JP2002266604A - 切断型リブを有するタービンノズル及び方法 - Google Patents

切断型リブを有するタービンノズル及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寿命の長い羽根(12)を含むタービンノズ
ル(10)を提供する。 【解決手段】 各々の羽根は、前縁及び後縁(24、2
6)の間で延びる向かい合う側壁(20、22)と、該
側壁間に延び、前方及び後方キャビティ(30、32)
を形成する内部ブリッジ(28)を含む。サイドリブ
(34)が、側壁に沿って延び、内向きにキャビティ内
に突出する。サイドリブの各々は、該ブリッジからリブ
を切り離すために、ブリッジに隣接する位置で切断さ
れ、ノズルの寿命を延ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にガスター
ビンエンジンに関し、より具体的には、エンジン内の高
圧タービンノズルに関する。
【0002】
【発明の背景】ガスタービンエンジンにおいては、空気
を圧縮機で加圧し、燃焼器内で燃料と混合して高温の燃
焼ガスを生成し、燃焼器から下流側に配置されたいくつ
かのタービン段において、この燃焼ガスからエネルギー
を取り出す。高圧タービン(HPT)が、最初に最高温
の燃焼ガスを燃焼器から受け取って圧縮機を駆動し、さ
らに、燃焼ガスから付加的なエネルギーが低圧タービン
(LPT)において取り出され、該低圧タービンは、典
型的には、航空機用ターボファンエンジンへの適用にお
いてファンを駆動する。
【0003】HPTは、固定タービンノズルを含んでお
り、このノズルは、まず燃焼器から燃焼ガスを受け取
り、該燃焼ガスを、対応するロータディスクに支持され
る1段目のタービンロータブレードへ導く。タービンノ
ズルは、圧縮機からの加圧された吐出空気を用いる空気
冷却により、高温の燃焼ガスから保護される。ノズルは
中空のステータ羽根の列を含んでおり、ステータ羽根
は、該羽根の側壁を貫通して延びる多数の様々な孔を通
じて空気を排出する内部冷却回路を備える。
【0004】羽根の翼形部の三次元空力的な外形と、そ
の正圧側及び負圧側の面に種々の熱負荷がかかることか
ら、ノズル冷却は本質的に複雑である。燃焼過程から反
らされた冷却空気の量を最小限にすると同時に、各々の
羽根が受ける温度差と、該温度差により熱に起因して生
じる応力を同様に最小限にするために、遭遇する熱負荷
に対する冷却空気の所要量を適合させることが望まし
い。
【0005】しかしながら、羽根自体は、高温の燃焼ガ
スに直接曝されており、熱膨張及び収縮の差に起因する
熱応力を最小限にするために、比較的低温の外側及び内
側バンド、通常は、周状のセグメントに取り付けられ
る。通常の冷却装置においては、冷却空気を個別の噴流
状で羽根の内面に向け、羽根の冷却を強めるために、各
羽根の内側に孔あき衝突バッフルすなわちインサートを
取り付けている。衝突バッフルは、衝突冷却を制御する
ために、個々のノズルの設計に応じてバッフル又は羽根
の内面のいずれかに隔離構造を形成して、羽根の内面か
ら正確に間隔を置いて配置する必要がある。
【0006】従来設計の1つにおいて、各々の羽根は、
2つの側壁の間に延びて前方及び後方半径方向のキャビ
ティを構成する弦方向中間部隔壁すなわちブリッジを含
み、該キャビティ内に対応する衝突バッフルが配置され
る。2つのキャビティは、圧縮機の吐出空気の配分を別
個に与えられ、各羽根の前方及び後方部を個別に冷却し
て外部熱負荷に良好に適合させる。
【0007】しかしながら、ブリッジは、羽根の内側に
取り付けられ、それ自体は羽根の内側に向けられた空気
で直接冷却されるので、比較的低温で作動される。した
がって、低温のブリッジは、比較的低温及び高温の作動
温度に起因する相当な熱膨張及び収縮の差がある局部領
域において、2つの高温の側壁に接合される。
【0008】それにも拘らず、商業的な慣行では、低温
ブリッジのタービンノズル設計が一般的である。例え
ば、低温のブリッジで分離された2つの衝突バッフルを
備えるタービンノズルは、合衆国において何年もの間、
商業的使用において成功してきた。この例示的なノズル
は、各キャビティ内において相対する側壁上に軸方向又
は弦方向に延びるように配置されたサイドリブを含み、
該サイドリブが対応するキャビティの中央に各衝突バッ
フルを位置決めするための隔離構造を構成する。
【0009】サイドリブは、羽根の薄い側壁を補強する
か又は強度を与え、側壁との間に比較的小さなすき間を
もった状態で衝突バッフルを支持する。バッフルの孔を
通して排出された空気は、まず側壁の内面に衝突し、次
いで、リブにより半径方向に拘束され、前方及び後方キ
ャビティにおける羽根の側壁を貫通し傾斜して延びるフ
ィルム冷却孔を通じて排出され、同時に、後縁冷却回路
から排出される。
【0010】商業的に使用されるノズルの後縁冷却回路
は、軸方向に延びる隔壁、又は後方キャビティの後端か
ら羽根の後縁まで延びる別のブリッジを含む。隔壁は、
羽根のスパン方向に沿って間隔を置いて配置され、後縁
に位置する対応する開口部で終わる対応する後縁排出流
路を構成する。後縁冷却回路を通じて排出される使用後
の衝突空気による冷却効果を高めるために、半径方向に
延びる乱流器が後縁冷却回路内に位置する。
【0011】上に紹介した商業的なノズル例において、
両方の羽根側壁の内側にあるサイドリブは、低温のブリ
ッジまで延び、該ブリッジと一体に形成される。このよ
うにして、サイドリブは、スムーズな移行により側壁と
低温のブリッジとの隅部接合部の回りを取り巻く。
【0012】前方キャビティの後端を取り巻くサイドリ
ブは、効果的な隔離構造を構成し、前方衝突バッフルの
後方移動を制限して、低温ブリッジとの最小限の隙間を
維持する。同様に、羽根の負圧側の側壁に沿った後方キ
ャビティのサイドリブはまた、相対する正圧側の側壁の
方向に廻り込むか又は融合し、ここで2つの側壁は、互
いに後縁のすぐ前で緊密に収束する。後縁隔壁のうちの
幾つかは、局部的に前方へ延び、各サイドリブの1つに
対し一体の延長部を形成し、対応する隔離構造を構成し
て、後方衝突バッフルの後方移動を制限する。
【0013】この形状において、軸方向に細長いサイド
リブは、個々の衝突バッフルを該羽根キャビティの各々
の周方向中央に配置するのに効果的であり、各サイドリ
ブ後方の融合部は、有用な後方隔離構造を与える。ま
た、延長した後縁隔壁は、後方キャビティ内で2つの側
壁をつなぐ完全な低温ブリッジを構成し、後方バッフル
の軸方向の移動を制限する。
【0014】この商業的設計は、合衆国において何年も
の間、商業的使用において成功をおさめてきたが、それ
と同時に、多数回の熱サイクルにわたる作動において、
熱に起因する亀裂が経験され、そのためにノズルの耐用
年数が制限され、通常の整備休止において交換が必要と
される。このような亀裂は、羽根側壁内の低温のブリッ
ジ、特に羽根の凸状側壁において経験される。
【0015】したがって、タービンノズルの設計を改良
し、その耐用年数を延ばすことが望ましい。
【0016】
【発明の概要】タービンノズルは、外側及び内側バンド
と接合された羽根を含む。各々の羽根は、前縁と後縁と
の間に延びる相対する側壁を含み、前方及び後方キャビ
ティを定める内部ブリッジが該側壁間を延びる。サイド
リブが側壁に沿って延び、キャビティ内に内向きに突出
する。サイドリブの各々は、ブリッジから該リブを切り
離すために、該ブリッジに隣接する位置で切断され、ノ
ズルの寿命を延ばす。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を、好ましくかつ例示的な
実施形態について、更なる目的及び利点と共に、添付の
図面を参照して以下の詳細な説明において、より具体的
に説明する。
【0018】図1に示されているのは、例示的な実施形
態において、飛行中の航空機に動力を与えるための、タ
ーボファンガスタービンエンジンの高圧タービンノズル
10の一部分である。ノズルは、エンジンの軸線すなわ
ち中心軸線周りに軸対称であり、周方向に間隔を置いて
配置された複数の翼形羽根12を有する環状リングを形
成しており、図1にその一部分のみを示す。個々の羽根
12は、通常は、普通の鋳造法により製造され、対応す
る半径方向外側及び内側の弧状バンド14、16に、そ
れらと一体に鋳造するなどのあらゆる適切な方法で、固
定状態で取り付けられる。
【0019】代表的な形状としては、バンドの対の各々
に2つの羽根12が取り付けられ、これらバンドの対の
各々が周方向に隣接して、全体としてセグメント化され
た環状ノズルを形成する。ノズルは、環状の燃焼器(図
示せず)の排出口に直接配置され、該排出口は、それら
を通り抜ける高温の燃焼ガス18を排出し、タービンロ
ータブレードの1段目の列(図示せず)に向け、エンジ
ンの圧縮機(図示せず)を駆動するためのエネルギーが
高温燃焼ガスから取り出される。
【0020】羽根12は、互いに同一のものであり、各
々は、第1の外方に向かって凸状の負圧側壁20と、そ
れと周方向に向かい合う第2の外方に向かって凹状の正
圧側壁22とを含む。2つの側壁は、対応する羽根の前
縁24及び後縁26の間において軸方向すなわち弦方向
に延び、かつ対応するバンド14、16に固定状態で取
り付けられた先端及び根元の間をスパン方向に放射状に
延びる。
【0021】初めに図1に、そして図2により詳細に示
すように、各々の羽根はまた、通常の鋳造法により形成
され、羽根の前縁と後縁の間を弦方向に沿って適切に間
隔を置いて2つの側壁の間で一体に延びる、内部半径方
向リブすなわちブリッジ28を含み、該ブリッジは、前
縁により境界されたブリッジ前方側の第1のすなわち前
方キャビティ30と、後縁により境界されたブリッジ後
方側の第2のすなわち後方キャビティ32とを定め又は
形成する。
【0022】各々の羽根はさらに、2つの側壁の内面に
沿って弦方向に延び、そこから対応するキャビティ3
0、32内に内向きに突出する軸方向に細長い複数のサ
イドリブ34を含む。サイドリブ34は、各キャビティ
内に配置される前方及び後方の孔あき衝突インサートす
なわちバッフル36、38を、対応する各キャビティの
中央に位置決めするための隔離構造を形成するために設
けられる。
【0023】図3は、2つのバッフル36、38が、前
縁と後縁の間において羽根の断面がほぼ三日月形すなわ
ち空力的な形状で変化するのに伴い、その変化する2つ
のキャビティ30、32の内部の形状に適合させること
ができる適当な形状を有することを、より詳細に示す。
これらサイドリブ34は、対応するキャビティ内におい
て、それぞれのバッフルを中央にすき間をもって位置決
めする高さ方向位置において、羽根の内面から内向きに
延びる。
【0024】バッフルを対応するキャビティ内に半径方
向に組み込むことができるようにするために、リブとバ
ッフルとの間に小さなすき間又はギャップを設ける。ま
た、リブは、バッフルの各衝突空気孔を通して羽根の内
面に向けて排出される対応する衝突空気の噴流による衝
突冷却の効率を最大限にするために、羽根の内面から所
望の間隔にバッフルの側壁を維持するのに適当な高さを
有する。
【0025】図2及び図3に示すように、サイドリブ3
4の各々は、構造的に及び熱的にリブをブリッジから切
り離すために、低温のブリッジ28に隣接する位置で軸
方向の長さが切断されており、本発明に従ってノズルの
耐用年数を大幅に延ばす。
【0026】図3の円内に、商業的使用で実績が証明さ
れ、発明の背景の項において前述した設計によるノズル
羽根の耐用年数を延ばすための、例示的なノズル製造方
法を概略的に示す。この従来の設計において、サイドリ
ブ34は、初めは低温のブリッジ28まで延びるような
形状にされており、対応する4つのサイドリブ融合部3
4xを有するように低温のブリッジ28と一体に形成さ
れる。この従来の形状においては、リブ融合部34x
は、それらの接合部において各々の側壁と機械的に及び
熱的に連結された形状で低温のブリッジ28と一体に形
成される。
【0027】第1の側壁20は外方に向かって凸状であ
り、羽根の負圧側を構成するので、羽根の上を流れる燃
焼ガスについて、羽根の正圧側を構成するほぼ凹状の第
2の側壁22により与えられる速度とは異なる速度分布
をもたらす。現場での経験においては、数年に及ぶ上述
の作動の後に、低温のブリッジに近い凸状の側壁におい
て亀裂が発生することが見出されている。
【0028】本発明によれば、経年タービンノズル羽根
におけるこのような亀裂の発生は、特に、羽根の凸状の
側壁20における、サイドリブ34と低温ブリッジ28
との機械的及び熱的結合によるものであることが見出さ
れた。
【0029】作動中に、負圧側壁20は、該負圧側壁2
0の上を流れる高温の燃焼ガスに曝され、比較的高温の
熱負荷を受け、それに応じて各々の羽根の内側からの冷
却を必要とする。加圧空気40は、通常は、個々の羽根
の冷却に用いるために、圧縮機(図示せず)の吐出端か
ら導かれる。冷却空気40は、まず個々のバッフル3
6、38を通って流れ、その衝突孔から流出し、空気の
噴流を羽根の内面に方向付けて羽根を衝突冷却する。前
方及び後方キャビティを隔てる内部ブリッジ28は、2
つの側壁により高温の燃焼ガスから保護され、該ブリッ
ジ自体は、キャビティの内部の冷却空気によって直接冷
却される。
【0030】比較的低温のブリッジ28は、対応する熱
膨張及び収縮の差がある対応する接合部において、羽根
の比較的高温の負圧側壁及び正圧側壁20、22に接合
される。従来のリブ融合部34xもまた、比較的低温で
あり、側壁との2つの接合部において、低温のブリッジ
28に連結されている。
【0031】前方及び後方キャビティ36、38の両方
における第1の側壁20に沿った低温のブリッジから図
3に示すサイドリブ34を切断することにより、リブ
は、構造的及び熱的に低温のブリッジから切り離され、
作動中の羽根の耐用年数を大幅に延ばすことが見出され
た。
【0032】図3に示す好ましい実施形態において、先
端を切断されたサイドリブ34は、第1の側壁20とブ
リッジとの間、及び、第2の側壁22とブリッジとの間
に配置された、低温のブリッジ28の近くの対応するフ
ィレット42において、又はその近くで終わる。このよ
うにして、サイドリブは、低温のブリッジ28に近接す
る位置まで延び、低温のブリッジと側壁との接合部に形
成される滑らかなフィレット42において低温のブリッ
ジのすぐ手前で終わり、接合部における応力の集中を低
減させることができる。
【0033】したがって、第1の側壁に沿った第1のキ
ャビティ30の内側のサイドリブ34は、低温のブリッ
ジの直前で切断され、第2のキャビティ32内のサイド
リブは、第1の側壁に沿った低温のブリッジの直後で切
断される。望ましい場合には、サイドリブ34は、低温
のブリッジからさらにリブを切り離すために、低温のブ
リッジ及びその近くのフィレットからさらに離れた位置
で終わるようにしてもよい。
【0034】同様に、サイドリブ34は、前方及び後方
キャビティ30、32の両方において、第2の側壁22
に沿った低温ブリッジから切断することができる。した
がって、低温のブリッジと正圧側壁22との間の対応す
る接合部もまた、サイドリブ34から切り離して、該接
合部の熱応力を小さくすることができる。
【0035】羽根の両方の側壁において、内側のサイド
リブ34が、低温のブリッジ28から切り離され、した
がってそれらの間の熱の差が少なくなり、それに応じて
低温のブリッジと側壁との接合部における熱に起因する
応力が小さくなるようにして、ノズル羽根の耐用年数を
大幅に延ばすことが好ましい。低温のブリッジにおける
熱に起因する応力の減少により、ノズル羽根の耐用年数
は4倍になることが解析により示されている。低温のブ
リッジと凸状の側壁20との接合部における、羽根の寿
命を制限する従来の配置をこのように排除して、寿命を
制限する配置を羽根のあまり重要でない領域に移すこと
により、耐用年数を延ばすことができる。
【0036】図2及び図3に示すように、各冷却空気キ
ャビティ30、32のサイドリブ34は、好ましくは、
2つの側壁に沿って、その軸方向又は弦方向の大部分の
長さにわたって軸方向に延びる。軸方向のリブは、各キ
ャビティの薄い羽根の側壁の強度を増す一方で、各バッ
フルをキャビティの中央に位置決めするための均一な隔
離構造を与える。また、各キャビティにおけるサイドリ
ブの列は、対応するサイドリブの間で使用後の衝突空気
の排出流を制御し、羽根のスパン方向に沿った冷却を調
節できる。このようにして、燃焼ガスからの熱負荷が小
さい対応する内側及び外側バンドの近くの羽根の根元部
及び先端部とは対照的に、各羽根のスパン方向中間部の
近くで強い冷却を与えることができる。
【0037】また、図2及び図3に示すように、前方キ
ャビティ30は、前縁24と低温のブリッジ28との間
に配置され、このブリッジは、羽根の弦方向中央部より
前方に適切に配置され、燃焼器からの高温の燃焼ガスを
最初に受ける羽根の前縁部分のための専用冷却回路を与
える。後方キャビティ32は、ブリッジ28の後ろに直
接配置され、羽根の弦方向長さの中央3分の一の部分に
わたって延び、別の冷却回路により羽根の弦方向中間領
域を冷却する。また、後縁冷却回路44は、後方キャビ
ティ32と流体連通するように各羽根に配置され、第3
の冷却回路により各羽根の後方の第3部分を冷却する。
【0038】先ず図2に示すように、後縁回路44は、
羽根のスパン方向に沿って互いに間隔を置いたた複数の
軸方向ブリッジすなわち隔壁46を含み、軸方向に延び
て対応する後縁スロットすなわち開口部50で終わる排
出流路48を形成する。また、半径方向に延びる短い乱
流器52の列が、後縁流路48の入口領域に配置され、
羽根の後縁から排出される使用後の衝突空気の乱れを促
進する。
【0039】作動において、冷却空気40は、バンドを
通り抜けて2つの羽根キャビティ30、32の各々に流
入し、その中に支持された対応する衝突バッフルを通過
するように、別々に方向付けられる。空気はまず、羽根
側壁の内面を衝突冷却するために使用され、次いで、使
用後の空気の一部が、従来の方法のいずれでもよい方法
により、側壁を貫通して延びる種々のフィルム冷却孔5
4を通して排出される。後方キャビティ32内の使用後
の衝突空気の幾らかは、フィルム冷却孔を通り抜けるよ
うに方向付けられ、使用後の空気の残りは、後縁冷却回
路44を通して各羽根の後縁部分を冷却するように向け
られる。
【0040】図3に示すように、サイドリブ34は、本
来は、対応する後縁隔壁46に接合された一体の廻り込
んだ融合部34xで後方に延び、一連の後方隔離構造を
構成し、上記の発明の背景の項において説明したよう
に、商業的に成功をおさめたノズルにおける後方キャビ
ティ内での後方バッフル38の軸方向後方への移動を制
限する。
【0041】しかしながら、サイドリブの後端と、後方
キャビティと、対応する後縁隔壁46との間の融合部3
4xにより与えられる一体の連結はまた、それらの接合
部において熱に起因する応力を局部的に増大させること
も見出されている。隔壁46は、後縁領域において2つ
の高温の羽根側壁を互いに接合する低温のブリッジであ
り、従来の融合部34xを含むサイドリブはまた、後方
キャビティ内で比較的低温である。
【0042】したがって、後方キャビティ32の後端に
おいて羽根の凸状側壁20に沿うサイドリブ34を切断
し、該サイドリブを対応する後縁隔壁から切り離すこと
もまた望ましい。低温のブリッジ28からサイドリブを
切り離すのと同様の方法で、凸状の側壁20の内面に沿
って延びるサイドリブの後端から低温の軸方向隔壁46
を切り離すことにより、熱応答が遮断され、結果的にこ
れらの位置での熱に起因する応力が小さくなる。
【0043】図3に示す前方及び後方キャビティにおけ
る対応するサイドリブの後方融合部34xを取り除くこ
とにより、対応するバッフル36、38は、それらの局
部的な冷却性能に影響を及ぼすキャビティ内での望まし
くない後方移動をさせられることになる。したがって、
サイドリブ融合部34xを、2つのキャビティ30、3
2の各々の後端に適切に配置された対応する第1及び第
2の端リブ56a、56bにより再配置し、キャビティ
内のバッフルに対し軸方向に当接させることができる。
【0044】キャビティ30、32の特定の形状によれ
ば、各キャビティの向かい合うサイドリブ34は、ノズ
ルの横方向すなわち周方向、又は、軸方向すなわち弦方
向の両方向において、キャビティ内のバッフルの各々を
中央に支持するのに充分なものとすることができる。し
かしながら、端リブ56a、56bは、個々のバッフル
の後端又は前端と、キャビティの各々の後端又は前端と
の間に所定の間隔を維持するために望ましい場所で使用
することができる。
【0045】発明の背景の項において上述した商業的な
実施形態では、図2の左側に示した種々の隔壁46は、
廻り込んだ融合部34xを構成し、後方バッフル38の
ための多数の後方隔離構造を与える、対応するサイドリ
ブ34と一体の延長部を含んでいた。しかしながら、後
縁の隔壁46は低温のブリッジであり、その対応するサ
イドリブ34との接合部は、低温の隔壁と高温の側壁と
の間の熱不均衡な局部領域を形成し、ノズル羽根の耐用
年数に悪影響を及ぼす。
【0046】したがって、好ましい実施形態において、
従来のように連結された後縁隔壁46及びサイドリブ3
4は、図2に示すように隔壁延長部の後端を切断するこ
とにより互いに切り離され、該隔壁の延長部が除去され
ており、このことは、特に図3に示すように、負圧側壁
に沿った対応するサイドリブ34の後端を切断すること
に相当する。
【0047】切断された隔壁46は、後方バッフルのた
めの後方隔離構造を提供するためには利用できないの
で、サイドリブとは異なる平面における隔壁46の少な
くとも1つは、図2及び図3に示すように、該隔壁から
前向きに後方キャビティ内に延びる第2の端リブ56b
を含むことが好ましい。
【0048】図4に最も良く示すように、後縁隔壁46
の各々は、第1及び第2の側壁20、22をつないでお
り、通常の鋳造法によってそれらと一体に構成されてい
る。図2に付加的に示すように、単一の端リブ56b
は、例示的な実施形態において内側バンド16に隣接す
る隔壁の最後の一つのみから延びるようにすることが好
ましい。この端リブ56bは、対応する最後の隔壁46
の延長部であるので、該端リブ56bもまた2つの側壁
をつなぐが、作動中に高温になる側壁に比べて作動中に
おいても実際上低温である。
【0049】したがって、図2に示す端リブ56bは、
後方キャビティ32内でサイドリブ34から羽根のスパ
ン方向に沿って半径方向に間隔を置いて配置し、サイド
リブ34から端リブ56bを切り離し、この位置におけ
る熱に起因する応力を大幅に低下させながら、後方バッ
フル38のための対応する隔離構造を与えるようにする
ことが好ましい。
【0050】図2に示す例示的な実施形態において、外
側バンド14は、組立て中にキャビティ内に後方バッフ
ル38を半径方向に受け入れるために、後方キャビティ
32の位置に外側ポート58を含み、該ポートを通じて
冷却空気40を受ける。これに対応して、後方キャビテ
ィにおいて内側バンド16は閉じられている。
【0051】同様に、内側バンド16は、前方バッフル
36を受け入れるために、前方キャビティ30の位置に
内側ポート60を含み、該ポートを通じて冷却空気の別
の一部を受ける。これに対応して、前方キャビティにお
いて外側バンド14は閉じられている。
【0052】図2に示すように、内側の最後の一つを除
く全ての後縁隔壁46は、後方バッフル38の後端より
手前になるように、また、外側ポート58の後端より手
前になるように、切断された形状にすることが好まし
い。このようにして、外側ポート58の後端は、後方バ
ッフル38の外側端に隔離構造を与えるために効果的に
用いることができ、最内側の隔壁46は、バッフルの内
側端に隔離構造を与えるための端リブ56bを含む。
【0053】端リブ56bは、サイドリブ34から切り
離されるので、両者の間におけるいかなる熱不均衡も最
小限になる。さらに、端リブ56bは、好ましくは最内
側の隔壁46に配置されるので、羽根の外側の燃焼ガス
から高い熱負荷を受ける位置に配置されたスパン方向中
間部の隔壁よりも、実質的に低温の環境となる。内側バ
ンドの低温位置、及び該低温位置に配置された端リブ5
6bは、端リブ56bと、該リブが取り付けられた側壁
との間のつなぎ部分におけるいかなる熱の不均衡をも最
小限にする。
【0054】同じく図2に示すように、複数の第1の端
リブ56aは、好ましくは前方キャビティ30内の半径
方向のブリッジ28から延び、羽根のスパン方向に沿っ
て互いに半径方向に間隔を置いて配置される。
【0055】図3に示すように、第1の端リブ56a
は、前方キャビティ内の向かい合う羽根側壁20、22
の間に位置するブリッジ28の前側と一体に形成され、
低温のブリッジからサイドリブ34を切断するのと同様
の方法で、側壁から端リブを切り離すために、2つの側
壁の間の周方向の長さが切断される。このようにして、
端リブ56aは、側壁から切り離されたままで、前方バ
ッフル36の後端に効果的な隔離構造を与え、側壁位置
での熱に起因する応力を最小限にすることができる。
【0056】図5に示すように、6つの例示的なサイド
リブ34が、前方キャビティ30の第1の側壁20に沿
って半径方向に間隔を置いて配置され、それより少数
の、例えば3つのサイドリブ34が、向かい合う第2の
側壁22に沿って間隔を置いて配置される。正圧側のリ
ブ34は、好ましくは、対応する負圧側リブ34と同じ
半径方向の平面に配置され、バッフル36を両者の間で
中央に配置することができる。また、前方キャビティ3
0の第1の端リブ56aは、両側壁20、22に沿うサ
イドリブ34の対応する一つと同一平面にあるようにす
ることが好ましい。
【0057】図3に最もよく示すように、同一平面上の
3つのリブ34、56aは、前方バッフル36をその周
方向の大部分で拘束し、該バッフルを前方キャビティ3
0の中央に配置することができる。しかしながら、サイ
ドリブ34及び端リブ56aは、構造的に互いに切り離
されており、また低温のブリッジと高温の側壁20、2
2との接合部から切り離されている。
【0058】したがって、前方バッフルは、効果的に前
方キャビティの中央に配置され、低温のブリッジと羽根
の側壁との接合部、特に、従来では羽根の寿命を制限す
る領域であった凸状側壁20において、熱応力が大幅に
低減される。上に示すように、隔離構造の改良された形
状により、これら改良を加えていない従来の商業的設計
と比べて、ノズル羽根の有用性を4倍に向上させること
ができる。
【0059】商業的なタービンノズルにおける従来の寿
命制限の原因についての発見は、当初の設計に小さな変
更を加えることを必要とするだけで、しかも耐用年数を
大幅に延ばすのに大きな効果を有する解決策に導くもの
である。細長いサイドリブ34は、低温のブリッジ28
からだけでなく後縁隔壁46からも局部的に切り離さ
れ、それらの間における熱の不均衡を大幅に低減する。
また、端リブ56a、56bは、端リブと高温の側壁と
の間の望ましくない熱の不均衡を誘発することなく、対
応する衝突バッフルを支持するために好ましい位置に挿
入される。
【0060】この改良された特徴は、ガスタービンエン
ジンの通常の整備休止中における取替え時に既存の設計
に後付けの形で取り入れられるだけでなく、新しいター
ビンノズルの設計に容易に組み入れることができる。タ
ービンノズルにおける耐用年数の大幅な改善は、製造費
用の増大をほとんど或いは全く伴わずに、ノズル設計の
わずかな変更によって得ることができる。
【0061】本発明の好ましい例示的な実施形態と思わ
れるものを本明細書に説明してきたが、ここでの教示に
基づき、本発明の他の変更が当業者には明らかとなるで
あろう。したがって、本発明の技術思想及び技術的範囲
に含まれるこれら全ての変更は、添付の特許請求の範囲
により確保されることを意図するものである。
【0062】したがって、特許として確保されることを
望むものは、特許請求の範囲に記載し特定している本発
明である。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、
理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施
例に限縮するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 飛行中の航空機に動力を与えるように構成さ
れたガスタービンエンジンの例示的な高圧タービンノズ
ルの一部の斜視図。
【図2】 ノズルの寿命を延ばすための方法を表すフロ
ーチャートとともに図1の羽根の1つを示す半径方向断
面図。
【図3】 ノズルの寿命を延ばすための好ましい方法の
要素とともに、図2に示す羽根を線3−3に沿って切り
取って示す半径方向断面図。
【図4】 図2に示す後方キャビティの一部分を線4−
4に沿って切り取って示す半径方向断面図。
【図5】 図2に示す前方キャビティを線5−5に沿っ
て切り取って示す半径方向断面図。
【符号の説明】
12 羽根 14 外側バンド 16 内側バンド 20 負圧側壁 24 前縁 26 後縁 28 ブリッジ 30 前方キャビティ 32 後方キャビティ 34 サイドリブ 34x サイドリブ融合部 36 前方衝突バッフル 38 後方衝突バッフル 44 後縁回路 46 隔壁 48 後縁流路 50 後縁開口部 52 乱流器 54 フィルム冷却孔 56a、56b 端リブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月12日(2002.4.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】したがって、好ましい実施形態において、
従来のように連結された後縁隔壁46及びサイドリブ3
4は、図2に示すように隔壁延長部の前端を切断するこ
とにより互いに切り離され、該隔壁の延長部が除去され
ており、このことは、特に図3に示すように、負圧側壁
に沿った対応するサイドリブ34の後端を切断すること
に相当する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・エドワード・シュテーゲミラー アメリカ合衆国、オハイオ州、フランクリ ン、シェイカー・ロード、2516番 (72)発明者 スティーブン・ロバート・ブラスフィール ド アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、キャンドルリッジ・ドライブ、777番 Fターム(参考) 3G002 GA08 GB01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側及び内側バンド14、16に固定接
    合された複数の羽根12を備え、 前記羽根の各々は、向かい合って前縁及び後縁24、2
    6の間を弦方向に、及び前記バンドの間をスパン方向に
    延びる第1及び第2の側壁20、22と、前記側壁の間
    を該側壁と一体に延びて、前側に前記前縁により境界さ
    れる前方キャビティ30を、後側に前記後縁により境界
    される後方キャビティ32を定める内部ブリッジ28と
    を含み、 各々の羽根はさらに、前記側壁に沿って弦方向に延び、
    そこから内向きに前記キャビティ内に突出する複数の細
    長いサイドリブ34を含み、 前記リブの各々は、前記ブリッジから前記リブを切り離
    すために、前記ブリッジに隣接する位置で切断されてい
    る、ことを特徴とするタービンノズル10。
  2. 【請求項2】 前記第1の側壁20が外向きに凸状であ
    り、前記リブ34が、前記ブリッジ28において、前記
    リブ34と前記ブリッジ28との間に位置する対応する
    フィレット42の近くで終わることを特徴とする請求項
    1に記載のノズル。
  3. 【請求項3】 前記リブ34が、前記ブリッジ28から
    前方及び後方に、前記側壁20、22に沿って前記キャ
    ビティ30、32の内側で側壁の弦方向の大部分の長さ
    にわたって延びることを特徴とする請求項2に記載のノ
    ズル。
  4. 【請求項4】 前記前方及び後方キャビティの内部にそ
    れぞれ配置され、前記リブ34により前記前方及び後方
    キャビティの中央側に間隔をもって位置させられた、前
    方及び後方衝突バッフル36、38をさらに備えること
    を特徴とする請求項3に記載のノズル。
  5. 【請求項5】 前記バッフル36、38を前記キャビテ
    ィ内に当接するように、前記キャビティ30、32の各
    々の後端に配置された端リブ56a、bをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のノズル。
  6. 【請求項6】 前記後方キャビティ32と流体連通する
    ように前記羽根12の各々内に配置された後縁冷却回路
    44をさらに備え、前記後縁冷却回路は、前記スパン方
    向に沿って間隔を置いて配置された複数の隔壁46を含
    み、該隔壁は、前記後縁26において対応する開口部5
    0で終わる、対応する排出流路48を構成しており、前
    記端リブ56bは、前記隔壁の1つから前方に前記後方
    キャビティ32内ヘ延びることを特徴とする請求項5に
    記載のノズル。
  7. 【請求項7】 前記端リブ56bが、前記後方キャビテ
    ィ32内において前記スパン方向に沿って前記サイドリ
    ブから間隔を置いて配置され、該サイドリブから切り離
    されていることを特徴とする請求項6に記載のノズル。
  8. 【請求項8】 前記端リブ56bが、前記バンド16の
    1つに隣接する前記隔壁の少なくとも1つから延びるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のノズル。
  9. 【請求項9】 前記端リブ56bが、前記第1及び第2
    の側壁20、22をつなぐことを特徴とする請求項8に
    記載のノズル。
  10. 【請求項10】 前記外側バンド14が、前記後方キャ
    ビティ32において前記後方バッフル38を受け入れる
    ための外側ポート58を含み、前記内側バンド16が、
    前記後方キャビティにおいて閉じられており、 前記内側バンド16が、前記前方キャビティ30におい
    て前記前方バッフル36を受け入れるための内側ポート
    60を含み、前記外側バンド14が前記前方キャビティ
    において閉じられており、 前記後方キャビティ32内の前記端リブ56bが内側バ
    ンド16に隣接するように配置された、ことを特徴とす
    る請求項8に記載のノズル。
  11. 【請求項11】 前記端リブ56aが、前記前方キャビ
    ティ30の前記側壁間において前記ブリッジ28と一体
    に形成され、前記側壁から前記端リブを切り離すため
    に、前記側壁において切断されたことを特徴とする請求
    項5に記載のノズル。
  12. 【請求項12】 前記前方キャビティ30内の前記端リ
    ブ56aが、前記側壁20、22に沿った前記サイドリ
    ブ34と同一面上にあることを特徴とする請求項11に
    記載のノズル。
  13. 【請求項13】 複数の前記端リブ56aが、前方キャ
    ビティ30内で前記ブリッジ28から延び、前記スパン
    方向に沿って互いに間隔を置いて配置されたことを特徴
    とする請求項12に記載のノズル。
  14. 【請求項14】 サイドリブ34が初めは前記ブリッジ
    28まで延びて前記ブリッジ28と一体に形成されてい
    るノズル10の寿命を請求項1に記載の構成により延ば
    す方法であって、 前記後方キャビティ32内の前記第1の側壁20に沿っ
    て前記サイドリブ34を前記ブリッジから切断し、 前記前方キャビティ30内の前記第1の側壁20に沿っ
    て前記サイドリブ34を前記ブリッジから切断する、こ
    とを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 前記ブリッジ28における前記第1の
    側壁20と前記ブリッジ28との間に位置する対応する
    フィレット52の近くで、前記切断されたサイドリブ3
    4を融合させることを特徴とする請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 さらに、前記後方キャビティ32内の
    前記第2の側壁22に沿って前記サイドリブ34を前記
    ブリッジ28から切断し、 前記前方キャビティ30内の前記第2の側壁22に沿っ
    て前記サイドリブ34を前記ブリッジから切断する、こ
    とを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の側壁20が外方に向かって
    凸状にされている場合であって、 さらに、前記後方キャビティ32の後端において、前記
    第1の側壁20に沿って前記サイドリブ34を切断する
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 外側及び内側バンド14、16に固定
    接合された複数の羽根12を備え、 前記羽根の各々は、前縁及び後縁24、26間を弦方向
    に、及び前記バンドの間をスパン方向に互いに向かい合
    って延びる第1の凸状側壁20及び第2の凹状側壁22
    と、前記側壁間を一体に延びる内部ブリッジ28とを含
    み、該内部ブリッジ28は、前記前縁により境界された
    前記ブリッジより前側の前方キャビティ、及び前記後縁
    により境界された前記ブリッジより後側の後方キャビテ
    ィ32を定めており、 各々の羽根はさらに、前記側壁に沿って弦方向に延び、
    該側壁から内向きに前記キャビティ内に突出する複数の
    細長いサイドリブ34を含み、 前記リブの各々は、前記ブリッジから前記リブを切り離
    すために、前記ブリッジに隣接する位置で切断されてお
    り、 前記前方及び後方キャビティの内部にそれぞれ配置さ
    れ、前記リブ34により前記キャビティの中央側に間隔
    をもって位置させられた前方及び後方衝突バッフル3
    6、38を備える、ことを特徴とするタービンノズル1
    0。
  19. 【請求項19】 前記リブ34が前記ブリッジ28との
    間に位置する対応するフィレット42において終わって
    おり、前記キャビティ30、32の各々の後端に、キャ
    ビティ内の前記バッフル36、38に当接する端リブ5
    6a、bがさらに設けられたことを特徴とする請求項1
    8に記載のノズル。
  20. 【請求項20】 前記後方キャビティ32と流体連通す
    るように前記羽根12の各々に設けられた後縁冷却回路
    44をさらに含み、該冷却回路は、前記スパン方向に沿
    って間隔を置いて配置された複数の隔壁46を含み、前
    記後縁26において対応する開口部50で終わる対応す
    る排出経路48を構成しており、 前記後方キャビティ32内の前記端リブ56bは、前記
    隔壁46の1つから前方に前記後方キャビティ32内に
    延びており、 前記前方キャビティ内の前記端リブは、前記側壁の間に
    おいて前記ブリッジ28と一体に形成され、前記側壁か
    ら前記端リブを切り離すために前記側壁において切断さ
    れている、ことを特徴とする請求項19に記載のノズ
    ル。
  21. 【請求項21】 前記後方キャビティ32内の前記端リ
    ブ56bは、前記キャビティ内で前記スパン方向に沿っ
    て前記サイドリブ34から間隔を置いて配置されて前記
    サイドリブ34から切り離され、 複数の前記端リブ56aが、前記前方キャビティ30内
    の前記ブリッジ28から延び、前記スパン方向に沿って
    互いに間隔を置いて配置された、 ことを特徴とする請求項20に記載のノズル。
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