JP2002266951A - サイレントチェーンの製造方法 - Google Patents

サイレントチェーンの製造方法

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JP2002266951A
JP2002266951A JP2002049791A JP2002049791A JP2002266951A JP 2002266951 A JP2002266951 A JP 2002266951A JP 2002049791 A JP2002049791 A JP 2002049791A JP 2002049791 A JP2002049791 A JP 2002049791A JP 2002266951 A JP2002266951 A JP 2002266951A
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pin hole
silent chain
link plate
sprocket
pin
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JP2002049791A
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English (en)
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Nobuto Kozakura
伸人 小桜
Tsutomu Oginoya
力 萩野谷
Masaaki Matsumoto
正明 松本
Haruo Sugita
春男 杉田
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数重ね合わせた状態のリンクプレートのス
プロケットとの噛み合い面やチェーンガイドのシュー面
と接触する背面、ピン孔内面等の仕上げ精度や平行度に
優れ、しかも、噛み合い面とピン孔との距離精度を向上
させ、且つ、ピン孔と背面との間の距離精度を向上させ
たリンクプレートを備えたサイレントチェーンの製造方
法を提供すること。 【解決手段】 一対の歯部とピン孔2と背面5とを有す
るリンクプレートの輪郭にプレス加工により打ち抜かれ
たリンクプレート1を多数重ね合わせた状態でピンによ
り編成したサイレントチェーンの製造方法において、前
記リンクプレートのスプロケットとの噛み合い面3、ピ
ン孔2内面及び背面5に、シェービング加工Sをプレー
ト板厚の70%の範囲に亘って施すこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン等に用い
られているサイレントチェーンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン等に用いられているサイレント
チェーンは、図2に示すように、片側が二股状に形成さ
れているリンクプレートPが多数重ね合わせられた状態
でピンにより編成されており、外股噛み合いのサイレン
トチェーンにおいては、前記二股状の部分の両外側の2
つの面R1が、また、内股噛み合いのサイレントチェー
ンにおいては、前記二股状の部分の内側の2つの面R2
がスプロケットとの噛み合い面となっている。
【0003】前記サイレントチェーンのリンクプレート
は、従来、図3に示すようにブランク材Bを順次作業位
置へ移動させながら、第1の工程(a)でピン孔c1,
c2をポンチp1,p2によって同時にあけ、第2の工
程(b)でポンチp3によってプレートPの輪郭を打ち
抜くか、あるいは反対に、ブランク材からリンクプレー
トの輪郭を打ち抜いた後、前記リンクプレートにピン孔
を形成して製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すように、前述した従来のサイレントチェーンのリン
クプレートPは、ブランク材から打ち抜かれた部分に、
平滑面にせん断された部分Fと、粗面に破断された部分
Rとが生じており、前記平滑面の部分Fはリンクプレー
トPの板厚の50%程度しか無く、リンクプレートPの
スプロケットが噛み合う面やピン孔c1,c2内面の位
置精度や平行度が悪くなり、このようなリンクプレート
Pを多数重ね合わせた状態でピンにより編成したサイレ
ントチェーンを使用した場合、ピン孔とピンが片当たり
しているリンクプレートに局部的な面圧増加による偏摩
耗や応力集中による疲労強度の低下を生じたり、ピン孔
とピンが片当たりしているリンクプレートが傾いてスプ
ロケットの歯面に加わる荷重バランスが崩れ、歯面が局
部的な面圧増加によって偏摩耗が促進されたり、応力集
中による疲労強度の低下を生じる等の問題があった。
【0005】また、サイレントチェーンをエンジン用の
タイミングチェーンとして使用する場合等において、運
転時のチェーンの振動を低減させるために多数重ね合わ
せた状態のリンクプレートの背面をテンショナ装置やチ
ェーンガイドのシュー面に摺接させると、背面が平滑で
ない従来のリンクプレートを用いたサイレントチェーン
では大きな摩擦抵抗が生じ、伝達動力のロスが大きくな
るとともに、例えば、クランク軸の回転数が7000r
pmでは、チェーンの走行速度が約17m/secと極
めて大きくなり、シュー面に早期の摩耗を生じたり、騒
音を発生する問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前述したような従来の
技術の問題点を解決し、多数重ね合わせた状態のリンク
プレートのスプロケットとの噛み合い面やチェーンガイ
ドのシュー面と接触する背面、ピン孔内面等の仕上げ精
度や平行度に優れ、しかも、噛み合い面とピン孔との距
離精度を向上させ、且つ、ピン孔と背面との間の距離精
度を向上させたリンクプレートを備えたサイレントチェ
ーンの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、一対の歯部とピン孔と背面とを有するリ
ンクプレートの輪郭にプレス加工により打ち抜かれたリ
ンクプレートを多数重ね合わせた状態でピンにより編成
したサイレントチェーンの製造方法において、前記リン
クプレートのスプロケットとの噛み合い面、ピン孔内面
及び背面に、シェービング加工をプレート板厚の70%
の範囲に亘って施すことである。
【0008】なお、ここでシェービング加工とは、ブラ
ンク材をポンチで打ち抜いて形成した打ち抜き部分の縁
部の輪郭よりも、僅かに大きな輪郭を有する棒状又は柱
状のシェービング工具を用い、前記ポンチと同様にして
前記ブランク材の打ち抜き部分を押し抜くことにより、
前記縁部の輪郭を少量削り取り、ポンチの打ち抜き時に
生じた粗面やダレを除去して、打ち抜き部分の表面粗さ
や表面精度を向上させる加工をいう。
【0009】
【作用】本発明は、スプロケットとの噛み合い面にシェ
ービング加工を施すことで、リンクプレートの噛み合い
面のプレート平面に対する直角度が向上し、サイレント
チェーンとしてピンにより編成した場合に、スプロケッ
トとの噛み合い時に多数重ね合わせた状態のリンクプレ
ートがスプロケットの歯面に直角に当接するため、ピン
孔とピンとが平行に接触して偏荷重が加わらない。
【0010】したがって、リンクプレートのピン孔内面
とピンの摩耗が少なく、サイレントチェーンの摩耗伸び
が抑制され、且つ疲労強度が向上することに加え、リン
クプレートとスプロケットとの噛み合い時の振動や騒音
が低減する。また、スプロケット歯面と多数重ね合わせ
た状態のリンクプレートの噛み合い面との接触面積が増
して均一な噛み合い状態が得られるため、両者の摩耗が
少ない。
【0011】また、プレートのピン孔内面にシェービン
グ加工を施すことで、サイレントチェーンとして編成し
た場合に、ピン孔内面とピンとの接触面積が増加し、且
つ、多数重ね合わせた状態のプレート平面とピン孔内面
との直角度が向上する。その結果、サイレントチェーン
に作用する張力が一定でも、従来のものと比較してピン
孔内面とピンとの間に加わる面圧が小さくなり、ピン孔
とピンとの摩耗が少なく、サイレントチェーンの伸びが
抑制される。また、偏荷重が加わらないので疲労強度が
向上する。
【0012】また、リンクプレートの背面にシェービン
グ加工を施すことで、サイレントチェーンとして編成し
た場合に、テンショナやチェーンガイドのシュー面と接
触する多数重ね合わせた状態のリンクプレートの背面の
平面精度やプレート平面に対する直角度が向上し、シュ
ー面との摩擦が低減してシュー面の耐久性が高められる
とともに、動力損失が少なくなり、且つ、運転時の騒音
が低減する。
【0013】さらに、リンクプレートのスプロケットと
の噛み合い面と背面にシェービング加工を施すことで、
サイレントチェーンとして編成した場合に、スプロケッ
ト歯面に多数重ね合わせた状態のリンクプレートが直角
に当接し、噛み合いが安定して、サイレントチェーンの
噛み合い時に発生する振動が防止されるとともに、背面
の精度が高められ、テンショナやチェーンガイドのシュ
ー面と多数重ね合わせた状態のプレート背面との摺接が
円滑になり、シュー面の摩耗も少なくなる。
【0014】また、スプロケットとの噛み合い面とピン
孔内面にシェービング加工を施しているため、サイレン
トチェーンとしてピンにより編成した場合に、多数重ね
合わせた状態のリンクプレートのスプロケットとの噛み
合い面とピン孔との距離精度が向上する。その結果、均
一な荷重分布が得られ、リンクプレートの疲労強度が増
加するとともにリンクプレートのピン孔とピンとの摩耗
が低減し、サイレントチェーンの伸びが減少する。
【0015】また、ピン孔内面と背面にシェービング加
工を施しているため、サイレントチェーンとしてピンに
より編成した場合に、リンクプレートのピン孔と背面と
の間の距離精度が優れており、重ねて配置された複数枚
のリンクプレートのそれぞれの背面が、テンショナやチ
ェーンガイドのシュー面と均一に当接する。その結果、
シュー面に対する面圧が低下するとともに連続的な当接
状態となり、シューの摩耗が減少する。
【0016】また、リンクプレートのスプロケットとの
噛み合い面、ピン孔内面、及び背面にシェービング加工
を施しているため、リンクプレートのスプロケットとの
噛み合い面、ピン孔内面、背面の平行度やプレート平面
に対する直角度が向上し、サイレントチェーンとして編
成した場合に、摩耗伸びが少なく、疲労強度が向上する
とともに、スプロケット歯面やリンクプレートの噛み合
い面、及びシュー面の摩耗が少なく、且つ、走行時の振
動や騒音が減少する。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すものであ
って、リンクプレート1には2つのピン孔2と、サイレ
ントチェーンとしてピンにより編成された際に、スプロ
ケットに噛み合う噛み合い面3,4を有している。前記
リンクプレート1は、ブランク材を一対の歯部とピン孔
と背面とを有するリンクプレートの輪郭に打ち抜いて形
成されており、打ち抜き形成したリンクプレート1の2
つのピン孔2の内面、噛み合い面3,4、及び背面5の
それぞれに、同時にシェービング加工Sが施されてい
る。
【0018】なお、前述した実施例では、リンクプレー
ト1の外股側の噛み合い面3と内股側の噛み合い面4の
両方をシェービング加工したものを示したが、スプロケ
ットと外股噛み合いを行うサイレントチェーンに用いる
リンクプレートでは、外股側の噛み合い面3のみをシェ
ービング加工すれば良く、一方、スプロケットと内股噛
み合いを行うサイレントチェーンに用いるリンクプレー
トでは、内股側の噛み合い面4のみをシェービング加工
すれば良い。
【0019】次に、図5は、プレート板厚の70%の範
囲に亘ってピン孔内面にシェービング加工を施したサイ
レントチェーン(A)と従来のサイレントチェーン
(B)との運転時間に対する伸び率の変化を実験した結
果を表すグラフであって、このグラフに示されているよ
うに、サイレントチェーン(B)が運転時間の経過に伴
って伸び率が増加していく傾向にあるのに対して、サイ
レントチェーン(A)は、伸び率が一定の値に達した
後、ほとんど増加しなくなり、耐久性の向上が見られ
た。なお、前述した各実施例において、リンクプレート
1のシェービング加工は、0.1mm程度の加工しろ
で、リンクプレート1の板厚の70%以上の範囲に亘っ
て施されていれば実用上の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明であるサイ
レントチェーンの製造方法によれば、次のような特有の
効果を奏することができる。すなわち、スプロケットと
の噛み合い面にシェービング加工を施すことで、前記噛
み合い面のプレート平面に対する直角度が向上する。そ
の結果、サイレントチェーンとしてピンにより編成した
場合に、スプロケットとの噛み合い時に多数重ね合わせ
た状態のリンクプレートがスプロケットの歯面に直角に
当たり、ピン孔とピンとが平行に接触して偏荷重が加わ
らないため、多数重ね合わせた状態のリンクプレートの
ピン孔内面とピンの摩耗が少なく、チェーンの摩耗伸び
が抑制され、且つ疲労強度が向上するとともに、スプロ
ケットとの噛み合い時の振動や騒音を低減することがで
きる。また、スプロケット歯面と多数重ね合わせた状態
のリンクプレートの噛み合い面との接触面積が増し、均
一な噛み合い状態が得られるため、両者の摩耗を少なく
することができる。
【0021】また、リンクプレートのピン孔内面にシェ
ービング加工を施すことで、サイレントチェーンとして
ピンにより編成した場合に、ピン孔内面とピンとの接触
面積が増加し、多数重ね合わせた状態のプレート平面と
ピン孔内面との直角度も向上し、チェーンに作用する張
力が一定でも、従来のものと比較して、ピン孔内面とピ
ンとの間に加わる面圧が小さくなり、ピン孔内面とピン
との摩耗が少なく、サイレントチェーンの伸びを抑制す
ることができる。また、ピン孔内面に偏荷重が加わらな
いので、リンクプレートの疲労強度を向上できる。
【0022】また、リンクプレートの背面にシェービン
グ加工を施すことで、サイレントチェーンとして編成し
た場合に、テンショナやチェーンガイドのシュー面と接
触する多数重ね合わせた状態のプレート背面の平面精度
やプレート平面に対する直角度が向上し、シュー面との
摩擦が低減してシュー面の耐久性が高められるととも
に、動力損失が少なくなり、且つ、運転時の騒音を低減
することができる。
【0023】また、リンクプレートのスプロケットとの
噛み合い面及び背面にシェービング加工を施すことで、
サイレントチェーンとして編成した場合に、スプロケッ
ト歯面に多数重ね合わせた状態のリンクプレートの噛み
合い面が直角に当接して安定した噛み合い状態が得られ
る。その結果、噛み合い時に発生する振動を防止するこ
とができるとともに、背面の精度が向上して、テンショ
ナやチェーンガイドのシュー面と多数重ね合わせた状態
のリンクプレートの背面との摺接が円滑になり、シュー
面の摩耗も少なくすることができる。
【0024】また、リンクプレートのスプロケットとの
噛み合い面及びピン孔内面にシェービング加工を施して
いるので、このリンクプレートを多数重ね合わせた状態
でピンにより編成されたサイレントチェーンの、スプロ
ケットとの噛み合い面及びピン孔内面のプレート平面に
対する直角度、噛み合い面の平行度及び平面精度が向上
すると共に、前記スプロケットとの噛み合い面とピン孔
との距離精度が向上し、均一な荷重分布が得られる。そ
の結果、リンクプレートの疲労強度が増加するととも
に、ピン孔内面とピンとの摩耗が低減し、サイレントチ
ェーンの伸びを少なくすることができる。
【0025】また、リンクプレートのピン孔内面及び背
面にシェービング加工を施しているので、このリンクプ
レートを多数重ね合わせた状態でピンにより編成された
サイレントチェーンの、ピン孔内面及び背面のプレート
平面に対する直角度、背面の平行度及び平面精度が向上
すると共に、前記ピン孔内面と背面との距離精度が向上
し、多数重ね合わせた状態のそれぞれのリンクプレート
の背面がテンショナやチェーンガイドのシュー面と均一
に当接し、シュー面に対する面圧が低下するとともに連
続的な当接状態となり、シューの摩耗を減少することが
できる。
【0026】以上に述べたように、要するに、本願発明
は、サイレントチェーンを構成するリンクプレートが、
一対の歯部とピン孔と背面とを有するリンクプレートの
輪郭にプレス加工により打ち抜かれ、このリンクプレー
トのスプロケットとの噛み合い面、ピン孔内面及び背面
にシェービング加工を施しているので、このリンクプレ
ートを多数重ね合わせた状態でピンにより編成されたサ
イレントチェーンは、スプロケットとの噛み合い面、ピ
ン孔内面、背面のプレート平面に対する直角度を向上さ
せ、各面の平行度及び平面精度を向上させることができ
る。その結果、かかるリンクプレートを多数重ね合わせ
た状態でピンにより編成したサイレントチェーンは、ピ
ン孔内面のプレート平面に対する直角度が向上すること
により、ピン孔とピンとが平行に接触して偏荷重が加わ
らなくなるため、ピン孔内面とピンとの接触面積が増加
し、リンクプレートのピン孔内面及びピンの摩耗を少な
くでき、それに伴って、チェーンの摩耗伸びを抑制でき
る。また、噛み合い面及びピン孔内面がシェービング加
工されていることにより、噛み合い面及びピン孔内面の
プレート平面に対する直角度が向上すると共に、リンク
プレートの噛み合い面とピン孔との距離精度が向上する
ので、サイレントチェーンの噛み合い面の平行度が向上
し、スプロケット歯面と噛み合い面との接触面積が増大
し、均一な安定した噛み合い状態を得ることができる。
さらに、ピン孔内面及び背面がシェービング加工されて
いることにより、ピン孔内面及び背面のプレート平面に
対する直角度が向上し、ピン孔と背面との距離精度、背
面の平面精度が向上するので、テンショナやチェーンガ
イドのシュー面とリンクプレートの背面とを均一に当接
させることができ、その摺動を円滑に行うことができ、
両者の摩耗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例で得られたリンクプレートの
側面図。
【図2】 本発明の実施例で得られたサイレントチェー
ンを示す斜視図。
【図3】 従来のサイレントチェーンのリンクプレート
製造工程を示す図。
【図4】 従来方法で製造したリンクプレートの打ち抜
き部分の状態を示す拡大断面図。
【図5】 ピン孔内面をシェービング加工したサイレン
トチェーンと従来のサイレントチェーンの運転時間に対
する伸び率の変化を示す図。
【符号の説明】
1 ・・・ プレート 2 ・・・ ピン孔 3,4 ・・・ 噛み合い面 5 ・・・ 背面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正明 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 杉田 春男 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の歯部とピン孔と背面とを有するリ
    ンクプレートの輪郭にプレス加工により打ち抜かれたリ
    ンクプレートを多数重ね合わせた状態でピンにより編成
    したサイレントチェーンの製造方法において、 前記リンクプレートのスプロケットとの噛み合い面、ピ
    ン孔内面及び背面に、シェービング加工をプレート板厚
    の70%の範囲に亘って施すことを特徴とするサイレン
    トチェーンの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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