーリーセットに対して動力、特に軸方向の負
荷を生じさせる。第3作用面は、プーリーセットのうち
の1つのプーリーの表面であってもよい。第3作用面を
有する領域または調圧室、ないしは第3作用面を有する
チャンバは、例えば、第1チャンバまたは第2チャンバ
と流体結合された第3のチャンバであってもよい。
【0027】さらに、この第3作用面が第1または第2
チャンバを部分的に区切るようにすると有利である。
【0028】本発明によれば、特に、第2チャンバは無
圧ないしは周囲圧力下に置くことができるように企図さ
れている。このために、例えば、場合によっては閉鎖可
能な排出管を設けてもよい。有利には、閉鎖不能の排出
管が第2チャンバに設けられる。
【0029】特に有利には、第1チャンバは液体導管を
介してポンプと結合されている。場合によっては、第1
チャンバにも同様に排出管が設けられる。第1チャンバ
と第2チャンバの間の結合管路が閉じているときは、有
利には第1チャンバ内の背水圧及び/または第1チャン
バのトルク依存の負荷によって、第1作用面を介して第
1チャンバに圧力が形成され、この圧力が第3作用面に
作用し、これによりプーリーセットに動力を生じさせ
る。これに関して、特に、結合管路が閉じているときに
ポンプと結合されていない第2チャンバが、実質的に無
圧(ないしは周囲圧力)であるように企図されている。
というのも、第2作用面の変位、ないし負荷の際に、第
2作用面によって、第2チャンバ内の排出管方向圧力が
緩むことができるからである。
【0030】結合管路が開かれる場合は、特に、第2チ
ャンバが、第1及び第2チャンバの間の結合管路を介し
て同様にポンプと作用結合されるように企図されてい
る。この切換位置でトルクセンサにトルクが負荷された
場合、第2作用面は第2チャンバ内の圧力媒体に作用
し、第1作用面は第1チャンバ内の圧力媒体に作用す
る。排出路は部分的に閉じているかまたは開いているこ
とができ、これによりチャンバ内に背水圧が生じる。な
お、この背水圧は特にトルクセンサの負荷によっても決
定される。
【0031】この位置で第1作用面と第2作用面とから
なる総合面と一致する活動ピストン面は、第2チャンバ
が実質的に無圧である場合に比べて、実質的に拡大して
いる。これにより、拡大された作用面は、法則F=p*
A(F:トルクセンサの出力部に作用する(軸方向の)
動力;p:チャンバシステム内の所定の位置における圧
力、A:Fが加えられる作用面)に基づいて、チャンバ
システム内の圧力を下げる。
【0032】したがって、トルクセンサのこの段では、
比較的小さな圧力が第3作用面に作用し、したがって、
トルクセンサのプーリーセットには比較的小さな動力が
作用する。
【0033】有利には、第1及び第2調圧室の間の結合
管路は、プーリーセットの、軸方向に可動な円錐プーリ
ーの軸方向位置に依存して開放ないし閉鎖される。
【0034】この例示的な実施形態では、チャンバシス
テム内の圧力は、無段変速トランスミッションの変速比
に依存して変更されるか、ないしは異なる切換段の間
で、このケースでは圧力段の間で切り換えられる。
【0035】しかしながら、摩耗または類似の影響パラ
メータによって、トルクセンサの切換が変速比に依存し
て変化し得ることを述べておきたい。
【0036】それぞれトルクセンサの出力部の一体型部
材を介して2つのチャンバシステム間で圧力が負荷さ
れ、且つ第1及び第2チャンバ内に液体が配置されてい
る(チャンバ)システムは、場合によっては、プーリー
セットに作用する負荷がチャンバシステム内の圧力ない
しはトルクセンサの切換段に依存して変化する圧力制御
されたシステムと見なすことができる。
【0037】また、たしかに本発明によれば、この概念
に従った場合、動力制御されたシステムが望ましい。こ
れは、例えば、トルクセンサの出力部と結合された第4
の作用面が、チャンバ内に配置された油圧液に作用し、
以てこれに圧力を加えるようにすることで実現できる。
【0038】例えばこのチャンバまたはこのチャンバと
結合された別のチャンバの境界として、プーリーセット
のうちの1つのプーリーと結合された第5の作用面を設
けてもよい。さらに、同様にプーリーセットと結合さ
れ、第5作用面を有するチャンバとは異なるチャンバ内
に配置された、第6の作用面を設けてもよい。最後に挙
げたこの2つのチャンバは、既に説明したように、閉鎖
可能な結合管路ないしは切換システムを介して結合する
ことができる。
【0039】第6作用面によって一部区切られるチャン
バは、既に説明したように、これにより減結合され、ひ
いては無圧または周囲圧力に設定される。これに関連し
て、特に、トルクセンサに負荷が与えられた際のチャン
バ内の圧力が、ポンプ出力等のその他の影響とは無関係
に実質的に一定であるように企図されている。というの
も、トルクセンサの出力部とチャンバシステムとの間の
作用面が実質的に一定であるからである。
【0040】これに関して、プーリーセットにおける負
荷ないし動力の変化は、作用面を介してプーリーセット
に作用する。プーリーセット側チャンバの間の結合管路
が閉じている場合は、第6作用面を有するチャンバは実
質的に無圧であるか、ないしはこのチャンバ内の周囲圧
力に作用し、その結果、この作用面を介してプーリーセ
ットには実質的に全く動力が及ぼされず、第5作用面を
介してのみプーリーセットに動力が及ぼされる。
【0041】結合管路が開かれる場合は、第5作用面を
有するチャンバ及び第6作用面を有するチャンバ内にそ
れぞれシステム圧力がかけられており、したがって、法
則F=p*Aにより、トルクセンサに作用する負荷が同
じ場合、プーリーセットに作用する動力は増大する。
【0042】以下では、特に「圧力制御されたシステ
ム」と称されるシステムに基づいて本発明を説明する
が、これは限定として機能すべきものではない。
【0043】結合管路が開いている間、場合によっては
圧力調整が行われることを述べておきたい。この圧力調
整が切換領域を生じさせ、その際、プーリーセットに作
用する圧力ないしプーリーセットに作用する動力は、他
の各段のレベルに達するまで、一定の変速比領域に亘っ
て下降または上昇する。さらに、場合によっては絞り作
用が生じ得ることも述べておきたい。この絞り作用は、
少なくとも一時的にチャンバ間に異なる圧力レベルを生
じさせることができる。
【0044】本発明の意味での切換点とは、有利には、
第1作動特性値の、第2作動特性値への割当てであり、
これら作動特性値は、トルクセンサが切り換えられると
きに所定の位置で与えられる。但し、本発明の意味で
は、切換点は、トルクセンサの段が切り換えられたとき
に与えられる第1作動特性値をも意味するものである。
切換が第1作動特性値の領域で行われている限りは、切
換点はこの領域からの点であるか、または所定の特性に
従ってこの領域内に定められた点であってもよい。有利
には、切換点は切換を別の仕方でも(同時に)特徴付け
ることができる。
【0045】有利には、チャンバ内に、それも特に第1
チャンバ内、または第2チャンバ内、または場合によっ
て設けられている第3チャンバ内に、圧力媒体内の圧力
を検出できるトルクセンサ圧力センサが配置されてい
る。このトルクセンサ圧力センサは、有利には、プーリ
ーセットないし第3作用面に作用する圧力を検出する。
【0046】有利な実施形態では、トルクセンサ圧力セ
ンサの測定範囲は最大値に制限されている。但し、トル
クセンサ圧力センサの測定範囲は無制限にすることもで
きる。
【0047】但し、ある特定のケースでは、トルクセン
サ圧力センサに制限された測定範囲を設けるのが望まし
い。これは、例えば、トルクセンサ圧力センサによって
検出された圧力が、他の制御目的に、例えばオートマチ
ッククラッチ装置のようなクラッチ装置の制御といった
他の制御目的に利用されるケースであり得る。この場
合、非常に感度のよい圧力報告が要求される。例えば代
替的に、場合によってはコストの観点から、比較的高い
測定範囲においても測定値を検出することはできるが、
これを比較的高い不正確さで行うトルクセンサ圧力セン
サだけしか用意されていない場合は、測定範囲が上方に
制限されているようにトルクセンサ圧力センサを選定す
ることが合理的であり得る。
【0048】また、例えばコスト的観点のような、測定
範囲が上方に制限されたトルクセンサ圧力センサの使用
を合理的とする他のケースもあり得る。この場合、チャ
ンバシステム内で実際に生じる圧力は、場合によっては
一時的にトルクセンサ圧力センサのこの最大値の上方に
ある。
【0049】有利な実施形態では、第1段及び第2段の
理論的なトルクセンサ圧力は、トルクセンサに印加され
るトルクに依存して求められる、とりわけ計算される。
この理論的なトルクセンサ圧力は、とりわけトルクセン
サ入力部とプーリーセットとの間の幾何学的な比率ない
しは動力の作用に依存して計算される。
【0050】この場合、第1ないし第2段の理論的なト
ルクセンサ圧力は次のような圧力である。すなわち、こ
の圧力は、とりわけ、トルクセンサの入力側に作用する
(現在の)トルクと結合とに依存して、理論的に第1な
いし第2段においてチャンバシステム内の所定の位置で
与えられなければならないか、または実質的に第3作用
面に作用するのと同じ圧力が存在する位置で与えられな
ければならない。
【0051】有利には、とりわけトルクセンサ圧力セン
サを用いて、トルクセンサ圧力ないし第3作用面に作用
する圧力を監視する。
【0052】有利な実施形態では、実際に測定されたト
ルクセンサ圧力が、第1段の理論的なトルクセンサ圧力
と第2段の理論的なトルクセンサ圧力との間にあるか否
かを監視する。
【0053】有利な実施形態では、実際のトルクセンサ
圧力が、第1段の理論的なトルクセンサ圧力と第2段の
理論的なトルクセンサ圧力の間にあることが確認された
場合は、第1作動特性値を求めるか、または検出する。
その際、場合によっては、実際のトルクセンサ圧力及び
前記第1作動特性値を記憶する。この理論的なトルクセ
ンサ圧力と、この作動特性値、とりわけ無段変速トラン
スミッションの変速比は、例えば、切換領域ないし切換
点を定義または記述するために使用することができる。
【0054】実際のトルクセンサ圧力の代わりに別の第
2作動特性値を使用することもできることを述べておき
たい。とりわけ、動力制御された上記の実施形態では、
歪みゲージを用いて、プーリーセットに作用する動力が
適切な位置で求められる。
【0055】有利な実施形態では、実際に測定されたト
ルクセンサ圧力が、第1段の理論的なトルクセンサ圧力
と第2段の理論的なトルクセンサ圧力の間にあることが
確認された後、且つ実際のトルクセンサ圧力が第1段の
理論的なトルクセンサ圧力と第2段の理論的なトルクセ
ンサ圧力に達する前に、実際のトルクセンサ圧を少なく
とも1回または複数回測定し、そのつど与えられる現在
の変速比を求める。
【0056】有利な実施形態では、測定された実際のト
ルクセンサ圧力が第1段のトルクセンサ圧力と第2段の
トルクセンサ圧力の間にあることが確認された場合は、
トルクセンサ圧力を監視し、さらに、実際のトルクセン
サ圧力が第1ないし第2段の理論的なトルクセンサ圧力
にいつ達するかを求める。実際のトルクセンサ圧力が第
1段の理論的なトルクセンサ圧力または第2段の理論的
なトルクセンサ圧力に達したことが確認されるとすぐ
に、これに関連して無段変速トランスミッションの現在
の変速比を求める。
【0057】有利な実施形態では、トルクセンサの交互
切換、それも特にトルクセンサの第1段と第2段との間
での交互切換の際に与えられる少なくとも1つのヒステ
リシスを適応調整ならびに求める。
【0058】有利には、第1段の少なくとも1つの交代
点及び/または第2段の少なくとも1つの交代点を、求
める及び/または適応調整する。交代点は、特に、の各
段の理論的なトルクセンサ圧力の、第1作動特性値へ割
当てであり、前記第1作動特性値は、実質的に実際の圧
力が他の段の理論的なトルクセンサ圧力の方向へ変化す
る直前に与えられる。但し、交代点としては、前記交代
点ないし前記割当ての局限された近傍に、それも特にす
ぐ近くにあるような割当てを意図してもよく、この割当
てによって、実際の圧力は他の段の理論的なトルクセン
サ圧力の方向に変化し始めることができることを述べて
おきたい。またこの(分離された)値の対の第1作動特
性値が交代点であってもよい。
【0059】有利な実施形態では、トルクセンサの第1
及び第2段のそれぞれ2つの交代点が求められ、及び/
または適応調整される。この場合、この交代点は、第1
段ないし第2段の領域において与えられるそれぞれの変
速比への実際のトルクセンサ圧力の割当てであってもよ
い。
【0060】有利には、少なくとも1つの割当てに基づ
いて、または実際に与えられているトルクセンサ圧力
と、同時に与えられている無段変速トランスミッション
の変速比との間での複数の割当てに基づいて、トルクセ
ンサの切換をこのパラメータに依存して記述する特性曲
線が求められる。この依存関係は、場合によっては同様
に理論的なトルクセンサ圧力に依存して記述される。
【0061】このような特性曲線の具体的な形態にはさ
まざまな可能性がある。
【0062】例えば、第1段の交代点から第1平均値を
求め、第2段の交代点から第2平均値を求めることがで
きる。各段に関して、それぞれの平均値は、特に、実際
の各トルクセンサ圧力の和の半分を一方として、これら
の実際のトルクセンサ圧力に割当てられた各変速比の和
の半分を他方とすることによって得られる座標対であ
る。しかし、例えば重み付けられた数学的関数またはそ
れと同様のものによる他の実施形態も有利である。
【0063】有利な実施形態では、この平均値を用いて
特性曲線が描かれる、ないしは求められる。この特性曲
線は、結合された直線としての形態、またはそれ以外の
形態であってもよい。
【0064】このような特性曲線を求める、ないしは計
算する際、例えばトルクセンサの幾何学的なパラメータ
のような別の特性値または作動特性値が含まれてもよ
い。特に、例えば第1チャンバと第2チャンバの間の結
合管路の現在の口径横断面積またはその他の特性値を含
めてもよい。
【0065】有利な実施形態では、第1及び第2段の理
論的なトルクセンサ圧力から平均値を求める。さらに実
際のトルクセンサ圧力を監視する。実際のトルクセンサ
圧力が理論的なトルクセンサ圧力の平均値と一致した場
合、無段変速トランスミッションの現在の変速比が求め
られる。この最後に挙げた値対の割当てに基づいて、特
性曲線が求められる、ないしは切換が記述される。
【0066】有利な実施形態では、本発明による方法
は、トルクが一定の場合、とりわけトルクセンサに負荷
されるトルクが一定の場合に実行される。
【0067】しかしそれでも、本発明による方法は、さ
まざまな、それぞれ有利には一定のトルクに対して実行
するのが望ましい。これによって、特に切換点または切
換領域の負荷依存は、求められるか、ないしは特性曲線
を求める際に考慮されることが可能である。
【0068】有利な実施形態では、2つよりも多くの段
を有するトルクセンサが設けられている。またこのよう
なトルクセンサの場合、有利な実施形態において、切換
プロセスを記述するために本発明による方法が使用され
る。
【0069】有利な実施形態では、この結果を無段変速
トランスミッションの変速比制御の事前制御に使用する
ため、しかもとりわけ事前制御の推測依存の成分を求め
るために、トルクセンサの切換特性曲線ないしトルクセ
ンサの切換点を求めるための本発明による方法が使用さ
れる。この場合、推測されるのは、一方では無段変速ト
ランスミッションの第1プーリーセットに、他方では無
段変速トランスミッションの第2プーリーセットに加え
られる動力、しかも特に変速比が一定の場合に加えられ
る動力の比である。
【0070】実際に測定されたそれぞれの圧力に割当て
られる各変速比は、さまざまな仕方で求めることができ
る。例えば、この変速比は、ドライブトレイン内におい
て無段変速トランスミッションの入力側及び出力側で与
えられる回転数に基づいて求められる。場合によって
は、この回転数ないし相応の回転数で回転する部材の間
にも、例えばディファレンシャルギア等のような別の既
知の変速段を設けてもよい。この場合、相応する計算ま
たは換算が実行されてもよい。有利な実施形態では、変
速比は、一方ではエンジン回転数に、他方では自動車の
ホイール回転数に基づいて求められる。
【0071】しかし、本発明よれば、他の実施形態も有
利である。
【0072】有利には、切換点ないし切換領域は、実質
的に無段変速トランスミッションの変速比が1:1の場
合に与えられているが、他の実施形態も有利である。
【0073】本発明はさらに請求項41による電子制御
装置によって解決される。
【0074】この電子制御装置は、とりわけ本発明によ
る方法を少なくとも部分的に制御するか、または本発明
による方法に従って検出された作動特性値を評価する。
この電子制御装置は、例えば、検出された圧力と割当て
られた変速比を記憶しておく1つのメモリ装置を有して
いてもよい。さらに、電子制御装置内に、切換プロセス
を記述する特性曲線を求めるために使用される数学的な
関係またはそれと同様のものを格納してもよい。
【0075】本発明の課題はさらに請求項42による無
段変速トランスミッションによって解決される。
【0076】有利には、無段変速トランスミッションは
2つのプーリーセットを有し、これら2つのプーリーセ
ットの間で、巻掛け手段によってトルクを伝達すること
ができる。この巻掛け手段は特に有利にはピッチチェー
ンのようなチェーンである。
【0077】プーリー対は、有利には、それぞれ軸方向
に相対的に可動の対向して配置された2つのプーリーを
有している。このプーリー対の各々のプーリーは、有利
には円錐プーリーとして形成されており、先細りした側
面が互いに向き合っている。特に有利には、プーリーセ
ット対のうちのそれぞれ1つのプーリーは、シャフトに
対して回転不動(シャフトとともに回転する)かつ軸方
向に対しても固定されて、とりわけ一体型として結合さ
れており、その一方で、同じ円錐プーリー対のうちのそ
れぞれ第2円錐プーリーは、特に有利には、軸方向に対
しては可動であり、このシャフトに対しては回転不動に
配置されている。
【0078】プーリー対の軸距は有利には一定である。
【0079】有利には、複数のプーリー対ないしは少な
くともこれらプーリー対のうちの1つに、とりわけ軸方
向負荷をかけることのできる手段が設けられている。こ
の手段は、有利には、無段変速トランスミッションの設
定された変速比を保持するための手段と、無段変速トラ
ンスミッションの変速比を調整するための手段とを有し
ている。この場合、1つのプーリーセットの負荷は、他
のプーリーセットの負荷に依存して、またはそれとは無
関係に行われる。特に、1つのプーリーセットまたはそ
れぞれ1つのプーリーセットの可動に配置されたプーリ
ーに対して、軸方向負荷をかけることができるように企
図されている。
【0080】特に有利には、設定された変速比を保持す
るための手段と変速比を調整するための手段とが協働す
るように企図されている。しかも特に、変速比の保持の
ためには、実質的に、変速比を保持するための手段だけ
が各プーリーセットに負荷をかけ、変速比を調整するた
めには、前記負荷に対して、少なくともプーリーセット
のうちの1つにおいて、変速比を調整するための手段に
よって調達される負荷が重ねられるよう企図されてい
る。この負荷はとりわけ軸方向に作用する。
【0081】変速比を保持するためには、有利には、各
プーリーセットにおいて、特に有利にはプーリーセット
間で伝達すべきトルク及び/または設定された変速比に
依存ないし相応する軸方向負荷が制御される。この負荷
は、機械的及び/または油圧式に、または他の手法で作
り出すことができる。この負荷は、巻掛け手段と各プー
リーセットとの間で与えられる摩擦力が、プーリーセッ
ト間で伝達すべきそれぞれのトルクを伝達するのに十分
であるように作用する。
【0082】変速比を保持するための手段は、有利には
トルクセンサを有しており、このトルクセンサは、入力
側トルクに依存して、及び場合によっては無段変速トラ
ンスミッションにおいて設定された変速比に依存して、
出力側に動力を生じさせ、各プーリーセットはこれに依
存して負荷される。
【0083】とりわけ油圧原理に基づくこのようなトル
クセンサを使用する場合、各プーリーセットに対して別
個のトルクセンサを設けるか、またはこれらプーリーセ
ットの両方に割当てられたトルクセンサもしくはこれら
プーリーセットの一方の負荷のみを生じさせるトルクセ
ンサを設けることができる。最後に挙げたものの場合、
他のプーリーセットは、例えばスピンドルの使用のよう
な別の仕方で負荷される。
【0084】このトルクセンサは、特に有利には、DE 1
95 44 644 A1号明細書に記載された実施形態にしたがっ
て構成されている。
【0085】変速比を調整するための手段は、油圧式及
び/または機械的な原理、またはそれ以外の原理に基づ
いていてもよい。
【0086】円錐プーリーの軸方向負荷は、−特に変速
比の保持のために−有利には、とりわけ円錐プーリーの
円錐面の勾配に依存して、このそれぞれのプーリーセッ
トを介して巻掛け手段に動力を負荷し、以て摩擦による
トルク伝達が無段変速トランスミッションないし巻掛け
手段を介して生じることが可能となる、しかも特に無段
変速トランスミッションの変速比が与えられた際に可能
となる。それぞれのトルクを伝達するのに必要な接触圧
は、有利には、無段変速トランスミッションの設定され
た変速比に依存する成分と、トルクに依存する成分とを
有している。特に有利には、各円錐プーリーに作用する
接触圧は、そのつど必要な接触圧に依存して、またはこ
の接触圧の少なくとも1つの成分に依存して設定調整さ
れる。
【0087】特に有利には、プーリーセットの各プーリ
ーにとりわけ軸方向に作用する動力は、伝達すべきトル
クに依存して制御される。しかも特にプーリーセットの
個々のプーリーそれぞれに関して制御される。したがっ
て、とりわけ、プーリーセットが異なれば、プーリーセ
ットに作用する軸方向の動力も異なるように企図されて
いる。
【0088】ピッチチェーンは、有利には複数のチェー
ンリンクを有しており、このチェーンリンクはスプロケ
ット装置を介して相互に結合されている。このスプロケ
ット装置は有利には弧状部分の対を有しており、この弧
状部分の対は、ローラー面と相接して転がる、ないしは
横転することができる。特に有利には、各チェーンリン
クはそれぞれ複数の継手を有しており、これらの継手
は、チェーンリンク内部で及び/または異なるチェーン
リンクに関連して、同様にまたは異なって形成されてい
る。継手の外側輪郭及び/または内側輪郭は、同様にま
たは異なって形成されている。
【0089】異なるチェーンリンクは同一のまたは異な
るピッチを有する。
【0090】有利には、弧状部分の対のうちのそれぞれ
少なくとも1つの弧状部分は、継手パケットから脇に突
出しており、摩擦によるトルク伝達のために各プーリー
セットのプーリーで支えられることができる。トルク伝
達の際に、特に有利には、この弧状部分の側面と各プー
リーの表面との間で摩擦力が作用する。
【0091】場合によっては、これに合わせて、弧状部
分の端部領域は、丸くまたは斜めにまたはそれ以外の仕
方で形成されている。
【0092】場合によっては、溶接点または安全継手な
どのような安全装置が設けられており、この安全装置
は、継手が弧状部分から滑り落ちるのを防ぐ。さらに、
有利には、旋回保護手段が設けられており、隣接したチ
ェーンリンクの旋回角度を制限し、特に有利には、ピッ
チチェーン作動中の継手のオーバーシュートを防ぐ。
【0093】有利には、変速比の調整のために、一方の
プーリーセットのプーリーが軸方向に互いに向かって動
かされ、その一方で、実質的に同時に、他方のプーリー
セットのプーリーは軸方向にそれらの間隔が拡げられ、
これによって一定の長さの巻掛け手段が調整プロセスの
間に各プーリーセットに掛かるよう企図されている。
【0094】本発明の意味においては、「制御」という
概念は、とりわけDINの意味における「閉ループ制
御」及び/または「開ループ制御」を意味すべきもので
ある。同様のことは、「制御」という概念から派生した
概念にも当てはまる。
【0095】本出願とともに提出された請求項は、広範
な特許保護を得るための先例のない定式化の提案であ
る。出願人は、さらに、今まで発明の説明及び/または
図面内でのみ開示された特徴の組合せをも権利として請
求する。
【0096】従属請求項において使用される引用関係
は、各従属請求項の特徴による主請求項の対象のさらな
る形成を示すものである。それは、引用された従属請求
項の特徴の組合せに対する独立の具体的な保護の放棄と
して理解されるべきものではない。
【0097】従属請求項の対象は、優先日における従来
の技術に鑑みて、固有の独立した発明を構成することが
できるので、出願人は、従属請求項の対象を独立請求項
の対象または分割説明の対象とする権利を有する。さら
に、これら従属請求項の対象は、先行する従属請求項の
対象から独立した形態を有する独立の発明を含み得る。
【0098】実施例は発明の限定として理解されるべき
ではない。むしろ、本開示の枠内で多数の変形及び変更
が可能である。特に、次のようなヴァリエーション、エ
レメント及び組合せ及び/または材料が可能である。す
なわち、これらのヴァリエーション、エレメント及び組
合せ及び/または材料は、例えば一般的な説明及び実施
形態ならびに請求項に関連して記載され図面に含まれた
個々の特徴ないしエレメントもしくは方法ステップの組
合せまたは変化形によって、当業者が課題の解決に関し
て実行することができ、またそれらが製造方法、検査方
法及び操作方法に関係する限り、組合された特徴によっ
て、新たな対象または新たな方法ステップないし方法ス
テップシーケンスをもたらす。
【0099】本発明は、例示的な有利な実施形態及び構
成によって限定されるべきではない。
【0100】以下において、本発明のいくつかの側面を
図を用いて説明するが、本発明は限定されるべきではな
い。
【0101】
【実施例】図1には、本発明による例示的な方法のステ
ップが示されている。
【0102】ステップ10では、トルクセンサの第1段
及びトルクセンサの第2段の理論的なトルクセンサ圧力
が計算される。
【0103】実際のトルクセンサ圧力が、トルクセンサ
圧力センサによって表示することのできる最大の値と背
水圧との間の範囲にある間は、ステップ12において、
切換点の近傍で、どの変速比で圧力が段のうちの1つか
ら逸れるか、ないしは圧力の方向が他の段へ変わるかを
監視する。
【0104】この値ないしこの値対はステップ14にお
いて記憶される。
【0105】ステップ16では、トルクセンサ圧力がい
つ他の段の理論的なトルクセンサ圧力に達するないしは
これと一致するのかを監視する。その際、ここでも割当
てられた変速比が求められ、値対が記憶される。
【0106】ステップ18では、この求められた値対に
基づいて、トルクセンサの切換を記述する特性曲線が計
算される。
【0107】図2には、本発明による方法の例示的な実
施形態のステップが概略的に示されている。
【0108】ステップ30では、トルクセンサの一方の
段から他方の段へ及びその逆のトルクセンサの交互切換
が開始される。
【0109】この交互切換ないしこのヒステリシスはス
テップ32において実行され、その際、各段の交代点が
記憶される。
【0110】ステップ34では、両方の段に対して、交
代点のそれぞれの平均値が形成される。
【0111】ステップ36では、この平均値に基づい
て、トルクセンサの切換を記述する平均特性曲線が求め
られる。
【0112】図3には、本発明による方法の例示的な実
施形態のステップが示されている。
【0113】ステップ40では、第1及び第2段の理論
的なトルクセンサ圧力から平均トルクセンサ圧力値が形
成される。
【0114】ステップ42では、実際のトルクセンサ圧
力がこの値を横切るかどうか、ないしはこの値に達する
かどうかを監視する。
【0115】実際のトルクセンサ圧力がこの値を横切る
ないしはこの値に達した場合、ステップ44において、
無段変速トランスミッションの現在割当てられている変
速比が求められる。
【0116】ステップ46では、この変速比と採用され
た幅に基づいて特性曲線が計算される。
【0117】図4には、本発明による例示的な方法のス
テップが示されている。
【0118】ステップ50では、図1〜3による方法
が、トルクセンサにかけられる所定の負荷に対して実行
される。
【0119】ステップ52では、この方法または図1〜
3に図示された別の方法が、少なくとも1回別の負荷に
対して繰り返される。この方法が実行される異なる負荷
の数、ないしはトルクセンサに負荷される異なるトルク
の数は、基本的に任意に選択することができる。
【0120】ステップ54では、トルクセンサの切換点
ないし切換領域の負荷依存を考慮した特性曲線ないし特
性マップが求められる。
【0121】本出願とともに提出された請求項は、広範
な特許保護を得るための先例のない定式化の提案であ
る。出願人は、さらに、今まで発明の説明及び/または
図面内でのみ開示された特徴の組合せをも権利として請
求する。
【0122】従属請求項において使用される引用関係
は、各従属請求項の特徴による主請求項の対象のさらな
る形成を示すものである。それは、引用された従属請求
項の特徴の組合せに対する独立の具体的な保護の放棄と
して理解されるべきものではない。
【0123】従属請求項の対象は、優先日における従来
の技術に鑑みて、固有の独立した発明を構成することが
できるので、出願人は、従属請求項の対象を独立請求項
の対象または分割説明の対象とする権利を有する。さら
に、これら従属請求項の対象は、先行する従属請求項の
対象から独立した形態を有する独立の発明を含み得る。
【0124】実施例は発明の限定として理解されるべき
ではない。むしろ、本開示の枠内で多数の変形及び変更
が可能である。特に、次のようなヴァリエーション、エ
レメント及び組合せ及び/または材料が可能である。す
なわち、これらのヴァリエーション、エレメント及び組
合せ及び/または材料は、例えば一般的な説明及び実施
形態ならびに請求項に関連して記載され図面に含まれた
個々の特徴ないしエレメントもしくは方法ステップの組
合せまたは変化形によって、当業者が課題の解決に関し
て実行することができ、またそれらが製造方法、検査方
法及び操作方法に関係する限り、組合された特徴によっ
て、新たな対象または新たな方法ステップないし方法ス
テップシーケンスをもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による例示的な方法のステップを概略的
に示す。
【図2】本発明による例示的な方法のステップを概略的
に示す。
【図3】本発明による例示的な方法のステップを概略的
に示す。
【図4】本発明による例示的な方法のステップを概略的
に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル ロイシェル ドイツ連邦共和国 オッタースヴァイアー ロイフェルスベルクヴェーク 3 (72)発明者 アントン フリッツァー ドイツ連邦共和国 マルクドルフ ジーメ ンスシュトラーセ 9 Fターム(参考) 3J552 MA06 MA07 NA01 SA34 SB02 TA01 VA51W VB01W VC01W

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速トランスミッションを制御する
    ための、例えば無段変速トランスミッションの変速比を
    制御するための方法であって、 前記無段変速トランスミッションが少なくとも1つの多
    段トルクセンサとともに作動する形式の方法において、 前記トルクセンサの少なくとも1つの切換点または切換
    領域を求める及び/または適応調整するステップを有
    し、 前記切換点または切換領域において、前記トルクセンサ
    は第1段から第2段へ切り換えられ、しかも例えば少な
    くとも第1作動特性値及び/または少なくとも第2作動
    特性値に依存して切り換えられる、ことを特徴とする無
    段変速トランスミッションを制御するための方法。
  2. 【請求項2】 無段変速トランスミッションを制御する
    ための、例えば無段変速トランスミッションの変速比を
    制御するための方法であって、 前記無段変速トランスミッションは少なくとも1つの多
    段トルクセンサとともに作動し、 前記多段トルクセンサは、入力側に印加される負荷に依
    存して、前記無段変速トランスミッションのプーリーセ
    ットのうちの1つのプーリーの軸方向負荷を生じさせる
    ことができ、 前記トルクセンサがプーリーに生じさせる負荷は、前記
    トルクセンサの入力負荷が与えられた際に接続されてい
    た、前記トルクセンサの段に依存する形式の方法におい
    て、 前記トルクセンサの少なくとも1つの切換点または切換
    領域を求める及び/または適応調整するステップを有
    し、 前記切換点または切換領域において、前記トルクセンサ
    は第1段から第2段へ切り換えられ、しかも例えば少な
    くとも第1作動特性値及び/または少なくとも第2作動
    特性値に依存して切り換えられる、ことを特徴とする無
    段変速トランスミッションを制御するための方法。
  3. 【請求項3】 前記第1作動特性値は無段変速トランス
    ミッションの変速比である、請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1または第2作動特性値はトルク
    であり、しかも、例えば、無段変速トランスミッション
    を介して伝達されるトルクであるか、またはトルクセン
    サの入力側に印加されるトルクである、請求項1から3
    のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 圧力媒体で満たすことのできる第1チャ
    ンバが設けられており、 トルクセンサの可動に配置された第1作用面が、その位
    置に依存して、前記第1チャンバ内に供給することので
    きる圧力媒体の圧力に作用を及ぼすことができる、請求
    項1から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1チャンバ内に供給された圧力媒
    体の圧力は、構成部材の第3の作用面に負荷をかけ、 前記構成部材は、前記プーリーセットのうち軸方向に再
    配置可能に配置されたプーリーと接続されており、これ
    により前記圧力は前記第3の作用面を介して前記プーリ
    ーの軸方向負荷を生じさせる、請求項1から5のいずれ
    か1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 圧力媒体で満たすことのできる第2チャ
    ンバが設けられており、 トルクセンサの可動に配置された第2作用面が、その位
    置に依存して、前記第1チャンバ内に供給することので
    きる圧力媒体の圧力に作用を及ぼすことができる、請求
    項1から6のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記トルクセンサの第1作用面は前記ト
    ルクセンサの第2作用面と堅固に結合されている、請求
    項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1チャンバと前記第2チャンバの
    間に、閉鎖可能な結合管路が設けられている、請求項1
    から8のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1チャンバと第2チャンバの間
    に配置された結合管路は、無段変速トランスミッション
    の前記プーリーセットのうち可動に配置されたプーリー
    の軸位置に依存して開閉される、請求項1から9のいず
    れか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記チャンバのうちの少なくとも1つ
    に圧力媒体を供給することのできるポンプが設けられて
    いる、請求項1から10のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記チャンバのうちの少なくとも1つ
    に排出路が通じており、該排出路を介して、圧力媒体が
    チャンバから流出することができる、請求項1から11
    のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記チャンバをつなぐ結合管路が閉じ
    た位置にある場合は、前記第2チャンバは実質的に無圧
    で接続されている、請求項1から12のいずれか1項記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1チャンバと前記第2チャンバ
    の間の結合管路が閉じている場合は、前記トルクセンサ
    の第1段が投入されている、請求項1から13のいずれ
    か1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1チャンバと前記第2チャンバ
    の間の結合管路が開いている場合は、前記トルクセンサ
    の第2段が投入されている、請求項1から14のいずれ
    か1項記載の方法。
  16. 【請求項16】 トルクセンサの第2段では、前記第2
    チャンバ内に供給されている圧力媒体の圧力は、実質的
    に前記第1チャンバ内に供給されている圧力媒体の圧力
    と一致する、請求項1から15のいずれか1項記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 トルクセンサの第1段において前記第
    3の作用面に負荷される圧力媒体の圧力は、トルクセン
    サの第2段において前記第3の作用面に負荷される圧力
    媒体の圧力よりも大きい、請求項1から16のいずれか
    1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第1チャンバと前記第2チャンバ
    の間の開放状態が切り換えられる場合は、トルクセンサ
    の切換点または切換領域が投入されている、請求項1か
    ら17のいずれか1項記載の方法。
  19. 【請求項19】 トルクセンサ圧力センサが設けられて
    おり、 しかも、例えば検出すべき圧力が所定の最大値よりも小
    さい場合は、前記トルクセンサ圧力センサは、所定の条
    件の下で、圧力媒体内の圧力、しかも、例えば圧力媒体
    が前記第3の作用面に負荷する圧力を検出することがで
    きる、請求項1から18のいずれか1項記載の方法。
  20. 【請求項20】 トルクセンサ圧力センサによって検出
    可能な圧力が最大値に制限されており、 この場合、圧力媒体内の圧力は、所定の条件の下では前
    記最大値よりも大きい、請求項1から19のいずれか1
    項記載の方法。
  21. 【請求項21】 内燃機関が無段変速トランスミッショ
    ンに負荷をかけ、その際、トルクセンサの入力側に印加
    されるトルクは、前記内燃機関のエンジントルクに依存
    する、請求項1から20のいずれか1項記載の方法。
  22. 【請求項22】 トルクセンサの入力側に印加されたト
    ルクに依存して、所定の条件の下で第1段の理論的なト
    ルクセンサ圧力を求め、例えば計算し、 この場合、前記理論的なトルクセンサ圧力は、前記第3
    の作用面に対して負荷される圧力媒体の圧力であり、理
    論的には、トルクセンサの第1段が接続されているとき
    にトルクセンサに印加されるトルクによって生じる、請
    求項1から21のいずれか1項記載の方法。
  23. 【請求項23】 トルクセンサの入力側に印加されたト
    ルクに依存して、所定の条件の下で第2段の理論的なト
    ルクセンサ圧力を求め、例えば計算し、 この場合、前記理論的なトルクセンサ圧力は、前記第3
    の作用面に対して負荷される圧力媒体の圧力であり、理
    論的には、トルクセンサの第2段が接続されているとき
    にトルクセンサに印加されるトルクによって生じる、請
    求項1から22のいずれか1項記載の方法。
  24. 【請求項24】 所定の条件の下で、作動中に、トルク
    センサの入力側に印加されたトルクを求め、 前記トルクに依存して、第1段の理論的なトルクセンサ
    圧力及び第2段の理論的なトルクセンサ圧力を求める、
    例えば計算する、請求項1から23のいずれか1項記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 実際のトルクセンサ圧力を監視する、
    しかも、例えばトルクセンサ圧力センサを用いて監視す
    る、請求項1から24のいずれか1項記載の方法。
  26. 【請求項26】 実際のトルクセンサ圧力が、第1段の
    理論的なトルクセンサ圧力と第2段の理論的なトルクセ
    ンサ圧力の間にあるか否かを監視する、請求項1から2
    5のいずれか1項記載の方法。
  27. 【請求項27】 実際のトルクセンサ圧力が、第1段の
    理論的なトルクセンサ圧力と第2段の理論的なトルクセ
    ンサ圧力の間にあることが確認された場合、与えられて
    いる第1作動特性値を求めるか、または検出し、 その際、場合によっては、実際のトルクセンサ圧力及び
    前記第1作動特性値を記憶する、請求項1から26のい
    ずれか1項記載の方法。
  28. 【請求項28】 実際のトルクセンサ圧力が、第1段の
    理論的なトルクセンサ圧力と第2段の理論的なトルクセ
    ンサ圧力の間にあることが確認された場合、与えられて
    いる第1作動特性値を求めるか、または検出し、 その際、場合によっては、実際のトルクセンサ圧力及び
    前記第1作動特性値を記憶し、 実際のトルクセンサ圧力及び実質的に同時に与えられる
    第1作動特性値の検出を、実際のトルクセンサ圧力が第
    1または第2段の理論的なトルクセンサ圧力と一致する
    前に、少なくとも1回繰り返す、請求項1から27のい
    ずれか1項記載の方法。
  29. 【請求項29】 実際のトルクセンサ圧力が、第1段の
    理論的なトルクセンサ圧力と第2段の理論的なトルクセ
    ンサ圧力の間にあることが確認された場合、実際のトル
    クセンサ圧力が、いつ再び前記段のうちの1つの理論的
    なトルクセンサ圧力、すなわち第1段の理論的なトルク
    センサ圧力または第2段の理論的なトルクセンサ圧力と
    一致するかを監視し、 実際のトルクセンサ圧力が前記理論的なトルクセンサ圧
    力と一致した場合は、与えられている第1作動特性値を
    求め、 その際、場合によっては、前記理論的なトルクセンサ圧
    力と前記第1作動特性値の割当てを記憶する、請求項1
    から28のいずれか1項記載の方法。
  30. 【請求項30】 トルクセンサの交互切換の際に与えら
    れており、場合によっては前記切換プロセスを記述す
    る、少なくとも1つのヒステリシスを適応調整及び/ま
    たは求める、請求項1から29のいずれか1項記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 第1段の少なくとも1つの交代点及び
    /または第2段の少なくとも1つの交代点を求め及び/
    または適応調整し、 この場合、前記交代点は、各段の理論的なトルクセンサ
    圧力の、第1作動特性値への割当てであり、 前記第1作動特性値は、実質的に実際の圧力が他の段の
    圧力の方向に変化する際に与えられているか、または実
    際のトルクセンサ圧力が他の段の理論的なトルクセンサ
    圧力の方向から前記の段に達する際に与えられている、
    請求項1から30のいずれか1項記載の方法。
  32. 【請求項32】 第1段と第2段の間での交互切換の際
    に与えられる、トルクセンサの第1及び第2段のそれぞ
    れ2つの交代点を求める、及び/または適応調整する、
    請求項1から31のいずれか1項記載の方法。
  33. 【請求項33】 トルクセンサの交互切換の枠内で求め
    られた及び/または適応調整された、第1段の2つの交
    代点の平均値を求め、 またトルクセンサの前記交互切換の枠内で求められた及
    び/または適応調整された、第2段の交代点の平均値も
    求め、 この場合、前記平均値の各々は、各交代点のそれぞれの
    圧力の和の半分を、これら各々の圧力に割当てられた第
    1作動特性値の和の半分へ割当てるものである、請求項
    1から32のいずれか1項記載の方法。
  34. 【請求項34】 第1段の交代点の平均値に依存して及
    び/または第2段の交代点の平均値に依存して、前記の
    段の間でのトルクセンサの切換をトルクセンサ圧力に依
    存してならびに第1作動特性値に依存して記述する特性
    曲線を求める、請求項1から33のいずれか1項記載の
    方法。
  35. 【請求項35】 第1段の理論的なトルクセンサ圧力と
    第2段の理論的なトルクセンサ圧力とから平均値を求
    め、 実際のトルクセンサ圧力を監視し、 実際のトルクセンサ圧力がトルクセンサ圧力平均値と一
    致した場合は、与えられているそれぞれの第1作動特性
    値を求め、場合によっては記憶する、請求項1から34
    のいずれか1項記載の方法。
  36. 【請求項36】 トルクセンサ圧力平均値と、求められ
    前記トルクセンサ圧力平均値に割当てられたそれぞれの
    第1作動特性値とから成る割当てに依存して、ならびに
    推定または算出された特性曲線の幅に依存して、トルク
    センサの第1及び第2段の間でのトルクセンサの切換を
    トルクセンサ圧力に依存してならびに第1作動特性値に
    依存して記述する特性曲線を求め、 この場合、特性曲線の幅は、例えば第1作動特性値の差
    分に相当し、 該特性曲線幅において、(実際の)トルクセンサ圧力
    は、第1または第2段の理論的なトルクセンサ圧力に達
    する、請求項1から35のいずれか1項記載の方法。
  37. 【請求項37】 トルクセンサ圧力、例えば実際のトル
    クセンサ圧力と、これに割当てられた第1作動特性値と
    から成る少なくとも1つの割当てに依存して、トルクセ
    ンサの第1及び第2段の間でのトルクセンサの切換をト
    ルクセンサ圧力に依存してならびに第1作動特性値に依
    存して記述する特性曲線を求める、請求項1から36の
    いずれか1項記載の方法。
  38. 【請求項38】 実質的にトルクが一定の場合、すなわ
    ち、例えばトルクセンサの入力側に一定のトルクが印加
    される場合、または無段変速トランスミッションによっ
    て一定のトルクが伝達される場合に、前記方法を実行す
    る、請求項1から37のいずれか1項記載の方法。
  39. 【請求項39】 トルクセンサの切換点または切換領域
    の負荷依存を求め、及び/または適応調整し、 その際、実質的に第1負荷が一定である場合、及び少な
    くとも1つの第2負荷が前記第1負荷とは異なり且つ実
    質的に一定である場合に、例えば請求項1から38のい
    ずれか1項記載の方法を実行する、請求項1から38の
    いずれか1項記載の方法。
  40. 【請求項40】 請求項1から39のうちの少なくとも
    2つの請求項による方法。
  41. 【請求項41】 請求項1から39のいずれか1項記載
    の方法を例えば自動的に実行するための電子制御装置。
  42. 【請求項42】 圧力媒体で満たすことのできるチャン
    バから成る多チャンバシステムを有する少なくとも1つ
    のトルクセンサを備えた、請求項1から41のいずれか
    1項記載の方法を実行するための無段変速トランスミッ
    ション。
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