JP2002266498A - 発電所の建設計画装置 - Google Patents

発電所の建設計画装置

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JP2002266498A
JP2002266498A JP2001064220A JP2001064220A JP2002266498A JP 2002266498 A JP2002266498 A JP 2002266498A JP 2001064220 A JP2001064220 A JP 2001064220A JP 2001064220 A JP2001064220 A JP 2001064220A JP 2002266498 A JP2002266498 A JP 2002266498A
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dimensional
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Yutaka Sato
豊 佐藤
Mikiya Baba
幹也 馬場
Shinsuke Kojima
慎介 小島
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Toshiba Corp
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    • Y02E40/76
    • Y04S10/545

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設工程に即した建設状態および工事状態の
状況を時系列的に確認できる発電所の建設計画装置を提
供することである。 【解決手段】 演算処理装置2は、CADデータ格納部
1に格納された建物躯体に配置される設備の3次元の設
備データおよび建設工程データ格納部5に格納された発
電所の建設工程データに基づいて、建設工程に対応した
設備状態データを作成し、出力装置である画面表示装置
3や印刷装置4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電所の建設計画
を管理する建設計画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電所の建設計画にあたって
は、建物躯体とその建物躯体に設置される設備の干渉を
調整し、干渉が生じないように建設計画を立てるように
している。
【0003】図6は従来の発電所の建設計画装置のブロ
ック構成図である。CADデータ格納部1には、予め建
物躯体とその建物躯体に設置される設備の2次元や3次
元のCADデータが格納されている。設備は建物躯体に
配置される機器、配管装置、電気設備、計装設備やこれ
らの付属品等であり、これら設備のCADデータが建物
躯体のCADデータと共にCADデータ格納部1に格納
されている。
【0004】演算処理装置2は、建物躯体のCADデー
タおよび設備のCADデータを合成したり分離したりし
て干渉チェックを行い、その結果を出力装置である画面
表示装置3や印刷装置4に出力するようにしている。そ
して、干渉部分がある場合には、その干渉部分を修正
し、発電所の完成状態のデータとして保存している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の発電所の建設計画装置においては、建物躯体と設
備と配置関係が発電所の完成状態のデータとして保存は
できるものの、建設工程に即した建物躯体と設備との配
置関係は十分な確認ができない。また、建設工事に必要
な揚重機、支保工、足場等の仮設物の配置についても十
分な確認ができない。すなわち、建設途上の時系列的な
状況が十分に把握できないので、発電所の建設計画に多
大な労力を要している。
【0006】一般に、発電所の建設は規模が大きく、建
築工事、土木工事、機電工事が錯綜するため建設工程が
複雑であり、建設工程の調整には多大な労力を要してい
る。また、建設途上では、建築工事、土木工事、機電工
事に必要となる揚重機、支保工、足場等の仮設物等によ
り、お互いの工事に制約を与えることが多々あり、その
ための現場工事調整にも多大な労力を要している。さら
に、建設工程の変更があれば、その変更分のみならず、
全体工期にも影響を及ぼしかねなく、発電所の納期を確
保するうえでは、工程調整や工事調整は非常に重要とな
っている。
【0007】本発明の目的は、建設工程に即した建設状
態および工事状態の状況を時系列的に確認できる発電所
の建設計画装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
発電所の建設計画装置は、建物躯体に配置される設備の
3次元の設備データを格納するCADデータ格納部と、
発電所の建設工程データを格納した建設工程データ格納
部と、前記設備データおよび前記建設工程データに基づ
いて建設工程に対応した設備状態データを作成する演算
処理装置と、前記演算処理装置で作成された前記設備状
態データを出力する出力装置とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項1の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、演算処理装置は、CADデータ格納部
に格納された建物躯体に配置される設備の3次元の設備
データおよび建設工程データ格納部に格納された発電所
の建設工程データに基づいて、建設工程に対応した設備
状態データを作成し、出力装置に出力する。
【0010】請求項2の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項1の発明において、前記CADデータ格
納部は発電所の建設工事に必要な揚重機の2次元あるい
は3次元CADデータを格納し、前記演算処理装置は前
記建設工程データに基づいて建設工程に対応した揚重機
状態データを作成し前記出力装置に出力することを特徴
とする請求項1に記載の発電所の建設計画装置。
【0011】請求項2の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項1の発明の作用に加え、演算処
理装置はCAD格納部に格納された建設工程データに基
づいて建設工程に対応した揚重機状態データを作成し出
力装置に出力する。
【0012】請求項3の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記
CADデータ格納部は発電所の建設工事の掘削形状の2
次元あるいは3次元CADデータを格納し、前記演算処
理装置は前記建設工程データに基づいて建設工程に対応
した掘削形状状態データを作成し前記出力装置に出力す
ることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項1または請求項2の発明の作用
に加え、演算処理装置はCAD格納部に格納された建設
工程データに基づいて建設工程に対応した掘削形状状態
データを作成し出力装置に出力する。
【0014】請求項4の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項の発明
において、前記CADデータ格納部は発電所の建設工事
の建物躯体の構築に必要な仮設物の2次元あるいは3次
元CADデータを格納し、前記演算処理装置は前記建設
工程データに基づいて建設工程に対応した建設躯体用仮
設物状態データを作成し前記出力装置に出力することを
特徴とする。
【0015】請求項4の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項1ないし請求項3のいずれか1
項の発明の作用に加え、演算処理装置はCADデータ格
納部に格納された建設工程データに基づいて建設工程に
対応した建設躯体用仮設物状態データを作成し出力装置
に出力する。
【0016】請求項5の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項の発明
において、前記CADデータ格納部は発電所の建設工事
の建物躯体に配置される設備の据付工事に必要な仮設物
の2次元あるいは3次元CADデータを格納し、前記演
算処理装置は前記建設工程データに基づいて建設工程に
対応した据付工事用仮設物状態データを作成し前記出力
装置に出力することを特徴とする。
【0017】請求項5の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項1ないし請求項4のいずれか1
項の発明の作用に加え、演算処理装置はCADデータ格
納部に格納された建設工程データに基づいて建設工程に
対応した据付工事用仮設物状態データを作成し出力装置
に出力する。
【0018】請求項6の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項4または請求項5の発明において、前記
CADデータ格納部は前記仮設物の搬出入に使用する仮
開口の2次元あるいは3次元CADデータを格納し、前
記演算処理装置は前記建設工程データに基づいて建設工
程に対応した仮開口状態データを作成し前記出力装置に
出力することを特徴とする。
【0019】請求項6の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項4または請求項5の発明の作用
に加え、演算処理装置はCADデータ格納部に格納され
た建設工程データに基づいて建設工程に対応した仮開口
状態データを作成し出力装置に出力する。
【0020】請求項7の発明に係わる発電所の建設計画
装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項の発明
において、前記CADデータ格納部は発電所の建設工事
の建物躯体への埋設品の2次元あるいは3次元CADデ
ータを格納し、前記演算処理装置は前記建設工程データ
に基づいて建設工程に対応した埋設品状態データを作成
し前記出力装置に出力することを特徴とする。
【0021】請求項7の発明に係わる発電所の建設計画
装置においては、請求項1ないし請求項6のいずれか1
項の発明の作用に加え、演算処理装置はCADデータ格
納部に格納された建設工程データに基づいて建設工程に
対応した埋設品状態データを作成し出力装置に出力す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わる発電所の建設
計画装置のブロック構成図である。
【0023】CADデータ格納部1には、予め建物躯体
とその建物躯体に設置される設備の2次元や3次元のC
ADデータが格納されている。設備は建物躯体に配置さ
れる機器、配管装置、電気設備、計装設備やこれらの付
属品等であり、これら設備のCADデータが建物躯体の
CADデータと共にCADデータ格納部1に格納されて
いる。
【0024】また、建設工程データ格納部5には発電所
の建設工程データが格納されており、演算処理装置2
は、建設工程データに基づいて、建物躯体のCADデー
タおよび設備のCADデータを合成したり分離したり
し、工程時期に対応した設備状態データを作成する。す
なわち、CADデータ格納部1に格納された発電所の設
備データと建設工程データ格納部6に格納された発電所
の建設工程データとは、関連付けされており、演算処理
装置2は建設工程に応じた設備の配置関係を設備状態デ
ータとして作成する。
【0025】そして、その結果をデータ記憶部6に記憶
すると共に出力装置である画面表示装置3や印刷装置4
に出力する。これにより、建設時期に応じた建物躯体と
設備との配置関係が容易に把握できるようになり、発電
所の建設計画が円滑に行える。
【0026】図2は建設工程データの説明図である。図
2に示した建設工程データは、建物躯体の区画1と区画
2との建設工程表を示している。区画1では、区画1の
壁工事を行なった後、タンクを上方から吊り下ろして搬
入し、引き続き配管材を搬入して床面に仮置きする。そ
の後、天井工事を行う。区画2では、区画1より2日後
に壁工事を行なった後、ポンプを上方から吊り下ろして
搬入し、引き続き配管材を搬入して床面に仮置きする。
その後、天井工事を行う。
【0027】演算処理装置2では、設備データとこの建
設工程データとを関連付けて、設備の建設進捗に合わせ
た設備状態データを作成する。
【0028】図3は、演算処理装置2の処理内容を示す
フローチャートである。管理者により、建物躯体の区画
と工事の期間とが設定されたか否かを判定する(S
1)。区画と期間が設定された場合には、その期間内の
建設状態データを作成する(S2)。建設状態データ
は、その期間内の日にち毎の区画内の建設状態を示すデ
ータであり、演算処理装置2は工事の開始日から工事の
完了日までの各日にちの建設状態を示すデータを作成す
る。
【0029】そして、工事期間内の日にちの設定があっ
たか否かを判定し(S3)、日にちの設定があった場合
には、その建設状態のデータを画面表示装置3に表示す
る(S4)と共にデータ記憶部6に記憶する(S5)。
【0030】図4は建設状態データの表示の一例を示す
斜視図である。この一例では、建物躯体の区画として、
図2に示す区画1および区画2が設定され、その期間と
して、工事開始日と工事完了日(工事期間17日)が設
定され、日にちとして10日目が設定された場合を示し
ている。すなわち、区画1では、壁7が完成しておりタ
ンク8も基礎9にオンベースされ、配管10を仮置きし
ている状況である。区画2では、壁11が完成し、ポン
プ12を基礎13にオンベースしている状況である。
【0031】このように、区画1および区画2、工事の
開始日および工事の終了日を入力すると、時系列的にぞ
れぞれの日ごとに区画1および区画2の建設状態データ
が演算処理装置2で演算され、日にちを指定するとその
日にちの建設状態データが3次元で画面表示装置3に表
示される。従って、ぞれぞれの日ごとの建設状態が3次
元で時系列的に把握できる。
【0032】すなわち、建設計画の各建設状態が画面表
示装置3に3次元で表示されるので、建設計画が可視化
できる。また、建設工程が変更になったときでも、建設
工程データの変更に伴って、建設状態データが更新され
るので、容易に設備の配置状況の更新を確認できる。例
えば、壁7の工事期間が短縮された場合には、タンク8
の納期の変更が容易に確認できる。以上のように確認さ
れた建設状態データは、データ記憶装置6に記憶され
る。
【0033】次に、区画の建設状態だけでなく、建設状
況に応じて工事状態を把握するようにすることも可能で
ある。この場合には、CADデータ格納部1に、発電所
の建設工事に必要な揚重機、建設工事の掘削形状、建物
躯体の構築に必要な仮設物、建物躯体に配置される設備
の据付工事に必要な仮設物、仮設物の搬出入に使用する
仮開口、建物躯体への埋設品等の2次元あるいは3次元
CADデータを予め格納しておく。
【0034】すなわち、CADデータ格納部1には、建
物躯体とこの建物躯体に設置される機器、配管装置、電
気設備、計装設備やこれらの付属品等からなる発電所の
設備の2次元あるいは3次元CADデータに加え、揚重
機、掘削形状、支保工や足場や支持装置等の仮設物、仮
開口、埋設品の2次元あるいは3次元CADデータを予
め記憶しておく。
【0035】図5は、工事状態を把握する場合の演算処
理装置2の処理内容を示すフローチャートである。
【0036】管理者により、建物躯体の区画と工事の期
間とが設定されたか否かを判定する(S11)。区画と
期間が設定された場合には、その期間内の工事状態デー
タを作成する(S12)。工事状態データは、その期間
内の日にち毎の区画内の工事状態を示すデータであり、
演算処理装置2は工事の開始日から工事の完了日までの
各日にちの工事状態を示すデータを作成する。
【0037】そして、工事状態データの読み出し要求が
あったか否かを判定し(S13)、読み出し要求があっ
たときは、その工事状態データを画面表示装置3に表示
する(S14)と共にデータ記憶部6に記憶する(S1
5)。
【0038】すなわち、演算処理装置2は、管理者が建
物躯体の区画、工事開始日と工事終了日、あるいは確認
したい期間の日程を入力すると、時系列的にぞれぞれの
日ごと、あるいは週ごと、あるいは月ごとに工事状態を
3次元で画面表示装置3に表示する。また、ある日にち
を指定すると、その日の工事状態を3次元で画面表示装
置3に表示する。
【0039】ここで、工事状態データとしては、建設工
程に対応した揚重機状態データ、建設工程に対応した掘
削形状状態データ、建設工程に対応した建設躯体用仮設
物状態データ、建設工程に対応した据付工事用仮設物状
態データ、建設工程に対応した仮開口状態データ、建設
工程に対応した埋設品状態データ等がある。
【0040】建設工程に対応した揚重機状態データは、
発電所の建設工事に必要な揚重機の2次元あるいは3次
元CADデータおよび建設工程データに基づいて演算さ
れ、建設工程に即した建設途上の揚重機の状況を時系列
的に表したデータである。
【0041】建設工程に対応した掘削形状状態データ
は、発電所建設時の掘削形状の2次元あるいは3次元C
ADデータおよび建設工程データに基づいて演算され、
建設工程に即した建設途上の掘削・埋め戻し状況を時系
列的に表したデータである。
【0042】建設工程に対応した建設躯体用仮設物状態
データは、建物躯体の構築に必要な支保工や足場等の仮
設物の2次元あるいは3次元CADデータおよび建設工
程データに基づいて演算され、建設工程に即した建設途
上の支保工や足場等の仮設物の状況を時系列的に表した
データである。
【0043】建設工程に対応した据付工事用仮設物状態
データは、建物躯体に設置される機器、配管装置、電気
設備、計装設備やこれらの付属品等の据付工事に必要な
足場や支持装置等の仮設物の2次元あるいは3次元CA
Dデータおよび建設工程データに基づいて演算され、建
設工程に即した建設途上の足場や支持装置等の仮設物の
状況を時系列的に表したデータである。
【0044】建設工程に対応した仮開口状態データは、
機器、配管装置、電気設備、計装設備やこれらの付属品
あるいは支保工や足場や支持装置等の仮設物の搬出入に
使用する仮開口の2次元あるいは3次元CADデータお
よび建設工程データに基づいて演算され、建設工程に即
した建設途上の仮開口の状況を時系列的に表したデータ
である。
【0045】建設工程に対応した埋設品状態データは、
埋め込みプレートや電線管や排水管等、建物躯体の埋設
品の2次元あるいは3次元CADデータおよび建設工程
データに基づいて演算され、建設工程に即した建設途上
の埋め込みプレートや電線管や排水管等、建物躯体の埋
設品の状況を時系列的に表したデータである。
【0046】このように建設計画の各工事状態が、画面
表示装置3に3次元で表示されるので、機器の搬入時
期、足場材との干渉状況、仮開口の適正化等建設計画に
関する必要な状況が建設工事を開始する前に、しかも、
容易に可視化でき建設計画の合理化が図れる。
【0047】また、工程が変更になったときでも、建設
工程データを変更すると、演算処理装置2により、工事
状態データが更新されるので画面表示装置3で容易に確
認できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、建物躯体とこの建物躯体に設置される設備の3
次元CADデータが建設工程データとリンクして建設状
態データとして把握できるので、時系列的に建設状態が
3次元で容易に確認できる。
【0049】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、発電所の建設工事に必要な揚重機
を含めて、時系列的に建設の工事状態が3次元で容易に
確認できる。
【0050】請求項3の発明によれば、請求項1または
請求項2の発明の効果に加え、掘削形状を含めて、時系
列的に建設の状態が3次元で容易に確認できる。
【0051】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明の効果に加え、建物躯体の構
築に必要な支保工や足場等の仮設物を含めて、時系列的
に建設の状態が3次元で容易に確認できる。
【0052】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明の効果に加え、建物躯体に設
置される機器、配管装置、電気設備、計装設備やこれら
の付属品等の据付工事に必要な足場や支持装置等の仮設
物を含めて、時系列的に建設の状態が3次元で容易に確
認できる。
【0053】請求項6の発明によれば、請求項4または
請求項5の発明の効果に加え、機器、配管装置、電気設
備、計装設備やこれらの付属品あるいは支保工や足場や
支持装置等の仮設物の搬出入に使用する仮開口を含め
て、時系列的に建設の状態が3次元で容易に確認でき
る。
【0054】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
請求項6のいずれかの発明の効果に加え、埋め込みプレ
ートや電線管や排水管等、建物躯体の埋設品を含めて、
時系列的に建設の状態が3次元で容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる発電所の建設計画
装置のブロック構成図。
【図2】本発明の実施の形態における建設工程データの
説明図。
【図3】本発明の実施の形態における建設状態を把握す
る場合の演算処理装置の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の実施の形態における建設状態データの
表示の一例を示す斜視図。
【図5】本発明の実施の形態における工事状態を把握す
る場合の演算処理装置の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図6】従来の発電所の建設計画装置のブロック構成
図。
【符号の説明】 1…CADデータ格納部、2…演算処理装置、3…画面
表示装置、4…印刷装置、5…建設工程データ格納部、
6…データ記憶部、7、11…壁、8…タンク、9、1
3…基礎、10…配管、12…ポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に配置される設備の3次元の設
    備データを格納するCADデータ格納部と、発電所の建
    設工程データを格納した建設工程データ格納部と、前記
    設備データおよび前記建設工程データに基づいて建設工
    程に対応した設備状態データを作成する演算処理装置
    と、前記演算処理装置で作成された前記設備状態データ
    を出力する出力装置とを備えたことを特徴とする発電所
    の建設計画装置。
  2. 【請求項2】 前記CADデータ格納部は発電所の建設
    工事に必要な揚重機の2次元あるいは3次元CADデー
    タを格納し、前記演算処理装置は前記建設工程データに
    基づいて建設工程に対応した揚重機状態データを作成し
    前記出力装置に出力することを特徴とする請求項1に記
    載の発電所の建設計画装置。
  3. 【請求項3】 前記CADデータ格納部は発電所の建設
    工事の掘削形状の2次元あるいは3次元CADデータを
    格納し、前記演算処理装置は前記建設工程データに基づ
    いて建設工程に対応した掘削形状状態データを作成し前
    記出力装置に出力することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の発電所の建設計画装置。
  4. 【請求項4】 前記CADデータ格納部は発電所の建設
    工事の建物躯体の構築に必要な仮設物の2次元あるいは
    3次元CADデータを格納し、前記演算処理装置は前記
    建設工程データに基づいて建設工程に対応した建設躯体
    用仮設物状態データを作成し前記出力装置に出力するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載の発電所の建設計画装置。
  5. 【請求項5】 前記CADデータ格納部は発電所の建設
    工事の建物躯体に配置される設備の据付工事に必要な仮
    設物の2次元あるいは3次元CADデータを格納し、前
    記演算処理装置は前記建設工程データに基づいて建設工
    程に対応した据付工事用仮設物状態データを作成し前記
    出力装置に出力することを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれか1項に記載の発電所の建設計画装置。
  6. 【請求項6】 前記CADデータ格納部は前記仮設物の
    搬出入に使用する仮開口の2次元あるいは3次元CAD
    データを格納し、前記演算処理装置は前記建設工程デー
    タに基づいて建設工程に対応した仮開口状態データを作
    成し前記出力装置に出力することを特徴とする請求項4
    または請求項5に記載の発電所の建設計画装置。
  7. 【請求項7】 前記CADデータ格納部は発電所の建設
    工事の建物躯体への埋設品の2次元あるいは3次元CA
    Dデータを格納し、前記演算処理装置は前記建設工程デ
    ータに基づいて建設工程に対応した埋設品状態データを
    作成し前記出力装置に出力することを特徴とする請求項
    1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発電所の建設
    計画装置。
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